本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07-13714-2 16 bit マイクロコントローラ CMOS MB90460/465 シリーズ MB90462/467/F462/F462A/F463A/V460 ■ 概 要 MB90460/465 シリーズは , 民生機器などの高速リアルタイム処理を必要とするプロセス制御アプリケーション用に設計 された汎用 16 ビットマイクロコントローラです。 MB90460/465 シリーズの F2MC-16LX CPU コアの命令体系は , F2MC *ファミリの AT アーキテクチャを継承するととも に , 高級言語対応命令の追加やアドレッシングモードの拡張 , 乗除算命令の強化 , ビット処理命令の充実を図っています。 さらに , 32 ビットアキュムレータの搭載によりロングワードデータの処理も可能になっています。 周辺リソースとしては , 8/10 ビット A/D コンバータ , UART (SCI) 2 ch, 16 ビット PPG タイマ , 多機能タイマ (16 ビット フリーランタイマ , インプットキャプチャユニット (ICU) 4 ch, アウトプットコンペアユニット (OCU) 6 ch, 16 ビット PPG タイマ , 波形発生器 ) , マルチパルスジェネレータ (16 ビット PPG タイマ , 16 ビットリロードタイマ , 波形シーケンサ ) , PWC 2 ch, 16 ビットリロードタイマ , および DTP/ 外部割込みなどの豊富な周辺機能を内蔵しています。 *:F2MC は , FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の商標です。 ■ 特 長 ・ 最小命令実行時間:62.5 ns / 4 MHz 原発振 4 逓倍 (PLL クロック逓倍方式 ) ・ 最大メモリ空間 16 M バイト , リニア / バンク方式によるアクセス ・ コントローラ用途に最適化された命令系 サポートするデータタイプ:ビット , バイト , ワード , ロングワード 標準アドレッシングモード:23 種類 32 ビットアキュムレータによる高精度演算 符号付き乗除算命令と RETI 命令機能強化 ・ 高級言語 (C 言語 ) / マルチタスク対応命令の強化 システムスタックポインタの採用 各種ポインタ間接命令の強化とバレルシフト命令 ・ プログラムパッチ機能 (2 アドレスポインタ ) ・ 実行速度の向上:4 バイトの命令キュー ・ 強力な割込み機能 8 レベルまでプログラム可能な優先順位レベル 外部割込み入力:8 ライン (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 開発における最新の注意事項に関しては , 必ず「Check Sheet」を参照してください。 「Check Sheet」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われるチェック項目 をリストにしたものです。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2001-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2008.8 MB90460/465 シリーズ (続き) ・ CPU に依存しない自動データ転送機能 最大 16 ch の拡張インテリジェント I/O サービス DTP 要求入力:8 ライン ・ 内蔵 ROM FLASH 版:64 K バイトフラッシュセキュリティ付 (MB90F462/F462A), 128K バイトフラッシュセキュリティ付 (MB90F463A) MASKROM 版:64 K バイト (MB90462/467) ・ 内蔵 RAM 評価品:8 K バイト FLASH 版:2 K バイト MASKROM 版:2 K バイト ・ 汎用ポート 最大 51 ch ( プルアップ抵抗設定可能入力:16 ch) ・ A/D コンバータ (RC):8 ch 8/10 ビット分解能切換え可能 変換時間:6.13 µs ( 最小 ) , 16 MHz 動作時 ・ UART:2 ch ・ 16 ビット PPG:3 ch (MB90460 シリーズ ), 2 ch (MB90465 シリーズ ) モード切換え機能付き (PWM モードまたはワンショットモード ) 多機能タイマとマルチパルスジェネレータと協調して , または独立して動作可能 (MB90460 シリーズのみ ) ・ 16 ビットリロードタイマ:2 ch マルチパルスジェネレータと協調して , または独立して動作可能 (MB90460 シリーズのみ ) ・ 16 ビット PWC タイマ:2 ch (MB90460 シリーズ ), 1 ch (MB90465 シリーズ ) ・ 多機能タイマ インプットキャプチャ:4 ch アウトプットコンペア , 選択可能バッファ付き:6 ch フリーランタイマ , アップまたはアップ / ダウンモード選択 , 選択可能バッファ付き:1 ch 16 ビット PPG:1 ch 波形発生器:(16 ビットタイマ:3 ch, 3 相波形またはデッドタイム ) ・ マルチパルスジェネレータ 16 ビット PPG:1 ch (MB90460 シリーズのみ ) 16 ビットリロードタイマ:1 ch 波形シーケンサ:(16 ビットタイマ , バッファおよびコンペアクリア機能付き ) (MB90460 シリーズのみ ) ・ タイムベースカウンタ / ウォッチドッグタイマ:18 ビット ・ 低消費電力モード: スリープモード ストップモード CPU 間欠動作モード ・ パッケージ LQFP-64 (FPT-64P-M23, ピッチ 0.65 mm) QFP-64 (FPT-64P-M06, ピッチ 1.00 mm) SDIP-64 (DIP-64P-M01, ピッチ 1.78 mm) ・ CMOS テクノロジ 2 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ■ 品種構成 品種名 項 目 シリーズ 分類 MB90V460 MB90F462 MB90F462A MB90F463A ⎯ MB90462 MB90465 MB90460 シリーズ 量産製品 ( フラッシュ ROM) 開発 / 評価用製品 ROM 容量 ⎯ RAM 容量 8 K バイト CPU 機能 基本命令数 最小命令実行時間 アドレッシング モード データビット長 最大メモリ空間 I/O ポート I/Oポート (CMOS) :51 本 64 K バイト 128 K バイト シリーズ 量産製品 ( マスク ROM) 64 K バイト 2 K バイト :351 命令 :62.5 ns/4 MHz (PLL による 4 分周 ) :23 :1, 8, 16 ビット :16 M バイト パルス幅カウンタタイマ :2 ch PWC MB90467 パルス幅 カウンタ タイマ :1ch タイマ機能 (3 つの内部クロックからカウンタタイマを選択 ) 種々のパルス幅測定機能 (H パルス幅 , L パルス幅 , 立上りエッジから立下りエッジまでの時間 , 立下りエッジから立上りエッジまでの時間 , 立上りエッジから立上りエッジまでの時間 , 立 下りエッジから立下りエッジまでの時間 ) UART UART :2 ch 全二重ダブルバッファ (8 ビット長 ) クロック非同期伝送またはクロック同期伝送 ( スタートおよびストップビット付き ) を選択し て使用 1 対 1 ( 双方向通信 ) または 1 対 n ( マスタスレーブ型接続による通信 ) の伝送が可能 16 ビットリロード タイマ :2 ch リロードタイマ リロードモード , シングルショットモード , またはイベントカウントモードを選択可能 マルチパルスジェネレータと協調して , または独立して動作可能 (MB90460 シリーズのみ ) PPG タイマ: 2ch PPG タイマ:3 ch 16 ビット PPG タイマ PWM モードまたはシングルショットモードを選択可能 多機能タイマ / マルチパルスジェネレータとの併用 (MB90460 シリーズのみ ), または独立して 動作可能 16 ビットフリーランタイマ , アップまたはアップ / ダウンモード選択 , バッファ付き:1 ch 16 ビットアウトプットコンペア :6 ch 多機能タイマ 16 ビットインプットキャプチャ :4 ch (AC/DC モータ制御用 ) 16 ビット PPG タイマ :1 ch 波形発生器 (16 ビットタイマ:3 ch, 3 相波形またはデッドタイム ) マルチパルス ジェネレータ (DC モータ制御用 ) 16 ビット PPG タイマ : 1 ch 波形シーケンサ (16 ビットタイマにバッファ機能 , コンペアクリア機能あり ) ⎯ 16 ビットリロードタイマ 動作 ( トグル出力 , シングルショット出力選択可 ) イベントカウンタ機能 : 1 ch 内蔵 8/10 ビット A/D コンバータ 8/10 ビット分解能 (8 ch) 変換時間 DTP/ 外部割込み 独立チャネル 8 ch 割込み要因:立上りエッジ , 立下りエッジ , “L” レベル , “H” レベル 低消費電力 ストップモード / スリープモード /CPU 間欠動作モード :最小 6.13 µs ( 内部クロック 16 MHz) (続く) DS07-13714-2 3 MB90460/465 シリーズ (続き) 品 名 MB90V460 項 目 MB90F462 MB90F462A MB90F463A MB90467 LQFP-64 (FPT-64P-M23, ピッチ 0.65 mm) QFP-64 (FPT-64P-M06, ピッチ 1.00 mm) SDIP-64 (DIP-64P-M01, ピッチ 1.78 mm) PGA256 パッケージ MB90462 動作時電源電圧 * 4.5 V ∼ 5.5 V CMOS プロセス *:動作周波数などの条件によって異なります (「■電気的特性」の項を参照 ) 。 MB90V460 に対する保証は , ツールを使用して電源電圧 4.5 ∼ 5.5 V, 動作温度 0 ∼+ 25 °C, 動作周波数 1 ∼ 16 MHz で動作している場合にのみ適用されます。 ■ パッケージと品種対応 パッケージ MB90V460 MB90F462 MB90F462A MB90F463A MB90462 MB90467 PGA256 ○ × × × × × FPT-64P-M23 × ○ ○ ○ ○ ○ FTP-64P-M06 × ○ ○ ○ ○ ○ DIP-64P-M01 × ○ ○ ○ ○ ○ ○:あり , ×:なし (注意事項)各パッケージの詳細については「■パッケージ・外形寸法図」の項を参照。 ■ 品種間の相違点 メモリサイズ 評価用製品による評価時には , 評価用製品と実際に使用する製品の違いにご注意ください。以下の点を考慮する必要が あります。 ・ MB90V460 は内蔵 ROM を持っていませんが , 専用開発ツールを使用し , 開発ツールの設定で ROM サイズを選択する ことにより , 内蔵 ROM を持つチップと同等の動作を評価することができます。 ・ MB90V460 では , FF4000H ∼ FFFFFFH のイメージは 00 バンクへマップされ , FE0000H ∼ FF3FFFH のみが FF バンクに マップされます。( この設定は開発ツールの構成により変更することができます。) ・ MB90462/F462/467/F462A/F463A では , FF4000H ∼ FFFFFFH のイメージは 00 バンクへマップされ , FE0000H ∼ FF3FFFH のみが FF バンクにマップされます。 MB90460 シリーズと MB90465 シリーズの違い ・ 波形のシーケンサ , 16 ビット PPG タイマ 1, および PWC0 は MB90465 シリーズ搭載されていません。 MB90F462, MB90F462A と MB90F463A の違い ・ MB90F463A には 128K バイトのフラッシュROM が , MB90F462 と MB90F462A には 64K バイトのフラッシュROM が あります。 4 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ■ 端子配列図 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 P30∗1/RTO0 (U) VSS P27/IN3 P26/IN2 P25/IN1 P24/IN0 P23/PWO1 P22/PWI1 P21/TO1 P20/TIN1 P17/FRCK P16/INT6/TO0 P15/INT5/TIN0 P14/INT4 P13/INT3 P12/INT2/DTTI1∗2 P11/INT1 P10/INT0/DTTI0 P07/PWO0∗2 RST MD1 MD2 X0 X1 VSS P00∗1/OPT0∗2 P01∗1/OPT1∗2 P02∗1/OPT2∗2 P03∗1/OPT3∗2 P04∗1/OPT4∗2 P05∗1/OPT5∗2 P06/PWI0∗2 P44/SNI1∗2 P45/SNI2∗2 P46/PPG2 P50/AN0 P51/AN1 P52/AN2 P53/AN3 P54/AN4 P55/AN5 P56/AN6 P57/AN7 AVCC AVR AVSS P60/SIN1 P61/SOT1 P62/SCK1 P63/INT7 MD0 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 P43/SNI0∗2 P42/SCK0 P41/SOT0 P40/SIN0 P37/PPG0 P36/PPG1∗2 C VCC P35∗1/RTO5 (Z) P34∗1/RTO4 (W) P33∗1/RTO3 (Y) P32∗1/RTO2 (V) P31∗1/RTO1 (X) (TOP VIEW) (FPT-64P-M06) * 1:大電流端子 * 2:MB90465 シリーズはリソース機能がありません。 (続く) DS07-13714-2 5 MB90460/465 シリーズ VSS C VCC P35∗1/RTO5 (Z) P34∗1/RTO4 (W) P33∗1/RTO3 (Y) P32∗1/RTO2 (V) P31∗1/RTO1 (X) P30∗1/RTO0 (U) 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 P44/SNI1∗2 P43/SNI0∗2 P42/SCK0 P41/SOT0 P40/SIN0 P37/PPG0 P36/PPG1∗2 (TOP VIEW) 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 P27/IN3 P26/IN2 P25/IN1 P24/IN0 P23/PWO1 P22/PWI1 P21/TO1 P20/TIN1 P17/FRCK P16/INT6/TO0 P15/INT5/TIN0 P14/INT4 P13/INT3 P12/INT2/DTTI1∗2 P11/INT1 P10/INT0/DTTI0 P63/INT7 MD0 RST MD1 MD2 X0 X1 VSS P00∗1/OPT0∗2 P01∗1/OPT1∗2 P02∗1/OPT2∗2 P03∗1/OPT3∗2 P04∗1/OPT4∗2 P05∗1/OPT5∗2 P06/PWI0∗2 P07/PWO0∗2 P45/SNI2∗2 P46/PPG2 P50/AN0 P51/AN1 P52/AN2 P53/AN3 P54/AN4 P55/AN5 P56/AN6 P57/AN7 AVCC AVR AVSS P60/SIN1 P61/SOT1 P62/SCK1 (FPT-64P-M23) * 1:大電流端子 * 2:MB90465 シリーズはリソース機能がありません。 (続く) 6 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) (TOP VIEW) C P36/PPG1∗2 P37/PPG0 P40/SIN0 P41/SOT0 P42/SCK0 P43/SNI0∗2 P44/SNI1∗2 P45/SNI2∗2 P46/PPG2 P50/AN0 P51/AN1 P52/AN2 P53/AN3 P54/AN4 P55/AN5 P56/AN6 P57/AN7 AVCC AVR AVSS P60/SIN1 P61/SOT1 P62/SCK1 P63/INT7 MD0 RST MD1 MD2 X0 X1 VSS 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 VCC P35∗1/RTO5 (Z) P34∗1/RTO4 (W) P33∗1/RTO3 (Y) P32∗1/RTO2 (V) P31∗1/RTO1 (X) P30∗1/RTO0 (U) VSS P27/IN3 P26/IN2 P25/IN1 P24/IN0 P23/PWO1 P22/PWI1 P21/TO1 P20/TIN1 P17/FRCK P16/INT6/TO0 P15/INT5/TIN0 P14/INT4 P13/INT3 P12/INT2/DTTI1∗2 P11/INT1 P10/INT0/DTTI0 P07/PWO0∗2 P06/PWI0∗2 P05∗1/OPT5∗2 P04∗1/OPT4∗2 P03∗1/OPT3∗2 P02∗1/OPT2∗2 P01∗1/OPT1∗2 P00∗1/OPT0∗2 (DIP-64P-M01) * 1:大電流端子 * 2:MB90465 シリーズはリソース機能がありません。 DS07-13714-2 7 MB90460/465 シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 QFP *2 LQFP *1 SDIP *3 端子名 回路 形式 機能説明 23, 24 22, 23 30, 31 X0, X1 A 発振入力端子 20 19 27 RST B 外部リセット入力端子 P00 ∼ P05 26 ∼ 31 25 ∼ 30 33 ∼ 38 32 31 39 33 32 40 34 33 41 汎用入出力ポート D OPT0 ∼ OPT5 * 4 P06 PWI0 * 4 P07 PWO0 * 4 E E 36 35 42 43 44 ∼ 45 C 固定レベル入力の RTO0 ∼ 5 端子。この機能は , 波形発生器が 入力ビットを指定すると有効となります。 INT1 汎用入出力ポート C 38 46 割込み要求入力チャネル 1 として使用できます。スタンバイ モードで EN1 が 1 に設定されている場合に入力が有効となりま す。 P12 汎用入出力ポート INT2 割込み要求入力チャネル 2 として使用できます。スタンバイ モードで EN2 が 1 に設定されている場合に入力が有効となりま す。 C 固定レベル入力の OPT0 ∼ 5 端子。この機能は、波形発生器が その入力ビットを指定すると有効となります。* 4 汎用入出力ポート C INT3 ∼ INT4 P15 39 PWC0 信号出力端子* 4 割込み要求入力チャネル 0 として使用できます。スタンバイ モードで EN0 が 1 に設定されている場合に入力が有効となりま す。 P13 ∼ P14 36 ∼ 37 汎用入出力ポート INT0 DTTI1 * 4 37 ∼ 38 PWC0 信号入力端子* 4 汎用入出力ポート P11 34 汎用入出力ポート P10 DTTI0 35 波形シーケンサの出力端子 OPT0 ∼ 5。これらの端子は波形 シーケンサ回路の出力データレジスタに指定されている波形を 出力します。出力は , OPCR の OPE0 ∼ 5 が有効になっている 場合に生成されます。* 4 INT5 TIN0 割込み要求入力チャネル 3 ∼ 4 として使用できます。スタンバ イモードで EN3 ∼ 4 が 1 に設定されている場合に入力が有効と なります。 汎用入出力ポート。 C 割込み要求入力チャネル 5 として使用できます。スタンバイ モードで EN5 が 1 に設定されている場合に入力が有効となりま す。 