[AKD4678-B] AKD4678-B AK4678 評価ボード Rev.1 概要 AKD4678-Bは、MIC/RCV/HP/SPK/Lineアンプ内蔵の24bitステレオCODEC、AK4678の評価用ボードです。 またデシタルインターフェースに対応しており、光コネクタを介してデジタルオーディオ機器とインタ ーフェース可能です。 オーダリングガイド AKD4678-B --- AK4678評価ボード PCのUSBポートケーブルとの接続ケーブルとコントロールソフトを同梱。 機能 • DIR/DITにより、光入出力が可能 • Baseband, Bluetoothデータが10pin Headerより入出力可能。 • 10pin Header for I2C control mode 5.0V IN 4.2V 1.8V 3.3V REG REG SVDD AVDD DVDD PVDD TVDD D3V J3 LIN1 PORT1 (Bluetooth) LIN2 PORT2 (Baseband) LIN3 Mini Jack PORT3 (DSP) LIN4 AK4678 RIN1 PORT5 Opt In RIN2 AK4118A (DIT/DIR) RIN3 RIN4 PIC4550 LOL LOR HPL HPR PORT6 Opt Out U7 (USB Connector) Regulator PORT4 (up-I/F) J1 Line out Jack J2 SPP SPNRCP RCN HP Jack Figure 1. AKD4678-B ブロック図 *評価ボードの回路図とレイアウト図は、マニュアルの最後のページに添付しています。 <KM107900> -1- 2012/02 [AKD4678-B] 部品配置図 Figure 2. AKD4678-B 部品配置図 ■ 部品説明 (1) J1,2 (Mini Jacks) アナログ信号出力端子 (2) J3 (Mini Jacks) アナログ信号入力端子 (3) +4.2V, GND (電源供給コネクタ) 電源を接続して下さい。詳細はP3の「電源の配線」を参照して下さい。 (4) PORT1, PORT2, PORT3 (10pin Header) PORT1 (Bluetooth port) : PORT1から、MCLKB, BICKB, LRCKB, SDTOB, SDTIBを入出力できます。 PORT2 (Baseband port) : PORT2から、MCLKA, BICKA, LRCKA, SDTOA, SDTIAを入出力できます。 PORT3 ( DSP port) : PORT3から、MCLK, BICK, LRCK, SDTI, SDTOを入出力できます。 (5) PORT5, PORT6 (Optical Connectors) PORT6 (出力) : AK4118Aからの光デジタル信号を出力します。 PORT5 (入力) : AK4118Aへ光デジタル信号を入力します. <KM107900> -2- 2012/02 [AKD4678-B] 評価ボードマニュアル 操作手順 [1] 電源 1) 電源の配線 名称 +4.2V GND 色 赤 黒 電圧 +4.2V 0V 内訳 レギュレータ グランド 備考 必ず接続して下さい。 必ず接続して下さい。 Table 1. 電源の配線 2) 評価モード、ジャンパピンの設定(以下参照) 3) 電源投入 電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。 リセットの方法はSW1(トグルスイッチを1度“L”側に倒して、AK4678とAK4118Aのパワーダウンを 行ってから“H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。) [2] 評価モード 1). External Slave Mode (a)AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 (b)AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 <Default> (c)AK4118Aを使用したLoopbackの評価 (d)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 2). External Master Mode (a)AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 (b)AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 (c)AK4118Aを使用したLoopbackの評価 (d)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 3). PLL Slave Mode (a)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 4). PLL Master Mode (a)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 5). PCM I/F A&B (a)外部クロックを使用した評価 [3] JPおよびSWの設定 <KM107900> -3- 2012/02 [AKD4678-B] [2] 評価モード (2-1). External Slave Mode AK4118Aを使用してAK4678を評価する場合、必ずAK4678とAK4118Aのオーディオインターフェース フォーマットを一致させてください。AK4678のオーディオインターフェースフォーマットに関しては AK4678のデータシート、AK4118AのオーディオインターフェースフォーマットはTable 3でそれぞれ参 照して下さい。 評価モードをExternal Slave Modeに設定する場合は、AK4118AをMaster Mode、AK4678のレジスタをExt Slave Modeに設定します。 AK4678のレジスタ設定に関しては、AK4678のデータシートを参照して下さい。 AK4678 AK4118A or PORT3 256fs, 512fs, or 1024fs MCKI MCLK ≥ 32fs BICK BCLK 1fs LRCK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 3. EXT Slave Mode (a) AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 水晶振動子X1およびPORT6 (DIT)を使用します。PORT5 (DIR), PORT3 (DSP)には何も接続しないで下 さい。AK4118AからMCLK, BICK, LRCKを供給し、SDTOをAK4118Aに供給します。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP11 M/S Figure 4. JP設定-1 (b) AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 <Default> PORT5 (DIR)を使用します。 PORT6(DIT), PORT3(DSP)には何も接続しないで下さい。 AK4118AからMCLK, BICK, LRCK, SDTOを供給します。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 5. JP設定-2 (c) AK4118Aを使用したLoopbackの評価 水晶振動子X1を使用します。PORT3(DSP), PORT5(DIR), PORT6(DIT)には、何も接続しないで下さい。 AK4118AからMCLK, BICK, LRCKを供給し、SDTOをSDTIへLoopbackします。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 6. JP設定-3 ※AK4118Aはfs=32kHz以上に対応します。fs=32kHz未満で評価する場合は、他のモードを利用して下 さい。 <KM107900> -4- 2012/02 [AKD4678-B] (d) 外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 PORT3(DSP)を使用します。PORT5(DIR), PORT6(DIT)には何も接続しないで下さい。 PORT3からMCKI, BICK, LRCK, SDTIを供給し、SDTOをPORT3に供給します。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 7. JP設定-4 (2-2). External Master Mode AK4118Aを使用してAK4678を評価する場合、必ずAK4678とAK4118Aのオーディオインターフェース フォーマットを一致させてください。AK4678のオーディオインターフェースフォーマットに関しては AK4678のデータシート、AK4118AのオーディオインターフェースフォーマットはTable 3でそれぞれ参 照して下さい。 評価モードをExternal Master Modeに設定する場合は、AK4118AをSlave Mode、AK4678のレジスタをExt Master Modeに設定します。 AK4678のレジスタ設定に関しては、AK4678のデータシートを参照して下さい。 AK4678 AK4118A or PORT3 256fs, 512fs, or 1024fs MCKI MCLK 32fs or 64fs BICK BCLK 1fs LRCK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 8. EXT Master Mode (a) AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 水晶振動子X1およびPORT6 (DIT)を使用します。PORT5 (DIR), PORT3 (DSP)には何も接続しないで下 さい。AK4118AからMCLKを供給し、BICK, LRCK, SDTOをAK4118Aに供給します。