本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–12550–2 マイクロコントローラ 8 ビットオリジナル CMOS MB89550A シリーズ MB89557A/558A/P558A/PV550A ■ 概 要 MB89550A シリーズは , コンパクトな命令体系に加えて , 2 系統クロック制御 , 5 段階の動作速度制御 , LCD コントロー ラ・ドライバ , A/D コンバータ , D/A コンバータ , タイマ , シリアルインタフェース , PWM タイマ , PWC タイマ , 外部割込 みなどの豊富な周辺機能を内蔵した汎用ワンチップマイクロコントローラです。 特に , LCD コントローラ・ドライバは , LCD のデュ−ティ駆動とスタティック駆動を同時に制御することができます。 ■ 特 長 ・豊富なパッケージ展開 ・LQFP パッケージ (0.5 mm ピッチ ) ・TQFP パッケージ (0.4 mm ピッチ ) ・低電圧での高速動作が可能 ・最小命令実行時間 0.32 µs ( 原発振 12.5 MHz 時 ) ・F2MC-8L CPU コア コントローラに最適な命令体系 ・乗除算命令 ・16 ビット演算 ・ビットテストによるブランチ命令 ・ビット操作命令など ・2 系統のクロック制御 ・メインクロック 最大 12.5 MHz:(4 種類の速度切換えが可能 , サブクロックモードでは発振を停止 ) ・サブクロック 32.768 kHz:( サブクロックモード時の動作クロック ) (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2008.9 MB89550A シリーズ (続き) ・11 系統のタイマ ・8/16 ビットタイマカウンタ 1 ( 矩形波出力可能 , 出力を 2 ch に切換え可能 ) ・8/16 ビットタイマカウンタ 2 ( 矩形波出力可能 , 出力を 2 ch に切換え可能 ) ・16 ビットタイマカウンタ ( イベントカウンタとして使用可能 ) ・8 ビット PWM タイマ (8 ビット PWM タイマ× 2 ch あるいは PPG タイマ× 1 ch として使用可能 , イベントカウンタ機 能あり ) ・8 ビット PWC タイマ (8 ビット PWC タイマ× 1 ch) ・6 ビット PPG タイマ (6 ビット PPG タイマ× 1 ch) ・21 ビットタイムベースタイマ ・時計プリスケーラ (17 ビット ) ・UART/ シリアルインタフェース ・UART/SIO の切換え可能 ・UART ・クロック同期・非同期の切換え可能 ・10 ビット A/D コンバータ ・10 ビット A/D × 8 ch ・8 ビット D/A コンバータ ・8 ビット D/A × 2 ch ・外部割込み ・外部割込み ( エッジ検出× 8 本 ):8 本の入力が独立しており , 低消費電力モードからの解除としても使用可能。( エッ ジの検出は , 立上り・立下り・両エッジから選択可能 ) ・外部割込み ( エッジ検出× 8 本 ):8 本の入力が独立しており , 低消費電力モードからの解除としても使用可能。(L レ ベル検出機能あり ) ・クロック出力機能 ・高速クロックの 2 分周パルスを HCLK 端子から出力可能 ・低速クロックのパルスを LCLK 端子から出力可能 ・LCD コントローラ・ドライバ ・32SEG × 4COM ( 最大 128 画素 ) セグメント出力専用:8 本 ポート / セグメント兼用:8 本 ポート / セグメント / スタティック:16 本 ・LCD 駆動用昇圧電源回路内蔵 ( オプションにより選択 ) ・低消費電力モード ( スタンバイモード ) ・ストップモード ( 発振を停止するため電流消費がほとんどない ) ・スリープモード (CPU を停止するため消費電流が通常の約 1 / 3 になる ) ・時計モード ( 時計プリスケーラ以外の動作を停止するため消費電流が非常に少ない ) ・サブモード ( サブクロックで動作 ) ・I/O ポート最大 66 本 ・汎用入出力ポート (Nch オープンドレイン ):4 本 ・汎用入出力ポート (Nch オープンドレイン ):24 本 ・[LCD ポートと兼用・制限付き ] ・汎用入出力ポート (CMOS):38 本 2 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ 品種構成 MB89P558A-201 MB89P558A-202 MB89P558A-203 MB89557A MB89558A MB89PV550A * -201 MB89PV550A * -202 MB89PV550A * -203 ROM 容量 48 K バイト 32 K バイト 48 K バイト ⎯ RAM 容量 2 K バイト 1 K バイト 2 K バイト 1 K バイト パッケージ LQFP100 TQFP100 LQFP100 TQFP100 LQFP100 TQFP100 MQFP100 OTP 品 MASK 品 MASK 品 EVA 品 品種 項目 その他 基本命令数 命令ビット長 命令長 データビット長 最小命令実行時間 割込み処理時間 CPU 機能 :136 命令 :8 ビット :1 ∼ 3 バイト :1, 8, 16 ビット長 :0.32 µs (12.5 MHz 時 ) :2.88 µs (12.5 MHz 時 ) ポート 出力専用ポート (Nch オープンドレイン ) 汎用入出力ポート (Nch オープンドレイン ) 汎用入出力ポート (CMOS) 8/16 ビット タイマカウンタ 1 8 ビットタイマ動作× 2 ch (16 ビットタイマ× 1 ch としても使用可能 ) 矩形波出力機能あり 8/16 ビット タイマカウンタ 2 8 ビットタイマ動作× 2 ch (16 ビットタイマ× 1 ch としても使用可能 ) 矩形波出力機能あり 16 ビット タイマカウンタ 16 ビットタイマ動作 16 ビットイベントカウンタ動作 8 ビット PWM タイマ動作× 2 ch (PPG タイマ× 1 ch としても使用可能 ) イベントカウンタ機能あり 周 PWM タイマ 辺 PWC タイマ 機 能 6 ビット PPG タイマ 8 ビット PWC タイマ動作× 1 ch 6 ビット PWM タイマ動作× 1 ch 最大 32SEG × 4COM LCD コントローラ ( ポートによっては DUTY 駆動 /STATIC 駆動 /Nch オープンドレイン入出力ポートの選択が可 ドライバ 能) UART SIO UART ( クロック同期 / 非同期のデータ転送可能 ) と SIO ( 単純シリアル ) を切換え可能 UART/SIO UART/SIO でのデータ転送可能 A/D コンバータ 10 ビット× 8 ch D/A コンバータ 8 ビット× 2 ch クロック出力 高速クロックの 2 分周 , およびサブクロックの出力が可能 スタンバイモード サブモード・スリープモード・時計モード・ストップモード *:MB89PV550A は , エバリュエーション機能 ( エミュレーションツールを使用できる機能 ) のみとなります。ピギー バック機能 (E2PROM を搭載できる機能 ) は , 使用できません。 DS07–12550–2 3 MB89550A シリーズ ■ オプション別型格一覧 -201 オプション LCD 昇圧回路 品 種 名 -202 オプション 昇圧なし -203 オプション 昇圧あり PORT/SEG 兼用端子選択 SEG8 ∼ SEG31 :SEG/PORT 兼用 SEG8 ∼ SEG31 :SEG/PORT 兼用 SEG8 ∼ SEG21 :SEG/PORT 兼用 SEG22 ∼ SEG31 :Nch オープンドレイン* 1 EVA 品 MB89PV550A-201 MB89PV550A-202 MB89PV550A-203 OTP 品 MB89P558A-201 MB89P558A-202 MB89P558A-203 MB89557A MB89557A MB89557A MB89558A MB89558A MB89558A MASK 品* 2 * 1: SEG22 ∼ SEG31 (Nch オープンドレイン ) は , 端子への入力電圧 (VIN) 条件である , “VIN は V3 端子の電圧よりも低く なければならない ” という制限がなくなります。 * 2:オプションは , マスク ROM 発注時に指定できます。 ■ 発振安定待ち時間の選択 MB89557A/558A では , マスク ROM 発注時に発振安定待ち時間の初期値を選択することができます。 発振安定待ち時間選択 1.31 ms (F = 12.5 MHz 時 ) 17 10.48 ms (F = 12.5 MHz 時 ) 18 20.97 ms (F = 12.5 MHz 時 ) 2 /FCH 2 /FCH 2 /FCH 4 備 考 14 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ 品種間の相違点と品種選択時の注意事項 ・パッケージと品種の対応表 品種 パッケージ MB89PV550A MB89P558A MB89557A MB89558A FPT-100P-M20 (LQFP-100 0.5 mm pitch) × ○ ○ FPT-100P-M18 (TQFP-100 0.4 mm pitch) × ○ ○ MQP-100C-P02 (MQFP-100 0.5 mm pitch) ○ × × (注意事項)すべてのオプション (-201/202/203) に対応しています。 ・メモリ空間 ピギー品などで評価する場合には , 実際に使用する品種との相違をよく確認の上 , 評価してください。 ・消費電流 ・ 低速で動作させた場合には , ワンタイム PROM あるいは , EPROM 搭載品種の消費電流は , マスク ROM 搭載品種より 多くなります。ただし , スリープ / ストップモード時の消費電流は同等となります。 ・ 各パッケージの詳細は ,「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 ・ 消費電力の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。 ・マスクオプション オプションで選択できる機能 , オプションの指定方法は品種により異なります。 「■マスクオプション一覧表」でご確認 の上 , 使用してください。 ・LCD 駆動用昇圧電源回路 MB89550A シリーズでは , 昇圧回路あり / 昇圧回路なしをマスクオプションにより選択できます。 ・電源経路 MB89550A シリーズの品種は , VCC1 と VCC2 の 2 つの電源端子を持っており , 品種によってその経路は異なります。 品種 MB89557A/558A MB89P558A MB89PV550A 電源端子 電源経路 VCC1 CPU を含む内部リソース動作用の 3 V 系電源端子となります。 VCC2 入出力ポート用の 5 V 系電源端子となります。 VCC1 オンボード書込み用の VPP 端子となります。 VCC2 CPU を含む内部リソースおよび入出力ポート用の 5 V 系電源端子となります。 VCC1 内部的に切断されており , VCC2 への入力のみで動作します。 VCC2 CPU を含む内部リソースおよび入出力ポート用の 5 V 系電源端子となります。 ・発振開始とパワーオンリセット MB89PV550A・MB89P558A は , VCC2 の立上りで発振を開始し , パワーオンリセットがかかります。 また , MB89558A・MB89557A は , VCC1 の立上りで発振を開始し , パワーオンリセットがかかります。 ・ワイドレジスタ機能 ワイドレジスタ機能が使用できる空間は以下のようになります。 MB89PV550A 2000H ∼ FFFFH MB89P558A 4000H ∼ FFFFH MB89558A 4000H ∼ FFFFH MB89557A 8000H ∼ FFFFH ・P40.P41.P84.P85 について MB89PV550A では , P40, P41, P84, P85 端子の初期化に 64 クロック程度の外部発振が必要となります。したがって , パ ワーオン時にこれらのポートが不定となる期間が存在しますのでご注意ください。 なお , MB89P558A/MB89558A/MB89557A では , パワーオン時にこれらのポートは “Hi-Z” となります。 DS07–12550–2 5 MB89550A シリーズ ■ 端子配列図 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 P86/EC2/LCLK P85/TO22 P84/TO21 DVR DAOUT1 DAOUT2 P31 P30 P27/INT23 P26/INT22 P25/INT21 P24/INT20 P23/PPG1 P22/UCK P21/UO P20/UI P83/INT27 P82/INT26 P81/INT25 VSS P80/INT24 X1 X0 MODA X1A P75/SEG29 P76/SEG30 P77/SEG31 AVR AVCC P07/AN7 P06/AN6 P05/AN5 P04/AN4 P03/AN3 P02/AN2 P01/AN1 P00/AN0 AVSS P17/INT17 P16/INT16 P15/INT15 P14/INT14 P13/INT13 P12/INT12 P11/INT11 VCC2 P10/INT10 RST X0A 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 SEG05 SEG06 SEG07 P50/SEG08 VSS P51/SEG09 P52/SEG10 P53/SEG11 P54/SEG12 P55/SEG13 P56/SEG14 P57/SEG15 P60/SEG16 P61/SEG17 P62/SEG18 P63/SEG19 P64/SEG20 P65/SEG21 P66/SEG22 P67/SEG23 P70/SEG24 P71/SEG25 P72/SEG26 P73/SEG27 P74/SEG28 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 SEG04 SEG03 VCC1 SEG02 SEG01 SEG00 COM3 COM2 COM1 COM0 V3 V2 V1 V0 C0 C1 P47/PWC P46/SI P45/SO P44/SCK P43/PWM2 P42/PWM1/EC1 P41/TO12/HCLK P40/TO11/WTO P87/EC3 (TOP VIEW) (LQFP-100) (TQFP-100) (MQFP-100) 6 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ 端子機能説明 端子 番号 端子記号 回路 形式 1 SEG05 H 2 SEG06 H 3 SEG07 H 4 P50/SEG08 G Nch オープンドレイン入出力端子。 LCDC のデューティ駆動用セグメント出力端子との兼用端子。 5 VSS ⎯ 電源 (GND) 端子。 6 P51/SEG09 7 P52/SEG10 8 P53/SEG11 9 P54/SEG12 G Nch オープンドレイン入出力端子。 LCDC のデューティ駆動用セグメント出力端子との兼用となります。 10 P55/SEG13 11 P56/SEG14 12 P57/SEG15 13 P60/SEG16 14 P61/SEG17 15 P62/SEG18 16 P63/SEG19 17 P64/SEG20 18 P65/SEG21 19 P66/SEG22 20 P67/SEG23 21 P70/SEG24 G Nch オープンドレイン入出力端子。 LCDC のデューティ駆動用 , およびスタティック駆動用のセグメント出力端子と兼用 となります。 22 P71/SEG25 23 P72/SEG26 24 P73/SEG27 25 P74/SEG28 26 P75/SEG29 27 P76/SEG30 28 P77/SEG31 29 AVR ⎯ A/D コンバータのリファレンス入力端子。 30 AVCC ⎯ A/D コンバータ・D/A コンバータの電源端子。 31 P07/AN7 32 P06/AN6 33 P05/AN5 34 P04/AN4 35 P03/AN3 D 汎用入出力ポート。 アナログ入力との兼用となります。 36 P02/AN2 37 P01/AN1 38 P00/AN0 39 AVSS ⎯ A/D コンバータ・D/A コンバータの電源端子 (GND) 。 機 能 説 明 LCDC のデューティ駆動用セグメント出力端子。 (続く) DS07–12550–2 7 MB89550A シリーズ 端子 番号 端子記号 40 P17/INT17 41 P16/INT16 42 P15/INT15 43 P14/INT14 44 P13/INT13 45 P12/INT12 46 P11/INT11 47 回路 形式 機 能 説 明 E 汎用入出力ポート。 外部割込み 1 の入力と兼用端子となります。 外部割込み 1 の入力はヒステリシス入力となります。( エッジ検出 ) VCC2 ⎯ 電源 (5 V) 端子。 48 P10/INT10 E 汎用入出力ポート。 外部割込み 1 の入力と兼用端子となります。 外部割込み 1 の入力はヒステリシス入力となります。( エッジ検出 ) 49 RST I リセット入力端子。 50 X0A 51 X1A A 水晶発振用端子。(32 KHz) 52 MODA F 動作モード指定端子。 53 X0 54 X1 A 水晶発振用端子。(Max12.5 MHz) 55 P80/INT24 E 汎用入出力ポート。 外部割込み 2 の入力と兼用端子となります。 外部割込み 2 の入力はヒステリシス入力となります。( レベル検出 ) 56 VSS ⎯ 電源 (GND) 端子。 57 P81/INT25 58 P82/INT26 E 59 P83/INT27 汎用入出力ポート。 外部割込み 2 の入力と兼用端子となります。 外部割込み 2 の入力はヒステリシス入力となります。( レベル検出 ) 60 P20/UI E 61 P21/UO B 62 P22/UCK E 63 P23/PPG1 B 汎用入出力ポート。 6 ビット PPG タイマ出力との兼用端子となります。 64 P24/INT20 65 P25/INT21 66 P26/INT22 E 汎用入出力ポート。 外部割込み 2 の入力と兼用端子となります。 外部割込み 2 の入力はヒステリシス入力となります。( レベル検出 ) 67 P27/INT23 68 P30 69 P31 K Nch オープンドレイン入出力端子。 70 DAOUT2 71 DAOUT1 C D/A コンバータの出力端子。 72 DVR ⎯ D/A コンバータのリファレンス入力端子。 73 P84/TO21 74 P85/TO22 B 75 P86/EC2/ LCLK 汎用入出力ポート。 8/16 ビットタイマとの兼用端子となります。 ・P84 はメインクロックの 2 分周パルスの出力が可能となります。 ・P86 はイベントカウンタ入力 , およびサブクロックパルスの出力が可能となります。 E 汎用入出力ポート。 8 ビットシリアル I/O との兼用端子となります。 (続く) 8 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (続き) 端子 番号 端子記号 回路 形式 76 P87/EC3 E 汎用入出力ポート。 16 ビットタイマとの兼用端子となります。 77 P40/TO11/ WTO B 汎用入出力ポート。 8/16 ビットタイマとの兼用端子となります。 78 P41/TO12/ HCLK 79 P42/PWM1/ EC1 E 80 P43/PWM2 B 81 P44/SCK E 82 P45/SO B 83 P46/SI J 84 P47/PWC J 85 C1 86 C0 87 V0 88 V1 89 V2 90 V3 91 COM0 92 COM1 93 COM2 94 COM3 95 SEG00 96 SEG01 97 SEG02 98 VCC1 99 SEG03 100 SEG04 DS07–12550–2 機 能 説 明 汎用入出力ポート。 PWM タイマとの兼用端子となります。 汎用入出力ポート。 UART との兼用端子となります。 汎用入出力ポート。 PWC タイマとの兼用端子となります。 ⎯ 昇圧回路の容量接続端子。 ⎯ LCD 駆動用電源端子。 H LCDC コモン出力専用端子。 H LCDC セグメント出力専用端子。 ⎯ 電源 (3 V) 端子。 H LCDC セグメント出力専用端子。 9 MB89550A シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回 路 備 考 発振帰還抵抗 X1 (X1A) A ・ 高速側=約 1 MΩ ・ 低速側=約 4.5 MΩ X0 (X0A) メインクロック制御信号 ( サブクロック制御信号 ) ・ CMOS 入出力 R プルアップ 制御レジスタ Pch Pch B Nch 入力制御信号 ・ D/A 出力 出力イネーブル C アナログ出力 R プルアップ 制御レジスタ Pch ・ A/D 入力 ・ CMOS 入出力 Pch D Nch 入力制御信号 ポート入力 アナログ入力 (続く) 10 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (続き) 分類 回 路 備 考 ・ CMOS 入出力 R プルアップ 制御レジスタ Pch ・ ヒステリシス入力 ( 外部割込み 0・1・2 入力時 ) Pch E Nch ポート入力 入力制御信号 リソース入力 ・ CMOS 入力 F 入力 ポート入力 入力制御信号 ・ LCDC 出力 ・ Nch オープンドレイン入出力 G Nch ・ LCDC 出力 H ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗 R Pch I Nch 入力 ・ ヒステリシス入力 ・ Nch オープンドレイン入出力 Nch J リソース入力 ポート入力 入力制御信号 ・ Nch オープンドレイン入出力 K Nch 入力制御信号 DS07–12550–2 ポート入力 11 MB89550A シリーズ ■ デバイス取扱い上の注意 ・ 最大定格電圧について ( ラッチアップの防止 ) 最大定格電圧を超えることのないよう注意してください。 CMOS IC では , 中・高耐圧以外の入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合 , また は VCC ∼ VSS 間に定格を超える電圧が印加された場合 , ラッチアップ現象が発生することがあります。 ラッチアップが起きると電源電流が激増し , 素子が熱破壊する恐れがあります。使用に際して , 最大定格を超えること のないよう十分注意してください。 アナログ系の電源投入時 , および切断時においてもアナログ電源 (AVCC, AVR, DVR) とアナログ入力は , デジタル電源 (VCC) を超えないように注意してください。 ・ 供給電圧について 供給電圧は , できるだけ安定化するよう心がけてください。 VCC 電源電圧の動作保証範囲内においても , 電源電圧の急激な変化があると誤動作を生じることがあります。 安定化の基準として , 商用周波数 (50 Hz ∼ 60 Hz) での VCC リプル変動 (P-P 値 ) は , 標準 VCC 値の 10%以下に , また電 源の切換え時などの瞬時変化においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電圧変動を抑えることを推奨します。 ・ 未使用入力端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにしておくと , 誤動作の原因になることがあります。プルアップ , またはプルダ ウンなどの処置をしてください。 ・ N.C. 端子の処理について N.C. ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。 ・ A/D コンバータおよび D/A コンバータ搭載品種の電源端子処理 A/D コンバータ , および D/A コンバータを使用しない場合においても , AVCC = VCC, AVSS = AVR = DVR = VSS とな るよう接続してください。 ・ 外部クロック使用時の注意 外部クロック使用時においても , パワーオンリセット , サブクロックモードおよびストップモードからの解除には , 発 振安定待ち時間がとられます。 ・ LCD 専用端子の未使用時の処理 SEG 専用出力端子は , 未使用時には OPEN としてください。 ・ セグメント兼用ポートの取り扱い セグメント端子をポートとして使用する場合 , 端子にかかる電圧が V3 ( セグメント駆動電圧 ) を超えないようにして ください。特に , 昇圧回路あり品の場合は , 注意が必要です。また , 電源投入後およびリセット中は , セグメント / ポー ト兼用端子からは初期値 “L” が出力されます。 ・ LCD 未使用時の端子の処理 V3 端子を VCC2 に接続してください。その他の LCD 専用端子である V0, V1, V2, C0, C1 端子はプルダウンしてください。 ・ RAM 上でのプログラム実行について RAM 上でプログラムを実行させた場合のデバッグ作業は , MB89PV550A を使用した場合でもできません。 ・ ワイルドレジスタ機能について ワイルドレジスタは , MB89PV550A とツールではデバックすることができません。動作の確認は , MB89P558A にて実 機上で行うようにしてください。 12 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ ワンタイム PROM, EPROM マイコンの書込み仕様 MB89P558A は , MBM27C1001 相当の機能となる PROM モードがあり , 専用アダプタを使用することにより汎用の ROM ライタで書込みが可能です。ただし , エレクトロニックシグネチャモードは使用できませんのでご注意ください。 ・PROM モード時のメモリマップ PROM モード時のメモリマップは , 下図のとおりです。 PROM モード時のメモリマップ 通常動作モード時 PROM モード時 (ROM ライタ上の対応アドレス ) 0000H I/O 0080H RAM 0880H 禁止 4000H 14000H プログラム 領域 (PROM) FFFFH プログラム 領域 (PROM) 1FFFFH ・EPROM への書き込み方法 1) EPROM ライタを MBM27C1001 の設定にします。 2) プログラムデータを , EPROM ライタの 14000H ∼ 1FFFFH にロードします。 3) EPROM ライタで 14000H ∼ 1FFFFH に書込みを行います。 DS07–12550–2 13 MB89550A シリーズ ・推奨スクリーニング条件 ワンタイム PROM のマイコンプログラム未書込み品は , 実装前のスクリーニング方法として , 高温エージングをお勧め いたします。 下図にスクリーニングのフローを示します。 スクリーニングのフロー プログラム , ベリファイ 高温エージング + 150 °C, 48 h リード 実 装 ・書込み歩留りについて ワンタイム PROM マイコンプログラム未書込み品は,その性質上全ビット書込み試験を実施することはできません。し たがって,必ずしも書込み歩留り 100%は保証できない場合があります。 14 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ ブロックダイヤグラム 21 bit タイムベースタ メインクロック 発振回路 &サブクロック 発振回路 X0A X1A 8 bit PWM タイマ 2ch クロック制御回路 リセット出力回路 パワーオンリセット & WDG 回路 RST P67/SEG23 ∼ P60/SEG16 P57/SEG15 ∼ P50/SEG08 SEG07 ∼ SEG00 LCD ドライバ & Nch OD I/O Port P77/SEG31 ∼ P70/SEG24 COM3 ∼ COM0 LCD コントローラ & ドライバ 制御回路 スタティック 駆動 制御回路 8 bit タイマカウンタ P41/TO12/HCLK 8 bit タイマカウンタ P40/TO11/WTO 8 bit タイマカウンタ 8 bit タイマカウンタ LCD 表示用 電源生成& 昇圧回路 V3 ∼ V0 C1, C0 内 部 バ ス P43/PWM2 P42/PWM1/EC1 クロック出力 CMOS I/O Port X0 X1 16 bit タイマカウンタ 6 bit PPG P23/PPG1 UART/SIO P20/UI P21/UO P22/UCK P17/INT17 ∼ P10/INT10 P44/SCK P45/SO 外部割込み 1 ( エッジ ) RAM 1 K/2 Kバイト 8 bit PWC タイマ Nch OD I/O Port CMOS I/O Port SIO P83/INT27 ∼ P80/INT24 P27/INT23 ∼ P24/INT20 その他の端子 VSS DS07–12550–2 VSS VCC1 VCC2 MODA Nch オープン ドレイン 入出力 Port ROM 32 K/48 Kバイト P47/PWC AVCC AVSS AVR CMOS I/O Port 10 bit A/D コンバータ 8 ch P46/SI DAOUT1 DAOUT2 DVR 8 bit D/A コンバータ 2 ch F2MC-8L CPU ワイルドレジスタ 回路 6 バイト P84/TO21 P86/EC2/LCLK P87/EC3 UART 外部割込み 2 ( レベル ) P85/TO22 P00/AN0 ∼ P07/AN7 P30 P31 15 MB89550A シリーズ ■ CPU コア メモリ空間の構成 MB89550A シリーズのメモリ空間は 64 K バイトで , I/O 領域 , RAM 領域 , ROM 領域 , および外部領域によって構成され ます。メモリ空間の中には汎用レジスタ , ベクタテーブルなど特定の用途に使用される領域があります。 ・I/O 領域 ( アドレス:0000H ∼ 007FH) ・ 内蔵する周辺機能の制御レジスタ , データレジスタなどが割り当てられます。 ・ I/O 領域はメモリ空間の一部に割り当てられているため , メモリと同様にアクセスできます。また , ダイレクトアドレシ ングによって , より高速にアクセスできます。 ・RAM 領域 ・ 内部データ領域としてスタティック RAM が内蔵されています。 ・ 内部 RAM 容量は品種によって異なります。 ・ 80H ∼ FFH までをダイレクトアドレシングによって高速にアクセスできます ( 品種によって使用可能な領域に制限があ ります ) 。 ・ 100H ∼ 1FFH までを汎用レジスタ領域として使用できます。 ・ RAM への書込み中にリセットが発生した場合 , 書込みを行っているアドレスのデータは保証いたしません。 ・ROM 領域 ・ 内部プログラム領域として , ROM が内蔵されています。 ・ 内部 ROM 容量は品種によって異なります。 ・ FFC0H ∼ FFFFH をベクタテーブルなどに使用します。 メモリマップ MB89P558A MB89558A MB89557A 0000H 0000H I/O 0080H 0000H I/O 0080H RAM 0100H RAM レジスタ レジスタ レジスタ 0200H 0480H ワイルドレジスタ 0492H RAM 0100H 0200H 0480H I/O 0080H 0100H 0200H MB89PV550A 0480H ワイルドレジスタ ワイルドレジスタ 0492H 0492H RAM 0880H アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 4000H 4000H 8000H FFC0H FFC0H FFC0H FFFFH FFFFH FFFFH ベクタテーブル ( リセット・割込み・ ベクタコール命令 ) 16 外部 ROM ROM ROM ベクタテーブル ( リセット・割込み・ ベクタコール命令 ) ベクタテーブル ( リセット・割込み・ ベクタコール命令 ) DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 00H PDR0 ポート 0 データレジスタ 01H DDR0 ポート 0 方向レジスタ 02H PDR1 ポート 1 データレジスタ 03H DDR1 ポート 1 方向レジスタ 書込み / 読出し 初期値 R/W XXXXXXXXB W 0 0 0 0 0 0 0 0B R/W XXXXXXXXB W 0 0 0 0 0 0 0 0B 空き領域 04H ∼ 06H 07H SYCC システムクロック制御レジスタ R/W XXX MM1 0 0B 08H STBC スタンバイ制御レジスタ R/W 0 0 0 1 0 XXXB 09H WDTC ウォッチドック制御レジスタ R/W 0XXXXXXXB 0AH TBTC タイムベースタイマ制御レジスタ R/W X 0 XXX 0 0 0B 0BH WPCR 時計プリスケーラ制御レジスタ R/W X 0 XX 0 0 0 0B 0CH PDR2 ポート 2 データレジスタ R/W XXXXXXXXB 0DH DDR2 ポート 2 方向レジスタ R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 0EH PDR3 ポート 3 データレジスタ R/W − − − − − − 1 1B 0FH PDR4 ポート 4 データレジスタ R/W 1 1 XXXXXXB 10H DDR4 ポート 4 方向レジスタ R/W − − 0 0 0 0 0 0B 11H PDR5 ポート 5 データレジスタ R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 空き領域 12H 13H PDR6 ポート 6 データレジスタ 空き領域 14H 15H PDR7 ポート 7 データレジスタ 空き領域 16H 17H PDR8 ポート 8 データレジスタ R/W XXXXXXXXB 18H DDR8 ポート 8 方向レジスタ R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 空き領域 19H 1AH T2CR#2 タイマ 2 制御レジスタ #2 