リロードタイマ 0 の外部クロック入力端子 (続く) 8 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 端子番号 QFP * 2 LQFP * 1 SDIP * 3 端子名 回路 形式 P16 40 39 47 INT6 汎用入出力ポート C TO0 41 42 43 44 45 40 41 42 43 44 48 49 50 51 52 P17 FRCK P20 TIN1 P21 TO1 P22 PWI1 P23 PWO1 45 ∼ 48 53 ∼ 56 51 ∼ 56 50 ∼ 55 58 ∼ 63 59 58 2 C F 3 F 60 4 F 61 5 汎用入出力ポート PWC1 信号入力端子 F 汎用入出力ポート PWC1 信号出力端子 汎用入出力ポート IN0 ∼ IN3 インプットキャプチャチャネル 0 ∼ 3 のトリガ入力端子。イ ンプットキャプチャチャネル 0 ∼ 3 を入力操作に使用する場 合には , これらの端子を必要に応じて有効にし , 他の入力に使 用しないでください。 P30 ∼ P35 汎用入出力ポート F RTO0 (U) ∼ RTO5 (Z) G PPG1 * 4 PPG0 SIN0 SOT0 波形発生器入出力ポート。これらの端子は , 波形発生器に指定 されている波形を出力します。波形発生器出力が有効になっ ている場合に出力が生成されます。(U) ∼ (Z) は , 3 相モータを 制御するコイルを表します。 汎用入出力ポート H PPG チャネル 1 の出力端子。この機能は PPG チャネル 1 の出 力が指定されている場合に有効となります。* 4 汎用入出力ポート H PPG チャネル 0 の出力端子。この機能は PPG チャネル 0 の出 力が指定されている場合に有効となります。 汎用入出力ポート F P41 62 汎用入出力ポート リロードタイマ 1 のイベント出力端子 P40 61 汎用入出力ポート リロードタイマ 1 の外部クロック入力端子 37 59 汎用入出力ポート フリーランニングタイマの外部クロック入力端子 P36 60 割込み要求入力チャネル 6 として使用できます。スタンバイ モードで EN6 が 1 に設定されている場合に入力が有効となり ます。 リロードタイマ 0 のイベント出力端子 P24 ∼ P27 46 ∼ 49 機能説明 UART チャネル 0 のシリアルデータ入力端子。UART チャネ ル 0 が入力に対して動作している間は , 必要に応じてこの端子 の入力が使用されます。このピンを他の入力に使用しないで ください。 汎用入出力ポート F UART チャネル 0 のシリアルデータ出力端子。この機能は UART チャネル 0 のデータ出力が指定されている場合に有効 となります。 (続く) DS07-13714-2 9 MB90460/465 シリーズ 端子番号 QFP *2 LQFP * 1 SDIP * 3 端子名 回路 形式 P42 63 62 6 SCK0 汎用入出力ポート F P43 64 63 7 SNI0 * 4 64 8 SNI1 * 4 F 1 9 SNI2 * 4 F 2 10 PPG2 P50 ∼ P57 4 ∼ 11 3 ∼ 10 11 ∼ 18 マルチパルスジェネレータの位置検出のトリガ入力端子。この端 子を入力操作に使用する場合には , 必要に応じて有効にし , 他の 入力に使用しないでください。* 4 汎用入出力ポート F P46 3 波形シーケンサの位置検出のトリガ入力端子。この端子を入力操 作に使用する場合には , 必要に応じて有効にし , 他の入力に使用 しないでください。* 4 汎用入出力ポート P45 2 UART チャネル 0 のシリアルクロック入出力端子。この機能は UART チャネル 0 のクロック出力が指定されている場合に有効と なります。 汎用入出力ポート P44 1 機能説明 マルチパルスジェネレータの位置検出のトリガ入力端子。この端 子を入力操作に使用する場合には , 必要に応じて有効にし , 他の 入力に使用しないでください。* 4 汎用入出力ポート F PPG チャネル 2 の出力端子。この機能は , PPG チャネル 2 の出力 が指定されている場合に有効となります。 汎用入出力ポート I AN0 ∼ AN7 A/D コンバータアナログ入力端子。この機能はアナログ入力指定 がされている場合に , 有効となります。(ADER) 12 11 19 AVCC ⎯ アナログ回路の VCC 電源入力端子 13 12 20 AVR ⎯ A/D コンバータのリファレンス電圧 ( +側 ) 入力端子。この電圧 は VCC, AVCC を超えないようにしてください。リファレンス電圧 ( −側 ) は AVSS に固定されています。 14 13 21 AVSS ⎯ アナログ回路の VSS 電源入力端子。 P60 15 14 22 SIN1 汎用入出力ポート F P61 16 15 23 SOT1 UART チャネル 1 のシリアルデータ入力端子。UART チャネル 1 が入力に対して動作している間は , 必要に応じてこの端子の入力 が使用されます。このピンを他の入力に使用しないでください。 汎用入出力ポート F UART チャネル 1 のシリアルデータ出力。この機能は UART チャネル 1 のデータ出力が指定されている場合に有効となりま す。 (続く) 10 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) 端子番号 QFP * 2 LQFP * 1 SDIP * 3 端子名 回路 形式 P62 17 16 24 18 17 25 19 18 26 21, 22 20, 21 25, 50 SCK1 機能説明 汎用入出力ポート F P63 UART チャネル 1 のシリアルクロック入出力端子。この機能は UART チャネル 1 のクロック出力が指定されている場合に有効と なります。 汎用入出力ポート F 割込み入力チャネル 7 として使用可能。スタンバイモードで EN7 が 1 に設定されている場合に入力が有効となります。 MD0 J 操作モード指定用入力端子。この端子は直接 VCC または VSS に接 続します。 28, 29 MD1, MD2 J 操作モード指定用入力端子。この端子は直接 VCC または VSS に接 続します。 24, 49 32, 57 VSS ⎯ 電源 (0 V) 入力端子。 57 56 64 VCC ⎯ 電源 (5 V) 入力端子。 58 57 1 C ⎯ 電源安定化のための容量端子。 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサを接続してください。 INT7 * 1:FPT-64P-M23 * 2:FPT-64P-M06 * 3:DIP-64P-M01 * 4:MB90465 シリーズにはありません。 DS07-13714-2 11 MB90460/465 シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路形式 備考 X1 Xout N-ch P-ch X0 メインクロック ( メインクロック水晶発振器 ) ・ 発振帰還抵抗約 1 MΩ P-ch A N-ch スタンバイモード制御 B ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗約 50 kΩ R ヒステリシス入力 R P-ch プルアップ制御 P-ch C N-ch Pout ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ 選択可能プルアップ抵抗 約 50 kΩ ・ IOL = 4 mA ・ スタンバイ制御あり Nout ヒステリシス入力 スタンバイモード制御 R P-ch プルアップ制御 P-ch D N-ch Pout ・ CMOS 出力 ・ CMOS 入力 ・ 選択可能プルアップ抵抗 約 50 kΩ ・ IOL = 12 mA ・ スタンバイ制御あり Nout CMOS 入力 スタンバイモード制御 (続く) 12 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 分類 回路形式 R P-ch プルアップ制御 P-ch E N-ch Pout 備考 ・ CMOS 出力 ・ CMOS 入力 ・ 選択可能プルアップ抵抗 約 50 kΩ ・ IOL = 4 mA ・ スタンバイ制御あり Nout CMOS 入力 スタンバイモード制御 P-ch N-ch Pout ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ IOL = 4 mA ・ スタンバイ制御あり Nout F ヒステリシス入力 スタンバイモード制御 P-ch N-ch Pout ・ CMOS 出力 ・ CMOS 入力 ・ IOL = 12 mA ・ スタンバイ制御あり Nout G CMOS 入力 スタンバイモード制御 P-ch N-ch Pout ・ CMOS 出力 ・ CMOS 入力 ・ IOL = 4 mA ・ スタンバイ制御あり Nout H CMOS 入力 スタンバイモード制御 (続く) DS07-13714-2 13 MB90460/465 シリーズ (続き) 分類 回路形式 P-ch N-ch Pout 備考 ・ CMOS 出力 ・ CMOS 入力 ・ アナログ入力 ・ IOL = 4 mA Nout I CMOS 入力 アナログ入力制御 アナログ入力 ・ ヒステリシス入力 J 14 ヒステリシス入力 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ■ デバイスの取扱いに関する注意事項 1. ラッチアップの防止のために CMOS IC では , 次のような状態になるとラッチアップ現象が生じる場合があります。 ・ 入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加される。 ・ VCC と VSS の間に定格を超える電圧が印加される。 ・ VCC 電源が供給される前に AVCC 電源が供給される。 ラッチアップが発生すると電源電流が激増し , 素子の熱破壊に至る可能性があります。使用に際しては最大定格を超え ないように十分注意してください。 また , ラッチアップを避けるには , アナログ電源がデジタル電源を超えないようにすることにも十分注意してください。 2. 未使用入力端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにしておくと誤動作及びラッチアップによる永久破壊の原因になることがあり ます。未使用入力端子には最低 2 kΩ の抵抗によりプルアップまたはプルダウン処置をしてください。 未使用入出力端子は出力状態に設定して開放するか , 入力状態に設定して入力端子と同じ処理をしてください。 3. 外部クロック使用時の注意 外部クロックを使用する際には , X0 のみを駆動し , X1 端子はオープンにしてください ( 下図を参照 ) 。 MB90460/465 シリーズ X0 オープン X1 4. 電源端子について (VCC/VSS) VCC, VSS が複数ある場合 , ラッチアップなどの誤動作を防止するために , 同電位のピンは内部的に接続されています。し かし , 不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作を防止し , 総出力電流規格を順守するため に , 必ずすべての電源端子を外部電源およびグランドに接続してください。 電源供給源からできる限り低インピーダンスでデバイスに VCC, VSS を接続してください。 VCC と VSS 間にデバイスの近くで 0.1 µF 程度のバイパスコンデンサを接続することを推奨します。 5. 水晶発振回路について X0 や X1 端子付近のノイズは誤動作の原因になります。 X0, X1 端子および水晶発振子 ( またはセラミック発振子 ) , さら にグランドへのバイパスコンデンサは , できる限り近くになるように , また , 発振配線が他の配線と交差しないように , プ リント板を設計してください。 安定した動作を得るために , X0 および X1 端子をグランドパターンで囲むようなプリント板アートワークを行うこと を , 強く推奨します。 6. A/D コンバータ電源・アナログ入力の投入順序について A/D コンバータ電源 (AVCC, AVSS, AVR) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN7) への印加は , 必ずデジタル電源 (VCC) の投入 後に行ってください。 また , デジタル電源を切断する場合は , 必ず A/D コンバータ電源およびアナログ入力を切断した後で行ってください。 この場合 , AVR 電圧が AVCC 電圧を超えないようにしてください ( アナログ電源とデジタル電源を同時に投入 / 切断する ことは問題ありません ) 。 7. A/D コンバータの未使用端子の接続について A/D コンバータの未使用ピンは , AVCC = VCC, AVSS = AVR = VSS となるように接続してください。 8. N.C. 端子 N.C. 端子 ( 内部的に接続されています ) は , 必ず開放にして使用してください。 9. 電源投入時の注意 内部降圧回路の誤動作を防止するために , 電源投入時の電圧立上り時間を 50 µs 以上に設定してください。 DS07-13714-2 15 MB90460/465 シリーズ 10.初期化 本デバイスには , パワーオンリセットによってのみ初期化される内部レジスタが含まれています。これらのレジスタを 初期化するには , 電源の再投入を行ってください。 11.スタンバイ状態からの復帰 スタンバイ状態に入っているときに電源電圧がスタンバイ RAM 保持電圧より低下すると , デバイスはスタンバイ状態 からの復帰に失敗する場合があります。このような場合には , 外部リセット端子をノーマル状態にしてデバイスをリセッ トしてください。 16 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ■ ブロックダイヤグラム VSS × 2, VCC × 1, MD0-2, C タイムベースタイマ リセット回路 ( ウォッチドッグタイマ ) RST その他の端子 CPU F2MC-16LX シリーズ・コア クロック 制御回路 X0 X1 遅延割込みジェネレータ 割込みコントローラ 多機能タイマ 16 ビット PPG (ch0) P11/INT1 2 8 DTP/ 外部割込み P40/SIN0 P41/SOT0 P42/SCK0 16 ビットインプット キャプチャ (ch0 ∼ 3) UART (Ch0) マルチパルス ジェネレータ 16 ビット PPG ∗1 (ch1) P36/PPG1∗2 P15/INT5/TIN0 P16/INT6/TO0 P43/SNI0∗2~ P45/SNI2∗2 P00/OPT0∗2 P01/OPT1∗2 P02/OPT2∗2 P03/OPT3∗2 P04/OPT4∗2 P05/OPT5∗2 P12/INT2/DTTI1∗2 P06/PWI0∗2 P07/PWO0∗2 P46/PPG2 16 ビットリロード タイマ (ch0) 3 ∗1 3 波形シーケンサ 4 4 16 ビット フリーランタイマ ∗2 P30/RTO0 (U) P31/RTO1 (X) P32/RTO2 (V) P33/RTO3 (Y) P34/RTO4 (W) P35/RTO5 (Z) 波形発生器 P10/INT0/DTTI0 16 ビットリロード タイマ (ch1) P20/TIN1 P21/TO1 P22/PWI1 P23/PWO1 PWC (Ch1) PWC (Ch0) ∗1 16 ビット PPG (ch2) CMOS 入出力ポート 0, 1, 3, 4 P60/SIN1 P61/SOT1 P62/SCK1 UART (Ch1) P63/INT7 CMOS 入出力ポート 1, 2, 3, 6 CMOS 入出力ポート 5 RAM ROM P24/IN0 ~ P27/IN3 P17/FRCK 16 ビット アウトプット コンペア (ch0 ∼ 5) F2MC-16LX バス P13/INT3, P14/INT4 P37/PPG0 A/D コンバータ (8/10 ビット ) ROM 訂正 8 P50/AN0 P51/AN1 P52/AN2 P53/AN3 P54/AN4 P55/AN5 P56/AN6 P57/AN7 ROM ミラーリング AVCC AVR AVSS ( 注意事項 ) :P00 ∼ 07 (8 ch) :入力プルアップ抵抗として使用できる抵抗内蔵 P10 ∼ 17 (8 ch) :入力プルアップ抵抗として使用できる抵抗内蔵 * 1:MB90465 シリーズに搭載されていません。 * 2:MB90465 シリーズはリソース機能がありません。 DS07-13714-2 17 MB90460/465 シリーズ ■ メモリマップ FFFFFFH ROM 領域 Address #1 FC0000H 010000H Address #2 ROM 領域 (FF バンク イメージ ) :内部アクセスメモリ :アクセス禁止 004000H 003FE0H 周辺領域 Address #3 000100H 0000C0H 000000H RAM レジスタ 領域 周辺領域 シングルチップモードではミラー機能が サポートされます。 品種名 Address#1 Address#2 Address#3 MB90462/467 FF0000H 004000H 000900H MB90F462 FF0000H 004000H 000900H MB90F462A FF0000H 004000H 000900H MB90F463A FE0000H 004000H 000900H MB90V460 (FF0000H) 004000H 002100H (注意事項)FF バンクの ROM データは , 00 バンクの上位にイメージで見えるようになっており , C コンパイラ・スモー ルモデルの効率的な使用を実現します。下位 16 ビットは同じアドレスに割り当てられており , ポインタの宣 言において “far” を指定せずに ROM 上のテーブルを参照できます。たとえば , 00C000H へのアクセスを試みた 場合 , 実際には FFC000H の ROM の内容にアクセスすることになります。FF バンクの ROM 領域は 48 K バイ トを超えるので , 全領域を 00 バンクのイメージに反映することはできません。したがって , あたかも FF4000H ∼ FFFFFFH の ROM データが 004000H ∼ 00FFFFH のイメージであるかのように見えます。したがって , ROM データテーブルは FF4000H ∼ FFFFFFH の領域に格納することを推奨します。 