平成19年3月期 決算短信 平成 19年4月 27日 上場取引所 東証一部 URL http://www.jae.co.jp 上 場 会 社 名 日本航空電子工業株式会社 コ ー ド 番 号 6807 代 表 者 (役職名) 社長 (氏名) 秋山 保孝 問合せ先責任者 (役職名) 取締役経理部長 (氏名) 長谷川 清 定時株主総会開催予定日 平成19年6月22日 有価証券報告書提出予定日 平成19年6月22日 TEL (03) 3780 - 2752 配当支払開始予定日 平成19年6月5日 (百万円未満切捨て) 1. 19年3月期の連結業績(平成18年4月1日 ~ 平成19年3月31日) (1)連結経営成績 売 上 高 営業利益 百万円 19年3月期 18年3月期 137,627 126,253 % 百万円 9.0 9.0 11,749 11,016 99 79 45 67 19年3月期 百万円 10,813 9,704 % 百万円 11.4 42.0 自 己 資 本 当期純利益率 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 円 銭 円 銭 79 19年3月期 67 18年3月期 (参考) 持分法投資損益 % 6.7 40.0 1株当たり 当期純利益 (%表示は対前期増減率) 当期純利益 経常利益 7,335 6,263 総 資 産 経常利益率 % 97 44 売 上 高 営業利益率 % 13.2 12.9 ― 百万円 % 17.1 43.7 % 10.0 9.6 8.5 8.7 18年3月期 ― 百万円 (2)連結財政状態 総 資 産 純 資 産 百万円 110,382 106,250 19年3月期 18年3月期 (参考) 自己資本 自己資本比率 1株当たり純資産 百万円 % 58,948 52,252 58,928 百万円 19年3月期 円 銭 53.4 49.2 18年3月期 642 568 ― 百万円 63 89 (3)連結キャッシュ・フローの状況 営 業 活 動 に よ る キャッシュ・フロー 投 資 活 動 に よ る キャッシュ・フロー 百万円 百万円 18,023 15,925 19年3月期 18年3月期 財 務 活 動 に よ る キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物 期 末 残 高 百万円 △ 12,477 △ 13,789 百万円 △ 4,040 △ 2,231 20,271 18,687 2. 配当の状況 中間期末 円 18年3月期 19年3月期 20年3月期 (予想) 1株当たり年間配当金 期末 銭 円 配当金総額 (年間) 年間 銭 円 銭 4 5 00 00 5 6 00 00 9 11 00 00 6 00 6 00 12 00 配当性向 (連結) 百万円 純資産 配当率(連結) % 825 1,008 % 13.3 13.8 1.7 1.8 13.8 3. 20年3月期の連結業績予想( 平成19年4月1日 ~ 平成20年3月31日 ) (%表示は、通期は対前期、中間期は対前中間期増減率) 売 上 高 百万円 中 間 期 通 期 73,000 150,000 8.0 9.0 営業利益 % 百万円 6,200 14,000 経常利益 百万円 % 5,500 12,000 0.6 19.1 1 0.9 11.0 1株当たり 当期純利益 当期純利益 % 百万円 3,700 8,000 1.9 9.0 円 % 40 87 銭 35 24 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 4. その他 (1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 無 (2) 連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(連結財務諸表作成のための基本となる重要 な事項の変更に記載されるもの) ① 会計基準等の改正に伴う変更 有 ② ①以外の変更 無 (注)詳細は、12ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 (3) 発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 平成19年3月期 92,302,608 株 平成18年3月期 92,302,608 株 ② 期末自己株式数 平成19年3月期 604,555 株 平成18年3月期 590,058 株 (注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、25ページ「1株当たり情報」をご覧ください。 (参考)個別業績の概要 1. 19年3月期の個別業績(平成18年4月1日 ~ 平成19年3月 31日) (1)個別経営成績 売 上 高 営業利益 百万円 19年3月期 18年3月期 108,849 98,870 % 10.1 2.3 1株当たり 当期純利益 円 19年3月期 18年3月期 55 48 銭 百万円 7,433 5,927 % 25.4 37.3 (%表示は対前期増減率) 当期純利益 経常利益 百万円 7,555 6,411 % 17.8 46.4 百万円 5,091 4,482 % 13.6 51.1 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 円 銭 55 48 52 03 51 02 (2)個別財政状態 総 資 産 純 資 産 百万円 19年3月期 18年3月期 (参考) 自己資本 82,722 81,044 19年3月期 自己資本比率 百万円 47,502 43,340 47,482 百万円 1株当たり純資産 % 57.4 53.5 18年3月期 円 517 471 ― 百万円 ※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 本決算短信中に記載の平成20年3月期業績予想は、当社が現時点で合理的であると判断する一定の前提に 基づいており、実際の業績は見通しと大きく異なることがあります。なお、当該業績予想に関する事項について は、添付資料の3ページ、5ページをご参照ください。 2 銭 81 72 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 日本航空電子工業株式会社 平成19年3月期 決算概要 (金額単位:億円) 【連結決算業績】 H20/3期 予想 通期 中間期 受 注 H19/3期 実績 高 1,397 (コネクタ及び同関連製品) (システム機器及び同関連製品) (航空・宇宙用電子機器及び同応用製品) (光デバイス及びその他の製品) 売 上 ( ( ( ( 高 1,500 (コネクタ及び同関連製品) (システム機器及び同関連製品) (航空・宇宙用電子機器及び同応用製品) (光デバイス及びその他の製品) (海外売上高比率) ( ( ( ( 1,154 160 155 31 730 )( )( )( )( 566 76 73 15 1,062 152 156 27 (北 米) (アジア) (その他) ( 計 ) ( ( ( ( H19/3期 実績 1,265 )( )( )( )( 1,376 )( )( )( )( 【単独決算業績】 H18/3期 実績 976 151 118 20 1,109 ) ) ) ) ( ( ( ( 1,263 業 利 益 140.0 ( (営業利益率) 経 常 利 益 1,088 期 純 利 益 ( (当期純利益率) 総 資 総 資 産 利 益 率 ( R O A ) 自 己 資 851 82 147 8 )( )( )( )( 771 89 123 6 ) ) ) ) 8.4% 33.4% 4.0% 45.8% )( )( )( )( 7.2% 35.0% 2.9% 45.1% ) ) ) ) ( ( ( ( 7.3% 25.1% 2.3% 34.7% )( )( )( )( 4.9% 26.0% 1.9% 32.8% ) ) ) ) ( ( 377 )( 34.7% )( 108.1 自 己 資 本 比 率 総 資 産 回 転 率 (回) ※3 (日) ※4 37.0 73.4 62.6 5.3% )( 5.1% )( 5.3% )( 5.0% ) 棚 卸 資 産 (同回転日数) 有 利 子 ( 負 備 投 資 究 開 為 替 レ 従 業 ー ト 数 海 外 生 産 比 率 連 結 子 会 社 数 (国内) (海外) 75.6 64.1 6.9% )( 6.5% ) 50.9 44.8 4.7% )( 4.5% ) 1,063 827 810 6.8% 6.2% 6.2% 5.7% 589 523 475 433 13.2% 12.9% 11.2% 10.8% 53.4% 49.2% 57.4% 53.5% 1.27 1.25 1.33 1.26 223 233 197 203 59 )( 67 ) ( 124 66 )( 75 ) 66 74 33 )( 36 ) ( 22 )( 27 ) (倍) (倍) ※6 ※7 ( ( 51 0.09 )( -0.26 )( 82 0.16 ) -0.20 ) ( ( 43 0.09 )( -0.20 )( 70 0.16 ) -0.12 ) 費 員 6.0% ) ( 額 発 59.3 6.8% )( ※5 減価償却費(リース料含む) 研 ( 74.3 (日) フ リ ー ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 設 ( 324 ) 32.8% ) 1,104 124 債 ( D/E レシオ) ( NET D/E レシオ) ( 97.0 80.0 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 (同回転日数) 8.7% ) 7.7% ) ※2 自 己 資 本 利 益 率 ( R O E ) 110.2 7.9% )( ※1 989 ( ( ( ( 7.5% )( 本 ) ) ) ) ) ) ) ) 8.0% )( 産 790 90 114 6 964 152 128 19 8.5% )( 55.0 1,000 )( )( )( )( )( )( )( )( 117.5 8.5% )( 120.0 ( (経常利益率) 当 62.0 9.3% )( 872 81 147 9 1,040 155 155 26 (単独輸出額) (単独輸出比率) 営 H18/3期 実績 (円/US$)(平均) (人) (社) (社) (社) ※8 15 ( ( 15 6 )( 9 )( 6 )( 9 )( (注) ※1 当期純利益/期首・期末平均総資産 ※2 当期純利益/期首・期末平均自己資本 ※3 売上高/期首・期末平均総資産 ※4 期末受取手形及び売掛金/(売上高÷365) 3 55 21 53 8 165 152 93 87 109 100 57 51 84 80 84 80 116.97 113.32 5,042 5,030 1,674 1,706 34.2% 32.9% 15 15 6 )( 9 )( 6 ) 9 ) ※5 期末棚卸資産/(売上高÷365) ※6 期末有利子負債/期末自己資本 ※7 (期末有利子負債-期末現預金)/期末自己資本 ※8 出向社員は受入会社にて算入、臨時社員、嘱託を除く 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 1. 