1.4 MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
DATA SHEET
DS07-12560-2
マイクロコントローラ 8 ビットオリジナル
CMOS
MB89490 シリーズ
MB89498/F499/PV490
■ 概 要
MB89490 シリーズは , オリジナル 8 ビットワンチップマイクロコントローラである F2MC * -8L ファミリの汎用品の一
つとして開発された製品です。コンパクトな命令体系に加えて , 21 ビットタイムベースタイマ , 時計プリスケーラ , PWM
タイマ , 8/16 ビットタイマ / カウンタ , リモコン受信回路 , LCD コントローラ・ドライバ , 外部割込み 0 ( エッジ ) , 外部割
込み 1 ( レベル ) , 10 ビット A/D コンバータ , UART/SIO, SIO, I2C, ウォッチドッグタイマリセットなどの豊富な周辺機能を
内蔵した汎用ワンチップマイクロコントローラです。
MB89490 シリーズは , コンパクトディスク , ラジオ受信コントローラなどの民生用機器向けの豊富な用途に適していま
す。
*:F2MC は , FUJITSU Flexible Microcontroller の略で富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の商標です。
■ 特 長
・ パッケージ
MB89F499, MB89498:QFP パッケージ , LQFP パッケージ
MB89PV490:MQFP パッケージ
・ 低電圧での高速動作
・ 最小命令実行時間:
0.32 µs/12.5 MHz 時
(続く)
富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
Copyright©2004-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved
2008.9
MB89490 シリーズ
(続き)
・ F2MC-8L CPU コア
コントローラに最適な命令体系
乗除算命令
16 ビット演算
ビットテストによるブランチ命令
ビット操作命令など
・ サブクロック用 PLL 回路搭載
・サブクロック用埋込み PLL クロック乗算回路
・サブクロックとして , 逓倍なし /4 逓倍の選択が可能です。
・ 6 系統のタイマ
PWM タイマ× 2
8/16 ビットタイマ / カウンタ× 2
21 ビットタイムベースタイマ
時計プリスケーラ
・ 外部割込み
エッジ検出 ( 選択可能エッジ ):8 ch
“L” レベル割込み ( ウェイクアップ機能 ):8 ch
・ 10 ビット A/D コンバータ (8 ch)
10 ビット逐次比較型
・ UART/SIO
クロック同期・非同期データ転送の切換え可能
・ SIO
同期データ転送の切換え可能
・ LCD コントローラ・ドライバ
最大 32 セグメント出力× 4 コモン
・ I2C インタフェース回路
・ リモコン受信回路
・ 低消費電力モード
ストップモード ( 発振を停止するため電流消費がほとんどない )
スリープモード (CPU を停止するため消費電流が通常の約 1/3)
時計モード ( 時計プリスケーラ以外の動作を停止するため消費電流が非常に少ない )
サブクロックモード
・ ウォッチドッグタイマリセット
・ I/O ポート:最大 66 本
2
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ 品種構成
品名
項目
分類
MB89498
MB89F499
MB89PV490
FLASH
ピギーバック品
( 評価・開発用 )
量産品
( マスク ROM 品 )
ROM 容量
48K × 8 ビット
( 内蔵 ROM)
60K × 8 ビット
( 内蔵 FLASH)
60K × 8 ビット
( 外付け ROM) *
RAM 容量
2 K × 8 ビット
2 K × 8 ビット
2 K × 8 ビット
CPU 機能
基本命令数
命令ビット長
命令長
データビット長
最小命令実行時間
割込み処理時間
ポート
汎用入出力専用ポート (CMOS)
入力ポート (CMOS)
Nch オープンドレイン入出力ポート
合 計
21 ビットタイム
ベースタイマ
割込み発生周期 /12.5 MHz 時 (0.66 ms, 2.6 ms, 21.0 ms, 335.5 ms)
ウォッチドッグ
タイマ
リセット発生周期 /12.5 MHz 時 (167.8 ms ∼ 335.5 ms)
PWM タイマ 0, 1
8 ビットリロードタイマ動作 ( 矩形波出力をサポート , 動作クロック周期:1, 8, 16, 64 tinst)
8 ビット精度 PWM 動作
:136命令
:8 ビット
:1 ∼ 3 バイト
:1, 8, 16 ビット長
:0.32 µs/12.5 MHz
:2.88 µs/12.5 MHz
:56 本
:2 本
:8 本
:66 本
8 ビットタイマ / カウンタ動作 2 チャネル ( タイマ 00 およびタイマ 01 各動作クロック独立 )
8/16 ビットタイマ / または 16 ビットタイマ / カウンタ動作
カウンタ 00, 01
タイマ 00 または 16 ビットタイマ / カウンタ動作時は外部クロック入力によるイベントカウンタ
動作および矩形波出力可
8 ビットタイマ / カウンタ動作 2 チャネル ( タイマ 10 およびタイマ 11 各動作クロック独立 )
8/16 ビットタイマ / または 16 ビットタイマ / カウンタ動作
カウンタ 10, 11
タイマ 10 または 16 ビットタイマ / カウンタ動作時は外部クロック入力によるイベントカウンタ
動作および矩形波出力可
外部割込み 0
( エッジ )
8 ch 独立 ( エッジ選択可 , 割込みベクトル , 要求フラグ )
外部割込み 1
( レベル )
8 ch (“L” レベル割込み )
A/D コンバータ
10 ビット精度× 8 ch
A/D 変換機能 ( 変換時間:30 tinst)
内部クロックによる繰り返し起動をサポート
COM 出力
LCD コントローラ / SEG 出力
ドライバ
LCD 駆動電源 ( バイアス ) 端子
LCD 表示 RAM 容量
:4 ( 最大 )
:32 ( 最大 )
:3
:32 × 4 ビット
UART/SIO
同期 / 非同期データ転送可能
( 最大ボーレート:97.656 Kbps/12.5 MHz)
(7, 8 ビットをパリティビット付き /8, 9 ビットをパリティビットなし )
SIO
8 ビットシリアル入出力を LSB ファースト /MSB ファーストで選択可
4 種類の動作クロックから選択可 (1 つの外部シフトクロックおよび 3 つの内部シフトクロック:
12.5 MHz 時 0.64 µs, 2.56 µs, 10.24 µs)
I2C
1 ch
( 他のデバイスと通信する 2 ワイヤプロトコルを使用 )
(続く)
DS07-12560-2
3
MB89490 シリーズ
(続き)
品名
MB89498
項目
MB89F499
リモコン受信回路
最大ノイズ幅除去選択可
可逆入力極性
スタンバイモード
スリープモード , ストップモード , 時計モード , サブクロックモード
プロセス
CMOS
動作電圧
2.2 V ∼ 3.6 V
2.7 V ∼ 3.6 V
MB89PV490
2.7 V ∼ 3.6 V
*:外付け ROM として MBM27C512 を使用します。
■ パッケージと品種対応
型格
MB89498
MB89F499
MB89PV490
FPT-100P-M06
○
○
×
FPT-100P-M20
○
○
×
MQP-100C-P01
×
×
○
パッケージ
○:使用可能
×:使用不可
■ 品種間の相違点
1. メモリ空間
ピギーバック品などで評価する場合には , 実際に使用する品種との相違をよく確認の上 , 評価してください。特に , 以下
の点にご注意願います。
・ スタック領域などを RAM の上限に設定している場合
2. 消費電流
・ MB89PV490 では , 背面ソケットに接続している EPROM の消費する電流が加わります。
・ 低速で動作させた場合には , フラッシュ搭載品種の消費電流は , マスク ROM 搭載品種より多くなります。
ただし , スリープモードまたはストップモード時の消費電流は同等となります。 ・ 詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。
3. パワーオンリセット後の発振安定待ち時間
・ MB89PV490 および MB89F499 は , パワーオンリセット後の電源安定待ち時間は選択できません。
・ MB89498 は , パワーオンリセット後の電源安定待ち時間が選択可能です。
・ 詳細は「■マスクオプション一覧表」を参照してください。
4
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ 端子配列図
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
VSS
X0
X1
MOD0
RST
P84
P83
P82/SCK1
P81/SO1
P80/SI1
P77/SEG31
P76/SEG30
P75/SEG29
P74/SEG28
P73/SEG27
P72/SEG26
P71/SEG25
P70/SEG24
P67/SEG23
P66/SEG22
(TOP VIEW)
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
P65/SEG21
P64/SEG20
P63/SEG19
P62/SEG18
P61/SEG17
P60/SEG16
SEG15
SEG14
SEG13
SEG12
SEG11
SEG10
SEG9
SEG8
SEG7
SEG6
SEG5
SEG4
SEG3
SEG2
SEG1
SEG0
P54/COM3
P53/COM2
COM1
COM0
V1
V2
V3
VCC
AVSS
P30/AN0/INT10
P31/AN1/INT11
P32/AN2/INT12
P33/AN3/INT13
P34/AN4/INT14
P35/AN5/INT15
P36/AN6/INT16
P37/AN7/INT17
*P40
*P41
*P42
*P43
*P44
*P45
*P46/SCL
*P47/SDA
X1A
X0A
VSS
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
VCC
*P00
*P01
*P02
*P03
*P04
*P05
*P06
*P07
P10/INT00
P11/INT01
P12/INT02
P13/INT03
P14/INT04
P15/INT05
P16/INT06
P17/INT07
P20/TO0
P21/RMC
P22/EC0
P23
P24/TO1
P25/EC1
P26/PWM0
P27/PWM1
P50/SI0
P51/SO0
P52/SCK0
AVR
AVCC
*:高電流端子
(FPT-100P-M06)
(続く)
DS07-12560-2
5
MB89490 シリーズ
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
*P01
*P00
VCC
VSS
X0
X1
MOD0
RST
P84
P83
P82/SCK1
P81/SO1
P80/SI1
P77/SEG31
P76/SEG30
P75/SEG29
P74/SEG28
P73/SEG27
P72/SEG26
P71/SEG25
P70/SEG24
P67/SEG23
P66/SEG22
P65/SEG21
P64/SEG20
(TOP VIEW)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
P63/SEG19
P62/SEG18
P61/SEG17
P60/SEG16
SEG15
SEG14
SEG13
SEG12
SEG11
SEG10
SEG9
SEG8
SEG7
SEG6
SEG5
SEG4
SEG3
SEG2
SEG1
SEG0
P54/COM3
P53/COM2
