ASAHI KASEI [AKD5730-A] AKD5730-A AK5730評価ボード Rev.2 概 要 AKD5730-AはDC検出用SAR ADCを内蔵し、マイク入力とライン入力に対応した4ch差動ADC、AK5730 の評価ボードです。USBポートを使って、各種設定のコントロールが可能です。 アナログ信号入力用 にステレオミニジャックを搭載しています。 また、ディジタルインタフェースにも対応しており、光コ ネクタを介してディジタルオーディオ機器とのインタフェースが可能です。 オーダリングガイド AKD5730-A --- AK5730評価用ボード PCのUSBポートとの接続用ケーブルとコントロールソフトを同梱。 機 能 アナログ信号入力: ステレオミニジャック (x4) ディジタルオーディオ出力: 光出力 (x1), 外部出力 (x1) ボード制御用USBポート AGND AVDD DVDD +5V IN1P IN1N AIN2 IN2P IN2N DGND T2 (LDO 3.3V) DVDD AVDD VSS1 AIN1 VSS2 T1 (LDO 3.3V) D3.3V AK5730 AIN3 IN3P IN3N AIN4 MCLK 512fs 256fs BICK BICK LRCK LRCK DIT (AK4118A) SDTO1 PORT2 DOUT(OPT) DAUX IN4P IN4N SCL SDA SDTO2 X’tal PORT3 (USB) PIC4550 PORT1 DOUT(DSP) T3 (LDO 3.3V) figure 1.AKD5730-A Block Diagram KM110002 2013/02 - 1- ASAHI KASEI [AKD5730-A] ボード外略図 概略図 figure 2. Outline Chart 説明 (1) J1,J2,J3,J4(Analog data ) Stereo-mini jack. アナログ信号入力用 (2) J6,J7,J8,J9,J10(Power supply) 電源用端子 (3) PORT1/PORT2(Digital Data) PORT1:DSP へ出力 PORT2:SPDIF 出力(光出力) (4) PORT3(USB Port) ボード制御用USBポート。 USBポートを介して、AK5730のレジスタをコントロールできます。 . KM110002 2013/02 - 2- ASAHI KASEI [AKD5730-A] (5) U1(AK5730) DC検出用SAR ADCを内蔵し、マイク入力とライン入力に対応した4ch差動ADC (6) U2(AK4118A) AK4118AはDITとして動作し、AK5730のディジタルデータを出力 (7) U5(PIC18F4550) このボードをUSBで操作するためのIC (8) SW1(Toggle switch) AK5730のPDNピン用SW “H” :AK5730のPDNがHi “L” :AK5730のPDNがLo (9) SW2(Toggle switch) AK5730のPDNピン用SW “H” :AK4118AのPDNがHi “L” :AK4118AのPDNがLo (10) SW3(Dip switch) AK5730とAK4118Aの設定用SW Table4.を参照 (11) LE1(Red LED) INTピンの出力状態を示します “H”出力時:消灯 “L”出力時:点灯 KM110002 2013/02 - 3- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 評価ボードマニュアル 操作手順 1) 電源の設定 2) 評価モード (1) AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 (1-1) スレーブモード (出荷時) (1-2) マスターモード (1-3) PLL スレーブモード (2) 外部クロックを使用したA/D部の評価 (2-1) スレーブモード (2-2) マスターモード (2-3) PLL スレーブモード 3) JPおよびSWの設定 (1) その他JPの設定 (2) SWの設定 4) 電源投入 KM110002 2013/02 - 4- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 1) 電源の設定 (1) レギュレータからAVDD, DVDD, D3.3Vに電源を供給する場合 <出荷時> JP14 DVDD JP13 AVDD T1 JP15 +D3.3V T2 T1を使用する場合:1-2 short T2を使用する場合:2-3 short (出荷時) 電源の接続 名称 色 +5V Yellow AVDD Red DVDD Red +D3.3V Red AGND Black DGND Black 設定 詳細 +5V レギュレーターへ供給. Open レギュレータから供給されるので使用しません Open レギュレータから供給されるので使用しません Open レギュレータから供給されるので使用しません 0V AK5730用グランド 0V ロジック回路用グランド Table 1 電源の接続 (レギュレータを使用する時) (2) 各電源端子から電源を供給する場合 JP14 DVDD JP13 AVDD T1 電源の接続 名称 色 +5V Yellow AVDD Red DVDD Red +D3.3V Red AGND Black DGND Black JP15 +D3.3V T2 設定 詳細 Open 使用しません +3.3V AK5730のAVDDへ供給 +3.3V AK5730のDVDDへ供給 +3.3V ロジック回路へ供給 0V AK5730用グランド 0V ロジック回路用グランド Table 2 電源の接続 (レギュレータを使用しない場合) KM110002 2013/02 - 5- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 2) 評価モード AK4118Aを使用してAK5730を評価する場合は、必ずAK5730とAK4118Aのオーディオインタフェースフォー マットを一致させて下さい。AK5730のオーディオインタフェースフォーマットに関してはAK5730のデータ シート、AK4118Aのオーディオインタフェースフォーマットは”table.4”をそれぞれ参照して下さい。 AK4118Aはfs=32kHz以上に対応します。fs=32kHz未満で評価する場合は他のモードをお使い下さい。 詳細はAK5730のデータシートを参照して下さい。 (1) AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 (1-1) スレーブモード (出荷時) PORT2 (TOTX) を使用します。 ・PORT1: Open ・AK5730: スレーブモード ・AK4118A: マスターモード ・SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo” L EXT 256fs 512fs EXT H 256fs J P1 0 512fs S W3 / 5730-MSN 4118-DIF1 AK5730のMCLK、BICK、LRCKをAK4118Aから供給します。PORT2はAK4118Aを介してAK5730の データを光出力します。AK5730のMCLKはJP10で512fsと256fsを選択でき、SDTO1とSDTO2はJP11 で選択できます。 J P 11 OR OR S TD O1 M a ste r/S la v e Se lec t M CLK Se le ct S DTO2 ST DO 1 S DT O2 SDT O S ele ct (1-2)マスターモード PORT2 (TOTX) を使用します。 ・PORT1: Open ・AK5730: マスターモード ・AK4118A: スレーブモード ・SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Hi” L OR EXT 256fs 512fs EXT 256fs 512fs EXT 256fs H JP10 512fs SW3 / 5730-MSN 4118-DIF1 AK5730のMCLKをAK4118AあるいはX1より供給します。AK5730のLRCK、BICK、SDTO1、SDTO2 はAK4118Aへ出力されます。PORT2はAK4118Aを介してAK5730のデータを光出力します。 AK5730のMCLKはJP10で512fsと256fsを選択でき、AK5730のSDTO1とSDTO2はJP11で選択できます。 JP11 OR OR STDO1 Master/Slave Select MCLK Select SDTO2 STDO1 SDTO2 SDT O Select KM110002 2013/02 - 6- ASAHI KASEI [AKD5730-A] (1-3) PLL スレーブモード (BICK 64fs入力のみ) PORT2 (TOTX)を使用します。 ・PORT1: Open ・AK5730: PLLスレーブモード ・AK4118A: マスターモード ・SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo” EXT H 256fs JP10 512fs SW3 / 5730-MSN 4118-DIF1 AK5730のBICKとLRCKをAK4118Aから供給します。PORT2はAK4118Aを介してAK5730のデータを 光出力します。AK5730のSDTO1とSDTO2はJP11で選択できます。AK5730のMCLKは供給された BICKから生成されるので必要ありません。 JP11 L OR STDO1 Master/Slave Select SDTO2 STDO1 SDTO2 SDTO Select MCLK Select (2) 外部クロックを使用したA/D部の評価 (2-1) スレーブモード PORT1 (DSP)を使用します。 ・SW2: “Lo” (AK4118Aは使用しません) ・AK5730: スレーブモード ・SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo” Master/Slave Select MCLK BICK LRCK SDTO1 SDTO2 5 6 10 PDN of AK4118A KM110002 GND L GND H L GND H GND SW2 PORT1 TDMI SW3 4118-PDN 4118-DIF1 / 5730-MSN AK5730のMCLK、BICK、LRCKをPORT1から供給します。AK5730のSTDO2とSDTO1はPORT1から 出力されます。 2013/02 - 7- ASAHI KASEI [AKD5730-A] (2-2) マスターモード PORT1 (DSP) を使用します。 ・SW2: “Lo” (AK4118Aは使用しません) ・AK5730: マスターモード ・SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Hi” Master/Slave Select (2-3) MCLK BICK LRCK SDTO1 SDTO2 5 6 10 PDN of AK4118A GND L GND H L GND H GND SW2 PORT1 TDMI SW3 4118-PDN 4118-DIF1 / 5730-MSN AK5730のMCLKをPORT1から供給します。AK5730のLRCK、BICK、SDTO1、SDTO2はPORT1へ出 力されます。 . PLL スレーブモード PORT1 (DSP) を使用します。 ・SW2: “Lo” (AK4118Aは使用しません) ・AK5730: PLL スレーブモード ・SW3(4118-DIF/ 5730-MSN) : “Lo” Master/Slave Select MCLK BICK LRCK SDTO1 SDTO2 5 6 10 PDN of AK4118A KM110002 GND L GND H L GND H GND SW2 PORT1 TDMI SW3 4118-PDN 4118-DIF1 / 5730-MSN AK5730のBICKとLRCKをPORT1から供給します。AK5730のSDTO1とSDTO2はPORT1から出力され ます。AK5730のMCLKは供給されたBICKより生成されるので必要ありません。 2013/02 - 8- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 3) JPおよびSWの設定 (1) その他JPの設定 JP1, JP2 (AIN1 selector): “IN1P” pin and “IN1N” pinへの入力方法を選択します。 ・JP1 dif : Full differential mode. < 出荷時 > sin : Single-ended mode. ・JP2 open : Full differential mode. < 出荷時 > short : Single-ended mode. JP3, JP4 (AIN2 selector): “IN2P” pin and “IN2N” pinへの入力方法を選択します。 ・JP3 dif : Full differential mode. < 出荷時 > sin : Single-ended mode. ・JP4 dif : Full differential mode. < 出荷時 > sin : Single-ended mode. JP5, JP6 (AIN3 selector): “IN3P” pin and “IN3N” pinへの入力方法を選択します。 ・JP5 dif : Full differential mode. < 出荷時 > sin : Single-ended mode. ・JP6 open : Full differential mode. < 出荷時 > short : Single-ended mode. JP7, JP8 (AIN4 selector): “IN4P” pin and “IN4N” pinへの入力方法を選択します。 ・JP7 dif : Full differential mode. < 出荷時 > sin : Single-ended mode. ・JP8 dif : Full differential mode. < 出荷時 > sin : Single-ended mode. JP9 (TDM selector): TDMモードへの切替 ・JP9 open : TDM-modeを使用する場合. short : TDM-modeを使用しない場合. < 出荷時 > (2) SWの設定 [SW3] (SW DIP-6): AK5730 と AK4118A.