本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07-12509-8 マイクロコントローラ 8 ビットオリジナル CMOS MB89120/120A シリーズ MB89121/123A/125A/P131/P133A/P135A/ PV130A ■ 概要 MB89120 シリーズは , コンパクトな命令体系に加えて , タイマ , シリアルインタフェース , 外部割込みなどの豊富な周 辺機能を内蔵したワンチップマイクロコントローラです。MB89120A シリーズではリモコン送信機能とウェイクアップ割 込み機能を追加しています。 ■ 特長 ・ F2MC-8L ファミリと共通の CPU コア ・ 低電圧動作 ・ 低消費電流 (2 系統クロック対応可能 ) ・ 最小命令実行時間:0.95 µs (4.2 MHz 時 ) ・ 21 bit タイムベースカウンタ ・ I/O ポート:最大 36 本 ・ 外部割込み:3 本 ・ 外部割込み ( ウェイクアップ ):8 本 (MB89120A シリーズのみ ) ・ 8 ビットシリアル I/O:1 ch ・ 8/16 ビットタイマ / カウンタ:1 ch ・ リモコン送信周波数発生回路内蔵 (MB89120A シリーズのみ ) ・ 低消費電力モード ( ストップモード , スリープモード , 時計モード ) ・ パッケージ:QFP-48 ・ CMOS テクノロジ 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2008.12 MB89120/120A シリーズ ■ 品種構成 品名 項目 MB89121 MB89123A MB89125A MB89P133A 量産品 ( マスク ROM 品 ) 分類 ROM 容量 4 K × 8 ビット ( 内蔵 ROM) RAM 容量 128 × 8 ビット 8 K × 8 ビット ( 内蔵 ROM) MB89P131 ワンタイム品 16 K × 8 ビット ( 内蔵 ROM) 8 K × 8 ビット ( 内蔵 PROM, 汎用 ライタ書込み可 ) 256 × 8 ビット 4 K × 8 ビット ( 内蔵 PROM, 汎用 ライタ書込み可 ) 128 × 8 ビット 基本命令数 :136 命令 命令ビット長 :8 ビット 命令長 :1 ∼ 3 バイト CPU 機能 データビット長 :1, 8, 16 ビット長 最小命令実行時間 :0.95 µs/4.2 MHz 最小割込み処理時間 :8.57 µs/4.2 MHz 出力ポート (N-ch オープンドレイン ) :4 本 (4 本はリソースと兼用 ) 出力ポート (CMOS) :8 本 ポート 入出力ポート (CMOS) :24 本 (8 本はリソースと兼用 ) 合計 :36 本 タイマカウンタ 8 ビットタイマカウンタ動作 2ch または 16 ビットイベントカウンタ動作 8 ビット長 LSB ファースト /MSB ファースト選択可 シリアル I/O 3 チャネル独立 ( エッジ選択 , 割込みベクタ , 要因フラグ ) 外部割込み 1 立上り / 立下り / 両エッジ選択可 ストップ / スリープからの解除にも使用可 ( ストップモードでもエッジ検出可 ) 外部割込み 2 ( ウェイクアップ ) ⎯ 8 本 ( レベル検出のみ ) ⎯ リモコン送信周波数 ⎯ 1 本 ( パルス幅と周期をソフト選択可 ) ⎯ スタンバイモード プロセス 動作電圧 * 使用 EPROM スリープモード , ストップモード , 時計モード CMOS 2.2 V ∼ 4.0 V ( クロック 2 系統オプション選択時 ) 2.2 V ∼ 6.0 V ( クロック 1 系統オプション選択時 ) 2.7 V ∼ 6.0 V ⎯ *:使用周波数などの条件によって異なります (「■電気的特性」参照 ) 。 (続く) 2 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ (続き) 品名 MB89P135A MB89PV130A ワンタイム PROM 品 ピギー / エバ品 ROM 容量 16 K × 8 ビット ( 内蔵 PROM, 汎用ライタ書込み可 ) 32 K × 8 ビット ( 外付け ROM) RAM 容量 512 × 8 ビット 1 K × 8 ビット 項目 分類 基本命令数 :136 命令 命令ビット長 :8 ビット 命令長 :1 ∼ 3 バイト CPU 機能 データビット長 :1, 8, 16 ビット長 最小命令実行時間 :0.95 µs/4.2 MHz 最小割込み処理時間 :8.57 µs/4.2 MHz 出力ポート (N-ch オープンドレイン ) :4 本 (4 本はリソースと兼用 ) 出力ポート (CMOS) :8 本 ポート 入出力ポート (CMOS) :24 本 (8 本はリソースと兼用 ) 合計 :36 本 タイマカウンタ 8 ビットタイマカウンタ動作 2ch または 16 ビットイベントカウンタ動作 8 ビット長 LSB ファースト /MSB ファースト選択可 シリアル I/O 3 チャネル独立 ( エッジ選択 , 割込みベクタ , 要因フラグ ) 外部割込み 1 立上り / 立下り / 両エッジ選択可 ストップ / スリープからの解除にも使用可 ( ストップモードでもエッジ検出可 ) 外部割込み 2 ( ウェイクアップ ) 8 本 ( レベル検出のみ ) リモコン送信周波数 1 本 ( パルス幅と周期をソフト選択可 ) スタンバイモード スリープモード , ストップモード , 時計モード プロセス CMOS 動作電圧 2.7 V ∼ 6.0 V 2.7 V ∼ 6.0 V ⎯ MBM27C256A-20TVM 使用 EPROM ■ パッケージと品種対応 パッケージ MB89121 MB89123A MB89125A MB89P133A MB89P131 FPT-48P-M13 ○ ○ ○ ○ ○ MQP-48C-P01 × × × × × パッケージ MB89P135A MB89PV130A FPT-48P-M13 ○ × MQP-48C-P01 × ○ ○:あり , × :なし (注意事項)ワンタイム品および , ピギー / エバ品のパッケージの詳細については , MB89130/130A シリーズと共用になり ますので , MB89130/130A シリーズのデータシートをご参照ください。 DS07-12509-8 3 MB89120/120A シリーズ ■ 品種間の相違点 1. メモリ空間 ワンタイム ROM 品などで評価する際には , 実際に使用する品種との相違をよく確認のうえ , 評価してください。特に , 以下の点にご注意願います。 ・ MB89121 と MB89123A/MB89125A と MB89P135A/PV130A では , 使用できるレジスタバンク数が異なります。 ・ スタック領域などを RAM の上限に設定している場合。 2. 消費電流 ・ 低速で動作させた場合には , OTPROM 搭載品種の消費電流はマスク ROM 品種より多くなります。ただし , スリープ / ストップモードの消費電流は同等となります ( 詳細は ,「■電気的特性」を参照してください ) 。 ・ MB89PV130A では , 背面ソケットに接続している EPROM の消費する電流が加わります。 3. マスクオプション オプションで選択できる機能 , オプションの指定方法は品種により異なります。 「■マスクオプション一覧表」で確認のうえご使用ください。 特に以下の点にご注意願います。 ・ P40 ∼ P43 のプルアップ抵抗は , MB89P135A では設定できません。 ・ MB89PV130A では , オプションは固定となります。 