COM1
COM0
V1
AVR
AVCC
AVSS
P30/AN0/INT10
P31/AN1/INT11
P32/AN2/INT12
P33/AN3/INT13
P34/AN4/INT14
P35/AN5/INT15
P36/AN6/INT16
P37/AN7/INT17
*P40
*P41
*P42
*P43
*P44
*P45
*P46/SCL
*P47/SDA
X1A
X0A
VSS
VCC
V3
V2
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
*P02
*P03
*P04
*P05
*P06
*P07
P10/INT00
P11/INT01
P12/INT02
P13/INT03
P14/INT04
P15/INT05
P16/INT06
P17/INT07
P20/TO0
P21/RMC
P22/EC0
P23
P24/TO1
P25/EC1
P26/PWM0
P27/PWM1
P50/SI0
P51/SO0
P52/SCK0
*:高電流端子
(FPT-100P-M20)
(続く)
6
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(続き)
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
VSS
X0
X1
MOD0
RST
P84
P83
P82/SCK1
P81/SO1
P80/SI1
P77/SEG31
P76/SEG30
P75/SEG29
P74/SEG28
P73/SEG27
P72/SEG26
P71/SEG25
P70/SEG24
P67/SEG23
P66/SEG22
(TOP VIEW)
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
120
119
118
117
116
115
114
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
113
112
111
110
109
108
107
106
105
130
131
132
101
102
103
104
121
122
123
124
125
126
127
128
129
P65/SEG21
P64/SEG20
P63/SEG19
P62/SEG18
P61/SEG17
P60/SEG16
SEG15
SEG14
SEG13
SEG12
SEG11
SEG10
SEG9
SEG8
SEG7
SEG6
SEG5
SEG4
SEG3
SEG2
SEG1
SEG0
P54/COM3
P53/COM2
COM1
COM0
V1
V2
V3
VCC
AVSS
P30/AN0/INT10
P31/AN1/INT11
P32/AN2/INT12
P33/AN3/INT13
P34/AN4/INT14
P35/AN5/INT15
P36/AN6/INT16
P37/AN7/INT17
*P40
*P41
*P42
*P43
*P44
*P45
*P46/SCL
*P47/SDA
X1A
X0A
VSS
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
VCC
*P00
*P01
*P02
*P03
*P04
*P05
*P06
*P07
P10/INT00
P11/INT01
P12/INT02
P13/INT03
P14/INT04
P15/INT05
P16/INT06
P17/INT07
P20/TO0
P21/RMC
P22/EC0
P23
P24/TO1
P25/EC1
P26/PWM0
P27/PWM1
P50/SI0
P51/SO0
P52/SCK0
AVR
AVCC
*:高電流端子
(MQP-100C-P01)
パッケージ上側の端子配列 (MB89PV490 のみ )
端子番号
端子記号
端子番号
端子記号
端子番号
端子記号
端子番号
端子記号
101
N.C.
109
A2
117
N.C.
125
OE
102
A15
110
A1
118
O4
126
N.C.
103
A12
111
A0
119
O5
127
A11
104
A7
112
N.C.
120
O6
128
A9
105
A6
113
O1
121
O7
129
A8
106
A5
114
O2
122
O8
130
A13
107
A4
115
O3
123
CE
131
A14
108
A3
116
VSS
124
A10
132
VCC
N.C.:内部接続がありますので使用しないでください。
DS07-12560-2
7
MB89490 シリーズ
■ 端子機能説明
端子番号
MQFP * 1/
LQFP * 3
QFP * 2
99
96
端子名
入出力
回路形式
機 能
A
水晶発振回路またはその他の発振回路用の接続用端子です。
外部クロックは X0 に接続可能です。この場合 , X1 は開放にして
ください。
A
水晶発振回路またはその他の発振回路用の接続用端子です。
外部クロックは X0A に接続可能です。この場合 , X1A は開放に
してください。
X0
98
95
X1
49
46
X0A
48
45
X1A
97
94
MOD0
B
メモリアクセスモード設定用の入力端子です。
VSS に直接接続してください。
95, 94
92, 91
P84, P83
J
CMOS タイプの汎用入力ポートです。
96
93
RST
C
リセット入出力端子です。この端子は , プルアップ抵抗とヒステ
リシス入力付きの N-ch オープンドレインタイプの端子です。内
部のリセット要求により , 端子より “L“ を出力します。また , “L”
の入力によって内部回路が初期化されます。
2∼9
99 ∼ 6
P00 ∼ P07
D
汎用 CMOS 入出力ポートです。
10 ∼ 17
7 ∼ 14
∼
P17/INT07
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は外部割込み 0 の入力と兼用です。
18
15
P20/TO0
F
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は , 8/16 ビットタイマ / カウンタ 00, 01 出力と兼用して
ます。
19
16
P21/RMC
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子はリモコン受信入力と兼用です。
20
17
P22/EC0
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は , 8/16 ビットタイマ / カウンタ 00, 01 入力と兼用して
ます。
21
18
P23
F
汎用 CMOS 入出力ポートです。
22
19
P24/TO1
F
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は , 8/16 ビットタイマ / カウンタ 10, 11 出力と兼用して
ます。
23
20
P25/EC1
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は , 8/16 ビットタイマ / カウンタ 10, 11 入力と兼用して
ます。
24
21
P26/PWM0
F
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は PWM0 出力と兼用です。
25
22
P27/PWM1
F
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は PWM1 出力と兼用です。
G
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は外部割込み 1 入力と A/D コンバータ入力と兼用です。
P10/INT00
P30/AN0/
32 ∼ 39
29 ∼ 36
INT10
∼
P37/AN7/
INT17
40 ∼ 45
37 ∼ 42
P40 ∼ P45
H
汎用 N-ch オープンドレイン入出力ポート
46
43
P46/SCL
H
汎用 N-ch オープンドレイン入出力ポート
この端子は I2C クロック入出力と兼用です。
47
44
P47/SDA
H
汎用 N-ch オープンドレイン入出力ポート
この端子は I2C データ入出力と兼用です。
(続く)
8
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(続き)
端子番号
MQFP * 1/
LQFP * 3
QFP * 2
端子名
入出力
回路形式
機 能
26
23
P50/SI0
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は SIO データ入力と兼用です。
27
24
P51/SO0
F
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は SIO データ出力と兼用です。
28
25
P52/SCK0
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は SIO クロック入出力と兼用です。
57
54
P53/COM2
F/I
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は LCD コモン出力と兼用です。
58
55
P54/COM3
F/I
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は LCD コモン出力と兼用です。
F/I
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は LCD セグメント出力と兼用です。
P60/SEG16
75 ∼ 82
72 ∼ 79
∼
P67/SEG23
83 ∼ 90
80 ∼ 87
∼
P77/SEG31
F/I
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は LCD セグメント出力と兼用です。
91
88
P80/SI1
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は UART/SIO データ入力と兼用です。
92
89
P81/SO1
F
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は UART/SIO データ出力と兼用です。
93
90
P82/SCK1
E
汎用 CMOS 入出力ポートです。
この端子は UART/SIO クロック入出力と兼用です。
59 ∼ 74
56 ∼ 71
SEG0 ∼
SEG15
I
LCD セグメント出力専用端子です。
55, 56
52, 53
COM0, COM1
I
LCD コモン出力専用端子です。
54, 53, 52
51, 50, 49
V1 ∼ V3
⎯
LCD 駆動用電源端子です。
1, 51
98, 48
VCC
⎯
電源端子です。
50, 100
47, 97
VSS
⎯
電源 (GND) 端子です。
30
27
AVCC
⎯
A/D コンバータの電源端子です。
29
26
AVR
⎯
A/D コンバータの基準電圧入力端子です。
31
28
AVSS
⎯
A/D コンバータの電源端子です。
VSS と同じ電位で使用してください。
P70/SEG24
* 1:MQP-100C-P01
* 2:FPT-100P-M06
* 3:FPT-100P-M20
DS07-12560-2
9
MB89490 シリーズ
・外付け EPROM 用端子 (MB89PV490 のみ )
端子番号
端子名
入出力
102
131
130
103
127
124
128
129
104
105
106
107
108
109
110
111
A15
A14
A13
A12
A11
A10
A9
A8
A7
A6
A5
A4
A3
A2
A1
A0
O
アドレス出力端子です。
122
121
120
119
118
115
114
113
O8
O7
O6
O5
O4
O3
O2
O1
I
データ入力端子です。
101
112
117
126
N.C.
