本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–16507–3 マイクロコントローラ 32 ビットオリジナル CMOS FR60Lite MB91260B シリーズ MB91263B/MB91264B/MB91F264B ■ 概 要 MB91260B シリーズは,高速処理を要求される組込み制御用途向けに設計された , 汎用の富士通マイクロエレクトロニ クス 32 ビット RISC マイクロコントローラです。CPU には , FR ファミリと互換の FR60Lite を使用しています。 ■ 特 長 ・FR60Lite CPU ・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段 ・ 最大動作周波数:33 MHz ( 原発振 4.192 MHz 原発振 8 逓倍 (PLL クロック逓倍方式 ) ・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) ・ 命令実行速度:1 命令 /1 サイクル ・ メモリ−メモリ間転送命令 , ビット処理命令 , バレルシフト命令等 :組込み用途に適した命令 ・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令 :C 言語対応命令 ・ レジスタのインターロック機能 :アセンブラ記述も容易に可能 ・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート ・符号付 32 ビット乗算 :5 サイクル ・符号付 16 ビット乗算 :3 サイクル ・ 割込み (PC/PS の退避 ) :6 サイクル (16 プライオリティレベル ) ・ ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能 ・ FR ファミリとの命令互換 (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2005-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2008.10 MB91260B シリーズ (続き) ・内蔵周辺機能 ・ 内蔵 ROM 容量と ROM タイプ マスク ROM :128 K バイト (MB91263B) , 256 K バイト (MB91264B) フラッシュROM :256 K バイト (MB91F264B) ・ 内蔵 RAM 容量 :8 K バイト ・ A/D コンバータ ( 逐次比較型 ) 分解能 :10 ビット:2 チャネル× 2 ユニット , 8 チャネル× 1 ユニット 変換時間 :1.2 µs ( 最小変換時間 システムクロック 33 MHz 時 ) 1.35 µs ( 最小変換時間 システムクロック 20 MHz 時 ) ・ 外部割込み入力:10 チャネル ・ ビットサーチモジュール (REALOS 使用 ) 1 ワード中の MSB ( 上位ビット ) から最初の “1” → “0” 変化ビット位置をサーチする機能 ・ UART ( 全二重ダブルバッファ方式 ) :3 チャネル パリティあり / なし選択可能 非同期 ( 調歩同期 ) / クロック同期通信の選択可能 専用ボーレートタイマ (U-Timer) を各チャネルごとに内蔵 外部クロックを転送クロックとして使用可能 パリティ, フレーム , オーバーランエラー検出機能あり ・ 8/16 ビット PPG タイマ :16 チャネル (8 ビット時 ) / 8 チャネル (16 ビット時 ) ・ 16 ビットリロードタイマ :3 チャネル ( カスケードモードあり , リロードタイマ 0 の出力なし ) ・ 16 ビットフリーランタイマ :1 チャネル ・ 16 ビット PWC タイマ :2 チャネル ・ インプットキャプチャ :4 チャネル ( フリーランタイマと連動 ) ・ アウトプットコンペア :6 チャネル ( フリーランタイマと連動 ) ・ 波形ジェネレータ アウトプットコンペア出力 , 16 ビット PPG タイマ 0, 16 ビットデッドタイマを使用してさまざまな波形を生成するこ とができます。 ・ 積和演算回路 RAM:命令 RAM 256 × 16 ビット XRAM 64 × 16 ビット YRAM 64 × 16 ビット 積和演算 (16 ビット× 16 ビット+ 40 ビット ) を 1 サイクル実行 演算結果は 40 ビットから 16 ビットへの丸め処理で抽出 ・ DMAC (DMA コントローラ ):5 チャネル 内蔵ペリフェラル割込み , ソフトウェアによって転送起動が可能 ・ ウォッチドッグタイマ ・ 低消費電力モード スリープ / ストップ機能 ・その他 ・ パッケージ : QFP-100, LQFP-100 ・ テクノロジ : CMOS 0.35 µm ・ 電源 : 1 電源 (Vcc = 4.0 V ∼ 5.5 V) 2 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ 端子配列図 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 P22/SCK0 P21/SOT0 P20/SIN0 P17 P16/PPG15 X0 X1 VSS VCC P15/PPG14 P14/PPG13 P13/PPG12 P12/PPG11 P11/PPG10 P10/PPG9 P07/PPG8 P06/PPG7 P05/PPG6 P04/PPG5 P03/PPG4 (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 P02/PPG3 P01/PPG2 P00/PPG1 INIT MD0 MD1 MD2 NMI P77/ADTG2 P76/ADTG1 P75/ADTG0 P74/PWI1 VSS VCC P73/PWI0 P72/DTTI P71/TOT2 P70/TOT1 P63/INT9 P62/INT8 P61/IC3 P60/IC2 P37/IC1 P36/IC0 P35/RTO5 P34/RTO4 P33/RTO3 P32/RTO2 P31/RTO1 P30/RTO0 PE1/AN11 PE0/AN10 AVRH2 ACC AVCC AVRH1 AVSS PD1/AN9 PD0/AN8 AVRH0 PC7/AN7 PC6/AN6 PC5/AN5 PC4/AN4 PC3/AN3 PC2/AN2 PC1/AN1 PC0/AN0 VCC VSS 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 P23/SIN1 P24/SOT1 P25/SCK1 P26/INT6 P27/INT7 P50 P51/TIN0 P52/TIN1 P53/TIN2 P54/INT0 P55/INT1 P56/INT2 P57/INT3 PG0/CKI/INT4 PG1/PPG0/INT5 PG2 VCC VSS C PG3/SIN2 PG4/SOT2 PG5/SCK2 P40 P41 P42 P43 P44 P45 P46 P47 (FPT-100-M06) (続く) DS07–16507–3 3 MB91260B シリーズ (続き) 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 P24/SOT1 P23/SIN1 P22/SCK0 P21/SOT0 P20/SIN0 P17 P16/PPG15 X0 X1 VSS VCC P15/PPG14 P14/PPG13 P13/PPG12 P12/PPG11 P11/PPG10 P10/PPG9 P07/PPG8 P06/PPG7 P05/PPG6 P04/PPG5 P03/PPG4 P02/PPG3 P01/PPG2 P00/PPG1 (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 INIT MD0 MD1 MD2 NMI P77/ADTG2 P76/ADTG1 P75/ADTG0 P74/PWI1 VSS VCC P73/PWI0 P72/DTTI P71/TOT2 P70/TOT1 P63/INT9 P62/INT8 P61/IC3 P60/IC2 P37/IC1 P36/IC0 P35/RTO5 P34/RTO4 P33/RTO3 P32/RTO2 P45 P46 P47 PE1/AN11 PE0/AN10 AVRH2 ACC AVCC AVRH1 AVSS PD1/AN9 PD0/AN8 AVRH0 PC7/AN7 PC6/AN6 PC5/AN5 PC4/AN4 PC3/AN3 PC2/AN2 PC1/AN1 PC0/AN0 VCC VSS P30/RTO0 P31/RTO1 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 P25/SCK1 P26/INT6 P27/INT7 P50 P51/TIN0 P52/TIN1 P53/TIN2 P54/INT0 P55/INT1 P56/INT2 P57/INT3 PG0/CKI/INT4 PG1/PPG0/INT5 PG2 VCC VSS C PG3/SIN2 PG4/SOT2 PG5/SCK2 P40 P41 P42 P43 P44 (FPT-100-M20) 4 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 QFP LQFP 端子名 入出力 回路 形式 SIN1 1 99 D SOT1 100 D SCK1 4 5 1 D 汎用入出力ポートです。この機能は UART1 のクロック出力指定が禁止の場合に 有効になります。 INT6 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 2 E P26 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 INT7 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 3 4 E 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 P50 C 汎用入出力ポートです。シングルチップモード時有効になります。 C リロードタイマ 0 の外部トリガ入力端子です。トリガ入力を許可している間は , この入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停 止させておく必要があります。 TIN0 7 8 9 10 UART1 のクロック入出力端子です。この機能は UART1 のクロック出力指定が許 可の場合に有効になります。 P25 P27 6 UART1 のデータ出力端子です。この機能は UART1 のデータ出力指定が許可の場 合に有効になります。 汎用入出力ポートです。UART1 のデータ出力指定が禁止の場合に有効になりま す。 P24 3 UART1 のデータ入力端子です。UART1 が入力動作をしている間は , この入力を 随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止させておく必 要があります。 汎用入出力ポートです。UART1 のデータ入力指定が禁止の場合に有効になりま す。 P23 2 機 能 説 明 5 P51 汎用入出力ポートです。この機能はリロードタイマ 0 の外部クロック入力指定が 禁止の場合に有効になります。 TIN1 リロードタイマ 1 の外部トリガ入力端子です。トリガ入力を許可している間は , この入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停 止させておく必要があります。 6 C P52 汎用入出力ポートです。この機能はリロードタイマ 1 の外部クロック入力指定が 禁止の場合に有効になります。 TIN2 リロードタイマ 2 の外部トリガ入力端子です。トリガ入力を許可している間は , この入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停 止させておく必要があります。 7 C P53 汎用入出力ポートです。この機能はリロードタイマ 2 の外部クロック入力指定が 禁止の場合に有効になります。 INT0 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 8 E P54 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 (続く) DS07–16507–3 5 MB91260B シリーズ 端子番号 QFP LQFP 端子名 入出力 回路 形式 INT1 11 12 13 14 15 9 E 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 INT2 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 E P56 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 INT3 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 11 13 E P57 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 CKI フリーランタイマの外部クロック入力端子です。フリーランタイマの外部クロッ ク入力として選択した場合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外 はポートによる出力を停止させておく必要があります。 INT4 E 14 汎用入出力ポートです。フリーランタイマの外部クロック入力指定および外部割 込み入力指定が禁止の場合に有効になります。 PPG0 PPG タイマ 0 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 0 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 INT5 E PG2 21 18 C 汎用入出力ポートです。 D UART2 のデータ入力端子です。UART2 が入力動作をしている間は , この入力を 随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止させておく必 要があります。 PG3 汎用入出力ポートです。UART2 のデータ入力指定が禁止の場合に有効になりま す。 SOT2 UART2 のデータ出力端子です。この機能は UART2 のデータ出力指定が許可の場 合に有効になります。 19 D 汎用入出力ポートです。UART2 のデータ出力指定が禁止の場合に有効になりま す。 PG4 SCK2 22 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 汎用入出力ポートです。PPG タイマ 0 の出力指定および外部割込み入力が禁止の 場合に有効になります。 SIN2 20 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 PG0 PG1 16 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 P55 10 12 機 能 説 明 20 D UART2 のクロック入出力端子です。この機能は UART2 のクロック出力指定が許 可の場合に有効になります。 汎用入出力ポートです。この機能は UART2 のクロック出力指定が禁止の場合に 有効になります。 PG5 23 21 P40 C 汎用入出力ポートです。 24 22 P41 C 汎用入出力ポートです。 25 23 P42 C 汎用入出力ポートです。 (続く) 6 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ 端子番号 端子名 入出力 回路 形式 機 能 説 明 QFP LQFP 26 24 P43 C 汎用入出力ポートです。 27 25 P44 C 汎用入出力ポートです。 28 26 P45 C 汎用入出力ポートです。 29 27 P46 C 汎用入出力ポートです。 30 28 P47 C 汎用入出力ポートです。 