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP11 M/S Figure 9. JP設定-5 (b) AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 PORT5 (DIR)を使用します。 PORT6(DIT), PORT3(DSP)には何も接続しないで下さい。 AK4118AからMCLK, SDTIを供給し、BICK, LRCK,をAK4118Aに供給します。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 10. JP設定-6 <KM107900> -5- 2012/02 [AKD4678-B] (c) AK4118Aを使用したLoopbackの評価 水晶振動子X1を使用します。PORT3(DSP), PORT5(DIR), PORT6(DIT)には、何も接続しないで下さい。 PORT3からMCKIを供給し、BICK, LRCKをPORT3に供給し、SDTOをSDTIへLoopbackします。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 11. JP設定-7 ※AK4118Aはfs=32kHz以上に対応します。fs=32kHz未満で評価する場合は、他のモードを利用して下 さい。 (d) 外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 PORT3(DSP)を使用します。PORT5(DIR), PORT6(DIT)には何も接続しないで下さい。 PORT3からMCKI, SDTIを供給し、BICK, LRCK, SDTOをPORT3に供給します。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 12. JP設定-8 (2-3). PLL Slave Mode AK4678のBICK pinに入力されるクロックを基準に、AK4678内蔵のPLLによりAK4678に必要なクロ ックを生成します。 AK4678のレジスタをPLL Slave Modeに設定します。 AK4678 PORT3(DSP) MCKI BICK LRCK 32fs or 64fs 1fs BICK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 13. PLL Slave Mode (PLL Reference Clock: BICK pin) <KM107900> -6- 2012/02 [AKD4678-B] (a) 外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 PORT3(DSP)を使用します。PORT5(DIR), PORT6(DIT)には何も接続しないで下さい。 PORT3からBICK, LRCK, SDTIを供給し、SDTOをPORT3に供給します。 AK4678内蔵のPLLを使用することで、多彩なfsでの評価が可能です。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 14. JP設定-9 (Note1) Note1. BICK-PHASEは適宜設定して下さい。 <KM107900> -7- 2012/02 [AKD4678-B] (2-4). PLL Master Mode AK4678のMCKI pinに入力されるクロックを基準に、AK4678内蔵PLLによりBICK, LRCKクロッ クを生成します。 AK4678のレジスタをPLL Master Modeに設定します。 AK4678 PORT3(DSP) MCKI MCLK 32fs or 64fs BICK BICK 1fs LRCK 11.2896MHz, 12MHz, 12.288MHz, 13MHz, 13.5MHz, 19.2MHz, 24MHz, 25MHz, 26MHz, 27MHz LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 15. PLL Master Mode (a) 外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価 PORT3(DSP)を使用します。PORT5(DIR), PORT6(DIT)には何も接続しないで下さい。 PORT3からMCKI, SDTIを供給し、BICK, LRCK, SDTOをPORT3に供給します。 AK4678内蔵のPLLを使用することで、多彩なfsでの評価が可能です。 JP7 MCLK JP10 BICK_SEL JP8 LRCK_SEL JP9 SDTI_SEL ADC JP11 M/S DIR Figure 16. JP設定-10 <KM107900> -8- 2012/02 [AKD4678-B] (2-5). PCM I/F A&B AK4678は2系統のPCM I/Fを持ち、それぞれ独立にAK4678とインターフェースを取ることが可能です。 AK4678 PORT2(Baseband) SYNCA 1fs2 ≥ 16fs2 BICKA SYNC BICK SDTOA SDTI SDTIA SDTO PORT1(Bluetooth) SYNCB 1fs3 16fs3 or ≥ 32fs3 BICKB SYNC BICK SDTOB SDTI SDTIB SDTO Figure 17.PCM I/F A and B (a)外部クロックを使用した評価 PCM I/F Aへクロックを供給する場合はPORT2(Baseband)、PCM I/F Bへクロックを供給する場合は PORT1(Bluetooth)を使用します。 PORT3(DSP), PORT5(DIR), PORT6(DIT)には何も接続しないで下さい。 PORT2からSYNCA, BICKA, SDTIAを供給し、SDTOAはPORT2から出力します。 PORT1からSYNCB, BICKB, SDTIBを供給し、SDTOBはPORT1から出力します。 <KM107900> -9- 2012/02 [AKD4678-B] [3] JPおよびSWの設定 1).その他のJPの設定 [ JP1 (TVDD_SEL) ]: TVDD電圧を選択 3.3V : TVDDに3.3Vを供給します。 1.8V : TVDDに1.8Vを供給します。 [ JP2 (Stereo_SEL) ]: Line outの出力信号を選択 SHORT : 差動出力 OPEN : ステレオ出力 [ JP3 (MPWR1 SEL) ]: MIC-Power1供給の有無を選択します。 SHORT : MIC-power1の供給有り OPEN : MIC-power1の供給無し (Default) [ JP4 (MPWR2 SEL) ]: MIC-Power2供給の有無を選択します。 SHORT : MIC-power2の供給有り. OPEN : MIC-power2の供給無し (Default) [ JP5 (RIN_SEL) ]: J3(AINR)からAK4678(RIN Ch)への入力元を選択します。 RIN1 : J3(AINR)からのアナログ信号をRIN1/IN1-へ入力します。 (Default) RIN2 : J3(AINR)からのアナログ信号をRIN2/IN2-へ入力します。 RIN3 : J3(AINR)からのアナログ信号をRIN3/IN3-へ入力します。 RIN4 : J3(AINR)からのアナログ信号をRIN4/IN4-へ入力します。 [ JP6 (LIN_SEL) ]: J3(AINL)からAK4678(LIN Ch)への入力元を選択します。 LIN1 : J3(AINL)からのアナログ信号をLIN1/IN1-へ入力します。 (Default) LIN2 : J3(AINL)からのアナログ信号をLIN2/IN2-へ入力します。 LIN3 : J3(AINL)からのアナログ信号をLIN3/IN3-へ入力します。 LIN4 : J3(AINL)からのアナログ信号をLIN4/IN4-へ入力します。 <KM107900> - 10 - 2012/02 [AKD4678-B] 2).SWの設定 ONで“H”, OFFで“L”です。 [S1] (SW DIP-4): AK4118Aの設定 No. 1 2 3 4 Name DIF2 DIF1 DIF0 OCKS1 ON (“H”) OFF (“L”) AK4118A Audio Format Setting See Table 3 AK4118A Master Clock Setting : See Table 4 Default ON OFF OFF OFF Table 2. Mode Setting for AK4678 and AK4118A DIF2 L L L L H H H H DIF1 L L H H L L H H DIF0 L H L H L H L H DAUX 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, I2S 24bit, Left justified 24bit, I2S SDTO 16bit, Right justified 18bit, Right justified 20bit, Right justified 24bit, Right justified 24bit, Left justified 24bit, I2S 24bit, Left justified 24bit, I2S LRCK H/L O H/L O H/L O H/L O H/L O L/H O H/L I L/H I BICK 64fs 64fs 64fs 64fs 64fs 64fs 64-128fs 64-128fs O O O O O O I I Default Table 3. Setting for AK4118A Audio Interface Format OCKS1 L H MCKO1 256fs 512fs X’tal 256fs 512fs Default Table 4. Setting for AK4118A Master Clock <KM107900> - 11 - 2012/02 [AKD4678-B] ボード制御 AKD4678-BはPCのUSBポートを通してコントロール可能です、同梱のUSBケーブルでU7(USB Connector)とPCのUSBポートを接続して下さい。 またIBM-AT互換機を使用したコントロールも可能です。同梱の10線フラットケーブルでPORT4(up-IF) とPCを接続して下さい。 