18 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ■ I/O マップ バイト ワード アクセス アクセス アドレス 略称 レジスタ リソース名 初期値 000000H PDR0 ポート 0 データレジスタ R/W R/W ポート 0 XXXXXXXXB 000001H PDR1 ポート 1 データレジスタ R/W R/W ポート 1 XXXXXXXXB 000002H PDR2 ポート 2 データレジスタ R/W R/W ポート 2 XXXXXXXXB 000003H PDR3 ポート 3 データレジスタ R/W R/W ポート 3 XXXXXXXXB 000004H PDR4 ポート 4 データレジスタ R/W R/W ポート 4 - XXXXXXXB 000005H PDR5 ポート 5 データレジスタ R/W R/W ポート 5 XXXXXXXXB 000006H PDR6 ポート 6 データレジスタ R/W R/W ポート 6 - - - - XXXXB 000007H ( 使用禁止 ) 000008H PWCSL0 PWC 制御ステータスレジスタ CH0 ( 下位 ) R/W R/W 000009H PWCSH0 PWC 制御ステータスレジスタ CH0 ( 上位 ) R/W R/W ⎯ R/W R/W R/W 00000AH 00000BH 00000CH PWCH, L0 PWC データバッファレジスタ CH0 DIV0 分周比制御レジスタ CH0 00000DH 0 0 0 0 0 0 0 0B PWC タイマ * (CH0) 0 0 0 0 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB - - - - - - 0 0B ( 使用禁止 ) ∼ 0FH 000010H DDR0 ポート 0 データ方向レジスタ R/W R/W ポート 0 0 0 0 0 0 0 0 0B 000011H DDR1 ポート 1 データ方向レジスタ R/W R/W ポート 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 000012H DDR2 ポート 2 データ方向レジスタ R/W R/W ポート 2 0 0 0 0 0 0 0 0B 000013H DDR3 ポート 3 データ方向レジスタ R/W R/W ポート 3 0 0 0 0 0 0 0 0B 000014H DDR4 ポート 4 データ方向レジスタ R/W R/W ポート 4 - 0 0 0 0 0 0 0B 000015H DDR5 ポート 5 データ方向レジスタ R/W R/W ポート 5 0 0 0 0 0 0 0 0B 000016H DDR6 ポート 6 データ方向レジスタ R/W R/W ポート 6 - - - - 0 0 0 0B 000017H ADER アナログデータ入力許可レジスタ R/W R/W ポート 5, A/D 1 1 1 1 1 1 1 1B R/W 通信 プリスケーラ 0 0 - - - 0 0 0 0B 000018H 000019H ( 使用禁止 ) CDCR0 00001AH ( 使用禁止 ) 通信プリスケーラ制御レジスタ 1 R/W R/W 通信 プリスケーラ 1 0 - - - 0 0 0 0B RDR0 ポート 0 プルアップ抵抗設定レジスタ R/W R/W ポート 0 0 0 0 0 0 0 0 0B RDR1 ポート 1 プルアップ抵抗設定レジスタ R/W R/W ポート 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 00001BH CDCR1 00001CH 00001DH 00001EH ∼ 1FH 000020H R/W 通信プリスケーラ制御レジスタ 0 ( 使用禁止 ) SMR0 000021H SCR0 000022H SIDR0 / SODR0 000023H SSR0 R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B R/W R/W 0 0 0 0 0 1 0 0B シリアル入力レジスタ 0/ シリアル出力レジスタ 0 R/W R/W シリアルステータスレジスタ 0 R/W R/W シリアルモードレジスタ 0 UART0 XXXXXXXXB 0 0 0 0 1 0 0 0B (続く) DS07-13714-2 19 MB90460/465 シリーズ バイト ワード アクセス アクセス アドレス 略称 000024H SMR1 シリアルモードレジスタ 1 R/W R/W 000025H SCR1 シリアル制御レジスタ 1 R/W R/W 000026H SIDR1 / SODR1 000027H SSR1 000028H 000029H 00002AH 00002BH 00002CH レジスタ シリアル入力レジスタ 1/ シリアル出力レジスタ 1 リソース名 初期値 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 1 0 0B UART1 R R ステータスレジスタ 1 R/W R/W 0 0 0 0 1 0 0 0B PWCSL1 PWC 制御ステータスレジスタ CH1 ( 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B PWCSH1 PWC 制御ステータスレジスタ CH1 ( 上位 ) R/W R/W ⎯ R/W R/W R/W - - - - - - 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B PWCH, L1 PWC データバッファレジスタ CH1 DIV1 分周比制御レジスタ CH1 00002DH PWC タイマ (CH1) XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB ( 使用禁止 ) ∼ 2FH 000030H ENIR DTP/ 外部割込許可レジスタ R/W R/W 000031H EIRR DTP/ 外部割込要因レジスタ R/W R/W DTP/ XXXXXXXXB 000032H ELVRL R/W R/W 外部入力 0 0 0 0 0 0 0 0B 000033H ELVRH 検出レベル設定レジスタ ( 上位 , 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000034H ADCS0 A/D 制御ステータスレジスタ 0 ( 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000035H ADCS1 A/D 制御ステータスレジスタ 1 ( 上位 ) R/W R/W 000036H ADCR0 A/D データレジスタ 0 R R 8/10 ビット 0 0 0 0 0 0 0 0B A/D コンバータ XXXXXXXXB 000037H ADCR1 A/D データレジスタ 1 R/W R/W 000038H PDCRH, L0 PPG0 ダウンカウンタレジスタ ( 上位 , 下位 ) ⎯ R PCSRH, L0 PPG0 同期設定バッファレジスタ ( 上位 , 下位 ) ⎯ W 00003DH PDUTH, L0 PPG0 デューティバッファレジスタ ( 上位 , 下位 ) ⎯ W 00003EH PCNTL0 PPG0 制御ステータスレジスタ ( 下位 ) R/W R/W - - 0 0 0 0 0 0B 00003FH PCNTH0 PPG0 制御ステータスレジスタ ( 上位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000040H PDCRH, L1 PPG1 ダウンカウンタレジスタ ( 上位 , 下位 ) ⎯ R PCSRH, L1 PPG1 同期設定バッファレジスタ ( 上位 , 下位 ) ⎯ W 000045H PDUTH, L1 PPG1 デューティバッファレジスタ ( 上位 , 下位 ) ⎯ W 000046H PCNTL1 PPG1 制御ステータスレジスタ ( 下位 ) R/W R/W - - 0 0 0 0 0 0B 000047H PCNTH1 PPG1 制御ステータスレジスタ ( 上位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000039H 00003AH 00003BH 00003CH 000041H 000042H 000043H 000044H 0 0 1 0 1- XXB 1 1 1 1 1 1 1 1B 1 1 1 1 1 1 1 1B XXXXXXXXB 16 ビット PPG タイマ (CH0) XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB 1 1 1 1 1 1 1 1B 1 1 1 1 1 1 1 1B XXXXXXXXB 16 ビット PPG タイマ (CH1) * XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB (続く) 20 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ アドレス 000048H 000049H 00004AH 00004BH 00004CH 00004DH 略称 PDCRH, L2 000054H 000055H 1 1 1 1 1 1 1 1B XXXXXXXXB W PDUTH, L2 PPG2 デューティバッファレジスタ ( 上位 , 下位 ) ⎯ W PPG2 制御ステータスレジスタ ( 下位 ) R/W R/W - - 0 0 0 0 0 0B PPG2 制御ステータスレジスタ ( 上位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B ⎯ R/W PCNTL2 000053H 1 1 1 1 1 1 1 1B R ⎯ PCNTH2 000052H ⎯ 初期値 PPG2 同期設定バッファレジスタ ( 上位 , 下位 ) 00004FH 000051H PPG2 ダウンカウンタレジスタ ( 上位 , 下位 ) バイト ワード リソース名 アクセス アクセス PCSRH, L2 00004EH 000050H レジスタ TMRRH, L0 16 ビットデッドタイマレジスタ 0 ( 上位 , 下位 ) TMRRH, L1 16 ビットデッドタイマレジスタ 1 ( 上位 , 下位 ) ⎯ R/W TMRRH, L2 16 ビットデッドタイマレジスタ 2 ( 上位 , 下位 ) ⎯ R/W 16 ビット PPG タイマ (CH2) XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB マルチ XXXXXXXXB ファンク ションタイマ 0 0 0 0 0 0 0 0B ( 波形発生 ) 000056H DTCR0 16 ビットデッドタイマ制御レジスタ 0 ( 上位 , 下位 ) R/W R/W 000057H DTCR1 16 ビットデッドタイマ制御レジスタ 1 ( 上位 , 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000058H DTCR2 16 ビットデッドタイマ制御レジスタ 2 ( 上位 , 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000059H SIGCR 波形制御レジスタ R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B ⎯ R/W ⎯ R/W R/W R/W R/W R/W 00005AH 00005BH CPCLRBH, L / コンペアクリアバッファレジスタ / コンペアクリアレジスタ ( 上位 , 下位 CPCLRH, L ) 00005CH TCDT タイマレジスタ ( 上位 , 下位 ) 00005EH TCCSL 00005FH TCCSH タイマ制御ステータスレジスタ ( 上位 , 下位 ) 00005DH 000060H 000061H 000062H 000063H 000064H 000065H 1 1 1 1 1 1 1 1B IPCPH, L0 インプットキャプチャレジスタ CH0 ⎯ R IPCPH, L1 インプットキャプチャレジスタ CH1 ⎯ R IPCPH, L2 インプットキャプチャレジスタ CH2 ⎯ R IPCPH, L3 インプットキャプチャレジスタ CH3 ⎯ R 1 1 1 1 1 1 1 1B 16 ビット フリーラン タイマ 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B X 010 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB 000068H PICSL01 PPG 出力制御 / インプットキャプチャ 制御ステータスレジスタ (ch0, 1) ( 下位 ) R/W R/W XXXXXXXXB 16 ビット XXXXXXXXB インプット XXXXXXXXB キャプチャ (CH0 ∼ CH3) 0 0 0 0 0 0 0 0B 000069H PICSH01 PPG 出力制御 / インプットキャプチャ 制御ステータスレジスタ (ch0, 1) ( 上位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 00006AH ICSL23 インプットキャプチャ制御ステータス レジスタ (ch2, 3) ( 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000066H 000067H (続く) DS07-13714-2 21 MB90460/465 シリーズ アドレ ス 00006BH 略称 ICSH23 インプットキャプチャ制御ステータスレ ジスタ (ch2, 3) ( 上位 ) 00006CH 000070H 000071H 000072H 000073H 000074H 000075H 000076H 初期値 R 16 ビット インプット XXXXXX 0 0B キャプチャ (CH0 ∼ CH3) W W ROM ミラー 機能 ⎯ R/W R ( 使用禁止 ) ∼ 6EH 00006FH バイト ワード リソース名 アクセス アクセス レジスタ ROMM ROM ミラー機能選択モジュールレジス タ OCCPBH, アウトプットコンペアバッファレジスタ L0/OCCPH, / アウトプットコンペアレジスタ 0 ( 上位 , 下位 ) L0 - - - - - - - 1B XXXXXXXXB OCCPBH, アウトプットコンペアバッファレジスタ L1/OCCPH, / アウトプットコンペアレジスタ 1 ( 上位 , 下位 ) L1 ⎯ R/W OCCPBH, アウトプットコンペアバッファレジスタ L2/OCCPH, / アウトプットコンペアレジスタ 2 ( 上位 , 下位 ) L2 ⎯ R/W XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB OCCPBH, アウトプットコンペアバッファレジスタ L3/OCCPH, / アウトプットコンペアレジスタ 3 ( 上位 , 下位 ) L3 ⎯ R/W OCCPB4/ OCCP4 アウトプットコンペアバッファレジスタ / アウトプットコンペアレジスタ 4 ( 上位 , 下位 ) ⎯ R/W 00007BH OCCPB5/ OCCP5 アウトプットコンペアバッファレジスタ / アウトプットコンペアレジスタ 5 ( 上位 , 下位 ) ⎯ R/W 00007CH OCS0 コンペア制御レジスタ 0 ( 下位 ) R/W R/W 0 0 0 011 0 0B 00007DH OCS1 コンペア制御レジスタ 1 ( 上位 ) R/W R/W X11 0 0 0 0 0B 00007EH OCS2 コンペア制御レジスタ 2 ( 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 11 0 0B 00007FH OCS3 コンペア制御レジスタ 3 ( 上位 ) R/W R/W X11 0 0 0 0 0B 000080H OCS4 コンペア制御レジスタ 4 ( 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 11 0 0B 000081H OCS5 コンペア制御レジスタ 5 ( 上位 ) R/W R/W X11 0 0 0 0 0B 000082H TMCSRL0 タイマ制御ステータスレジスタ 0 ( 下位 ) R/W R/W 000083H TMCSRH0 タイマ制御ステータスレジスタ 0 ( 上位 ) R/W R/W 000084H TMRH, L0 / 16 ビットタイマレジスタ 0/ 16 ビットリロードレジスタ 0 TMRDH, L0 ( 上位 , 下位 ) ⎯ R/W タイマ制御ステータスレジスタ 1 ( 下位 ) R/W R/W 000087H TMCSRH1 タイマ制御ステータスレジスタ 1 ( 上位 ) R/W R/W 000088H TMRH, L1 / 16 ビットタイマレジスタ 1/ 16 ビットリロードレジスタ 1 TMRDH, L1 ( 上位 , 下位 ) ⎯ R/W 000077H 000078H 000079H 00007AH 000085H 000086H 000089H TMCSRL1 XXXXXXXXB 16 ビット XXXXXXXXB アウトプット XXXXXXXXB コンペア (CH0 ∼ CH5) XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B 16 ビット リロード タイマ (CH0) - - - - 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B 16 ビット リロード タイマ (CH1) - - - - 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB (続く) 22 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ レジスタ バイト ワード アクセス アクセス アドレス 略称 00008AH OPCLR 出力制御レジスタ ( 下位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 00008BH OPCUR 出力制御レジスタ ( 上位 ) R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 00008CH IPCLR 入力制御レジスタ ( 下位 ) R/W R/W 00008DH IPCUR 入力制御レジスタ ( 上位 ) R/W R/W マルチパルス 0 0 0 0 0 0 0 0B ジェネレータ * 0 0 0 0 0 0 0 0B 00008EH TCSR タイマ制御ステータスレジスタ R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 00008FH NCCR ノイズキャンセル制御レジスタ R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 000090H リソース名 初期値 ( 使用禁止 ) ∼ 9DH プログラムアドレス検出制御 ステータスレジスタ R/W R/W アドレス 一致検出 0 0 0 0 0 0 0 0B 遅延割込み要求発生 / 解除レジスタ R/W R/W 遅延割込入力 発生 XXXXXXX0B LPMCR 低消費電力モード制御レジスタ R/W R/W CKSCR クロック選択レジスタ R/W R/W 00009EH PACSR 00009FH DIRR 0000A0H 0000A1H 0000A2H 低消費電力 制御レジスタ 0 0 0 1 1 0 0 0B 1 1 1 1 1 1 0 0B ( 使用禁止 ) ∼ A7H 0000A8H WDTC ウォッチドッグ制御レジスタ R/W R/W ウォッチ ドッグタイマ X - XXX 1 1 1B 0000A9H TBTC タイムベースタイマ制御レジスタ R/W R/W タイムベース タイマ 1 - - 0 0 1 0 0B R/W フラッシュ メモリインタ フェース 0 0 0 X 0 0 0 0B 0000AAH ( 使用禁止 ) ∼ ADH 0000AEH FMCS フラッシュメモリ制御 ステータスレジスタ 0000AFH R/W ( 使用禁止 ) 0000B0H ICR00 割込み制御レジスタ 00 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B1H ICR01 割込み制御レジスタ 01 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B2H ICR02 割込み制御レジスタ 02 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B3H ICR03 割込み制御レジスタ 03 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B4H ICR04 割込み制御レジスタ 04 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B5H ICR05 割込み制御レジスタ 05 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B6H ICR06 割込み制御レジスタ 06 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B7H ICR07 割込み制御レジスタ 07 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 割込み制御 0000B8H ICR08 割込み制御レジスタ 08 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000B9H ICR09 割込み制御レジスタ 09 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000BAH ICR10 割込み制御レジスタ 10 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000BBH ICR11 割込み制御レジスタ 11 