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 1) R/W X 0 0 0 0 0 X 0B 1BH T1CR#1 タイマ 1 制御レジスタ #1 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 1) R/W X 0 0 0 0 0 X 0B 1CH T2DR#2 タイマ 2 データレジスタ #2 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 1) R/W XXXXXXXXB 1DH T1DR#1 タイマ 1 データレジスタ #1 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 1) R/W XXXXXXXXB 1EH T2CR#4 タイマ 2 制御レジスタ #4 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 2) R/W X 0 0 0 0 0 X 0B 1FH T1CR#3 タイマ 1 制御レジスタ #3 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 2) R/W X 0 0 0 0 0 X 0B 20H T2DR#4 タイマ 2 データレジスタ #4 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 2) R/W XXXXXXXXB 21H T1DR#3 タイマ 1 データレジスタ #3 (8/16 ビットタイマ / カウンタ− 2) R/W XXXXXXXXB 22H SMC1 シリアルモード制御レジスタ 1 (UART) R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 23H SRC1 シリアルレート制御レジスタ (UART) R/W − − 0 1 1 0 0 0B (続く) DS07–12550–2 17 MB89550A シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 書込み / 読出し 初期値 24H SSD1 シリアルステータスアンドデータレジスタ (UART) R/W 0 0 1 0 0 − 1XB R/W XXXXXXXXB 25H SIDR1/SODR1 シリアルインプット / シリアルアウトプット データレジスタ (UART) 26H SMC2 シリアルモード制御レジスタ 2 (UART) R/W − − 1 0 0 0 0 1B 27H CNTR1 PWM 制御レジスタ 1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 28H CNTR2 PWM 制御レジスタ 2 R/W 0 0 0 X 0 0 0 0B 29H CNTR3 PWM 制御レジスタ 3 R/W X 0 0 0 XXXXB 2AH COMR1 PWM コンペアレジスタ 1 W XXXXXXXXB 2BH COMR2 PWM コンペアレジスタ 2 W XXXXXXXXB 2CH PCR1 PWC パルス幅制御レジスタ 1 R/W 0 0 0 XX 0 0 0B 2DH PCR2 PWC パルス幅制御レジスタ 2 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 2EH PLBR PWC リロードバッファレジスタ R/W XXXXXXXXB 2FH SMC21 シリアルモード制御レジスタ 1 (UART/SIO) R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 30H SMC22 シリアルレート制御レジスタ 2 (UART/SIO) R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 31H SSD2 シリアルステータスアンドデータレジスタ (UART/SIO) R/W 0 0 0 0 1 XXXB SIDR2/SODR2 シリアルインプット / シリアルアウトプット データレジスタ (UART/SIO) R/W XXXXXXXXB 32H 33H SRC2 ボーレートジェネレータ リロードレジスタ (UART/SIO) R/W XXXXXXXXB 34H ADC1 A/D 制御レジスタ 1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 35H ADC2 A/D 制御レジスタ 2 R/W X 0 0 0 0 0 0 1B 36H ADDL A/D データレジスタ下位 R/W XXXXXXXXB 37H ADDH A/D データレジスタ上位 R/W 0 0 0 0 0 0 XXB 空き領域 38H ∼ 3BH 3CH TMCR タイマ制御レジスタ (16 ビットタイマ / カウンタ ) R/W XX 0 0 0 0 0 0B 3DH TCHR タイマカウントレジスタ 上位 (16 ビットタイマ / カウンタ ) R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 3EH TCLR タイマカウントレジスタ 下位 (16 ビットタイマ / カウンタ ) R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 3FH EIC1 外部割込み制御レジスタ 1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 40H EIC2 外部割込み制御レジスタ 2 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 41H EIC3 外部割込み制御レジスタ 3 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 42H EIC4 外部割込み制御レジスタ 4 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 43H DACR D/A コントロールレジスタ R/W XXXXXX 0 0B 44H DADR1 D/A データレジスタ 1 R/W XXXXXXXXB 45H DADR2 D/A データレジスタ 2 R/W XXXXXXXXB 空き領域 46H ∼ 55H 56H EIE2 外部割込み 2 制御レジスタ R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 57H EIF2 外部割込み 2 フラグレジスタ R/W XXXXXXX 0B 58H RCR1 6 ビット PPG 制御レジスタ 1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 59H RCR2 6 ビット PPG 制御レジスタ 2 R/W 0 − 0 0 0 0 0 0B (続く) 18 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (続き) 書込み / 読出し 初期値 クロック出力制御レジスタ R/W XXXXXX 0 0B LCR1 LCDC 制御レジスタ 1 R/W 0 0 0 1 0 0 0 0B 5CH LCR2 LCDC 制御レジスタ 2 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 5DH LCR3 LCDC 制御レジスタ 3 R/W − − − 0 0 0 0 0B 5EH LCD1 LCD スタティック表示用レジスタ 1 R/W XXXXXXXXB 5FH LCD2 LCD スタティック表示用レジスタ 2 R/W XXXXXXXXB 60H ∼ 6FH VRAM LCD 表示用 RAM R/W XXXXXXXXB 70H SMR シリアルモードレジスタ (8 ビットシリアル I/O) R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 71H SDR シリアルデータレジスタ (8 ビットシリアル I/O) R/W XXXXXXXXB 72H PORR0 ポート 0 プルアップオプション設定レジスタ R/W 11111111B 73H PURR1 ポート 1 プルアップオプション設定レジスタ R/W 11111111B 74H PURR2 ポート 2 プルアップオプション設定レジスタ R/W 11111111B 75H PURR4 ポート 4 プルアップオプション設定レジスタ R/W 11111111B 76H PURR8 ポート 8 プルアップオプション設定レジスタ R/W 11111111B 77H WREN ワイルドレジスタ / アドレス比較イネーブルレジスタ R/W − − 0 0 0 0 0 0B R/W 11111111B アドレス レジスタ略称 5AH CKR 5BH レジスタ名称 空き領域 78H 79H ADEN A/D ポート入力イネーブルレジスタ 空き領域 7AH 7BH ILR1 割込みレベル設定レジスタ 1 W 1 1 1 1 1 1 1 1B 7CH ILR2 割込みレベル設定レジスタ 2 W 1 1 1 1 1 1 1 1B 7DH ILR3 割込みレベル設定レジスタ 3 W 1 1 1 1 1 1 1 1B 7EH ILR4 割込みレベル設定レジスタ 4 W 1 1 1 1 1 1 1 1B 7FH DS07–12550–2 空き領域 19 MB89550A シリーズ ・拡張 I/O 領域 アドレス レジスタ略称 480H WRARH1 481H WRARL1 482H WRDR1 483H WRARH2 484H WRARL2 485H WRDR2 486H WRARH3 487H WRARL3 488H WRDR3 489H WRARH4 48AH WRARL4 48BH WRDR4 48CH WRARH5 48DH WRARL5 48EH WRDR5 48FH WRARH6 490H WRARL6 491H WRDR6 書込み / 読出し 初期値 上位アドレス設定レジスタ 1 R/W XXXXXXXX 下位アドレス設定レジスタ 1 R/W XXXXXXXX W XXXXXXXX 上位アドレス設定レジスタ 2 R/W XXXXXXXX 下位アドレス設定レジスタ 2 R/W XXXXXXXX W XXXXXXXX 上位アドレス設定レジスタ 3 R/W XXXXXXXX 下位アドレス設定レジスタ 3 R/W XXXXXXXX W XXXXXXXX 上位アドレス設定レジスタ 4 R/W XXXXXXXX 下位アドレス設定レジスタ 4 R/W XXXXXXXX W XXXXXXXX 上位アドレス設定レジスタ 5 R/W XXXXXXXX 下位アドレス設定レジスタ 5 R/W XXXXXXXX W XXXXXXXX 上位アドレス設定レジスタ 6 R/W XXXXXXXX 下位アドレス設定レジスタ 6 R/W XXXXXXXX W XXXXXXXX レジスタ名称 データ設定レジスタ 1 データ設定レジスタ 2 データ設定レジスタ 3 データ設定レジスタ 4 データ設定レジスタ 5 データ設定レジスタ 6 ○書込み / 読込みについての説明 ・R/W :リード・ライト可 ・R :リードオンリ ・W :ライトオンリ ○初期値についての説明 ・0 :このビットの初期値は “0” です。 ・1 :このビットの初期値は “1” です。 ・X :このビットの初期値は不定です。 (注意事項)空き領域は使用しないでください。 