経営成績 (1)経営成績に関する分析 ①当期の概況 当期における世界経済については、米国経済は住宅投資に減速感はあるものの、設備投資及び 個人消費も良好な雇用環境を背景に引き続き堅調な推移を見せました。また、依然として好調な 中国経済をはじめ、EU経済圏もユーロ高による輸出産業への影響はあるものの主要国は内需を 中心に底堅く推移いたしました。 一方、わが国経済は、個人消費に力強さは欠けますが円の独歩安を背景とした輸出の増加による 企業収益の改善や設備投資の増加により緩やかながら景気回復が進みました。 当社グループの関連するエレクトロニクス業界は、業界を牽引するパソコン、フラットパネル ディスプレイ、携帯電話、デジタルテレビに代表されるボリュームマーケットの需要が、年後半 に調整局面を迎えたものの大きく拡大いたしました。また、関連する自動車分野、産業機器分野も カーエレクトロニクス化需要の拡大、活発な設備投資需要に支えられ堅調に推移いたしました。 しかし、金属素材価格の高騰、デジタルテレビに代表されるボリューム機器の急速な市場価格低下 が電子部品業界にも大きなインパクトを与え、特に下期の収益を確保する上で厳しい経営の舵取り が求められる年度でありました。 こうしたビジネスチャンスとリスクが絡み合う中で、当社グループはグローバルマーケティング と技術開発力の強化による強い製品の開発を拡大し好調なマーケットをキャッチするとともに、 内製化拡大に舵を切り一貫生産体制増強によるコストダウン、品質の確保、リードタイム短縮等 収益向上を図るための諸施策を強力に推進し業績の向上に努めました。 その結果、当期の連結業績は、事業環境の変化の影響を受けて、年半ばから増勢が弱まり ましたが、年度では受注高1,396億53百万円(前期比110%)、売上1,376億27百万円 (前期比109%)、営業利益117億49百万円(前期比107%)、経常利益108億13百万円(前期比 111%)、当期純利益73億35百万円(前期比117%)といずれも過去最高の業績を上げることができ、 売上高、当期純利益については、5期連続の増収増益を達成することができました。 また、前期に引続き内製化推進による収益拡大を目指した一貫生産体制増強設備投資を中心に 過去最高の設備投資165億12百万円を実行しました。これらに要した設備資金は、一部リース によったほか、自己資金をもって充当いたしました。 セグメント別状況 1)コネクタ事業 コネクタ事業は、主に情報、通信、民生、自動車、産業機器の5つの分野に分かれております。 主力の情報分野は、ノートパソコン、フラットパネルディスプレイが大きなポーションを占めて おり、厳しい価格低下圧力が続く中で、前期比101%の増収を確保することができました。 通信分野は、モバイル化の代表である携帯電話が中心でありますが、ナンバーポータビリティ、 ワンセグ放送等の新制度で期待された国内の買換え需要が盛り上がらなかったことや大きく拡大 を見込んだ海外顧客での新モデルがヒットしなかった等の要因から前期比89%と前年を下回る 結果となりました。 一方、民生分野は、急速なデジタルテレビの拡大需要をキャッチできたことにより前期比145%、 自動車分野は、国内・海外メーカでエアバッグ等の安全系、カーナビ等の情報通信系分野を拡大 させることができたことで前期比114%、産業機器分野は好調な設備投資需要や、新幹線N700系 の更新需要をキャッチできたことで前期比116%とそれぞれ2桁成長を図ることができました。 この結果、年間売上高は、1,039億46百万円(前期比108%)の増収とすることができ ました。 4 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 2)システム機器事業 システム機器事業は、入力デバイス、インターフェイス機器、液晶基板組立の3つのユニット で構成されております。デジタルスチルカメラ向けスイッチモジュールが主力の入力デバイスは、 お客様の内製化と市場価格低下が続く中で、同分野への新操作スイッチの開発遅れで前期比81%、 インターフェイス機器は、車載パネルや標準タッチ入力モニタ等新製品の業績への取り込みが 遅れ前期比88%と伸び悩みましたが、中国での液晶基板組立事業が軌道に乗り前期比140%と 大きく伸ばすことができました。この結果、年間売上高は、154億93百万円(前期比102%) と増収を確保することができました。 3)航機事業 航機事業は、国内の防衛・宇宙分野の官需と、官需で培ったアビエーションエレクトロニクス 技術の民需展開先である産業機器分野の2つの分野に分かれております。 防衛・宇宙分野の官需は、国家予算の関係で前期比98%となりましたが、産業機器分野に おいて、国内では半導体露光装置向け製品の伸長、海外では原油価格高騰を背景に活況を呈して いる油田掘削市場向けの加速度計及びそれらをモジュール化したセンサパッケージを前期比 約2倍に伸ばすことができたことなどから前期比147%と大きく伸長することができました。この 結果、年間売上高は、155億30百万円(前期比121%)の2桁の増収とすることができました。 なお、官需と民需の売上構成比率は官需43%、民需57%と逆転し、現在推進しているアビエー ションエレクトロニクス技術の民需展開が大きく進展いたしました。 ②次期の業績 次期の景気見通しといたしましては、エレクトロニクス関連業界を牽引するパソコン、フラット パネルディスプレイ、携帯電話、デジタル家電マーケットは、年半ばまでは平成18年度後半の 調整局面をひきずりながら後半に向けて徐々に増勢が強まり、年全体では引き続き持続的成長が 予測されております。 しかし一方では、景気の先行きは今ひとつ不透明であり、為替、素材価格動向は予断をゆるさず、 更に製品の持続的な市場価格の低下圧力とこれに対するコストダウン対応力等、外部、内部の リスク要因を抱えております。 こうした背景をふまえた次期の業績見通しといたしましては、売上は中間期730億円(前期比 108%) 、年度では1,500億円(前期比109%)の成長を計画しております。 また利益面では、 営業利益は中間期62億円(前期比101%) 、通期では140億円(前期比119%) 経常利益は中間期55億円(前期比101%) 、通期では120億円(前期比111%) 当期純利益は中間期37億円(前期比102%) 、通期では80億円(前期比109%) とリスクはありますが、中間期、通期とも増収増益を達成し、6期連続の増収増益をめざす計画 であります。 (2)財政状態に関する分析 ①資産、負債及び純資産の状況 当期末の総資産は、1,103億82百万円となり、前期末に比べ41億32百万円増加 いたしました。この主な要因は、国内外における一貫生産体制増強を目的とした生産用設備の 投資による有形固定資産の増加等によるものであります。また、負債の部では、売上の増加に よる買入債務等の通常的な負債残高が増加いたしましたが、設備投資資金を自己資金で賄った 上で借入金を減少させたこと等により負債の部は前期末に比べ25億63百万円減少することが できました。 また、純資産は、主として当期純利益の計上により589億48百万円となり、自己資本比率 は53.4%と前期末に比べ4.2%の改善を図ることができました。 5 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 ②キャッシュ・フローの状況 当期のキャッシュ・フローの状況は、国内外の積極的な生産用の設備投資により投資活動による キャッシュ・フローが124億77百万円のマイナスとなりましたが、主として内部留保の増加 並びに売上債権・棚卸資産の圧縮に努めたことにより180億23百万円の営業活動による キャッシュ・フローを創出し、フリー・キャッシュ・フローは55億46百万円のプラスとする ことができました。 さらに、財務活動によるキャッシュ・フローにおいて借入金の圧縮を図った上で、当期末の現金 及び現金同等物期末残高は、前期末に比べ15億84百万円増加の202億71百万円とすること ができました。 次期につきましては、引続き『利益の創出と資産の効率化』に努め、積極的な営業キャッシュ・ フローを創出するとともに、バランスシートの一層の改善を推進する所存であります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。 自己資本比率(%) 時価ベースの自己資本比率(%) 債務償還年数(年) 第74期 平成16年3月期 42.7 第75期 平成17年3月期 47.0 第76期 平成18年3月期 49.2 第77期 平成19年3月期 53.4 104.9 115.4 149.4 122.4 0.9 0.9 0.5 0.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 52.6 57.9 106.8 140.8 (注)自 己 資 本 比 率:自己資本/総資産 時 価 ベ ー ス の 自 己 資 本 比 率:株式時価総額/総資産 債 務 償 還 年 数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー イ ン タ レ ス ト ・ カ ハ ゙ レ ッ シ ゙ ・ レ シ オ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債 は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象 としております。 (3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 当社は、業績向上を重視するなかで、将来の持続的成長と収益の向上を図るための国内外での 設備投資、研究開発投資を勘案したうえで、中長期的な財務体質の改善を引き続き図りながら、 株主の皆様に対する安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題の一つと考えており、経営 方針に掲げた諸施策をスピードを上げて推進し、企業価値の絶えざる向上に努力する所存で あります。 当期の期末配当金につきましては、利益配分に関する基本方針に基づき、前同比1円増配の1株 につき6円の配当を行う予定であります。この結果、当期の年間配当金は、中間配当金(1株 につき5円)とあわせて1株につき11円となります。 また、次期の配当金につきましては、利益配分に関する基本方針に基づき、1株につき年間 12円(中間配当金6円、期末配当金6円)を予定しております。 2.企業集団の状況 最近の有価証券報告書(平成18年6月23日提出)における「事業系統図(事業の内容) 」及び「関係会 社の状況」から重要な変更がないため開示を省略しております。 3.経営方針 最近の中間決算短信(平成18年10月25日開示)により開示を行った内容から重要な変更がないため 開示を省略しております。 なお、当該中間決算短信は、次のURLからご覧いただくことができます。 (当社ホームページ) http://www.jae.co.jp (東京証券取引所ホームページ(上場会社情報検索ページ) ) http://www.tse.or.jp/listing/compsearch/index.html 6 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 4.連結財務諸表 (1) 連 結 貸 借 対 照 表 (金額単位:百万円) 期 別 当連結会計年度 前連結会計年度 (19.3.31) (18.3.31) 金 額 区 分 Ⅰ 流動資産 資 現 金 及 び 預 受取手形及び売掛 棚 卸 資 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 流 動 資 貸 倒 引 当 金 金 産 産 産 金 Ⅱ 固定資産 有 形 固 定 資 無 形 固 定 資 繰 延 税 金 資 そ の 他 固 定 資 部 貸 倒 引 当 産 産 産 産 金 の 金 額 構成比(%) △ 62,341 20,271 22,252 12,411 1,563 5,938 96 56.5 43.5 △ 48,041 38,847 1,755 3,434 4,120 116 100.0 37.3 △ 61,246 18,687 23,300 12,416 1,620 5,334 112 57.6 42.4 △ 45,003 35,366 1,811 3,615 4,366 156 106,250 40,164 26,350 3,763 2,974 5 - 7,070 100.0 37.8 金 金 等 債 金 債 110,382 41,185 28,938 3,186 1,528 9 100 7,422 の Ⅱ 固定負債 長 期 借 入 繰 延 税 金 負 退 職 給 付 引 当 部 そ の 他 固 定 負 10,248 1,889 94 8,119 145 9.3 金 債 金 債 13,833 4,406 139 8,966 320 46.6 53.0 金 金 金 式 △ 51,434 58,496 10,690 14,447 33,917 558 △ 431 708 0 277 産 Ⅱ 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 の 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 為 替 換 算 調 整 勘 定 部 Ⅲ 新株予約権 資 本 の 部 純 資 産 合 計 負 債 ・ 純 資 産 合 計 Ⅰ 資本金 Ⅱ 資本剰余金 Ⅲ 利益剰余金 Ⅳ その他有価証券評価差額金 Ⅴ 為替換算調整勘定 Ⅵ 自己株式 資 本 合 計 負 債 ・ 資 本 合 計 金 額 構成比(%) 資 産 合 計 Ⅰ 流動負債 負 支払手形及び買掛 短 期 借 入 未 払 法 人 税 繰 延 税 金 負 債 取 締 役 賞 与 引 当 そ の 他 流 動 負 負 債 合 計 Ⅰ 株主資本 純 資 本 資 本 剰 余 利 益 剰 余 資 自 己 株 差 引 増 減(△) △ △ △ △ △ △ 1,094 1,584 1,048 5 56 604 16 3,037 3,481 56 181 246 40 △ △ 4,132 1,021 2,587 576 1,446 4 100 352 13.0 △ △ △ △ △ 3,584 2,517 45 846 175 53,997 - - - - - 50.8 - △ 2,563 - - - - - 0.4 - - - - - - - - - 20 0.0 - - - 58,948 110,382 - - - - - - - - 53.4 100.0 - - - - - - - - - - 10,690 14,431 27,577 646 △ 583 △ 510 52,252 106,250 - - 10.1 13.6 26.0 0.6 △ 0.6 △ 0.5 49.2 100.0 - - - - - - - - - - 7 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 (2) 連 結 損 益 計 算 書 (金額単位:百万円) 期 区 別 分 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 百分比(%) 金 額 前連結会計年度 (17.4.1~18.3.31) 百分比(%) 金 額 差 引 増 減(△) 金 額 高 137,627 100.0 126,253 100.0 11,373 Ⅱ売 上 原 価 104,347 75.8 94,748 75.0 9,598 33,279 24.2 31,504 25.0 1,774 21,529 15.7 20,488 16.3 1,041 11,749 8.5 11,016 8.7 732 837 0.6 942 0.7 Ⅰ売 上 売 上 総 利 益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 営 業 利 益 Ⅳ営 業 外 収 益 受 取 利 息 及 び 配 当 金 316 240 そ の 他 営 業 外 収 益 521 701 1,774 Ⅴ営 業 外 費 用 2,254 1.2 △ 1.7 △ 180 △ 480 149 △ 22 そ の 他 営 業 外 費 用 1,647 2,105 △ 458 利 益 10,813 7.9 9,704 7.7 1,108 税金等調整前当期純利益 10,813 7.9 9,704 7.7 1,108 法人税、住民税及び 事業税 法 人 税 等 調 整 額 小 計 3,324 153 3,477 当 7,335 経 常 期 利 純 利 益 2.6 4,002 561 3,441 2.7 678 715 36 5.3 6,263 5.0 1,072 △ (3) 連 結 剰 余 金 計 算 書 期別 区分 (資本剰余金の部) Ⅰ資 本 剰 余 金 期 首 残 高 Ⅱ資 本 剰 余 金 増 加 高 Ⅲ資 本 剰 余 金 減 少 高 自 己 株 式 処 分 差 損 Ⅳ資 本 剰 余 金 期 末 残 高 (利益剰余金の部) Ⅰ利 益 剰 余 金 期 首 残 高 Ⅱ利 益 剰 余 金 増 加 高 当 期 純 利 益 Ⅲ利 益 剰 余 金 減 少 高 当 金 1. 配 2. 取 締 役 賞 与 金 3. 自 己 株 式 処 分 差 損 4. 連結会社増 加に 伴う剰余 金減 少高 Ⅳ利 益 剰 余 金 期 末 残 高 (金額単位:百万円) 前連結会計年度 (17.4.1~18.3.31) 14,435 - 4 4 14,431 22,134 6,263 6,263 819 733 53 2 30 27,577 8 6.7 75 126 払 9.0 104 息 支 増減率(%) △ 11.4 17.1 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 (4) 連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) (金額単位:百万円) 株主資本 資本金 平成18年3月31日残高 10,690 資本剰余金 14,431 利益剰余金 27,577 自己株式 △510 株主資本合計 52,189 連結会計年度中の変動額 剰余金の配当 △917 △917 取締役賞与金 △78 △78 7,335 7,335 当期純利益 自己株式の取得 15 自己株式の処分 △79 △79 30 46 株主資本以外の項目の 連結会計年度中の変動額(純額) 連結会計年度中の変動額合計 平成19年3月31日残高 - 15 6,339 △48 6,307 10,690 14,447 33,917 △558 58,496 評価・換算差額等 その他有価証券 評価差額金 平成18年3月31日残高 646 繰延ヘッジ損益 - 為替換算 調整勘定 評価・換算 差額等合計 △583 63 新株予約権 - 純資産合計 52,252 連結会計年度中の変動額 剰余金の配当 △917 取締役賞与金 △78 7,335 当期純利益 自己株式の取得 △79 自己株式の処分 46 株主資本以外の項目の 連結会計年度中の変動額(純額) 61 0 306 368 20 388 連結会計年度中の変動額合計 61 0 306 368 20 6,696 708 0 △277 431 