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000BCH ICR12 割込み制御レジスタ 12 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000BDH ICR13 割込み制御レジスタ 13 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000BEH ICR14 割込み制御レジスタ 14 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 0000BFH ICR15 割込み制御レジスタ 15 R/W R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B (続く) DS07-13714-2 23 MB90460/465 シリーズ アドレス 略称 バイト ワード アクセス アクセス レジスタ 0000C0H リソース名 初期値 外部領域 ∼ FFH 001FF0H PADR0L プログラムアドレス検出レジスタ 0 ( 下位 ) R/W R/W XXXXXXXXB 001FF1H PADR0M プログラムアドレス検出レジスタ 1 ( 中位 ) R/W R/W XXXXXXXXB 001FF2H PADR0H プログラムアドレス検出レジスタ 2 ( 上位 ) R/W R/W 001FF3H PADR1L プログラムアドレス検出レジスタ 3 ( 下位 ) R/W R/W 001FF4H PADR1M プログラムアドレス検出レジスタ 4 ( 中位 ) R/W R/W XXXXXXXXB 001FF5H PADR1H プログラムアドレス検出レジスタ 5 ( 上位 ) R/W R/W XXXXXXXXB ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W ⎯ R/W 003FE0H 003FE1H 003FE2H 003FE3H 003FE4H 003FE5H 003FE6H 003FE7H 003F78H 003FE9H 003FEAH 003FEBH 003FECH 003FEDH 003FEEH 003FEFH 003FF0H 003FF1H 003FF2H 003FF3H OPDBR0 出力データバッファレジスタ 0 ( 上位 ) OPDBR1 OPDBR2 OPDBR3 003FF9H 出力データバッファレジスタ 3 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 3 ( 上位 ) OPDBR4 出力データバッファレジスタ 4 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 4 ( 上位 ) OPDBR5 出力データバッファレジスタ 5 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 5 ( 上位 ) OPEBR6 出力データバッファレジスタ 6 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 6 ( 上位 ) OPEBR7 出力データバッファレジスタ 7 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 7 ( 上位 ) OPEBR8 出力データバッファレジスタ 8 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 8 ( 上位 ) OPEBR9 出力データバッファレジスタ 9 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 9 ( 上位 ) 出力データバッファレジスタ A ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ A ( 上位 ) 003FF5H 003FF8H 出力データバッファレジスタ 2 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 2 ( 上位 ) OPEBRA 003FF7H 出力データバッファレジスタ 1 ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ 1 ( 上位 ) 003FF4H 003FF6H 出力データバッファレジスタ 0 ( 下位 ) OPEBRB 出力データバッファレジスタ B ( 下位 ) 出力データバッファレジスタ B ( 上位 ) OPDR 出力データレジスタ ( 下位 ) 出力データレジスタ ( 上位 ) アドレス 一致検出 XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B マルチパルス 0 0 0 0 0 0 0 0B ジェネレータ * 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B ⎯ R/W ⎯ R 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B XXXXXXXXB 0 0 0 0 XXXXB (続く) 24 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) アドレス 003FFAH 003FFBH 003FFCH 003FFDH 略称 CPCR レジスタ コンペアクリアレジスタ ( 下位 ) コンペアクリアレジスタ ( 上位 ) TMBR タイマバッファレジスタ ( 下位 ) タイマバッファレジスタ ( 上位 ) バイト ワード アクセス アクセス ⎯ ⎯ リソース名 XXXXXXXXB R/W R 初期値 マルチパルス ジェネレータ XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 003FFEH ∼ 003FFFH ( 使用禁止 ) ・読取りおよび書込みを表す略称の意味は次のとおりです。 R/W :読取りおよび書込み可能 R :リードオンリ W :ライトオンリ ・初期値の意味は次のとおりです。 0 :このビットは 0 に初期化されます。 1 :このビットは 1 に初期化されます。 X :このビットの初期値は不定です。 :このビットは未使用です。初期値は不定です。 「MOV A, io」のような IO アドレッシングを使用する命令は , 003FE0H ∼ 003FFFH のレジスタ領域に対してはサポートさ れません。 (注意事項)リセット操作によって初期化されるビットの場合には , リセット操作によって設定される初期値がこの表に 初期値として示されています。これらの値は読取り結果とは異なります。 LPMCR/CKSCR/WDTC の場合には , リセットの種類によって , 初期化が行われる場合と行われない場合があ ります。ここでは , リセットによって初期化された場合の初期値が示されています。 *:MB90465 シリーズに搭載されていません。 DS07-13714-2 25 MB90460/465 シリーズ ■ 割込み要因と割込みベクタ・割込み制御レジスタ 割込み要因 リセット EI2OS サポート × 割込みベクタ 番号 割込み制御レジスタ アドレス ICR アドレス #08 08H FFFFDCH ⎯ ⎯ FFFFD8H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ICR00 0000B0H ICR01 0000B1H ICR02 0000B2H* ICR03 0000B3H ICR04 0000B4H ICR05 0000B5H ICR06 0000B6H ICR07 0000B7H ICR08 0000B8H ICR09 0000B9H ICR10 0000BAH ICR11 0000BBH ICR12 0000BCH ICR13 0000BDH ICR14 0000BEH ICR15 0000BFH INT9 命令 × #09 09H 例外処理 × #10 0AH FFFFD4H A/D コンバータ変換終了 ○ #11 0BH FFFFD0H アウトプットコンペア ch0 一致 ○ #12 0CH FFFFCCH PWC0 タイマ測定終了 / PWC0 タイマオーバフロー *3 ○ #13 0DH FFFFC8H 16 ビット PPG タイマ 0 ○ #14 0EH FFFFC4H ○ #15 0FH FFFFC0H ○ #16 10H FFFFBCH アウトプットコンペア ch2 一致 ○ #17 11H FFFFB8H 16 ビットリロードタイマ 1 アンダフロー ○ #18 12H FFFFB4H アウトプットコンペア ch3 一致 ○ #19 13H FFFFB0H DTP/ 外部割込み ch0/1 検出 ○ #20 14H FFFFACH #21 15H FFFFA8H #22 16H FFFFA4H アウトプットコンペア ch1 一致 16 ビット PPG タイマ 1 *3 DTTI0 △ アウトプットコンペア ch4 一致 ○ DTP/ 外部割込み ch2/3 検出 ○ DTTI1*3 △ アウトプットコンペア ch5 一致 ○ #23 17H FFFFA0H PWC1 タイマ測定終了 / PWC1 タイマオーバフロー ○ #24 18H FFFF9CH DTP/ 外部割込み ch4/5 検出 ○ #25 19H FFFF98H マルチパルスジェネレータタイマコンペア一致 *3 ○ #26 1AH FFFF94H DTP/ 外部割込み ch6/7 検出 ○ #27 1BH FFFF90H マルチパルスジェネレータ位置検出 / コンペア割込み *3 ○ #28 1CH FFFF8CH 波形発生器 16 ビットタイマ 0/1/2 アンダフロー △ #29 1DH FFFF88H 16 ビットリロードタイマ 0 アンダフロー ○ #30 1EH FFFF84H 16 ビットフリーランタイマ・ゼロ検出 △ #31 1FH FFFF80H 16 ビット PPG タイマ 2 ○ #32 20H FFFF7CH インプットキャプチャ ch0/1 ○ #33 21H FFFF78H 16 ビットフリーランタイマ・コンペアクリア △ #34 22H FFFF74H インプットキャプチャ ch2/3 ○ #35 23H FFFF70H タイムベースタイマ △ #36 24H FFFF6CH UART1 受信 ◎ #37 25H FFFF68H UART1 送信 △ #38 26H FFFF64H UART0 受信 ◎ #39 27H FFFF60H UART0 送信 △ #40 28H FFFF5CH フラッシュメモリステータス △ #41 29H FFFF58H 遅延割込み発生モジュール △ #42 2AH FFFF54H 優先 順位 高 低 ◎:使用可能 , EI2OS 停止要求をサポート。 ○:使用可能 , EI2OS 割込みクリア信号により割込み要求フラグがクリアされます。 ×:使用不可。 △:ICR を共有する割込み要因が使用されていない場合は , 使用可能 26 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) *1:- ICR レジスタを共用するリソースの場合 , 割込みレベルは同じです。 - EI2OS を , 別のリソースと , ICR レジスタを共用しているリソースを一緒に使用する場合は , EI2OS はこれら 2 つの リソースのどちらかで起動できます。また , EI2OS クリアをサポートしている場合は ,2 つの割込み要因の各割込み 要求フラグが EI2OS 割込みクリア信号でクリアされます。EI2OS の使用中は , どちらか一方の割込み要求をマスク することを推奨します。 - 複数の EI2OS を複数回 , 同時に起動することはできません。EI2OS の動作中は , 動作中の割込み以外の割込みはマス クされます。EI2OS の使用中は , どちらか一方の割込み要求をマスクすることを推奨します。 *2:この優先度は , 同じレベルの割込みが同時に発生する場合に適用されます。 *3:MB90645 シリーズでは , リソースがないため , 割込みが利用できません。 ■ 周辺リソース 1. 低消費電力制御回路 MB90460/465 シリーズには次のような動作クロックの選択およびクロック動作制御により構成された CPU 動作モード があります。 ・ クロックモード PLL クロックモード:発振クロック (HCLK) 周波数の倍数の PLL クロックを使用して , CPU および周辺機能を操作しま す。 メインクロックモード:発振クロック (HCLK) の 2 分の 1 の周波数のメインクロックを使用して , CPU および周辺装置 を操作します。メインクロックモードでは , PLL 分周回路はオフになります。 ・ CPU 間欠動作モード CPU 間欠動作モードでは , CPU は間欠的に動作し , 一方周辺機能には高速クロックパルスが供給され , 消費電力を低減 します。CPU 間欠動作モードでは , CPU には , レジスタ , 内部メモリ , 周辺機能または外部ユニットにアクセスする場 合にのみ , 間欠的にクロックパルスが供給されます。 ・ スタンバイモード スタンバイモードでは , 低消費電力制御回路が CPU へのクロックの供給を停止するか ( スリープモード ) , または CPU と周辺機能へのクロックの供給を停止するか ( タイムベースタイマモード ) , または発振クロック自体を停止して ( ス トップモード ) , 消費電力を低減します。 ・ PLL スリープモード PLL スリープモードでは , マイクロコントローラが PLL クロックモードに入ると CPU 動作クロックが停止します。他 のコンポーネントは引き続き PLL クロックに基づいて動作します。 ・ メインスリープモード メインスリープモードでは , マイクロコントローラがメインクロックモードに入ると CPU 動作クロックが停止します。 他のコンポーネントは引き続きメインクロックに基づいて動作します。 ・ PLL タイムベースタイマモード PLL タイムベースタイマモードでは , マイクロコントローラの動作は , 発振クロック , PLL クロックおよびタイムベー スタイマを除いて停止します。タイムベースタイマ以外の機能はすべてオフになります。 ・ メインタイムベースタイマモード メインタイムベースタイマモードでは , マイクロコントローラの動作は , 発振クロック , メインクロックおよびタイム ベースタイマを除いて停止します。タイムベースタイマ以外の機能はすべてオフになります。 ・ ストップモード ストップモードでは , ソース発振が停止します。すべての機能が停止します。 DS07-13714-2 27 MB90460/465 シリーズ ブロックダイヤグラム 低消費電力モード制御レジスタ (LPMCR) STP SLP SPL RST TMD CG1 CG0 RESV 端子ハイインピー ダンス制御回路 内部リセット 発生回路 RST Pin CPU 間欠動作 セレクタ 3 CPU クロック 制御回路 スタンバイ 制御回路 割込みキャンセル CPU クロック ストップおよびスリープ信号 ストップ信号 周辺クロック 制御回路 マシンクロック クロック ジェネレータ 内部リセット 間欠サイクル選択 RST リセット解除 端子ハイ インピーダンス制御 周辺クロック 発振安定待ち時間が 受け渡される クロック セレクタ 2 発振安定待ち時間 セレクタ 2 ×1 ×2 ×3 ×4 PLL マルチ プライア回路 X0 Pin X1 Pin RESV MCM WS1 WS0 RESV MCS CS1 CS0 クロック選択レジスタ (CKSCR) 2 分周 メインクロック システムクロック 生成回路 28 512 分周 2 分周 4 分周 4 分周 4 分周 タイムベースタイマ DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 2. 入出力ポート (1) 入出力ポートの概要 制御出力用に使用されるデータレジスタが読み取られる場合には , レジスタのデータ出力は方向レジスタの値に関係な く制御出力として読み取られます。設定を入力から出力に変更する際に , 読取り変更書込み命令 ( たとえば , ビットセット 命令 ) を使用してデータレジスタに出力データをプリセットする場合には , 読み取られる値はデータレジスタにラッチさ れていた値ではなく , 端子からの入力データです。 ポート 0 ∼ 4 および 6 は , 方向レジスタ値が 0 に設定されている場合には入力の役割を果たし , 1 に設定されている場 合には出力の役割を果たします。 ポート 5 は , ADER が 00H の場合は , 他のポートと同じように入出力ポートになります。 ブロックダイヤグラム ・ポート 0 端子のブロックダイヤグラム RDR リソース出力 ポートデータレジスタ (PDR) 内 部 デ | タ バ ス ダイレクトリソース入力 リソース出力イネーブル プルアップ抵抗 , 約 50 KΩ PDR 読取り 出力ラッチ PDR 書込み 端子 ポートデータ方向レジスタ (DDR) 方向ラッチ DDR 書込み スタンバイ制御 (SPL = 1) DDR 読取り (続く) DS07-13714-2 29 MB90460/465 シリーズ ・ポート 1 端子のブロックダイヤグラム RDR 内 部 デ | タ バ ス リソース入力 リソース出力 ポートデータレジスタ (PDR) リソース出力イネーブル プルアップ抵抗 , 約 50 kΩ PDR 読取り 出力ラッチ PDR 書込み 端子 ポートデータ方向レジスタ (DDR) 方向ラッチ DDR 書込み スタンバイ制御 (SPL = 1) DDR 読取り ・ポート 2 端子のブロックダイヤグラム リソース出力 ポートデータレジスタ (PDR) 内 部 デ | タ バ ス リソース入力 リソース出力イネーブル PDR 読取り 出力ラッチ PDR 書込み 端子 ポートデータ方向レジスタ (DDR) 方向ラッチ DDR 書込み DDR 読取り スタンバイ制御 (SPL = 1) (続く) 30 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ・ポート 3 端子のブロックダイヤグラム リソース出力 リソース出力イネーブル ポートデータレジスタ (PDR) 内 部 デ | タ バ ス PDR 読取り 出力ラッチ PDR 書込み 端子 ポートデータ方向レジスタ (DDR) 方向ラッチ DDR 書込み DDR 読取り スタンバイ制御 (SPL = 1) ・ポート 4 端子のブロックダイヤグラム リソース出力 ポートデータレジスタ (PDR) 内 部 デ | タ バ ス リソース入力 リソース出力イネーブル PDR 読取り 出力ラッチ PDR 書込み 端子 ポートデータ方向レジスタ (DDR) 方向ラッチ DDR 書込み DDR 読取り スタンバイ制御 (SPL = 1) (続く) DS07-13714-2 31 MB90460/465 シリーズ (続き) ・ポート 5 端子のブロックダイヤグラム ADER アナログ出力 ポートデータレジスタ (PDR) 内 部 デ | タ バ ス PDR 読取り 出力ラッチ PDR 書込み 端子 ポートデータ方向レジスタ (DDR) 方向ラッチ DDR 書込み スタンバイ制御 (SPL = 1) DDR 読取り ・ポート 6 端子のブロックダイヤグラム リソース出力 ポートデータレジスタ (PDR) 内 部 デ | タ バ ス リソース入力 リソース出力イネーブル PDR 読取り 出力ラッチ PDR 書込み 端子 ポートデータ方向レジスタ (DDR) 方向ラッチ DDR 書込み DDR 読取り 32 スタンバイ制御 (SPL = 1) 外部割込みイネーブル DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 3. タイムベースタイマ タイムベースタイマは , 内部カウントクロック ( メイン発振クロックの 2 分周 ) に同期してカウントアップする 18 ビッ トフリーランカウンタ ( タイムベースカウンタ ) です。 タイムベースタイマには次のような特長があります。 ・ カウンタオーバフロー時に割込みを生成する。 ・ EI2OS のサポート ・ インターバルタイマ機能 4 つの異なる時間間隔で割込みを生成します。 ・ クロック供給機能 ウォッチドッグタイマのカウントクロックとして 4 つの異なるクロックを選択できます。 