コントロールソフトウェアは本評価ボードに同梱されています、ソフトウェア操作手順は「コントロー ルソフトマニュアル」の項を参照して下さい。 Connect PC 2 10 wire flat cable 10pin Connector CSN SCL/CCLK SDA/CDTI 1 AKD4678-B 10pin Header Figure 18. 10線フラットケーブルの接続 <KM107900> - 12 - 2012/02 [AKD4678-B] アナログ入出力回路 (1) 入力回路について Figure 19. 入力回路 <KM107900> - 13 - 2012/02 [AKD4678-B] (2) 出力回路 1. HP出力回路 Figure 20 . HP出力回路 2. Line出力回路 Figure 21 .Line出力回路 3. スピーカー出力回路 Figure 22 .スピーカー出力回路 4. レシーバー出力回路 Figure 23.レシーバー出力回路 <KM107900> - 14 - 2012/02 [AKD4678-B] コントロールソフトマニュアル ■ 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. 評価ボードを適宜、設定して下さい。 2. 評価ボードのUSBコネクタ(U7)とPCをUSBケーブルで接続して下さい。 3. USBコントロールはPC上では、HID(Human Interface Device)として認識されます。もし、正常に認識され ない場合は、再度接続して下さい。 4. コントロールプログラムを立ち上げて下さい。(Note 1) Note 1. 評価ボードに電源を投入し、SW2 (PDN) にてリセット解除した後, 必ず一度[Dummy Command] ボタンを押して、初期化を行って下さい。 5. 適宜、操作を行い評価して下さい。 Figure 24. Window of Control Soft <KM107900> - 15 - 2012/02 [AKD4678-B] ■ Functionボタン機能 [ MIC_Input_Record ] [MIC_Input_Record] を押した場合, [LIN2/RIN2 → MICL/R → ADCL/R → ALC → Audio I/F → SDTO]のシーケンスが設定されます。 評価モードの設定については、(2-1). External Slave Mode (a) AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 若しくは(d)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価を参照して下さい。 [ HP_Out ] [HP_Out]を押した場合 [SDTI → Audio I/F → 5-band EQ → DATT-A → DACL/R → HPL/HPR]のシーケンスが設定されます。 評価モードの設定については、(2-1). External Slave Mode (b) AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 若しくは(d)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価を参照して下さい。 [ SPK_Out ] [SPK_Out]を押した場合 [SDTI → Audio I/F → 5-band EQ → DATT-A → DACL/R → SPP/SPN]のシーケンスが設定されます。 評価モードの設定については、(2-1). External Slave Mode (b) AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 若しくは(d)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価を参照して下さい。 [ Stereo_Line_Out ] [Stereo_Line_Out]を押した場合 [SDTI → Audio I/F → 5-band EQ → DATT-A → DACL/R → LOUT/ROUT]のシーケンスが設定されます。 評価モードの設定については、(2-1). External Slave Mode (b) AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 若しくは(d)外部クロックを使用したA/D部, D/A部の評価を参照して下さい。 [ PCMIF_AtoB ] [PCMIF_AtoB]を押した場合 [SDTIAÆPCM I/F AÆSRCAIÆDATT-CÆMIX3ÆPCM I/F BÆSDTOB & SDTIBÆPCM I/F BÆBIVOLÆMIX2AÆMIX2CÆSRCAOÆPCM I/F AÆSDTOA] のシーケンスが設定されます。 評価モードの設定については、(2-5). PCM I/F A&B (a) 外部クロックを使用した評価を参照して下さい。 [ RCV_Out ] [RCV_Out]を押した場合 [SDTIA→PCM I/F A→SRCAI→DATT-B→MIX1R→5-Band EQ→DATT-A→DACR→RCP/RCN] のシーケンスが設定されます。 評価モードの設定については、(2-5). PCM I/F A&B (a) 外部クロックを使用した評価を参照して下さい。 <KM107900> - 16 - 2012/02 [AKD4678-B] ■操作説明 コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。 これらは、上部のタブで切り替えます。 頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。 各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。 1. [Port Reset]: メインボード上のUSB ポートにリセットを行います。 ソフト起動後 U7(USB Connector)からPCのUSBポートに接続した場合、 このボタンをクリックしてください。 2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。 ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、 このボタンをクリックしてください。 3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [All Read]: 現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。 5. [Save]: 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 7. [All Reg Write]: ダイアログを立ち上げます。 8. [Data R/W]: ダイアログを立ち上げます。 9. [Sequence]: ダイアログを立ち上げます。 10. [Sequence(File)]: ダイアログを立ち上げます。 11. [Read]: 現在のレジスタを読み出して、Register欄に表示します (メイン画面右側). [All Read] ボタンとは異なり16進表示のみを行い レジスタマップへの反映は行いません。 12. [Dummy Command]: ダミーコマンドを書き込みます 評価ボードに電源を投入し、SW2 (PDN) にてリセット解除した後, 必ず一度 [Dummy Command]ボタンを押して、初期化を行って下さい。 <KM107900> - 17 - 2012/02 [AKD4678-B] ■各タブ機能の説明 1. [Function]: ファンクション機能 ファンクション機能画面です。 [Function]ボタン(画面左側ボタン)を押下すると各機能の動作を実施します。 Figure 25. Window of [Function] <KM107900> - 18 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-1. [Power Management Setting]:ダイアログ メイン画面で[Power Management Setting]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマッブ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 26. Window of [Power Management Setting] <KM107900> - 19 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-2. [Audio Mode Setting] : ダイアログ メイン画面で[Audio Mode Setting]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマッブ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 27. Window of [Audio Mode Setting] <KM107900> - 20 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-3. [PLL Setting]: ダイアログ メイン画面で[PLL Setting]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマッブ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 28. Window of [PLL Setting] <KM107900> - 21 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-4. [MIC Setting]: ダイアログ メイン画面で[MIC Setting]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマッブ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 29. Window of [MIC Setting] <KM107900> - 22 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-5. [ALC Setting]: ダイアログ メイン画面で[ALC Setting]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマッブ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 30. Window of [ALC Setting] <KM107900> - 23 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-6. [Volume Setting]: ダイアログ メイン画面で[Volume Setting]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマッブ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 31. Window of [Volume Setting] <KM107900> - 24 - 2012/02 [AKD4678-B] Volume設定での入力操作 スライダの下にある入力ボックスでデータ設定を行うことで任意の設定位置まで移動することが可 能です。 