のモード設定 No. 1 2 3 4 5 6 Name ON (“H”) OFF (“L”) 5730-SPI SPI I2C Reserved 4118DIF1/ See Table 4 5730-MSN See Table 5 4118-DIF0 4118-OCKS0 See Table 6 4118-OCKS1 Table 3. Mode setting for AK5730 and AK4118A KM110002 出荷時 OFF OFF OFF ON OFF ON 2013/02 - 9- ASAHI KASEI [AKD5730-A] Mode DIF1 DIF0 DAUX SDTO 0 1 2 3 4 5 L L H H L L L H L H L H 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, I2S 16bit, Right justified 18bit, Right justified 20bit, Right justified 24bit, Right justified 24bit, Left justified 24bit, I2S LRCK I/O H/L O H/L O H/L O H/L O H/L O L/H O 6 H L 24bit, Left justified 24bit, Left justified H/L I 7 H H 24bit, I2S 24bit, I2S L/H I BICK I/O 64fs O 64fs O 64fs O 64fs O 64fs O 64fs O 64 -128 I fs 64 -128 I fs (出荷時) Table 4.Audio I/F Format Setting for AK4118A No. Name 1 4118DIF/ 5730-MSN ON (“H”) OFF (“L”) AK5730 : “Master Mode” AK5730 : “Slave Mode” AK4118A: “Slave Mode” AK4118A: “Master Mode” Table 5.Master Clock setting for AK4118A No. OCKS1 OCKS0 0 1 2 3 0 0 1 1 0 1 0 1 MCKO1 MCKO2 X’tal 256fs 256fs 256fs 256fs 128fs 256fs 512fs 256fs 512fs 128fs 64fs 128fs Table 6.Master Clock setting for AK4118A 出荷時 OFF fs (max) 96 kHz 96 kHz 48 kHz 192 kHz (出荷時) 4) 電源投入 [SW1] (5730-PDN) :AK5730用パワーダウンスイッチです。電源投入後、必ず一度”L”にしてリセットを 行って下さい。動作中は”H”にしておきます。 [SW2] (4118-PDN) : AK4118A用パワーダウンスイッチです。電源投入後、必ず一度”L”にして リセットを行って下さい。動作中は”H”にしておきます。 また、使用しない場合は”L”にして下さい。 KM110002 2013/02 - 10- ASAHI KASEI [AKD5730-A] コントロールソフトマニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. AKD5730-Aを前項参照の上、適宜設定して下さい。 2. 評価ボードをUSBケーブルでPCと接続して下さい。 USBコントロールボックスは PC上では、HID(Human Interface Device)として認識されます。 認識されない場合は、再度接続し直して下さい。 3. AKD5730用コントロールソフトを立ち上げて下さい 4. 適宜、操作を行い評価して下さい。 [対応OS] Windpws XP / Vista / 7 (32bit版) (Vista / 7 はXP互換モード推奨) 64bit版OSでの動作は未対応です。 ■ 操作画面 KM110002 2013/02 - 11- ASAHI KASEI [AKD5730-A] ■ 操作説明 コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。 これらは、上部のタブで切り替えます。 頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。 各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。 1. [Port Reset]: USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)接続時に使用します。 ソフト起動後 USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)を接続した場合、 このボタンをクリックしてください。 2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。 ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、 このボタンをクリックしてください。 3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [All Read]: 現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。 5. [Save]: 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 7. [All Req Write]: [All Req Write] ダイアログを立ち上げます。 8. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログを立ち上げます。 9. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。 10. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。 11. [Read]: 現在のレジスタを読み出して、Register欄に表示します。 [All Read] ボタンとは異なり16進表示のみを行い レジスタマップへの反映は行いません。 KM110002 2013/02 - 12- ASAHI KASEI [AKD5730-A] ■ 各タブ機能の説明 1. [REG] タブ: レジスタマップ レジスタ書込み、レジスタ読み込みを実施する画面です。 レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。 マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。 “H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、 “L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。 Read Only のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。 データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。 Figure 3. Window of [ REG] KM110002 2013/02 - 13- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 1-1.[Write]: データ書き込みダイアログ 同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。 レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。 チェックボックスをチェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、 チェックしなければデータは“L”または“0”になります。 各レジスタに対応したダイアログがあります。 入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを押して下 さい。 figure 4. Window of [ Register Set ] 1-2. [ Read]: データ読み込み実施 レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、 各レジスタの読み込みを実施します。 各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。 “H”または “1”ではボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 、 “L”または “0”ではボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)に表示されます。 