⎯
内部接続端子です。必ず開放にしてください。
116
VSS
O
電源 (GND) 端子です。
123
CE
O
EPROM 用チップイネーブル端子です。スタンバイ時には “H” を出力します。
125
OE
O
EPROM 用出力イネーブル端子です。常に “L” を出力します。
132
VCC
O
EPROM 用電源端子です。
MQFP *
機 能
*:MQP-100C-P01
10
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ 入出力回路形式
分類
回 路
備 考
・ メイン / サブクロック回路
X1 (X1A)
N-ch P-ch
P-ch
X0 (X0A)
A
N-ch
N-ch
ストップモード制御信号
B
・ ヒステリシス入力 (MB89F499 で
CMOS 入力あり )
・ プルダウン抵抗 (MB89498/PV490
に内蔵 ) 約 50 kΩ
R
・ プルアップ抵抗 (Pch) 約 50 kΩ
・ ヒステリシス入力
R
P-ch
C
N-ch
プルアップ
抵抗レジスタ
R
P-ch
P-ch
・ CMOS 出力
・ IOH =− 4 mA, IOL = 12 mA
・ CMOS 入力
・ プルアップ抵抗選択可 約 50 kΩ
D
N-ch
ポート
プルアップ
抵抗レジスタ
R
P-ch
P-ch
・ CMOS 出力
・ IOH =− 2 mA, IOL = 4 mA
・ CMOS ポート入力
・ ヒステリシスリソース入力
・ プルアップ抵抗選択可 約 50 kΩ
E
N-ch
ポート
リソース
(続く)
DS07-12560-2
11
MB89490 シリーズ
(続き)
分類
回 路
プルアップ
抵抗レジスタ
R
P-ch
備 考
P-ch
・ CMOS 出力
・ IOH =− 2 mA, IOL = 4 mA
・ CMOS 入力
・ プルアップ抵抗選択可 50 kΩ
F
N-ch
ポート
プルアップ
抵抗レジスタ
R
P-ch
G
P-ch
・ CMOS 出力
・ IOH =− 2 mA, IOL = 4 mA
・ CMOS ポート入力
・ VIH = 0.85 VCC, VIL = 0.5 VCC リソース
入力
・ アナログ入力
・ プルアップ抵抗選択可
N-ch
ポート
リソース
アナログ
・ Nch オープンドレイン出力
N-ch
H
ポート /
リソース
・ IOL = 15 mA
・ CMOS ポート入力
・ CMOS リソース入力
・ 5 V 耐圧
・ LCD セグメント出力
P-ch
N-ch
I
P-ch
N-ch
・ CMOS 入力
J
12
ポート
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ デバイスの取扱いについて
1. ラッチアップの防止
CMOS IC では , 中・高耐圧以外の入力端子や出力端子にVCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合 , また
はVCC ∼ VSS 間に「■電気的特性」で示される最大定格電圧を超える電圧が印加された場合に , ラッチアップ現象を生じる
ことがあります。
ラッチアップが起きると電源電流が急増し , 素子を熱破壊する恐れがありますので , 使用に際しては最大定格を超える
ことのないよう十分に注意してください。
アナログ系の電源投入時および切断時においてもアナログ電源 (AVCC および AVR) とアナログ入力は , デジタル電源
(VCC) を超えないように注意してください。
2. 未使用入力端子の処理
使用していない入力端子を開放のままにしておくと , 誤動作の原因になることがありますので , プルアップまたはプル
ダウンの処置をしてください。
3. A/D の電源端子処理
A/D を使用しない場合においても , AVCC = VCC, AVSS = AVR = VSS となるよう接続してください。
4. N.C. 端子の処理
N.C. ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。
5. 供給電圧の安定化
安定化の基
VCC 電源電圧の動作保証範囲内においても電源電圧の急激な変化があると誤動作を生じることがあります。
準として , 商用周波数 (50 Hz ∼ 60 Hz) でのVCC リプル変動 (P − P 値 ) は標準VCC 値の10%以下に , また電源の切替え時な
どの瞬時変化においては , 過渡変動率が0.1 V/ms以下になるよう電圧変動を抑えることを推奨いたします。
6. 外部クロック使用時の注意
外部クロック使用時でも,パワーオンリセットおよびストップモード解除時には,発振安定時間が発生します。
7. 未使用の専用 LCD 端子の扱いについて
専用 LCD 端子を使用しない場合には , 開放にしてください。
DS07-12560-2
13
MB89490 シリーズ
■ MB89F499 のフラッシュメモリの書込み / 消去について
1. フラッシュメモリの概要
フラッシュメモリは CPU メモリマップ上の 1000H ∼ FFFFH に配置され , フラッシュメモリインタフェース回路の機能
により , マスク ROM と同様に CPU からリードアクセスおよびプログラムアクセスが可能です。フラッシュメモリへの書
込み / 消去は , フラッシュメモリインタフェース回路を介して CPU からの命令動作で行えます。このため , 内蔵 CPU の制
御による実装状態での書き換えが可能となり , プログラムおよびデータの改善が効率よく行えます。
2. フラッシュメモリの特長
・ 60 K バイト× 8 ビット (16 K + 8 K + 8 K + 28 K セクタ ) 構成
・ 自動アルゴリズム (Embedded algorithm:MBM29LV200 と同様 )
・ 消去一時停止 / 消去再開機能の搭載
・ データポーリング , トグルビットによる書込み / 消去完了検出
・ CPU 割込みによる書込み / 消去の完了検出
・ JEDEC 標準型コマンドと互換
・ セクタ保護 ( セクタ組み合わせ自由 )
・ 書込み / 消去回数 ( 最小 ) 10,000 回
3. フラッシュメモリ書込み / 消去の方法
フラッシュメモリは書込みと読出しを同時に行うことはできません。フラッシュメモリにデータ書込み / 消去動作を行
う際には , プログラムを RAM にまずコピーすると,フラッシュメモリからプログラムアクセスをせずに書込み動作だけを
行うことが可能になります。
4. フラッシュメモリのレジスタ
・フラッシュメモリ制御ステータスレジスタ (FMCS)
アドレス
Bit 7
Bit 6
Bit 5
Bit 4
Bit 3
Bit 2
Bit 1
Bit 0
初期値
007AH
INTE
RDYINT
WE
RDY
予約
予約
⎯
予約
000X00-0B
R/W
R/W
R/W
R
R/W
R/W
⎯
R/W
5. セクタ構成
フラッシュメモリのセクタ構成を下表に示し , CPU によるアクセス時とフラッシュ書込みライタ使用時の各セクタの対
応するアドレスも示します。
・フラッシュメモリのセクタ構成
フラッシュメモリ
CPU アドレス
ライタアドレス*
16 K バイト
FFFFH ∼ C000H
1FFFFH ∼ 1C000H
8 K バイト
BFFFH ∼ A000H
1BFFFH ∼ 1A000H
8 K バイト
9FFFH ∼ 8000H
19FFFH ∼ 18000H
28 K バイト
7FFFH ∼ 1000H
17FFFH ∼ 11000H
*: ライタアドレスとは , フラッシュメモリにパラレルライタでデータ書込みを行う場合に , CPU アドレスに対して相当
するアドレスです。汎用ライタを使用して書込み / 消去を行う際は , このアドレスを使用します。
14
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ ピギー / エバチップ搭載 EPROM の書込みについて
1. 使用 EPROM
MBM27C512-20TV
2. メモリ空間
EPROM ライタ上に対応するメモリ空間を下図に示します。
アドレス
通常動作モード
EPROM ライタ上の対応するアドレス
0000H
I/O
0080H
RAM
0880H
1000H
禁止
1000H
PROM
60 KB
FFFFH
EPROM
60 KB
FFFFH
3. EPROM への書込み方法
(1) EPROM ライタを MBM27C512 の設定にする。
(2) プログラムデータを EPROMライタの 1000 H ∼ FFFF H にロードする。
(3) EPROM ライタで 1000 H ∼ FFFF H の書込みを行う。
DS07-12560-2
15
MB89490 シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
X0
X1
21 ビットタイム
ベースタイマ
メインクロック
発振回路
AVCC
AVSS
AVR
クロック制御
サブクロック
発振回路
RST
リセット回路
( ウォッチドッグ
タイマ )
10 ビット
A/D コンバータ
CMOS I/O ポート
外部割込み 1
( レベル )
時計プリスケーラ
8
リモコン受信回路
P22/EC0
8/16 ビットタイマ /
カウンタ 00, 01
P20/TO0
P25/EC1
8/16 ビットタイマ /
カウンタ 10, 11
8
ポート 1
P24/TO1
8
8
外部割込み 0
( エッジ )
RAM (2 K バイト )
F2MC-8L
CPU
ポート 4 *
CMOS 入出力ポート
UART/SIO
P45 ~ P40
P84
P83
P82/SCK1
P81/SO1
P80/SI1
P52/SCK0
P51/SO0
P50/SI0
SIO
CMOS 入出力ポート
2 P54/COM3,
P53/COM2
16 SEG0
~ SEG15
2 COM0,
COM1
2
LCD コントローラ /
ドライバ
3
32 × 4 ビット表示
RAM (16 バイト )
16
ROM 48 K バイト / フラッシュ60 K バイト
その他の端子
6
N-ch オープンドレイン
入出力ポート
CMOS 入出力ポート
ポート 0 *
CMOS 入出力ポート
P47/SDA
P46/SCL
ポート 8
P21/RMC
I2C
ポート 5
ポート 2
P27/PWM1
8 ビット
PWM タイマ 1
内
部
デ
|
タ
バ
ス
ポート 6,7
8 ビット
PWM タイマ 0
P26/PWM0
P07 ~ P00
8 P37/AN7/INT17
~
P30/AN0/INT10
CMOS 入出力ポート
P23
P17/INT07 ~
P10/INT00
8
ポート 3
X0A
X1A
V1 ~ V3
8 P67/SEG23
~ P60/SEG16
8 P77/SEG31
~ P70/SEG24
CMOS 入出力ポート
VCC × 2, VSS × 2, MOD0
*:高電流入出力ポート
16
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ CPU コア
1. メモリ空間
MB89490 シリーズのメモリ空間は 64 K バイトであり , この空間の中に I/O, データ領域 , プログラム領域のすべてを格
納します。I/O はアドレスの最下位近くにあり , データ領域はそのすぐ上に配置します。データ領域は , 用途別にレジスタ
領域 , スタック領域 , ダイレクト領域などに分割できます。プログラム領域は正反対にアドレス空間の最上位付近にあり ,
その中でも最も上位に割込み・リセットベクトルやベクトルコール命令のテーブルなどを配置します。
MB89490 シリーズ
のメモリ空間の構造を以下に示します。
メモリ空間
MB89498
0000H
MB89F499
0000H
I/O
0080H
0000H
I/O
0080H
RAM
0100H
I/O
0080H
RAM
0100H
汎用
0200H レジスタ
0880H
MB89PV490
0200H
0880H
1000H
RAM
0100H
汎用
レジスタ
空き
汎用
0200H レジスタ
0880H
1000H
空き
空き
フラッシュ
(60 K)
4000H
FFC0H
FFFFH
ROM
FFC0H
FFFFH
外部 ROM
(60 K)
FFC0H
FFFFH
ベクタテーブル ( リセット , 割込み , ベクトルコール命令 )
DS07-12560-2
17
MB89490 シリーズ
2. レジスタ
F2MC-8L シリーズには CPU 内にある用途専用のレジスタとメモリ上にある汎用レジスタの 2 種類のレジスタがありま
す。専用レジスタは以下のものが該当します。
プログラムカウンタ (PC)
アキュムレータ (A)
:16 ビット長 , 命令格納位置を示します。
:16 ビット長 , 演算などの一時記憶レジスタで 8 ビットデータ処理命令では下位側
の 1 バイトを使用します。
テンポラリアキュムレータ (T) :16 ビット長 , アキュムレータとの間で演算を行います。
8 ビットデータ処理命令では下位側の 1 バイトを使用します。
インデックスレジスタ (IX)
エクストラポインタ (EP)
スタックポインタ (SP)
プログラムステータス (PS)
:16 ビット長 , インデックス修正を行うレジスタです。
:16 ビット長 , メモリアドレスを示すポインタです。
:16 ビット長 , スタック領域を示します。
:16 ビット長 , レジスタポインタやコンディションコードを格納するレジスタです。
初期値
16 ビット
FFFDH
:プログラムカウンタ
PC
A
:アキュムレータ
不定
T
:テンポラリアキュムレータ
不定
IX
:インデックスレジスタ
不定
EP
:エクストラポインタ
不定
SP
:スタックポインタ
