2.1 MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
DATA SHEET
DS07–16806–5
32 ビット マイクロコントローラ
CMOS
FR60Lite MB91220 シリーズ
MB91F223/F223S/F224/F224S/V220
■ 概 要
MB91220 シリーズは , 32 ビット高性能 RISC CPU を使用し , 各種 I/O リソースを内蔵したマイクロコントローラです。CPU
には , FR* ファミリと互換の FR60Lite を使用しています。
デジタルビデオカメラ , ナビゲーションシステム , DVD プレーヤなど高性能 / 高速な CPU 処理パワーが要求される組込
み用途に最適な仕様となっています。
*:FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製品です。
■ 特 長
● FR60Lite CPU
・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段
・ 最大動作周波数:32 MHz ( 原発振 4 MHz, 原発振 8 逓倍 (PLL クロック逓倍方式 ) )
・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 )
・ 命令実行速度:1 命令 /1 サイクル
・ メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令:組込み用途に適した命令
・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令:C 言語対応命令
・ レジスタのインタロック機能:アセンブラ記述の容易化
・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート
符号付き 32 ビット乗算:5 サイクル
符号付き 16 ビット乗算:3 サイクル
・ 割込み (PC/PS 退避 ):6 サイクル (16 プライオリティレベル )
・ ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能
・ FR ファミリとの命令互換
(続く)
富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。
「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる
チェック項目をリストにしたものです。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
Copyright©2007-2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved
2009.10
MB91220 シリーズ
(続き)
●内蔵周辺機能
・ 内蔵 ROM 容量と ROM タイプ
フラッシュメモリ :512 K バイト (MB91F223/S) / 768 K バイト (MB91F224/S)
・ 内蔵 RAM 容量:16 K バイト (MB91F223/S) / 24 K バイト (MB91F224/S) /64 K バイト (MB91V220)
・ 汎用ポート:最大 120 本 ( 内 4 本入力専用 )
・ 8/10 ビット A/D コンバータ ( 逐次比較型 )
8/10 ビット分解能:24 チャネル
変換時間:3 μs (16/32 MHz)
上記の変換時間を達成するために以下のように PLL の逓倍率および周辺回路クロックの分周比を設定してください。
32 MHz:原振 (4 MHz) の 8 逓倍の 1 分周
16 MHz:原振の 8 逓倍の 2 分周
・ D/A コンバータ (R-2R 型 )
8 ビット分解能:2 チャネル
・ 外部割込み:8 チャネル
・ ビットサーチモジュール (REALOS 使用 )
・ LIN-UART ( 全二重ダブルバッファ方式 ):4 チャネル
クロック同期 / 非同期の選択可能
Sync-break 検出
専用ボーレートジェネレータ内蔵
・ I2C バスインタフェース:2 チャネル
・ ステッパモータコントローラ (SMC):4 チャネル
10 ビット PWM 各チャネル大電流出力 4 本
・ 8/16 ビット PPG タイマ:16 チャネル
・ 16 ビットリロードタイマ:3 チャネル
・ 16 ビットフリーランタイマ:2 チャネル (ICU/OCU 連動 )
・ 16 ビットパルス幅カウンタ:1 チャネル
・ インプットキャプチャ:4 チャネル ( フリーランタイマ ch.0, ch.1 と連動 ) ch.0 は PWC と連動
・ アウトプットコンペア:2 チャネル ( フリーランタイマ ch.0 と連動 )
・ LCD コントローラ:SEG0 ∼ SEG31/COM0 ∼ COM3 ( ポートと兼用 )
・ 16 ビットタイムベース / ウォッチドッグタイマ
・ サウンドジェネレータ:3 チャネル
・ リアルタイムクロック
・ 32 kHz サブクロック ( 型格に S サフィックスがある製品はサポートしません )
・ C-CAN:2 チャネル
・ 低消費電力モード:スリープ / ストップ / 時計モード機能
・ パッケージ:LQFP-144 (FPT-144P-M08)
・ CMOS テクノロジ:0.35 μm
・ 電源:5 V 電源 ( 降圧回路により内部ロジック 3.3 V, I/O 5.0 V)
2
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ 品種構成
ROM/Flash 容量
RAM 容量
MB91V220
MB91F223/S
MB91F224/S
外付け SRAM
512 K バイト
768 K バイト
64 K バイト
16 K バイト
24 K バイト
外部割込み