20 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 (AVss = Vss = 0 V) 項 目 記 号 定 格 値 単位 備 考 最 小 最 大 VCC1 VSS − 0.3 VSS + 4.0 VCC2 VSS − 0.3 VSS + 6.0 A/D コンバータ基準入力電圧 AVR VSS − 0.3 VSS + 6.0 V D/A コンバータ基準入力電圧 DVR VSS − 0.3 VSS + 6.0 V V0-V3 VSS − 0.3 VSS + 6.0 V 昇圧なし品の V0-V3 は VCC2 を超 えないこと VI1 VSS − 0.3 VCC2 + 0.3 V P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77, P46, P47, P30, P31 を除く VI2 VSS − 0.3 V3 V P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77 VI3 VSS − 0.3 VSS + 6.0 V P46, P47, P30, P31 VO1 VSS − 0.3 VCC2 V P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77, P46, P47, P30, P31 を除く VO2 VSS − 0.3 V3 V P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77 P46, P47, P30, P31 電源電圧 LCD 用電源電圧 入力電圧 出力電圧 V VCC1 は VCC2 を超えないこと* VO3 VSS − 0.3 VSS + 6.0 V IOL1 ⎯ 15 mA P22/UCK, P23/PPG1 を除く IOL2 ⎯ 30 mA P22/UCK, P23/PPG1 IOLAV1 ⎯ 4 mA P22/UCK, P23/PPG1 を除く 平均値 ( 動作電流×動作率 ) IOLAV2 ⎯ 15 mA P22/UCK, P23/PPG1 平均値 ( 動作電流×動作率 ) “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV ⎯ 60 mA 平均値 ( 動作電流×動作率 ) IOH1 ⎯ − 15 mA P22/UCK, P23/PPG1 を除く IOH2 ⎯ − 30 mA P22/UCK, P23/PPG1 IOHAV ⎯ −4 mA P22/UCK, P23/PPG1 及びオープン ドレイン出力端子を除く 平均値 ( 動作電流×動作率 ) IOHAV ⎯ − 15 mA P22/UCK, P23/PPG1 平均値 ( 動作電流×動作率 ) “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH ⎯ − 50 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 30 mA 消費電力 PD ⎯ 300 mW 動作温度 TA − 40 + 85 °C 保存温度 Tstg − 55 + 150 °C “L” レベル最大出力電流 “L” レベル平均出力電流 “H” レベル最大出力電流 “H” レベル平均出力電流 平均値 ( 動作電流×動作率 ) *:AVCC と VCC2 は同電位で使用してください。 AVR,DVR は , AVCC + 0.3 V を超えないように注意してください。 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 DS07–12550–2 21 MB89550A シリーズ 2. 推奨動作条件 (AVss = Vss = 0 V) 項 目 *3 電源電圧 記 号 規 格 値 単 位 備 考 最 小 最 大 VCC1 2.2 * 1 3.6 V VCC2 *1 5.5 V ⎯ V 5.5 V MB89P558A 通常動作保証範囲 VCC1 VCC2 2.2 ⎯ 2.7 *2 MB89557A/558A 通常動作保証範囲 VCC1, VCC2 1.5 3.6 V RAM 保持電圧 A/D コンバータ 基準入力電圧* 4 AVR VCC1 AVCC V 通常動作保証範囲 D/A コンバータ 基準入力電圧* 4 DVR VCC1 AVCC V 通常動作保証範囲 LCD 用電源電圧 V0-V3 VSS VCC2 V 昇圧なし品の V0 ∼ V3 端子 液晶電源範囲 , 最適値は使用する液晶表示素 子の特性により決まります。 TA − 40 + 85 °C 動作温度 * 1:動作電源電圧は使用周波数の命令実行時間 ( インストラクションサイクルタイム ) 設定値によって変わります。 図 1 をご参照ください。 * 2:動作電源電圧は使用周波数の命令実行時間 ( インストラクションサイクルタイム ) 設定値によって変わります。 図 2 をご参照ください。また , MB89PV550A では VCC1 への入力が内部的に切断されており , MB89P558A では VCC1 端子をオンボード書込み用の VPP 端子として使用しておりますので , ご注意ください。 * 3:AVCC と VCC2 は同電位で使用してください。また , VCC1 は VCC2 を超えないように注意してください。 * 4:AVR, DVR は , “VCC1 ≦ AVR (DVR) ≦ AVCC + 0.3 V” となるように注意してください。 22 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ 動作電圧−動作周波数 (MB89558A/557A) 動作電圧 (VCC1) 図1 6 6 5 5 4 4 MB89557A/MB89558A 3 * 3 2 2 1 1 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 動作周波数 (MHz) ( インストラクションサイクル= 4 / Fc の時 ) 4.0 2.0 0.8 0.4 0.32 インストラクションサイクル (µs) *:アナログ精度保証範囲:AVCC = 3.5 V ∼ 5.5 V : TA = −40 °C ∼ +85 °C 図2 動作電圧−動作周波数 (MB89P558A) 6 6 5 5 動作電圧 (VCC2) MB89P558A * 4 4 3 3 2 2 1 1 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 動作周波数 (MHz) ( インストラクションサイクル= 4 / Fc の時 ) 4.0 2.0 0.8 0.4 0.32 インストラクションサイクル (µs) : TA = −40 °C ∼ +85 °C : TA = −10 °C ∼ +55 °C : TA = +25 °C *:VCC2 = 2.2 V ∼ 5.5 V (VCC2 ≧ VCC1) アナログ精度保証範囲:AVCC = 3.5 V ∼ 5.5 V <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 DS07–12550–2 23 MB89550A シリーズ 3. 直流規格 (AVCC = AVR = DVR = VCC2 = 5.0 V, AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 “H” レベル 入力電圧 “L” レベル 入力電圧 オープンドレ イン出力印可 電圧 記号 条 件 規 格 値 最小 標準 最大 単位 備 考 VIH1 P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P40 ∼ P45, P80 ∼ P87 ⎯ 0.7 VCC2 ⎯ VCC2 + 0.3 V VIH2 P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77 ⎯ 0.7 VCC2 ⎯ V3 V VIH3 P46, P47, P30, P31 ⎯ 0.7 VCC2 ⎯ VSS + 5.5 V VIHS1 INT10∼INT17, UI, UCK, INT20 ∼ INT27, SCK, EC1, EC2, EC3, RST, MODA ⎯ 0.8 VCC2 ⎯ VCC2 + 0.3 V ヒステリシ ス入力 VIHS2 SI, PWC ⎯ 0.8 VCC2 ⎯ VSS + 5.5 V ヒステリシ ス入力 VIL1 P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30, P31, P40 ∼ P47, P80 ∼ P87 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.3 VCC2 V VIL2 P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.3 VCC2 V VIL2 は V3 を超えない こと VILS INT10∼INT17, UI, UCK, INT20 ∼ INT27, SCK, EC1, EC2, EC3, RST, MODA, SI, PWC ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.2 VCC2 V ヒステリシ ス入力 VD1 P46, P47, P30, P31 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ VSS + 5.5 V VD2 P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ V3 V VOH1 P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20, P21, P24 ∼ P27, P40 ∼ P45, P80 ∼ P87 IOH = − 2.0 mA 4.0 ⎯ ⎯ V VOH2 P22, P23 IOH = − 4.0 mA 4.0 ⎯ ⎯ V VOL1 P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20, P21, P24 ∼ P27, P30, P31, P40 ∼ P47, P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77, P80 ∼ P87 IOL = 4.0 mA ⎯ ⎯ 0.4 V VOL2 P22, P23 IOL = 12 mA ⎯ ⎯ 0.4 V 0.0 V < VI < VCC2 ⎯ ⎯ ±5 µA プルアップ 抵抗なし指 定時 VI = 0.0 V 25 50 100 kΩ プルアップ 抵抗あり指 定時 “H” レベル 出力電圧 “L” レベル 出力電圧 端子記号 入力 リーク電流 (Hi-Z 出力 リーク電流 ) ILI P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30, P31 P40 ∼ P47, P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77, P80 ∼ P87, MODA プルアップ 抵抗値 RPULL P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P40 ∼ P45, P80 ∼ P87, RST VIH2 は V3 を超えない こと VD2 は V3 を 超えないこ と (続く) 24 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (AVCC = AVR = DVR = VCC2 = 5.0 V, AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 条 件 規 格 値 最小 標準 最大 単位 備 考 VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 5.0 V FCH = 12.5 MHz ⎯ 4.5 6 mA tinst = 0.32 µs MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 5.0 V FCH = 12.5 MHz ⎯ 22 25 mA tinst = 0.32 µs MB89P558A VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 5.0 V FCH = 10.0 MHz ⎯ 1.4 2.1 mA tinst = 6.4 µs MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 3.0 V FCH = 10.0 MHz ⎯ 5.3 9 mA tinst = 6.4 µs MB89P558A VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 3.0 V FCH = 12.5 MHz ⎯ 2 3 mA スリープモード tinst = 0.32 µs MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 5.0 V FCH = 12.5 MHz ⎯ 6.2 10 mA スリープモード tinst = 0.32 µs MB89P558A VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 3.0 V FCH = 10.0 MHz ⎯ 0.35 1 mA スリープモード tinst = 6.4 µs MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 3.0 V FCH = 10.0 Hz ⎯ 0.6 2 mA スリープモード tinst = 6.4 µs MB89P558A VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 5.0 V FCL = 32 kHz TA =+ 25 °C ⎯ 30 50 µA サブモード MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 3.0 V FCL = 32 kHz TA =+ 25 °C ⎯ 4 8 mA サブモード MB89P558A VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 3.0 V FCL = 32 kHz TA =+ 25 °C ⎯ 10 20 µA サブスリープ MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 3.0 V FCL = 32 kHz TA =+ 25 °C ⎯ 20 50 µA サブスリープ MB89P558A VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 3.0 V TA =+ 25 °C FCL = 32 kHz ⎯ 5 15 µA 時計モード メインストップ MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 3.0 V FCL = 32 kHz TA =+ 25 °C 時 ⎯ 12 25 µA 時計モード メインストップ MB89P558A VCC1 VCC1 = 3.0 V VCC2 = 3.0 V FCL = 32 kHz TA =+ 25 °C 時 ⎯ 5 10 µA TA =+ 25 °C サブストップ MB89557A/558A VCC2 VCC2 = 3.0 V FCL = 32 kHz TA =+ 25 °C 時 ⎯ 5 10 µA TA =+ 25 °C サブストップ MB89P558A ICC1 ICC2 ICCS1 ICCS2 電源電流 ICCL ICCLS ICCT ICCH (続く) DS07–12550–2 25 MB89550A シリーズ (続き) (AVCC = AVR = DVR = VCC2 = 5.0 V, AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 最小 標準 最大 単位 備 考 VCC1 = 3.0 V AVCC = VCC2 = 5.0 V FCH = 12.5 MHz ⎯ 2 5 mA A/D 変換 起動時 MB89557A/558A AVCC VCC2 = 5.0 V FCH = 12.5 MHz ⎯ 3 6 mA A/D 変換 起動時 MB89P558A AVCC VCC1 = 3.0 V, AVCC = VCC2 = 5.0 V FCH = 12.5 MHz TA =+ 25 °C ⎯ ⎯ 10 µA TA =+ 25 °C A/D 停止時 MB89557A/558A AVCC VCC2 = 5.0 V FCH = 12.5 MHz TA =+ 25 °C ⎯ ⎯ 10 µA TA =+ 25 °C A/D 停止時 MB89P558A VCC ∼ V0 間 VCC = 5 V 時 ⎯ 500 ⎯ kΩ ⎯ ⎯ 5 kΩ ⎯ ⎯ 15 kΩ ⎯ ⎯ ±5 µA ⎯ 4.5 ⎯ V ⎯ 3.0 ⎯ V 600 1000 1400 kΩ 電源電流 IAH ⎯ RLCD COM0 ∼ COM3 出力インピーダ RVCOM COM0 ∼ COM3 ンス V1 ∼ V3 = 5 V SEG0 ∼ SEG31 出力インピーダ ンス RVSEG SEG0 ∼ SEG31 LCD リーク電流 ILCDL V0 ∼ V3, COM0 ∼ COM3, SEG0 ∼ SEG31 VOV3 V3 LCD 昇圧出力電圧 規 格 値 AVCC IA LCD 分割抵抗 条 件 ⎯ V1 = 1.5 V VOV2 V2 基準電圧入力 インピーダンス RRIN V1 入力容量 CIN VCC,VSS 以外 FCH = 1 MHz ⎯ 10 ⎯ pF V1 入力電圧 VI1 V1 IIN = 0 µA ⎯ 1.5 ⎯ V 26 ⎯ 昇圧内蔵品のみ 昇圧内蔵品のみ 昇圧内蔵品のみ DS07–12550–2 MB89550A シリーズ 4. 交流規格 (1) リセットタイミング (DVR = VCC1 = 3 V, AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 RST “L” パルス幅 記 号 条 件 tZLZH ⎯ 規 格 値 最 小 最 大 48 tHCLY ⎯ 単 位 備 考 ns (注意事項):tHCLY はメインクロックの発振周期です。 tZLZH RST 0.2 VCC 0.2 VCC (2) パワーオンリセット (AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 電源立上り時間 電源断時間 記 号 条 件 tR ⎯ tOFF 規 格 値 単 位 最 小 最 大 0.05 50 ms 1 ⎯ ms 備 考 繰返し動作のため (注意事項)選択された発振安定時間以内で電源を立ち上げるようにしてください。 また , 動作中に電源電圧を変化させる場合は , 電源電圧をなめらかに立ち上げることを推奨いたします。 tR tOFF 1.8 V VCC1, VCC2 0.2 V 0.2 V 0.2 V MB89PV550A・MB89558A は , VCC2 の立上りで発振開始し , パワーオンリセットがかかります。 MB89558A・MB89557A は , VCC1 の立上りで発振開始し , パワーオンリセットがかかります。 DS07–12550–2 27 MB89550A シリーズ (3) 電源電圧 VCC2 VCC1 0V 電源は , 必ず VCC2 ≧ VCC1 となるようにしてください。 MB89PV550A・MB89P558A は , VCC2 の電源のみで動作します。 MB89558A・MB89557A は , “VCC1 = CPU 内部動作用電源 ”・“VCC2 = I/O 用電源 ” となります。 (4) クロックタイミング規格 (AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 クロック周波数 クロックサイクル タイム 入力クロックパルス幅 入力クロック立上り , 立下り時間 28 記号 端子記号 FCH 条件 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 X0, X1 1 ⎯ 12.5 MHz FCL X0A, X1A ⎯ 32.768 ⎯ kHz tHCYL X0, X1 80 ⎯ 1000 ns tLCYL X0A, X1A ⎯ 30.5 ⎯ µs PWH1 PWL1 X0 20 ⎯ ⎯ ns 外部クロック PWH2 PWL2 X0A ⎯ 15.2 ⎯ µs 外部クロック tCR tCF X0 ⎯ ⎯ 10 ns 外部クロック ⎯ DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ・X0, X1 タイミングおよび印加条件 tHCYL PWH1 PWL1 tCF tCR 0.8 VCC 0.8 VCC X0 0.2 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・クロック印加条件 水晶振動子使用時 または セラミック振動子使用時 X0 X1 X0 FCH C1 DS07–12550–2 外部クロック使用時 C2 X1 開放 FCH 29 MB89550A シリーズ ・X0A, X1A タイミングおよび印加条件 tLCYL PWL2 PWH2 tCR tCF 0.8 VCC 0.8 VCC X0A 0.2 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・クロック印加条件 水晶振動子使用時 または セラミック振動子使用時 X0A 外部クロック使用時 X1A X0A X1A 開放 FCL C1 FCL C2 (5) インストラクションサイクル (AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 インストラクションサイクル ( 最小命令実行時間 ) 記号 規格値 単位 4/FCH, 8/FCH, 16/FCH, 64/FCH, µs FCH = 12.5 MHz 動作時 (4/FCH) tinst = 0.32 µs 2/FCL µs FCL = 32.768 kHz 動作時 tinst = 61.036 µs tinst 備 考 (注意事項)12.5 MHz 動作時は , 命令実行時間の設定により変わります。 