ボタンの設定状態が変更となりますので注意が必要です KM110002 2013/02 - 14- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 2. [Tool]タブ: テストツール 評価テスト用のテストツール画面 各機能ボタンを押下するとテストツールを呼び出します。 Figure 5. Window of [ Tool ] KM110002 2013/02 - 15- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 2-1. [Repeat Test]: [Repeat Test] ダイアログ テストツール画面で[Repeat Test]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。 設定したデータの繰り返し書き込みテストを実施できます。 Figure 6. Window of [ Repeat Test ] [ Start ] ボタン : [Start] ボタン押下後、 テスト結果の保存ファイルを指定のダイアログが出現します。 任意のファイル名で指定を行ってください。 保存ファイル指定後、テストを開始します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 [ Address ] ボックス : データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 [ Start Data ] ボックス : 開始データを16進数2桁で入力します。 [ End Data ] ボックス : 終了データを16進数2桁で入力します。 [ Step ] ボックス : Step間隔でデータを書き換えます。 [ Repeat Count ] ボックス : テスト書き込み繰り返しカウント数を指定します。 [ Up and Down ] ボックス : 1カウントでのデータの流れを指定します。 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 ・チェックした場合 : Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換え後、 End DataからStart DataまでStepの間隔で書き換えます。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]…1カウントの流れ データの流れ: [00→01→02→03→04→05→05→04→03→02→01→00]×Repeat Count数 ・チェックしない場合: Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換えて終了します。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]…1カウントの流れ データの流れ: [00→01→02→03→04→05]×Repeat Count数 [ Sampling Frequency ] ボックス : Sampling Frequency 44.1kHz/48kHzを選択します。 [ Count ] ボックス : テスト実行中の カウントを表示します。 [ Lch Level ] ボックス : テスト実行中の Lch Level を表示します。 KM110002 2013/02 - 16- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 2-2. [Loop Setting] : [Loop] ダイアログ テストツール画面で[Loop Setting]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。 設定したデータの書き込みテストを実施できます。 Figure 7. Window of [ Loop ] [ OK ] ボタン [ Cancel ] ボタン [ Address ] ボックス [ Start Data ] ボックス [ End Data ] ボックス [ Interval ] ボックス [ Step ] ボックス [ Mode Select ] ボックス : テストを開始します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 : データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 : 開始データを16進数2桁で入力します。 : 終了データを16進数2桁で入力します。 : Intervalで設定した間隔でデータを書き込みます。 : Step間隔でデータを書き換えます。 : 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 ・チェックした場合 : Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換え後、 End DataからStart DataまでStepの間隔で書き換えます。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1 データの流れ: 00→01→02→03→04→05→05→04→03→02→01→00 ・チェックしない場合: Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換えて終了します。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1 データの流れ: 00→01→02→03→04→05 KM110002 2013/02 - 17- ASAHI KASEI [AKD5730-A] ■各ダイアログ機能の説明 1. [All Req Write]: [All Req Write] ダイアログ メイン画面で[All Req Write]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 メイン画面の[ SAVE ] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 Figure 8. Window of [ All Reg Write ] [ Open (左) ] ボタン : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。 [ Write ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。 [ Write All ] ボタン : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 [ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 [ Save ] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。 [ Open (右) ] ボタン :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ 操作上の注意 ~ 1. 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 2. レジスタの内容をメイン画面 の [ Save ] ボタンで変更した場合、 その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。 KM110002 2013/02 - 18- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 2. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログ メイン画面で[Data R/W]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。 