不定
PS
:プログラムステータス
I-flag = 0, IL1, 0 = 11
他のビットは不定
さらに , PSは上位8ビットがレジスタバンクポインタ (RP) , 下位8ビットがコンディションコードレジスタ (CCR) のよ
うに分けられます ( 下図参照 ) 。
プログラムステータスの構造
15
PS
14
13
12
10
9
8
空き 空き 空き
RP
RP
18
11
7
6
H
I
5
4
IL1, 0
3
2
1
0
N
Z
V
C
CCR
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
RP は現在使用しているレジスタバンクのアドレスを示すもので , RP の内容と実アドレスの関係は下図に示す変換規則
になっています。
汎用レジスタ領域の実アドレス変換規則
RP 上位
オペコード
下位
“0” “0” “0” “0” “0” “0” “0” “1” R4 R3 R2 R1 R0 b2
発生アドレス
b1
b0
A15 A14 A13 A12 A11 A10 A9 A8 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0
CCR は演算の結果や転送データの内容を示すビットと , 割込み時の CPU の動作を制御するビットがあります。
H フラグ :演算の結果 , ビット 3 からビット 4 への繰上げや借越しが発生した場合 , 1 にセットされ , それ以外の場合
は 0 にクリアされます。このフラグは十進補正命令用です。
I フラグ :このフラグが 1 のとき割込みを許可し , 0 のとき割込みを禁止します。リセット時に 0 になります。
IL1, 0
:現在許可している割込みのレベルを示します。このビットが示す値より強い割込み要求があった場合の
み , 割込み処理を行います。
IL1
IL0
0
0
0
1
1
0
2
1
1
3
割込みレベル
1
強弱
強い
弱い
N フラグ :演算の結果 , 最上位ビットが 1 のとき 1 にセットされ , 0 のとき 0 にクリアされます。
Z フラグ :演算の結果 , 0 であれば 1 にセットされ , それ以外のとき 0 にクリアされます。
V フラグ :演算の結果 , 2 の補数のオーバフローが発生したとき 1 にセットされ , 発生しなかったとき 0 にクリアさ
れます。
C フラグ :演算の結果 , ビット 7 から繰上げや借越しが発生した場合 1 にセットされ , それ以外の場合は 0 にクリア
されます。また , シフト命令ではシフトアウトした値になります。
DS07-12560-2
19
MB89490 シリーズ
また , 汎用レジスタとして , 以下のものがあります。
汎用レジスタ:8 ビット長 , データを格納するレジスタ
汎用レジスタは 8 ビット長のレジスタで , メモリ上のレジスタバンク内にあります。1 バンクあたり 8 個のレジスタがあ
り , 全部で 32 バンクまで使用できます。現在使用しているバンクはレジスタバンクポインタ (RP) で示します。
レジスタバンク構成
ここのアドレス= 0100H + 8 × (RP)
R0
R1
R2
R3
R4
R5
R6
R7
32 バンク
メモリ領域
20
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ I/O マップ
書込み / 読出し
初期値
ポート 0 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
DDR0
ポート 0 方向レジスタ
W*
00000000B
02H
PDR1
ポート 1 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
03H
DDR1
ポート 1 方向レジスタ
W*
00000000B
04H
PDR2
ポート 2 データレジスタ
R/W
00000000B
06H
DDR2
ポート 2 方向レジスタ
R/W
00000000B
07H
SYCC
システムクロック制御レジスタ
R/W
X-1MM100B
08H
STBC
スタンバイ制御レジスタ
R/W
00010XXXB
09H
WDTC
ウォッチドッグタイマ制御レジスタ
W*
0---XXXXB
0AH
TBTC
タイムベースタイマ制御レジスタ
R/W
00---000B
0BH
WPCR
時計プリスケーラ制御レジスタ
R/W
00--0000B
0CH
PDR3
ポート 3 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
0DH
DDR3
ポート 3 方向レジスタ
R/W
11111111B
0EH
RSFR
リセットフラグレジスタ
R
XXXX----B
0FH
PDR4
ポート 4 データレジスタ
R/W
11111111B
10H
PDR5
ポート 5 データレジスタ
R/W
---XXXXXB
11H
DDR5
ポート 5 方向レジスタ
R/W
---00000B
12H
PDR6
ポート 6 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
13H
DDR6
ポート 6 方向レジスタ
R/W
00000000B
14H
PDR7
ポート 7 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
15H
DDR7
ポート 7 方向レジスタ
R/W
00000000B
16H
PDR8
ポート 8 データレジスタ
R/W
---XXXXXB
17H
DDR8
ポート 8 方向レジスタ
R/W
---00000B
18H
EIC0
外部割込み 0 制御レジスタ 0
R/W
00000000B
19H
EIC1
外部割込み 0 制御レジスタ 1
R/W
00000000B
1AH
EIC2
外部割込み 0 制御レジスタ 2
R/W
00000000B
1BH
EIC3
外部割込み 0 制御レジスタ 3
R/W
00000000B
1CH
EIE1
外部割込み 1 許可レジスタ
R/W
00000000B
1DH
EIF1
外部割込み 1 フラグレジスタ
R/W
-------0B
1EH
SMR
シリアルモードレジスタ
R/W
00000000B
1FH
SDR
シリアルデータレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
20H
T01CR
タイマ 01 制御レジスタ
R/W
000000X0B
21H
T00CR
タイマ 00 制御レジスタ
R/W
000000X0B
22H
T01DR
タイマ 01 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
23H
T00DR
タイマ 00 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
24H
T11CR
タイマ 11 制御レジスタ
R/W
000000X0B
25H
T10CR
タイマ 10 制御レジスタ
R/W
000000X0B
26H
T11DR
タイマ 11 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
27H
T10DR
タイマ 10 データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
アドレス
レジスタ略称
00H
PDR0
01H
レジスタ名称
05H
( 予約 )
(続く)
DS07-12560-2
21
MB89490 シリーズ
書込み / 読出し
初期値
A/D 入力許可レジスタ
R/W
11111111B
ADC0
A/D 制御レジスタ 0
R/W
-00000X0B
2AH
ADC1
A/D 制御レジスタ 1
R/W
-0000001B
2BH
ADDH
A/D データレジスタ ( 上位バイト )
R
------XXB
2CH
ADDL
A/D データレジスタ ( 下位バイト )
R
XXXXXXXXB
2DH
CNTR0
PWM0 タイマ制御レジスタ
R/W
0-000000B
PWM0 タイマ比較レジスタ
W
*
アドレス
レジスタ略称
28H
ADER
29H
レジスタ名称
2EH
COMR0
2FH
SMC0
UART/SIO シリアルモード制御レジスタ
R/W
00000000B
30H
SMC1
UART/SIO シリアルモード制御レジスタ
R/W
00000000B
31H
SSD
UART/SIO シリアルステータス / データレジスタ
R/W
00001---B
32H
SIDR/SODR
UART/SIO シリアルデータレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
33H
SRC
UART/SIO シリアルレート制御レジスタ
R/W
XXXXXXXXB
34H
CNTR1
PWM1 タイマ制御レジスタ
R/W
0-000000B
PWM1 タイマ比較レジスタ
*
35H
36H
37H
38H
39H
COMR1
IBSR
IBCR
ICCR
IADR
3AH
IDAR
3BH
PLLCR
W
XXXXXXXXB
XXXXXXXXB
2
R
00000000B
2
R/W
00000000B
2
R/W
000XXXXXB
2
R/W
-XXXXXXXB
2
I C データレジスタ
R/W
XXXXXXXXB
サブ PLL 制御レジスタ
R/W
----0000B
R
XXXXXXXXB
I C バスステータスレジスタ
I C バス制御レジスタ
I C クロック制御レジスタ
I C アドレスレジスタ
3CH ∼ 3FH
( 予約 )
40H
RMN
リモコンカウンタレジスタ
41H
RMC
リモコン制御レジスタ
R/W
00000000B
42H
RMS
リモコンステータスレジスタ
R/W
0X000001B
43H
RMD
リモコン FIFO データレジスタ
R
X----XXXB
44H
RMCD0
リモコン比較レジスタ 0
R/W
11111111B
45H
RMCD1
リモコン比較レジスタ 1
R/W
11111111B
46H
RMCD2
リモコン比較レジスタ 2
R/W
11111111B
47H
RMCD3
リモコン比較レジスタ 3
R/W
11111111B
48H
RMCD4
リモコン比較レジスタ 4
R/W
11111111B
49H
RMCD5
リモコン比較レジスタ 5
R/W
11111111B
4AH
RMCI
リモコン割込みレジスタ
R/W
0000-000B
LCD コントローラ出力制御レジスタ
R/W
-0000000B
LCD コントローラ制御レジスタ
R/W
00010000B
4BH ∼ 5DH
( 予約 )
5EH
LOCR
5FH
LCR
60H ∼ 6FH
VRAM
LCD データ RAM
R/W
XXXXXXXXB
70H
PUCR0
ポート 0 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
11111111B
71H
PUCR1
ポート 1 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
11111111B
72H
PUCR2
ポート 2 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
11111111B
73H
PUCR3
ポート 3 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
11111111B
74H
PUCR5
ポート 5 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
---11111B
(続く)
22
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(続き)
書込み / 読出し
初期値
ポート 6 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
11111111B
PUCR7
ポート 7 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
11111111B
PUCR8
ポート 8 プルアップ抵抗制御レジスタ
R/W
-----111B
7AH
FMCS
フラッシュメモリ制御ステータスレジスタ
R/W
000X00-0B
7BH
ILR1
割込みレベル設定レジスタ 1
W*
11111111B
7CH
ILR2
割込みレベル設定レジスタ 2
W*
11111111B
7DH
ILR3
割込みレベル設定レジスタ 3
W*
11111111B
7EH
ILR4
割込みレベル設定レジスタ 4
W*
11111111B
アドレス
レジスタ略称
75H
PUCR6
76H
77H
レジスタ名称
78H ∼ 79H
( 予約 )
7FH
( 予約 )
*:ビット操作命令は使用不可
・ 書込み / 読み込みについての説明
R/W: リード・ライト可
R:
リードオンリ
W:
ライトオンリ
・ 初期値についての説明
0: このビットの初期値が “0”
1: このビットの初期値が “1”
X: このビットの初期値は不定
-: このビットは未使用
M: このビットの初期値はマスクオプションより決定
DS07-12560-2
23
MB89490 シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
項 目
記 号
定 格 値
単位
備 考
最 小
最 大
VCC
AVCC
VSS − 0.3
VSS + 4.0
V
AVR
VSS − 0.3
VSS + 4.0
V
V1 ∼ V3
VSS − 0.3
VCC
V