設定値は入力値を元に設定可能な値が自動的に選択されます。 (設定後、入力した値から変更されます。 設定位置への移動後マウス操作またはキーボードの上下カーソル操作により微調整を実施してくだ さい。 スライダで設定した入力値は、レジスタマップに書き込まれます。 設定位置に移動し ます。 設定可能な値が自動的に選択されます レジスタマップ Figure 32. Volume Control by Pull-down Menu <KM107900> - 25 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-7. [Digital Filter]: [Filter Setting] ダイアログ メイン画面で[Digital Filter]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各フィルタの係数の計算を実施し、書き込みを実施できます。 (フィルタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 33. Window of [Digital Filter Setting] <KM107900> - 26 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-7-1. パラメータの設定 各フィルタのパラメータを設定して下さい。 Parameter Sampling Rate HPF Cut Off Frequency Function Setting Range 7350Hz ≤ fs ≤ 48000Hz サンプリング周波数(fs) High Pass Filter のカットオフ周波数 fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) HPF2 Cut Off Frequency Low Pass Filter のカットオフ周波数 fs/1000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) FIL3 Cut Off Frequency FIL3のカットオフ周波数 fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) -10≤ Gain < 0 Gain ゲイン補正 EQ for Gain Compensation(EQ0) Pole Frequency ゲイン補正フィルタの極の周波数 Zero-point Frequency ゲイン補正フィルタの零点の周波数 Gain 3 Band Equalizer EQ1-3 Center Frequency EQ1-3 Band Width EQ1-3 Gain DAC 5-Band Equalizer Center Frequency ゲイン補正 Band Width Gain EQ2-4のバンド幅 LPF1 EQ1-5 HPF1のゲイン EQ1-3の中心周波数 EQ1-3のバンド幅 EQ1-3のゲイン (Note 1) (Note 2) LPF1 EQ1-5 HPF1の中心周波数 fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) -20≤ Gain < 12 0Hz ≤ Center Frequency < (0.497 * fs) 1Hz ≤ Band Width < (0.497 * fs) -1≤ Gain < 3 fs/1000 ≤ Cut Off Frequency < (0.497 * fs) 1Hz ≤ Band Width < (0.497 * fs) -12 ≤ Gain ≤ 12 Note 1. 中心周波数からゲイン差が 3dB の帯域幅。 Note 2. “-1”のときノッチフィルタとなります (2) “HPFAD Enable”, “HPF Enable” , “LPF Enable”, “FIL3 Enable”, “EQ0 Enable”, “EQ1”, “EQ2”, “EQ3”, のチェックボタンで Filter の ON/OFF を設定して下さい。チェックした場合に Filter が ON になりま す。 を チェックしたとき、ノッチフィルタの中心周波数の自動補正を行います Figure 34. Filter ON/OFF setting button <KM107900> - 27 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-7-2. [Register Setting]: [Register Setting for Filter ダイアログ] [Register Setting] ボタンを押すとレジスタ設定値が表示されます。1つのパラメータでも、設定範囲外 の値が設定されている場合、エラーメッセージが表示されレジスタ設定の計算は実行されません。 Figure 34. Register setting calculation result レジスタ設定値が更新されるのは以下の場合です。 1. [Register Setting] ボタンが押されたとき 2. [Frequency Response] ボタンが押されたとき 3. 周波数特性表示ウィンドウ上の [UpDate] ボタンが押されたとき 4. “Notch Auto Correct” ボタンのチェックを ON/OFF したとき <KM107900> - 28 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-7-3. [F Response]: [Filter Plot ダイアログ] [Filter Setting] ダイアログ画面で[F Response] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 フィルタの設定値でのフィルタ特性の表示を行います。 Figure 35. A frequency characteristic indication result <KM107900> - 29 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-7-4. 周波数特性表示ウィンドウ上の設定 (a) 3-band Equalizer, DAC 5-band Equalizer [Filter Setting]ダイアログ画面では表示中の数字をマウス選択し移動操作を実施することで、フィルタ 特性の表示を行いながら設定が可能です。 左クリックでの移動操作では中心周波数(Center Frequency)およびゲイン(Gain)設定を変えられます。 マウスでの移動操作後 中心周波数(Center Frequency)および ゲイン(Gain)の設定値が更新されます。 数字を選択し、 左クリックしながら移動操作を行う Figure 36. Filter Setting (Right-clicking operation) 右クリックしながら移動操作を行うと バンド幅(Band Width)の設定値が更新されます。 Figure 37 Filter Setting (Left-clicking operation) <KM107900> - 30 - 2012/02 [AKD4678-B] 数字を選択し、 左クリックしながら移動操作を行う マウスでの移動操作後 中心周波数(Center Frequency)および ゲイン(Gain)の設定値が更新されます。 Figure 38. Filter Setting(Gain-Control operation) <KM107900> - 31 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-8. [DRC Setting]: [DRC Function] ダイアログ メイン画面で[DRC Setting]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各フィルタの係数の計算を実施し、書き込みを実施できます。 (DRC機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 39. Window of [DRC Setting] [Register Setting] ボタン : フィルタ関係のレジスタ設定のダイアログが開きます。 [F Response ] ボタン : [DRC Filter Plot] フィルタ特性ダイアログを表示します。 フィルタの計算を実施しますが、フィルタ係数書き込みは行いません。 [DRC Curve] ボタン : [DRC Curve]ダイアログを表示します。 [Write] ボタン : 全フィルタの計算、係数書き込みを実施します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 <KM107900> - 32 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-8-1. パラメータの設定 (1) 各フィルタのパラメータを設定して下さい。 