発振安定化用のクロックを供給します。 ブロックダイヤグラム ウォッチドッグ タイマへ タイムベースタイマカウンタ HCLK の 2 分周 × 21 × 22 × 23 × 28 × 29 × 210 × 211 × 212 × 213 × 214 × 215 × 216 × 217 × 218 OF OF OF カウンタクリア OF クロック制御部の 発振設定時間 セレクタへ パワーオンリセット カウンタ ストップモード開始 クリア回路 CMSCR: MCS = 1 から 0 へ* 1 TBOF クリア インターバル タイマセレクタ TBOF セット タイムベースタイマ 割込み信号 #36 (24H) * 2 タイムベースタイマ 割込みレジスタ (TBTC) ⎯ ⎯ ⎯ TBIE TBOF TBR TBC1 TBC0 OF:オーバフロー HCLK:発振クロック * 1:発振クロックから PLL クロックへのマシンクロックの切換え * 2:割込み番号 DS07-13714-2 33 MB90460/465 シリーズ 4. ウォッチドッグタイマ ウォッチドッグタイマは , タイムベースタイマの供給クロックをカウントクロックとして使用する 2 ビットカウンタで す。起動後に , 指定された時間内にウォッチドッグタイマがクリアされないと , CPU はリセットされます。 ・ ウォッチドッグタイマの特長 4 つの異なる時間間隔で CPU をリセットします。 ステータスビットによりリセット原因を示します。 ブロックダイヤグラム ウォッチドッグタイマ制御レジスタ (WDTC) PONR STBR WRST ERST SRST WTE ウォッチドッグタイマ WT1 WT0 2 CLR による起動 スリープモードの開始 ホールドステータスモードの開始 ストップモードの開始 カウンタ クリア制御 回路 カウント クロック セレクタ 2 ビット カウンタ CLR オーバ フロー ウォッチドッグ リセット 発生回路 内部 リセット 発生回路 へ CLR クリア 4 ( タイムベースタイマカウンタ ) HCLK の 2 分の 1 × 21 × 22 × 28 × 29 × 210 × 211 × 212 × 213 × 214 × 215 × 216 × 217 × 218 HCLK:発振クロック周波数 34 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 5. 16 ビットリロードタイマ ( × 2) 16 ビットリロードタイマは , 内部クロックモードとイベントカウントモードの 2 つの動作モードを持っています。各動 作モードで , 16 ビットダウンカウンタを再ロード ( リロードモード ) またはアンダフローすると停止 ( ワンショットモー ド ) させることができます。 出力端子 TO1 ∼ TO0 は , カウンタ動作モードに従って異なる波形を出力することができます。カウンタがリロードモー ドで操作されている場合には , カウンタがアンダフローすると TO1 ∼ TO0 はトグル動作します。カウンタがワンショット モードになっている場合には , カウンタのカウント中は , TO1 ∼ TO0 は指定されたレベル (H または L) を出力します。 16 ビットリロードタイマには次のような特長があります。 ・ タイマがアンダフローすると割込みを生成します。 ・ EI2OS をサポートします。 ・ 内部クロック動作モード: 3 種類の内部カウントクロックを選択できます。 カウンタは , ソフトウェアまたは外部トリガ (TIN1 ∼ TIN0 端子の信号 ) によって起動します。 起動後アンダフローすると , 再ロードまたは停止することができます。 ・ イベントカウント動作モード カウンタは , TIN1 ∼ TIN0 端子の指定されたエッジにより 1 つずつカウントダウンします。 カウンタは , アンダフロー時は , 再ロードまたは停止することができます。 DS07-13714-2 35 MB90460/465 シリーズ ブロックダイヤグラム F2MC-16LX バス TMRD0 ∗1 <TMRD1> 16 ビットリロードレジスタ リロード信号 TMR0∗1 <TMR1> リロード 制御回路 16 ビットタイマレジスタ カウントクロック生成回路 マシン クロック 3 プリス ケーラ CLK ゲート 入力 有効 クロック 調整回路 クリア ウェイト信号 内部 クロック 入力 制御回路 端子 P15/TIN0∗1 <P20/TIN1> 2 * 36 出力信号 生成回路 ⎯ ⎯ ⎯ 端子 EN セレクト 信号 CSL1 CSL0 MOD2MOD1MOD0OUTE OUTL RELD INTE タイマ制御ステータスレジスタ (TMCSR0) < TMCSR1 > * 反転 外部クロック 機能選択 ⎯ 出力制御回路 クロック セレクタ 3 UART0 および UART1 へ* 1 < A/D コンバータへ> CLK *1 P16/TO0 ∗1 <P21/TO1> 動作制御 回路 UF CNTE TRG 割込み要求信号 #30 (1EH) ∗2 <#32 (20H)> 1:このレジスタには ch0 と ch1 があります。<>で囲んだレジスタは ch1 レジスタを示します。 2:割込み番号 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 6. 16 ビット PPG タイマ ( × 3 , MB90465 シリーズに PPG1 は搭載されていません。) 16 ビット PPG タイマは , 16 ビットダウンカウンタ , プリスケーラ , 16 ビット周期設定バッファレジスタ , 16 ビット デューティ設定バッファレジスタ , 16 ビット制御レジスタおよび PPG 出力端子により構成されています。このモジュール を使用して , ソフトウェアトリガまたは「多機能タイマ」からの GATE 信号に同期したパルスを出力することができます。 「7. 多機能タイマ」を参照してください。 16 ビット PPG タイマには次のような特長があります。 ・ 2 つの動作モード:PWM モードとワンショットモード ・ 8 種類のカウンタ動作クロックを選択可能:φ, φ/2, φ/4, φ/8, φ/16, φ/32, φ/64, φ/128 (φ:マシンクロック ) ・ トリガ信号の到着時またはカウンタ桁下げ時または PPG 出力変化時に割込みを生成。 ・ EI2OS をサポート。 ブロックダイヤグラム CKS2 CKS1 CKS0 周期設定 レジスタ 0/1/2 1/1 1/2 1/4 1/8 1/16 1/32 1/64 1/128 CLK デューティ設定 レジスタ 0/1/2 LOAD 16 ビット ダウンカウンタ STOP START MDSE PGMS OSEL POEN BORROW マシンクロック φ エッジ検出 DS07-13714-2 Q PPG0 ( 多機能タイマ ) または PPG1 ( マルチパルスジェネレータ ) または PPG2 R 多機能タイマ (PPG0 の場合のみ ) からの GATE (PPG1 および PPG2 の場合のみ ) P37/PPG0 or P36/PPG1 or P46/PPG2 端子 S ダウンカウンタ レジスタ 0/1/2 F2MC-16LX バス デューティ設定バッファ レジスタ 0/1/2 コンパレータ プリスケーラ 周期設定バッファ レジスタ 0/1/2 割込 選択 割込み #14/#16/#32 IRS1 IRS0 IRQF IREN STGR CNTE RTRG 37 MB90460/465 シリーズ 7. 多機能タイマ 16 ビット多機能タイマモジュールは , 16 ビットフリーランタイマ , 4 つのインプットキャプチャ回路 , 6 つの出力コン パレータ , 1 ch の 16 ビット PPG タイマで構成されています。このモジュールは , PPG タイマまたは波形発生器が生成する 6 つの独立した波形を出力することができます。16 ビットフリーランタイマおよびインプットキャプチャ回路により , 入 力パルス幅測定および外部クロック周期の測定が可能になります。 (1) 16 ビットフリーランタイマ (1 ch) ・ 16 ビットフリーランタイマは , 16 ビットアップ / アップダウンカウンタ , 制御レジスタ , 16 ビットコンペアクリアレ ジスタ ( バッファレジスタ付き ) およびプリスケーラで構成されています。 ・ 8 種類のカウンタ動作クロック (φ, φ/2, φ/4, φ/8, φ/16, φ/32, φ/64, φ/128, φ はマシンクロック ) が選択可能です。 ・ 2 種類の割込み方法があります。 コンペアクリアレジスタと 16 ビットフリーランタイマが一致したとき , コンペアクリア割込みが生成されます。 16 ビットフリーランタイマのカウント値がゼロであることが検出されると , ゼロ検出割込みが生成されます。 ・ EI2OS をサポートします。 ・ コンペアクリアレジスタは, 選択可能なバッファレジスタを備えており,バッファレジスタのデータは, コンペアクリ アレジスタへの転送用に書きこまれます。タイマが停止すると,すぐに転送が始まり,データがバッファへと書きこま れます。タイマの作動中,バッファからのデータが始まり,タイマ値はゼロで検出されます。 ・ リセット , ソフトウェアクリア , アップカウントモードにおけるコンペアクリアレジスタとのコンペアマッチにより , カウンタ値は “0000H” にリセットされます。 ・ アウトプットコンペアモジュールにクロックを供給します。 プリスケーラ出力がアウトプットコンペアのカウントクロックの役割を果たします。 (2) アウトプットコンペアモジュール (6 ch) ・ アウトプットコンペアモジュールは , 6 本の 16 ビットコンペアレジスタ ( 選択可能バッファ付き ) , コンペア出力ラッ チおよびコンペア制御レジスタで構成されています。 16 ビットフリーランタイマとコンペアレジスタの値が一致する と , 割込みが生成され , 出力レベルが反転します。 ・ 6 本のコンペアレジスタは独立に動作することができます。 ・ 出力端子と割込みフラグが , 各コンペアレジスタに対応しています。 ・ 2 つのコンペアレジスタを対にして出力端子を制御することができます。 ・ 2 つのコンペアレジスタを対にして使用して出力端子を反転させることができます。 ・ 各出力端子の初期値を設定できます。 ・ アウトプットコンペアレジスタと 16 ビットフリーランタイマの値が一致すると , 割込みが生成されます。 ・ EI2OS をサポートします。 (3) インプットキャプチャモジュール (4 ch) インプットキャプチャは , 4 つの独立した外部入力端子 , 対応するキャプチャレジスタとキャプチャ制御レジスタで構 成されています。外部端子からの入力信号のエッジを検出すると , 16 ビットフリーランタイマの値をキャプチャレジスタ に格納し , 同時に割込みを生成することができます。 ・ 動作は 16 ビットフリーランタイマのカウントクロックと同期しています。 ・ 外部入力信号の 3 種類のトリガエッジ ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , および両エッジ ) を選択できます。また , トリガ エッジが立上りエッジか立下りエッジかを示す指示ビットがあります。 ・ 4 つのインプットキャプチャチャネルは独立に動作できます。 ・ 外部入力から有効なエッジを検出すると , 2 つの独立した割込みが発生します。 ・ EI2OS をサポートします。 (4) 16 ビット PPG タイマ (1 ch) 16 ビット PPG タイマ 0 によって , 波形発生器のための PPG 信号が提供されます。 38 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (5) 波形発生器モジュール 波形発生器は , 3 本の 16 ビットタイマレジスタ , 3 本のタイマ制御レジスタ , および 16 ビット波形制御レジスタで構成 されています。 波形発生器により , リアルタイム出力 , 16 ビット PPG 波形出力 , インバータ制御用のオーバラップなし 3 相波形出力 , および DC チョッパ波形出力を生成することができます。 ・ 16 ビットタイマのデッドタイムに基づいたオーバラップなし波形出力を生成することができます ( デッドタイムタイ マ機能 ) 。 ・ 2 チャネルモードでリアルタイム出力が動作しているとき , オーバラップなし波形出力を生成することができます ( デッドタイムタイマ機能 ) 。 ・ リアルタイム出力コンペアマッチを検出すると , PPG タイマ動作を開始または停止するための PPG タイマ動作 GATE 信号が生成されます (GATE 機能 ) 。 ・ リアルアウトプットコンペアにより一致が検出されると , 16 ビットタイマが起動します。PPG タイマは , 16 ビットタイ マが停止するまでの間に PPG 動作 GATE 信号を生成することにより容易に開始または停止できます。 ・ DTTI0 端子入力を使用して出力波形を強制的に停止できます。 ・ DTTI0 をアクティブにするか , 16 ビットタイマのアンダフローにより , 割込みが生成されます。 ・ EI2OS をサポートします。 ・3 相モータインタフェース回路 VCC RTO0(U) RTO2(V) (U) RTO1(X) RTO3(Y) RTO4(W) (V) (W) RTO5(Z) RTO0 (U) , RTO2 (V) , RTO4 (W):上位 ARM RTO1 (X) , RTO3 (Y) , RTO5 (Z):下位 ARM RTO0 (U) , RTO1 (X):非オーバラップ出力対 RTO2 (V) , RTO3 (Y):非オーバラップ出力対 RTO4 (W) , RTO5 (Z):非オーバラップ出力対 (U) , (V) , (W) は 3 相コイル接続です。 DS07-13714-2 39 MB90460/465 シリーズ ・3 相モータコイル接続回路 (U) スター接続回路 (V) (W) デルタ接続回路 (U) (W) 40 (V) DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ブロックダイヤグラム ・多機能タイマのブロックダイヤグラム リアルタイム I/O 割込み番号 12 割込み番号 15 割込み番号 17 割込み番号 19 割込み番号 21 割込み番号 23 アウトプットコンペア 0 アウトプットコンペア 1 アウトプットコンペア 2 アウトプットコンペア 3 アウトプットコンペア 4 アウトプットコンペア 5 16 ビット アウトプット RT0 to 5 コンペア RTO0 端子 P30/RTO0 (U) RTO1 端子 P31/RTO1 (X) RTO2 端子 P32/RTO2 (V) RTO3 端子 P33/RTO3 (Y) RTO4 端子 P34/RTO4 (W) RTO5 端子 P35/RTO5 (Z) RT0 to 5 バッファ カウンタ 転送 値 波形発生器 F2MC-16LX バス DTTI 割込み番号 31 割込み番号 34 A/D トリガ ゼロ検出 A/D トリガ 16 ビット フリーランタイマ EXCK カウンタ値 割込み番号 33 割込み番号 35 16 ビット インプット キャプチャ 割込み番号 29 割込み番号 20 端子 P10/INT0/DTTI0 16 ビットタイマ 0/1/2 アンダフロー DTTI0 立下り エッジ検出 PPG0 PPG0 GATE GATE 端子 P17/FRCK インプットキャプチャ 0/1 インプットキャプチャ 2/3 IN0 端子 P24/IN0 IN1 端子 P25/IN1 IN2 端子 P26/IN2 IN3 端子 P27/IN3 (続く) DS07-13714-2 41 MB90460/465 シリーズ ・16 ビットフリーランタイマのブロックダイヤグラム φ STOP MODE SCLR CLK2 CLK1 CLK0 ストップ アップ / CLR アップダウン プリスケーラ ゼロ検出回路 16 ビットフリー ランタイマ CK ゼロ検出 ( アウトプットコンペアへ ) F2MC-16LX バス インプットコンペアおよび アウトプットコンペアへ 転送 16 ビットコンペア クリアレジスタ コンペアクリア一致 ( アウトプットコンペアへ ) コンペア回路 16 ビットコンペア クリアバッファレジスタ O セレクタ マスク回路 セレクタ I1 I0 セレクタ I0 I1 O I0 I1 割込み番号 31 (1FH) O 割込み番号 31 (22H) A/D トリガ MSI2 MSI1 MSI0 ICLR ICRE IRQZF IRQZE I0 I1 O セレクタ (続く) 42 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ・16 ビットアウトプットコンペアのブロックダイヤグラム フリーランタイマからのカウント値 BUF0 コンペアバッファ レジスタ 0/2/4 BTS0 フリーランタイマからのゼロ検出 フリーランタイマからのコンペア クリア一致 セレクタ BUF1 F2MC-16LX バス I0 I1 O 転送 コンペアレジスタ 0/2/4 BTS1 コンペア回路 転送 コンペアレジスタ 1/3/5 I0 I1 O コンペアバッファ レジスタ 1/3/5 セレクタ T CMOD Q RT0/2/4 ( 波形発生器 ) コンペア回路 T Q RT1/3/5 ( 波形発生器 ) IOP1 IOP0 IOE1 IOE0 割込み番号 #12, #17, #21 #15, #19, #23 ・16 ビットインプットキャプチャのブロックダイヤグラム フリーランタイマからのカウント値 エッジ検出 F2MC-16LX バス キャプチャレジスタ 0/2 EG11 EG10 EG01 EG00 エッジ検出 キャプチャレジスタ 1/3 ICP0 ICP1 ICE0 IN0/2 IEI1 IEI0 IN1/3 ICE1 割込み番号 #33, #35 #33, #35 (続く) DS07-13714-2 43 MB90460/465 シリーズ (続き) ・波形発生器のブロックダイヤグラム DCK2 φ DCK1 DCK0 NRSL DTIF DTIE NWS1 NWS0 ノイズキャン セレーション DTTI0 制御回路 分周器 SIGCR PICSH01 PGEN1 PGEN0 P12/ INT2/ DTTI0 ゲート 0/1 DTCR0 TMD2 TMD1 TMD0 GTEN1 GTEN0 ゲート (PPG0 へ ) TO0 波形制御 RT0 16 ビット タイマ 0 コンペア回路 セレクタ セレクタ 出力制御 TO1 RT1 P31/ RTO1 (X) U 16 ビットタイマレジスタ 0 P30/ RTO0 (U) デッドタイム発生器 X ゲート 2/3 PICSH01 PGEN3 PGEN2 TO2 波形制御 RT2 TO3 RT3 16 ビット タイマ 1 コンペア回路 セレクタ セレクタ 出力制御 F2MC-16LX バス DTCR1 TMD2 TMD1 TMD0 GTEN1 GTEN0 P33/ RTO3 (Y) V デッドタイム発生器 Y ゲート 4/5 DTCR2 TMD2 TMD1 TMD0 GTEN1 GTEN0 PICSH01 PGEN5 PGEN4 TO4 波形制御 RT4 TO5 RT5 16 ビット タイマ 2 セレクタ コンペア回路 セレクタ W デッドタイム発生器 P34/ RTO4 (W) P35/ RTO5 (Z) Z PPG0 16 ビットタイマレジスタ 2 出力制御 16 ビットタイマレジスタ 1 P32/ RTO2 (V) 44 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 8. マルチパルス発生器(MB90465シリーズには搭載されていません。ただし, 16ビットリロードタイマ0は使用できます。) マルチパルス発生器は , 16 ビット PPG タイマ , 16 ビットリロードタイマおよび波形シーケンサから構成されます。波形 シーケンサを使用することによって , マルチパルス発生器の入力信号 (SNI0 ∼ 2) に従って 16 ビット PPG タイマ出力信号 をマルチパルス発生器出力 (OPT0 ∼ 5) に振り向けることができます。一方 , 緊急の場合には OPT0 ∼ 5 出力信号を DTTI 入力 (DTTI1) によってハードウェア終端することができます。不要グリッチを除去するため , OPT0 ∼ 5 出力信号は PPG 信 号と同期をとります。 