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
P40 ∼ P47 以外
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
MB89PV490, MB89498 で P40 ∼ P47
VSS − 0.3
VSS + 5.5
V
MB89F499 で P40 ∼ P47
VO
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
ICLAMP
− 2.0
+ 2.0
mA
*2
Σ|ICLAMP|
⎯
20
mA
*2
“L” レベル最大出力電流
IOL
⎯
15
mA
“L” レベル平均出力電流
IOLAV
⎯
4
mA
“L” レベル最大総出力電流
ΣIOL
⎯
100
mA
“L” レベル平均総出力電流
ΣIOLAV
⎯
40
mA
“H” レベル最大出力電流
IOH
⎯
− 15
mA
“H” レベル平均出力電流
IOHAV
⎯
−4
mA
“H” レベル最大総出力電流
ΣIOH
⎯
− 50
mA
“H” レベル平均総出力電流
ΣIOHAV
⎯
− 20
mA
消費電力
PD
⎯
300
mW
動作温度
TA
− 40
+ 85
°C
保存温度
Tstg
− 55
+ 150
°C
電源電圧 *1
LCD 用電源電圧
入力電圧 *
1
出力電圧 *
1
最大クランプ電流
最大総クランプ電流
VI
AVCC は VCC と等価
平均値 ( 動作電流×動作率 )
平均値 ( 動作電流×動作率 )
平均値 ( 動作電流×動作率 )
平均値 ( 動作電流×動作率 )
* 1:AVSS = VSS = 0.0 V を基準にしています。
* 2:・ 該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P50 ∼ P52, P80 ∼ P82
・ 推奨動作条件内でご使用ください。
・ 直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。
・ + B 信号とマイコンの間には,必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。
・ + B 入力時にマイコン端子に入力される電流が,瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限抵抗の値を設
定してください。
・ 低消費電力モードなどマイコンの駆動電流が少ない動作状態では,+ B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC
端子の電位を上昇させ,他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。
・ マイコン電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているた
め,不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。
・ 電源投入時に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているため,パワーオンリセットが動作しない電
源電圧になる可能性がありますのでご注意ください。
・ + B 入力端子は,オープン状態にならないようにご注意ください。
・ A/D 入力端子を除くアナログ系入力端子 (LCD 駆動端子,コンパレータ入力端子など ) は,+ B 入力ができませ
んのでご注意ください。
(続く)
24
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(続き)
・推奨回路例:
・入出力等価回路
保護ダイオード
VCC
P-ch
制限抵抗
+ B 入力 (0 V ∼ 16 V)
N-ch
R
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
DS07-12560-2
25
MB89490 シリーズ
2. 推奨動作条件
(AVss = Vss = 0.0 V)
項 目
規格値
記号
備 考
最大
2.7 *
3.6
V
通常動作保証範囲
MB89PV490,
MB89F499
2.2 *
3.6
V
通常動作保証範囲
MB89498
1.5
3.6
V
ストップモード時 RAM 状態保持
AVR
2.7
3.6
V
V1 ∼ V3
Vss
Vcc
V
TA
− 40
+ 85
°C
VCC
AVCC
電源電圧
LCD 用電源電圧
単位
最小
動作温度
*:動作状態およびアナログ保証範囲により異なります。図 1, 図 2 および「5.A/D 変換部電気的特性」を参照してください。
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
図 1. 動作電圧−メインクロック動作周波数 (MB89F499/498)
動作電圧 (V)
3.6
アナログ精度
保証範囲:
VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V
3.0
2.7
2.2
2.0
メインクロック
動作周波数 (MHz)
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
8.0
9.0
4.0
2.0
1.33
1.0
0.8
0.66
0.57
0.50
0.44
10.0 11.0 12.0 12.5
0.4
0.36 0.33 0.32
最小命令実行時間
( インストラクションサイクル ) (µs)
( 注意事項 ) MB89F499 では , 色の付いた領域は保証されません。
26
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
図 2. 動作電圧−メインクロック動作周波数 (MB89PV490)
動作電圧 (V)
3.6
3.5
アナログ精度
保証範囲:
VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V
3.0
2.7
メインクロック
動作周波数 (MHz)
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
8.0
9.0
4.0
2.0
1.33
1.0
0.8
0.66
0.57
0.50
0.44
10.0 11.0 12.0 12.5
0.4
最小命令実行時間
( インストラクションサイクル ) (µs)
0.36 0.33 0.32
図 1, 図 2 は , 4/FCH インストラクションサイクルでの外部発振器の動作周波数を示します。
動作電圧範囲は , インストラクションサイクルによって異なりますので , 動作速度がギアなどにより変化した場合は
図 1, 図 2 を参照してください。
DS07-12560-2
27
MB89490 シリーズ
3. 直流規格
(AVCC = VCC = 3.0 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号
端子名
単位
備 考
標準
最大
⎯
0.7 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
⎯
0.7 VCC
⎯
VSS + 6.0
V
MB89498
⎯
0.7 VCC
⎯
VSS + 5.5
V
MB89F499
VIHS
RST, MOD0,
EC0, EC1, SCK0,
SI0, SCK1, SI1,
RMC, INT00 ∼
INT07
⎯
0.8 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
VIHA
INT10 ∼ INT17
⎯
0.85 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
VIL
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47,
P50 ∼ P54,
P60 ∼ P67,
P70 ∼ P77,
P80 ∼ P84,
SCL, SDA
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.3 VCC
V
VILS
RST, MOD0,
EC0, EC1, SCK0,
SI0, SCK1, SI1,
RMC, INT00 ∼
INT07
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.2 VCC
V
VILA
INT10 ∼ INT17
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.5 VCC
V
⎯
VSS − 0.3
⎯
VSS + 6.0
V
MB89498
⎯
VSS − 0.3
⎯
VSS + 5.5
V
MB89F499
“H” レベル
入力電圧
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P50 ∼ P54,
P60 ∼ P67,
P70 ∼ P77,
P80 ∼ P84,
SCL, SDA
P40 ∼ P47
“L” レベル
入力電圧
“H” レベル
出力電圧
規 格 値
最小
VIH
オープンドレイン
出力端子印加電圧
条 件
VD
VOH
P40 ∼ P47
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P50 ∼ P54,
P60 ∼ P67,
P70 ∼ P77,
P80 ∼ P82
IOH =− 2.0 mA
2.2
⎯
⎯
V
P00 ∼ P07
IOH =− 4.0 mA
2.2
⎯
⎯
V
(続く)
28
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(AVCC = VCC = 3.0 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
“L” レベル
出力電圧
入力リーク
電流
オープンドレイン
出力リーク電流
プルダウン抵抗
記号
端子名
条 件
規 格 値
最小
標準
最大
単位
備 考
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P50 ∼ P54,
P60 ∼ P67,
P70 ∼ P77,
P80 ∼ P82, RST
IOL = 4.0 mA
⎯
⎯
0.4
V
P00 ∼ P07
IOL = 12.0 mA
⎯
⎯
0.4
V
P40 ∼ P47
IOL = 15.0 mA
⎯
⎯
0.4
V
ILI
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47,
P50 ∼ P54,
P60 ∼ P67,
P70 ∼ P77,
P80 ∼ P84
0.45 V < VI < VCC
−5
⎯
+5
µA
ILOD
P40 ∼ P47
0.0 V < VI < VCC
−5
⎯
+5
µA
25
50
100
kΩ
MB89F499
以外
プルアップ
抵抗あり指
定時
(RST 以外 )
VOL
RDOWN MOD0
プルアップ抵抗
RPULL
コモン出力
インピーダンス
VI = VCC
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P50 ∼ P54,
P60 ∼ P67,
P70 ∼ P77,
P80 ∼ P82,
RST
VI = 0.0 V
25
50
100
kΩ
RVCOM COM0 ∼ COM3
V1 ∼ V3 =+ 3.0 V
⎯
⎯
2.5
kΩ
セグメント出力
インピーダンス
RVSEG
V1 ∼ V3 =+ 3.0 V
⎯
⎯
15
kΩ
LCD 分割抵抗
RLCD
⎯
VCC ∼ VSS 間
300
500
750
kΩ
LCD コントロー
ラ / ドライバリー
ク電流
ILCDL
V1 ∼ V3,
COM0 ∼ COM3,
SEG0 ∼ SEG31
−1
⎯
+1
µA
SEG0 ∼ SEG31
⎯
プルアップ
抵抗なし
(続く)
DS07-12560-2
29
MB89490 シリーズ
(続き)
(AVCC = VCC = 3.0 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号
端子名
単位
備 考
最小
標準
最大
⎯
8.0
12.0
mA
MB89F499
⎯
7.0
12.0
mA
MB89498
ICC1
ICC2
FCH = 12.5 MHz
tinst = 5.33 µs
メインクロック
ランモード
⎯
1.0
3.0
mA
MB89F499
MB89498
ICCS1
FCH = 12.5 MHz
tinst = 0.33 µs
メインクロック
スリープモード
⎯
3.0
5.0
mA
MB89F499
MB89498
ICCS2
FCH = 12.5 MHz
tinst = 5.33 µs
メインクロック
スリープモード
⎯
0.6
2.0
mA
MB89F499
MB89498
ICCL
FCL = 32.768 kHz
サブクロック
モード
TA =+ 25 °C
⎯
40.0
60.0
µA
MB89F499
MB89498
ICCLPLL
FCL = 32.768 kHz
サブクロック
モード
TA =+ 25 °C
サブ PLL × 4
⎯
180.0
250.0
µA
MB89F499
MB89498
ICCLS
FCL = 32.768 kHz
サブクロック
スリープモード
TA =+ 25 °C
⎯
14.0
30.0
µA
MB89F499
MB89498
ICCT
FCL = 32.768 kHz
時計モード
メインクロック
ストップモード
TA =+ 25 °C