20 58,948 平成19年3月31日残高 9 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 (5) 連 結 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 計 算 書 期 別 区 分 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 前連結会計年度 (17.4.1~18.3.31) (金額単位:百万円) 差 引 増 減 (△) Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税 減 貸 退 受 支 有 投 売 棚 仕 未 取 そ 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 価 償 却 費 倒 引 当 金 の 増 加 額 又 は 減少 額( △) 職 給 付 引 当 金 の 減 少 額 取 利 息 及 び 受 取 配 当 金 払 利 息 形 固 定 資 産 除 却 損 資 有 価証 券売 却益 ( △ ) 又 は 売 却損 上 債 権 の 増 加 額 ( △ ) 又 は 減 少 額 卸 資 産 の 増 加 額 ( △ ) 又 は 減 少 額 入 債 務 の 増 加 額 払 消 費 税 の 増 加 額 又 は 減少 額( △) 締 役 賞 与 金 の 支 払 額 の 他 小 計 利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 利 息 の 支 払 法 人 税 等 の 支 払 そ の 営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ △ △ △ △ △ △ 10,813 8,385 18 848 316 126 733 114 1,161 78 3,354 49 78 499 22,827 320 127 4,839 156 18,023 △ △ △ △ △ △ 9,704 7,691 35 1,313 240 149 939 0 2,624 192 3,297 577 53 1,690 18,506 234 149 2,092 573 15,925 額 額 額 他 ー △ △ △ 出 入 出 入 出 入 他 ー △ 17,153 4,869 △ 369 681 △ 26 54 △ 533 △ 12,477 △ 15,643 3,042 △ 655 3 △ 47 56 △ 545 △ 13,789 5,546 2,136 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 1,108 693 54 465 75 22 205 115 3,786 271 57 626 25 2,189 4,320 86 21 2,746 416 2,097 Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー 有 有 投 投 長 長 そ 投 形 形 資 資 固 固 有 有 期 期 貸 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 定 資 産 の 売 却 に よ る 収 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 貸 付 に よ る 支 付 金 の 回 収 に よ る 収 の 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ フリー・キャッシュ・フロー △ △ 1,510 1,827 285 677 20 1 12 1,312 3,409 Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー 短 期 借 入 金 減 少 長 期 借 入 れ に よ る 収 長 期 借 入 金 の 返 済 に よ る 支 自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 配 当 金 の 支 払 そ の 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ 額 入 出 出 額 他 ー △ △ △ △ △ Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 Ⅶ 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高 10 202 - 2,888 79 916 46 4,040 △ △ △ △ △ 100 1,500 2,898 68 734 69 2,231 △ △ △ △ △ △ △ 102 1,500 9 10 182 23 1,808 78 367 1,584 272 1,311 18,687 18,311 375 - 103 20,271 18,687 △ 289 103 1,584 日本航空電子工業㈱(6807) 平成 19 年3月期決算短信 (6)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 1.連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社のうち、JAE Wuxi Co.,Ltd.、JAE Wujiang Co., Ltd.及び JAE Shanghai Co., Ltd.は決算日が 12 月 31 日であります。連結財務諸表を作成するにあたっては、連結決算日現在で実施した本決算に 準じた仮決算に基づく財務諸表を使用しております。 2.会計処理基準に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 ①有価証券 満期保有目的の債券 償却原価法(定額法) その他有価証券 時価のあるもの 決算期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は 移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法 ②デリバティブ 時価法 ③棚卸資産 主として総平均法による原価法 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法 有形固定資産 建 物 建 物 以 外 少額減価償却資産 当社及び連結子会社 13 社が定額法、2社が定率法 当社及び連結子会社8社が定率法、7社が定額法 当社及び連結子会社6社については、一括して3年間で 均等償却する方法によっております。 (3)重要な引当金の計上基準 ①貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権 等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。 ②取締役賞与引当金 取締役に対して支給する賞与の支払に充てるため、当連結会計年度に係る支給見込額を計上 しております。 ③退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の 見込額に基づき、当連結会計年度末において発生していると認められる額を計上して おります。会計基準変更時差異については、主として 15 年による按分額を費用処理してお ります。数理計算上の差異については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定 の年数(15 年)による定額法により、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理すること としております。過去勤務債務については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の 一定の年数(10 年)による定額法により費用処理することとしております。 なお、国内連結子会社1社は、これまで確定給付型の制度として、退職金規定に基づく 退職一時金制度並びに税制適格年金制度を併用しておりましたが、平成 18 年4月 14 日に 労使合意により退職金全額を確定給付型企業年金制度(規約型)に変更しております。 (4)重要なリース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引について は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 11 日本航空電子工業㈱(6807) 平成 19 年3月期決算短信 (5)重要なヘッジ会計の方法 ①ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理によっております。ただし、金利スワップの特例処理の要件を満たすものに ついては、同特例処理を採用しております。また、為替予約及び通貨スワップの振当処理の要件を 満たすものについては、同振当処理を採用しております。 ②ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段 デリバティブ取引(金利スワップ取引、為替予約取引及び通貨スワップ取引) ヘッジ対象 変動金利による借入金、外貨建金銭債権債務 ③ヘッジ方針 投機的な取引は一切行わない方針であります。なお、借入金に係る金利変動リスク及び 外貨建取引の為替変動リスクを回避するため、デリバティブ取引を利用しております。 ④ヘッジの有効性評価の方法 ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュ・フロ-変動の累計とヘッジ手段の相場変動又は キャッシュ・フロ-変動の累計とを比率分析する方法により有効性の評価を行っております。 (6)消費税等の会計処理 税抜方式によっております。 3.のれん及び負ののれんの償却に関する事項 発生時以後5年で均等償却することにしております。 上記1から3以外については、重要性が低いため開示を省略しております。 (7)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 1.貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等 当連結会計年度より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成 17 年 12 月9日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準 等の適用指針」(企業会計基準委員会 平成 17 年 12 月9日 企業会計基準適用指針第8号)を適用 しております。 これまでの資本の部の合計に相当する金額は、58,927 百万円であります。 なお、当連結会計年度における連結貸借対照表の純資産の部については、連結財務諸表規則の 改正に伴い、改正後の連結財務諸表規則により作成しております。 2.ストック・オプション等に関する会計基準等 当連結会計年度より「ストック・オプション等に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成 17 年 12 月 27 日 企業会計基準第8号)及び「ストック・オプション等に関する会計基準の適用指針」(企業会計基 準委員会 最終改正平成 18 年5月 31 日 企業会計基準適用指針第 11 号)を適用しております。 これによる損益への影響は軽微であります。 3.取締役賞与に関する会計基準 当連結会計年度より「役員賞与に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成 17 年 11 月 29 日 企 業会計基準第4号)を適用しております。 この結果、従来の方法に比べて、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益が、100 百万円 減少しております。 12 日本航空電子工業㈱(6807) 平成 19 年3月期決算短信 (8)連結財務諸表に関する注記事項 ((連結貸借対照表関係) 当連結会計年度 (19.3.31) 前連結会計年度 (18.3.31) (金額単位:百万円) 差引増減 (△) 1.有 形 固 定 資 産 80,428 77,976 2,452 減価償却累計額 2.担 保 資 産 工 場 財 団 - 956 △956 投資有価証券 - 167 △167 3.のれん及び負ののれん その他固定負債のうち 142 218 △76 負ののれん勘定の金額 4.自 己 株 式 の保 有 普 通 株 式 604 千株 590 千株 14 千株 5.保 証 債 務 2,089 2,089 - 6. 期末満期手形の会計処理 当連結会計年度末日は金融機関の休日でありますが、満期日に決済されたものとして処理しており ます。これにより、当連結会計年度末残高から除かれている期末満期手形は次のとおりであります。 受 取 手 形 456 支 払 手 形 97 ((連結損益計算書関係) 1.販売費及び一般管理費 主 要 な費 目 及 び金 額 (1)荷 造 運 賃 (2)給料及び賞与 (3)退職給付費用 (4)減 価 償 却 費 2.一般管理費及び製造費用 に含 まれ る研 究 開 発 費 一般管理費 製 造 費 用 計 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 前連結会計年度 (17.4.1~18.3.31) 差引増減 (△) 3,467 6,154 548 225 3,017 6,063 666 293 450 91 △118 △68 2,486 5,900 8,386 2,744 5,288 8,032 △258 611 353 13 日本航空電子工業㈱(6807) 平成 19 年3月期決算短信 (連結株主資本等変動計算書関係) 当連結会計年度(18.4.1~19.3.31) 1.発行済株式に関する事項 株式の種類 (単位:株) 前連結会計年度末 普通株式 増加 92,302,608 減少 当連結会計年度末 - - 92,302,608 2.自己株式に関する事項 株式の種類 (単位:株) 前連結会計年度末 普通株式 増加 590,058 減少 48,356 (注)1.増加の主な内訳は、次の通りであります。 単元未満株式の買取による増加 (注)2.減少の主な内訳は、次の通りであります。 ストック・オプションの権利行使による減少 単元未満株式の売却による減少 当連結会計年度末 33,859 604,555 48,356株 31,000株 2,859株 3.新株予約権等に関する事項 目的となる 株式の種類 会社名 内訳 提出会社 ストック・オプション としての新株予約権 目的となる株式の数(株) 前連結 当連結 増加 減少 会計年度末 会計年度末 連結子会社 合計 当連結会計年度末 残高(百万円) ― 20 ― ― ― 20 4.配当に関する事項 (1)配当金支払額 配当金の総額 (百万円) 1株当たり 配当額(円) 決議 株式の種類 平成18年6月23日 定時株主総会 普通株式 458 平成18年10月25日 取締役会 普通株式 458 基準日 効力発生日 5.00 平成18年3月31日 平成18年6月26日 5.00 平成18年9月30日 平成18年12月4日 (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの 決議予定 株式の種類 配当の原資 配当金の総額 (百万円) 1株当たり 配当額(円) 平成19年5月16日 取締役会 普通株式 利益剰余金 550 6.00 14 基準日 効力発生日 平成19年3月31日 平成19年6月5日 日本航空電子工業㈱ (6807) 平成 19 年3月期決算短信 (セグメント情報) 1.事業の種類別セグメント情報 当連結会計年度(18.4.1~19.3.31)及び前連結会計年度(17.4.1~18.3.31) 当社グループの事業の種類別区分は、電子機器及び部品(電子機器及び電子部品の製造・販売 並びにこれらに関連する機器及び部品の仕入販売)とその他(その他の物品の販売並びにサービス) の2セグメントであり、電子機器及び部品の全セグメントの売上高、営業損益及び全セグメントの資産の 金額の合計額に占める割合がいずれも 90%を超えており、かつ、当該セグメント以外に開示の対象と すべき 基準に該当するセグメントがないため、その記載を省略しております。 2.所在地別セグメント情報 当連結会計年度(18.4.1~19.3.31) (金額単位:百万円) 日 本 北 米 アジア 計 消 去 連 結 又は全社 Ⅰ 売上高及び営業損益 売 上 高 (1)外部顧客に対する売上高 (2)セグメント間の内部売上高 又は振替高 計 営 業 費 用 営 業 利 益 Ⅱ 資 産 (注) 1 2 3 4 83,791 14,100 29,143 1,126 112,935 101,775 11,159 80,738 15,227 14,788 438 6,619 39,734 137,627 13,341 - 137,627 43,612 (43,612) - 53,076 181,239 (43,612) 137,627 49,683 166,248 (40,370) 125,877 3,393 14,990 (3,241) 11,749 23,304 110,663 (280) 110,382 国又は地域の区分は地理的近接度によっております。 各区分に属する主な国又は地域 (1) 北 米:米国 (2)アジア:台湾・韓国・フィリピン・中国 営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、3,124 百万 円であり、その主なものは、総務人事・経理部等の管理部門に係る費用であります。 資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、16,914 百万円であり、 その主なものは、親会社での運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券) 及び管理部門に係る資産等であります。 前連結会計年度(17.4.1~18.3.31) (金額単位:百万円) 日 本 北 米 アジア 計 消 去 連 結 又は全社 Ⅰ 売上高及び営業損益 売 上 高 (1)外部顧客に対する売上高 (2)セグメント間の内部売上高 又は振替高 計 営 業 費 用 営 業 利 益 Ⅱ 資 産 (注) 1 2 3 4 77,428 10,812 24,741 1,229 102,169 91,302 10,867 78,677 12,042 11,670 372 6,024 38,012 126,253 9,221 - 126,253 35,192 (35,192) - 47,233 161,446 (35,192) 126,253 44,081 147,054 (31,817) 115,236 3,152 14,391 (3,375) 11,016 22,537 107,239 (989) 106,250 国又は地域の区分は地理的近接度によっております。 各区分に属する主な国又は地域 (1)北 米:米国 (2)アジア:台湾・韓国・フィリピン・中国 営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、2,902 百万円であり、その主なものは、総務人事・経理部等の管理部門に係る費用であります。 資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、15,469 百万円であり、 その主なものは、親会社での運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券) 及び管理部門に係る資産等であります。 15 日本航空電子工業㈱ (6807) 平成 19 年3月期決算短信 3.海外売上高 当連結会計年度(18.4.1~19.3.31) (金額単位:百万円) 北 米 Ⅰ 海 外 売 上 高 11,539 アジア 45,935 その他の 地 域 5,506 Ⅱ 連 結 売 上 高 計 62,981 137,627 Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合 8.4% 33.4% 4.0% 45.8% (注) 国又は地域の区分の方法及び各区分に属する主な国又は地域 1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。 