Figure 9. Window of [ Data R/W ] [ Address ] ボックス : エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 [ Data ] ボックス : エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。 [ Mask ] ボックス : エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。 [ Data ]入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 [ Write ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して [ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます。 [ Read ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタを読み込みます。 表示は[ Read data] ボックス内に16進数で出力されます。 [ Close ] ボタン : 処理を終了します。 特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで キャンセルを行うことが出来ます。 ※[ Write ] ボタン、[ Read ] ボタンの操作後はレジスタマップの表示が更新されます。 KM110002 2013/02 - 19- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 3.[Sequence]: [Sequence] ダイアログ メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 Figure10. Window of [Sequence ] ~ シーケンスの設定 ~ シーケンス設定は以下の手順で設定します。 1. シーケンス処理内容を選択します。 [Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。 処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。 < Select選択項目 > ・No_use : 未使用 ・Register : レジスタ書込み ・Reg(Mask) : レジスタ書込み(マスク指定) ・Interval : インターバル ・Stop : 一時停止 ・End : シーケンス終了 2. 動作させるシーケンスを入力して下さい。 [ Address ] : アドレス [ Data ] : データ [ Mask ] : マスク [ Data ] と[ Mask ]のAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。 KM110002 2013/02 - 20- ASAHI KASEI [AKD5730-A] Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます。 Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。 上位4bitは現在の設定値を維持します。 [ Interval ] : インターバル時間 シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。 ・No_use : なし ・Register : [ Address ]、[ Data ]、[ Interval ] ・Reg(Mask) : [ Address ]、[ Data ]、[ Mask ]、[ Interval ] ・Interval : [ Interval ] ・Stop : なし ・End : なし ~ 操作ボタン説明 ~ 操作ボタンの機能は以下の通りです。 [ Start ] ボタン : 設定したシーケンスが実行されます。 [ Help ] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 [ Save ] ボタン : シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。 [ Open ] ボタン : “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ シーケンスの一時停止~ シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。 再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。 処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ]は “1”に戻ります。 [ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。 処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ]に ”1”を入力し [ Start ]ボタンを押下して実行してください。 KM110002 2013/02 - 21- ASAHI KASEI [AKD5730-A] MEASUREMENT RESULT [Measurement condition] • Measuring instrument: Audio Precision System Two Cascade • MCLK : 512fs • BICK : 64fs • fs : 48 kHz • Bit : 24bit • Power Supply(REG): AVDD = 3.3V, DVDD = 3.3V • Measurement mode : Slave mode • Temperature : Room temperature [Measurement result] min typ max ADC1 ADC2 ADC 3 ADC4 Units S/(N+D) ( 0.5dBFS Differential.) S/(N+D) ( 0.5dBFS Single-ended. ) S/(N+D) ( 0.5dBFS Gain mode.) 86 86 86 92 92 92 - 93.6 92.0 93.1 93.1 93.0 93.2 94.0 92.8 93.5 94.0 93.0 93.4 dB dB dB D-Range ( 60dBFS, A-weighted Differential.) D-Range ( 60dBFS, A-weighted Single-ended.) D-Range ( 60dBFS, A-weighted Gain mode.) 93 92 100 99 - 100.0 100.3 100.2 100.0 dB 99.1 99.2 99.7 99.2 dB 92 98 - 99.0 99.1 99.0 99.0 dB S/N (A-weighted Differential.) S/N (A-weighted Single-ended. ) S/N (10mVrms input, A-weighted Gain mode.) 93 92 57 100 99 63 - 100.0 99.2 63.9 100.3 99.3 64.2 100.1 99.7 64.1 100.3 99.3 63.9 dB dB dB KM110002 2013/02 - 22- ASAHI KASEI [AKD5730-A] [ADC Plots] ■Differential mode Red :IN1P/ IN1N→ADC1→SDTO1 Blue:IN2P/ IN2N→ADC2→SDTO1 +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = ‐0.5dBFS) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = ‐60dBFS) KM110002 2013/02 - 23- ASAHI KASEI [AKD5730-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = No Input) -50 -55 -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBr THD+N VS. Input level (fin=1 kHz) KM110002 2013/02 - 24- ASAHI KASEI [AKD5730-A] -50 -55 -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz THD+N VS. Input Freq (Input level = -0.5dBFS) +0 T TTT T TT TT -10 -20 -30 -40 -50 d B F S -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Linearity (fin=1 kHz) KM110002 2013/02 - 25- ASAHI KASEI [AKD5730-A] +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 d B F S -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Frequency Response (Input level = ‐0.5dBFS) -60 T TTTT T TTT TT TT TT T TT T -65 -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 -145 -150 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Crosstalk (Input level = -0.5dBFS) KM110002 2013/02 - 26- ASAHI KASEI [AKD5730-A] ■Single-ended mode Red :IN1P→ADC1→SDTO1 Blue:IN2P→ADC2→SDTO1 +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = -0.5dBFS) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = ‐60dBFS) KM110002 2013/02 - 27- ASAHI KASEI [AKD5730-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = No Input) -50 -55 -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBr THD+N VS. Input level (fin=1 kHz) KM110002 2013/02 - 28- ASAHI KASEI [AKD5730-A] -50 -55 -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz THD+N VS. Input Freq (Input Level = -0.5dBFS) +0 T T T T -10 -20 -30 -40 -50 d B F S -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Linearity (fin=1 kHz) KM110002 2013/02 - 29- ASAHI KASEI [AKD5730-A] +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 d B F S -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Frequency Response (Input level = -0.5dBFS) -60 TTT TTTTTTTT T TTTTT TTTTTTTTT T TTTT TTTT TT TTTTTTT TTTT T T TT T -65 -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 -145 -150 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Crosstalk (Input level = -0.5dBFS) KM110002 2013/02 - 30- ASAHI KASEI [AKD5730-A] ■Gain mode Red :IN1P/ IN1N→ADC1→SDTO1 Blue:IN2P/ IN2N→ADC2→SDTO1 +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = -0.5dBFS) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level = -60dBFS) KM110002 2013/02 - 31- ASAHI KASEI [AKD5730-A] +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz FFT (fin=1 kHz, Input level =10mVrms) -50 -55 -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBr THD+N VS. Input level (fin=1 kHz) KM110002 2013/02 - 32- ASAHI KASEI [AKD5730-A] -50 -55 -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz THD+N VS. Input Freq (Input Level = -0.5dBFS) +0 T T T TT -10 -20 -30 -40 -50 d B F S -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Linearity (fin=1 kHz) KM110002 2013/02 - 33- ASAHI KASEI [AKD5730-A] +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 d B F S -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Frequency Response (Input level = -0.5dBFS) -60 TTT TTT T TT TTT TT T T -65 -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 -145 -150 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Crosstalk (Input level = -0.5dBFS) KM110002 2013/02 - 34- ASAHI KASEI [AKD5730-A] 改訂履歴 Date (yy/mm/dd) 12/02/02 Manual Revision KM11000 Board Revision 0 Reason Page Contents 12/11/15 KM11001 1 変更 デバイスRev変更: Rev. A Æ Rev. B 13/01/28 KM11002 2 変更 デバイスRev変更: Rev. B Æ Rev. C 初版 重要な注意事項 z z z z z z 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更することがあります。 