AN11 31 32 38 39 41 42 43 44 45 46 29 G A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR2 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 PE1 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN10 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR2 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 30 G PE0 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN9 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR1 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 36 G PD1 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN8 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR1 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 37 G PD0 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN7 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 39 G PC7 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN6 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 40 G PC6 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN5 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 41 G PC5 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN4 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 42 G PC4 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN3 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 43 G PC3 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN2 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 44 G PC2 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 (続く) DS07–16507–3 7 MB91260B シリーズ 端子番号 QFP LQFP 端子名 入出力 回路 形式 AN1 47 48 51 52 53 54 55 56 57 45 G 機 能 説 明 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 PC1 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 AN0 A/D コンバータのアナログ入力端子です。AICR0 レジスタの指定がアナログ入力 の場合に有効となります。 46 G PC0 汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効になり ます。 RTO0 多機能タイマの波形ジェネレータ出力端子です。この端子は , 波形ジェネレータ に指定した波形を出力します。波形の出力は , 波形ジェネレータ出力が許可の場 合に有効となります。 49 J P30 汎用入出力ポートです。この機能は波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有 効になります。 RTO1 多機能タイマの波形ジェネレータ出力端子です。この端子は , 波形ジェネレータ に指定した波形を出力します。波形の出力は , 波形ジェネレータ出力が許可の場 合に有効となります。 50 J P31 汎用入出力ポートです。この機能は波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有 効になります。 RTO2 多機能タイマの波形ジェネレータ出力端子です。この端子は , 波形ジェネレータ に指定した波形を出力します。波形の出力は , 波形ジェネレータ出力が許可の場 合に有効となります。 51 J P32 汎用入出力ポートです。この機能は波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有 効になります。 RTO3 多機能タイマの波形ジェネレータ出力端子です。この端子は , 波形ジェネレータ に指定した波形を出力します。波形の出力は , 波形ジェネレータ出力が許可の場 合に有効となります。 52 J P33 汎用入出力ポートです。この機能は波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有 効になります。 RTO4 多機能タイマの波形ジェネレータ出力端子です。この端子は , 波形ジェネレータ に指定した波形を出力します。波形の出力は , 波形ジェネレータ出力が許可の場 合に有効となります。 53 J P34 汎用入出力ポートです。この機能は波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有 効になります。 RTO5 多機能タイマの波形ジェネレータ出力端子です。この端子は , 波形ジェネレータ に指定した波形を出力します。波形の出力は , 波形ジェネレータ出力が許可の場 合に有効となります。 54 J P35 汎用入出力ポートです。この機能は波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有 効になります。 IC0 インプットキャプチャ 0 のトリガ入力端子です。インプットキャプチャトリガ入 力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。インプットキャプチャ 入力として選択した場合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は ポートによる出力を停止させておく必要があります。 55 D P36 汎用入出力ポートです。この機能はインプットキャプチャトリガ入力指定が禁止 の場合に有効になります。 (続く) 8 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ 端子番号 QFP LQFP 端子名 入出力 回路 形式 IC1 58 59 60 61 62 63 64 65 66 69 56 D 機 能 説 明 インプットキャプチャ 1 のトリガ入力端子です。インプットキャプチャトリガ入 力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。インプットキャプチャ 入力として選択した場合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は ポートによる出力を停止させておく必要があります。 P37 汎用入出力ポートです。この機能はインプットキャプチャトリガ入力指定が禁止 の場合に有効になります。 IC2 インプットキャプチャ 2 のトリガ入力端子です。インプットキャプチャトリガ入 力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。インプットキャプチャ 入力として選択した場合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は ポートによる出力を停止させておく必要があります。 57 D P60 汎用入出力ポートです。この機能はインプットキャプチャトリガ入力指定が禁止 の場合に有効になります。 IC3 インプットキャプチャ 3 のトリガ入力端子です。インプットキャプチャトリガ入 力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。インプットキャプチャ 入力として選択した場合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は ポートによる出力を停止させておく必要があります。 58 D P61 汎用入出力ポートです。この機能はインプットキャプチャトリガ入力指定が禁止 の場合に有効になります。 INT8 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 59 E P62 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 INT9 外部割込み入力端子です。対応する外部割込みを許可している間は , この入力を 随時使用していますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 60 E P63 汎用入出力ポートです。この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効にな ります。 TOT1 リロードタイマ 1 の出力端子です。この機能はリロードタイマ出力許可の場合に 有効になります。 61 C P70 汎用入出力ポートです。この機能はリロードタイマ出力指定が禁止の場合に有効 になります。 TOT2 リロードタイマ 2 の出力端子です。この機能はリロードタイマ出力許可の場合に 有効になります。 62 C P71 汎用入出力ポートです。この機能はリロードタイマ出力指定が禁止の場合に有効 になります。 DTTI 多機能タイマの波形ジェネレータ出力端子 RTO0 ∼ RTO5 を制御する入力信号で す。この機能は DTTI 入力が許可の場合に有効になります。 63 D P72 汎用入出力ポートです。この機能は DTTI 入力指定が禁止の場合に有効になりま す。 PWI0 PWC タイマ 0 のパルス幅カウンタ入力端子です。この機能は PWC タイマ 0 のパ ルス幅カウンタ入力が許可の場合に有効になります。 64 D P73 汎用入出力ポートです。この機能は PWC タイマ 0 のパルス幅カウンタ入力指定 が禁止の場合に有効になります。 PWI1 PWC タイマ 1 のパルス幅カウンタ入力端子です。この機能は PWC タイマ 1 のパ ルス幅カウンタ入力が許可の場合に有効になります。 67 D P74 汎用入出力ポートです。この機能は PWC タイマ 1 のパルス幅カウンタ入力指定 が禁止の場合に有効になります。 (続く) DS07–16507–3 9 MB91260B シリーズ 端子番号 QFP LQFP 端子名 入出力 回路 形式 ADTG0 70 71 72 68 C 機 能 説 明 A/D コンバータ 0 の外部トリガ入力端子です。A/D の起動要因として選択した場 合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポート出力を停止さ せておく必要があります。 P75 汎用入出力ポートです。この機能は , A/D コンバータ 0 の外部トリガ入力指定が 禁止の場合に有効になります。 ADTG1 A/D コンバータ 1 の外部トリガ入力端子です。A/D の起動要因として選択した場 合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポート出力を停止さ せておく必要があります。 69 C P76 汎用入出力ポートです。この機能は , A/D コンバータ 1 の外部トリガ入力指定が 禁止の場合に有効になります。 ADTG2 A/D コンバータ 2 の外部トリガ入力端子です。A/D の起動要因として選択した場 合は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポート出力を停止さ せておく必要があります。 70 C 汎用入出力ポートです。この機能は , A/D コンバータ 2 の外部トリガ入力指定が 禁止の場合に有効になります。 P77 73 71 NMI H NMI (Non Maskable Interrupt) 入力端子です。 74 72 MD2 K モード端子 2 です。この端子の設定により基本動作モードを設定します。Vcc ま たは Vss に接続してください。 75 73 MD1 K モード端子 1 です。この端子の設定により基本動作モードを設定します。Vcc ま たは Vss に接続してください。 76 74 MD0 K モード端子 0 です。この端子の設定により基本動作モードを設定します。Vcc ま たは Vss に接続してください。 77 75 INIT I 外部リセット入力端子です。 PPG1 78 79 80 81 82 83 76 C PPG タイマ 1 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 1 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 P00 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 1 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG2 PPG タイマ 2 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 2 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 77 C P01 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 2 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG3 PPG タイマ 3 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 3 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 78 C P02 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 3 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG4 PPG タイマ 4 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 4 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 79 C P03 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 4 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG5 PPG タイマ 5 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 5 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 80 C P04 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 5 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG6 PPG タイマ 6 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 6 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 81 C P05 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 6 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 (続く) 10 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ 端子番号 QFP LQFP 端子名 入出力 回路 形式 PPG7 84 85 86 87 88 89 90 91 82 C 機 能 説 明 PPG タイマ 7 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 7 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 P06 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 7 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG8 PPG タイマ 8 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 8 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 83 C P07 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 8 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG9 PPG タイマ 9 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 9 の出力指定が許可の場合 に有効になります。 