Parameter Function Sampling Rate Noise Suppression LPF サンプリング周波数(fs) HPF High Pass Filter のカットオフ周波数 Gain Threshold Level ゲイン補正 Noise Suppression の最大・最小値の しきい値設定 Low Pass Filter のカットオフ周波数 Dynamic Volume Control Low Frequency Range LPF Low Pass Filter のカットオフ周波数 Volume Control Middle Frequency Range LPF ゲイン補正 Low Frequency Range Low Pass Filter のカットオフ周波数 HPF High Pass Filter のカットオフ周波数 Volume Control High Frequency Range HPF ゲイン補正 Setting Range 7350Hz ≤ fs ≤ 48000Hz fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) -9 ≤ Gain < -54 (Note.4) -82.5≤ Threshold Level < -36.0 (Note 5) High Pass Filter のカットオフ周波数 fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) -70.5≤ Gain < 0 (Note 6) fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) -70.5≤ Gain < 0 fs/10000 ≤ Cut Off Frequency ≤ (0.497 * fs) -70.5≤ Gain < 0 Volume Control ゲイン補正 Note 4. Noise Suppressionの基準レベルのゲインは3dB刻みで切り替えが可能です。 Note 5. Noise Suppressionのしきい値は、3dB刻みで切り替えが可能です。 Note 6. Dynamic Volume Controlのゲイン補正は、ゲインは3dB刻みで切り替えが可能です。 (2) “NSLPF”, “NSHPF” のチェックボタンで Filter の ON/OFF を設定して下さい。チェックした場合Filterが ON になります。 “DVLC Enable” のチェックボタンを押すと、Low/Middle/High Rangeのフィルタが設定可能になります。 “fc Auto” のチェックボタンを押すと、Middle frequency RangeのHPFとLPFのカットオフ周波数が自動的に 設定されます。 Figure 40. Filter ON/OFF setting button <KM107900> - 33 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-8-2. [F Response]: [Filter Plot ダイアログ] [Filter Setting] ダイアログ画面で[F Response] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 フィルタの設定値でのフィルタ特性の表示を行います。 Figure 41. A frequency characteristic indication result レジスタ設定値が更新されるのは以下の場合です。 1. [Register Setting] ボタンが押されたとき 2. [Frequency Response] ボタンが押されたとき 3. 周波数特性表示ウィンドウ上の [UpDate] ボタンが押されたとき 4. “Notch Auto Correct” ボタンのチェックを ON/OFF したとき <KM107900> - 34 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-8-3. Filter Setting [DRC Function]ダイアログで “NSLPF”, “NSHPF” および “DVLC Enable”のチェックボックスを選択し[F Response] ボタンを押すと、 フィルタ特性の表示を行います。 右クリックで移動操作を行う ことができます。 移動操作後 表示が更新されます。 Figure 42. Filter Setting (Left-clicking operation) 設定変更後 表示が更新されます。 Figure 43. Filter Setting (Filter Selecting) <KM107900> - 35 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-8-4. Noise Suppression [DRC Function] ダイアログ画面で[DRV Curve] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 画面上部のラジオボタンで“NS”を選択するとNoise Suppressionの表示が行われます。 画面操作により設定値を変更することが出来ます。 Noise Suppression Threshold Low Level Reference Value レジスタマップ 移動操作後 設定値が更新されます。 右クリックで移動操作を行うことができ ます。 Figure 44. Noise Suppression Setting <KM107900> - 36 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-8-5. Dynamic Volume Control DRC Function] ダイアログ画面で[DRV Curve] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 画面上部のラジオボタンでDVLC周波数帯域“ LOW”, “ MIDDLE”, “ HIGH”のいずれかを選択するとDVLC カ ーブの表示が行われます。 画面操作により設定値を変更することが出来ます。 DVLC カーブの周波数帯域を選 択します。 表示は以下の各色で示されます。 赤:LOW 青:MIDDLE 緑:HIGH レジスタマップ DVLC カーブの変極点 移動操作後 設定値が更新されます。 右クリックで移動操作を行うこと ができます。 Figure 45. DVLC Curve Setting <KM107900> - 37 - 2012/02 [AKD4678-B] 1-8-6. Dynamic Range Control [DRC Function] ダイアログ画面で[DRV Curve] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 画面上部のラジオボタンで“DRC”を選択するとDRC カーブの表示が行われます。 画面操作により設定値を変更することが出来ます。 レジスタマップ 右クリックで移動操作を行うことが できます。 移動操作後 設定値が更新されます。 Figure 46. Dynamic Range Control Setting <KM107900> - 38 - 2012/02 [AKD4678-B] 2. [REG] タブ: レジスタマップ レジスタの書込み、読み込みを実施する画面です。 レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。 マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。 “H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、 “L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。 Read Only のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。 データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。 Figure 47. Window of [REG] <KM107900> - 39 - 2012/02 [AKD4678-B] [Write]: データ書き込みダイアログ 同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。 レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、 ダイアログを立ち上げます。 チェックボックスをチェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、 チェックしなければデータは“L”または“0”になります。 各レジスタに対応したダイアログがあります。 入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを 押して下さい。 Figure 48. Window of [Register Set] [Read]: データ読み込み実施 レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、 各レジスタの読み込みを実施します。 各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。 “H”または “1”ではボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 、 “L”または “0”ではボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)に表示されます。 ボタンの設定状態が変更となりますので注意が必要です。 <KM107900> - 40 - 2012/02 [AKD4678-B] 3. [Tool] タブ: テストツール 評価用のテストツール画面です。 各機能ボタンを押下するとテストツールを呼び出します。 Figure 49. Window of [Tool] <KM107900> - 41 - 2012/02 [AKD4678-B] [Repeat Test] : [Repeat Test] ダイアログ テストツール画面で[Repeat Test]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。 