Untitled

株主の皆様へ
代表執行役
執行役会長
兼執行役社長
平素は、株主の皆様には格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上
げます。
当上半期(第2四半期連結累計期間)
における世界経済は、
さ
まざまな課題があるものの、
緩やかな回復傾向が続いており、
底堅
さが見られました。米国は、景気の緩やかな回復が続いており、中
国をはじめとする新興国においても緩やかな持ち直しの動きとなり
ました。一方、欧州は、各国の緊縮財政の影響等により、総じて弱
い動きが続きました。わが国経済は、
金融緩和政策への期待から
為替が円安基調となり、
これによる輸出環境の改善や国内生産の
増加等のため輸出、
生産ともに持ち直し堅調に推移しました。
当社グループの関連業界では、
自動車は、
輸出改善を背景に国
内生産が持ち直し、
海外では欧州市場を除く北米やアジア等の地
域で需要が増加しました。携帯電話は、
スマートフォンの市場が拡
大し、
新興国を中心に販売は好調でした。半導体は、
スマートフォン
やタブレット端末の需要は旺盛でしたが、薄型テレビやパソコンが
低調に推移しました。国内住宅建設は持ち直しの動きとなり、
公共
投資も堅調に推移しました。鉄鋼は、
建設需要や自動車生産持ち
直しの動きを受け、
生産が増加しました。
また、当社は、平成25年7月1日付で日立電線株式会社と合併
いたしました。
これに伴い、
電線材料カンパニーを新設し、
その業績
は「電線材料」事業として当第2四半期連結会計期間から当社グ
ループ業績に反映しております。
このような状況のもと、
当上半期における当社グループの売上高
は、
前年同期比28%増の350,463百万円となりました。経常利益は、
-1-
前年同期比7,418百万円増の22,707百万円、四半期純利益は、
特別損失として外国付加価値税等3,166百万円、訴訟関連費用
1,000百万円、
事業構造改善費用902百万円を計上したことにより、
前年同期比1,250百万円減の9,635百万円となりました。
中間配当につきましては、
1株当たり7円とさせていただきました。
当社グループを取り巻く事業環境は、
世界経済を巡る不確実性
があるものの、
輸出の持ち直しや、
各種経済対策の効果から、
景気
回復の動きが確かなものになると期待されます。
当社グループの関連業界においては、
自動車は、
米国の堅調な
成長が見込まれますが、
アジア市場の成長鈍化と欧州市場の停滞
で、
全体では緩やかな成長になると見込まれます。携帯電話は、
国
内市場全体としては振るわないものの、
スマートフォン需要は拡大
すると見込まれます。半導体は、
薄型テレビやパソコンの市場回復
は見込めませんが、
スマートフォンやタブレット端末の急成長を背景
に、回復が見込まれます。国内住宅建設は、増加傾向が続き、公
共投資も各種経済対策の効果から、
底堅く推移すると見込まれま
す。鉄鋼は、国内の建設需要や円安を背景とした輸出の増加が
見込まれ、
生産が増加すると考えられます。
このような状況のもと、日立電線株式会社との合併により、事業
領域を拡大した新生日立金属グループとして、材料・製品開発力
の強化、
市場基盤・顧客基盤の強化・拡大およびグローバル生産・
販売体制の整備等を図ります。
また、
当社グループは、
新たな発展の実現に向け、
2013年度から
2015年度までを実行期間とする「2015年度中期経営計画」を策
定しております。2015年度中期経営計画においては、グローバル
成長戦略の強化・加速、
新製品創出・新技術開発力の強化および
統合新会社としてのシナジー実現等を図り、
高機能材料メーカーと
して持続的発展をめざしてまいります。
今後とも皆様の変わらぬご指導とご支援をお願い申し上げます。
平成25年11月
-2-
上半期(第2四半期連結累計期間)の事業の概況
高級金属製品
売上高116,973百万円(前年同期比3%増)
特殊鋼については、金型・工具用材料は、海外向けの需要が回
復し好調に推移し、
期後半には国内向けの需要も自動車生産の持
ち直し等に伴い回復に転じたものの、
前年同期比では減少しました。
エレクトロニクス関連材料は、
ディスプレイ関連材料の需要が中小
型用等で好調に推移し、
半導体等パッケージ材料も回復基調となり、
前年同期比で増加しました。
産業機器・エネルギー関連材料は、
自動車関連材料が燃費向上
等、環境親和製品への需要が堅調に推移し増加し、
エネルギー関
連材料についても航空機関連材料が伸長し増加しました。
ロールにおいては、各種ロールについては、海外の需要は増加し
たものの、
国内の需要が低調に推移し減少しました。
射出成形機用部品については、国内向け、海外向けともに回復
基調となり、
前年同期対比で微増となりました。
アモルファス金属材料においては、
主要市場である中国において、
政府の省エネ機器導入推進政策等により需要が旺盛に推移し増