84 C P10 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 9 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG10 PPG タイマ 10 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 10 の出力指定が許可の場 合に有効になります。 85 C P11 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 10 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG11 PPG タイマ 11 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 11 の出力指定が許可の場 合に有効になります。 86 C P12 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 11 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG12 PPG タイマ 12 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 12 の出力指定が許可の場 合に有効になります。 87 C P13 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 12 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG13 PPG タイマ 13 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 13 の出力指定が許可の場 合に有効になります。 88 C P14 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 13 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 PPG14 PPG タイマ 14 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 14 の出力指定が許可の場 合に有効になります。 89 C 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 14 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 P15 94 92 X1 A クロック ( 発振 ) 出力端子です。 95 93 X0 A クロック ( 発振 ) 入力端子です。 PPG15 96 94 C 汎用入出力ポートです。この機能は , PPG タイマ 15 の出力指定が禁止の場合に有 効になります。 P16 97 95 P17 C 汎用入出力ポートです。 D UART0 のデータ入力端子です。UART0 が入力動作をしている間は , この入力を 随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止させておく必 要があります。 SIN0 98 96 P20 PPG タイマ 15 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 15 の出力指定が許可の場 合に有効になります。 汎用入出力ポートです。UART0 のデータ入力指定が禁止の場合に有効になりま す。 (続く) DS07–16507–3 11 MB91260B シリーズ (続き) 端子番号 QFP LQFP 端子名 入出力 回路 形式 SOT0 99 97 D UART0 のデータ出力端子です。この機能は UART0 のデータ出力指定が許可の場 合に有効になります。 汎用入出力ポートです。UART0 のデータ出力指定が禁止の場合に有効になりま す。 P21 SCK0 100 機 能 説 明 98 D UART0 のクロック入出力端子です。この機能は UART0 のクロック出力指定が許 可の場合に有効になります。 汎用入出力ポートです。この機能は UART0 のクロック出力指定が禁止の場合に 有効になります。 P22 【電源・GND 端子】 端子番号 12 端子名 機 能 説 明 QFP LQFP 18, 50, 68, 93 16, 48, 66, 91 Vss GND 端子です。すべて同電位でお使いください。 17, 49, 67, 92 15, 47, 65, 90 Vcc 電源端子です。すべて同電位でお使いください。 35 33 AVcc A/D コンバータ用のアナログ電源端子です。 33 31 AVRH2 A/D コンバータ 2 用のアナログ基準電源端子です。 36 34 AVRH1 A/D コンバータ 1 用のアナログ基準電源端子です。 40 38 AVRH0 A/D コンバータ 0 用のアナログ基準電源端子です。 37 35 AVss 19 17 C 34 32 ACC A/D コンバータ用のアナログ GND 端子です。 内部レギュレータ用のコンデンサ結合端子です。 アナログ用のコンデンサ結合端子です。 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ 入出力回路形式 分 類 回 路 形 式 備 考 ・ 発振回路 発振帰還抵抗 約 1 MΩ X1 クロック入力 A X0 スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch デジタル出力 スタンバイ制御あり プルアップ制御あり デジタル出力 IOL = 4 mA P-ch C ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベル入力 N-ch デジタル入力 スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch デジタル出力 P-ch D デジタル出力 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 スタンバイ制御あり プルアップ制御あり IOL = 4 mA N-ch デジタル入力 スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 デジタル出力 スタンバイ制御なし プルアップ制御あり デジタル出力 IOL = 4 mA P-ch E N-ch デジタル入力 (続く) DS07–16507–3 13 MB91260B シリーズ 分 類 回 路 形 式 備 考 デジタル出力 P-ch デジタル出力 G N-ch デジタル入力 ・ アナログ /CMOS レベル入出力端子 CMOS レベル出力 CMOS レベル入力 ( スタンバイ制御付 ) アナログ入力 (AICR レジスタの対応するビット “1” の ときアナログ入力が有効になります ) IOL = 4 mA スタンバイ制御 アナログ入力 ・ CMOS ヒステリシス入力 スタンバイ制御なし P-ch H N-ch デジタル入力 ・ CMOS ヒステリシス入力 P-ch プルアップ抵抗付き P-ch スタンバイ制御なし I N-ch デジタル入力 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 デジタル出力 P-ch スタンバイ制御あり デジタル出力 J IOL = 12 mA N-ch デジタル入力 スタンバイ制御 (続く) 14 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ (続き) 分 類 回 路 形 式 備 考 ・ CMOS レベル入力 スタンバイ制御なし P-ch K N-ch デジタル入力 DS07–16507–3 15 MB91260B シリーズ ■ デバイスの取扱いについて ・ラッチアップ防止のために CMOS IC では入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧を印加した場合,または VCC と VSS の間に定 格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。ラッチアップが生じると電源電流が激増 し , 素子の熱破壊に至ることがありますので,使用に際しては絶対最大定格を超えることのないよう十分に注意してくだ さい。 ・未使用端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにしておくと,誤動作の原因となることがありますので , プルアップまたはプル ダウンの処理を行ってください。 ・電源端子について VCC または VSS が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部で同電位 にすべきもの同士を接続してあります。不要輻射の低減,グラウンドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止, 総出力電流規格を遵守などのため , 必ずすべての VCC と VSS を外部で電源およびグランドに接続してください。また , 電 流供給源と本デバイスの VCC 端子と VSS 端子は,低インピーダンスで接続してください。 本デバイスの近くで , VCC と VSS の間に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接続すること をお勧めいたします。 ・水晶発振回路について X0 端子 , X1 端子 , X0A 端子および X1A 端子の近くにノイズがあると,デバイスの誤動作の原因となる可能性がありま す。X0, X1, X0A, X1A, 水晶発振子 ( またはセラミック発振子 ) およびグランドへのバイパスコンデンサをできるだけデバ イスの近くに配置するようにプリント板を設計してください。 グランドで X0 端子 , X1 端子 , X0A 端子および X1A 端子を取り囲むようにプリント板アートワークを設計すると,安定 した動作が得られるので , この設計を強く推奨します。 各量産品において , ご使用される発振子のメーカに発振評価依頼をしてください。 ・モード端子 (MD0 ∼ MD2) について モード端子 (MD0 ∼ MD2) を VCC または VSS に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにテストモードに入るのを防止するため , モード端子から VCC または VSS への距離 を最小にし,低インピーダンスで接続するようにプリント板を配置してください。 ・電源投入時について 電源投入直後は必ず INIT 端子にて設定初期化リセット (INIT) をかけてください。電源投入直後は , 発振回路の発振安定 待ち時間を確保するため, 発振回路の要求する安定待ち時間の間,INIT端子への“L”レベル入力を持続してください。(INIT 端子による INIT では , 発振安定待ち時間の設定は最小値に初期化されています。) ・電源投入時の原振入力について 電源投入時には , 必ず発振安定待ちが解除されるまでの間 , クロックを入力してください。 ・PLL クロックモード作動中の注意について 本デバイスで , PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり , あるいはクロック入力が停止した場合 , 本デバ イスは PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。この動作は保証外の動作です。 16 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ・外部クロックについて 外部クロックを使用する際には , 原則として X1 端子には X0 端子とは逆相のクロックを同時に供給してください。ただ し , STOP モード ( 発振停止モード ) を併用する場合は , STOP モード時に X1 端子が “H” 出力で停止しますので , 出力どう しの衝突を避けるために , 外部に 1 kΩ 程度の抵抗を入れるようにしてください。 下図に外部クロック使用方法例について示します。 X0 X1 MB91260B シリーズ 外部クロック使用方法例 ・C 端子について 本品種は , レギュレータを内蔵しており , C 端子には , レギュレータ用に 0.1 µF 程度のバスコンを必ず入れてください。 C 0.1 µF MB91260B シリーズ VSS GND ・ACC 端子について 本品種は , A/D コンバータ用のレギュレータを内蔵しており , ACC 端子と AVSS 端子の端子間には , コンデンサを入れて ください。 ACC 0.1 µF MB91260B シリーズ AVSS ・クロック制御部 INIT 端子への “L” 入力により , クロック発振安定待ち時間を確保してください。 ・兼用ポートの機能切替え ポートと兼用端子の切替えは , PFR ( ポートファンクションレジスタ ) で行います。 DS07–16507–3 17 MB91260B シリーズ ・低消費電力モード スタンバイモードに入れる場合は , 同期スタンバイモード (TBCR:タイムベースカウンタ制御レジスタの bit8 SYNCS ビットにて設定します ) を使用した上で , 以下のシーケンスを必ず使用してください。 (LDI #value_of_standby, R0) :value_of_standby は STCR への書込みデータ (LDI #_STCR, R12) :_STCR は STCR のアドレス (481H) STB R0, @R12 :スタンバイ制御レジスタ (STCR) への書込み LDUB @R12, R0 :同期スタンバイのための STCR リード LDUB @R12, R0 :もう一度 STCR をダミーリード NOP :タイミング調整用の NOP × 5 NOP NOP NOP NOP さらに , スタンバイ復帰後に , 復帰要因である割込みハンドラへ分岐するように , I フラグ , ILM および ICR を設定して ください。 ・ モニタデバッガを使用される場合は , 以下のことを行わないでください。 ・上記命令列に対する , ブレークポイントの設定。 ・上記命令列に対する , ステップ実行。 ・PS レジスタに関する注意事項 一部の命令で PS レジスタを先行処理しているため , 下記の例外動作により , デバッガ使用時に割込み処理ルーチンで ブレークしたり , PS フラグの表示内容が更新されたりする場合があります。 いずれの場合も , EIT から復帰後以降に , 正しく再処理を行うように設計されていますので , EIT 前後の動作は仕様どお りの処理を行います。 ・ DIV0U/DIV0S 命令の直前の命令で , (a) ユーザ割込み を受付けた場合 , (b) ステップ実行を行った場合 , (c) データイ ベントまたはエミュレータメニューにてブレークした場合 , 以下のような動作を行う場合があります。 1) D0, D1 フラグが , 先行して更新されます。 2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込みまたはエミュレータ ) を実行します。 3) EIT から復帰後 , DIV0U/DIV0S 命令が実行され , D0/D1 フラグが 1) と同じ値に更新されます。 ・ ユーザ割込み要因が発生している状態で , 割込みを許可するために ORCCR , STILM , MOV Ri, PS の各命令が実行され ると , 以下のような動作を行います。 1) PS レジスタが , 先行して更新されます。 2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み ) を実行します。 3) EIT から復帰後 , 上記命令が実行され , PS レジスタが 1) と同じ値に更新されます。 ・ウォッチドッグタイマ機能について 本品種が備えているウォッチドッグタイマ機能は , プログラムが一定時間内にリセット延期動作を行うことを監視し , プログラムの暴走によりリセット延期動作が行われなかったときに , CPU をリセットするための機能です。そのため , 一 度ウォッチドッグタイマ機能を有効にすると , リセットを掛けるまで動作を続けます。 例外として , CPU のプログラム実行が停止する条件では自動的にリセット延期を行います。