4 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ 端子配列図 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 P36/INT2 P37/BZ/(RCO) P00/(INT20) P01/(INT21) P02/(INT22) P03/(INT23) P04/(INT24) P05/(INT25) P06/(INT26) P07/(INT27) P10 P11 P24 P23 P22 P21 P20 P17 VSS P16 P15 P14 P13 P12 AVCC RST MOD0 MOD1 X0 X1 VCC X0A X1A P27 P26 P25 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 P40 P41 P42 P43 AVR AVSS P30/SCK P31/SO P32/SI P33/EC/SCO P34/TO/INT0 P35/INT1 (TOP VIEW) (FPT-48P-M13) ( 注意事項 ) ( ) 内は MB89120A シリーズのみ有効です。 DS07-12509-8 5 MB89120/120A シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 端子名 5 X0 6 X1 8 X0A 9 X1A 3 MOD0 4 MOD1 機能説明 A メインクロック水晶発振用端子です ( 最大 4.2 MHz) 。 B サブクロック水晶発振用端子です (32.768 kHz 用 ) 。 C 動作モード指定入力端子です。 VSS に直結してください。 RST D リセット入出力端子です。プルアップ抵抗付 N-ch オープンドレイン出力 とヒステリシス入力になっています。“L” の入力によって内部回路が初期 化されます。オプション設定で内部リセット要因により端子から “L” を出 力します。 P07/ (INT27) ∼ P00/ (INT20) I 汎用の入出力ポートです。 MB89120A シリーズでは外部割込み入力端子と兼用しています。 外部割込み入力端子はヒステリシスです。 E 汎用の入出力ポートです。 P27 ∼ P20 G 汎用の出力専用ポートです。 42 P30/SCK F 汎用の入出力ポートです。 シリアル I/O のクロック入出力端子と兼用しています。 ヒステリシス入力です。 41 P31/SO F 汎用の入出力ポートです。 シリアル I/O のデータ出力端子と兼用しています。 ヒステリシス入力です。 40 P32/SI F 汎用の入出力ポートです。 シリアル I/O のデータ入力端子と兼用しています。ヒステリシス入力です。 2 27 ∼ 34 18, 20 ∼ 26 P17 ∼ P10 10 ∼ 17 39 P33/EC/SCO F 汎用の入出力ポートです。 8 ビットタイマ / カウンタの外部クロックの入力端子と兼用しています。 ヒステリシス入力です。なお , システムクロック出力はオプション選択可 です。 38 P34/TO/INT0 F 汎用の入出力ポートです。 8 ビットタイマ / カウンタのオーバフロー出力端子と外部割込み入力端子 と兼用しています。ヒステリシス入力です。 P36/INT2, P35/INT1 F 汎用の入出力ポートです。 外部割込み入力端子と兼用しています。ヒステリシス入力です。 P37/BZ/ (RCO) F 汎用の入出力ポートです。 ブザー出力端子と兼用しています。ヒステリシス入力です。MB89120A シ リーズではリモコン出力端子とも兼用しています。 P43 ∼ P40 H N-ch オープンドレインの出力専用ポートです。 7 VCC ⎯ 電源端子です。 19 VSS ⎯ 電源 (GND) 端子です。 1 AVCC ⎯ 電源端子です。 Vcc と同電位で使用してください。 44 AVR ⎯ 基準電圧入力端子です。 43 AVSS ⎯ 電源 (GND) 端子です。 VSS と同電位で使用してください。 36, 37 35 45 ∼ 48 6 回路形式 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回 路 A 備 考 ・ 水晶・セラミック発振型 ( 高速側 ) MB89P133A, MB89P131, X1 MB89P135A, MB89PV130A の回路 ・ MB89121/123A/125A の外部クロック入力 選択タイプ品 発振帰還抵抗 約 1 MΩ/5 V 時 X0 スタンバイ制御信号 ・ 水晶・セラミック発振型 ( 高速側 ) X1 ・ MB89121/123A/125A の水晶・セラミック 発振選択タイプ品 発振帰還抵抗約 1MΩ/5 V 時 X0 スタンバイ制御信号 B ・ 水晶・セラミック発振型 ( 低速側 ) MB89121/123A/125A の回路 発振帰還抵抗 約 4.5 MΩ/5 V 時 X1A X0A スタンバイ制御信号 ・ 水晶・セラミック発振型 ( 低速側 ) MB89P131/P133A/P135A/PV130A の回路 発振帰還抵抗 約 4.5 MΩ/5 V 時 X1A X0A スタンバイ制御信号 C D R ・ 出力プルアップ抵抗 (P-ch) 約 50 kΩ/5 V 時 ・ ヒステリシス入力 P-ch N-ch (続く) DS07-12509-8 7 MB89120/120A シリーズ (続き) 分類 回 路 備 考 ・ CMOS 出力 ・ CMOS 入力 ・ プルアップ抵抗オプション E R P-ch P-ch N-ch ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗オプション F R P-ch N-ch ・ CMOS 出力 G P-ch N-ch H R ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ プルアップ抵抗オプション P-ch P-ch N-ch ・ CMOS 出力 ・ CMOS 入力 I R ・ 割込み入力はヒステリシス入力 (MB89120A シリーズのみ ) ・ プルアップ抵抗オプション P-ch P-ch N-ch 割込み入力 MB89120A シリーズのみ 8 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ デバイスの取扱いについて 1. ラッチアップの防止 CMOS IC では , 中・高耐圧以外の入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合 , また は VCC ∼ VSS 間に定格を超える電圧が印加された場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。 ラッチアップが起きると電源電流が激増し , 素子の熱破壊の恐れがありますので , 使用に際しては最大定格を超えるこ とのないよう十分に注意してください。 アナログ系の電源投入時および切断時においてもアナログ電源 (AVCC, AVR) とアナログ入力は , デジタル電源 (VCC) を 超えないように注意してください。 2. 未使用入力端子の処理 使用していない入力端子を開放のままにしておくと , 誤動作の原因になることがありますので Pull up または Pull down などの処置をしてください。 3. N.C. 端子の処理 N.C. ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。 4. 電源電圧の変動について VCC 電源電圧の動作保証範囲は規格のとおりですが , この規格範囲内においても電源電圧の急激な変化があると誤動作 を生じることがありますので , IC への供給電圧はできるだけ安定化するよう心がけてください。安定化の基準として , 商 用周波数 (50 ∼ 60 Hz) での VCC リプル変動 (P − P 値 ) は標準 VCC 値の 10%以下に , また電源を切替え時などの瞬時変化 においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電源を抑えることを推奨いたします。 