マルチパルス発生器は以下の特徴を備えています。 ・ 出力信号制御 12 出力データバッファレジスタを備えています。 以下のときに出力データレジスタを出力データバッファレジスタのいずれか 1 つによって更新することができます。 1. 有効エッジが SNI0 ∼ SNI2 ピンで検出された 2. 16 ビットリロードタイマがアンダフロー 3. 出力データバッファレジスタ OPDBR0 に書き込まれる ・ 出力データレジスタ (OPDR) は , どの OPT 端子 (OPT0 ∼ 5) が 16 ビット PPG 波形を出力するかを決定します。 波形シーケンサにはモータの速度を測定するための 16 ビットタイマが備えられています。 位置検出ができないときに 16 ビットタイマを使用して OPT 出力をオフにすることができます。 ・ 入力位置検出制御 SNI0 ∼ SNI2 入力を使用してロータ位置を検出することができます。 制御可能なノイズフィルタが SNI0 ∼ SNI2 入力に備えられます。 ・ 出力信号のための PPG 同期 ショートパルス ( またはグリッチ ) の出現を避けるため , OPT 出力は PPG 波形のエッジと同期することができます。 ・ 様々な割込み発生要因 ・ EI2OS サポート (1) 16 ビット PPG タイマ (x 1, MB90465 シリーズには搭載されていません。) 16 ビット PPG タイマ 1 は , 波形シーケンサの PPG 信号を提供するために使用します。 (2) 16 ビットリロードタイマ (x 1) 16 ビットリロードタイマ 0 は , 波形シーケンサに信号を提供するために使用します。 (3) 波形シーケンサ (MB90465 シリーズには搭載されていません。) 波形シーケンサを使用すると , 16 ビット PPG タイマ出力信号をマルチパルスジェネレータの入力信号 (SNI2 ∼ SNI0) に従ってマルチパルスジェネレータ出力 (OPT5 ∼ OPT0) へ送出できます。また , OPT5 ∼ OPT0 出力信号は , 緊急の場 合は DTTI 入力 (DTTI1) を使用してハードウェア的に終了させることができます。OPT5 ∼ OPT0 出力信号は , 望まし くないグリッチを除去するために PPG 信号と同期します。 DS07-13714-2 45 MB90460/465 シリーズ F2MC-16LX バス ブロックダイヤグラム ・マルチパルス発生器のブロックダイヤグラム P12/INT2/DTTI1 端子 DTTI OPT5 端子 P05/OPT5 P45/SNI2 端子 SNI2 OPT4 端子 P04/OPT4 P44/SNI1 端子 SNI1 OPT3 端子 P03/OPT3 P43/SNI0 端子 SNI0 OPT2 端子 P02/OPT2 P15/INT5/TIN0 端子 TIN0 OPT1 端子 P01/OPT1 OPT0 端子 P00/OPT0 波形シーケンサ 16 ビット PPG タイマ 1 16 ビットリロードタイマ 0 PPG1 PPG1 TOUT TIN * : 破線はMB90465シリーズのTIN0経路です。 MB90465シリーズは個別に16ビットリロード タイマ0を使用できます。 割込み番号 22 割込み番号 22 割込み番号 26 割込み番号 26 割込み番号 28 割込み番号 28 WIN0 TIN0O * 端子 P16/INT6/TO0 (続く) 46 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) ・波形シーケンサのブロックダイヤグラム 割込み 番号 26 書込みタイミング割込み 割込み番号 22 位置検出割込み OPCR レジスタ PDIRT DTIE DTIF NRSL OPS2 OPS1 OPS0 WTIF WTIE PDIF PDIE OPE5 OPE4 OPE3 OPE2 OPE1 OPE0 PPG1 から OPDBRB ∼ 0 レジスタ 同期回路 WTS1 WTS0 端子 P01/OPT1 端子 P02/OPT2 OP × 1/OP × 0 出力制御回路 端子 P03/OPT3 端子 P04/OPT4 端子 P05/OPT5 DDTI1 制御回路 ノイズ フィルタ P12/INT2/DTTI1 端子 RDA2 to 0 D1 D0 3 3 コンペアクリア割込み BNKF デコーダ F2MC-16LX バス 出力データバッファレジスタ× 12 OPDR レジスタ 端子 P00/OPT0 16 ビットタイマ 端子 P15/INT5/TIN0 WTO CCIRT WTIN1 P43/SNI0 端子 データ書込み制御ユニット OPS2 OPS1 OPS0 WTO P44/SNI1 端子 位置検出回路 3 セレクタ P45/SNI2 端子 TIN0O WTIN0 TIN0O WTIN0 WTIN1 WTIN1 コンペア回路 WTS1 WTS0 CPIF CPIE CPD2 CPD1 CPD0 CMPE CPE1 CPE0 SNC2 SNC1 SNC0 SEE2 SEE1 SEE0 IPCR レジスタ S21 S20 S11 NCCR レジスタ DS07-13714-2 コンペア一致割込み S10 S01 S00 D1 D0 PDIRT 割込み番号 28 47 MB90460/465 シリーズ 9. PWC タイマ ( × 2, MB90465 シリーズに PWC0 は搭載されていません。) PWC ( パルス幅カウント ) タイマは , リロードタイマ機能と入力信号パルス幅カウント機能も備えた 16 ビット多機能 アップカウンタです。 PWC タイマは , 16 ビットカウンタ , 入力パルス分周器 , 分周比制御レジスタ , カウント入力ピン , パルス出力ピンおよ び 16 ビット制御レジスタにより構成されています。 PWC タイマは , 以下の特徴を備えています。 ・ タイマがオーバフローしたときにまたは PWC 測定の最後で割込みを生成 ・ EI2OS サポート ・ タイマ機能 設定時間間隔で割込み要求を生成します。 タイマサイクルと同期したパルス信号を出力します。 3 つの内蔵クロックの中からカウンタクロックを選択します。 ・ パルス幅カウント機能 外部パルス入力イベント間の時間をカウントします。 3 つの内蔵クロックの中からカウンタクロックを選択します。 カウントモード ・ H パルス幅 ( 立上りエッジから立下りエッジ ) /L パルス幅 ( 立下りエッジから立上りエッジ ) ・ 立上がりエッジサイクル ( 立上りエッジから立下りエッジ ) / 立下りエッジサイクル ( 立下りエッジから立上りエッジ ) ・ エッジ間のカウント ( 立上りエッジまたは立下りエッジから立下りエッジまたは立上りエッジ ) 8 ビット入力分周回路を使用して入力パルスを 22, 24, 26, 28 で分周することによってサイクルをカウントすることがで きます。 カウント操作の完了時に割込み要求を生成します。 単独のまたは連続のカウント操作を選択します。 48 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ブロックダイヤグラム PWC リード ERR エラー検出 16 PWC 16 オーバフロー リロード データ転送 P07/PWO0 P23/PWO1 F.F. 16 クロック 22 16 ビットアップカウンタ タイマクリア カウント イネーブル カウント ビット出力 制御回路 フラグ設定 F2MC-16LX バス 書込みイネーブル 16 23 クロック 分周器 CKS1, CKS0, 分周器クリア 内部クロック ( マシンクロック /4) 開始エッジ選択 終了エッジ 分周器 ON/OFF カウント終了 選択 エッジ エッジ検出器 P06/PWI0 P22/PWI1 カウント開始エッジ カウント終了割込み要求 オーバフロー割込み要求 8 ビット 分周器 CKS0 ERR CKS1 15 分周比選択 PWCS 2 DS07-13714-2 DIVR 49 MB90460/465 シリーズ 10.UART (x 2) UART は , 非同期 ( スタート−ストップ ) 通信またはクロック同期通信用のシリアル I/O ポートです。 UART は , 以下の特徴を備えています。 ・ 全二重ダブルバッファリング ・ 非同期 ( スタート−ストップビット ) および CLK 同期通信が可能 ・ マルチプロセッサモードをサポート ・ 様々なボーレート生成方式 外部クロック入力が可能 内蔵クロック (16 ビットリロードタイマから供給されるクロックを使用可能 ) 専用ボーレートジェネレータ内蔵 動作 ボーレート 非同期 31250/9615/4808/2404/1202 bps CLK 同期 2 M/1 M/500 K/250 K/125 K/62.5 Kbps (注意事項)6, 8, 10, 12 および 16 MHz の内部マシンクロック周波数を想定 ・ エラー検出機能 ( パリティ, フレーミング , オーバーラン ) ・ NRZ ( 非ゼロ復帰 ) 信号フォーマット ・ 割込み要求 −受信割込み ( 受信完了 , 受信エラー検出 ) −送信割込み ( 送信完了 ) −送信 / 受信は拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) に従っています。 ・ 柔軟なデータ長 7 ∼ 9 ビットを選択 ( パリティビットなし ) 6 ∼ 8 ビットを選択 ( パリティビットあり ) 50 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ブロックダイヤグラム 制御バス 専用ボーレート ジェネレータ 16 ビット リロードタイマ 受信割込 要求出力 送信割込 要求出力 クロック セレクタ 送信クロック 受信クロック 端子 受信制御 回路 送信制御 回路 SCK0, 1 端子 スタートビット 検出回路 送信スタート回路 受信ビット カウンタ 送信ビット カウンタ 受信パリティ カウンタ 送信パリティ カウンタ 受信用 シフトレジスタ 送信用 シフトレジスタ SIN0, 1 受信状態判定回路 シリアル入力 データレジスタ 0, 1 受信 終了 端子 SOT0, 1 送信開始 シリアル出力 データレジスタ 0, 1 EI2OS 用受信 エラー発生信号 (CPU へ ) 内部データバス 通信 プリスケーラ 制御 レジスタ MD DIV2 DIV1 DIV0 シリアル モード レジスタ 0, 1 MD1 MD0 CS2 CS1 CS0 RST SCKE SOE シリアル 制御 レジスタ 0, 1 PEN P SBL CL A/D REC RXE TXE シリアル ステータス レジスタ 0, 1 PE ORE FRE RDRF TDRE BDS RIE TIE 制御信号 DS07-13714-2 51 MB90460/465 シリーズ 11.DTP/ 外部割込み DTP/ 外部割込み回路は , DTP/ 外部割込みピンに供給される信号によってアクティブにされます。 CPU は , 通常のハード ウェア割込みに使用するのと同じ手順を使用して信号を受け付け , 外部割込みを生成するかまたは拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) をアクティブにします。 DTP/ 外部割込みの特徴 ・ 合計 8 外部割込みチャンネル ・ 2 つの要求レベル (“H” と “L”) がインテリジェント I/O サービスに対して提供されます。 ・ 4 つの要求レベル ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , “H” レベル , “L” レベル ) が外部割込み要求に対して提供されます。 ブロックダイヤグラム 要求レベル設定レジスタ (ELVR) LB7 LA7 LB6 LA6 LB5 LA5 LB4 LA4 LB3 LA3 LB2 LA2 LB1 LA1 LB0 LA0 2 端子 2 2 2 2 2 2 セレクタ セレクタ P63/INT7 端子 P10/INT0/DTTI0 セレクタ 端子 セレクタ P16/INT6/TO0 端子 P11/INT1 端子 セレクタ セレクタ P15/INT5/TIN0 内部データバス 2 端子 P12/INT2/DTTI1 セレクタセレクタ 端子 端子 P14/INT4 P13/INT3 ER7 ER6 ER5 ER4 ER3 ER2 ER1 ER0 割込み要求番号 #20(14H) #22(16H) #25(19H) #27(1BH) EN7 52 EN6 EN5 EN4 EN3 EN2 EN1 EN0 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 12.遅延割込み発生モジュール 遅延割込み発生モジュールは , タスクスイッチング割込みの生成に使用されます。F2MC16LX CPU への割込み要求を , こ のモジュールを使用してソフトウェアが発生およびクリアすることができます。 F2MC-16LX バス ブロックダイヤグラム DS07-13714-2 遅延割込み要因生成 / 取消デコーダ 割込み要因ラッチ 53 MB90460/465 シリーズ 13.A/D コンバータ コンバータは , アナログ入力ピンへのアナログ電圧入力 ( 入力電圧 ) をデジタル値に変換します。コンバータは , 以下の 特徴を備えています。 ・ 最小変換時間は 6.13 µs です (16 MHz のマシンクロックの場合 , サンプリング時間を含む ) 。 ・ 最小サンプリング時間は 2.0 µs です (16 MHz のマシンクロックの場合 ) 。 ・ コンバータは , サンプルホールド回路で RC 型連続概算変換方式を使用します。 ・ 10 ビットまたは 8 ビットの分解能を選択することができます。 ・ アナログ入力ピンとして 8 チャンネルまでをプログラムで選択することができます。 ・ 様々な変換モード シングル変換モード:1 つのチャンネルを選択して変換します。 スキャン変換モード:複数のチャンネルを連続的に変換します。最大 8 チャンネルをプログラムで選択することができ ます。 連続変換モード:指定されたチャンネルを繰り返して変換します。 ストップ変換モード:1 つのチャンネルを変換してから次のアクティベーションまで停止します。( 変換開始タイミング の同期を可能にします。) ・ A/D 変換の終了時に , 割込み要求を生成することができ , EI2OS をアクティブにすることができます。 ・ 割込みイネーブル状態では , 変換データ保護機能がデータのどの部分も連続変換によって失われないようにします。 ・ 変換は , ソフトウェア , 16 ビットリロードタイマ 1 ( 立上がりエッジ ) および 16 ビットフリーランタイマゼロ検出エッ ジによってアクティブにすることができます。 ブロックダイヤグラム AVCC AVR AVSS MPX 入力回路 D/A コンバータ 逐次比較レジスタ コンパレータ F2MC-16LX バス AN0 AN1 AN2 AN3 AN4 AN5 AN6 AN7 デコーダ サンプル & ホールド回路 データレジスタ ADCR0/1 A/D 制御レジスタ 0 A/D 制御レジスタ 1 ADCS0/1 16 ビットリロードタイマ 動作クロック 16 ビットフリーランタイマゼロ検出 φ プリスケーラ φ:マシンクロック 54 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 14.アドレス一致検出機能 アドレス一致検出機能は , プログラムが現在処理している命令の次に処理される命令のアドレスが検出アドレス設定レ ジスタに設定したアドレスと一致した場合に , プログラムで次に処理される命令を強制的に INT9 命令に置き換え , 割込 み処理プログラムに分岐する機能です。INT9 割込みを利用して処理できるので , プログラムのパッチ処理による修正に利 用できます。 ・アドレス一致検出機能の概要 ・ プログラムが現在処理している命令の次に処理される命令のアドレスは , 内部データバスを通じて常にアドレスラッ チに保持されます。アドレス一致検出機能の働きにより , アドレスラッチに保持されたアドレスの値と検出アドレス設 定レジスタに設定したアドレスの値は常に比較されます。比較されたアドレスの値が一致した場合は , CPU が次に実行 する命令が強制的に INT9 命令に置き換えられ , 割込み処理プログラムが実行されます。 ・ 検出アドレス設定レジスタは 2 つあり (PADR0, PADR1) , 各レジスタごとに割込み許可ビットが用意されています。ア ドレスラッチに保持されたアドレスと検出アドレス設定レジスタに設定したアドレスの一致による割込みの発生をレ ジスタごとに許可または禁止できます。 ブロックダイヤグラム アドレスラッチ 内 部 デ | タ バ ス PADR0 (24 bit) INT9 命令 (INT9 割込み発生 ) 比 較 器 検出アドレス設定レジスタ 0 PADR1 (24 bit) 検出アドレス設定レジスタ 1 PACSR 予約 予約 予約 予約 AD1E 予約 AD0E 予約 アドレス検出制御レジスタ (PACSR) 予約:必ず “0” に設定してください ・ アドレスラッチ 内部データバスに出力されたアドレスの値を保持します。 ・ アドレス検出制御レジスタ (PACSR) アドレスが一致された場合の割込み出力の許可または禁止を設定します。 ・検出アドレス設定レジスタ (PADR0, PADR1) アドレスラッチの値と比較するアドレスを設定します。 15.ROM ミラー機能選択モジュール ROM ミラー機能選択モジュールは , ROM を割り当てられている FF バンクがレジスタ設定に従って 00 バンクを通して 見るものを選択することができます。 ブロックダイヤグラム F2MC-16LX バス ROM ミラー機能選択レジスタ アドレス領域 FF バンク 00 バンク ROM DS07-13714-2 55 MB90460/465 シリーズ 16.512/1024 K ビットフラッシュメモリ 512K ビット (MB90F462 と MB90F462A) または 1024K ビット (MB90F463A) のフラッシュメモリを CPU メモリマップ の FE ∼ FF バンクに割り当てます。マスク ROM と同様に , フラッシュメモリは , フラッシュメモリインタフェース回路を 使用して CPU が読み出しアクセスとプログラムアクセスをすることができます。フラッシュメモリは , フラッシュメモリ インタフェース回路を介した CPU からの命令によってプログラム / 消去することができます。したがって , 統合された CPU 制御の元で回路基板にまだある間にフラッシュメモリを再プログラム ( 更新 ) することができ , プログラムコードと データを効率的に改善することができます。“ イネーブルセクタプロテクト ” などのセクタ操作は使用できません。 512/1024 K ビットフラッシュメモリの特長 ・ 64K ワード x 8 ビット /32K ワード x 16 ビット (16K+8K+8K+32K) のセクタ構成 :MB90F462/F462A ・ 128K ワード x 8 ビット /64K ワード x 16 ビット (64K+16K+8K+8K+32K) のセクタ構成:MB90F463A ・ 自動プログラムアルゴリズム (Embedded Algorithm と同じ:MBM29F400TA) ・ 消去一時停止 / 消去再開機能の搭載 ・ データポーリングまたはトグルビットによって検出される書込み / 消去の完了 ・ CPU 割込みによって検出される書込み / 消去の完了 ・ JEDEC 標準型コマンドとの互換性 ・ 各セクタ消去を実行可能 ( セクタを自由に結合可能 ) ・ フラッシュセキュリティ機能 ・ 書込み / 消去操作の回数は 10,000 回を保証 ・ フラッシュ読み出しサイクルタイム ( 最小 ) 2 マシンサイクル (1) 512 K ビットフラッシュメモリのセクタ構成 512 K ビットフラッシュメモリのセクタ構成を下に示しています。図に示しているアドレスは , 各セクタの上位アドレス と下位アドレスです。 CPU からアクセスするときは , SA0 ∼ SA3 がそれぞれ FF バンクレジスタに割り当てられます。 