⎯
1.5
13.0
µA
MB89F499
MB89498
ICCH
TA =+ 25 °C
サブクロック
ストップモード
⎯
0.8
4.0
µA
MB89F499
MB89498
AVCC = 3.0 V,
TA =+ 25 °C
⎯
1.2
4.4
mA
A/D 変換中
TA =+ 25 °C
⎯
0.8
4.0
µA
A/D 停止
f = 1 MHz
⎯
10.0
⎯
pF
IA
VCC
AVCC
IAH
30
規 格 値
FCH = 12.5 MHz
tinst = 0.33 µs
メインクロック
ランモード
電源電流
入力容量
条 件
CIN
VCC, VSS, AVCC,
AVSS, AVR 以外
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
4. 交流規格
(1) リセットタイミング
(AVCC = VCC = 3.0 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
RST “L” パルス幅
記 号
条 件
tZLZH
⎯
規 格 値
最小
最大
48 tHCYL
⎯
単位
備 考
ns
(注意事項)tHCYL は X0 端子入力の発振周期 (1/FCH) です。
“L” パルス幅が tZLZH より短いときは MCU の動作は保証されません。
tZLZH
RST
0.2 VCC
0.2 VCC
(2) パワーオンリセット
(AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
電源立上り時間
電源切断時間
記 号
tR
tOFF
条 件
⎯
規 格 値
単位
最小
最大
⎯
50
ms
1
⎯
ms
備 考
繰返し動作のため
(注意事項)選択された発振安定時間以内で電源を立ち上げるようにしてください。
電源電圧の急激な変化はパワーオンリセットを引き起す可能性があります。また , 動作中に電源電圧を変化
させる場合は電源電圧をなめらかに立ち上げることを推奨いたします。
tR
tOFF
1.5 V
VCC
DS07-12560-2
0.2 V
0.2 V
0.2 V
31
MB89490 シリーズ
(3) クロックタイミング規格
(AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
クロック周波数
クロックサイクルタイム
入力クロックパルス幅
入力クロック立上り / 立下り時間
記号
端子名
FCH
規 格 値
単位
最 小
標 準
最 大
X0, X1
1
⎯
12.5
MHz
FCL
X0A, X1A
⎯
32.768
75
kHz
tHCYL
X0, X1
80
⎯
1000
ns
tLCYL
X0A, X1A
13.3
30.5
⎯
µs
PWH
PWL
X0
20
⎯
⎯
ns
PWHL
PWLL
X0A
⎯
15.2
⎯
µs
tCR
tCF
X0, X0A
⎯
⎯
10
ns
備 考
外部クロック
・X0, X1 タイミングおよび印加条件
tHCYL
PWH
PWL
tCF
tCR
0.8 VCC
0.8 VCC
X0
0.2 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
・メインクロック印加条件
水晶振動子使用時
または
セラミック振動子使用時
X0
外部クロック使用時
X0
X1
X1
開放
FCH
C1
32
C2
FCH
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
・サブクロックタイミングおよび印加条件
tLCYL
0.8 VCC
X0A
0.2 VCC
PWHL
PWLL
tCR
tCF
・サブクロック印加条件
水晶振動子または
セラミック振動子を使用時
X0A
X0A
X1A
FCL
外部クロック使用時
X1A
Rd
FCL
C0
サブクロックを使用しない場合
X0A
X1A
開放
開放
C1
(4) インストラクションサイクル
項 目
インストラクション
サイクル
( 最小命令実行時間 )
DS07-12560-2
記号
規 格 値 ( 標準 )
単位
4/FCH, 8/FCH, 16/FCH, 64/FCH
µs
FCH = 12.5 MHz 動作時
(4/FCH) tinst = 0.32 µs
2/FCL, 1/2FCL
µs
FCL = 32.768 kHz 動作時
(2/FCH) tinst = 61.036 µs
tinst
備 考
33
MB89490 シリーズ
・PLL 動作保証範囲 ( サブ PLL × 4)
内部動作クロック周波数と電源電圧との関係
動作電圧 (V)
サブ PLL 動作保証範囲
3.6
3.0
2.7
2.5
2.0
内部動作クロック周波数 (kHz)
131.072
300
15.625
6.67
最小命令実行時間
( インストラクションサイクル ) (µs)
:MB89F499, MB89PV490 では , この領域は保証されません。
インストラクションサイクル
tinst ( 最小命令実行時間 ) (µs)
サブ PLL が許可された場合のサブクロック発振周波数と
インストラクションサイクルの関係
15.625
4 逓倍
6.67
75
32.768
発振クロック FCL (kHz)
34
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(5) シリアル I/O タイミング (AVCC = VCC = 3.0 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号
端 子 名
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK0, SCK1
SCK ↓→ SO 時間
tSLOV
SCK0, SCK1, SO0, SO1
有効 SI → SCK ↑
tIVSH
SI0, SI1, SCK0, SCK1
SCK ↑→有効 SI ホールド時間
tSHIX
SCK0, SCK1, SI0, SI1
シリアルクロック “H” パルス幅
tSHSL
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
SCK ↓→ SO 時間
tSLOV
有効 SI → SCK ↑
tIVSH
SCK ↑→有効 SI ホールド時間
tSHIX
条 件
内部シフト
クロックモード
SCK0, SCK1
外部シフト
SCK0, SCK1, SO0, SO1
クロックモード
SI0, SI1, SCK0, SCK1
SCK0, SCK1, SI0, SI1
規 格 値
単位
最 小
最 大
2 tinst *
⎯
µs
− 200
200
ns
1/2 tinst
*
⎯
µs
1/2 tinst
*
⎯
µs
1 tinst
*
⎯
µs
1 tinst
*
⎯
µs
0
200
ns
1/2 tinst
*
⎯
µs
1/2 tinst
*
⎯
µs
*:tinst については , 「 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。
内部クロック動作
tSCYC
SCK0, SCK1
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tSLOV
SO0, SO1
2.4 V
0.8 V
tIVSH
SI0, SI1
tSHIX
0.8 VCC
0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
外部クロック動作
tSLSH
tSHSL
SCK0, SCK1
0.8 VCC
0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
tSLOV
SO0, SO1
2.4 V
0.8 V
tIVSH
SI0, SI1
DS07-12560-2
tSHIX
0.8 VCC
0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
35
MB89490 シリーズ
(6) I2C タイミング
(VCC = 3.0 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
記号
端子名
スタートコンディション
出力
tSTA
ストップコンディション
出力
規 格 値
単位
備考
1/4 tinst ×
M × N + 20
ns
マスタ時のみ
1/4 tinst ×
(M × N + 8) − 20
1/4 tinst ×
(M * 2 × N * 3 + 8)
+ 20
ns
マスタ時のみ
SCL
SDA
1/4 tinst × 6 + 40
⎯
ns
tSTO
SCL
SDA
1/4 tinst × 6 + 40
⎯
ns
リスタートコンディション
出力
tSTASU
SCL
SDA
1/4 tinst ×
(M × N + 8) − 20
1/4 tinst ×
(M × N + 8) + 20
ns
リスタートコンディション
検出
tSTASU
SCL
SDA
1/4 tinst × 4 + 40
⎯
ns
SCL 出力 LOW 幅
tLOW
SCL
1/4 tinst ×
M × N − 20
1/4 tinst ×
M × N + 20
ns
マスタ時のみ
SCL 出力 HIGH 幅
tHIGH
SCL
1/4 tinst ×
(M × N + 8) − 20
1/4 tinst ×
(M × N + 8) + 20
ns
マスタ時のみ
tDO
SDA
1/4 tinst × 4 − 20
1/4 tinst × 4 + 20
ns
SDA 出力割込み期間後
セットアップ
tDOSU
SDA
1/4 tinst × 4 − 20
⎯
ns
SCL 入力 LOW パルス幅
tLOW
SCL
1/4 tinst × 6 + 40
⎯
ns
SCL 入力 HIGH パルス幅
tHIGH
SCL
1/4 tinst × 2 + 40
⎯
ns
SDA 入力セットアップ
時間
tSU
SDA
40
⎯
ns
SDA ホールド時間
tHO
SDA
0
⎯
ns
項 目
最 小
最 大
SCL
SDA
1/4 tinst * 1 ×
M × N − 20
tSTO
SCL
SDA
スタートコンディション
検出
tSTA
ストップコンディション
検出
SDA 出力遅延
マスタ時のみ
*4
* 1: tinst については , 「 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。
* 2: 表中の M は I2C クロック制御レジスタ (ICCR) の bit4 および bit3 (CS4 および CS3) による値です。
詳細は , ハードウェアマニュアルのレジスタ説明を参照してください。
* 3: 表中の N は I2C クロック制御レジスタ (ICCR) の bit2 ∼ bit0 (CS2 ∼ CS0) による値です。
* 4: 割込み期間が SCL の “L” 幅以上である場合 , SDA および SCL 出力の規格値は , 立上り時間が 0 ns である場合を仮定
しています。
36
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
データ送信 ( マスタ / スレーブ )
tDO
tDO
tSU
SDA
tHO
tDOSU
ACK
tSTASU
tSTA
tLOW
tHO
9
1
SCL
データ受信 ( マスタ / スレーブ )
tHO
tSU
tDO
SDA
DS07-12560-2
tDOSU
ACK
tHIGH
SCL
tDO
6
7
tLOW
tSTO
8
9
37
MB89490 シリーズ
(7) 周辺入力タイミング
(AVCC = VCC = 3.0 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
周辺入力 “H” レベルパルス幅 1
周辺入力 “L” レベルパルス幅 1
記号
端 子 名
tILIH1
tIHIL1
規 格 値
単位
最 小
最 大
EC0, EC1,
2 tinst *
⎯
µs
INT00 ∼ INT07,
INT10 ∼ INT17
2tinst *
⎯
µs
備 考
*:tinst については , 「 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。
tIHIL1
EC0, EC1,
INT00 ∼ INT07
tILIH1
0.8 VCC
0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
tIHIL1
tILIH1
INT10 ∼ INT17
0.85 VCC
0.5 VCC
38
0.85 VCC
0.5 VCC
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
5. A/D 変換部電気的特性
(1) A/D コンバータ電気的特性
(AVCC = VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, AVss = Vss = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号
端 子
分解能
総合誤差
直線性誤差
⎯
微分直線性誤差
⎯
規 格 値
単位
最 小
標 準
最 大
⎯
10
⎯
bit
⎯
⎯
± 3.0
LSB
⎯
⎯
± 2.5
LSB
⎯
⎯
± 1.9
LSB
備 考
ゼロトランジション電圧
VOT
AVSS −
1.5 LSB
AVSS +
0.5 LSB
AVSS +
2.5 LSB
V
フルスケール
トランジション電圧
VFST
AVR −
3.5 LSB
AVR −
1.5 LSB
AVR −
0.5 LSB
V
A/D モード変換時間
⎯
30 tinst *