5. 外部クロック使用時の注意 外部クロック使用時においても , パワーオンリセット ( オプション選択 ) およびストップモードからの解除には , 発振 安定時間がとられます。 6. 電源電圧の立上げについて (MB89P135A のみ ) MB89P135A を使用する場合 , 電源投入時は , 発振開始後 13 クロック以内に , 電源を 2.0 V まで , 急峻に立ち上げるよう にしてください。 なお , 本条件が守られずに電源が立ち上がった場合は , 各種オプションが設定されないことがあります。 DS07-12509-8 9 MB89120/120A シリーズ ■ MB89P131 の PROM 書込みについて MB89P131 は , MB89121 のワンタイム PROM 版です。 1. 特長 ・ 4 K byte PROM 搭載 ・ EPROM モード時 (ROM ライタでの書込み時 ) MBM27C256A 相当となります。 2. メモリ空間 EPROM モードでのメモリ空間を以下に示します。 アドレス シングルチップ EPROM モード時 (ROM ライタ上の対応アドレス ) 0000H I/O 使用禁止 RAM 0000H 使用禁止 F000H 使用禁止 7000H EPROM 4 KB PROM 4 KB FFFFH 7FFFH 3. PROM への書込み方法 MB89P131 は EPROM モードで MBM27C256A 相当の機能になるため , 専用変換アダプタを使用することにより汎用の EPROM ライタで書込みが可能です。ただし , エレクトロニックシグネチャモードは使用できませんのでご注意ください。 ・書込み方法 (1) EPROM ライタを MBM27C256A の設定にする。 (2) プログラムデータを EPROM ライタの 7000H から 7FFFH にロードする ( 動作モードでの F000H から FFFFH が EPROM モードでは 7000H から 7FFFH に相当しますので , ご注意ください ) 。 (3) EPROM ライタで書込みを行う。 10 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ MB89P133A の PROM 書込みについて MB89P133A は , MB89123A のワンタイム PROM 版です。 1. 特長 ・ 8 K byte PROM 搭載 ・ EPROM モード時 (ROM ライタでの書込み時 ) MBM27C256A 相当となります。 2. メモリ空間 EPROM モードでのメモリ空間を以下に示します。 アドレス シングルチップ EPROM モード時 (ROM ライタ上の対応アドレス ) 0000H I/O RAM 0000H 使用禁止 E000H 使用禁止 6000H PROM 8 KB FFFFH EPROM 8 KB 7FFFH 3. PROM への書込み方法 MB89P133A は EPROM モードで MBM27C256A 相当の機能になるため , 専用変換アダプタを使用することにより汎用の EPROM ライタで書込みが可能です。ただし , エレクトロニックシグネチャモードは使用できませんのでご注意ください。 ・書込み方法 (1) EPROM ライタを MBM27C256A の設定にする。 (2) プログラムデータを EPROM ライタの 6000H から 7FFFH にロードする ( 動作モードでの E000H から FFFFH が EPROM モードでは 6000H から 7FFFH に相当しますので , ご注意ください )。 (3) EPROM ライタで書込みを行う。 DS07-12509-8 11 MB89120/120A シリーズ ■ MB89P135A の PROM 書込みについて MB89P135A は , MB89123A/125A のワンタイム PROM 版です。 1. 特長 ・ 16 K byte PROM 搭載 ・ EPROM モード時 (ROM ライタでの書込み時 ) MBM27C256A 相当となります。 2. メモリ空間 EPROM モードでのメモリ空間を以下に示します。 アドレス シングルチップ EPROM モード時 (ROM ライタ上の対応アドレス ) 0000H I/O 0080H RAM 0280H 禁止 8000H 0000H 空き領域 ( リード値 FFH) 禁止 BFF0H 3FF0H 禁止 BFF6H 3FF6H 空き領域 ( リード値 FFH) 禁止 C000H 4000H PROM 16 KB FFFFH オプション 設定領域 EPROM 16 KB 7FFFH 3. PROM への書込み方法 MB89P135A は EPROM モードで MBM27C256A 相当の機能になるため , 専用変換アダプタを使用することにより汎用の EPROM ライタで書込みが可能です。ただし , エレクトロニックシグネチャモードは使用できませんのでご注意ください。 ・書込み方法 (1) EPROM ライタを MBM27C256A の設定にする。 (2) プログラムデータを EPROM ライタの 4000H から 7FFFH にロードする ( 動作モードでの C000H から FFFFH が EPROM モードでは 4000H から 7FFFH に相当しますので , ご注意ください ) 。 (3) オプションデータを EPROM ライタの 3FF0H から 3FF6H にロードする。 (4) EPROM ライタで書込みを行う。 12 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ 4. PROM オプションの設定 (MB89P135A のみ ) 書込み方法は , PROM と同じでメモリマップに示す番地に値を書き込むことにより設定できます。 各ビットとオプションの関係を次のビットマップに示します。 ・PROM オプションのビットマップ bit 7 アドレス bit 6 bit 5 空き 空き 空き リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 3FF0H bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 クロック リセット モード選択 端子出力 パワーオン リセット 1:1 系統 1:有 1:有 00:22/FCH 10:216/FCH 0:2 系統 0:無 0:無 01:212/FCH 11:218/FCH 発振安定時間 P07 P06 P05 P04 P03 P02 P01 P00 プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ 3FF1H 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 P17 P16 P15 P14 P13 P12 P11 P10 プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ 3FF2H 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 P37 P36 P35 P34 P33 P32 P31 P30 プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ プルアップ 3FF3H 3FF4H 3FF5H 3FF6H 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 1:有 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 0:無 空き 空き 空き 空き 空き 空き 空き 空き リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 空き 空き 空き 空き 空き 空き 空き 空き リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 空き 空き 空き 空き 空き 空き 空き 空き リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 リード , ライト可 (注意事項)消去時は各ビットが “1” になります。