フラッシュメモリ CPU アドレス ライタアドレス* FFFFFFH 7FFFFH FFC000H 7C000H FFBFFFH 7BFFFH FFA000H 7A000H FF9FFFH 79FFFH FF8000H 78000H FF7FFFH 77FFFH FF0000H 70000H SA3 (16 K バイト ) SA2 (8 K バイト ) SA1 (8 K バイト ) SA0 (32 K バイト ) (続く) 56 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) CPU からアクセスするときは , SA0 および SA1 ∼ SA4 がそれぞれ FE, FF バンクレジスタに割り当てられます。 フラッシュメモリ CPUアドレス ライタアドレス* FFFFFFH 7FFFFH FFC000H 7C000H FFBFFFH 7BFFFH FFA000H 7A000H FF9FFFH 79FFFH FF8000H 78000H FF7FFFH 77FFFH FF0000H 70000H FEFFFFH 6FFFFH FE0000H 60000H SA4 (16 Kバイト) SA3 (8 Kバイト) SA2 (8 Kバイト) SA1 (32 Kバイト) SA0 (64 Kバイト) *:データがパラレルプログラマによってフラッシュメモリにプログラムされているときは , プログラマアドレスは CPU アドレスに対応します。プログラマアドレスは , 汎用プログラマを使用してデータをプログラム / 消去するため に使用されます。 DS07-13714-2 57 MB90460/465 シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項 目 記 号 電源電圧 入力電圧 出力電圧 最大クランプ電流 “L” レベル最大出力電流 備 考 VCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V VCC ≧ AVCC * 1 AVR VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC ≧ AVR, AVR ≧ AVSS VI VSS − 0.3 VSS + 6.0 V *2 VO VSS − 0.3 VSS + 6.0 V *2 ICLAMP − 2.0 ⎯ + 2.0 20 mA *4 mA *4 ⎯ 15 mA *3 ⎯ 4 mA P00 ~ P05, P30 ~ P35 以外の全端子 P00 ~ P05, P30 ~ P35 のみ 平均出力電流 = 動作電流 × 動作効率 IOLAV1 “L” レベル平均出力電流 単位 最 大 Σ | ICLAMP | IOL 最大総クランプ電流 定 格 値 最 小 IOLAV2 ⎯ 12 mA “L” レベル総最大出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル総平均出力電流 ΣIOLAV ⎯ 50 mA 平均出力電流=動作電流×動作効率 “H” レベル最大出力電流 IOH ⎯ − 15 mA *3 “H” レベル平均出力電流 IOHAV ⎯ −4 mA 平均出力電流=動作電流×動作効率 “H” レベル総最大出力電流 ΣIOH ⎯ − 100 mA “H” レベル総平均出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 50 300 mW PD 消費電力 動作温度 TA 保存温度 Tstg − 40 − 55 mA + 85 °C + 150 °C 平均出力電流=動作電流×動作効率 * 1:AVCC は電源投入時には VCC を絶対に超えてはなりません。 * 2:VI と VO は VCC + 0.3 V を絶対に超えてはなりません。 * 3:最大出力電流は対応するピンのピーク値です。 * 4:・該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P46, P60 ∼ P63 ・推奨動作条件内でご使用ください。 ・直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。 ・+ B 信号とマイコンの間には,必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。 ・+ B 入力時にマイコン端子に入力される電流が,瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限抵抗の値を設 定してください。 ・低消費電力モードなどマイコンの駆動電流が少ない動作状態では,+ B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC 端子の電位を上昇させ,他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。 ・マイコン電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されている ため,不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。 ・電源投入時に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているため,パワーオンリセットが動作しない電 源電圧になる可能性がありますのでご注意ください。 ・+ B 入力端子は,オープン状態にならないようにご注意ください。 ・A/D 入力端子を除くアナログ系入出力端子 (LCD 駆動端子,コンパレータ入力端子など ) は,+ B 入力ができま せんのでご注意ください。 ・推奨回路例: ・入出力等価回路 保護ダイオード VCC 制限 抵抗 P-ch + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R 58 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項 目 記号 VCC 電源電圧 VCC 規 格 値 単位 備 考 最 小 最 大 3.0 5.5 V 通常動作 (MB90462, MB90467, MB90V460) 4.5 5.5 V 通常動作 (MB90F462, MB90F462A, MB90F463A) 3.0 5.5 V ストップ動作の状態保持 セラミックコンデンサまたは同等の周波数特性のコン デンサを使用します。VCC 端子に接続する平滑コンデ ンサは , CS より大きい容量値のものを使用してくださ い。 平滑コンデンサ CS 0.1 1.0 µF 動作温度 TA − 40 + 85 °C ・C 端子接続回路 C CS <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 DS07-13714-2 59 MB90460/465 シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 VCC − 0.5 ⎯ ⎯ V P00 ∼ P05 と VCC = 4.5 V, P30 ∼ P35 を除く IOL = 4.0 mA すべての端子 ⎯ ⎯ 0.4 V P00 ∼ P05, P30 ∼ P35 ⎯ ⎯ 0.4 V 0.7 VCC ⎯ VCC + 0.3 V CMOS 入力端子 0.8 VCC ⎯ VCC + 0.3 V CMOS ヒステリ シス入力端子 VCC − 0.3 ⎯ VCC + 0.3 V MD 端子入力 VSS − 0.3 ⎯ 0.3 VCC V CMOS 入力端子 VSS − 0.3 ⎯ 0.2 VCC V CMOS ヒステリ シス入力端子 VSS − 0.3 ⎯ VSS + 0.3 V MD 端子入力 −5 ⎯ 5 µA ⎯ 40 50 mA MB90462, MB90467 ⎯ 30 50 mA MB90F462, MB90F462A, MB90F463A ⎯ 45 60 mA MB90F462, MB90F462A, MB90F463A mA MB90462, MB90467, MB90F462, MB90F462A, MB90F463A mA MB90462, MB90467, MB90F462, MB90F462A, MB90F463A µA MB90462, MB90467, MB90F462, MB90F462A, MB90F463A VIHS P10 ∼ P17 P20 ∼ P27 P40 ∼ P46 P60 ∼ P63, RST VCC = 4.5 V, IOH = − 4.0 mA VCC = 4.5 V, IOL = 12.0 mA VCC = 3.0 V ∼ 5.5 V (MB90462, MB90467) VIHM MD0 ∼ MD2 VIL P00 ∼ P07 P30 ∼ P37 P50 ∼ P57 VILS P10 ∼ P17 P20 ∼ P27 P40 ∼ P46 P60 ∼ P63, RST VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V (MB90F463, MB90F462A, MB90F463A) VILM MD0 ∼ MD2 入力リーク電流 IIL すべての入力端 子 VCC = 5.5 V, VSS < VI < VCC VCC = 5.0 V, 内部 16 MHz 動作 , 通常動作時 ICC VCC = 5.0 V, 内部 16 MHz 動作 , フラッシュメモリ 書込み時 , フラッ シュメモリ消去時 電源電流* ICCS VCC VCC = 5.0 V, 内部 16 MHz 動作 , スリープ時 ICTS VCC = 5.0 V, 内部 16 MHz 動作 , タイマモード時 , TA = 25 °C ICCH 備 考 最大 P00 ∼ P07 P30 ∼ P37 P50 ∼ P57 “L” レベル入力電圧 単位 標準 VIH “H”レベル入力電圧 規 格 値 最小 すべての出力端 “H”レベル出力電圧 VOH 子 “L” レベル出力電圧 VOL 条 件 ストップ時 , TA = 25 °C ⎯ ⎯ ⎯ 15 2.5 5 20 5.0 20 (続く) 60 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 規 格 値 条 件 最小 標準 最大 単位 入力容量 CIN AVCC, AVSS, C, VCC および VSS を除く ⎯ ⎯ 10 80 pF プルアップ抵抗 RUP P00 to P07 P10 to P17, RST ⎯ 25 50 100 kΩ ⎯ 25 50 100 kΩ プルダウン抵抗 RDOWN MD2 備 考 *:電流値は暫定値であり , 特性の強化のために予告なしに変更されることがあります。電源電流は , 外部クロックで測 定されています。 4. 交流規格 (1) クロックタイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 クロック周波数 記号 端子名 fC X0, X1 規 格 値 最小 標準 最大 3 ⎯ 16 3 ⎯ 32 単位 MHz 備 考 水晶発振子 外部クロック *2 tHCYL X0, X1 62.5 ⎯ 333 ns 周波数変動率ロック時 ∆f ⎯ ⎯ ⎯ 5 % 入力クロックパルス幅 PWH PWL X0 10 ⎯ ⎯ ns 30 ∼ 70%のデューティ比 を推奨 入力クロック立上り / 立下り時間 tCR tCF X0 ⎯ ⎯ 5 ns 外部クロック動作時 内部動作クロック周波数 fCP ⎯ 1.5 ⎯ 16 MHz メインクロック動作時 内部動作クロック サイクルタイム tCP ⎯ 62.5 ⎯ 666 ns メインクロック動作時 クロックサイクルタイム *1 * 1:周波数変動率は , 乗算された PLL 信号がロックされているときのプリセット中心周波数の最大偏差率です。 * 2:内部動作クロック周波数は , 16 MHz を超えないようにしてください。 ∆f = ⎥ α ⎥ fo +α × 100 (%) 中心周波数 fo −α tHCYL 0.8 VCC X0 0.2 VCC PWH PWL tCF DS07-13714-2 tCR 61 MB90460/465 シリーズ 内部動作クロック周波数と電源電圧との関係 MB90F462, MB90F462A, MB90F463A の動作保証範囲 電源電圧 VCC (V) 5.5 4.5 3.3 3.0 MB90462, MB90467, MB90V460 の 動作保証範囲 1 3 8 PLL の動作保証範囲 12 16 内部クロック fCP (MHz) 外部クロック周波数と内部動作クロック周波数との関係 内部クロック fCP (MHz) 3 逓倍 16 4 逓倍 2 逓倍 1 逓倍 12 9 8 逓倍なし 4 3 4 8 16 外部クロック fC (MHz) AC 定格は , 以下の測定基準電圧に対して測定されています。 ・入力信号波形 ヒステリシス入力端子 ・出力信号波形 出力端子 0.8 VCC 2.4 V 0.2 VCC 0.8 V ヒステリシス入力 /MD 入力以外の端子 0.7 VCC 0.3 VCC 62 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (2) リセット入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 リセット入力時間 記号 端子名 条件 tRSTL RST ⎯ 規 格 値 単位 備 考 最小 最大 4 tCP ⎯ ns 通常動作時 ⎯ ms ストップモ−ド時 振動子の発振時間 + 4 tCP* *:振動子の発振時間は , 振幅が 90%に達する時間です。水晶発振子では , 発振時間は , 数 ms から数十 ms です。セラ ミック発振子では , 発振時間は数百 µs から数 ms です。外部クロックでは , 発振時間は 0 ms です。 ・ストップモ−ド tRSTL RST 0.2 VCC X0 0.2 VCC 発振幅の 90% 内部動作クロック 4 tCP 振動子の 発振時間 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット DS07-13714-2 63 MB90460/465 シリーズ (3) パワーオンリセット (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 電源立上り時間 電源切断時間 記号 端子名 tR VCC tOFF VCC 条件 ⎯ 規 格 値 単位 最小 最大 0.05 30 ms 4 ⎯ ms 備 考 繰り返し動作のため (注意事項)VCC は , 電源投入前は 0.2 V 未満に保ってください。 上の値は , パワーオンリセットを行わせるために使用されます。 デバイスの一部のレジスタは , パワーオンリセット時だけに初期化されます。これらのレジスタを初期化す るには , この規格に従って電源を投入してください。 tR VCC 2.7 V 0.2 V 0.2 V 0.2 V tOFF 電源電圧を急激に変化させると , パワーオンリセットが行われる場合があります。デバイスの動作中 に電源電圧を変化させるには , 下に示しているように変動を抑制するために電圧を滑らかに上げるこ とを推奨します。この場合には , PLL クロックを使用しないで電源電圧を変化させます。しかし , 電 圧降下が 1 V/ 秒以下である場合は、PLL クロックを使用することができます。 VCC 3.0 V VSS 64 立上りの傾きを 50 mV/ms 以下に保つ ことを推奨します。 RAM データホールド DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (4) UART0 から UART1 (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 シリアルクロックサイクル時間 tSCYC SCK0 ∼ SCK1 SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK1 SOT0 ∼ SOT1 条 件 内部シフトクロック モードの出力端子では CL = 80 pF + 1 TTL 規 格 値 単位 備 考 最小 最大 8 tCP ⎯ ns − 80 80 ns 100 ⎯ ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK1 SIN0 ∼ SIN1 SCK ↑ → 有効 SIN ホールド 時間 tSHIX SCK0 ∼ SCK1, SIN0 ∼ SIN1 60 ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK0 ∼ SCK1 4 tCP ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK0 ∼ SCK1 4 tCP ⎯ ns SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK1, SOT0 ∼ SOT1 ⎯ 150 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK1, SIN0 ∼ SIN1 60 ⎯ ns SCK ↑ → 有効 SIN ホールド時 間 tSHIX SCK0 ∼ SCK1, SIN0 ∼ SIN1 60 ⎯ ns 外部シフトクロック モードの出力端子では CL = 80 pF + 1 TTL (注意事項)・これらは CLK 同期モードでの AC 規格です。 ・CL は試験中に端子に接続される負荷容量値です。 ・tCP はマシンサイクル時間 ( 単位:ns) です。 DS07-13714-2 65 MB90460/465 シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V SOT 0.8 V tIVSH SIN tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH SCK 0.2 VCC tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tSLOV 2.4 V SOT 0.8 V tIVSH SIN 66 tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (5) リソース入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTIWH tTIWL IN0 ∼ IN3, SNI0 ∼ SNI2 TIN0 ∼ TIN1 PWI0 ∼ PWI1 DTTI0, DTTI1 ⎯ 0.8 VCC∗1 規 格 値 最小 最大 4 tCP ⎯ 単位 備 考 ns 0.8 VCC 0.2 VCC∗2 tTIWH 0.2 VCC∗2 tTIWL * 1:PWI0 入力端子では 0.7 VCC * 2:PWI0 入力端子では 0.3 VCC (6) リソース出力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 条件 CLK ↑ → TOUT トランジッション時間 tTo PWO0 ∼ PWOI1 PPG0 to PPG2 TO0 to TO1 ⎯ CLK 規 格 値 最小 最大 30 ⎯ 単位 備 考 ns 2.4 V tTO 2.4 V TOUT 0.8 V DS07-13714-2 67 MB90460/465 シリーズ (7) トリガ入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTRGH tTRGL INT0 ∼ INT7 ⎯ 0.8 VCC 規 格 値 最大 5 tCP ⎯ 単位 備 考 ns 0.8 VCC 0.2 VCC tTRGH 68 最小 0.2 VCC tTRGL DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ 5. A/D 変換部電気的特性 (3.0 V ≦ AVR − AVSS, VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 ⎯ 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ 10 ⎯ bit ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 3.0 LSB ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 5.0 LSB MB90V460 の場合 非直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 2.5 LSB 微分直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 1.9 LSB 分解能 総合誤差 ゼロ トランジション 電圧 フルスケール トランジション 電圧 変換時間 VOT VFST ⎯ AVSS − 1.5 AVSS + 0.5 AVSS + 2.5 LSB LSB LSB AN0 ∼ AN7 AVSS − 3.5 AVSS + 0.5 AVSS + 4.5 LSB LSB LSB AVR − 3.5 AVR − 1.5 AVR + 0.5 LSB LSB LSB AN0 ∼ AN7 AVR − 6.5 AVR − 1.5 AVR + 1.5 LSB LSB LSB ⎯ 6.125 ⎯ 1000 MB90F462, MB90F462A, MB90F463A, MB90462, MB90467 の場合 V MB90F462, MB90F462A, MB90F463A, MB90462, MB90467 の場合 V MB90V460 の場合 V MB90F462, MB90F462A, MB90F463A, MB90462, MB90467 の場合 V MB90V460 の場合 µs 実際の値は , ADCR0:CT1, CT0 およ び ADCR0:ST1, ST0 で指定される値 の和です。