従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、あるいは弊 社特約店営業担当にご確認ください。 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報は、半導体製品の動作例、応 用例を説明するものです。お客様の機器設計において本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよ びこれらに関連する情報を使用される場合は、お客様の責任において行ってください。本書に記載された周辺回 路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報の使用に起因してお客様または第三者に生じた損害に 対し、弊社はその責任を負うものではありません。また、当該使用に起因する、工業所有権その他の第三者の所 有する権利に対する侵害につきましても同様です。 本書記載製品が、外国為替および、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、輸出す る際に同法に基づく輸出許可が必要です。 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、直接ま たは間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて高い信頼性を 要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面による同意をお取りくださ い。 この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の責任を 一切負うものではありませんのでご了承ください。 お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損害等が 生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 KM110002 2013/02 - 35- 2 1 IN1N IN1P 3 IN2P 4 IN2N 5 2k R4 IN4P-MPWR 2k R3 IN3P-MPWR 2k R2 IN2P-MPWR 1 2k R1 820k R12 IN1P-MPWR 2 3 4 5 360k D C7 R22 2.2u VSS2 37 VSS1 38 2.2u 40 C6 41 1u C2 39 0 R10 1u C5 42 R21 44 VSS1 43 C1 VSS1 0 820k R9 360k 1u R20 45 C4 46 R18 open 1u C3 47 VSS1 48 R19 1u open R11 820k R8 IN1N-MPWR 0 R7 360k 360k R16 R15 R14 R13 R17 CN2 IN1P-MPWR 6 7 8 9 10 IN2P-MPWR 11 IN2N-MPWR 0 IN1N-MPWR R6 IN2N-MPWR 2k 820k IN3N-MPWR 2k R5 IN4N-MPWR 2k D 2k 12 CN1 48pin_1 CN3 1 1 VSS1 R23 R24 2 C CP2 CVP2 NC INM1P IN1P IN1N INM1N VREF INM2P IN2P IN2N INM2N VSS1 C8 VREFL MPWR 36 12 DVDD 11 DVDD 10 DVDD 9 DVDD 8 DVDD 7 DVDD 6 VSS2 5 VSS2 1uF 360k 2 820k INM3P NC U1 VSS1 35 C IN3P-MPWR C10 C9 IN3P R25 3 3 0 IN3P CVP1 34 1u 2.2u R26 open C11 IN3N R27 4 VSS2 4 0 IN3N CP1 INM3N CN1 33 1u IN3N-MPWR R28 5 5 820k R29 C12 2.2u 32 360k R30 5730-MSN 6 6 R31 7 R32 820k R33 0 AK5730 MSN 360k 7 DVDD 31 (Short) C13 0.1u INM4P VSS2 + C14 10u 30 IN4P-MPWR C15 IN4P 8 8 IN4P NC 29 VSS2 1u B B R34 open C16 IN4N R35 9 9 0 VSS1 R36 10 10 820k R37 VSS1 IN4N CN2 28 4 VSS2 3 VSS2 1u IN4N-MPWR INM4N NC 27 360k 11 11 VSS1 SCL / CCLK 26 2 SCL/CCLK 1 SDA/CDTI TP1 C17 0.1u 25 24 INT SDTO2 23 SDTO1 22 LRCK 21 BICK 20 19 TDMI MCLK SDA / CDTI 18 CAD1 / CDTO 17 48pin_1 16 13 R39 360k PDN VBATM 15 12 2M SPI R38 CAD0 / CSN VBAT 14 12 AVDD VSS1 VSS1 48pin_1 R40 R48 R44 51 R45 51 R46 51 R47 51 7 8 9 10 11 12 BICK LRCK SDTO1 SDTO2 INT 6 TDMI MCLK 5 A CAD1/CDTO 2 AVDD R43 51 10K 4 1 AVDD A R42 51 CAD0/CSN + R41 open 3 open 5730-PDN 10u 5730-SPI C18 VSS1 CN4 48pin_1 Title ADK5730-A - 36- Size A2 Date: 5 4 3 2 Document Number Rev AK5730 2 Wednesday, January 30, 2013 1 Sheet 1 of 6 5 4 3 IN1P J1 1 AGND JP1 D 5 DIFF 2 1 SIN IN1N D GND AGND AGND MJ-352W-0 JP2 AIN1 2 AGND J2 JP3 5 DIFF 2 1 SIN IN2P AIN2 MJ-352W-0 JP4 DIFF C AGND C IN2N SIN IN3P J3 JP5 5 DIFF 2 1 SIN IN3N AIN3 MJ-352W-0 B JP6 AGND B AGND J4 JP7 5 DIFF 2 1 SIN IN4P AIN4 MJ-352W-0 JP8 DIFF AGND IN4N SIN A A Title ADK5730-A - 37- Size A4 Date: 5 4 3 2 Document Number Rev 2 AIN Wednesday, January 30, 2013 Sheet 2 1 of 6 5 4 3 2 1 D3.3V D D + C19 10u C20 DGND 0.1u R49 10k C21 5 4118-DIF1 6 7 OCKS1/CCLK/SCL TEST2 CM1/CDTI/SDA DIF1/RX6 CM0/CDTO/CAD1 U2 VSS1 PDN AK4118A DIF2/RX7 34 4118-OCKS1 XTO BICK LRCK SDTO1 SDTO2 TP4 TP5 TP6 33 32 10PIN-PORT DGND D3.3V 31 30 29 10 9 8 7 6 4118-PDN JP10 EXT XTL256fs XTL512fs 10p 10 P/SN DAUX XTL0 MCKO2 28 TDMI C R50 10k JMP2x3 C23 9 AGND 2 IPS1/IIC MCLK PORT1 1 2 3 4 5 MCLK BICK LRCK SDTO1 SDTO2 