したがって , ポートはプルアップありとなります。 DS07-12509-8 13 MB89120/120A シリーズ ■ MB89P131/P133A/P135A の取扱いについて 1. 推奨スクリーニング条件 実装前のスクリーニング方法として , 高温エージングをお薦めいたします。 プログラム , ベリファイ 高温エージング + 150 °C, 48 h リード 実装 2. 書込み歩留りについて OTPROM マイコンプログラム未書込み品は , その性質上全ビット書込み試験を実施することはできません。 したがって , 必ずしも書込み歩留り 100%は , 保証できない場合があります。 14 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ ピギー / エバチップの搭載 EPROM 書込みについて 1. 使用 EPROM ・ MBM27C256A-20TVM 2. メモリ空間 外付け EPROM 32 Kbyte の各モードでのメモリ空間を以下に示します。 アドレス シングルチップ ROM ライタ上の対応アドレス 0000H I/O 0080H RAM 0480H 禁止 8000H 0000H PROM 32 KB FFFFH EPROM 32 KB 7FFFH 3. 外付け EPROM への書込み方法 (1) EPROM ライタを MBM27C256A の設定にする。 (2) プログラムデータを EPROM ライタの 0000H から 7 FFFH にロードする。 (3) EPROM ライタで書込みを行う。 DS07-12509-8 15 MB89120/120A シリーズ ■ ブロックダイヤグラム タイムベース タイマ 発振回路 クロック制御 サブクロック 発振回路 (32.768 kHz) X0A X1A リセット回路 (WDT) 内 部 バ ス ∼ 8 P07/(INT27) P10 ∼ P17 8 ポート 0 / 1 CMOS 入出力ポート P00/(INT20) 外部割込み* ( ウェイクアップ ) 8 bit タイマカウンタ P34/TO/INT0 8 bit タイマカウンタ P33/EC/SCO 8 bit シリアル P30/SCK P32/SI P31/SO 8 ポート 2 外部割込み P20 ∼ P27 RST ポート3 X0 X1 P35/INT1 CMOS 出力ポート リモコン 送信周波数* P36/INT2 ブザー出力 P37/BZ/(RCO) R A M N-ch オープンドレイン 出力ポート F 2 M C-8 L C P U ポート4 CMOS 入出力ポート 4 P40 ∼ P43 R O M その他の端子 MOD0, MOD1, VCC, VSS AVCC, AVR, AVSS *:MB89120A シリーズのみ搭載しています。 ( ) 内は MB89120A シリーズのみの端子機能です。 16 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ CPU コア 1. メモリ空間 MB89120/120A シリーズのメモリ空間は 64 K バイトであり , この空間の中に I/O, データ領域 , プログラム領域のすべて を格納します。I/O はアドレスの最下位近くにあり , データ領域はそのすぐ上位に配置します。データ領域は , 用途別にレ ジスタ領域, スタック領域, ダイレクト領域などに分割することができます。プログラム領域は正反対にアドレス空間の最 上位付近にあり , その中でも最も上位に割込み・リセットベクタやベクタコール命令のテーブルなどを配置します。 MB89120/120A シリーズのメモリ空間の構造を以下に示します。 ・メモリ空間 MB89123A MB89P133A MB89121 MB89P131 0000H 0000H I/O 007FH 0080H 00BFH 00C0H 0100H 013FH 0140H レ ジ ス タ I/O 007FH 0080H RAM 0100H レ ジ ス タ 017FH 0180H DFFFH E000H EFFFH F000H レ ジ ス タ 01FFH 0200H 使用禁止 DS07-12509-8 01FFH 0200H RAM 1 KB レ ジ ス タ 027FH 0280H ROM FFFFH 047FH 0480H 外部 ROM 32 KB ROM 16 KB FFFFH 空き領域 7FFFH 8000H BFFFH C000H ROM FFFFH 007FH 0080H 00FFH 0100H レ ジ ス タ 空き領域 BFFFH C000H ROM FFFFH I/O 017FH 0180H 使用禁止 使用禁止 RAM 512 B RAM 00FFH 0100H 0100H MB89PV130A 0000H I/O 007FH 0080H 使用禁止 RAM 0000H 0000H I/O 007FH 0080H MB89P135A MB89125A FFFFH 17 MB89120/120A シリーズ 2. レジスタ F2MC-8L ファミリには CPU 内にある用途専用のレジスタとメモリ上にある汎用レジスタの 2 つの種類のレジスタがあ ります。専用レジスタは以下のものが該当します。 プログラムカウンタ (PC) アキュムレータ (A) :16 ビット長 , 命令格納位置を示します。 :16 ビット長 , 演算などの一時記憶レジスタで 8 ビットデータ処理命令では下位側の 1 バイトを使用します。 テンポラリアキュムレータ (T) :16 ビット長 , アキュムレータとの間で演算を行います。8 ビットデータ処理命令では 下位側の 1 バイトを使用します。 インデックスレジスタ (IX) エクストラポインタ (EP) スタックポインタ (SP) プログラムステータス (PS) :16 ビット長 , インデックス修飾を行うレジスタです。 :16 ビット長 , メモリアドレスを示すポインタです。 :16 ビット長 , スタック領域を示します。 :16 ビット長 , レジスタポインタやコンディションコードを格納するレジスタです。 ← 16ビット 初期値 → PC FFFDH :プログラムカウンタ A :アキュムレータ 不定 T :テンポラリアキュムレータ 不定 IX :インデックスレジスタ 不定 EP :エクストラポインタ 不定 SP :スタックポインタ 不定 PS :プログラムステータス I フラグ= 0, IL1, IL0 = 11 他のビットは不定 さらに , PS は上位 8 ビットがレジスタバンクポインタ (RP) , 下位 8 ビットがコンディションコードレジスタ (CCR) と 分けることができます ( 下図参照 ) 。 ・プログラムステータスの構造 15 PS 14 13 12 11 10 9 8 空き 空き 空き RP 18 6 5 4 3 2 1 0 H I IL1, IL0 N Z V C ⎫ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎬ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎭ ⎫ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎬ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎪ ⎭ RP 7 CCR DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ RP は現在使用しているレジスタバンクのアドレスを示すもので , RP の内容と実アドレスの関係は下図に示す変換規則 になっています。 ・汎用レジスタ領域の実アドレス変換規則 OP コード下位 RP “0” “0” “0” “0” “0” “0” “0” “1” R4 R3 R2 R1 R0 b2 b1 b0 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 発生アドレス A15 A14 A13 A12 A11 A10 A9 A8 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 CCR は演算の結果や転送データの内容を示すビットと , 割込み時の CPU の動作を制御するビットがあります。 H フラグ : 演算の結果 , bit3 から bit4 への繰上げや借越しが発生した場合 , 1 にセットされ , それ以外の場合は 0 にクリア されます。このフラグは十進補正命令用です。 I フラグ : このフラグが 1 のとき割込みを許可し , 0 のとき割込みを禁止します。リセット時に 0 になります。 IL1, IL0 : 現在許可している割込みのレベルを示します。このビットが示す値より強い割込み要求があった場合のみ , 割込み処理を行います。 IL1 IL0 0 0 0 1 1 0 2 ↓ 1 1 3 弱い=割込みなし 割込みレベル 1 強弱 強い ↑ N フラグ:演算の結果 , 最上位ビットが 1 のとき 1 にセットされ , 0 のとき 0 にクリアされます。 Z フラグ:演算の結果 , 0 であれば 1 にセットされ , それ以外のとき 0 にクリアされます。 V フラグ:演算の結果 , 2 の補数のオーバフローが発生したとき 1 にセットされ , 発生しなかったとき 0 にクリアされま す。 C フラグ:演算の結果 , bit7 から繰上げや借越しが発生した場合 , 1 にセットされ , それ以外の場合は 0 にクリアされま す。また , シフト命令ではシフトアウトした値になります。 DS07-12509-8 19 MB89120/120A シリーズ また , 汎用レジスタとして , 以下のものがあります。 汎用レジスタ:8 ビット長 , データを格納するレジスタ 汎用レジスタは 8 ビット長のレジスタで , メモリ上のレジスタバンク内にあります。1 バンクあたり 8 個のレジスタがあ り , MB89121/P131 では全部で 8 バンクまで使用することができ , MB89123A/125A/P133A では全部で 16 バンクまで使用 することができます。MB89P135A/PV130A では全部で 32 バンクまで使用することができます。 現在使用しているバンクはレジスタバンクポインタ (RP) で示します。 ・レジスタバンク構成 ここのアドレス= 0100H + 8 × (RP) R0 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 8 バンク (MB89121/P131) 16 バンク (MB89123A/125A/P133A) 32 バンク (MB89P135A/PV130A) メモリ領域 20 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ I/O マップ アドレス 書込み / 読出し レジスタ 00H (R/W) PDR0 ポート 0 データレジスタ 01H (W) DDR0 ポート 0 方向レジスタ 02H (R/W) PDR1 ポート 1 データレジスタ 03H (W) DDR1 ポート 1 方向レジスタ 04H (R/W) PDR2 ポート 2 データレジスタ レジスタの内容 05H 空き領域 06H 空き領域 07H (R/W) SYCC システムクロック制御レジスタ 08H (R/W) STBC スタンバイ制御レジスタ 09H (R/W) WDTC ウォッチドッグ制御レジスタ 0AH (R/W) TBTC タイムベースタイマ制御レジスタ 0BH (R/W) WPCR 時計プリスケーラ制御レジスタ 0CH (R/W) PDR3 ポート 3 データレジスタ 0DH (W) DDR3 ポート 3 方向レジスタ 0EH (R/W) PDR4 ポート 4 データレジスタ 0FH (R/W) BZCR ブザーレジスタ 10H 空き領域 11H 空き領域 12H (R/W) SCGC 周辺制御クロックレジスタ 空き領域 13H 14H (R/W) RCR1 リモコン制御レジスタ 1* 15H (R/W) RCR2 リモコン制御レジスタ 2* 16H 空き領域 17H 空き領域 18H (R/W) T2CR タイマ 2 制御レジスタ 19H (R/W) T1CR タイマ 1 制御レジスタ 1AH (R/W) T2DR タイマ 2 データレジスタ 1BH (R/W) T1DR タイマ 1 データレジスタ 1CH (R/W) SMR1 シリアルモードレジスタ 1DH (R/W) SDR1 シリアルデータレジスタ 1EH 空き領域 1FH 空き領域 20H 空き領域 21H 空き領域 22H 空き領域 23H (R/W) EIC1 外部割込みコントロールレジスタ 1 24H (R/W) EIC2 外部割込みコントロールレジスタ 2 25H 空き領域 26H ∼ 31H 空き領域 (続く) DS07-12509-8 21 MB89120/120A シリーズ (続き) アドレス 書込み / 読出し レジスタ 32H (R/W) EIE2 外部割込み 2 制御レジスタ * 33H (R/W) EIF2 外部割込み 2 フラグレジスタ * レジスタの内容 空き領域 34H ∼ 7BH 7CH (W) ILR1 割込みレベル設定レジスタ 1 7DH (W) ILR2 割込みレベル設定レジスタ 2 7EH (W) ILR3 割込みレベル設定レジスタ 3 7FH 空き領域 *:MB89120A シリーズのみ (注意事項)空き領域は使用しないでください。 22 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 (AVSS = VSS = 0.0 V) 項 目 記 号 定 格 値 単位 備 考 最 小 最 大 VCC AVCC AVR VSS − 0.3 VSS + 7.2 V VCC, AVCC, AVR は同電位で使 用願います。 プログラム電圧 VPP VSS − 0.6 VSS + 13.0 V MB89P131/P133A/P135A の MOD1 端子 入力電圧 VI VSS − 0.3 VCC + 0.3 V 出力電圧 VO VSS − 0.3 VCC + 0.3 V “L” レベル最大出力電流 IOL ⎯ 10 mA “L” レベル平均出力電流 IOLAV ⎯ 4 mA “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV ⎯ 20 mA “H” レベル最大出力電流 IOH ⎯ − 10 mA “H” レベル平均出力電流 IOHAV ⎯ −2 mA “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH ⎯ − 30 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 10 mA 消費電力 PD ⎯ 200 mW 動作温度 TA − 40 + 85 °C 保存温度 Tstg − 55 + 150 °C 電源電圧 平均値 ( 動作電流×動作率 ) 平均値 ( 動作電流×動作率 ) 平均値 ( 動作電流×動作率 ) 平均値 ( 動作電流×動作率 ) <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 DS07-12509-8 23 MB89120/120A シリーズ 2. 