8 チャネル
DMA コントローラ
5 チャネル
8 / 10 ビット A/D コンバータ
24 チャネル
D/A コンバータ
2 チャネル
LIN-UART
4 チャネル
2
IC
2 チャネル
ステッパモータコントローラ
4 チャネル
8 / 16 ビット PPG タイマ
16 チャネル
16 ビットリロードタイマ
3 チャネル
16 ビットフリーランタイマ
2 チャネル
16 ビットパルス幅カウンタ
1 チャネル
インプットキャプチャ
4 チャネル
アウトプットコンペア
2 チャネル
4 COM, 32 SEG
LCD コントローラ
サウンドジェネレータ
3 チャネル
リアルタイムクロック
あり
32 kHz サブクロック
あり
On Chip Debug Support Unit
あり:MB91F224
なし:MB91F224S
Addr 16 ビット
Data 16 ビット
外部バス
その他
あり:MB91F223
なし:MB91F223S
評価用品
フラッシュメモリ品
DSU4
⎯
C-CAN
2 チャネル
32 メッセージバッファ
(注意事項)掲載されていない内蔵周辺機能は共通です。
DS07–16806–5
3
MB91220 シリーズ
■ 端子配列図
P21/SEG1/A01
P22/SEG2/A02
P23/SEG3/A03
P24/SEG4/A04
P25/SEG5/A05
P26/SEG6/A06
P27/SEG7/A07
P30/SEG8/A08
P31/SEG9/A09
P32/SEG10/A10
P33/SEG11/A11
P34/SEG12/A12
P35/SEG13/A13
P36/SEG14/A14
P37/SEG15/A15
X0A
X1A
VCC
VSS
VCC3C
P10/SEG16/D08
P11/SEG17/D09
P12/SEG18/D10
P13/SEG19/D11
P14/SEG20/D12
P15/SEG21/D13
P16/SEG22/D14
P17/SEG23/D15
P00/SEG24/D00
P01/SEG25/D01
P02/SEG26/D02
P03/SEG27/D03
P04/SEG28/D04
P05/SEG29/D05
P06/SEG30/D06
P07/SEG31/ATGX/D07
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
P20/SEG0/A00
PD7/COM3/PPG7H
PD6/COM2/PPG5H
PD5/COM1/PPG3H*
PD4/COM0/PPG1H*
PD3/IN3/V3
PD2/TIN2/IN2/V2
PD1/TIN1/IN1/V1
PD0/TIN0/IN0/PWC0/INT2/V0
P47/SYSCLK
P46/ASX
P57/OUT1/RDY
P56/OUT0/WR1X
P55/SCK5/WR0X
P54/SOT5/RDX
X0
X1
VSS
VCC
P53/SIN5/CK1/CS3X
P52/SCK4/CS2X
P51/SOT4/CS1X
P50/SIN4/CK0/CS0X
P45/SCK3
P44/SOT3
P43/SIN3/INT1
P42/SCK0
P41/SOT0
P40/SIN0/INT0
PG3/TOT2/PPG6H
PG2/TOT1/PPG4H
PG1/TOT0/PPG2H
P73/TX1
P72/INT7/RX1
P71/TX0
P70/INT6/RX0
(TOP VIEW)
1
2
108
107
3
106
4
5
105
104
6
7
103
102
8
101
9
10
100
99
11
98
12
13
14
97
96
95
15
94
16
93
17
18
92
91
LQFP-144
19
20
90
89
21
22
88
87
23
86
24
85
25
26
27
84
83
82
28
81
29
30
80
79
31
32
78
77
33
76
34
35
75
74
36
73
INITX
MD0
MD1
MD2
DVSS
DVCC
PE7/PPG15H/SCL1
PE6/PPG14H/SDA1
PE5/PPG13H/SCL0
PE4/PPG12H/SDA0
PE3/PWM2M2
PE2/PWM2P2
PE1/PWM1M2
PE0/PWM1P2
PA3/PWM2M3
PA2/PWM2P3
PA1/PWM1M3
PA0/PWM1P3
DVSS
DVCC
PF7/AN15
PF6/AN14
PF5/AN13
PF4/AN12
PF3/AN11
PF2/AN10
PF1/AN9
PF0/AN8
P67/AN7
P66/AN6
P65/AN5
P64/AN4
P63/AN3
P62/AN2
P61/AN1
P60/AN0
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
AVSS/AVRL
AVRH
AVCC
P80/AN16
P81/AN17
P82/AN18
P83/AN19
P84/AN20
P85/AN21/INT3
P86/AN22/INT4
P87/AN23/INT5
P90/DA0
P91/DA1
P92/SGA0
P93/SGO0
P94/SGA1
P95/SGO1
P96/SGA2
P97/SGO2
DVSS
DVCC
PC3/PWM2M0
PC2/PWM2P0
PC1/PWM1M0
PC0/PWM1P0
PB7/PWM2M1
PB6/PWM2P1
PB5/PWM1M1
PB4/PWM1P1
PB3/PPG11H
PB2/PPG10H
PB1/PPG9H
PB0/PPG8H
DVSS
DVCC
PG0/PPG0H
(FPT-144P-M08)
* : PD4 と PD5 については , PFRD/EPFRD レジスタにて同じ端子機能を選択してください。
PD4 をポート機能として使用する場合は , PD5 もポート機能として使用してください。
PD4 を PPG 機能として使用する場合は , PD5 も PPG 機能として使用してください。