加しました。
切削工具については、
産業機械等の国内需要は回復に至らなか
ったものの、
輸出環境改善を背景に海外向けが堅調に推移し増加
しました。
磁性材料
売上高64,455百万円(前年同期比17%減)
マグネットにおいては、
希土類磁石は、
ハイブリッド車や国内の自動
車用電装部品は好調に推移し、
FA関連の需要も持ち直し傾向とな
ったものの、
ハードディスクドライブ関連は市場の低迷が続いており、
また原材料価格の低下による影響もあり、
前年同期比では減少とな
りました。
フェライト磁石は、
国内、
海外とも自動車用電装部品および家電用
部品の需要が好調に推移し増加しました。
軟質磁性材料およびその応用品については、
ソフトフェライトは、
太
陽光発電用部品や自動車用電装部品等への需要が好調に推移
したことに加え、
ファインメットも、
期前半に欧州向け太陽光発電用部
品の需要が堅調に推移し、
全体で増加しました。
高級機能部品
売上高91,121百万円(前年同期比9%増)
自動車用鋳物については、耐熱鋳造部品は、
主要市場である欧
州の景気低迷による影響が続いたものの、
米国や国内における自動
-3-
車エンジンのダウンサイジング化に伴う需要が好調に推移し、
高級ダ
クタイル鋳鉄製品は、
米国等の海外乗用車の旺盛な需要が続き、
国
内も商用車を中心とした需要が好調に推移したことから、
全体として
増加しました。
アルミホイールは、
米国、
国内ともに計画を下回り、
前年同期比で微
減となりました。
配管機器においては、
各種管継手は、
国内住宅着工戸数の持ち
直しに加え、
米国の住宅市場が順調に回復している等の影響から、
増加しました。
ステンレス及びプラスチック配管機器については、
ガス用製品に対
する施工性・耐震性の高評価により需要が好調に推移し、
増加しま
した。
建築部材については、国内民間設備投資や堅調な国内公共投
資に支えられ、
鉄骨造建設需要が好調に推移し、
増加しました。
電線材料
売上高79,159百万円
電線については、電力・産業システムは公共投資関連に加え、鉄
道新設案件の需要が堅調に推移し、
太陽光発電施設等の建設向
けの需要も堅調に推移しました。
電子・通信材料は半導体製造装置用を中心に好調に推移し、
電
機材料については、
巻線は低調に推移したものの、
太陽電池関連の
需要は好調となりました。
自動車部品においては、注力分野である電装部品を中心とした
需要が堅調に推移、新車種向けの立ち上げ等もあり、売上高が着
実に伸長しました。
情報デバイスについては、
スマートフォン普及による通信事業者の
ネットワーク増強投資に伴うネットワーク機器の売上増加により、
好調
に推移しました。
その他
売上高1,652百万円(前年同期比31%減)
(注)各事業の売上高は、
各事業間の内部売上高又は振替高を含
んでおります。なお、第1四半期連結会計期間より、従来の「電
子・情報部品」は「磁性材料」へと事業区分の名称を変更し
ております。
また、
平成25年7月1日の日立電線株式会社との合併に伴い、
「電線材料」の事業区分を新設しております。
-4-
連結業績の推移
売上高(億円)
6,500
6,000
5,500
5,569
5,358
5,202
5,000
通期
4,500
上半期
4,000
3,505
3,500
3,000
2,500
2,542
2,744
2,617
2,000
1,500
1,000
500
0
第74期
第75期
第76期
第77期
(平成22年度)(平成23年度)(平成24年度)(平成25年度)
セグメント別売上高構成比[第77期(平成25年度)上半期]
その他
0.5%
電線材料
22.4%
高級機能部品
25.8%
高級金属製品
33.1%
磁性材料
18.2%
(注)
セグメント別売上高構成比は、
各事業間の内部売上高または振替高を含め
た数値に基づいて算出しております。
-5-
営業利益(億円)
500
431
449
通期
400
上半期
300
219
200
211
231
170
165
100
0
第74期
第75期
第76期
第77期
(平成22年度)(平成23年度)(平成24年度)(平成25年度)
純利益(億円)
300
通期
250
222
上半期
200
179
150
100
130
109
103
96
68
50
0
第74期
第75期
第76期
第77期
(平成22年度)(平成23年度)(平成24年度)(平成25年度)
-6-
四半期連結貸借対照表の要旨(平成25年9月30日現在)
〔当第2四半期連結会計期間末〕
(単位:百万円)
科 目 金 額
流
動
資
産
474,809
現 金 及 び 預 金
45,895
受取手形及び売掛金
185,310
有 価 証 券
394
商 品 及 び 製 品
53,703
仕 掛 品
45,569
原材料及び貯蔵品
50,091
繰 延 税 金 資 産
13,321