2 各区分に属する主な国又は地域 (1)北 米:米国 (2)アジア:台湾・韓国・フィリピン・シンガポール・中国 (3)その他:英国 前連結会計年度(17.4.1~18.3.31) (金額単位:百万円) 北 米 Ⅰ 海 外 売 上 高 9,063 アジア 44,163 その他の 地 域 3,656 Ⅱ 連 結 売 上 高 計 56,883 126,253 Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合 7.2% 35.0% (注) 国又は地域の区分の方法及び各区分に属する主な国又は地域 1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。 2 各区分に属する主な国又は地域 (1)北 米:米国 (2)アジア:台湾・韓国・フィリピン・シンガポール・中国 (3)その他:英国 16 2.9% 45.1% 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 4.生産、受注及び販売の状況 (1)生産実績 期 別 (金額単位:百万円) 前連結会計年度 差引増減 (17.4.1~18.3.31) (△) 金 額 構成比(%) 金 額 製 品 別 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 金 額 構成比(%) コネクタ及び同関連製品 104,287 75.6 96,640 76.5 7,646 システム機器及び同関連製品 15,509 11.2 15,108 11.9 401 航空・宇宙用電子機器及び同応用製品 15,548 11.3 12,841 10.2 2,707 2,574 1.9 1,788 1.4 786 137,919 100.0 126,377 100.0 11,541 光デバイス及びその他の製品 合 計 (2)受注実績 期 別 (金額単位:百万円) 前連結会計年度 差引増減 (17.4.1~18.3.31) (△) 金 額 構成比(%) 金 額 製 品 別 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 金 額 構成比(%) コネクタ及び同関連製品 106,248 76.1 97,632 77.2 8,616 システム機器及び同関連製品 15,155 10.9 15,082 11.9 72 航空・宇宙用電子機器及び同応用製品 15,550 11.1 11,833 9.4 3,716 2,699 1.9 1,950 1.5 748 139,653 100.0 126,499 100.0 13,154 光デバイス及びその他の製品 合 計 (3)販売実績 期 別 (金額単位:百万円) 前連結会計年度 差引増減 (17.4.1~18.3.31) (△) 金 額 構成比(%) 金 額 製 品 別 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 金 額 構成比(%) コネクタ及び同関連製品 103,946 75.5 96,382 76.3 7,564 システム機器及び同関連製品 15,493 11.3 15,194 12.0 299 航空・宇宙用電子機器及び同応用製品 15,530 11.3 12,819 10.2 2,710 2,656 1.9 1,856 1.5 799 137,627 100.0 126,253 100.0 11,373 光デバイス及びその他の製品 合 計 17 日本航空電子工業㈱(6807)平成 19 年3月期決算短信 (リース取引関係) 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 1 前連結会計年度 (17.4.1~18.3.31) リース物件の所有権が借主に移転すると認めら 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認めら れるもの以外のファイナンス・リース取引 れるもの以外のファイナンス・リース取引 (1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額 (1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額 相当額及び期末残高相当額 相当額及び期末残高相当額 (金額単位:百万円) (金額単位:百万円) 取得価額 相当額 機械装置 及び運搬具 工具器具 及び備品 合計 減価償却 累計額 相当額 期末残高 相当額 取得価額 相当額 5,782 2,266 3,515 8,738 4,336 4,401 14,520 6,603 7,917 (2)未経過リース料期末残高相当額 機械装置 及び運搬具 工具器具 及び備品 合計 減価償却 累計額 相当額 期末残高 相当額 5,196 2,056 3,140 7,959 4,186 3,772 13,155 6,242 6,912 (2)未経過リース料期末残高相当額 1年以内 3,079 百万円 1年以内 2,730 百万円 1年超 4,932 百万円 1年超 4,264 百万円 合計 8,011 百万円 合計 6,995 百万円 (3)支払リース料、減価償却費相当額及び支払利 (3)支払リース料、減価償却費相当額及び支払利 息相当額 息相当額 支払リース料 3,468 百万円 支払リース料 3,297 百万円 減価償却費相当額 3,327 百万円 減価償却費相当額 3,117 百万円 支払利息相当額 134 百万円 支払利息相当額 107 百万円 (4)減価償却費相当額の算定方法 (4)減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零と 同左 する定額法により算定しております。 (5)利息相当額の算定方法 (5)利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額相当額 同左 との差額を利息相当額とし、各期への配分方 法については、利息法によっております。 2 オペレーティング・リース取引 2 オペレーティング・リース取引 未経過リース料 未経過リース料 1年以内 19 百万円 1年以内 24 百万円 1年超 46 百万円 1年超 68 百万円 合計 66 百万円 合計 92 百万円 18 日本航空電子工業㈱(6807)平成 19 年3月期決算短信 (税効果会計関係) 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 (1)流動の部 当連結会計年度 (19.3.31) 繰延税金資産 賞与引当金繰入限度超過額 1,231 棚卸資産未実現利益 211 未払事業税 143 その他 164 繰延税金資産合計 1,751 繰延税金負債 債権債務の消去に伴う貸倒引当金調整額 7 その他 189 繰延税金負債 合計 196 納税主体ごとに相殺し連結貸借対照表に計上した純額 繰延税金資産 1,563 繰延税金負債 9 (2)固定の部 繰延税金資産 退職給付引当金繰入限度超過額 3,282 会員権評価損 185 投資有価証券評価損 19 繰越欠損金 18 その他 633 繰延税金資産小計 4,140 評価性引当額 △ 224 繰延税金資産合計 3,916 繰延税金負債 減価償却費 80 その他有価証券評価差額金 486 その他 8 繰延税金負債合計 576 納税主体ごとに相殺し連結貸借対照表に計上した純額 繰延税金資産 3,434 繰延税金負債 94 (金額単位:百万円) 前連結会計年度 (18.3.31) 1,209 195 236 304 1,945 6 324 330 1,620 5 3,626 201 - - 423 4,250 △ 201 4,049 125 444 2 573 3,615 139 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳 当連結会計年度 前連結会計年度 (19.3.31) (18.3.31) 法定実効税率 40.7% 40.7% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 0.4% 0.5% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 0.2% △ 0.1% 住民税均等割 0.2% 0.2% 試験研究費税額控除 △ 3.7% △ 4.1% 海外子会社の適用税率差異 △ 4.6% △ 3.2% 海外子会社からの受取配当金消去 0.2% 2.3% 評価性引当額 0.2% △ 0.3% その他 △ 1.0% △ 0.5% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 32.2% 35.5% 19 日本航空電子工業㈱(6807) 平成 19 年 3 月期決算短信 (有価証券関係) 1.満期保有目的の債券で時価のあるもの (金額単位:百万円) 当連結会計年度 (19.3.31) 区 分 連結貸借対 照表計上額 時 価 前連結会計年度 (18.3.31) 差 額 連結貸借対 照表計上額 時 価 差 額 時価が連結貸借対照表 計上額を超えるもの 国債・地方債等 10 10 0 - - - 社 債 - - - - - - そ の 他 - - - - - - 10 10 0 - - - 国債・地方債等 - - - - - - 社 債 - - - - - - そ の 他 - - - - - - 小 計 - - - - - - 合 計 10 10 0 - - - 小 計 時価が連結貸借対照表 計上額を超えないもの 2.