PD4 を COM 機能として使用する場合は , PD5 も COM 機能として使用してください。
4
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ 端子機能説明
端子番号
端子名
入出力
回路形式 *
129
X0
A
メインクロック(発振)入力です。
128
X1
A
メインクロック(発振)出力です。
16
X0A
B
サブクロック(発振)入力です。
17
X1A
B
サブクロック(発振)出力です。
108
INITX
C
外部リセット入力です。
105
MD2
D
モード端子 2 です。この端子の設定により基本動作モードを設定しま
す。VCC または VSS に接続してください。
106
MD1
D
モード端子 1 です。この端子の設定により基本動作モードを設定しま
す。VCC または VSS に接続してください。
107
MD0
D
モード端子 0 です。この端子の設定により基本動作モードを設定しま
す。VCC または VSS に接続してください。
P00 ∼ P06
29 ∼ 35
SEG24 ∼ SEG30
汎用入出力ポートです。
G
D00 ∼ D06
36
ATGX
汎用入出力ポートです。
G
外部データバスの bit07 です。
P10 ∼ P17
SEG16 ∼ SEG23
汎用入出力ポートです。
G
D08 ∼ D15
SEG0
汎用入出力ポートです。
F
A00
SEG1 ∼ SEG7
汎用入出力ポートです。
F
A01 ∼ A07
SEG8 ∼ SEG15
汎用入出力ポートです。
F
A08 ∼ A15
116
LCDC の SEG 出力です。
外部アドレスバスの bit01 ∼ bit07 です。
P30 ∼ P37
8 ∼ 15
LCDC の SEG 出力です。
外部アドレスバスの bit00 です。
P21 ∼ P27
1∼7
LCDC の SEG 出力です。
外部データバスの bit08 ∼ bit15 です。
P20
144
LCDC の SEG 出力です。
A/D コンバータの外部トリガ入力です。
D07
21 ∼ 28
LCDC の SEG 出力です。
外部データバスの bit00 ∼ bit06 です。
P07
SEG31
機能
LCDC の SEG 出力です。
外部アドレスバスの bit08 ∼ bit15 です。
P40
汎用入出力ポートです。LIN-UART0 のデータ入力指定が禁止のときに
有効になります。
SIN0
LIN-UART0 のデータ入力です。LIN-UART0 が入力動作をしている間
は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポートによ
る出力を停止する必要があります。
M
INT0
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
P41
汎用入出力ポートです。LIN-UART0 のデータ出力指定が禁止のときに
有効になります。
117
I
SOT0
LIN-UART0 のデータ出力です。この機能は LIN-UART0 のデータ出力
指定が許可のときに有効になります。
(続く)
DS07–16806–5
5
MB91220 シリーズ
端子番号
端子名
入出力
回路形式 *
P42
118
119
I
LIN-UART0 のクロック入出力です。この機能は LIN-UART0 のクロッ
ク出力指定が許可のときに有効になります。
P43
汎用入出力ポートです。LIN-UART1 のデータ入力指定が禁止のときに
有効になります。
SIN3
LIN-UART1 のデータ入力です。LIN-UART1 が入力動作をしている間
は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポートによ
る出力を停止する必要があります。
M
INT1
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
P44
汎用入出力ポートです。LIN-UART1 のデータ出力指定が禁止のときに
有効になります。
I
SOT3
LIN-UART1 のデータ出力です。この機能は LIN-UART1 のデータ出力
指定が許可のときに有効になります。
P45
汎用入出力ポートです。LIN-UART1 のクロック出力指定が禁止のとき
に有効になります。
121
I
LIN-UART1 のクロック入出力です。この機能は LIN-UART1 のクロッ
ク出力指定が許可のときに有効になります。
SCK3
P46
ASX
汎用入出力ポートです。
I
P47
135
122
123
124
汎用入出力ポートです。LIN-UART0 のクロック出力指定が禁止のとき
に有効になります。
SCK0
120
134
機能
SYSCLK
アドレスストローブ出力です。この機能はアドレスストローブ出力が
許可のときに有効になります。
汎用入出力ポートです。
I
システムクロック出力です。この機能はシステムクロック出力指定が
許可のときに有効になります。外バス動作周波数と同じクロックを出
力します (STOP 時に停止します ) 。
P50
汎用入出力ポートです。LIN-UART2 のデータ入力指定が禁止のときに
有効になります。
SIN4
LIN-UART2 のデータ入力です。LIN-UART2 が入力動作をしている間
は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポートによ
る出力を停止する必要があります。
M
CK0
フリーランタイマ 0 の外部クロック入力です。
CS0X
チップセレクト 0 の出力です。この機能はチップセレクト 0 出力指定
が許可のときに有効になります。
P51
汎用入出力ポートです。LIN-UART2 のデータ出力指定が禁止のときに
有効になります。
SOT4
I
LIN-UART2 のデータ出力です。この機能は LIN-UART2 のデータ出力
指定が許可のときに有効になります。