必ず設定値が最小値より 大きくなるようにしてください。 実際の値は , ADCR0:ST1, ST0 ビッ トで指定されます。必ず設定値が最 小値より大きくなるようにしてくだ さい。 サンプリング期 間 ⎯ ⎯ 2 ⎯ ⎯ µs アナログポート 入力電流 IAIN AN0 ∼ AN7 ⎯ ⎯ 10 µA アナログ入力電 圧 VAIN AN0 ∼ AN7 AVSS ⎯ AVR V ⎯ AVR AVSS + 2.7 ⎯ AVCC V ⎯ 2.3 6 mA MB90F462, MB90F462A, MB90F463A, MB90462, MB90467 の場合 ⎯ 2 5 mA MB90V460 の場合 ⎯ ⎯ 5 µA * ⎯ 140 260 µA MB90F462, MB90462, MB90467 の場合 ⎯ 600 900 µA MB90F462A, MB90F463A, の場合 ⎯ 0.9 1.3 mA MB90V460 の場合 ⎯ ⎯ 5 µA * ⎯ ⎯ 4 LSB 基準電圧 IA AVCC 電源電流 IAH 基準電圧供給電 流 IR IRH チャンネル間の オフセット * AVR * ⎯ AN0 ∼ AN7 *:A/D コンバータを動作させていないときは,CPU を停止させたときの電流 (VCC = AVCC = AVR = 5.0 V) になります。 DS07-13714-2 69 MB90460/465 シリーズ 6. A/D コンバータの用語の定義 分解能 :A/D 変換器により識別可能なアナログ変化 直線性誤差 :ゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と , 実際の変換特性との偏差 微分直線性誤差 :出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 総合誤差 :実際の値と論理値との差をいい , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差を含む誤差 総合誤差 3FF 1.5 LSB 3FE 実際の変換値 デジタル出力 3FD {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 004 VNT ( 測定値 ) 003 実際の変換値 002 理想特性 001 0.5 LSB AVss AVR アナログ入力 デジタル出力 N の総合誤差= 1 LSB = ( 理想値 ) VNT − {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 1 LSB AVR − AVSS 1024 [LSB] [V] VOT ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB [V] VFST ( 理想値 ) = AVR − 1.5 LSB [V] VNT:デジタル出力が (N − 1) から N に遷移する電圧 (続く) 70 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) 直線性誤差 微分直線性誤差 3FF デジタル出力 3FD N+1 {1 LSB × (N − 1) + VOT } 実際の変換値 VFST ( 測定値 ) VNT ( 測定値 ) 004 実際の変換値 003 デジタル出力 3FE 理想特性 実際の変換値 N V (N + 1) T ( 測定値 ) N−1 VNT ( 測定値 ) 002 理想特性 実際の変換値 N−2 001 VOT ( 測定値 ) AVss AVR AVss アナログ入力 デジタル出力 N の直線性誤差= デジタル出力 N の微分直線性誤差= 1 LSB = AVR アナログ入力 VNT − {1 LSB × (N − 1) + VOT} 1 LSB [LSB] V (N + 1) T − VNT − 1 [LSB] 1 LSB VFST − VOT 1022 [V] VOT:“000H” から “001H” へのデジタル出力の遷移での電圧 VFST:“3FEH” から “3FFH” へのデジタル出力の遷移での電圧 DS07-13714-2 71 MB90460/465 シリーズ 7. A/D コンバータの使用に関する注意 以下の条件に従ってアナログ入力の外部回路についての出力インピーダンス値を選択します。 外部回路の出力インピーダンスは,約 5 kΩ 以下 ( サンプリング時間= 2.0 µs@ マシンクロック 16 MHZ 時 ) を推奨します。 コンデンサを外部端子に接続するときは , 外部コンデンサと内部コンデンサとの間の電圧分散の影響を最小にするた め , 内部コンデンサ値の数千倍の容量を推奨します。 外部回路の出力インピーダンスが高すぎると , アナログ電圧のサンプリング期間が十分でないことがあります。 ・アナログ入力回路モデル R アナログ入力 コンパレータ C R ≅ 2.6 KΩ, C ≅ 28 pF R ≅ 1.95 KΩ, C ≅ 17 pF R ≅ 3.2 KΩ, C ≅ 30 pF MB90462, MB90F462, MB90467 MB90F462A, MB90F463A MB90V460 ( 注意事項 ) ここに記した数値は目安にしてください。 ・誤差について | AVR − AVSS |が小さくなるにしたがって , 相対的な誤差は大きくなります。 8. フラッシュメモリ書込み/消去特性 項 目 条件 セクタ消去時間 チップ消去時間 TA =+ 25 °C VCC = 3.0 V ワード (16 ビット幅 ) 書込み時間 書込み/消去回数 72 ⎯ 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 ⎯ 1 15 s 内部での消去前書込み 時間を除く ⎯ 5 ⎯ s 内部での消去前書込み 時間を除く ⎯ 16 3,600 µs システムレベルの オーバヘッド時間を除く 10,000 ⎯ ⎯ cycle DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ■ 特性例 ・MB90462, MB90467 の電源電流 ICCH vs. VCC TA = 25 °C, 外部クロック入力 ICCS vs. VCC TA = 25 °C, 外部クロック入力 20 40 FC = 16 [MHz] 35 16 30 FC = 12 [MHz] 25 FC = 10 [MHz] 20 FC = 8 [MHz] ICCS (mA) ICCH (mA) FC = 16 [MHz] 18 14 FC = 12 [MHz] 12 FC = 10 [MHz] 10 FC = 8 [MHz] 8 6 FC = 4 [MHz] 4 FC = 2 [MHz] 15 FC = 4 [MHz] 10 2 FC = 2 [MHz] 5 0 2 3 4 5 6 VCC (V) 0 2 3 4 5 6 VCC (V) VOL vs. IOL TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 1000 1000 900 900 800 800 700 700 600 600 VOL (V) VCC - VOH (mV) VCC-VOH vs. IOH TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 500 400 500 400 300 300 200 200 100 100 0 0 −2 −4 −6 −8 IOH (mA) − 10 − 12 0 0 2 4 6 8 10 12 IOL (mA) (続く) DS07-13714-2 73 MB90460/465 シリーズ ・MB90F462 の電源電流 ICCH vs. VCC TA = 25 °C, 外部クロック入力 ICCS vs. VCC TA = 25 °C, 外部クロック入力 40 20 35 FC = 16 [MHz] 18 FC = 12 [MHz] 14 FC = 10 [MHz] 12 FC = 12 [MHz] 10 FC = 10 [MHz] 8 FC = 8 [MHz] 20 ICCS (mA) 25 ICCH (mA) FC = 16 [MHz] 16 30 FC = 8 [MHz] 15 6 FC = 4 [MHz] 10 FC = 2 [MHz] 5 FC = 4 [MHz] 4 FC = 2 [MHz] 2 0 2 0 2 3 4 5 3 4 6 5 6 VCC (V) VCC (V) VOL vs. IOL TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 1000 1000 900 900 800 800 700 700 600 600 VOL (V) VCC - VOH (mV) VCC-VOH vs. IOH TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 500 400 500 400 300 300 200 200 100 100 0 0 0 2 4 6 IOH (mA) 8 10 12 0 2 4 6 8 10 12 IOL (mA) (続く) 74 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) ・Power Suppy Current of MB90F462A/F463A ] Ta=25[ ICC [mA] 40.0 ] Ta=25[ ICCS [mA] 20.0 18.0 35.0 FCH =16.0[MHz] 16.0 30.0 14.0 FCH =12.0[MHz] 25.0 12.0 FCH =10.0[MHz] 20.0 FCH =8.0[MHz] 15.0 FCH =16.0[MHz] 10.0 FCH =12.0[MHz] 8.0 FCH =10.0[MHz] 6.0 10.0 FCH =4.0[MHz] 4.0 FCH =2.0[MHz] 2.0 FCH =8.0[MHz] FCH =4.0[MHz] 5.0 FCH =2.0[MHz] 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 1.0 7.0 Vcc[V] 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 Vcc[V] ・Output Voltage of MB90F462A/F463A VCC-VOH [V] ] Ta=25[ Ta=25[ VOL1 [V] 0.8 1.0 Vcc=3.0[V] Vcc=3.0[V] 0.8 Vcc=3.5[V] ] Vcc=3.5[V] Vcc=4.0[V] c Vcc=4.5[V] Vcc=5.0[V] Vcc=5.5[V] Vcc=6.0[V] 0.6 Vcc=4.0[V] Vcc=4.5[V] Vcc=5.0[V] Vcc=5.5[V] 0.6 Vcc=6.0[V] 0.4 0.4 0.2 0.2 0.0 0.0 0 -2 -4 Ta=25[ VOL2 [V] 0.30 -6 -8 -10 IOH [mA] 0 2 4 6 8 10 IOL [mA] ] Vcc=3.0[V] Vcc=3.5[V] Vcc=4.0[V] Vcc=4.5[V] Vcc=5.0[V] Vcc=5.5[V] Vcc=6.0[V] 0.25 0.20 0.15 0.10 0.05 0.00 0 DS07-13714-2 2 4 6 8 10 IOL [mA] 75 MB90460/465 シリーズ ■ オーダ型格 型 格 MB90F462PMC MB90F462APMC MB90F463APMC MB90462PMC MB90467PMC MB90F462PF MB90F462APF MB90F463APF MB90462PF MB90467PF MB90F462P-SH MB90F462AP-SH MB90F463AP-SH MB90462P-SH MB90467P-SH 76 パッケージ 備 考 プラスチック LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M23) プラスチック QFP, 64 ピン (FPT-64P-M06) プラスチック SH-DIP, 64 ピン (DIP-64P-M01) DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・QFP, 64 ピン リードピッチ 1.00mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14 × 20mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 3.35mm MAX コード(参考) P-QFP64-14×20-1.00 (FPT-64P-M06) プラスチック・QFP, 64 ピン (FPT-64P-M06) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 24.70±0.40(.972±.016) * 20.00±0.20(.787±.008) 51 0.17±0.06 (.007±.002) 33 32 52 18.70±0.40 (.736±.016) *14.00±0.20 Details of "A" part (.551±.008) 3.00 –0.20 INDEX +0.35 +.014 .118 –.008 (Mounting height) 20 64 0~8° 1 19 1.00(.039) 0.42±0.08 (.017±.003) 0.20(.008) +0.15 M 0.25 –0.20 1.20±0.20 (.047±.008) +.006 .010 –.008 (Stand off) "A" 0.10(.004) C 2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F64013S-c-5-6 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07-13714-2 77 MB90460/465 シリーズ プラスチック・LQFP, 64 ピン リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 12.0 × 12.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX コード(参考) P-LFQFP64-12×12-0.65 (FPT-64P-M23) プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M23) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 14.00±0.20(.551±.008)SQ 0.145±0.055 (.0057±.0022) *12.00±0.10(.472±.004)SQ 48 33 49 32 0.10(.004) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 0.25(.010) INDEX 0~8˚ 64 17 1 "A" 16 0.65(.026) 0.32±0.05 (.013±.002) 0.13(.005) 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) M ©2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F64034S-c-1-2 C 2003 FUJITSU LIMITED F64034S-c-1-1 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) 78 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ (続き) プラスチック・SH-DIP, 64 ピン リードピッチ 1.778mm パッケージ幅× パッケージ長さ 17 × 58mm 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 5.65mm MAX (DIP-64P-M01) プラスチック・SH-DIP, 64 ピン (DIP-64P-M01) 注)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 +0.22 +.009 58.00 –0.55 2.283 –.022 INDEX-1 17.00±0.25 (.669±.010) INDEX-2 +0.70 4.95 –0.20 +.028 .195 –.008 +0.50 0.70 –0.19 +.020 .028 –.007 0.27±0.10 (.011±.004) +0.20 3.30 –0.30 +.008 .130 –.012 +0.40 1.378 –0.20 .0543 C +.016 –.008 1.778(.0700) 0.47±0.10 (.019±.004) 19.05(.750) +0.50 0.25(.010) M 2001-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED D64001S-c-4-6 1.00 –0 .039 +.020 –.0 0~15 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07-13714-2 79 MB90460/465 シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 ― ― シリーズ名を MB90460/465 シリーズに変更 ― ― MB90F462A, MB90F463A 品種を追加 ■ 周辺リソース 56, 57 1024K ビットフラッシュメモリを追加 16. 512/1024K ビット フラッシュメモリ 67 ■ 電気的特性 69 ■ 電気的特性 (6) リソース出力タイミングを追加 4. 交流規格 5. A/D 変換部電気的特性 ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧の単位を変更 mV → V ■ オーダ型格 オーダ型格を変更 MB90462PFM → MB90462PMC MB90467PFM → MB90467PMC MB90F462PFM → MB90F462PMC ■ パッケージ・外形寸法図 パッケージの図を変更 FPT-64P-M09 → FPT-64P-M23 76 78 変更箇所 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 80 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ MEMO DS07-13714-2 81 MB90460/465 シリーズ MEMO 82 DS07-13714-2 MB90460/465 シリーズ MEMO DS07-13714-2 83 MB90460/465 シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 ビジネス推進部