この例外にあてはまる条件 については , ウォッチドッグタイマの機能説明の項を参照してください。 18 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ デバック関連の注意事項 ・RETI 命令のステップ実行 ステップ実行する際 , 割込みが頻繁に発生する環境下では , RETI をステップ実行後に該当割込み処理ルーチンだけを繰 り返して実行します。その結果 , メインルーチンや割込みレベルの低いプログラムの実行が行われなくなります。 回避のために , RETI 命令をステップ実行しないでください。 または , 該当割込みルーチンのデバッグが不要になった段階で , 該当割込みを禁止してデバッグを行ってください。 ・オペランドブレーク システムスタックポインタのアドレスを含む領域に対するアクセスを , データイベントブレークの対象に設定しないで ください。 ・フラッシュメモリの未使用領域実行 フラッシュメモリの未使用領域 ( データが FFFFH) を誤って実行してしまうと , ブレークを受付けない状態になってし まいます。これを回避するために, デバッガのコードイベントのアドレスマスク機能を使用して, 未使用領域の命令アクセ ス時にブレークさせてください。 ・パワーオンデバッグ パワーオンデバッグで電源をオフにするときは , 次の 3 条件を全て満たす状態で行ってください。 (1) ユーザ電源が 0.9 VCC から 0.5 VCC まで低下する時間が 25 µs 以上。 (注意事項)2 電源の場合は , VCC は外部 I/O 電源電圧のことを指します。 (2) CPU 動作周波数が 1 MHz 以上。 (3) ユーザプログラム実行中。 ・NMI 要求 (tool) に対する割込みハンドラ ICE 未接続の状態において , ICE からのブレーク要求のみでセットされる要因フラグが , DSU 端子へのノイズ等の影響 で誤って立ってしまった場合の誤動作を防ぐため, 次のプログラムを割込みハンドラに追加してください。なお, このプロ グラムを追加した状態で ICE を使用しても問題ありません。 追加場所 次の割込みハンドラ 割込み要因 :NMI 要求 (tool) 割込み番号 :13 (10 進 ) , 0D (16 進 ) オフセット :3C8H TBR がデフォルトのアドレス :000FFFC8H 追加プログラム STM (R0, R1) LDI #B00H, R0; LDI #0, R1 STB R1, @R0 LDM (R0, R1) :B00H は DSU のブレーク要因レジスタのアドレス :ブレーク要因レジスタをクリア RETI DS07–16507–3 19 MB91260B シリーズ ■ ブロックダイヤグラム FR 60 Lite CPU コア 32 32 DMAC 5 チャネル ビットサーチ 積和演算回路 ROM 128 K バイト / ROM 256 K バイト / FLASH 256 K バイト RAM 8 K バイト X0, X1 MD0 ~ MD2 INIT バスコンバータ 32 32 ⇔ 16 アダプタ クロック制御 16 ポート I/F 割込み コントローラ INT0 ~ INT9 NMI SOT0 ~ SOT2 SCK0 ~ SCK2 3 チャネル 16 ビット リロードタイマ TIN0 ~ TIN2 TOT1, TOT2 2 チャネル 16 ビット PWC タイマ PWI0, PWI1 10 チャネル 外部割込み SIN0 ~ SIN2 PORT 3 チャネル UART 16/8 チャネル 8/16 PPG タイマ PPG0 ~ PPG15 3 チャネル U-TIMER AVCC 多機能タイマ ADTG0 AN0 ~ AN7 AVRH0 8 チャネル入力 8/10 ビット A/D コンバータ 0 ADTG1 AVRH1 AN8, AN9 2 チャネル入力 8/10 ビット A/D コンバータ 1 ADTG2 AVRH2 AN10, AN11 2 チャネル入力 8/10 ビット A/D コンバータ 2 20 フリーランタイマ 1 チャネル インプットキャプチャ 4 チャネル アウトプットコンペア 6 チャネル 波形ジェネレータ CKI IC0 ~ IC3 RTO0 ~ RTO5 DTTI DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ メモリ空間 1. メモリ空間 FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスを行います。 ・ ダイレクトアドレシング領域 アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。 この領域をダイレクトアドレシング領域とよび , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。 ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。 → バイトデータアクセス :000H ∼ 0FFH → ハーフワードデータアクセス :000H ∼ 1FFH →ワードデータアクセス :000H ∼ 3FFH DS07–16507–3 21 MB91260B シリーズ 2. メモリマップ MB91F264B/MB91264B シングルチップモード 0000 0000H I/O ダイレクト アドレッシング領域 0000 0400H I/O 「■ I/O マップ」を参照 0001 0000H アクセス禁止 0003 E000H 内蔵 RAM 8 K バイト 0004 0000H アクセス禁止 000C 0000H 内蔵 ROM 256 K バイト 0010 0000H アクセス禁止 FFFF FFFFH MB91263B シングルチップモード 0000 0000H I/O 0000 0400H I/O ダイレクト アドレッシング領域 「■ I/O マップ」を参照 0001 0000H アクセス禁止 0003 E000H 内蔵 RAM 8 K バイト 0004 0000H アクセス禁止 000E 0000H 0010 0000H 内蔵 ROM 128 K バイト アクセス禁止 FFFF FFFFH 22 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ モード設定 FR ファミリでは , モード端子 (MD2 ∼ MD0) とモードデータで動作モードの設定を行います。 ・モード端子 MD2 ∼ MD0 の 3 端子で , モードベクタ , リセットベクタフェッチに関する指定を行います。 表に示した設定以外は禁止です。 モード端子 モード名 リセットベクタ アクセス領域 0 内 ROM モードベクタ 内部 1 外 ROM モードベクタ 外部 MD2 MD1 MD0 0 0 0 0 備 考 本品種ではサポートしていません ・モードデータ モードベクタフェッチによって内部のモードレジスタ (MODR) に書き込むデータを , モードデータと呼びます。 モードレジスタに設定が行われた後 , 本レジスタの設定にしたがった動作モードで動作します。 モードデータは , すべてのリセット要因で設定されます。また , ユーザプログラムからは設定できません。 モードデータ詳細説明 bit 31 30 29 28 27 26 25 24 0 0 0 0 0 1 1 1 動作モード設定ビット bit31 ∼ bit24 は予約ビットです。 必ず “00000111” を設定してください。“00000111” 以外の値を設定したときの動作は保証できません。 (注意事項)モードベクタに設定するモードデータは , 000FFFF8H にバイトデータとして配置する必要があります。 FR ファミリは , バイトエンディアンとしてビッグエンディアンを採用していますので , 下図のように , bit31 ∼ bit24 の最上位バイトに配置してください。 bit 31 誤 24 23 16 15 87 0 000FFFF8H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX Mode Data 000FFFF8H Mode Data XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 正 000FFFFCH DS07–16507–3 Reset Vector 23 MB91260B シリーズ ■ I/O マップ [ 表の見方 ] アドレス 000000H レジスタ +0 +1 +2 +3 PDR0 [R/W] B XXXXXXXX PDR1 [R/W] B XXXXXXXX PDR2 [R/W] B XXXXXXXX PDR3 [R/W] B XXXXXXXX ブロック T-unit ポートデータレジスタ リード / ライト属性 , アクセス単位 (B:バイト , H:ハーフワード , W:ワード ) リセット後のレジスタ初期値 レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4 n 番地 , 2 コラムが 4 n + 1 番地・・・) 最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが データの MSB 側となる。) (注意事項) レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。 “1” :初期値 “ 1 ” “0” :初期値 “ 0 ” “ X ” :初期値 “ 不定 ” “-” :その位置に物理的にレジスタが存在しない。 記述されていないデータアクセス属性によるアクセスは禁止です。 24 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 000000H PDR0 [R/W] B XXXXXXXX PDR1 [R/W] B XXXXXXXX PDR2 [R/W] B XXXXXXXX PDR3 [R/W] B XXXXXXXX 000004H PDR4 [R/W] B XXXXXXXX PDR5 [R/W] B XXXXXXXX PDR6 [R/W] B ----XXXX PDR7 [R/W] B XXXXXXXX ⎯ 000008H 00000CH PDRC [R/W] B XXXXXXXX PDRD [R/W] B ------XX PDRE [R/W] B ------XX ⎯ 000010H PDRG [R/W] B --XXXXXX ⎯ ⎯ ⎯ ブロック ポート データ レジスタ 000014H ⎯ ∼ 00003CH 000040H EIRR0 [R/W] B, H, W 00000000 ENIR0 [R/W] B, H, W 00000000 000044H DICR [R/W] B, H, W -------0 HRCL [R/W, R] B, H, W 0--11111 予約 ELVR0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 ⎯ ⎯ TMRLR0 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR0 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00004CH ⎯ TMCSR0 [R/W, R] B, H, W ---00000 00000000 000050H TMRLR1 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR1 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000054H ⎯ TMCSR1 [R/W, R] B, H, W ---00000 00000000 000058H TMRLR2 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR2 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ TMCSR2 [R/W, R] B, H, W ---00000 00000000 000048H 00005CH 000060H SSR0 [R/W, R] B, H, W 00001000 UTIM0 [R] H / UTIMR0 [W] H 00000000 00000000 000064H 000068H SSR1 [R/W, R] B, H, W 00001000 SIDR1, SODR1[R/W] B, H, W XXXXXXXX UTIM1 [R] H / UTIMR1 [W] H 00000000 00000000 00006CH 000070H SIDR0[R]/SODR0[W] B, H, W XXXXXXXX SSR2 [R/W, R] B, H, W 00001000 000074H SIDR2, SODR2[R/W] B, H, W XXXXXXXX UTIM2 [R] H / UTIMR2 [W] H 00000000 00000000 SCR0 [R/W] B, H, W SMR0 [R/W, W] B, H, W 00000100 00--0-0- 外部割込み (INT0 ∼ INT7) 遅延割込み / ホールド リクエスト リロード タイマ 0 リロード タイマ 1 リロード タイマ 2 UART0 DRCL0 [W] B -------- UTIMC0 [R/W] B 0--00001 U-TIMER 0 SCR1 [R/W] B, H, W 00000100 SMR1 [R/W] B, H, W 00--0-0- UART1 DRCL1 [W] B -------- UTIMC1 [R/W] B 0--00001 U-TIMER 1 SCR2 [R/W] B, H, W 00000100 SMR2 [R/W] B, H, W 00--0-0- UART2 DRCL2 [W] B -------- UTIMC2 [R/W] B 0--00001 U-TIMER 2 (続く) DS07–16507–3 25 MB91260B シリーズ アドレス レジスタ +0 000078H ADCH0 [R/W] B, H, W XX000000 00007CH ADCS0 [R/W, W] B, H, W 00000X00 000080H ADCH1 [R/W] B, H, W XXXX0XX0 000084H ADCS1 [R/W, W] B, H, W 00000X00 000088H ADCH2 [R/W] B, H, W XXXX0XX0 00008CH ADCS2 [R/W, W] B, H, W 00000X00 +1 +2 ADMD0 [R/W] B, H, W ADCD01 [R] B, H, W ADCD00 [R] B, H, W 00001111 XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ AICR0 [R/W] B, H, W 00000000 ADMD1 [R/W] B, H, W ADCD11 [R] B, H, W ADCD10 [R] B, H, W 00001111 XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ AICR1 [R/W] B, H, W ------00 AICR2 [R/W] B, H, W ------00 ⎯ ⎯ OCCPBH0, OCCPBL0[W] / OCCPH0, OCCPL0[R] H, W 00000000 00000000 OCCPBH1, OCCPBL1[W] / OCCPH1, OCCPL1 [R] H, W 00000000 00000000 000094H OCCPBH2, OCCPBL2[W] / OCCPH2, OCCPL2 [R] H, W 00000000 00000000 OCCPBH3, OCCPBL3[W] / OCCPH3, OCCPL3 [R] H, W 00000000 00000000 000098H OCCPBH4, OCCPBL4[W] / OCCPH4, OCCPL4 [R] H, W 00000000 00000000 OCCPBH5, OCCPBL5[W] / OCCPH5, OCCPL5 [R] H, W 00000000 00000000 00009CH OCSH1 [R/W] B, H, W X1100000 OCSL0 [R/W] B, H, W 00001100 OCSH3 [R/W] B, H, W X1100000 OCSL2 [R/W] B, H, W 00001100 0000A0H OCSH5 [R/W] B, H, W X1100000 OCSL4 [R/W] B, H, W 00001100 OCMOD [R/W] B, H, W XX000000 ⎯ 0000A8H CPCLRBH, CPCLRBL[W]/ CPCLRH, CPCLRL[R] H, W 11111111 11111111 TCCSH [R/W] B, H, W 00000000 TCCSL [R/W] B, H, W 