推奨動作条件 (AVSS = VSS = 0.0 V ) 項 目 電源電圧 動作温度 記 号 VCC TA 規 格 値 単位 備 考 最 小 最 大 2.2 6.0 V 通常動作保証範囲 * 「クロック 1 系統の MB89121/123A/125A」に適用 2.2 4.0 V 通常動作保証範囲 * 「クロック 2 系統の MB89121/123A/125A」に適用 2.7 6.0 V 通常動作保証範囲 * 「MB89P131/P133A/P135A/PV130A」に適用 1.5 6.0 V − 40 + 85 °C ストップ時の RAM 状態保持 *:使用条件により異なります。「動作電圧−クロック動作周波数」を参照してください。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 24 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ・動作電圧−クロック動作周波数 クロック 2 系統の MB89121/123A/125A 6 5 動作電圧 (V) 4 動作保証範囲 3 2 1 1 2 3 4 動作周波数 (MHz) ( インストラクションサイクルタイム= 4/FCH のとき ) 4.0 2.0 1.0 最小命令実行時間 (µs) MB89P131/P133A/P135A/PV130A と , クロック 1 系統の MB89121/123A/125A 6 5 動作保証範囲 動作電圧 (V) 4 3 2 1 1 2 3 4 動作周波数 (MHz) ( インストラクションサイクルタイム= 4/FCH のとき ) 4.0 2.0 1.0 最小命令実行時間 (µs) ( 注意事項 ) 網かけ部分は MB89121/123A/125A のみ保証します。 ( インストラクションサイクルタイム= 4/FCH のとき ) DS07-12509-8 25 MB89120/120A シリーズ 3. 直流規格 (AVCC = VCC =+ 5.0 V, AVSS = VSS = 0 .0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 標準 最大 単位 0.7 VCC ⎯ VCC + 0.3 V VIHS RST P30 ∼ P37, INT20 ∼ INT27 ⎯ 0.8 VCC ⎯ VCC + 0.3 V VIL P00 ∼ P07, P10 ∼ P17 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.3 VCC V VILS RST, P30 ∼ P37, INT20 ∼ INT27 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.2 VCC V VD P40 ∼ P43 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ VCC + 0.3 V VOH P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37 IOH =− 2.0 mA 2.4 ⎯ ⎯ V VOL P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P43 IOL = 1.8 mA ⎯ ⎯ 0.4 V IOL = 4.0 mA ⎯ ⎯ 0.6 V P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P43, MOD0, MOD1 0.45 V < VI < VCC ⎯ ⎯ ±5 µA P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P30 ∼ P37, P40 ∼ P43, RST VI = 0 .0 V 25 50 100 kΩ VOL2 RST プルアップ抵抗値 最小 ⎯ “L” レベル出力電圧 入力リーク電流 (Hi-Z 出力リーク 電流 ) 規 格 値 P00 ∼ P07, P10 ∼ P17 “L” レベル入力電圧 “H” レベル出力電圧 条 件 VIH “H” レベル入力電圧 オープンドレイン 出力端子印加電圧 端子名 ILI RPULL 備 考 INT20 ∼ INT27 は , MB89120A シリーズのみ INT20 ∼ INT27 は , MB89120A シリーズのみ プルアップ抵抗 ありを指定した 場合を除く (続く) 26 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ (続き) (AVCC = VCC =+ 5.0 V, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 ICC1 VCC = 5 V, FCH = 4.00 MHz tinst*2 = 1.0 µs ICCS1 VCC = 5 V, FCH = 4.00 MHz メインスリープモード tinst*2 = 1.0 µs VCC ICCL 電源電流 *1 ICCLS ICCT ICCH 入力容量 条 件 CIN VCC = 3 V, 外 FCL = 32.768 kHz 部 サブモード ク VCC = 3 V, ロ FCL = 32.768 kHz サブスリープモード ッ ク VCC = 3 V, 動 FCL = 32.768 kHz 時計モード 作 2 系統品のメインストップ TA =+ 25 °C サブストップ時 1 系統品のメインストップ AVCC, AVSS, VCC, VSS 以外 f = 1 MHz 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 ⎯ 4 7 mA MB89121/123A/125A ⎯ 6 10 mA MB89P131/P133A/P135A ⎯ 2 5 mA ⎯ 50 100 µA MB89121/123A/125A ⎯ 1 3 mA MB89P131/P133A/P135A ⎯ 25 50 µA ⎯ ⎯ 15 µA ⎯ ⎯ 1 µA ⎯ 10 ⎯ pF * 1:電源電流の測定条件は外部クロックで VCC は上表中のそれぞれの条件 (VCC = 5.0 V, VCC = 3.0 V) になります。 * 2:tinst については , 「4. 交流規格 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。 DS07-12509-8 27 MB89120/120A シリーズ 4. 交流規格 (1) リセットタイミング (VCC =+ 5 V ± 10 %, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 RST “L” パルス幅 記 号 条 件 tZLZH ⎯ 規 格 値 最小 最大 48 tHCYL* ⎯ 単位 備考 ns *:tHCYL は X0 に入力する発振周期 (1/FCH) tZLZH 0.8 VCC RST 0.2 VCC 0.2 VCC (2) パワーオンリセット (AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 電源立上り時間 電源断時間 記 号 規 格 値 条 件 tR ⎯ tOFF 単位 備 考 最小 最大 ⎯ 50 ms パワーオンリセットありのみ 1 ⎯ ms 繰返し動作のため (注意事項)選択された発振安定時間以内で電源を立ち上げるようにしてください。 たとえば , メインクロックが FCH = 3 MHz, 発振安定時間選択オプションを 212 /FCH に設定したとき , 発振安 定待ち時間は 1.4 ms になりますので電源立上り時間の最大値は約 1.4 ms となります。 