未 収 入 金
34,944
関 係 会 社 預 け 金
35,467
そ の 他
10,835
貸
倒
引
当
金
△
720
固
定
資
産
333,482
有 形 固 定 資 産
238,031
建 物 及 び 構 築 物
73,110
機械装置及び運搬具
90,341
工具、器具及び備品
11,628
土 地
56,385
建
設
仮
勘
定
6,496
リ
ー
ス
資
産
71
無 形 固 定 資 産
46,638
の れ ん
34,748
そ の 他
11,890
投資等その他の資産
48,813
投 資 有 価 証 券
34,045
長
期
貸
付
金
2,453
繰 延 税 金 資 産
2,447
そ の 他
12,867
貸
倒
引
当
金
△ 2,999
資
産
合
計
808,291
流
動
負
債
297,895
支払手形及び買掛金
159,254
短
期
借
入
金
48,989
一年内返済予定の長期借入金
25,953
未 払 法 人 税 等
6,555
未 払 費 用
29,979
前 受 金
2,496
繰 延 税 金 負 債
44
役 員 賞 与 引 当 金
235
課 徴 金 引 当 金
1,807
そ の 他
22,583
固
定
負
債
173,948
社 債
35,000
転換社債型新株予約権付社債
4,495
長
期
借
入
金
73,701
役員退職慰労引当金
150
関係会社事業損失引当金
396
環 境 対 策 引 当 金
1,137
退職給付に係る負債
51,035
繰 延 税 金 負 債
2,173
負
の
の
れ
ん
29
資 産 除 去 債 務
212
そ の 他
5,620
負
債
合
計
471,843
株
主
資
本
353,794
資
本
金
26,284
資
本
剰
余
金
115,690
利
益
剰
余
金
212,742
自 己 株 式
△
922
その他の包括利益累計額合計
△29,146
その他有価証券評価差額金
4,722
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
△ 1,188
為替換算調整勘定
△11,181
退職給付に係る調整累計額
△21,499
少 数 株 主 持 分
11,800
純 資 産 合 計
336,448
負 債 純 資 産 合 計
808,291
-7-
四半期連結損益計算書の要旨
〔当第2四半期連結累計期間〕
1日
( 自至 平成25年4月
平成25年9月30日 )
(単位:百万円)
科
目
売
上
高
売 上 原 価
売 上 総 利 益
販売費及び一般管理費
営 業 利 益
営
業
外
収
益
営
業
外
費
用
経
常
利
益
特 別 利 益
特 別 損 失
事業構造改善費用
訴 訟 関 連 費 用
外国付加価値税等
税金等調整前四半期純利益
法 人 税 等
少数株主損益調整前四半期純利益
少 数 株 主 利 益
四 半 期 純 利 益
四半期連結キャッシュ・フローの状況
〔当第2四半期連結累計期間〕
金 額
350,463
278,151
72,312
49,188
23,124
2,724
3,141
22,707
389
5,068
902
1,000
3,166
18,028
8,092
9,936
301
9,635
平成25年4月 1 日
( 自至 平成25年9月30日
)
(単位:百万円)
営 業 キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
投 資 キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
財 務 キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
現金及び現金同等物の四半期末残高
-8-
52,419
△13,722
△11,844
81,756
事業所紹介
高砂工場
(所在地:茨城県日立市)
自動車、産業インフラ分野で安心、便利に貢献する
高砂工場は、
日立市北部に位置する電線材料カンパニーの主力工
場のひとつです。
当工場では、
携帯電話通信網などに使用される情報ネットワーク機器
や基地局用アンテナシステムの他、自動車の電装部品など、
さまざまな
製品の開発・設計・製造をしております。いずれの製品にも、
当社が培っ
てきた高い技術力と豊富な経験が生かされており、
そのひとつである地
上デジタル放送用送信アンテナは、東京スカイツリーにも採用されま
した。
今後も、自動車、産業インフラといった幅広い分野において、高品質
なモノづくりを通じて、
さらなる発展をめざしてまいります。
キーワード
「電動パーキングブレーキ用ハーネス」
電動パーキングブレーキとは、
スイッチ操作で電気的に自動車のタイヤを
固定させる機構で、
従来の機械的なレバーとワイヤーによるパーキングブレ
ーキに置き換わる制動システムです。
当社は、