01000000 TCDTH, TCDTL [R/W] H, W 00000000 00000000 ⎯ ADTRGC [R/W] B, H, W XXXX0000 0000ACH IPCPH0, IPCPL0 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX IPCPH1, IPCPL1 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000B0H IPCPH2, IPCPL2 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX IPCPH3, IPCPL3 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000B4H PICSH01 [W] B, H, W 000000-- PICSL01 [R/W] B, H, W 00000000 0000B8H EIRR1 [R/W] B, H, W ------00 ENIR1 [R/W] B, H, W ------00 ICSH23 [R] B, H, W XXXXXX00 ICSL23 [R/W] B, H, W 00000000 ELVR1 [R/W] B, H, W -------- ----0000 A/D コンバータ 1/ AICR1 ADMD2 [R/W] B, H, W ADCD21 [R] B, H, W ADCD20 [R] B, H, W 00001111 XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ A/D コンバータ 0/ AICR0 ⎯ 000090H 0000A4H ブロック +3 A/D コンバータ 2/ AICR2 16 ビット アウトプット コンペア 16 ビット フリーラン タイマ 16 ビット インプット キャプチャ 外部割込み (INT8, INT9) (続く) 26 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 0000BCH TMRRH0, TMRRL0 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000C0H TMRRH2, TMRRL2 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000C4H +2 +3 TMRRH1, TMRRL1 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ ⎯ DTCR0 [R/W] B, H, W DTCR1 [R/W] B, H, W DTCR2 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 ⎯ SIGCR1 [R/W] B, H, W 10000000 SIGCR2 [R/W] B, H, W XXXXXXX1 ⎯ 0000C8H 0000CCH ADCOMP0 [R/W] H, W 00000000 00000000 0000D0H ADCOMP2 [R/W] H, W 00000000 00000000 ブロック ⎯ ADCOMP1 [R/W] H, W 00000000 00000000 ADCOMPC [R/W] B, H, W XXXXX000 ⎯ 波形 ジェネ レータ A/D COMP 0000D4H ⎯ ∼ 0000DCH 予約 0000E0H PWCSR0 [R/W, R] B, H, W 00000000 00000000 PWCR0 [R] H, W 00000000 00000000 0000E4H PWCSR1 [R/W, R] B, H, W 00000000 00000000 PWCR1 [R] H, W 00000000 00000000 0000E8H ⎯ PDIVR0 [R/W] B, H, W XXXXX000 ⎯ PWC タイマ PDIVR1 [R/W] B, H, W XXXXX000 0000ECH ⎯ ∼ 000FCH 予約 000100H PRLH0 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL0 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLH1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000104H PRLH2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLH3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000108H PPGC0 [R/W] B, H, W PPGC1 [R/W] B, H, W 0000000X 0000000X PPGC2 [R/W] B, H, W 0000000X PPGC3 [R/W] B, H, W 0000000X 00010CH PRLH4 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL4 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLH5 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL5 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000110H PRLH6 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL6 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLH7 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL7 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000114H PPGC4 [R/W] B, H, W PPGC5 [R/W] B, H, W 0000000X 0000000X PPGC6 [R/W] B, H, W 0000000X PPGC7 [R/W] B, H, W 0000000X 000118H PRLH8 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLH9 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PRLL9 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 00011CH PRLH10 [R/W] B, H, W PRLL10 [R/W] B, H, W PRLH11 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX PRLL11 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000120H PPGC8 [R/W] B, H, W PPGC9 [R/W] B, H, W PPGC10 [R/W] B, H, W 0000000X 0000000X 0000000X PPGC11 [R/W] B, H, W 0000000X PRLL8 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PPG0 ∼ PPG15 (続く) DS07–16507–3 27 MB91260B シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 ブロック +3 000124H PRLH12 [R/W] B, H, W PRLL12 [R/W] B, H, W PRLH13 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX PRLL13 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000128H PRLH14 [R/W] B, H, W PRLL14 [R/W] B, H, W PRLH15 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX PRLL15 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 00012CH PPGC12 [R/W] B, H, W PPGC13 [R/W] B, H, W PPGC14 [R/W] B, H, W 0000000X 0000000X 0000000X PPGC15 [R/W] B, H, W 0000000X 000130H TRG [R/W] B, H, W 00000000 00000000 ⎯ GATEC [R/W] B, H, W XXXXXX00 000134H REVC [R/W] B, H, W 00000000 00000000 ⎯ ⎯ PPG0 ∼ PPG15 000138H ∼ 0001FCH ⎯ 000200H DMACA0 [R/W] B, H, W *1 00000000 00000000 00000000 00000000 000204H DMACB0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 00000000 000208H DMACA1 [R/W] B, H, W*1 00000000 00000000 00000000 00000000 00020CH DMACB1 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 00000000 000210H DMACA2 [R/W] B, H, W *1 00000000 00000000 00000000 00000000 000214H DMACB2 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 00000000 000218H DMACA3 [R/W] B, H, W *1 00000000 00000000 00000000 00000000 00021CH DMACB3 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 00000000 000220H DMACA4 [R/W] B, H, W *1 00000000 00000000 00000000 00000000 000224H DMACB4 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 00000000 予約 DMAC 000228H ∼ 00023CH 000240H ⎯ 予約 DMACR [R/W] B 0XX00000 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX DMAC ⎯ 予約 000244H ∼ 000398H (続く) 28 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 00039CH ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 0003A0H DSP-PC [R/W] XXXXXXXX DSP-CSR [R/W, R, W] 00000000 ブロック DSP-LY [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003A4H DSP-OT0 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT1 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003A8H DSP-OT2 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT3 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003ACH ⎯ ⎯ 0003B0H DSP-OT4 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT5 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003B4H DSP-OT6 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT7 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ 積和演算 回路 ⎯ 0003B8H ⎯ ∼ 0003ECH 予約 0003F0H BSD0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F4H BSD1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F8H BSDC [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003FCH BSRR [R] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ビット サーチ 000400H DDR0 [R/W] B 00000000 DDR1 [R/W] B 00000000 DDR2 [R/W] B 00000000 DDR3 [R/W] B 00000000 000404H DDR4 [R/W] B 00000000 DDR5 [R/W] B 00000000 DDR6 [R/W] B ----0000 DDR7 [R/W] B 00000000 000408H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 00040CH DDRC [R/W] B 00000000 DDRD [R/W] B ------00 DDRE [R/W] B ------00 ⎯ 000410H DDRG [R/W] B --000000 ⎯ ⎯ ⎯ データ方向 レジスタ 000414H ⎯ ∼ 00041CH 予約 000420H PFR0 [R/W] B 00000000 PFR1 [R/W] B -0000000 PFR2 [R/W] B --00-00- ⎯ 000424H ⎯ ⎯ ⎯ PFR7 [R/W] B ------00 000428H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 00042CH ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 000430H PFRG [R/W] B --00--0- ⎯ ⎯ ⎯ ポート機能 レジスタ (続く) DS07–16507–3 29 MB91260B シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 ブロック +3 000434H ⎯ ∼ 00043CH 予約 000440H ICR00 [R/W, R] B, H, W ICR01 [R/W, R] B, H, W ICR02 [R/W, R] B, H, W ICR03 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000444H ICR04 [R/W, R] B, H, W ICR05 [R/W, R] B, H, W ICR06 [R/W, R] B, H, W ICR07 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000448H ICR08 [R/W, R] B, H, W ICR09 [R/W, R] B, H, W ICR10 [R/W, R] B, H, W ICR11 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 00044CH ICR12 [R/W, R] B, H, W ICR13 [R/W, R] B, H, W ICR14 [R/W, R] B, H, W ICR15 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000450H ICR16 [R/W, R] B, H, W ICR17 [R/W, R] B, H, W ICR18 [R/W, R] B, H, W ICR19 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000454H ICR20 [R/W, R] B, H, W