また , 電源電圧を急激に変化させるとパワーオンリセットが起動される場合がありますので , 動作中に電源 電圧を変化させる場合は , 電源電圧を滑らかに立ち上げることを推奨します。 tR tOFF 2.0 V VCC 0.2 V 28 0.2 V 0.2 V DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ (3) クロックタイミング (VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 FCH 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 X0, X1 1 ⎯ 4.2 MHz メインクロック FCL X0A, X1A ⎯ 32.768 ⎯ kHz サブクロック tHCYL X0, X1 238 ⎯ 1000 ns メインクロック tLCYL X0A, X1A ⎯ 30.5 ⎯ µs サブクロック 入力クロックパルス幅 PWH1 PWL1 X0 72 ⎯ ⎯ ns 外部クロック使用時 入力クロック立上り , 立下り時間 tCR1 tCF1 X0 ⎯ ⎯ 24 ns 外部クロック使用時 入力クロック周波数 クロックサイクルタイム ・X0, X1 タイミングおよび印加条件 tHCYL 0.8 VCC X0 0.2 VCC PWH1 PWL1 tCF1 tCR1 ・メインクロック印加条件 水晶振動子または セラミック振動子使用時 X0 X1 外部クロック使用時 X0 X1 FCH C0 DS07-12509-8 C1 Open FCH 29 MB89120/120A シリーズ ・X0A, X1A タイミングおよび印加条件 tLCYL 0.8 VCC X0A ・サブクロック印加条件 水晶振動子または セラミック振動子使用時 X0A 1 系統オプション使用時 X1A X0A X1A OPEN Rd FCL C0 C1 (4) インストラクションサイクルタイム (VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 最小命令実行時間 ( インストラクション サイクルタイム ) 規格値 ( 標準 ) 単位 4/FCH, 8/FCH, 16/FCH, 64/FCH, µs FCH = 4 MHz 動作時 (4/FCH) tinst = 1.0 µs 2/FCL µs FCL = 32.768 kHz 動作時 tinst = 61.036 µs 記号 備 考 tinst (5) シリアル I/O タイミング (VCC =+ 5 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC 端子名 条 件 SCK SCK ↓→ SO 時間 tSLOV SCK, SO 有効 SI → SCK ↑ tIVSH SI, SCK SCK ↑→有効 SI ホールド時間 tSHIX SCK, SI シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK ↓→ SO 時間 tSLOV SCK, SO 有効 SI → SCK ↑ tIVSH SI, SCK SCK ↑→有効 SI ホールド時間 tSHIX SCK, SI 内部 クロック 動作 SCK 外部 クロック 動作 規格値 単位 最小 最大 2 tinst* ⎯ µs − 200 200 ns 200 ⎯ ns 200 ⎯ ns tinst* ⎯ µs tinst* ⎯ µs 0 200 ns 200 ⎯ ns 200 ⎯ ns 備 考 *:tinst については「 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。 30 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC SCK 2.4 V 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V SO 0.8 V tIVSH tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC SI ・外部シフトクロックモード tSHSL tSLSH SCK 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC tSLOV 2.4 V SO 0.8 V tIVSH tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC SI (6) 周辺入力タイミング (VCC =+ 5 V ± 10%, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 周辺入力 “H” レベルパルス幅 tILIH 周辺入力 “L” レベルパルス幅 tIHIL 端子名 EC, INT0 ∼ INT2 規格値 単位 最小 最大 2 tinst* ⎯ µs 2 tinst* ⎯ µs 備考 *:tinst については「 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。 tIHIL EC INT0 ~ INT2 DS07-12509-8 tILIH 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 31 MB89120/120A シリーズ ■ 特性例 (1) “L” レベル出力電圧 (2) “H” レベル出力電圧 VOL − IOL VOL (V) VCC - VOH − IOH VCC = 2.5 V 1.1 TA = + 25°C 1.0 VCC = 2.2 V 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0.0 0 1 2 3 4 5 VCC - VOH (V) VCC = 3.0 V VCC = 4.0 V VCC = 5.0 V VCC = 6.0 V 6 7 8 9 10 IOL (mA) (3) “H” レベル入力電圧 /“L” レベル入力電圧 (CMOS 入力 ) 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 1.00 2.00 3.00 4.00 VCC = 4.0 V VCC = 5.0 V VCC = 6.0 V −2.0 −2.5 −3.0 IOH (mA) VIN − VCC 4.0 0 .00 VCC = 3.0 V VIN (V) 5.0 TA = + 25 °C 4.5 4.0 VIHS 3.5 3.0 2.5 2.0 VILS 1.5 1.0 0.5 0 .00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 VCC (V) TA = + 25 °C 4.5 VCC = 2.5 V (4) “H” レベル入力電圧 / “L” レベル入力電圧 ( ヒステリシス入力 ) VIN − VCC VIN (V) 5.0 1.1 TA = + 25°C 1.0 0.9 VCC = 2.2 V 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0.0 0.0 −.5 −1.0 −1.5 5.00 6.00 7.00 VCC (V) VIHS:ヒステリシス特性で入力電圧を"H" レベルとするスレッシュホールド VILS:ヒステリシス特性で入力電圧を"L" レベルとするスレッシュホールド (5) プルアップ抵抗値 RPULL − VCC RPULL (kΩ) 1000 TA = + 25 °C 300 100 50 10 0 32 1 2 3 4 5 6 7 VCC (V) DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ (6) 電源電流 ICCS1 − VCC ICC1 − VCC ICC (mA) 5.0 4 分周 (ICC1) FCH = 4.0 MHz TA = + 25 °C 4.5 4.0 ICCS (mA) 3.0 2.5 3.5 4 分周 (ICCS1) FCH = 4.0 MHz TA = + 25 °C 2.0 3.0 64 分周 1.5 2.5 2.0 64 分周 1.5 1.0 1.0 0.5 0.5 0.