注文コード No. N ※ 6 7 3 5 LC864032B/28B/24B/20B No.N ※ 6 7 3 5 O2000 LC864032B / 28B LC864024B / 20B CMOS LSI ROM32K / 28K / 24K / 20K バイト RAM256 バイト , CRT 表示用 RAM528 バイト内蔵 8 ビット 1 チップマイクロコンピュータ 概要 LC864032B / 28B / 24B / 20B は、最小バスサイクルタイム 0.5µs で動作する CPU 部を核に、32K / 28K / 24K / 20K バイト ROM, 256 バイト RAM, 528 バイト CRT 表示用 RAM, キャプション / OSD 機能(クローズドキャプショ ン機能の実現には LA7945 等のフロントエンド IC が必要), 16 ビットタイマ / カウンタ , 10 チャネル× 7 ビット PWM, 4チャネル×4ビット AD コンバータ , 8 ビット同期式シリアルインタフェース , 2 系統の入出力端子を内 蔵した I2C バス対応シリアルインタフェース , 11 要因 9 ベクタ割り込み機能等を 1 チップに集積したクローズド キャプション TV 制御用 8 ビットマイクロコンピュータです。 特長 ■ ROM 幅広いプログラム ROM バリエーション:32K / 28K / 24K / 20K バイト ・32512 × 8 ビット(LC864032B) ・28672 × 8 ビット(LC864028B) ・24576 × 8 ビット(LC864024B) ・20480 × 8 ビット(LC864020B) ■ RAM ・256 × 8 ビット ・528 × 8 ビット (CRT 表示用) ■ CRT 表示用 RAM フルビデオ RAM 32 文字× 16 行:528 × 8 ビット 注意: 本製品は I2C バス・インタフェース回路を部分的に内蔵しています。ソフトウェアと組み合わせ て I2C バス・インタフェースを利用することができます。 I2C バス・インタフェースを利用する場合には、プログラム ROM コードをご発注頂く時に,事前 にその旨ご申告下さい。申告に基づき,以下の特典が受けられます。 Purchase of SANYO I2C components conveys a license under the Philips I2C Patents Rights to use these components in an I2C system, provided that the system comforms to the I2C Standard Specification as defined by Philips. 本書記載の製品は、極めて高度の信頼性を要する用途(生命維持装置、航空機のコントロールシステム等、 多大な人的・物的損害を及ぼす恐れのある用途)に対応する仕様にはなっておりません。そのような場合に は、あらかじめ三洋電機販売窓口までご相談下さい。 本書記載の規格値(最大定格、動作条件範囲等) を瞬時たりとも越えて使用し、その結果発生した機器の欠陥 について、弊社は責任を負いません。 〒370-0596 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号 Ver. 1.00A 32294 O2000 HK IM ◎斎藤 No.6735-1/18 LC864032B/28B/24B/20B ■ OSD 機能 ・FCC オプション機能実現を可能 1)テキストモード 2)カラー文字表示 3)小文字表示 4)イタリック文字表示 ■ LC864000 シリーズ表示機能について 項 目 1. 2. FCC 規格 LC864000 備 考 テキストモード オプション キャプションモード ◎ 15 行表示 1)ロール・アップ 2)ポップ・オン ◎ ◎ 最大 4 行表示 最大 4 行表示 ・キャラクタ色:8 色 ・全背景色出力可: 8 色 ◎ ◎ 最大 4 行表示 ・ラウンディング ・キャラクタジェネレータ ROM: ◎ ◎ 3)ペイント・オン ◎ 4)カラー表示 オプション 3. LC864000 シリーズ機能 ・最大表示文字数: 32 文字× 16 行 5)イタリック文字表示 6)アンダーライン表示 ◎ ◎ ◎ ◎ 7)フラッシュ表示 OSD モード ◎ ◎ 1)8 行/ 16 行 表示切り換え ◎ 2)標準/ 2 倍/ 4倍文字表示 ◎ 3)バックグラウンド色 4)フリンジ ◎ ◎ 6 × 9 ドット× 128 文字 ※ 112 文字: キャプションスタンダード(固定) 16 文字 : 任意設定可 8色 8色 (文字縁取り) *キャプションモードを使用する際には、LA7945 等のデータスライサを御使用ください。 ■内蔵端子 ・R, G, B, BL 出力端子内蔵 ・外部 RGB 信号入力可能(RI, GI, BI, BLI) ■バスサイクルタイム / 命令サイクルタイム LC864032B / 28B / 24B / 20B は 1 命令サイクルタイムに ROM を 2 回読み出す構成のために当社の 4 ビットマ イコン(LC66000 シリーズ)に比較して同じ命令サイクルタイムでも約 1.7 倍の処理能力を持ちます。 バスサイクルタイムは ROM の読み出し速度を表します。 バスサイクルタイム 命令サイクルタイム システムクロック発振源 発振周波数 電源電圧 0.5µs 1.0µs セラミック(CF)発振 12MHz 4.5 ∼ 5.5V 7.5µs 15.0µs 内蔵 RC 発振 800kHz 4.5 ∼ 5.5V ■ポート ・入出力ポート :3 ポート(20 本) ニブル単位で入出力指定可能なポート ビット単位で入出力指定可能なポート :1 ポート(8 本) :2 ポート(12 本) 15V 耐圧ポート ・入力ポート :1 ポート(4 本) :2 ポート(8 本) ・15V 耐圧出力ポート :1 ポート(6 本) ■ AD コンバータ ・4 チャネル× 4 ビット AD コンバータ No.6735-2/18 LC864032B/28B/24B/20B ■シリアルインタフェース ・I2C バス対応シリアルインタフェース ・8 ビットシリアルインタフェース(LSB / MSB 先頭切り換え可能) ・8 ビットボーレートジェネレータ内蔵 ■ 10 チャネル× 7 ビット PWM 出力 ・PWM 専用出力端子内蔵 ・スタティック出力可能(プログラマブル) ■タイマ ・タイマ 0 :16 ビットタイマ / カウンタ 2 ビットプリスケーラ+ 8 ビットプログラマブルプリスケーラ内蔵 モード 0:プログラマブルプリスケーラ付き 8 ビットタイマ× 2 チャネル モード 1:プログラマブルプリスケーラ付き 8 ビットタイマ+ 8 ビットカウンタ モード 2:プログラマブルプリスケーラ付き 16 ビットタイマ モード 3:16 ビットカウンタ タイマの分解能は tCYC 固定。 ・ベースタイマ:クロック選択機能 システムクロック、タイマ0のプログラマブルプリスケーラ出力より選択 ■リモコン受信回路 (P73 / INT3 / T0IN 端子と共用) ・ノイズ除去機能 ・極性切り換え機能 ■ウォッチドッグタイマ ・RC 外付けによるウォッチドッグタイマ ・割り込み、システムリセットの選択可能 ■割り込み ・11 要因 9 ベクタ (1)外部割り込み INT0 (2)外部割り込み INT1 (3)外部割り込み INT2, タイマ / カウンタ T0L(下位 8 ビット) (4)外部割り込み INT3, ベースタイマ (5)タイマ / カウンタ T0H(上位 8 ビット) (6)シリアルインタフェース 0(SIO0) (7)I2C (8)キャプション /OSD(垂直同期信号割り込み) (9)ポート 0 ・割り込み優先レジスタ内蔵 マイコンの割り込みは低レベル , 高レベル , 最高レベルの 3 レベルの多重割り込みが可能です。外部割り込 み INT2, タイマ / カウンタ T0L(下位 8 ビット)から、ポート 0 の 7 つの割り込み要因は、割り込み優先レジ スタにより低レベル , 高レベルの割り込み優先が指定できます。 また、外部割り込み INT0, INT1 は、低レベル , 最高レベルの割り込み優先が指定できます。 ■サブルーチンスタックレベル ・最大 128 レベル(スタックは RAM の中に設定) ■高速乗除算命令内蔵 ・16 ビット× 8 ビット(実行時間:7 命令サイクルタイム) ・16 ビット÷ 8 ビット(実行時間:7 命令サイクルタイム) No.6735-3/18 LC864032B/28B/24B/20B ■ 3 種類の発振回路 ・RC 発振回路(内蔵) :システムクロック用 ・CF 発振回路 ・LC 発振回路 :システムクロック用 :CRT 同期用 ■スタンバイ機能 ・HALT モード 命令の実行を停止するモードであり、リセットまたは割り込みの発生により解除可能です。 ・HOLD モード CF 発振、RC 発振を停止するモードです。HOLD モードを解除するには、次の 3 つの方法があります。 1)リセット端子に 'L' レベルを入力する。 2)P70 / INT0 端子または P71 / INT1 端子に指定されたレベルを入力する。 3)ポート 0 で割り込み条件が成立する。 ■出荷形態 ・DIP52S ■開発ツール ・エバチップ ・窓付き EPROM :LC864098 :LC86E4032 ・ワンタイム ・エミュレータ :LC86P4032 :EVA86000(本体)+ ECB864000(エバチップボード)+ POD864000(ポッド) No.6735-4/18 LC864032B/28B/24B/20B システムブロック図 割込制御 IR PLA ROM CF RC クロック ジェネレータ スタンバイ制御 PC ベースタイマ バス インタフェース ACC SIO0 ポート1 Bレジスタ タイマ0 ポート6 Cレジスタ ADC ポート7 INT0∼3 ノイズ除去フィルタ ポート9 I2C PWM0∼9 VRAM キャプション/ OSD 制御回路 キャプション インタフェース LC クロック ジェネレータ ALU PSW RAR RAM スタックポインタ CGROM ポート0 ウォッチドック タイマ ILC00033 No.6735-5/18 LC864032B/28B/24B/20B 端子配列 P10 / SO0 1 52 P07 P11 / SI0 / SB0 2 51 P06 P12 / SCK0 3 50 P05 P13 4 49 P04 P14 5 48 P03 P15 6 47 P02 P16 7 46 P01 P17 8 45 P00 TEST1 9 44 P73 / INT3 / TOIN VSS CF1 10 43 P72 / INT2 / TOIN 11 42 P71 / INT1 CF2 12 41 P70 / INT0 VDD LC1 13 40 14 39 VDD VPP P63 / SCLK1 / PWM9 LC2 15 38 P62 / SDA1 / PWM8 RES 16 37 P61 / SCLK0 / PWM7 P90 / AN0 / BLI 17 36 P60 / SDA0 / PWM6 P91 / AN1 / BI 18 35 PWM5 P92 / AN2 / GI 19 34 PWM4 P93 / AN3 / RI 20 33 PWM3 R 21 32 PWM2 G 22 31 PWM1 B 23 30 PWM0 BL 24 29 CPDI HS 25 28 CPCK VS 26 27 O/E ILC00008 外形図 3128 (unit : mm) 27 0.25 15.24 13.8 52 1 26 0.48 1.05 1.78 0.75 0.51min 4.25 3.8 5.1max 46.0 SANYO:DIP52S(600mil) No.6735-6/18 LC864032B/28B/24B/20B 端子機能 端子名 番号 入出力 TEST1 VSS 9 10 出力 − テスト端子(オープンで使用) 電源の−端子 CF1 CF2 11 12 入力 出力 セラミック発振子用入力端子 セラミック発振子用出力端子 VDD LC1 13 14 − 入力 電源の+端子 LC 発振回路入力端子 LC2 RES 15 16 出力 入力 LC 発振回路出力端子 リセット端子 R G 21 22 出力 出力 RGB 映像出力の赤(R)出力端子 RGB 映像出力の緑(G)出力端子 B BL 23 24 出力 出力 RGB 映像出力の青(B)出力端子 ファストブランキング(fast blanking)制御記号 機能説明 オプション HS 25 入力 TV の映像信号とキャプション / OSD の映像信号の切り換え 水平同期信号入力端子(Horizontal Sync signal) VS O/E 26 27 入力 入力 垂直同期信号入力端子(Vertical Sync signal) フィールド制御端子 CPCK 28 入力 (キャプションデータスライサと接続) キャプションクロック入力端子 CPDI 29 入力 (キャプションデータスライサと接続) キャプションデータ入力端子 出力 (キャプションデータスライサと接続) PWM0 ∼ 5 の専用出力端子 PWM0 ∼ 30 ∼ 35 PWM5 VDDVPP 40 − *1 ポート 0 P00 ∼ P07 45 ∼ 52 入出力 ポート 1 P10 ∼ P17 1∼8 入出力 15V 耐圧 電源の+端子 8 ビットの入出力ポート プルアップ抵抗 4 ビット単位の入出力指定可能 HOLD 解除入力 有 / 無 出力形式 割り込み入力 8 ビットの入出力ポート CMOS / Nch-OD 出力形式 1 ビット単位の入出力指定可能 端子機能 CMOS / Nch-OD P10 P11 SIO0 データ出力 SIO0 データ入力 / バス入出力 P12 SIO0 クロック入出力 *1 VDD 端子と VDDVPP 端子は電気的にショートしてください。 LSI VDD 電源 VDD VPP VSS ILC00024 No.6735-7/18 LC864032B/28B/24B/20B 端子名 番号 ポート 6 P60 ∼ P63 36 ∼ 39 入出力 入出力 機能説明 オプション 4 ビットの入出力ポート 1 ビット単位の入出力指定可能 15V 耐圧 端子機能 ポート 7 P70 41 P71 ∼ P73 42 ∼ 44 入出力 P60 P61 I2C データ入出力 / PWM6 出力 I2C クロック出力 / PWM7 出力 P62 P63 I2C データ入出力 / PWM8 出力 I2C クロック出力 / PWM9 出力 4 ビットの入力ポート 端子機能 入力 プルアップ抵抗 有/無 P70 INT0 入力 / HOLD 解除入力 / ウォッチドッグタイマ用 Nch-Tr 出力 P71 P72 INT1 入力 / HOLD 解除入力 INT2 入力 / タイマ 0 イベント入力 P73 INT3 入力(ノイズ除去フィルタ付入力) / タイマ 0 イベント入力 インタラプト受付形式 , ベクタアドレス 立 立 立立 H ち ち ちち レ 上 下 上下 ベ が が がが ル り り りり INT0 ○ ○ × ○ P90 ∼ P93 17 ∼ 20 入力 ベ ク タ ○ 03H ○ ○ × ○ ○ × ○ × 0BH 13H INT3 ○ ○ 4 ビットの入力ポート ○ × × 1BH INT1 INT2 ポート 9 L レ ベ ル ○ ○ 端子機能 AD 変換入力ポート(4 本) 外部 RGB 映像信号入力ポート P90 BLI 外部 RGB 映像信号入力 P91 P92 BI GI 外部 RGB 映像信号入力 外部 RGB 映像信号入力 P93 RI 外部 RGB 映像信号入力 リセット期間中の端子の状態 端子名 入出力モード オプションでプルアップオプション有 指定時のプルアップ抵抗の状態 ポート 0, 7 ポート 1 入力 入力 固定プルアップ抵抗有り プログラマブルプルアップ抵抗 OFF No.6735-8/18 LC864032B/28B/24B/20B 1. 絶対最大定格 / Ta=25℃, VSS=0V 項目 記号 適用端子・備考 最大電源電圧 VDDMAX VDD, VDDVPP 入力電圧 VI(1) ・ポート 71, 72, 73, 9 ・RES, HS, VS, CPCK 出力電圧 入出力電圧 VO(1) VO(2) VIO(1) 条件 VDD=VDDVPP 規格 VDD[V] typ max unit − 0.3 min ∼ + 7.0 V − 0.3 ∼ VDD + 0.3 ・CPDI, O / E R, G, B, BL − 0.3 ∼ PWM0 ∼ PWM5 ポート 0, 1, 70 − 0.3 − 0.3 ∼ ∼ VDD + 0.3 15 VDD + 0.3 − 0.3 −2 ∼ 15 VIO(2) 高 ピーク出力電流 IOPH(1) ポート 6 ポート 0, 1 プルアップ MOS Tr. 