設定したデータの繰り返し書き込みテストを実施できます。 Figure 50. Window of [Repeat Test] [ Start ] ボタン : [Start] ボタン押下後、 テスト結果の保存ファイルを指定のダイアログが出現します。 任意のファイル名で指定を行ってください。 保存ファイル指定後、テストを開始します。 [ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 [ Address ] ボックス : データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 [ Start Data ] ボックス : 開始データを16進数2桁で入力します。 [ End Data ] ボックス : 終了データを16進数2桁で入力します。 [ Step ] ボックス : Step間隔でデータを書き換えます。 [ Repeat Count ] ボックス : テスト書き込み繰り返しカウント数を指定します。 [ Up and Down ] ボックス : 1カウントでのデータの流れを指定します。 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 : Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換え後、 End DataからStart DataまでStepの間隔で書き換えます。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]…1カウントの流れ データの流れ: [00→01→02→03→04→05→05→04→03→02→01→00]×Repeat Count数 ・チェックした場合 ・チェックしない場合: Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換えて終了します。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]…1カウントの流れ データの流れ: [00→01→02→03→04→05]×Repeat Count数 [ Sampling Frequency ] ボックス : Sampling Frequency 44.1kHz/48kHzを選択します。 [ Count ] ボックス : テスト実行中の カウントを表示します。 [ Lch Level ] ボックス : テスト実行中の Lch Level を表示します。 <KM107900> - 42 - 2012/02 [AKD4678-B] [Loop Setting] : [Loop] ダイアログ テストツール画面で[Loop Setting]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。 設定したデータの書き込みテストを実施できます。 . Figure 51. Window of [Loop] <KM107900> - 43 - 2012/02 [AKD4678-B] ■各ダイアログ機能の説明 [All Reg Write]: [All Register Write] ダイアログ メイン画面で[All Reg Write] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 メイン画面の[ SAVE ] ボタンで作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができま す。 Figure 52. Window of [All Register Write] [ Open (左) ] ボタン [ Write ] ボタン [ Write All ] ボタン [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open (右) ] ボタン [ Close ] ボタン : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。 : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。 : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 : 本機能の説明画面を開きます。 : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。 :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ 操作上の注意 ~ 1. 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 2. レジスタの内容をメイン画面 の [ Save ] ボタンで変更した場合、 その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。 <KM107900> - 44 - 2012/02 [AKD4678-B] [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログ メイン画面で[Data R/W] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。 Figure 53. Window of [Data Read/Write] [ Address ] ボックス : エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 [ Data ] ボックス : エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。 [ Mask ] ボックス : エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。 [ Data ] 入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 [ Write ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して [ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます(Note 77)。 [ Read ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタを読み込みます(Note 77)。 表示は[ Read data ] ボックス内に16進数で出力されます。 [ Close ] ボタン : 処理を終了します。 特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで キャンセルを行うことが出来ます。 Note 7. [ Write ] ボタン、[ Read ] ボタンの操作後はレジスタマップの表示が更新されます。 <KM107900> - 45 - 2012/02 [AKD4678-B] [Sequence]: [Sequence] ダイアログ メイン画面で[Sequence] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 Figure54. Window of [ Sequence ] ~ シーケンスの設定 ~ シーケンス設定は以下の手順で設定します。 1. シーケンス処理内容を選択します。 [Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。 処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。 < Select選択項目 > ・No_use ・Register ・Reg(Mask) ・Interval ・Stop ・End <KM107900> : : : : : : 未使用 レジスタ書込み レジスタ書込み(マスク指定) インターバル 一時停止 シーケンス終了 - 46 - 2012/02 [AKD4678-B] 2. 動作させるシーケンスを入力して下さい。 [ Address ] [ Data ] [ Mask ] [ Interval ] : アドレス : データ : マスク [ Data ] と[ Mask ]のAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。 Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます。 Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。 上位4bitは現在の設定値を維持します。 : インターバル時間 シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。 ・No_use : なし ・Register : [ Address ]、[ Data ]、[ Interval ] ・Reg(Mask) : [ Address ]、[ Data ]、[ Mask ]、[ Interval ] ・Interval : [ Interval ] ・Stop : なし ・End : なし ~ 操作ボタン説明 ~ 操作ボタンの機能は以下の通りです。 [ Start ] ボタン [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open ] ボタン [ Close ] ボタン : : : : : 設定したシーケンスが実行されます。 本機能の説明画面を開きます。 シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。 “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。 ダイアログを閉じ、処理を終了します。 シーケンスの一時停止 シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。 再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。 