その他有価証券で時価のあるもの (金額単位:百万円) 当連結会計年度 (19.3.31) 区 分 取得原価 連結貸借対 照表計上額 前連結会計年度 (18.3.31) 差 額 取得原価 連結貸借対 照表計上額 差 額 連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの 株 式 1,162 2,359 1,196 1,358 2,452 1,094 債 券 - - - - - - そ の 他 - - - - - - 1,162 2,359 1,196 1,358 2,452 1,094 株 式 17 16 △0 18 15 △2 債 券 - - - - - - そ の 他 - - - - - - 小 計 17 16 △0 18 15 △2 合 計 1,180 2,375 1,195 1,376 2,468 1,091 小 計 連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの 20 日本航空電子工業㈱(6807) 3.当連結会計年度中に売却したその他有価証券 当 連 結 会 計 年 度 区 分 (18.4.1~19.3.31) 売 却 額 681 平成 19 年 3 月期決算短信 (金額単位:百万円) 前 連 結 会 計 年 度 (17.4.1~18.3.31) 3 売 却 益 の 合 計 額 116 0 売 却 損 の 合 計 額 1 0 4.時価評価されていない有価証券 区 (金額単位:百万円) 前 連 結 会 計 年 度 (18.3.31) 連結貸借対照表計上額 当 連 結 会 計 年 度 (19.3.31) 連結貸借対照表計上額 分 その他有価証券 220 (195) 非上場株式 (うち、非連結子会社及び関連会社) 279 (195) 5.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の連結決算日後における償還予定額 当連結会計年度(19.3.31) 区 分 (金額単位:百万円) 1 年以内 1年超5年以内 5 年超 10 年以内 10 年超 ①債券 国債・地方債等 - 10 - - 社債 - - - - その他 - - - - - - - - - 10 - - ②その他 合 計 前連結会計年度(18.3.31) 該当事項はありません。 21 日本航空電子工業㈱(6807)平成 19 年3月期決算短信 (退職給付関係) 1.採用している退職給付制度の概要 確定給付型の制度として、当社及び国内連結子会社4社は、確定給付型企業年金制度(規約型)を 採用しております。そのほか、国内連結子会社1社は退職金規定に基づく退職一時金制度を採用して おります。 また、確定拠出型の制度として、国内連結子会社1社は、中小企業退職金共済制度を採用しており ます。 (金額単位:百万円) 2.退職給付債務に関する事項 職 給 付 債 務 (1) 退 金 資 産 (2) 年 (3) 未 認 識 過 去 勤 務 債 務 (4) 未 認 識 数 理 計 算 上 の 差 異 (5) 会 計 基 準 変 更 時 差 異 未 処 理 額 (6) 退 職 給 付 引 当 金 当連結会計年度 (19.3.31) 前連結会計年度 (18.3.31) △24,123 13,948 △1,916 △227 4,199 △8,119 △23,846 11,651 △2,140 644 4,724 △8,966 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 当連結会計年度 (17.4.1~18.3.31) 3.退職給付費用に関する事項 務 費 用 1,124 (1) 勤 利 息 費 用 578 (2) 待 運 用 収 益 △288 (3) 期 △223 (4) 過 去 勤 務 債 務 の 費 用 処 理 額 100 (5) 数理計算上の差異の費用処理額 524 (6) 会計基準変更時差異費用処理額 の 他 (注) 6 (7) そ 職 給 付 費 用 1,820 (8) 退 (注)「(7)その他」は、中小企業退職金共済制度への拠出額であります。 1,344 563 △210 △94 163 524 6 2,295 4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 引 率 2.5% 2.5% (1) 割 期 待 運 用 収 益 率 2.5% 2.5% (2) 期間定額基準 期間定額基準 (3) 退職給付見込額の期間配分方法 10年 10年 (4) 過 去 勤 務 債 務 の 額 の 処 理 年 数 発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により、費用処理す ることとしております。 15年 15年 (5) 数 理 計 算 上 の 差 異 の 処 理 年 数 発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により、それぞれ発 生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。 主として15年 主として15年 (6) 会計基準変更時差異の処理年数 22 日本航空電子工業㈱(6807)平成 19 年3月期決算短信 (ストック・オプション等関係) 当連結会計年度(18.4.1~19.3.31) 1. ストック・オプションにかかる当連結会計年度における費用計上額及び科目名 売上原価 1 百万円 販売費及び一般管理費 19 百万円 2. ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況 当連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、 株式数に換算して記載しております。 (1)ストック・オプションの内容 日本航空電子工業株式会社 平成 18 年その 1 新株予約権 決議年月日 平成 18 年 6 月 23 日 付与対象者の区分及び人数 当社取締役 13 名 株式の種類別のストック・オプションの付与数 普通株式 50,000 株 付与日 平成 18 年7月 10 日 付与日(平成 18 年7月 10 日)以降、権利確定日(平成 20 権利確定条件 年 6 月 30 日)まで継続して取締役の地位にあることを要す る。ただし、任期満了による退任その他取締役会が正当な 理由があると認めた場合はこの限りではない。 対象勤務期間 平成 18 年7月 10 日~平成 19 年6月 30 日 権利行使期間 権利確定後 4 年間(自 平成 20 年 7 月1日 至 平成 24 年6月 30 日) 決議年月日 付与対象者の区分及び人数 株式の種類別のストック・オプションの付与数 付与日 権利確定条件 対象勤務期間 権利行使期間 日本航空電子工業株式会社 平成 18 年その 2 新株予約権 平成 18 年 6 月 23 日 当社従業員(理事) 20 名 普通株式 20,000 株 平成 18 年 7 月 10 日 付与日(平成 18 年 7 月 10 日)以降、権利確定日(平成 20 年 6 月 30 日)まで取締役又は従業員(理事)の地位にある ことを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職その 他取締役会が正当な理由があると認めた場合はこの限り ではない。 平成 18 年7月 10 日~平成 20 年6月 30 日 権利確定後 4 年間(自 平成 20 年 7 月1日 至 平成 24 年6月 30 日) (2)ストック・オプションの規模及びその変動状況 ① ストック・オプションの数 日本航空電子工業株式会社 平成 18 年その 1 新株予約権 決議年月日 権利確定前(株) 前連結会計年度末 付与 失効 権利確定 未確定残 権利確定後(株) 前連結会計年度末 権利確定 権利行使 失効 未行使残 平成 18 年6月 23 日 - 50,000 - - 50,000 - - - - - 23 日本航空電子工業㈱(6807)平成 19 年3月期決算短信 日本航空電子工業株式会社 平成 18 年その 2 新株予約権 決議年月日 権利確定前(株) 前連結会計年度末 付与 失効 権利確定 未確定残 権利確定後(株) 前連結会計年度末 権利確定 権利行使 失効 未行使残 ②単価情報 決議年月日 権利行使価格(円) 行使時平均株価(円) 付与日における公正な評価単価(円) 平成 18 年6月 23 日 - 20,000 - - 20,000 - - - - - 平成 18 年6月 23 日 1,641 - 438 3. ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法 当連結会計年度において付与された平成 18 年ストック・オプションについての公正な評価単価の 見積方法は以下のとおりです。 (1)使用した評価技法 ブラック・ショールズ式 (2)主な基礎数値及び見積方法 株価変動性 ※1 35.1% 予想残存期間 ※2 4年 予想配当 ※3 10 円/株 無リスク利子率 ※4 1.32% ※1 平成 14 年7月 15 日の週から平成 18 年7月3日の週までの株価実績に基づき、週次で算定し ました。 ※2 過去に実施したストック・オプションの権利行使実績から合理的に見積ることは困難であるため、権 利行使期間の中間点において権利行使されるものと推定して見積りを行っております。 ※3 過去の配当実績では、下期の増配額を翌連結会計年度の上期において継続する傾向があること から、平成 18 年3月期の下期の配当5円に基づき年間の予想配当額を見積りました。 ※4 予想残存期間に対応する国債利回りを採用しております。 4. ストック・オプションの権利確定数の見積方法 ここ数年、自己都合による従業員(理事)の退職はほとんどなく、また、取締役の自己都合による退任も 想定しておりません。したがって、将来の失効数の合理的な見積りは困難であり、実績の失効数のみを 反映する方法を採用しております。 24 日本航空電子工業㈱(6807)平成 19 年3月期決算短信 (1株当たり情報) 期 別 項 目 当連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) 1株当たり純資産額 前連結会計年度 (17.4.1~18.3.31) 642.63円 568.89円 1株当たり当期純利益 79.99円 67.45円 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 79.97円 67.44円 (注)算定上の基礎 1. 