○添付資料の目次 1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2 (1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 …………………………………………………………………………… 3 3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………………………… 4 4.四半期連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………… 5 (1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5 (2)四半期連結損益及び包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 7 第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 7 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8 (継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8 (セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8 (追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済政策や金融緩和を背景として企業業績や雇用者所得が改 善するなど、緩やかな回復基調が継続しました。また、海外においては、堅調な成長が続いている米国に加え、欧 州においても景気が持ち直しつつあり、先進国は底堅く推移する一方、新興国においては、中国を中心に経済成長 に減速感が見られました。 当社グループを取り巻く環境は、二輪車市場を中心とするモビリティ分野が底堅く推移したものの、新エネルギ ー分野については、産業用太陽光発電市場の成長に足踏み感が見られました。 このようななか、当第1四半期連結累計期間の売上高は256億90百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益は16億 57百万円(前年同期比36.8%減)、経常利益は18億26百万円(前年同期比29.9%減)、親会社株主に帰属する四半 期純利益は12億53百万円(前年同期比7.7%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであり、セグメント間の取引については相殺消去して記載しております。 なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの製品区分を一部変更しており、前年同期比較につきま しては、前年同期の数値を変更後のセグメント製品区分に組み替えた数値で比較しております。また、シンデンゲ ン・インディア・プライベート・リミテッドは、同社が決算日を3月31日に変更したことに伴い、当第1四半期連 結累計期間は平成27年1月1日から平成27年6月30日までの6か月間を連結しております。 ①デバイス事業 デバイス事業の売上高は76億74百万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は2億44百万円(前年同期比80.6% 減)となりました。 国内の設備投資需要は堅調だったものの産業機器市場全体では弱含み、家電市場や自動車市場も軟調に推移し た結果、当事業全体では減収となりました。 パワーモジュールやディスクリート製品の拡充を目指して新製品の開発投資を実施するなか、受注減少に伴う 稼働率低下や円安による材料費高騰が響き、損益面においては減益となりました。 ②電装事業 電装事業の売上高は139億61百万円(前年同期比21.6%増)、営業利益は20億79百万円(前年同期比54.2%増) となりました。 主力のインドネシア市場においては、市場全体の二輪車販売台数が前年同期比で大きく落ち込むなか、当社に おいてはECU(電子制御ユニット)の採用拡大により前年を上回る水準となりました。また、ベトナム市場や インド市場も堅調に推移し、当事業全体では前年同期比で増収となりました。また、損益面においては研究開発 費や減価償却費が増加したものの、増収や円安効果によって前年同期比で増益となりました。 ③新エネルギー事業 新エネルギー事業の売上高は32億81百万円(前年同期比38.9%減)、営業利益は14百万円の損失(前年同期は 7億63百万円の利益)となりました。 EV/PHEV充電器や家庭用蓄電システム向けパワーコンディショナが立ち上がり始めたものの、太陽光発 電向けパワーコンディショナや通信用電源が前年同期を下回り減収となりました。また、損益面においては不採 算事業の構造改革による効果があったものの、減収により、当事業全体では前年同期比で減益となりました。 ④その他 その他の売上高は7億73百万円(前年同期比7.0%減)、営業利益は9百万円(前年同期比39.5%減)となりま した。 (2)財政状態に関する説明 当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,324億63百万円(前期末比15億38百万円減)となりました。これ は、主に受取手形及び売掛金が減少したことなどによるものであります。 また、負債は755億77百万円(前期末比17億60百万円減)となりました。これは、主に長期借入金が減少した ことなどによるものであります。 純資産は568億85百万円(前期末比2億21百万円増)となり、自己資本比率は42.9%となりました。 以上の結果、1株当たり純資産は552円13銭となりました。 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 業績予想につきましては、平成27年5月11日に公表いたしました平成28年3月期の連結業績予想を据え置いてお りますが、当第1四半期決算を踏まえ、現在、向後の業績動向について精査しております。今後、業績予想の修正 が必要になった場合は、速やかに公表してまいります。 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 (会計方針の変更) 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)、「連結財務諸表に関する会計基 準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日)等を、当第1四半期連結会計期間から適用し、四半期純利益等の表示の変更及び少数株主 持分から非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映させるため、前第1四半期 連結累計期間及び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っておりま す。 3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、日本基準に基づき連結財務 諸表を作成しております。 国際会計基準(IFRS)の適用については、同基準の理解・習得、日本基準とのギャップ分析、導入における影響 度調査等の取組みを実施しており、それらの内容を踏まえつつ、国内外の諸情勢を考慮の上、適用の可能性や時期 等を検討してまいります。 4.