30 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (6) シリアル I/O タイミング (VCC1 = 3.0 V, AVCC = AVR = DVR = VCC2 = 5 V, AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 シリアルクロックサイクル タイム tSCYC SCK, UCK SCK ↓→ SO 時間 UCK ↓→ UO 時間 tSLOV SCK, SO, UCK, UO 有効 SI → SCK ↑ 有効 UI → UCK ↑ tIVSH SI, SCK SCK ↑→有効 SI ホールド時間 UCK ↑→有効 UI ホールド時間 tSHIX SCK, SI, UCK, UI シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK ↓→ SO 時間 UCK ↓→ UO 時間 tSLOV SCK, SO, UCK, UO 有効 SI → SCK ↑ 有効 UI → UCK ↑ tIVSH SI, SCK, UI, UCK SCK ↑→有効 SI ホールド時間 UCK ↑→有効 UI ホールド時間 tSHIX SCK, SI, UCK, UI 規 格 値 条件 内部 クロック 動作 SCK, UCK 外部 クロック 動作 単位 最小 最大 2 tinst* ⎯ µs − 200 + 200 ns 1/2 tinst* ⎯ µs 1/2 tinst* ⎯ µs 1 tinst* ⎯ µs 1 tinst* ⎯ µs 0 200 ns 1/2 tinst* ⎯ µs 1/2 tinst* ⎯ µs 備考 *:tinst については , 「 (5) インストラクションサイクル」を参照してください。 内部シフトクロックモード tSCYC SCK UCK 2.4 V 0.8 V 0.8 V tSLOV SO UO 2.4 V 0.8 V tIVSH 0.8 VCC 0.2 VCC SI UI tSHIX 0.8 VCC 0.2 VCC 外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL SCK UCK 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tSLOV SO UO 2.4 V 0.8 V tIVSH SI UI DS07–12550–2 0.8 VCC 0.2 VCC tSHIX 0.8 VCC 0.2 VCC 31 MB89550A シリーズ (7) 周辺入力タイミング (VCC1 = 3 V, AVCC = AVR = DVR = VCC2 = 5.0 V, AVss = Vss = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 周辺入力 “H” レベル パルス幅 1 tILIH1 周辺入力 “L” レベル パルス幅 1 tIHIL1 周辺入力 “H” レベル パルス幅 1 tILIH2 周辺入力 “L” レベル パルス幅 1 tIHIL2 端子記号 条 件 EC1, EC2, EC3 INT10 ∼ INT17 EC1, EC2, EC3 INT10 ∼ INT17 PWC, INT20 ∼ INT27 PWC, INT20 ∼ INT27 規 格 値 単位 最 小 最 大 ⎯ 1 tinst* ⎯ µs ⎯ 1 tinst* ⎯ µs ⎯ 2 tinst* ⎯ µs ⎯ 2 tinst* ⎯ µs 備 考 *:tinst については , 「 (5) インストラクションサイクル」を参照してください。 tIHIL1 EC1, EC2, EC3 INT10 ~ INT17 tILIH1 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC tIHIL2 INT20 ~ INT27, PWC 32 tILIH2 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (8) A/D 変換部電気的特性 (VCC1 = 3 V, AVCC = AVR = DVR = VCC2 = 3.5 V ∼ 5.5 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 条 件 総合誤差 ⎯ 直線性誤差 標 準 最 大 ⎯ 10 ⎯ bit ⎯ ⎯ ± 5.0 LSB ⎯ ⎯ ± 2.5 LSB ⎯ ⎯ ± 1.9 LSB AVSS − 3.5 LSB AVSS + 0.5 LSB AVSS + 4.5 LSB V AVR − 6.5 LSB AVR − 1.5 LSB AVR + 1.5 LSB V ⎯ ⎯ 4 LSB ⎯ 60 tinst ⎯ µs ⎯ 16 tinst ⎯ µs ⎯ ⎯ 10 µA AVSS ⎯ AVR V AVSS + 2.7 ⎯ AVCC V A/D 起動時 ⎯ 400 ⎯ µA A/D 停止時 ⎯ ⎯ 5 µA ⎯ 微分直線性誤差 ゼロトランジション 電圧 VOT フルスケール トランジション電圧 VFST AVR = AVCC AN0 ∼ AN7 チャネル間バラツキ ⎯ 変換時間 サンプリング時間 アナログ入力電流 IAIN アナログ入力電圧 VAIN ⎯ AN0 ∼ AN7 ⎯ ⎯ 基準電圧 IR 基準電圧供給電流 AVR IRH 単位 最 小 ⎯ 分解能 規 格 値 備 考 * *:サンプリング時間を含む (9) D/A 変換部電気的特性 (VCC1 = 3 V, AVCC = AVR = DVR = VCC2 = 3.5 V ∼ 5.5 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 微分直線性誤差 ⎯ アナログ出力 インピーダンス IDVR ⎯ 8 ⎯ bit ⎯ ⎯ ± 0.9 LSB ⎯ ⎯ ± 1.5 LSB ⎯ 10 20 µs VSS + 3.0 ⎯ AVCC V D/A 起動時 ⎯ 120 300 µA *2 D/A 停止時 ⎯ ⎯ 10 µA *3 ⎯ 20 ⎯ kΩ MB89P558A ⎯ 30 ⎯ kΩ MB89558A/ 557A AVR = AVCC DVR IDVRS ⎯ ⎯ 備 考 最 大 アナログ基準電圧 基準電圧供給電流 単位 標 準 ⎯ 変換時間 規 格 値 最 小 ⎯ 分解能 直線性誤差 条 件 ⎯ *1 * 1:負荷容量 20 pF 時 * 2:無負荷での変換時 * 3:ストップ時 DS07–12550–2 33 MB89550A シリーズ (10) A/D コンバータ用語の定義 ・分解能 A/D 変換器により識別可能なアナログ変化 ・直線性誤差 ( 単位:LSB) デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と , 実際の変換特性との偏差 ・微分直線性誤差 ( 単位:LSB) 出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 ・総合誤差 ( 単位:LSB) 理想変換値と実際の変換値との差 理想入出力特性 総合誤差 VFST 3FF 3FF 1.5 LSB 3FD デジタル出力 デジタル出力 3FE 004 003 VOT 002 3FE 実際の変換特性 3FD (1 LSB × N + 0.5 LSB) 004 VNT 003 002 1 LSB 001 実際の 変換特性 理想特性 001 0.5 LSB AVSS AVR アナログ入力 1 LSB = VFST − VOT 1022 (V) AVSS AVR アナログ入力 デジタル出力 N の総合誤差= VNT −{1 LSB × N + 0.5 LSB} 1 LSB (続く) 34 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (続き) ゼロトランジション誤差 フルスケールトランジション誤差 理想特性 004 実際の変換特性 3FF 実際の変換特性 002 実際の変換特性 デジタル出力 デジタル出力 003 3FE 001 実際の変換特性 3FC VOT ( 実測値 ) AVSS アナログ入力 AVSS AVR 直線性誤差 3FE 理想特性 実際の変換特性 N+1 (1 LSB × N + VOT) 3FD VNT VFST ( 実測値 ) 004 003 実際の変換特性 実際の変換特性 N−1 VNT 実際の変換特性 理想特性 N−2 001 VOT ( 実測値 ) AVSS V (N + 1) T N 002 AVR アナログ入力 デジタル出力 N の直 = VNT −{1 LSB × N + VOT} 1 LSB 線性誤差 DS07–12550–2 AVR アナログ入力 微分直線性誤差 デジタル出力 3FF デジタル出力 VFST ( 実測値 ) 3FD AVSS アナログ入力 AVR デジタル出力 N の微 = V (N + 1) T − VNT − 1 1 LSB 分直線性誤差 35 MB89550A シリーズ (11) 注意事項 ・アナログ入力端子の入力インピーダンスについて MB89550A シリーズの A/D コンバータは , 下図のようにサンプル & ホールド回路を内蔵しており , A/D 変換起動後 16 インストラクションサイクルの間にアナログ入力端子の電圧をサンプル & ホールド用のコンデンサに取り込みます。 そのためアナログ入力の外部回路の出力インピーダンスが高い場合 , アナログ入力サンプリング期間内にアナログ入力 電圧が安定しないことがありますので , 外部回路の出力インピーダンスは低くすること (10 kΩ 以下 ) を推奨いたします。 ・MB89558A と MB89557A のアナログ入力等価回路 サンプル & ホールド回路 C = 30 pF アナログ入力端子 コンパ レータ R = 3.2 kΩ A/D 変換起動から 16 インストラクションサイクル後に閉じます。 アナログチャネルセレクタ ・MB89P558A と MB89PV550A のアナログ入力等価回路 サンプル & ホールド回路 C = 64 pF アナログ入力端子 コンパ レータ R = 1.4 kΩ A/D 変換起動から 16 インストラクションサイクル後に閉じます。 アナログチャネルセレクタ ・誤差について | AVR − AVSS |が小さくなるに従って , 相対的に誤差は大きくなります。 36 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ 特性例 (1) 電源電流 ( 外部クロック ) ICCS - VCC1 ICC - VCC1 10 10 (TA = + 25 ˚C) (TA = + 25 ˚C) FC = 12.5 MHz, 4 分周 8 8 6 ICCS [mA] ICC [mA] 6 4 FC = 12.5 MHz, 4 分周 4 2 2 FC = 10 MHz, 64 分周 FC = 10 MHz, 64 分周 0 0 1 2 3 4 1 5 3 2 4 5 VCC1 [V] VCC1 [V] (2) “H” レベル入力電圧 /“L” レベル入力電圧 (CMOS 入力の場合 ) VIN - VCC2 4 (TA = + 25 ˚C) VIN [V] 3 2 1 0 2 3 4 5 6 7 VCC2 [V] (3) “H” レベル入力電圧 /“L” レベル入力電圧 ( ヒステリシス入力の場合 ) VIN - VCC2 4 (TA = + 25 ˚C) VIHS VIN [V] 3 VILS 2 1 0 2 3 4 5 6 7 VCC2 [V] DS07–12550–2 37 MB89550A シリーズ (4) プルアップ抵抗値 RPULL - VCC2 1000 Pull-up [kΩ] (TA = + 25 ˚C) 100 10 1 3 2 5 4 7 6 VCC2 [V] (5) “H” レベル出力電圧 VOH1 - IOH VOH2 - IOH 4.6 4.6 (VCC2 = 4.5 V, TA = + 25 ˚C) (VCC2 = 4.5 V, TA = + 25 ˚C) 4.4 4.2 4.4 VOH2 [V] VOH1 [V] 4.0 3.8 3.6 4.2 3.4 4.0 3.2 3.0 3.8 0 -2 -4 -6 -8 - 10 -5 0 IOH [mA] - 15 - 10 IOH [mA] - 20 - 25 (6) “L” レベル出力電圧 VOL1 - IOL VOL2 - IOL 1.0 1.0 (VCC2 = 4.5 V, TA = + 25 ˚C) (VCC2 = 4.5 V, TA = + 25 ˚C) 0.8 VOL2 [V] VOL1 [V] 0.8 0.6 0.4 0.4 0.2 0.2 0.0 0.0 0 2 4 6 IOL [mA] 38 0.6 8 10 0 5 15 10 20 25 IOL [mA] DS07–12550–2 MB89550A シリーズ (7) A/D コンバータ特性例 直線性誤差 3.0 2.5 2.0 (VCC2 = 5.0 V, FC = 12.5 MHz, TA = + 25 ˚C) 誤差 (LSB) 1.5 1.0 0.5 0.0 - 0.5 - 1.0 - 1.5 - 2.0 - 2.5 - 3.0 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 600 700 800 900 1000 変換値 直線性誤差 3.0 2.5 2.0 (VCC2 = 5.0 V, FC = 12.5 MHz, TA = + 25 ˚C) 誤差 (LSB) 1.5 1.0 0.5 0.0 - 0.5 - 1.0 - 1.5 - 2.0 - 2.5 - 3.0 0 100 200 300 400 500 変換値 DS07–12550–2 39 MB89550A シリーズ ■ マスクオプション一覧表 No. 1 2 3 品 種 MB89557A MB89558A MB89P558A MB89PV550A 指定方法 マスク発注時に指定 発注時に指定 発注時に指定 LCD 駆動用電源 ・ 昇圧回路内蔵 ・ 分割抵抗内蔵 ( 外部接続可 ) 選択可 ポート / セグメント選択* 1 P66 (SEG22) , P67 (SEG23) , P70 (SEG24) , P71 (SEG25) , P72 (SEG26) , P73 (SEG27) , P74 (SEG28) , P75 (SEG29) , P76 (SEG30) , P77 (SEG31) 選択可 メインクロック 発振安定待ち時間の初期値*2 選択 (Fch = 12.5 MHz 時 ) ・ 01:214/Fch ( 約 1.31 ms) ・ 10:217/Fch ( 約 10.48 ms) ・ 11:218/Fch ( 約 20.97 ms) 選択可 -201 分割抵抗内蔵 -201 分割抵抗内蔵 -202 昇圧回路内蔵 -202 昇圧回路内蔵 -203 昇圧回路内蔵 -203 昇圧回路内蔵 -201 セグメント選択 (SEG22-SEG31 選択 ) -201 セグメント選択 (SEG22-SEG31 選択 ) -202 セグメント選択 (SEG22-SEG31 選択 ) -202 セグメント選択 (SEG22-SEG31 選択 ) -203 ポート選択 (P66, P67, P70-P77 選択 ) -203 ポート選択 (P66, P67, P70-P77 選択 ) 218/Fch ( 約 20.97 ms) 218/Fch ( 約 20.97 ms) * 1:P66, P67, P70-P77 をポートとして使用するか , セグメント出力として使用するかを選択できます。 ポートとして選択した場合は , SEG22 ∼ SEG31 (Nch オープンドレイン ) は , 端子への入力電圧 (VIN) 条件である , “VIN は V3 端子の電圧よりも低くなければならない ” という制限がなくなります。 * 2:システムクロック制御レジスタの発振安定待ち時間選択ビット (SYCC:WT1, WT0) の , リセット時の初期値となり ます。 40 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ オーダ型格 型 格 パッケージ 備 考 MB89557APMC-XXX MB89558APMC-XXX プラスチック LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) MB89557APFT-XXX MB89558APFT-XXX プラスチック TQFP, 100 ピン (FPT-100P-M18) MB89P558A-201PMC MB89P558A-202PMC MB89P558A-203PMC プラスチック LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) 昇圧なし版 昇圧あり版 32Segment 昇圧あり版 22Segment MB89P558A-201PFT MB89P558A-202PFT MB89P558A-203PFT プラスチック TQFP, 100 ピン (FPT-100P-M18) 昇圧なし版 昇圧あり版 32Segment 昇圧あり版 22Segment MB89PV550A-201CF MB89PV550A-202CF MB89PV550A-203CF セラミック MQFP, 100 ピン (MQP-100C-P02) 昇圧なし版 昇圧あり版 32Segment 昇圧あり版 22Segment DS07–12550–2 41 MB89550A シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.0 mm × 14.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max 質量 0.65 g コード(参考) P-LFQFP100-14×14-0.50 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 16.00±0.20(.630±.008)SQ * 14.00±0.10(.551±.004)SQ 75 51 76 50 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 26 100 1 25 C 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) M 2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-3-3 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 0°~8° "A" 0.50(.020) +.008 1.50 –0.10 .059 –.004 (Mounting height) INDEX 0.145±0.055 (.0057±.0022) 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) 42 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ プラスチック・TQFP, 100 ピン (FPT-100P-M18) プラスチック・TQFP, 100 ピン (FPT-100P-M18) 0.40mm パッケージ幅× パッケージ長さ 12.0 × 12.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.20mm MAX 質量 0.40g コード(参考) P-TFQFP100-12 × 12-0.40 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 14.00±0.20(.551±.008)SQ * 12.00±0.10(.472±.004)SQ 75 リードピッチ 0.145±0.055 (.006±.002) 51 76 50 0.08(.003) Details of "A" part 1.10±0.10 (.043±.004) INDEX 0°~8° 26 100 0.10±0.05 (.004±.002) (Stand off) "A" 0.25(.010) LEAD No. 1 0.40(.016) C 0.60±0.15 (.024±.006) 25 0.18±0.05 (.007±.002) 0.07(.002) M 2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100029S-c-3-5 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07–12550–2 43 MB89550A シリーズ (続き) セラミック・MQFP, 100ピン リードピッチ 0.50mm リ ー ド 形 状 ストレート マザーボード の 材 質 セラミック 搭載している ソケットの材質 プラスチック (MQP-100C-P02) セラミック・MQFP, 100ピン (MQP-100C-P02) PIN No.1 INDEX 15.00±0.25 SQ (.591±.010) 14.82±0.35 SQ (.583±.014) 0.50±0.15 (.0197±.0060) 0.18±0.05 (.007±.002) 0.30(.012) TYP 1.02±0.13 (.040±.005) 10.92(.430) TYP 7.14(.281) TYP 12.00(.472) 17.20(.667) TYP TYP PAD No.1 INDEX 4.50(.177)SQ TYP +0.45 1.10 –0.25 +.018 .043 –.010 10.92(.430) TYP 12.00(.472)TYP 17.20(.667)TYP 9.94(.392)MAX 0.15±0.05 (.006±.002) C 1994-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED M100002SC-2-3 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 44 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 ⎯ ⎯ 10 ■ 入出力回路形式 13 ■ ワンタイム PROM, EPROM マイコンの 書込み仕様 ■ 電気的特性 33 5. A/D 変換部電気的特性 パッケージを変更 FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20 分類 A の回路図を変更 「・ROM ライタ用アダプタ」の項目を削除。 ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧の 表記方法を修正 単位:LSB → V 規格値:AVSS/AVR ±数値 → AVSS/AVR ±数値 LSB ■ オーダ型格 オーダ型格を変更 ・変更 MB89558APFV-XXX → MB89558APMC-XXX MB89P558A-201PFV → MB89P558A-201PMC MB89P558A-202PFV → MB89P558A-202PMC MB89P558A-203PFV → MB89P558A-203PMC ・追加 MB89557A ■ パッケージ・外形寸法図 パッケージ図を変更 FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20 41 42 変更箇所 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 DS07–12550–2 45 MB89550A シリーズ MEMO 46 DS07–12550–2 MB89550A シリーズ MEMO DS07–12550–2 47 MB89550A シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 ビジネス推進部