出力 レ ベ ポート 0, 1 適用1端子当り CMOS 出力 −4 R, G, B, BL 適用1端子当り CMOS 出力 −5 Σ IOAH(1) ポート 1 適用1端子当り 適用全端子合計 − 10 Σ IOAH(2) Σ IOAH(3) ポート 0 R, G, B, BL 適用全端子合計 適用全端子合計 − 10 − 12 ポート 0, 1 ポート 70 適用1端子当り 適用1端子当り 20 30 ・R, G, B, BL ・ポート 6 適用1端子当り 5 Σ IOAL(1) ・PWM0 ∼ PWM5 ポート 0 適用全端子合計 40 Σ IOAL(2) Σ IOAL(3) ポート 1, 70 R, G, B, BL 適用全端子合計 適用全端子合計 40 12 Σ IOAL(4) ・ポート 6 ・PWM0 ∼ PWM5 適用全端子合計 30 許容消費電力 動作周囲温度 Pdmax Topg DIP52S Ta= − 30 ∼+ 70℃ 保存周囲温度 Tstg ル 出 力 電 合計出力電流 流 IOPH(2) IOPH(3) 低 ピーク出力電流 IOPL(1) IOPL(2) レ ベ IOPL(3) ル 出 力 合計出力電流 電 流 mA − 30 ∼ 430 70 − 55 ∼ 150 mW ℃ No.6735-9/18 LC864032B/28B/24B/20B 2. 許容動作範囲 / Ta = − 30 ∼+ 70℃, VSS=0V 項目 記号 適用端子・備考 条件 規格 max unit 動作電源電圧 VDD VDD 0.98µs ≦ tCYC 4.5 5.5 V メモリ保持電源電圧 VHD VDD tCYC ≦ 1.02µs HOLD モード時 2.0 5.5 ポート 0(シュミット) RAM, レジスタ保持 出力ディセーブル 高レベル入力電圧 VIH(1) VIH(2) ・ポート 1(シュミット) 出力ディセーブル ・ポート 6 VDD[V] min typ 4.5 ∼ 5.5 0.6VDD 4.5 ∼ 5.5 0.75VDD VDD VDD 4.5 ∼ 5.5 0.75VDD VDD ・ポート 72, 73 ・HS, VS, O / E ・CPCK, CPDI ・ポート 9 VIH(3) 外部 RGB, BL 入力 ・ポート 70 出力 Nch Tr. オフ ポート入力/ 割り込み側 ・ポート 71 ・RES (シュミット) 低レベル入力電圧 VIH(4) ポート 70 出力 Nch Tr. オフ ウオッチドッグタイマ側 4.5 ∼ 5.5 VDD − 0.5 VDD VIH(5) ポート 9 ポート入力 4.5 ∼ 5.5 0.7VDD VDD VIL(1) VIL(2) ポート 0(シュミット) 出力ディセーブル ・ポート 1(シュミット) 出力ディセーブル 4.5 ∼ 5.5 4.5 ∼ 5.5 VSS VSS 0.2VDD 0.25VDD Nch Tr. オフ 4.5 ∼ 5.5 VSS 0.25VDD Nch Tr. オフ 4.5 ∼ 5.5 VSS 0.6VDD 4.5 ∼ 5.5 VSS 0.3VDD ・ポート 6 ・ポート 72, 73 ・HS, VS, O / E ・CPCK, CPDI ・ポート 9 外部 RGB, BL 入力 VIL(3) ・ポート 70 ポート入力/ 割り込み側 ・ポート 71 VIL(4) ・RES(シュミット) ポート 70 VIL(5) ウオッチドッグタイマ側 ポート 9 ポート入力 命令サイクルタイム tCYC(1) OSD 機能 4.5 ∼ 5.5 0.98 発振周波数範囲 tCYC(2) FmCF CF1, CF2 OSD 機能無し 4.5 ∼ 5.5 12MHz セラミック発振時 4.5 ∼ 5.5 0.98 11.76 FmLC LC1, LC2 図1参照 12.5MHz LC 発振 4.5 ∼ 5.5 11 図 2 参照 内蔵 RC 発振 4.5 ∼ 5.5 0.4 (注 1) FmRC 発振安定時間 (注 2) tmsCF CF1, CF2 12MHz セラミック発振時 4.5 ∼ 5.5 図 4 参照 1 1.02 µs 12 30 12.24 MHz 13.2 0.8 2.0 0.02 0.2 ms (注1) 発振定数は表 1, 2 参照のこと。なお、LC 発振周波数はセラミック発振周波数± 100kHz を避けること。 LC 発振特性は図 3 を参考のこと。 (注2) 発振安定時間は、電源印加後、 HOLD モード解除後、メインクロック発振停止解除後、発振が安定する のに必要な時間です。図 4 参照のこと。 No.6735-10/18 LC864032B/28B/24B/20B 3. 