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 VCC (V) 0.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 VCC (V) ICCLS − VCC ICCL − VCC ICCL (µA) 200 TA = + 25 °C 180 ICCLS (µA) 50 160 40 140 35 120 30 100 25 80 20 60 15 40 10 20 5 0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 VCC (V) TA = + 25 °C 45 0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 VCC (V) ICCH − VCC ICCT − VCC ICCT (µA) 30 TA = + 25 °C 25 20 ICCH (µA) 2.0 TA = + 25 °C 1.8 1.6 1.4 1.2 15 1.0 0.8 10 5 0.6 0.4 0.2 0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 VCC (V) DS07-12509-8 0 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 VCC (V) 33 MB89120/120A シリーズ ■ マスクオプション一覧表 品 種 No. 指定方法 MB89121 MB89123A MB89125A MB89P131 MB89P133A マスク発注時に指定 MB89P135A MB89PV130A EPROM ライタで 指定 設定不可 端子ごとに選択可 ( ただし , P40 ∼ P43 はすべて プルアップ抵抗なし ) 1 プルアップ抵抗 P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P30 ∼ P37, P40 ∼ P43 2 パワーオンリセット パワーオンリセットあり パワーオンリセットなし 選択可 選択可 選択可 パワーオン リセットあり 3 発振安定時間選択 メインクロックの発振安定時 間を下記の 4 種から選択 発振安定 22/FCH 発振安定 212/FCH 発振安定 216/FCH 発振安定 218/FCH 選択可 選択可 選択可 発振安定 218/FCH 4 リセット端子出力 リセット出力あり リセット出力なし 選択可 選択可 選択可 リセット出力あり 5 クロックモード選択 1 系統クロックモード 2 系統クロックモード 選択可 選択可 選択可 2 系統クロック モード 6 メイン発振回路形式 水晶セラミック発振タイプ 外部クロック入力タイプ 選択可 必要なし* 1 7 周辺制御クロック出力機能* 2 使用しない 使用する 選択可 必要なし* 3 端子ごとに選択可 全端子プルアップ なし * 1:外部クロック , 発振用振動子ともに使用できます。 * 2:P33 (39 pin) を SCO として周辺制御クロックを出力する場合 “ 使用する ” を選択願います。 * 3:ソフトウェアのみで , 周辺制御クロック出力機能を使用できます。 ■ MB89P131/P133A 標準オプション品一覧表 No. 品種オプション MB89P131-101 MB89P133A-201 1 プルアップ抵抗 全ポートプルアップなし 全ポートプルアップなし 2 パワーオンリセット あり あり 3 発振安定時間選択 2:発振安定 2 /FCH 2:発振安定 216/FCH 4 リセット端子出力 あり あり 5 クロックモード選択 2 系統クロックモード 2 系統クロックモード 16 ■ オーダ型格 型 格 MB89121PFM MB89123APFM MB89125APFM MB89P131-101PFM MB89P133A-201PFM MB89P135A-101PFM MB89PV130ACF-ES 34 パッケージ 備 考 プラスチック・QFP, 48 ピン (FPT-48P-M13) セラミック・MQFP, 48 ピン (MQP-48C-P01) DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ ■ 外形寸法図 プラスチック・QFP, 48 ピン リードピッチ 0.80mm パッケージ幅× パッケージ長さ 10 × 10mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 2.35mm MAX コード(参考) P-QFP44-10×10-0.80 (FPT-48P-M13) プラスチック・QFP, 48 ピン (FPT-48P-M13) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 13.10±0.40(.516±.016)SQ * 10.00±0.20(.394±.008)SQ 36 0.17±0.06 (.007±.002) 25 37 24 Details of "A" part +0.40 0.10(.004) 1.95 –0.20 +.016 .077 –.008 (Mounting height) 0.25(.010) INDEX 0~8° 48 13 1 0.80(.031) C "A" 12 0.32±0.05 (.013±.002) 0.20(.008) 0.80±0.20 (.031±.008) 0.88±0.15 (.035±.006) +0.10 0.20 –0.20 +.004 .008 –.008 (Stand off) M 2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F48023S-c-3-5 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07-12509-8 35 MB89120/120A シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 変更箇所 14 ■ MB89P131/P133A/P135A の 取扱いについて 「3. ROM ライタ用アダプタ」の項目を削除。 15 ■ ピギー / エバチップの搭載 EPROM 「2. 書込みアダプタ」の項目を削除。 書込みについて 16 ■ ブロックダイヤグラム 30 ■電気的特性 4. 交流規格 「(5) 推奨振動子メーカについて」の項目を削除。 34 ■オーダ型格 オーダ型格を変更 MB89P131PFM-101 → MB89P131-101PFM MB89P133APFM-201 → MB89P133A-201PFM MB89P135APFM → MB89P135A-101PFM サブクロック用発振回路の名称を変更 低電力発振回路 → サブクロック発振回路 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 36 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ MEMO DS07-12509-8 37 MB89120/120A シリーズ MEMO 38 DS07-12509-8 MB89120/120A シリーズ MEMO DS07-12509-8 39 MB89120/120A シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部