ICR21 [R/W, R] B, H, W ICR22 [R/W, R] B, H, W ICR23 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000458H 割込み ICR24 [R/W, R] B, H, W ICR25 [R/W, R] B, H, W ICR26 [R/W, R] B, H, W ICR27 [R/W, R] B, H, W コントローラ ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 00045CH ICR28 [R/W, R] B, H, W ICR29 [R/W, R] B, H, W ICR30 [R/W, R] B, H, W ICR31 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000460H ICR32 [R/W, R] B, H, W ICR33 [R/W, R] B, H, W ICR34 [R/W, R] B, H, W ICR35 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000464H ICR36 [R/W, R] B, H, W ICR37 [R/W, R] B, H, W ICR38 [R/W, R] B, H, W ICR39 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000468H ICR40 [R/W, R] B, H, W ICR41 [R/W, R] B, H, W ICR42 [R/W, R] B, H, W ICR43 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 00046CH ICR44 [R/W, R] B, H, W ICR45 [R/W, R] B, H, W ICR46 [R/W, R] B, H, W ICR47 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000470H ⎯ ∼ 00047CH 予約 000480H RSRR [R/W] B, H, W 10000000 STCR [R/W] B, H, W 00110011 TBCR [R/W] B, H, W 00XXXX00 CTBR [W] B, H, W XXXXXXXX 000484H CLKR [R/W] B, H, W 00000000 WPR [W] B, H, W XXXXXXXX DIVR0 [R/W] B, H, W 00000011 DIVR1 [R/W] B, H, W 00000000 クロック 制御 000488H ⎯ ∼ 0005FCH 予約 000600H PCR0 [R/W] B 00000000 PCR1 [R/W] B 00000000 PCR2 [R/W] B 00000000 PCR3 [R/W] B 00------ 000604H PCR4 [R/W] B 00000000 PCR5 [R/W] B 00000000 PCR6 [R/W] B ----0000 PCR7 [R/W] B 00000000 000608H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 00060CH ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ プルアップ コントローラ (続く) 30 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ レジスタ アドレス 000610H +0 +1 +2 +3 PCRG [R/W] B --000000 ⎯ ⎯ ⎯ ブロック プルアップ コントローラ 000614H ⎯ ∼ 000FFCH 予約 001000H DMASA0 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 001004H DMADA0 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 001008H DMASA1 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 00100CH DMADA1 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 001010H DMASA2 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 001014H DMADA2 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 001018H DMASA3 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 00101CH DMADA3 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 001020H DMASA4 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 001024H DMADA4 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 DMAC 001028H ⎯ ∼ 006FFCH 予約 007000H FLCR [R/W] 0110X000 ⎯ ⎯ ⎯ 007004H FLWC [R/W] 00000011*2 ⎯ ⎯ ⎯ 007008H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 00700CH ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 007010H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ フラッシュ 007014H ∼ 00BFFCH ⎯ 予約 (続く) DS07–16507–3 31 MB91260B シリーズ (続き) アドレス 00C000H ∼ 00C07CH 00C080H ∼ 00C0FCH 00C100H ∼ 00C2FCH レジスタ +0 +1 +2 +3 ブロック X-RAM ( 係数 RAM) [R/W] 64 × 16 ビット Y-RAM ( 変数 RAM) [R/W] 64 × 16 ビット 積和演算回路 I-RAM ( 命令 RAM) [R/W] 256 × 16 ビット 00C300H ∼ 00FFFCH ⎯ 予約 * 1 : DMACA0 ∼ DMACA4 の下位 16 ビット (DCT15 ∼ DCT0) は , バイトでのアクセスはできません。 * 2 : FLWC (7004H) の初期値は , EVA ツール上は , “00010011B” です。EVA 品にて , “00000011B” を書き込んでも動作にか わりはありません。 (注意事項)• ライトオンリビットのあるレジスタに対してリードモディファイライト系の命令を行わないでください。 • 予約または ( − ) の領域データは不定です。 32 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ 割込みベクタ 割込み要因 割込み番号 割込みレベル オフセット TBR デフォルト のアドレス RN 10 進 16 進 リセット 0 00 ⎯ 3FCH 000FFFFCH ⎯ モードベクタ 1 01 ⎯ 3F8H 000FFFF8H ⎯ システム予約 2 02 ⎯ 3F4H 000FFFF4H ⎯ システム予約 3 03 ⎯ 3F0H 000FFFF0H ⎯ システム予約 4 04 ⎯ 3ECH 000FFFECH ⎯ システム予約 5 05 ⎯ 3E8H 000FFFE8H ⎯ システム予約 6 06 ⎯ 3E4H 000FFFE4H ⎯ コプロセッサ不在トラップ 7 07 ⎯ 3E0H 000FFFE0H ⎯ コプロセッサエラートラップ 8 08 ⎯ 3DCH 000FFFDCH ⎯ INTE 命令 9 09 ⎯ 3D8H 000FFFD8H ⎯ 命令ブレーク例外 10 0A ⎯ 3D4H 000FFFD4H ⎯ オペランドブレークトラップ 11 0B ⎯ 3D0H 000FFFD0H ⎯ ステップトレーストラップ 12 0C ⎯ 3CCH 000FFFCCH ⎯ NMI 要求 (tool) 13 0D ⎯ 3C8H 000FFFC8H ⎯ 未定義命令例外 14 0E ⎯ 3C4H 000FFFC4H ⎯ NMI 要求 15 0F 15 (FH) 固定 3C0H 000FFFC0H ⎯ 外部割込み 0 16 10 ICR00 3BCH 000FFFBCH 6 外部割込み 1 17 11 ICR01 3B8H 000FFFB8H 7 外部割込み 2 18 12 ICR02 3B4H 000FFFB4H ⎯ 外部割込み 3 19 13 ICR03 3B0H 000FFFB0H ⎯ 外部割込み 4 20 14 ICR04 3ACH 000FFFACH ⎯ 外部割込み 5 21 15 ICR05 3A8H 000FFFA8H ⎯ 外部割込み 6 22 16 ICR06 3A4H 000FFFA4H ⎯ 外部割込み 7 23 17 ICR07 3A0H 000FFFA0H ⎯ リロードタイマ 0 24 18 ICR08 39CH 000FFF9CH 8 リロードタイマ 1 25 19 ICR09 398H 000FFF98H 9 リロードタイマ 2 26 1A ICR10 394H 000FFF94H 10 UART0 ( 受信完了 ) 27 1B ICR11 390H 000FFF90H 0 UART0 ( 送信完了 ) 28 1C ICR12 38CH 000FFF8CH 3 DTTI 29 1D ICR13 388H 000FFF88H ⎯ DMAC0 ( 終了 , エラー ) 30 1E ICR14 384H 000FFF84H ⎯ DMAC1 ( 終了 , エラー ) 31 1F ICR15 380H 000FFF80H ⎯ DMAC2/3/4 ( 終了 , エラー ) 32 20 ICR16 37CH 000FFF7CH ⎯ UART1 ( 受信完了 ) 33 21 ICR17 378H 000FFF78H 1 UART1 ( 送信完了 ) 34 22 ICR18 374H 000FFF74H 4 UART2 ( 受信完了 ) 35 23 ICR19 370H 000FFF70H 2 UART2 ( 送信完了 ) 36 24 ICR20 36CH 000FFF6CH 5 積和 37 25 ICR21 368H 000FFF68H ⎯ PPG0 38 26 ICR22 364H 000FFF64H ⎯ (続く) DS07–16507–3 33 MB91260B シリーズ 割込み番号 割込みレベル オフセット TBR デフォルト のアドレス RN 27 ICR23 360H 000FFF60H ⎯ 40 28 ICR24 35CH 000FFF5CH ⎯ PPG4/5/6/7 41 29 ICR25 358H 000FFF58H ⎯ PPG8/9/10/11/12/13/14/15 42 2A ICR26 354H 000FFF54H ⎯ 外部割込み 8/9 43 2B ICR27 350H 000FFF50H ⎯ 波形 0 ( アンダフロー ) 44 2C ICR28 34CH 000FFF4CH ⎯ 波形 1 ( アンダフロー ) 45 2D ICR29 348H 000FFF48H ⎯ 波形 2 ( アンダフロー ) 46 2E ICR30 344H 000FFF44H ⎯ タイムベースタイマオーバフロー 47 2F ICR31 340H 000FFF40H ⎯ フリーランタイマ ( コンペアクリア ) 48 30 ICR32 33CH 000FFF3CH ⎯ フリーランタイマ ( ゼロ検出 ) 49 31 ICR33 338H 000FFF38H ⎯ A/D0 50 32 ICR34 334H 000FFF34H ⎯ A/D1 51 33 ICR35 330H 000FFF30H ⎯ A/D2 52 34 ICR36 32CH 000FFF2CH ⎯ PWC0 ( 測定完了 ) 53 35 ICR37 328H 000FFF28H ⎯ PWC1 ( 測定完了 ) 54 36 ICR38 324H 000FFF24H ⎯ PWC0 ( オーバフロー ) 55 37 ICR39 320H 000FFF20H ⎯ PWC1 ( オーバフロー ) 56 38 ICR40 31CH 000FFF1CH ⎯ ICU0 ( 取込み ) 57 39 ICR41 318H 000FFF18H ⎯ ICU1 ( 取込み ) 58 3A ICR42 314H 000FFF14H ⎯ ICU2/3 ( 取込み ) 59 3B ICR43 310H 000FFF10H ⎯ OCU0/1 ( 一致 ) 60 3C ICR44 30CH 000FFF0CH ⎯ OCU2/3 ( 一致 ) 61 3D ICR45 308H 000FFF08H ⎯ OCU4/5 ( 一致 ) 62 3E ICR46 304H 000FFF04H ⎯ 遅延割込み要因ビット 63 3F ICR47 300H 000FFF00H ⎯ システム予約 (REALOS にて使用 ) 64 40 ⎯ 2FCH 000FFEFCH ⎯ システム予約 (REALOS にて使用 ) 65 41 ⎯ 2F8H 000FFEF8H ⎯ システム予約 66 42 ⎯ 2F4H 000FFEF4H ⎯ システム予約 67 43 ⎯ 2F0H 000FFEF0H ⎯ システム予約 68 44 ⎯ 2ECH 000FFEECH ⎯ システム予約 69 45 ⎯ 2E8H 000FFEE8H ⎯ システム予約 70 46 ⎯ 2E4H 000FFEE4H ⎯ システム予約 71 47 ⎯ 2E0H 000FFEE0H ⎯ システム予約 72 48 ⎯ 2DCH 000FFEDCH ⎯ システム予約 73 49 ⎯ 2D8H 000FFED8H ⎯ システム予約 74 4A ⎯ 2D4H 000FFED4H ⎯ システム予約 75 4B ⎯ 2D0H 000FFED0H ⎯ システム予約 76 4C ⎯ 2CCH 000FFECCH ⎯ システム予約 77 4D ⎯ 2C8H 000FFEC8H ⎯ 割込み要因 10 進 16 進 PPG1 39 PPG2/3 (続く) 34 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ (続き) 割込み要因 割込み番号 割込みレベル オフセット TBR デフォルト のアドレス RN 4E ⎯ 2C4H 000FFEC4H ⎯ 79 4F ⎯ 2C0H 000FFEC0H ⎯ 80 50 2BCH 000FFEBCH ∼ 255 ∼ FF ∼ 000H ∼ 000FFC00H 10 進 16 進 システム予約 78 システム予約 INT 命令で使用 DS07–16507–3 ⎯ ⎯ 35 MB91260B シリーズ ■ 各 CPU ステートにおける端子状態 端子の状態として使用している語句は , 以下の意味を持ちます。 ・ 入力可 入力機能が使用可能な状態であることを意味します。 ・ 入力 0 固定 入力開放によるリークを防ぐため , 内部で入力レベルを “0” に固定しています。 ・ 出力 Hi-Z 端子駆動用トランジスタを駆動禁止状態にし , 端子をハイインピーダンスにすることを意味します。 ・ 出力保持 このモードになる直前に出力していた状態をそのまま出力することを意味します。すなわち , 出力のある内蔵周辺が動 作中であれば , その内蔵周辺に従って出力をし , ポート等として出力している場合にはその出力を保持します。 ・ 直前の状態を保持 このモードになる直前に出力していた状態をそのまま出力または入力であれば入力可能を意味します。 