ブレーキホースや電動ハーネスなどの自動車部品に関する技術
に併せ、
各種電線・ケーブルで培った製造技術を融合し、
耐屈曲性や耐久
性に優れた、
電動パーキングブレーキ用ハーネスの開発・量産化に成功い
たしました。
当製品は、車体内の省スペース化や、安全性、利便性の向上に貢献し
ております。
また、
海外でも量産しており、
グローバルに展開してまいります。
-9-
役員(平成25年9月30日現在)
取締役
取締役会議長
取
締
役
取
締
役
取
締
役
吉岡 博美
持田農夫男
藤井 博行
○橋 秀明
取
締
役
取
締
役
取
締
役
取
締
役
野口 泰稔
町田 尚
西野 壽一
島 順彦
(注)野口泰稔、
町田尚および西野壽一の3氏は、
社外取締役であります。
執行役
代 表 執 行 役
執 行 役 会 長
兼執行役社長
代 表 執 行 役
執行役副社長
代 表 執 行 役
執 行 役 常 務
執行役常務
藤井 博行
○橋 秀明
島 順彦
浜本 直樹
執行役常務
執行役常務
執
行
役
執
行
役
村山眞一郎
小西 和幸
中村 正明
菊地原 宏
(注)藤井博行、
○橋秀明および島順彦の3氏は、
取締役を兼任しています。
事業役員
事業役員常務
事業役員常務
事業役員常務
事業役員常務
事 業 役 員
事 業 役 員
事 業 役 員
中西 寛紀
西山 光秋
平木 明敏
松永 昭博
鎌田 淳一
久富 伸道
釜谷 和嗣
事 業 役 員
事 業 役 員
事 業 役 員
事 業 役 員
事 業 役 員
事 業 役 員
事 業 役 員
長谷川正人
大塚 眞弘
金谷 史男
後藤 良太
○
正明
中野 英治
諏訪部繁和
会社の概況(平成25年9月30日現在)
商号
日立金属株式会社
(証券コード5486)
設立年月日
昭和31年4月10日
資本金
26,284百万円
発行済株式の総数
428,904千株
株主数
30,554名
従業員数
6,469名
ホームページアドレス http://www.hitachi-metals.co.jp
事業所(平成25年10月1日現在)
本
店
支
店
営 業 所
工
場
研 究 所
海外営業拠点
海外製造拠点
(国及び地域)
東京都港区芝浦一丁目2番1号(シーバンスN館)
北日本・北関東・茨城・中部東海・関西・中国・九州
北海道・新潟・北陸・浜松・静岡・四国・沖縄
安来工場・メトグラス安来工場・熊谷製作所・
佐賀工場・山崎製造部・九州工場・真岡工場・
熊谷工場・桑名工場・電線工場・日高工場・
高砂工場・豊浦工場
生産システム研究所・冶金研究所・
磁性材料研究所・素材研究所・電線材料研究所
ニューヨーク・デュッセルドルフ・シンガポール・
アユタヤ・グルガオン・上海・香港
米国・タイ・フィリピン・インドネシア・中国・大韓民国・
台湾・インド・メキシコ・オーストリア・マレーシア・
ベトナム
- 10 -
株主メモ
事業年度………………………毎年4月1日から翌年3月末日まで
配当金受領株主確定日………毎年3月末日及び9月末日
定時株主総会の基準日………毎年3月末日
公告方法………………………電子公告
公告を掲載するホームページアドレス
http://www.hitachi-metals.co.jp/koukoku/index.html
ただし、事 故その他やむを得ない事 由によって電 子 公 告ができないときは、
日本経済新聞に掲載いたします。
株主名簿管理人………………東京証券代行株式会社
東京都千代田区大手町二丁目6番2号(日本ビル4階)
郵便物送付先 〒168-8522
連 絡 先
東京都杉並区和泉二丁目8番4号
東京証券代行株式会社 事務センター
電話 0120-49-7009(フリーダイヤル)
取次事務は、三井住友信託銀行株式会社の全国本支店(コンサルティング
オフィス・コンサルプラザ・i-Stationを除きます)
で行っております。
住所変更・単元未満株式の買取・買増等のお申出先について
お取引口座のある証券会社にお申し出ください。ただし、特別口座に記
録された株式に係る各種手続につきましては、特別口座の口座管理機
関である東京証券代行株式会社にお申し出ください。
未払配当金のお支払いについて
株主名簿管理人である東京証券代行株式会社にお申し出ください。
「配当金計算書」について
配当金を銀行等口座振込(株式数比例配分方式を除きます。
)
また
は配当金領収証にてお受取りの場合、
お支払の際ご送付している「配
当金計算書」は、租税特別措置法の規定に基づく
「支払通知書」を兼
ねております。確定申告を行う際は、
その添付書類としてご使用いただく
ことができます。なお、株式数比例配分方式をご選択されている株主様
におかれましては、
お取引の証券会社等にご確認ください。
株主通信に関するお問い合わせ先
経営企画室(法務)
電話(03)5765-4133
表紙:自動車鋳物部品や産業機械などに使用される球状黒鉛鋳鉄の
電子顕微鏡写真。高強度、高靱性などの特性を有しており、自
動車用足回り部品の軽量化に貢献している。