1株当たり純資産額 期 別 項 当連結会計年度 目 前連結会計年度 (19.3.31) (18.3.31) 連結貸借対照表上の純資産の部の合計額(百万円) 58,948 ― 普通株式に係る純資産額(百万円) 58,928 ― 20 ― 92,302 ― 604 ― 91,698 ― 差額の主な内訳(百万円) 新株予約権 普通株式の発行済株式数(千株) 普通株式の自己株式数(千株) 1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(千株) 2. 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益 期 別 項 目 当連結会計年度 前連結会計年度 (18.4.1~19.3.31) (17.4.1~18.3.31) 連結損益計算書上の当期純利益(百万円) 7,335 6,263 普通株式に係る当期純利益(百万円) 7,335 6,185 ― 78 ― 78 91,703 91,694 ― ― 23 21 23 21 普通株主に帰属しない金額の主要な内訳(百万円) 利益処分による取締役賞与金 普通株主に帰属しない金額(百万円) 普通株式の期中平均株式数(千株) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に用いられた 当期純利益調整額(百万円) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に用いられた 普通株式増加数の主要な内訳(千株) 新株予約権 普通株式増加数(千株) 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期 純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要 新株予約権2種類 新株予約権の数 70 個 ― (重要な後発事象) 該当事項はありません。 関連当事者との取引、デリバティブ取引及び企業結合等については、開示の重要性が低いため、開示を 省略しております。 25 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月決算短信 5.個別財務諸表 (1) 貸 借 対 照 表 (金額単位:百万円) 期 別 当 期 前 期 (19.3.31) (18.3.31) 金 額 区 分 47,290 13,888 19,708 6,599 1,032 2,760 3,306 △ 5 57.2 金 金 産 産 金 産 金 35,432 16,817 1,452 2,378 14,853 △ 68 42.8 産 産 産 産 金 100.0 33.6 金 金 用 等 金 債 82,722 27,796 18,432 2,456 2,405 1,043 100 3,358 Ⅱ 固定負債 長 期 借 入 金 部 退 職 給 付 引 当 金 7,423 1,889 5,533 Ⅰ 流動資産 現 金 及 び 預 資 受取手形及び売掛 棚 卸 資 繰 延 税 金 資 産 未 収 入 そ の 他 流 動 資 貸 倒 引 当 の Ⅱ 固定資産 有 形 固 定 資 部 無 形 固 定 資 繰 延 税 金 資 そ の 他 固 定 資 貸 倒 引 当 資 産 合 計 Ⅰ 流動負債 支払手形及び買掛 負 短 期 借 入 未 払 費 未 払 法 人 税 債 取 締 役 賞 与 引 当 そ の 他 流 動 負 の 負 債 合 計 Ⅰ 株主資本 資 資 本 本 金 剰 余 金 資 本 準 備 金 そ の 他 資 本 剰 余 金 純 利 資 の 利 益 準 備 金 そ の 他 利益 剰 余 金 研 究 開 発 準 備 金 別 途 積 立 金 繰 越 利 益 剰 余 金 部 自 産 益 己 剰 余 株 金 式 Ⅱ 評価・換算差額等 その 他有 価証 券評 価差 額金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 Ⅲ 新株予約権 資 本 の 部 純 資 産 合 計 負債・純資産合計 Ⅰ 資 本 金 Ⅱ 資本剰余金 資 本 準 備 金 その他資本剰余金 Ⅲ 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 任 意 積 立 金 当期未処分利益 Ⅳ その他有価証券評価差額金 Ⅴ 自 己 株 式 資 本 合 計 負債・資本合計 金 額 構成比(%) 差 引 増 減 (△) 金 額 構成比(%) 57.1 △ 46,314 12,243 20,298 7,384 1,188 3,354 1,850 5 42.9 △ 34,729 16,242 1,512 2,497 14,581 104 81,044 27,132 17,105 2,689 2,591 1,798 - 2,946 100.0 33.5 9.0 10,571 4,356 6,214 13.0 △ △ △ 3,148 2,467 680 35,220 42.6 37,703 46.5 △ 2,483 46,794 10,690 56.6 - - - 14,447 14,431 15 22,215 897 21,318 270 6,488 14,559 △ 558 △ △ △ △ 976 1,645 590 785 155 593 1,455 0 △ △ 702 574 60 119 271 36 △ △ △ - - - - - - - - - - 1,678 664 1,326 232 185 755 100 412 - - - - - - - - - - - - 688 687 0 0.8 - - - - - - - 20 0.0 - - - 47,502 82,722 - - - - - - - - - - 57.4 100.0 - - - - 10,690 14,431 14,431 - 18,118 897 6,758 10,463 610 510 - - 13.2 17.8 0.7 △ 0.6 - - - - - - - - - - - - - - - - 43,340 81,044 53.5 100.0 - - - - - 26 △ 22.4 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 (2) 損 益 計 算 書 期 区 分 Ⅰ売 Ⅱ売 別 上 上 原 売 前 期 (17.4.1~18.3.31) 百分比(%) 金 額 高 108,849 100.0 98,870 100.0 9,978 価 86,409 79.4 78,358 79.3 8,050 22,439 20.6 20,512 20.7 1,927 15,006 13.8 14,584 14.7 421 7,433 6.8 5,927 6.0 1,505 1,375 1.3 1,910 1.9 △ 534 上 総 利 益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 営 当 期 (18.4.1~19.3.31) 百分比(%) 金 額 (金額単位:百万円) 差 引 増 減 (△) 増減率(%) 金 額 業 利 益 Ⅳ営 業 外 収 益 受 取 利 息 及 び 配 当 金 そ の 他 営 業 外 収 益 1,115 260 1,253 Ⅴ営 業 外 費 用 1,576 333 1.2 1,426 1.4 経 益 7,555 6.9 6,411 6.5 1,143 税 引 前 当 期 純 利 益 7,555 6.9 6,411 6.5 1,143 法人税、住民税及び事業税 2,242 2,400 △ 158 法 人 税 等 調 整 額 小 計 221 2,463 2.2 470 1,929 2.0 692 534 当 益 5,091 4.7 4,482 4.5 609 益 - 6,350 - 額 - 366 - 自 己 株 式 処 分 差 損 - 2 - 当 期 未 処 分 利 益 - 10,463 - 前 期 期 中 純 繰 間 利 越 配 利 当 101 1,324 △ 172 81 1,172 利 △ (3) 利 益 処 分 計 算 書 株主総会承認年月日 区 分 (金額単位:百万円) 前 期 (平成18年6月23日) 10,463 Ⅰ 当期未処分利益 Ⅱ 利益処分額 458 配当金 78 取締役賞与金 9,926 Ⅲ 次期繰越利益 27 25.4 △ 461 △ 72 支 払 利 息 そ の 他 営 業 外 費 用 常 10.1 △ 19 △ 152 17.8 13.6 日本航空電子工業㈱(6807) 平成19年3月期決算短信 (4) 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 当期 (18.4.1.~19.3.31) (金額単位:百万円) 株主資本 資本剰余金 資本金 資本準備金 平成18年3月31日残高 10,690 14,431 利益剰余金 その他資本 資本剰余金 利益準備金 剰余金 合計 - 14,431 897 その他利益剰余金 研究開発 準備金 270 別途積立金 6,488 繰越利益 剰余金 利益剰余金 合計 10,463 18,118 剰余金の配当 △917 △917 取締役賞与金 △78 △78 5,091 5,091 当期中の変動額 当期純利益 自己株式の取得 自己株式の処分 15 15 株主資本以外の項目の 当期中の変動額(純額) 当期中の変動額合計 平成19年3月31日残高 - - 15 15 - - - 4,096 4,096 10,690 14,431 15 14,447 897 270 6,488 14,559 22,215 評価・換算差額等 株主資本 自己株式 平成18年3月31日残高 △510 株主資本 合計 42,730 その他 有価証券 評価差額金 繰延ヘッジ 損益 610 - 評価・換算 差額等合計 610 新株予約権 - 純資産合計 43,340 当期中の変動額 剰余金の配当 △917 △917 取締役賞与金 △78 △78 5,091 5,091 当期純利益 自己株式の取得 △79 △79 △79 自己株式の処分 30 46 46 株主資本以外の項目の 当期中の変動額(純額) 当期中の変動額合計 平成19年3月31日残高 77 0 78 20 98 △48 4,063 77 0 78 20 4,162 △558 46,794 687 0 688 20 47,502 28