36 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ・端子状態一覧表 ( シングルチップモード ) 端子番号 端子名 機 能 QFP LQFP 1 99 P23 SIN1 2 100 P24 SOT1 3 1 P25 SCK1 4, 5 2, 3 P26, P27 6 4 7∼9 イニシャライズ時 HIZ = 1 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 INT6, INT7 入力可能 入力可能 入力可能 P50 ポート 5∼7 P51 ∼ P53 TIN0 ∼ TIN2 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 10 8 P54 INT0 11 9 P55 INT1 12 10 P56 INT2 13 11 P57 INT3 入力可能 入力可能 入力可能 14 12 PG0 CKI/INT4 15 13 PG1 PPG0/INT5 16 14 PG2 ポート 20 18 PG3 SIN2 21 19 PG4 SOT2 22 20 PG5 SCK2 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 入力可能 入力可能 入力可能 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z/ 入力可能 ポート 31, 32 29, 30 PE1, PE0 AN11, AN10 38, 39 36, 37 PD1, PD0 AN9, AN8 41 ∼ 48 39 ∼ 46 PC7 ∼ PC0 出力 Hi-Z/ 入力不可 INIT = H*2 ストップ時 HIZ = 0 23 ∼ 30 21 ∼ 28 P40 ∼ P47 INIT = L*1 スリープ時 AN7 ∼ AN0 51 ∼ 56 49 ∼ 54 P30 ∼ P35 RTO0 ∼ RTO5 57, 58 55, 56 P36, P37 IC0, IC1 59, 60 57, 58 P60, P61 IC2, IC3 61, 62 59, 60 P62, P63 INT8, INT9 63, 64 61, 62 P70, P71 TOT1, TOT2 65 63 P72 DTTI 66 64 P73 PWI0 69 67 P74 PWI1 70 68 P75 ADTG0 71 69 P76 ADTG1 72 70 P77 ADTG2 73 71 NMI NMI 78 76 P00 PPG1 79 77 P01 PPG2 80 78 P02 PPG3 81 79 P03 PPG4 82 80 P04 PPG5 83 81 P05 PPG6 84 82 P06 PPG7 入力可能 入力可能 入力可能 入力可能 入力可能 出力 Hi-Z/ 入力不可 出力 Hi-Z/ 入力可能 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 (続く) DS07–16507–3 37 MB91260B シリーズ (続き) 端子番号 端子名 機 能 QFP LQFP 85 83 P07 PPG8 86 84 P10 PPG9 87 85 P11 PPG10 88 86 P12 PPG11 89 87 P13 PPG12 90 88 P14 PPG13 91 89 P15 PPG14 96 94 P16 PPG15 97 95 P17 ポート 98 96 P20 SIN0 99 97 P21 SOT0 100 98 P22 SCK0 イニシャライズ時 INIT = L * 1 INIT = H * 2 出力 Hi-Z/ 入力不可 出力 Hi-Z/ 入力可能 スリープ時 直前状態 保持 ストップ時 HIZ = 0 HIZ = 1 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 * 1:INIT = L:INIT が “L” の期間の端子状態を示します。 * 2:INIT = H:INIT が , “L” から “H” へ遷移した直後の端子状態を示します。 38 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項 目 記号 定 格 値 最小 最大 単位 備 考 VCC VSS − 0.5 VSS + 6.0 V *1 AVCC VSS − 0.5 VSS + 6.0 V *2 *1 AVRH VSS − 0.5 VSS + 6.0 V *2 VI VSS − 0.3 VCC + 0.3 V VIA VSS − 0.3 AVcc + 0.3 V VO VSS − 0.3 VCC + 0.3 V “L” レベル最大出力電流 IOL ⎯ 10 mA *3 “L” レベル平均出力電流 IOLAV ⎯ 8 mA *4 “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV ⎯ 50 mA *5 “H” レベル最大出力電流 IOH ⎯ − 10 mA *3 “H” レベル平均出力電流 IOHAV ⎯ −4 mA *4 “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH ⎯ − 50 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 20 mA 電源電圧* 1 アナログ電源電圧 アナログ基準電圧 *1 入力電圧 アナログ端子入力電圧 *1 出力電圧 *1 600 消費電力 PD ⎯ 600 フラッシュ品 mW Ta 保存温度 Tstg マスク品 Ta ≦+ 85 °C マスク品 Ta ≦+ 105 °C * 6 360 動作温度 *5 − 40 + 105 °C マスク品 ( シングルチップ動作時 ) − 40 + 85 °C フラッシュ品 ( シングルチップ動作時 ) − 55 + 125 °C * 1: VSS = AVSS = 0.0 V を基準にしています。 * 2: 電源投入時など VCC + 0.3 V を超えないよう注意してください。 また , 電源投入時など AVCC が VCC を超えないように注意してください。 * 3: 最大出力電流は , 該当する端子一本のピーク値を規定します。 * 4: 平均出力電流は , 該当する端子一本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 5: 平均総出力電流は , 該当する端子全てに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 6: Ta =+ 105 °C で使用する場合は動作周波数を下げて消費電力を減らしてください。 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 DS07–16507–3 39 MB91260B シリーズ 2. 推奨動作条件 (Vss = AVss = 0 V) 項 目 記号 規 格 値 最 小 最 大 単位 備 考 電源電圧 VCC 4.0 5.5 V アナログ電源電圧 AVCC VSS + 4.0 VSS + 5.5 V AVRH0 AVSS AVCC V A/D コンバータ 0 用 AVRH1 AVSS AVCC V A/D コンバータ 1 用 AVRH2 AVSS AVCC V A/D コンバータ 2 用 − 40 + 105 °C マスク品 ( シングルチップ動作時 ) − 40 + 85 °C フラッシュ品 ( シングルチップ動作時 ) アナログ基準電圧 動作温度 Ta 通常動作時 (注意事項)電源投入時において , VCC 電源安定後 , 内部電源が安定するまで約 100 µs かかります。その間 INIT に “L” を 入れ続けてください。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 40 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項 目 “H” レベル入力 電圧 “L” レベル入力 電圧 “H” レベル出力 電圧 “L” レベル出力 電圧 記号 端 子 条 件 VIH ヒステリシス入力 端子を除く入力 VIHS 標準 最大 ⎯ 0.8 × Vcc ⎯ Vcc V ヒステリシス入力 端子 ⎯ Vcc − 0.4 ⎯ Vcc V VIL ヒステリシス入力 端子を除く入力 ⎯ Vss ⎯ 0.2 × Vcc V VILS ヒステリシス入力 端子 ⎯ Vss ⎯ Vss + 0.4 V VOH P30 ∼ P35 を除く VCC = 5.0 V, IOH = 4.0 mA Vcc − 0.5 ⎯ ⎯ V VOH2 P30 ∼ P35 VCC = 5.0 V, IOH = 8.0 mA Vcc − 0.7 ⎯ ⎯ V VOL VCC = 5.0 V, IOL = 4.0 mA ⎯ ⎯ 0.4 V VCC = 5.0 V, IOL = 12 mA ⎯ ⎯ 0.6 V −5 ⎯ 5 µA ⎯ ⎯ 50 ⎯ kΩ プルアップ 抵抗値 RPULL DS07–16507–3 P30 ∼ P35 を除く VOL2 P30 ∼ P35 ILI 入力容量 単位 最小 入力リーク 電流 電源電流 規 格 値 ⎯ INIT, プルアップ端子 VCC = 5.0 V, VSS < VI < VCC 備考 ICC VCC VCC = 5.0 V, 33 MHz ⎯ 90 100 mA ICCS VCC VCC = 5.0 V, 33 MHz ⎯ 60 80 mA スリープ時 ICCH VCC VCC = 5.0 V, Ta =+ 25 °C ⎯ 300 ⎯ µA ストップ時 CIN VCC, VSS, AVCC, AVSS, AVRH0, 1, 2 以外 ⎯ 10 ⎯ pF ⎯ 41 MB91260B シリーズ 4. フラッシュメモリ書き込み / 消去特性 項 目 条 件 規 格 値 最小 標準 最大 単位 備 考 セクタ消去時間 Ta =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 1 15 s 内部でのイレーズ前書込み時間は除 く。 チップ消去時間 Ta =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 10 ⎯ s 内部でのイレーズ前書込み時間は除 く。 バイト書込み時間 Ta =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 8 3,600 µs システムレベルのオーバヘッド時間 は除く。 チップ書込み時間 Ta =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 2.1 ⎯ s システムレベルのオーバヘッド時間 は除く。 ⎯ 10,000 ⎯ ⎯ cycle 平均 Ta =+ 85 °C 20 ⎯ ⎯ year 消去 / 書込みサイクル フラッシュメモリ データ保持期間 * *: テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です。( アレニウス式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ換算 しています。) 42 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ 5. 交流規格 (1) クロックタイミング規格 (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項 目 記号 端子 クロック周波数 fC X0 X1 クロック サイクルタイム tC X0 X1 内部動作 クロック周波数 内部動作 クロック サイクルタイム 条 件 X0 のクロック周波 数に 4.125 MHz を 入力して , 発振回路 の PLL 系 8 逓倍に 設定した場合 ― tCP tCPP 単位 ― 備 考 最小 標準 最大 3.6*2 ― 12 MHz 83.3 ― 278*2 ns 2.06*1 ― 33 MHz CPU 系 1 ― 33 ─ fCP fCPP 規格値 2.06* 自励発振可能範囲 内で PLL 使用時 , 内部クロックは 33 MHz を超えな いよう逓倍を設定 してください。 MHz 周辺系 1 30.3 ― 485* ns CPU 系 30.3 ― 485*1 ns 周辺系 * 1:ギア 1/16 を使用した場合の値です。 * 2:PLL 使用時には , X0, X1 端子への入力クロックの下限周波数は PLL の逓倍によって変わります。 1 逓倍時:8 MHz 以上 2 逓倍から 8 逓倍時:4 MHz 以上 ・クロックタイミング規格測定条件 tC 0.8 VCC 0.2 VCC C = 50 pF PWL PWH tCF DS07–16507–3 出力端子 tCR 43 MB91260B シリーズ ・動作保証範囲 VCC (V) 電 5.5 源 電 圧 4.0 0 0.25 33 fCP / fCPP (MHz) 内部クロック ・内部クロック設定可能範囲 (MHz) CPU 系 (CLKB) : 33 内 部 ク ロ ッ ク 周辺系 (CLKP) : 16.5 原発振入力クロック fC = 4.192 MHz 時 (PLL 8 逓倍 ) 4.125 CPU:周辺の分周比 8:8 4:4 1:1 ( 注意事項 ) ・PLL の発振安定時間> 600 µs としてください。 ・内部クロックのギア設定はクロックタイミング規格の表の数値内になるようにしてください。 44 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ (2) リセット入力規格 (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項 目 INIT 入力時間 ( 電源投入時 , ストップモード時 ) INIT 入力時間 ( 上記以外 ) 記号 tINTL 端子 INIT 規 格 値 条 件 ⎯ 単位 最小 最大 振動子の発振時間 + tC × 10 ⎯ ns tC × 10 ⎯ ns 備考 * *:電源安定後 , 内部電源が安定するまで約 100 µs かかりますので , その間 INIT に “L” を入力し続けてください。 tINTL INIT 0.2 VCC DS07–16507–3 45 MB91260B シリーズ (3) UART タイミング (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項 目 記号 端子 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK0 ∼ SCK2 SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2 SOT0 ∼ SOT2 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2 SIN0 ∼ SIN2 SCK ↑ →有効 SIN ホールド時 間 tSHIX シリアルクロック “H” パルス幅 条件 規 格 値 単位 最小 最大 8 tCYCP ⎯ ns − 80 80 ns 100 ⎯ ns SCK0 ∼ SCK2 SIN0 ∼ SIN2 60 ⎯ ns tSHSL SCK0 ∼ SCK2 4 tCYCP ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK0 ∼ SCK2 4 tCYCP ⎯ ns SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2 SOT0 ∼ SOT2 ⎯ 150 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2 SIN0 ∼ SIN2 60 ⎯ ns SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIX SCK0 ∼ SCK2 SIN0 ∼ SIN2 60 ⎯ ns 内部シフト クロック モード 外部シフト クロック モード 備 考 (注意事項) ・CLK 同期モード時の AC 規格です。 ・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 46 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC SCK0 ~ SCK2 VOH VOL VOL tSLOV VOH VOL SOT0 ~ SOT2 tIVSH tSHIX VOH VOL SIN0 ~ SIN2 VOH VOL ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL VOH SCK0 ~ SCK2 VOL VOL VOL tSLOV SOT0 ~ SOT2 VOH VOL tIVSH SIN0 ~ SIN2 DS07–16507–3 VOH VOL tSHIX VOH VOL 47 MB91260B シリーズ (4) フリーランタイマクロック , PWC 入力 , リロードタイマトリガタイミング (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項 目 記号 入力パルス幅 tTIWH tTIWL 端子 条件 CKI PWI0, PWI1 ⎯ 規 格 値 最小 最大 4 tCYCP ─ 単位 備 考 ns TIN0 ∼ TIN2 (注意事項)tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 tTIWL tTIWH (5) トリガ系入力タイミング (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項 目 インプットキャプチャ トリガ入力 A/D 起動トリガ入力 記号 端子 条件 tINP IC0 ∼ IC3 tATGX ADTG0 ∼ ADTG2 規 格 値 単位 最小 最大 ⎯ 5 tCYCP ⎯ ns ⎯ 5 tCYCP ⎯ ns 備 考 (注意事項)tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 tATGX, tINP IC0 ∼ IC3 ADTG0 ∼ ADTG2 48 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ 6. A/D 変換部電気的特性 (VCC = AVcc = 5.0 V, VSS = AVSS = 0 V) 項 目 記号 端子 ⎯ 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ ⎯ 10 bit ⎯ ⎯ −4 ⎯ 4 LSB ⎯ ⎯ − 3.5 ⎯ 3.5 LSB 微分直線性誤差 * ⎯ ⎯ −3 ⎯ 3 LSB ゼロトランジション 電圧 *1 VOT AN0 ∼ AN11 AVss − 3.5 LSB AVss + 0.5 LSB AVss + 4.5 LSB V フルトランジション 電圧 *1 VFST AN0 ∼ AN11 AVRH − 5.5 LSB AVRH − 1.5 LSB AVRH + 2.5 LSB V 変換時間 ⎯ ⎯ 1.2*2 ⎯ ⎯ µs アナログポート 入力電流 IAIN AN0 ∼ AN11 ― ⎯ 10 µA アナログ入力電圧 VAIN AN0 ∼ AN11 AVss ⎯ AVRH V 基準電圧 ⎯ AVRHn*4 AVss ⎯ AVcc V アナログ電源電流 ( アナログ+デジタル ) IA ⎯ 2 ⎯ mA 1 ユニット当り ⎯ ⎯ 100 µA 1 ユニット当り ⎯ 1 ⎯ mA 1 ユニット当り AVRHn*4 = 5.0 V, AVss = 0 V 時 ⎯ ⎯ 100 µA 1 ユニット当り ストップ時 分解能 総合誤差 * 1 直線性誤差 * 1 1 3 IAH* AVcc IR 基準電源電流 ( AVRH ∼ AVss 間 ) AVRHn*4 IRH*3 アナログ入力容量 ⎯ ⎯ ⎯ 10 ⎯ pF チャネル間バラツキ ⎯ AN0 ∼ AN11 ─ ⎯ 4 LSB AVRHn*4 = 5.0 V 時 * 1 : CPU スリープ状態で測定 * 2 : Vcc = AVcc = 5.0 V, 周辺系クロック 33 MHz 時 * 3 : A/D コンバータ非動作時 , CPU ストップ時の電流 (Vcc = AVcc = AVRHn = 5.0 V 時 ) * 4 : AVRHn = AVRH0, AVRH1, AVRH2 (注意事項) • 上記は各ユニット間の精度を保証するものではありません。 • 外部回路の出力インピーダンス≦ 2 kΩ としてください。 DS07–16507–3 49 MB91260B シリーズ ・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について 外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合には , サンプル & ホールド付き A/D 変換器です。 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。 したがって , A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリング時間を最小値 より長くなるように , レジスタ値と動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用ください。 また , サンプ リング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 µF 程度のコンデンサを接続してください。 ・アナログ入力等価回路 R アナログ入力 コンパレータ C サンプリング時 ON ( 注意事項 ) 数値は参考値です。 R C MB91263B 2.0 kΩ ( 最大 ) 14.4 pF ( 最大 ) MB91264B 2.0 kΩ ( 最大 ) 14.4 pF ( 最大 ) MB91F264B 2.0 kΩ ( 最大 ) 16.0 pF ( 最大 ) ・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係 ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 ) ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 ) 20 90 MB91263B MB91264B 80 外部インピーダンス (kΩ) 外部インピーダンス (kΩ) 100 70 60 MB91F264B 50 40 30 20 10 0 0 2 4 6 8 10 18 MB91263B MB91264B 16 14 MB91F264B 12 10 8 6 4 2 0 0 最小サンプリング時間 (µs) 1 2 3 最小サンプリング時間 (µs) ・誤差について ⏐AVRH − AVSS⏐ が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。 50 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ○ A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能:A/D 変換器により識別可能なアナログ変化。 ・ 直線性誤差 :ゼロトランジション点 (00 0000 0000 ← → 00 0000 0001) とフルスケールトランジション 点 (11 1111 1110 ← → 11 1111 1111) とを結んだ直線と実際の変換特性との偏差。 ・ 微分直線性誤差:出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差。 ・ 総合誤差:実際の値と理論値との差を言い , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差 を含む誤差。 総合誤差 3FFH 1.5 LSB' 3FEH 実際の変換特性 3FDH デ ジ タ ル 004H 出 力 003H {1 LSB' (N − 1) + 0.5 LSB'} VNT ( 実則値 ) 実際の変換特性 002H 理想特性 001H 0.5 LSB' AVSS AVRH アナログ入力 AVRH − AVSS [V] 1LSB’ ( 理想値 ) = VOT’ ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB’ VFST’ ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB’ [V] デジタル出力 N の総合誤差 1024 = VNT − {1 LSB’ × (N − 1) + 0.5 LSB’} 1 LSB’ [V] VNT:デジタル出力が (N + 1) から N に遷移する電圧 (続く) DS07–16507–3 51 MB91260B シリーズ (続き) 微分直線性誤差 直線性誤差 3FFH 実際の変換特性 実際の変換特性 N+1 3FEH 3FDH {1 LSB (N − 1) + VOT} VFST ( 実測値 ) デ ジ タ 004H ル 出 003H 力 デ N ジ タ ル 出 N−1 力 VNT ( 実測値 ) 理想特性 VFST ( 実測値 ) 実際の変換特性 002H 理想特性 VNT ( 実測値 ) N−2 001H V0T ( 実測値 ) AVSS 実際の変換特性 AVSS AVRH AVRH アナログ入力 アナログ入力 デジタル出力 N の直線性誤差 = デジタル出力 N の微分直線性誤差 = 1 LSB = VNT − { 1 LSB × (N − 1) + VOT } [LSB] 1 LSB V (N + 1) T − VNT 1 LSB VFST − VOT −1 [LSB] [V] 1022 VOT : デジタル出力が 000H から 001H に遷移する電圧 VFST: デジタル出力が 3FEH から 3FFH に遷移する電圧 52 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ・特性例 “L” レベル出力電圧−電源電圧 “H” レベル出力電圧−電源電圧 400 6 350 5 300 VOL (mV) VOH (V) 4 3 250 200 2 150 1 100 50 0 4.0 4.5 5.0 5.5 0 4.0 VCC (V) 4.5 5.0 5.5 VCC (V) プルアップ抵抗−電源電圧 電源電流−電源電圧 80 100 70 90 80 60 ICC (mA) R (kΩ) 70 50 40 30 60 50 40 30 20 20 10 10 0 4.0 4.5 5.0 0 4.0 5.5 VCC (V) 4.5 5.0 5.5 VCC (V) 電源電流−内部動作周波数 (MB91263B) 100 90 80 ICC (mA) 70 60 電源電圧 4.0 V 4.5 V 5.0 V 5.5 V 50 40 30 20 10 0 15 20 25 30 35 内部動作周波数 [MHz] (続く) DS07–16507–3 53 MB91260B シリーズ (続き) 電源電流 ( ストップ時 ) −電源電圧 電源電流 ( スリープ時 ) −電源電圧 100 80 90 70 80 60 ICCH (µA) 70 ICCS (mA) 50 40 60 50 40 30 30 20 20 10 10 0 4.0 4.5 5.0 0 4.0 5.5 4.5 VCC (V) 1 ユニット当りの A/D 変換部 (33 MHz) アナログ電源電流−電源電圧 1 ユニット当りの A/D 変換部 (33 MHz) 基準電源電流−電源電圧 2 1.0 0.8 1.5 0.6 IR (mA) IA (mA) 5.5 5.0 VCC (V) 1 0.4 0.5 0.2 0 4.0 4.5 0.0 4.0 5.5 5.0 4.5 ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 ) MB91263B MB91264B 80 外部インピーダンス (kΩ) 外部インピーダンス (kΩ) 20 90 70 60 MB91F264B 50 40 30 20 10 0 2 4 6 8 最小サンプリング時間 (µs) 54 5.5 ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 ) 100 0 5.0 VCC (V) VCC (V) 10 18 MB91263B MB91264B 16 14 MB91F264B 12 10 8 6 4 2 0 0 1 2 3 最小サンプリング時間 (µs) DS07–16507–3 MB91260B シリーズ ■ オーダ型格 型 格 パッケージ 備 考 MB91F264BPF-GE1 プラスチック・QFP・100 ピン (FPT-100P-M06) 鉛フリー対応品 MB91F264BPMC-GE1 プラスチック・LQFP・100 ピン (FPT-100P-M20) 鉛フリー対応品 MB91264BPF-G-xxxE1 プラスチック・QFP・100 ピン (FPT-100P-M06) 鉛フリー対応品 MB91264BPMC-G-xxxE1 プラスチック・LQFP・100 ピン (FPT-100P-M20) 鉛フリー対応品 MB91263BPF-G-xxxE1 プラスチック・QFP・100 ピン (FPT-100P-M06) 鉛フリー対応品 MB91263BPMC-G-xxxE1 プラスチック・LQFP・100 ピン (FPT-100P-M20) 鉛フリー対応品 DS07–16507–3 55 MB91260B シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・QFP, 100 ピン リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.00 × 20.00mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 3.35mm MAX コード(参考) P-QFP100-14×20-0.65 (FPT-100P-M06) プラスチック・QFP, 100 ピン (FPT-100P-M06) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 23.90±0.40(.941±.016) * 20.00±0.20(.787±.008) 80 51 81 50 0.10(.004) 17.90±0.40 (.705±.016) *14.00±0.20 (.551±.008) INDEX Details of "A" part 100 1 30 0.65(.026) 0.32±0.05 (.013±.002) 0.13(.005) M "A" ©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100008S-c-5-6 C 0.25(.010) +0.35 3.00 –0.20 +.014 .118 –.008 (Mounting height) 0~8˚ 31 2002 FUJITSU LIMITED F100008S-c-5-5 0.17±0.06 (.007±.002) 0.80±0.20 (.031±.008) 0.88±0.15 (.035±.006) 0.25±0.20 (.010±.008) (Stand off) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) 56 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ (続き) プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.0 mm × 14.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max 質量 0.65 g コード(参考) P-LFQFP100-14×14-0.50 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 16.00±0.20(.630±.008)SQ * 14.00±0.10(.551±.004)SQ 75 51 76 50 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 26 100 1 25 C 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) M 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 0°~8° "A" 0.50(.020) +.008 1.50 –0.10 .059 –.004 (Mounting height) INDEX 0.145±0.055 (.0057±.0022) 2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-3-3 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07–16507–3 57 MB91260B シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 ⎯ ⎯ 37 変更箇所 パッケージを変更 FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20 ■ 各 CPU ステートにおける端子状態 端子名を変更 ・端子状態一覧表 ( シングルチップ 6pin(QFP), 4pin(LQFP) : P51 → P50 モード ) 7pin(QFP), 5pin(LQFP) : P50 → P51 ■ 電気的特性 6. A/D 変換部電気的特性 49 ゼロトランジション電圧 , フルトランジション電圧の表記方法を変更 単位:LSB → V 規格値:AVSS/AVRH ±数値 → AVSS/AVRH ±数値 LSB 動作クロック名を変更 マシンクロック → 周辺系クロック ■ オーダ型格 オーダ型格を変更 MB91F264BPFV-GE1 → MB91F264BPMC-GE1 MB91264BPFV-G-xxxE1 → MB91264BPMC-G-xxxE1 MB91263BPFV-G-xxxE1 → MB91263BPMC-G-xxxE1 ■ パッケージ・外形寸法図 パッケージの図を変更 FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20 55 57 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 58 DS07–16507–3 MB91260B シリーズ MEMO DS07–16507–3 59 MB91260B シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 ビジネス推進部