電気的特性 / Ta = − 30 ∼+ 70℃, VSS=0V 項目 高レベル入力電流 記号 IIH(1) IIH(2) 適用端子・備考 条件 ・ポート 1 出力ディセーブル ・プルアップ MOS Tr 無しのポート 0 プルアップ MOS Tr. オフ VIN=VDD (出力 Tr. のオフリーク電流 を含む) ・プルアップ MOS Tr. 無しのポート 7 VIN=VDD 規格 VDD[V] 4.5 ∼ 5.5 min typ 4.5 ∼ 5.5 max unit 1 µA 1 ・Nch-MOS Tr. off 時のポート 6 ・ポート 9 ・RES ・HS, VS, O / E ・CPCK, CPDI 低レベル入力電流 IIL(1) IIL(2) ・ポート 1 ・プルアップ MOS Tr 4.5 ∼ 5.5 出力ディセーブル プルアップ MOS Tr. オフ 無しのポート 0 VIN=VSS (出力 Tr. のオフリーク電流 ・プルアップ MOS Tr. −1 を含む) VIN=VSS 4.5 ∼ 5.5 −1 VIN=VSS 4.5 ∼ 5.5 −1 IOH= − 1.0mA 4.5 ∼ 5.5 VDD − 1 IOH= − 0.1mA IOL=10mA ・IOL=1.6mA 4.5 ∼ 5.5 VDD − 0.5 無しの ポート 7 ・Nch-MOS Tr. off 時のポート 6 ・ポート 9 IIL(3) 高レベル出力電圧 低レベル出力電圧 ・RES ・HS, VS, O / E VOH(1) ・CPCK, CPDI ・CMOS 出力の VOH(2) ポート 0, 1 ・R, G, B, BL VOL(1) VOL(2) ポート 0, 1 ポート 0, 1 V 4.5 ∼ 5.5 4.5 ∼ 5.5 1.5 0.4 ・ポート 6 ・R, G, B, BL 4.5 ∼ 5.5 ・IOL=3.0mA ・全端子の1本当りの 0.4 ・PWM0 ∼ PWM5 ポート 70 IOL は 3mA 以下の時 IOL=1mA 4.5 ∼ 5.5 ・ポート 0, 1 ・ポート 7 VOH=0.9VDD 4.5 ∼ 5.5 ・ポート 0, 1 の合計電流 は 40mA 以下の時 VOL(3) プルアップ MOS Tr. 抵抗 VOL(4) Rpu 0.4 13 38 80 kΩ 5 µA 出力オフリーク電流 IOFF(1) ・ポート 6 ・PWM0 ∼ PWM5 VOUT=13.5V 4.5 ∼ 5.5 ヒステリシス電圧 VHIS ・ポート 0, 1 ・ポート 6, 7 出力ディセーブル 4.5 ∼ 5.5 0.1VDD V ・f=1MHz 4.5 ∼ 5.5 10 pF ・RES ・HS, VS, O / E 端子容量 CP ・CPCK, CPDI 全端子 ・被測定端子以外は、 VIN=VSS ・Ta=25℃ No.6735-11/18 LC864032B/28B/24B/20B 4. シリアル入出力特性 / Ta = − 30 ∼ + 70℃, VSS=0V 項目 シ 入 周期 リ 力 低レベル ク ア ロ パルス幅 ル ッ ク ク ロ 出 ッ 力 ク ク ロ 適用端子・備考 tCKCY(1) ・SCK0 tCKL(1) ・SCLK0, SCLK1 高レベル パルス幅 tCKH(1) 周期 低レベル tCKCY(2) tCKL(2) パルス幅 ッ 高レベル ク パルス幅 シ デ−タセット リ アップ時間 ア ル 入 デ−タホ−ルド 力 時間 シ シリアルクロック リ が外部クロック ア 時の出力遅延 ル 時間 出 力 記号 ・SCK0 ・SCLK0, SCLK1 min 4.5 ∼ 5.5 2 4.5 ∼ 5.5 1 4.5 ∼ 5.5 1 ・オープンドレイン出力時は 4.5 ∼ 5.5 1kΩ のプルアップ抵抗 4.5 ∼ 5.5 2 ・SCK0, SCLK0, SCLK1 4.5 ∼ 5.5 ・SB0 ・SDA0 の立ち上がりに対し て規定する。 ・SDA1 ・図 6 参照 4.5 ∼ 5.5 ・SO0 ・SCK0, SCLK0, SCLK1 4.5 ∼ 5.5 ・SB0 ・SDA0 の立ち下がりに対し て規定する。 ・SDA1 ・オープンドレイン出力時は 1kΩ のプルアップ抵抗 typ max unit tCYC 1 / 2tCKCY 4.5 ∼ 5.5 ・SI0 tCKI tCKO(1) 規格 VDD[V] ・図 6 参照 を外付けする。 ・図 6 参照 tCKH(2) tICK 条件 1 / 2tCKCY µs 0.1 0.1 7 /12tCYC + 0.2 を外付けする。 ・図 6 参照 シリアルクロック tCKO(2) が内部クロック ・SO0 ・SB0 ・SCK0, SCLK0, SCLK1 4.5 ∼ 5.5 の立ち下がりに対し 時の出力遅延 時間 ・SDA0 ・SDA1 て規定する。 ・オープンドレイン出力時は 1 / 3tCYC + 0.2 1kΩ のプルアップ抵抗 を外付けする。 ・図 6 参照 No.6735-12/18 LC864032B/28B/24B/20B 5. パルス入力条件 / Ta = − 30 ∼+ 70℃, VSS=0V 項目 記号 適用端子・備考 条件 高・低レベル tPIH(1) ・INT0, INT1 ・割り込み要因フラグ パルス幅 tPIL(1) ・INT2 / T0IN をセットできる。 ・タイマ / カウンタ 0 が 規格 VDD[V] 4.5 ∼ 5.5 tPIH(2) ノイズ除去フィルタの パルスカウントできる。 ・割り込み要因フラグ 4.5 ∼ 5.5 tPIL(2) 時定数が 1 / 1 の 場合の INT3 / T0IN をセットできる。 ・タイマ / カウンタ 0 が tPIH(3) ノイズ除去フィルタの パルスカウントできる。 ・割り込み要因フラグ 4.5 ∼ 5.5 tPIL(3) 時定数が 1 / 16 の 場合の INT3 / T0IN をセットできる。 ・タイマ / カウンタ 0 が tPIL(4) RES パルスカウントできる。 リセットできる。 4.5 ∼ 5.5 tPIH(5) tPIL(5) HS, VS 表示位置の制御ができる。 4.5 ∼ 5.5 HS, VS のアクティブエッジ min typ max 1 unit tCYC 2 32 200 µs 2 tCYC は , 1tCYC 以上離れて いること。図 8 参照 立上がり / 立下がり 時間 tTHL, tTLH HS 図 8 参照 4.5 ∼ 5.5 500 ns max unit 6.AD 変換特性 / Ta = − 30 ∼+ 70℃, VSS=0V 項目 記号 適用端子・備考 条件 規格 VDD[V] min 分解能 絶対精度 コンパレート 変換時間 リファレンス電流 typ 4 ±1/4 tCAD Vref 選択後、変換 1 ビット変換時間 結果確定まで =2 × tCYC (ラダー抵抗を規定する) IREF アナログ入力 電圧範囲 VAIN アナログポート 入力電流 IAINH IAINL AN0 ∼ AN3 1.0 VSS VAIN=VDD VAIN=VSS bit ±1/2 1.96 LSB µs 2.0 mA VDD V 1 µA −1 No.6735-13/18 LC864032B/28B/24B/20B 7. 消費電流特性 / Ta = − 30 ∼ + 70℃, VSS=0V 項目 記号 通常動作時消費 電流 IDDOP(1) 適用端子・備考 VDD 規格 条件 VDD[V] ・FmCF=12MHz (注4) max unit 4.5 ∼ 5.5 min typ 15 25 mA 4.5 ∼ 5.5 5 10 mA 4.5 ∼ 5.5 400 800 µA 4.5 ∼ 5.5 0.05 20 µA セラミック発振時 ・FmLC=12.5MHz LC 発振時 ・システムクロックは 12MHz 側 HALT モ−ド IDDHALT(1) VDD 消費電流(注4) ・内蔵 RC 発振は停止 ・HALT モード ・FmCF=12MHz セラミック発振時 ・FmLC=0Hz (発振停止) ・システムクロックは 12MHz 側 ・内蔵 RC 発振は停止 IDDHALT(2) VDD ・HALT モード ・FmCF=0MHz (発振停止) ・FmLC=0Hz (発振停止) ・システムクロックは内蔵 RC HOLD モ−ド 消費電流(注4) IDDHOLD(1) VDD IDDHOLD(2) ・HOLD モード ・全発振停止 (注4) 消費電流は出力 Tr. および プルアップ MOS Tr. に流れる電流を含まない。 表 1 セラミック発振保証定数(メインクロック) 発振の種類 メ−カ 発振子 12MHz セラミック発振 ムラタ C1 C2 CSA12.0MTZ 33pF 33pF CSA12.0MT CST12.0MT 33pF 33pF 京セラ KBR-12.0M ※ C1,C2 はK公差(± 10%) 、SL 特性を使用すること。 