X1 24.576MHz 8 TP3 4118-OCKS0 C22 XTI TP2 38 37 INT1 R AVDD 39 40 VCOM 41 VSS3 42 RX0 43 NC 44 RX1 45 TEST1 46 RX2 47 DIF0/RX5 35 TDM-SEL 4 OCKS0/CSN/CAD0 JP9 3 4118-DIF0 NC 36 DAUX-SEL C INT0 JP11 2 IPS0/RX4 1 1 VSS4 RX3 48 0.47u 10p AGND DGND 27 B B C25 0.1u 0.1u C26 10u C27 10u 26 LRCK 25 24 MCKO1 23 22 VSS2 DVDD C24 + 21 VOUT/GP7 20 UOUT/GP6 19 COUT/GP5 18 17 TX1/GP3 16 15 14 13 SDTO + D3.3V TX0/GP2 VIN/GP0 BOUT/GP4 BICK TVDD 12 XTL1 NC/GP1 11 AGND A A DGND AGND PORT2 IN VCC GND 3 2 C28 1 D3.3V Title 0.1u AKD5730-A - 38- Size A3 TOTX Date: DGND 5 4 3 2 Document Number Rev 2 DIT Wednesday, January 30, 2013 Sheet 1 3 of 6 5 4 3 2 1 DVDD A D1 HSU119 10k 1 2 3 4 5 6 7 1 3 H SW1 2 C30 0.1u 5730-PDN 5730-PDN U3 D L 0 1A 1Y 2A 2Y 3A 3Y GND VCC 6A 6Y 5A 5Y 4A 4Y 14 13 12 11 10 9 8 DVDD AVDD C29 0.1u D DVDD 4118-PDN H 6 5 4 3 2 1 K R51 R52 SW3 SW DIP-6 74HC14 L 7 8 9 10 11 12 AGND AGND DVDD K 5730-SPI A D2 HSU119 3 1 R53 4118-DIF0 4118-DIF1 5730-MSN 4118-OCKS0 4118-OCKS1 10k C L 6 5 4 3 2 1 SW2 C31 2 4118-PDN C H AGND 0.1u AGND RP1 R-PACK6R B B R54 LE1 DVDD Red AGND INT 1k INT AGND A A Title AKD5730-A - 39- Size A4 Date: 5 4 3 2 Document Number Rev 2 LOGIC Wednesday, January 30, 2013 Sheet 4 1 of 6 AGND AGND DGND DGND DGND DGND AVDD AVDD AVDD DVDD DVDD DVDD TP9 TP10 TP19 TP20 TP21 TP22 TP11 TP12 TP13 TP14 TP15 TP16 1 AGND 2 TP8 3 AGND 4 TP7 5 D D +5V AGND AVDD DGND DVDD JP12 + AGND C32 GND DGND AGND 47u AVDD VSS2 T1 LM1117IDTX-3.3 IN OUT JP13 AVDD L1 (short) 3 1 2 AGND AVDD DGND 1 1 GND AGND VSS1 2 C C34 10u C35 0.1u C36 0.1u + C37 10u +5V 1 J5 2 + C + C33 47u +5V AGND AVDD 1 J6 DVDD JP14 1 DVDD 2 DVDD DVDD DVDD + 2 C38 47u 1 J7 1 AGND AVDD L2 (short) 1 J8 AGND B B AGND AGND IN OUT D3.3V JP15 D3.3V L3 (short) 3 1 D3.3V 2 D3.3V 2 D3.3V C40 10u C41 0.1u C42 0.1u + + C39 47u C43 10u 1 J9 2 + 1 J10 1 1 GND T2 LM1117IDTX-3.3 DGND DGND DGND A A DGND Title AKD5730-A - 40- Size A4 Date: 5 4 3 2 Document Number Rev 2 Power Supply Wednesday, January 30, 2013 Sheet 5 1 of 6 5 4 3 2 1 D D R55 C44 10 8 6 4 2 4.7k 2.2u (open) PORT4 9 7 5 3 1 CSN SCL/CCLK SDA/CDTI CDTO 10pin-CTRL 51(open) 51(open) 51(open) + + C45 10u C DGND SILK-SCREEN 1:VDD 2:MCLR 3:PGD 4:PGC 5:GND 17 16 15 14 11 10 9 8 38 39 40 41 2 3 4 5 B PORT3 VUSB DD+ GND USB(B type) 1 2 3 4 R67 R68 0 0 42 43 44 1 10k TP17 TP18 SDL SDA C NC/ICCK/ICPGC NC/ICDT/ICPGD NC/ICRST_N/ICVpp NC/ICPORTS PIC18F4550 TQFP 44-PIN RD0/SPP0 RD1/SPP1 RD2/SPP2 RD3/SPP3 RD4/SPP4 RD5/SPP5/P1B RD6/SPP6/P1C RD7/SPP7/P1D U5 RC0/T1OSO/T13CKI RC1/T1OSI/CCP2/UOE_N RC2/CCP1/P1A RC4/D-/VM RC5/D+/VP RC6/TX/CK RC7/RX/DT/SDO 51 R62 51 SCL/CCLK SDA/CDTI VDD0 6 VSS0 VDD1 MCLR_N/Vpp/RE3 RB7/KBI3/PGD RB6/KBI2/PGC RB5/KBI1/PGM RB4/AN11/KBI0/CSSPP RB3/AN9/CPP2/VPO RB2/AN8/INT2/VMO RB1/AN10/INT1/SCK/SCL RB0/AN12/INT0/FLT0/SDI/SDA R61 CAD1/CDTO OSC1/CLKI OSC2/CLKO/RA6 RE0/AN5/CK1SPP RE1/AN6/CK2SPP RE2/AN7/OESPP VUSB 32 35 36 R60 10k 7 0.1u 28 C48 0.1u 29 C47 VSS1 1 2 3 4 5 R59 DGND 1u JP16 CAD0/CSN DVDD C46 10u DGND C49 R56 R57 R58 NC NC Vin Vout Vcont PCL NC GND T3 5V => 3.3V DGND 8 7 6 5 TK73633AME 1 2 3 4 DGND 18 USB-RST 12 13 33 34 30 31 C50 R63 0.1u 100k XTI XTO 25 26 27 C52 22p X2 20MHz C53 22p B 37 C54 470n 19 20 21 22 23 24 R72 R64 R65 R66 51 51 51 51 DGND RA0/AN0 RA1/AN1 RA2/AN2/Vref-/CVref RA3/AN3/Vref+ RA4/T0CKI/C1OUT/RCV RA5/AN4/SS_N/HLVDIN/C2OUT CAD0/CSN SCL/CCLK SDA/CDTI CAD1/CDTO DGND PIC18F4550 A A Title AKD5730-A - 41- Size A3 Date: 5 4 3 2 Document Number Rev 2 uP-I/F Wednesday, January 30, 2013 Sheet 1 6 of 6 - 42- - 43- - 44- - 45- - 46- - 47-