処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ]は “1”に戻ります。 [ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。 処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ]に ”1”を入力し [ Start ]ボタンを押下して実行してください。 <KM107900> - 47 - 2012/02 [AKD4678-B] [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログ メイン画面で[Sequence(File)] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)の[ SAVE ] ボタンで作成したシーケンス設定ファイルを複数割 り当て、実行することができます。 Figure55. Window of [ Sequence(File) ] [ Open (左) ] ボタン [ Start ] ボタン [ Start All ] ボタン [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open (右) ] ボタン [ Close ] ボタン : シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。 : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。 : 選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行を まとめて実施します。選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 : 本機能の説明画面を開きます。 : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。 : “*.mas”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ 操作上の注意 ~ 1. 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 2. シーケンス処理内容に Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]ボタンを押下すると先に進みます。 Figure56. Window of [ Sequence Pause ] <KM107900> - 48 - 2012/02 [AKD4678-B] 測定結果 [Measurement condition] • Measurement Unit • MCLK • BICK • fs • Power Supply • Band Width • Measurement Mode • Temperature : Audio Precession System Two Cascade : 11.2896MHz : 64fs : 44.1kHz : AVDD=DVDD=PVDD=TVDD=1.8V, SVDD=4.2V : 22Hz ~ 20kHz : External Slave Mode : Room Temperature [Measurement Result] 1. ADC a). LIN1, RIN1 pins, MGNL=MGNR=+18dB Parameter Result Lch / Rch Unit S/(N+D) (-1dBFS Input) 79.4 / 79.7 dB D-Range (-60dBFS Input, A-weighted) 87.2 / 87.2 dB S/N (A-weighted) 87.5 / 87.6 dB Interchannel Isolation 106.8 / 104.8 dB b). LIN2, RIN2 pins, MGNL=MGNR=0dB Parameter Result Lch / Rch Unit S/(N+D) (-1dBFS Input) 81.0 / 81.4 dB D-Range (-60dBFS Input, A-weighted) 92.3 / 92.4 dB S/N (A-weighted) 93.4 / 93.4 dB Interchannel Isolation 110.7 / 103.5 dB 2. DAC a) Line out (LOUT/ROUT pins, LVL=0dB, RL=20kΩ) <KM107900> Parameter Result Lch / Rch Unit S/(N+D) (0dBFS Input) 81.6 / 81.0 dB S/N (A-weighted) 92.3 / 92.3 dB Interchannel Isolation 91.8 / 92.3 dB - 49 - 2012/02 [AKD4678-B] b) Mono Line Out (LOP/LON pins, LVL=0dB, RL=20kΩ) Parameter Result Unit S/(N+D) (0dBFS Input) 73.5 dB S/N (A-weighted) 95.8 dB c) Mono Receiver Out (RCP/RCN pins, RCVG=-6dB, RL=32Ω) Parameter Result Unit S/(N+D) (0dBFS Input) 58.8 dB S/(N+D) (0dBFS Input, RCVG=0dB) 37.7 dB S/N (A-weighted) 95.1 dB -100.8 dBV Result Lch / Rch Unit Output Noise Level (RCVG=-9dB) d) HP Out (HPL/HPR pins, HPG=0dB, RL=32Ω) Parameter HPG=-4dB 9.3 / 9.6 mW Output Power (RL=32Ω) HPG=0dB 23.4 / 24.2 HPG=-4dB 17.6 / 18.9 mW Output Power (RL=16Ω) S/(N+D) (RL=32Ω) S/(N+D) (RL=16Ω) HPG=0dB 38.1 / 41.3 HPG=-4dB 70.1 / 69.5 HPG=0dB 42.5 / 46.5 HPG=-4dB 64.7 / 64.0 HPG=0dB 20.2 / 20.1 dB dB S/N (A-weighted) 95.0 / 94.7 Output Noise Level (A-weighted, HPG=-14dB) -107.1 Interchannel Isolation <KM107900> / -107.1 99.6 / 103.0 - 50 - dB dBV dB 2012/02 [AKD4678-B] e) SPK Out (SPP/SPN pins, SPKG=-6dB, RL=8Ω+10uH) Parameter Output Power <KM107900> Result SVDD=5.0V THD+N=10% SPKG=-3dBFS SVDD=4.2V THD+N=10% SPKG=-3dBFS SVDD=4.2V THD+N=1% SPKG=0dBFS SVDD=3.7V THD+N=1% SPKG=-6dBFS Unit 1.53 1.07 W 0.87 0.67 Output Voltage (-3dBFS Input) 5.48 Vpp S/(N+D) (SVDD=3.7V, Po=0.35W) 58.3 dB Output Noise Level (A-Weighted) -82.3 dBV - 51 - 2012/02 [AKD4678-B] 改定履歴 Date (yy/mm/dd) Manual Revision Board Revision Reason Page 12/02/06 KM107900 1 初版 - Contents 重要な注意事項 ● 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更すること があります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営 業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください。 ● 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報は、半導体製品の動 作例、応用例を説明するものです。お客様の機器設計において本書に記載された周辺回路、応用回路、ソ フトウェアおよびこれらに関連する情報を使用される場合は、お客様の責任において行ってください。本 書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報の使用に起因してお客様 または第三者に生じた損害に対し、弊社はその責任を負うものではありません。また、当該使用に起因す る、工業所有権その他の第三者の所有する権利に対する侵害につきましても同様です。 ● 本書記載製品が、外国為替および、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 ● 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、 直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて 高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面による同 意をお取りください。 ● この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の 責任を一切負うものではありませんのでご了承ください。 ● お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損 害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 [KM107900] 2012/02 - 52 - 5 4 3 2 1 J3 LIN/RIN + 1 3 OUT C4 0.1u DVDD C5 0.1u + C26 100u R2 0 VSS1 AVDD D RIN4 RIN3 RIN2 RIN1 IN C1 100u LIN4 LIN3 LIN2 LIN1 1 VDD R1 5.1 GND REG1 2 SVDD T1 TA48018BF JP6 LIN-SEL R3 0 JP5 RIN-SEL D PVDD JP1 TVDD-SEL TVDD R36 2.2k TEST9 IN1- TEST10 IN1+ R33 C18 1u DMCLK 2.2k R32 1M + B5 C49 10u VSS2 TVDD R30 1M VEE VSS2 PVDD C7 C C6 C15 2.2u C31 10u + C7 0.1u + DVDD 9 7 SDTIB 5 SYCNB 3 BICKB 1 VSS1 CNA B6 A7 2.2u CNB A6 CPB RIN1/IN1- G7 F7 MPWR1 LIN1/IN1+ F4 E5 F6 G4 E6 RIN3 E7 LIN3 VSS1 R31 1M C16 E1 DVDD R38 (Open) PORT1 SDTOB 10 8 6 4 2 TVDD RIN2/IN2- C6 0.1u LIN2/IN2+ C28 10u MPWR2 A5 TVDD C RIN4 LIN4 D5 D4 2.2u B7 C17 CPA TEST8 DMDAT JP3 MP1-SEL C20 1u C21 1u 2.2k LIN1 RIN1 TEST11 IN2R35 LIN2 RIN2 JP4 MP2-SEL C22 1u C23 1u AVSS C24 1u 2.2k TEST12 IN2+ TEST13 IN3- TEST14 IN3+ D3V 10u + C27 100u TEST15 IN4- C3 0.1u C25 1u GND OUT 2 TEST16 IN4+ 1 GND1 L1 1 GND IN C2 0.1u R34 3.3V C19 1u T2 TA48033BF TEST7 1.8V AVDD G5 C12 0.1u C30 10u TEST6 AVDD AVDD + R4 B1 51 SDTIB VSS1 R24 100k VCOM Bluetooth R5 B2 51 U1 A1 51 BICKB C2 51 HPR HPL AK4678 R26 100k R7 C13 1u ROUT/LON SDTOB LOUT/LOP R53 1M D7 RCN R8 51 B3 SDTO R9 51 A4 LRCK R10 51 C3 R11 51 MCKI R12 51 A2 15 VSS1 2 J2 C51 1u E3 C10 R28 0.22u 15 HP 2 TEST4 RCN G3 TEST3 RCP F3 J1 3 1 C50 1u E4 R63 22k R64 22k LineOUT JP2 Stereo B VSS1 SDTO C9 LRCK SPFIL BICK R29 0.22u 3 1 SDTI RCP A3 C11 D6 B SDTI TEST5 GND SYNCB R25 100k R6 R54 1M G6 F5 C14 0.1u PVDD E2 BICK 2.2n VSS3 F2 VSS1 SVDD C8+ 0.1u C29 10u G1 SPP F1 G2 SPN SDTOA C1 BICKA D2 D3 SDTIA SDA D1 B4 C5 SCL PDN C4 SYNCA SVDD MCKI VSS3 R60 (Open) PDN SCL R21 100k 9 7SDTIA 5SYCNA 3BICKA 1 R37 TVDD R19 51 R18 51 R20 100k SDA R17 51 R16 51 R15 51 A R14 51 R13 R43 470 51 TVDD TEST1 SPN TEST2 SPP A R22 100k AVSS VSS1 VSS2 VSS3 (Open) -535 4 SDTOA 10 8 6 4 2 PORT2 Baseband Title AKD4678-B Size Date: 3 Document Number Rev A2 2 0 AK4678 Tuesday, February 07, 2012 Sheet 1 1 of 3 5 4 3 2 1 D D U4 DSP C41 10u JP10 BICK 26 27 C 28 2 X1 11.2896MHz 29 1 U3 XTO 32 33 15 16 NC/GP1 13 14 15 TX0/GP2 TVDD 7 RP1 47k 6 5 4 3 C32 0.1u 1OCKS1 2 DIF0 3 DIF1 4 DIF2 S1 SW DIP-4 8 7 6 5 C33 0.47u C35 10u 2 3 C36 0.1u 5 IN GND OUT TC7SG07FE 4 PORT5 R46 470 R42 470 1 B C34 0.1u R41 470 U5 NC VCC H (ON) L(OFF) RX3 VSS4 RX2 1 48 47 46 TEST1 45 RX1 IPS0/RX4 2 + SW1 RESET NC INT0 R45 10k 1 H 3 10k R40 DIF0/RX5 OCKS0/CSN/CAD0 37 R44 10k 2 10k R39 L PC-SCL TEST2 OCKS1/CCLK/SCL INT1 K D1 HSU119 A B CTRL 16 CM1/CDTI/SDA 44 9 35 SN74AVC4T245PW 9 7 SCL 5 SDA 3 SDA(ACK) 1 8 D3V C48 0.1u D3V PORT4 C 14 36 10 8 6 4 2 DIF1/RX6 NC GND GND CM0/CDTO/CAD1 43 8 VCCA VCCB 10 9 10 RX0 1 C47 0.1u 11 1 2 3 4 11 VSS3 2DIR 2OE VSS1 42 1DIR 1OE PDN 41 2A2 2B2 DIF2/RX7 12 12 34 TVDD XTI VCOM 3 2A1 2B1 IPS1/IIC U2 AK4118A R 2 1A2 1B2 TX1/GP3 P/SN 40 SDTO 7 17 DAUX AVDD 6 18 XTL0 39 5 SDA 31 19 MCKO2 38 SCL 13 VIN/GP0 XTL1 C44 5p 1A1 1B1 C40 0.1u BICK C43 5p 30 BOUT/GP4 SDTO COUT/GP5 25 DIR UOUT/GP6 LRCK ADC C39 10u C42 0.1u 20 + JP8 LRCK JP9 SDTI-SEL 4 VCC IN JP7 MCLK D3V C46 0.1u + GND GND VOUT/GP7 16 9 SN74AVC4T245PW PDN GND 2 3 OPT-OUT VCCA VCCB 8 PORT6 1 C38 0.1u 14 2DIR 2OE 1 R51(Open) PORT3 2 4 6 8 10 21 C45 0.1u 1 3 5 7 9 15 1DIR 1OE 3 JP11 Master TVDD 10 2A2 2B2 2 R52 10k 11 2A1 2B1 MCLK BICK LRCK SDTI DVDD LRCK 7 51 51 51 51 22 6 R47 R48 R49 R50 D3V 12 1A2 1B2 VSS2 BICK 13 1A1 1B1 MCKO1 5 24 4 SDTI 23 MCKI 2 D3V C52 0.1u 1 2 C37 0.1u OUT GND 3 1 L2 (short) VCC OPT-IN PC-SDA D3V PC-SDA(ACK) A A Title AKD4678-B -545 4 3 Size Document Number Date: 2 Rev 0 DIR/DIT A2 Monday, May 30, 2011 1 Sheet 2 of 3 5 4 3 2 1 D D T3 TA48033BF IN GND C59 1u C54 2.2u R61 OUT 4.7k C 17 16 15 14 11 10 9 8 38 39 40 41 2 3 4 5 32 35 36 R55 R56 C57 0.1u C58 0.1u 0 0 42 43 44 1 VDD0 6 VSS0 VDD1 7 C56 10u 28 C55 10u VSS1 VDD MCLR PGD PGC GND B U7 1 VBUS 2 D- 3 D+ 4 ID 5 GND USB Connector + JP12 1 2 3 4 5 PIC + 29 C MCLR_N/Vpp/RE3 RB7/KBI3/PGD RB6/KBI2/PGC RB5/KBI1/PGM RB4/AN11/KBI0/CSSPP NC/ICCK/ICPGC RB3/AN9/CPP2/VPO NC/ICDT/ICPGD RB2/AN8/INT2/VMO NC/ICRST_N/ICVpp RB1/AN10/INT1/SCK/SCL NC/ICPORTS RB0/AN12/INT0/FLT0/SDI/SDA OSC1/CLKI RD0/SPP0 PIC18F4550 OSC2/CLKO/RA6 RD1/SPP1 TQFP 44-PIN RD2/SPP2 RD3/SPP3 RE0/AN5/CK1SPP RD4/SPP4 RE1/AN6/CK2SPP RD5/SPP5/P1B RE2/AN7/OESPP RD6/SPP6/P1C RD7/SPP7/P1D VUSB U6 RC0/T1OSO/T13CKI RC1/T1OSI/CCP2/UOE_N RC2/CCP1/P1A RA0/AN0 RA1/AN1 RA2/AN2/Vref-/CVref RA3/AN3/Vref+ RA4/T0CKI/C1OUT/RCV RA5/AN4/SS_N/HLVDIN/C2OUT RC4/D-/VM RC5/D+/VP RC6/TX/CK RC7/RX/DT/SDO 18 USB-RST C60 0.1u 12 13 33 34 R62 100k B 30 XTI 31 XTO 25 26 27 C63 22p X2 20MHz C64 22p 37 C65 470n 19 20 21 22 23 24 R57 R58 R59 51 51 51 PC-SCL PC-SDA PC-SDA(ACK) PIC18F4550 A A Title AKD4678-B Size -55- A3 Date: 5 4 3 2 Document Number Rev 0 Control Monday, May 30, 2011 Sheet 1 3 of 3