22pF 内蔵 22pF 表 2 LC 発振推奨定数(OSD クロック) 発振の種類 L C3 C4 12.5MHz LC 発振 12µH 16pF 16pF (注意) ・回路パタ−ンの影響を受けるので、発振に関わる部品はできるだけパタ−ン長を伸ばさないように近くに 配置すること。 ・上記以外の発振子を用いた場合には、特性を保証できない。 No.6735-14/18 LC864032B/28B/24B/20B CF1 CF2 CF C1 LC1 C2 L C3 図1 メインクロック(セラミック発振) LC2 C4 図2 OSDクロック(LC発振) ILC00054 ILC00055 周波数 f [MHz] → VDD=5V Ta=25°C A 16 14 A : 10µH B : 12µH C : 15µH B C この特性曲線は参考値で あり、特性の保証を行う ものではない。 12 10 8 8 10 12 15 18 22 容量 C[pF] → 図3 LC発振周波数特性 ILC00056 No.6735-15/18 LC864032B/28B/24B/20B VDD 動作VDD下限 0V 電源 リセット時間 RES 内蔵RC発振 Tms CF CF1, CF2 動作モード 不定 リセット 命令実行 <電源印加と発振安定時間> HOLD解除信号 Valid 内蔵RC発振 Tms CF CF1, CF2 動作モード HOLD 命令実行 <HOLD解除信号と発振安定時間> 図4 発振安定時間 ILC00049 VDD RRES RES CRES (注意)リセット時間が200µs以上になるように RRES, CRESの値を決めること。 図5 リセット回路 ILC00050 No.6735-16/18 LC864032B/28B/24B/20B 0.5VDD ACタイミング測定点 VDD tCKCY tCKL tCKH SCK0 SCK1 1kΩ tICK tCKI SI0 SI1 tCKO 50pF SO0, SO1 SB0, SB1 タイミング テスト負荷 図6 シリアル入出力テスト条件 tPIL ILC00077 tPIH 図7 パルス入力タイミング条件1 tPIH (5) tPIL (5) 0.75 VDD HS ILC00078 0.75 VDD HS 0.25 VDD 0.25 VDD tTLH tTLH tPIL (5) VS VS tPIH (5) ±1Tcyc以上 ±1Tcyc以上 (a) 立ち下がり同期 (Lowアクティブ) の場合 (b) 立ち上がり同期 (Highアクティブ) の場合 図8 パルス入力タイミング条件2 ILC00079 10kΩ HS HS C536 図9 推奨インタフェース回路 ILC00080 No.6735-17/18 LC864032B/28B/24B/20B 本書記載の製品は、定められた条件下において、記載部品単体の性能・特性・機能などを規定するものであ り、お客様の製品(機器)での性能・特性・機能などを保証するものではありません。部品単体の評価では 予測できない症状・事態を確認するためにも、お客様の製品で必要とされる評価・試験を必ず行って下さい。 弊社は、高品質・高信頼性の製品を供給することに努めております。しかし、半導体製品はある確率で故障 が生じてしまいます。この故障が原因となり、人命にかかわる事故、発煙・発火事故、他の物品に損害を与 えてしまう事故などを引き起こす可能性があります。機器設計時には、このような事故を起こさないような、 保護回路・誤動作防止回路等の安全設計、冗長設計・機構設計等の安全対策を行って下さい。 本書記載の製品が、外国為替及び外国貿易法に定める規制貨物(役務を含む)に該当する場合、輸出する 際に同法に基づく輸出許可が必要です。 弊社の承諾なしに、本書の一部または全部を、転載または複製することを禁止します。 本書に記載された内容は、製品改善および技術改良等により将来予告なしに変更することがあります。した がって、ご使用の際には、「納入仕様書」でご確認下さい。 この資料の情報(掲載回路および回路定数を含む)は一例を示すもので、量産セットとしての設計を保証す るものではありません。また、この資料は正確かつ信頼すべきものであると確信しておりますが、その使用 にあたって第3者の工業所有権その他の権利の実施に対する保証を行うものではありません。 PS No.6735-18/18