四半期連結財務諸表 (1)四半期連結貸借対照表 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 有価証券 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額) 機械装置及び運搬具(純額) 土地 その他(純額) 有形固定資産合計 無形固定資産 のれん ソフトウエア その他 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 前連結会計年度 (平成27年3月31日) 33,337 22,287 5,000 7,604 3,740 10,096 1,429 3,322 △33 86,784 9,223 8,466 5,395 3,008 26,093 85 563 574 1,223 14,661 4,529 772 △63 19,900 47,217 134,002 (単位:百万円) 当第1四半期連結会計期間 (平成27年6月30日) 33,274 20,054 5,000 9,088 3,704 9,967 1,173 2,428 △38 84,653 9,045 8,222 6,174 3,174 26,617 76 800 390 1,267 14,980 4,227 774 △58 19,924 47,809 132,463 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 1年内償還予定の社債 未払法人税等 賞与引当金 その他 流動負債合計 固定負債 社債 長期借入金 退職給付に係る負債 製品保証引当金 資産除去債務 その他 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計 純資産合計 負債純資産合計 前連結会計年度 (平成27年3月31日) 17,856 7,628 400 936 1,039 3,873 31,735 2,900 24,658 14,931 2,518 147 448 45,602 77,337 17,823 7,738 27,747 △123 53,185 3,113 1,519 △1,154 3,478 56,664 134,002 (単位:百万円) 当第1四半期連結会計期間 (平成27年6月30日) 17,179 7,281 400 164 - 7,150 32,175 2,800 22,954 14,870 2,266 147 362 43,401 75,577 17,823 7,738 27,974 △125 53,410 3,302 1,280 △1,107 3,475 56,885 132,463 (2)四半期連結損益及び包括利益計算書 (第1四半期連結累計期間) 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 為替差益 受取ロイヤリティー 持分法による投資利益 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 為替差損 退職給付会計基準変更時差異の処理額 その他 営業外費用合計 経常利益 特別損失 減損損失 特別損失合計 税金等調整前四半期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 四半期純利益 (内訳) 親会社株主に帰属する四半期純利益 非支配株主に帰属する四半期純利益 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整額 持分法適用会社に対する持分相当額 その他の包括利益合計 四半期包括利益 (内訳) 親会社株主に係る四半期包括利益 非支配株主に係る四半期包括利益 前第1四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年6月30日) 25,590 19,964 5,626 3,004 2,621 15 84 39 84 71 38 333 166 - 154 27 348 2,606 - - 2,606 292 954 1,247 1,359 1,359 - 13 △111 173 △21 52 1,411 1,411 - (単位:百万円) 当第1四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日) 25,690 20,751 4,938 3,281 1,657 24 89 - 107 64 55 341 130 11 - 30 171 1,826 8 8 1,818 155 409 564 1,253 1,253 - 188 △230 46 △7 △3 1,250 1,250 - (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 該当事項はありません。 (セグメント情報等) Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年6月30日) 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 合計 四半期連結 損益及び包 括利益計算 書計上額 (注)3 デバイス 事業 電装事業 外部顧客への売上高 7,906 11,481 5,370 24,759 831 25,590 - 25,590 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,182 6 - 1,188 - 1,188 △1,188 - 計 9,088 11,487 5,370 25,947 831 26,779 △1,188 25,590 1,257 1,348 763 3,368 15 3,384 △762 2,621 売上高 セグメント利益 新エネルギー 事業 計 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ソレノイド事業等を含んで おります。 2.セグメント利益の調整額△762百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれてお ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等であります。 3.セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。 Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日) 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 調整額 (注)2 合計 四半期連結 損益及び包 括利益計算 書計上額 (注)3 デバイス 事業 電装事業 外部顧客への売上高 7,674 13,961 3,281 24,917 773 25,690 - 25,690 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,541 5 - 1,546 - 1,546 △1,546 - 計 9,215 13,966 3,281 26,464 773 27,237 △1,546 25,690 244 2,079 △14 2,308 9 2,318 △661 1,657 売上高 セグメント利益又は 損失(△) 新エネルギー 事業 計 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ソレノイド事業等を含んで おります。 2.セグメント利益又は損失の調整額△661百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含 まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等であります。 3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。 2.報告セグメントの変更等に関する事項 当社は、事業本部を基礎とした製品のセグメントから構成されており、平成27年4月1日付で製品の管理 区分を一部変更しております。 この変更に伴い、当第1四半期連結会計期間より、新エネルギー事業から電装事業へ一部製品群を移管し ております。 なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の管理区分に基づき記載しており ます。 (追加情報) (連結子会社の事業年度等に関する事項の変更) 従来、連結子会社のうち決算日が12月31日であった、シンデンゲン・インディア・プライベート・リミテッ ドについては同日現在の財務諸表を使用し連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調 整を行っておりましたが、同社が決算日を3月31日に変更したことに伴い、当第1四半期連結累計期間は平成 27年1月1日から平成27年6月30日までの6か月間を連結しております。 なお、当該子会社の平成27年1月1日から平成27年3月31日までの売上高は742百万円、営業利益は84百万 円、経常利益は103百万円、税引前四半期純利益は103百万円であります。