⎯
⎯
µs
⎯
⎯
10
µA
AVSS
⎯
AVR
V
AVSS + 2.7
⎯
AVCC
V
⎯
95.0
170.0
µA
A/D 起動
⎯
⎯
4.0
µA
A/D 停止
アナログポート入力電流
アナログ入力電圧
基準電圧
基準電圧供給電流
IAIN
VAIN
AN0 ∼ AN7
⎯
IR
IRH
AVR
*:tinst については , 「4.交流規格 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。
DS07-12560-2
39
MB89490 シリーズ
(2) A/D コンバータの用語の定義
・ 分解能
A/D 変換器により識別可能なアナログ変化
ビット数が 10 の場合 , アナログ電圧は 210 = 1024 と分割されます。
・ 直線性誤差 ( 単位:LSB)
デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111
1111” ←→ “11 1111 1110”) とを結んだ直線と , 実際の変換特性との偏差
・ 微分直線性誤差 ( 単位:LSB)
出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差
・ 総合誤差 ( 単位:LSB)
理想変換値と実際の変換値との差
理想入出力特性
3FFH
総合誤差
3FFH
VFST
3FEH
3FEH
3FDH
1.5 LSB
デジタル出力
デジタル出力
3FDH
004H
003H
実際の変換特性
{1 LSB × N + VOT}
004H
VNT
003H
VOT
002H
実際の変換特性
002H
1 LSB
001H
理想特性
001H
0.5 LSB
アナログ入力
AVSS
1 LSB =
VFST − VOT
1022
AVR
アナログ入力
AVSS
(V)
総合誤差=
ゼロトランジション誤差
VNT − {1 LSB × N + 0.5 LSB}
1 LSB
フルスケールトランジション誤差
理想特性
004H
実際の変換特性
3FFH
実際の変換特性
デジタル出力
003H
デジタル出力
AVR
002H
3FEH
VFST
( 実測値 )
3FDH
実際の変換特性
実際の変換特性
001H
3FCH
VOT ( 実測値 )
AVSS
アナログ入力
AVR
AVSS
アナログ入力
AVR
(続く)
40
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(続き)
微分直線性誤差
直線性誤差
3FFH
理想特性
実際の変換特性
N+1
3FEH
{1 LSB × N + VOT}
実際の変換特性
VNT
VFST
( 実測値 )
004H
デジタル出力
デジタル出力
3FDH
N
N–1
003H
V(N + 1)T
VNT
実際の変換特性
実際の変換特性
002H
理想特性
001H
N–2
VOT ( 実測値 )
AVSS
直線性誤差=
DS07-12560-2
アナログ入力
AVR
VNT − {1 LSB × N + VOT}
1 LSB
AVSS
アナログ入力
微分直線性誤差=
AVR
V (N + 1) T − VNT
−1
1 LSB
41
MB89490 シリーズ
(3) A/D コンバータ使用上の注意
・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について
・ サンプルホールド付き A/D 変換器です。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合には ,
内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。
・アナログ入力回路模型図
R
アナログ入力
コンパレータ
C
サンプリング時 ON
( 注意事項 ) 数値は参考値です。
R
C
MB89498
2.4 kΩ ( 最大 )
44.0 pF ( 最大 )
MB89F499
2.4 kΩ ( 最大 )
28.6 pF ( 最大 )
・ A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリング時間を最
小値より長くなるように , 動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用ください。
・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 )
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 )
MB89498
MB89F499
20
90
18
外部インピーダンス [kΩ]
外部インピーダンス [kΩ]
MB89F499
100
80
70
60
50
40
30
20
10
MB89498
16
14
12
10
8
6
4
2
0
0
0
5
10
15
20
25
30
35
0
1
最小サンプリング時間 [µs]
2
3
4
5
6
7
8
最小サンプリング時間 [µs]
・サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 µF 程度のコンデンサを接続してください。
・誤差について
| AVR − AVSS |が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。
42
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ 特性例
(1) “L” レベル出力電圧
VOL vs IOL (MB89F499)
VOL vs IOL (MB89498)
VCC = 2.0 V VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.30
0.25
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
VCC = 2.0 V
0.25
VOL [V]
0.15
0.20
VOL [V]
VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.20
0.15
0.10
0.10
0.05
0.05
0.00
0.00
0
2
4
6
8
0
10
2
ポート 0
IOL [mA]
4
6
8
IOL [mA]
VOL vs IOL (MB89498)
10
ポート 0
VOL vs IOL (MB89F499)
0.20
0.20
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
0.16
0.16
VCC = 2.0 V
0.12
VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
VOL [V]
0.12
VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.08
0.02
VOL [V]
VCC = 2.0 V
0.08
0.04
0.00
0.00
0
2
4
6
IOL [mA]
8
10
ポート 4
0
2
4
6
IOL [mA]
8
10
ポート 4
(続く)
DS07-12560-2
43
MB89490 シリーズ
VOL vs IOL (MB89F499)
VOL vs IOL (MB89498)
TA = + 25˚C
VCC = 2.0 V
TA = + 25˚C
VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.6
VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.4
VOL [V]
0.6
VOL [V]
VCC = 2.0 V
0.8
0.8
0.4
0.2
0.2
0.0
0.0
0
2
4
6
8
0
10
2
4
6
8
10
IOL [mA] ポート 0/ ポート 4 以外
IOL [mA] ポート 0/ ポート 4 以外
(2) “H” レベル出力電圧
VCC − VOH vs IOH (MB89F499)
VCC - VOH vs IOH (MB89498)
0.7
TA = + 25˚C
VCC = 2.0 V
1.0
VCC = 2.0 V
TA = + 25˚C
0.6
VCC - VOH [V]
0.5
VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.4
0.3
VCC - VOH [V]
0.8
VCC = 2.5 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.6
0.4
0.2
0.2
0.1
0.0
0.0
0
−2
−4
−6
IOH [mA]
−8
−10
ポート 0
0
−2
−4
−6
IOH [mA]
−8
−10
ポート 0
(続く)
44
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
VCC - VOH vs IOH (MB89F499)
VCC - VOH vs IOH (MB89498)
VCC = 2.0 V
1.4
VCC = 2.0 V VCC = 2.5 V VCC = 2.7 V
1.4
TA = + 25˚C
VCC = 3.0 V
TA = + 25˚C
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
1.2
1.2
VCC = 2.5 V
1.0
VCC = 2.7 V
0.8
VCC = 3.0 V
VCC = 3.3 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.0 V
0.6
VCC - VOH [V]
VCC - VOH [V]
1.0
0.8
0.6
0.4
0.4
0.2
0.2
0.0
0.0
−2
0
−4
−6
−8
−10
−2
0
−4
ポート 0 以外
IOH [mA]
−6
−8
−10
ポート 0 以外
IOH [mA]
(3) 電源電流 ( 外部クロック )
ICC1 vs VCC (MB89F499)
ICC1 vs VCC (MB89498)
12.0
10.0
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
FCH = 12.5 MHz
FCH = 12.5 MHz
10.0
8.0
FCH = 10.0 MHz
FCH = 10.0 MHz
ICC1 [mA]
6.0
FCH = 8.0 MHz
4.0
ICC1 [mA]
8.0
FCH = 8.0 MHz
6.0
4.0
FCH = 4.0 MHz
FCH = 4.0 MHz
2.0
FCH = 2.0 MHz
2.0
FCH = 2.0 MHz
FCH = 1.0 MHz
FCH = 1.0 MHz
0.0
0.0
1
2
3
VCC [V]
4
5
1
2
3
4
5
VCC [V]
(続く)
DS07-12560-2
45
MB89490 シリーズ
ICCS1 vs VCC (MB89F499)
ICCS1 vs VCC (MB89498)
4.5
4.0
4.0
FCH = 12.5 MHz
3.5
3.5
2.0
ICCS1 [mA]
ICCS1 [mA]
FCH = 8.0 MHz
2.5
1.5
2.5
FCH = 8.0 MHz
2.0
1.5
FCH = 4.0 MHz
FCH = 4.0 MHz
1.0
1.0
FCH = 2.0 MHz
FCH = 2.0 MHz
0.5
FCH = 10.0 MHz
3.0
FCH = 10.0 MHz
3.0
0.5
FCH = 1.0 MHz
FCH = 1.0 MHz
0.0
0.0
1
2
3
4
1
5
2
3
4
5
VCC [V]
VCC [V]
ICC2 vs VCC (MB89F499)
ICC2 vs VCC (MB89498)
1.4
1.4
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
1.2
FCH = 12.5 MHz
1.2
1.0
FCH = 10.0 MHz
1.0
FCH = 12.5 MHz
FCH = 10.0 MHz
FCH = 8.0 MHz
0.8
ICC2 [mA]
ICC2 [mA]
FCH = 12.5 MHz
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
0.6
FCH = 8.0 MHz
0.8
0.6
FCH = 4.0 MHz
0.4
FCH = 4.0 MHz
0.4
FCH = 2.0 MHz
0.2
FCH = 1.0 MHz
0.0
FCH = 2.0 MHz
0.2
FCH = 1.0 MHz
0.0
1
2
3
VCC [V]
4
5
1
2
3
4
5
VCC [V]
(続く)
46
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
ICCS2 vs VCC (MB89F499)
ICCS2 vs VCC (MB89498)
1.0
1.0
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
FCH = 12.5 MHz
FCH = 12.5 MHz
0.8
0.8
0.6
FCH = 8.0 MHz
0.4
FCH = 10.0 MHz
ICCS2 [mA]
ICCS2 [mA]
FCH = 10.0 MHz
0.6
FCH = 8.0 MHz
0.4
FCH = 4.0 MHz
FCH = 4.0 MHz
FCH = 2.0 MHz
0.2
FCH = 2.0 MHz
0.2
FCH = 1.0 MHz
FCH = 1.0 MHz
0.0
0.0
1
2
3
4
1
5
2
3
4
5
VCC [V]
VCC [V]
ICCLPLL vs VCC (MB89F499)
ICCLPLL vs VCC (MB89498)
0.30
0.30
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
0.25
0.25
FCH = 12.5 MHz
FCH = 12.5 MHz
FCH = 8.0 MHz
FCH = 4.0 MHz
0.15
FCH = 2.0 MHz
FCH = 1.0 MHz
ICCLPLL [mA]
ICCLPLL [mA]
FCH = 10.0 MHz
0.20
0.20
FCH = 8.0 MHz
0.15
0.10
0.10
0.05
0.05
0.00
FCH = 10.0 MHz
FCH = 4.0 MHz
FCH = 2.0 MHz
FCH = 1.0 MHz
0.00
1
2
3
VCC [V]
4
5
1
2
3
4
5
VCC [V]
(続く)
DS07-12560-2
47
MB89490 シリーズ
ICCL vs VCC (MB89F499)
ICCL vs VCC (MB89498)
60.0
60.0
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
50.0
50.0
FCL = 32.768 kHz
FCL = 32.768 kHz
40.0
ICCL [µA]
ICCL [µA]
40.0
30.0
30.0
20.0
20.0
10.0
10.0
0.0
0.0
1
2
3
4
1
5
2
ICCLS vs VCC (MB89498)
4
5
ICCLS vs VCC (MB89F499)
20.0
20.0
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
16.0
16.0
FCL = 32.768 kHz
FCL = 32.768 kHz
ICCLS [µA]
ICCLS [µA]
3
VCC [V]
VCC [V]
12.0
8.0
4.0
12.0
8.0
4.0
0.0
0.0
1
2
3
VCC [V]
4
5
1
2
3
4
5
VCC [V]
(続く)
48
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(続き)
ICCT vs VCC (MB89498)
ICCT vs VCC (MB89F499)
2.0
2.0
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
1.6
1.6
FCL = 32.768 kHz
1.2
ICCT [µA]
ICCT [µA]
FCL = 32.768 kHz
0.8
0.4
1.2
0.8
0.4
0.0
0.0
1
2
3
4
5
1
2
3
VCC [V]
4
5
VCC [V]
(4) プルアップ抵抗
RPULL vs VCC (MB89F499)
RPULL vs VCC (MB89498)
120
200
TA = + 25˚C
TA = + 25˚C
100
160
RPULL [kΩ]
RPULL [kΩ]
80
120
80
60
TA = + 110 ˚C
40
TA = + 110 ˚C
TA = + 25 ˚C
TA = - 40 ˚C
45
TA = + 25 ˚C
TA = - 40 ˚C
20
0
0
1.5
2.0
2.5
3.0
VCC [V]
DS07-12560-2
3.5
4.0
4.5
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
VCC [V]
49
MB89490 シリーズ
■ マスクオプション一覧表
品 種
MB89498
MB89F499
MB89PV490
指定方法
マスク発注時に指定
設定不可
メインクロック発振安定待ち時間の選択
210/FCH
214/FCH
218/FCH
選択可
218/FCH の発振安定待ち時間に固定
■ オーダ型格
型 格
MB89498PF
MB89F499PF
パッケージ
プラスチック・QFP, 100 ピン
(FPT-100P-M06)
MB89498PMC
MB89F499PMC
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
MB89PV490CF
セラミック・MQFP, 100 ピン
(MQP-100C-P01)
50
備 考
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
リードピッチ
0.65mm
リ ー ド 形 状
ストレート
マザーボード
の
材
質
セラミック
搭載している
パッケージの材質
プラスチック
(MQP-100C-P01)
セラミック・MQFP, 100ピン
(MQP-100C-P01)
18.70(.736)TYP
INDEX AREA
16.30±0.33
(.642±.013)
15.58±0.20
(.613±.008)
12.35(.486)TYP
+0.40
1.20 –0.20
+.016
.047 –.008
0.65±0.15
(.0256±.0060)
0.65±0.15
(.0256±.0060)
1.27±0.13
(.050±.005)
22.30±0.33
(.878±.013)
24.70(.972)
TYP
0.30(.012)
TYP
1.27±0.13
(.050±.005)
18.12±0.20
12.02(.473)
(.713±.008)
TYP
10.16(.400)
14.22(.560)
TYP
TYP
0.30(.012)TYP
0.30±0.08
(.012±.003)
7.62(.300)TYP
18.85(.742)
TYP
0.30±0.08
(.012±.003)
+0.40
1.20 –0.20
+.016
.047 –.008
9.48(.373)TYP
11.68(.460)TYP
10.82(.426)
0.15±0.05 MAX
(.006±.002)
C
1994 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED M100001SC-1-3
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
(続く)
DS07-12560-2
51
MB89490 シリーズ
プラスチック・QFP, 100 ピン
リードピッチ
0.65mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
14.00 × 20.00mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
3.35mm MAX
コード(参考)
P-QFP100-14×20-0.65
(FPT-100P-M06)
プラスチック・QFP, 100 ピン
(FPT-100P-M06)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
23.90±0.40(.941±.016)
* 20.00±0.20(.787±.008)
80
51
81
50
0.10(.004)
17.90±0.40
(.705±.016)
*14.00±0.20
(.551±.008)
INDEX
Details of "A" part
100
1
30
0.65(.026)
0.32±0.05
(.013±.002)
0.13(.005)
M
"A"
©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100008S-c-5-6
C
0.25(.010)
+0.35
3.00 –0.20
+.014
.118 –.008
(Mounting height)
0~8˚
31
2002 FUJITSU LIMITED F100008S-c-5-5
0.17±0.06
(.007±.002)
0.80±0.20
(.031±.008)
0.88±0.15
(.035±.006)
0.25±0.20
(.010±.008)
(Stand off)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
(続く)
52
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
(続き)
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
リードピッチ
0.50 mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
14.0 mm × 14.0 mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70 mm Max
質量
0.65 g
コード(参考)
P-LFQFP100-14×14-0.50
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
16.00±0.20(.630±.008)SQ
* 14.00±0.10(.551±.004)SQ
75
51
76
50
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
26
100
1
25
C
0.20±0.05
(.008±.002)
0.08(.003)
M
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
0°~8°
"A"
0.50(.020)
+.008
1.50 –0.10 .059 –.004
(Mounting height)
INDEX
0.145±0.055
(.0057±.0022)
2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-3-3
0.50±0.20
(.020±.008)
0.60±0.15
(.024±.006)
0.25(.010)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
DS07-12560-2
53
MB89490 シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
場所
⎯
⎯
14
パッケージを変更
FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20
■ MB89F499 のフラッシュメモリの書込み / 「6. ROM ライタ用アダプタと推奨 ROM ライタ」の項目を
消去について
削除。
■ ピギー / エバチップ搭載 EPROM の書込み
15
変更箇所
について
■ ピギー / エバチップの ICE プローブポッド
アダプタについて
「2. 書込みアダプタ」の項目を削除
項目を削除
ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧
の項目を修正
mV → V
AVCC → AVR
39
■ 電気的特性
50
■ オーダ型格
オーダ型格を変更
MB89498PFV → MB89498PMC
MB89F499PFV → MB89F499PMC
53
■ パッケージ・外形寸法図
パッケージ図を変更
FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20
5. A/D 変換部電気的特性
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
54
DS07-12560-2
MB89490 シリーズ
MEMO
DS07-12560-2
55
MB89490 シリーズ
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fml/
お問い合わせ先
富士通エレクトロニクス株式会社
〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fei/
電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで ,
0120-198-610
受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます )
携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。
※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。
本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも
のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な
どについては , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施
権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので
はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい
ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を
伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き
をおとりください。
本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
編集 ビジネス推進部