CS1X
チップセレクト 1 の出力です。この機能はチップセレクト 1 出力指定
が許可のときに有効になります。
P52
汎用入出力ポートです。LIN-UART2 のクロック出力指定が禁止のとき
に有効になります。
SCK4
CS2X
I
LIN-UART2 のクロック入出力です。この機能は LIN-UART2 のクロッ
ク出力指定が許可のときに有効になります。
チップセレクト 2 の出力です。この機能はチップセレクト 2 出力指定
が許可のときに有効になります。
(続く)
6
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
端子番号
端子名
125
130
汎用入出力ポートです。LIN-UART3 のデータ入力指定が禁止のときに
有効になります。
SIN5
LIN-UART3 のデータ入力です。LIN-UART3 が入力動作をしている間
は , この入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外は , ポートによ
る出力を停止する必要があります。
M
CK1
フリーランタイマ 1 の外部クロック入力です。
CS3X
チップセレクト 3 の出力です。この機能はチップセレクト 3 出力指定
が許可のときに有効になります。
P54
汎用入出力ポートです。LIN-UART3 のデータ出力指定が禁止のときに
有効になります。
I
外バスリードストローブ出力です。外バスモード時に有効になります。
P55
汎用入出力ポートです。LIN-UART3 のクロック出力指定が禁止のとき
に有効になります。
I
P56
OUT0
汎用入出力ポートです。
I
P57
汎用入出力ポートです。
J
外部レディ入力です。この機能は外部レディ入力指定が許可のときに
有効になります。
P60 ∼ P67
汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止のときに
有効になります。
E
A/D コンバータのアナログ入力です。ADER レジスタの指定がアナロ
グ入力のとき有効になります。
AN0 ∼ AN7
P70
INT6
汎用入出力ポートです。
I
RX0
110
P71
TX0
INT7
I
112
TX1
汎用入出力ポートです。
CAN0 の TX0 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
I
RX1
P73
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
CAN0 の RX0 入力端子です。
P72
111
アウトプットコンペアの出力です。
RDY
73 ∼ 80
109
アウトプットコンペアの出力です。
外バスライトストローブ出力です。外バスモード時 WR1X の出力を許
可にすると有効になります。
WR1X
OUT1
LIN-UART3 のクロック入出力です。この機能は LIN-UART3 のクロッ
ク出力指定が許可のときに有効になります。
外バスリードストローブ出力です。外バスモード時 WR0X の出力を許
可にすると有効になります。
WR0X
133
LIN-UART3 のデータ出力です。この機能は LIN-UART3 のデータ出力
指定が許可のときに有効になります。
RDX
SCK5
132
機能
P53
SOT5
131
入出力
回路形式 *
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
CAN1 の RX1 入力端子です。
I
汎用入出力ポートです。
CAN1 の TX1 出力端子です。
(続く)
DS07–16806–5
7
MB91220 シリーズ
端子番号
端子名
入出力
回路形式 *
P80 ∼ P84
E
69 ∼ 65
64
63
62
60
59
58
57
56
55
54
91
92
汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止のときに
有効になります。
AN16 ∼ AN20
A/D コンバータのアナログ入力です。ADER レジスタの指定がアナロ
グ入力のとき有効になります。
P85
汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止のときに
有効になります。
AN21
E
A/D コンバータのアナログ入力です。ADER レジスタの指定がアナロ
グ入力のとき有効になります。
INT3
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
P86
汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止のときに
有効になります。
AN22
E
A/D コンバータのアナログ入力です。ADER レジスタの指定がアナロ
グ入力のとき有効になります。
INT4
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
P87
汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止のときに
有効になります。
AN23
E
P90
DA0
P91
DA1
P92
SGA0
P93
SGO0
P94
SGA1
P95
SGO1
P96
SGA2
P97
SGO2
PA0
PWM1P3
PA1
PWM1M3
A/D コンバータのアナログ入力です。ADER レジスタの指定がアナロ
グ入力のとき有効になります。
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
INT5
61
機能
L
汎用入出力ポートです。
D/A コンバータのアナログ出力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
D/A コンバータのアナログ出力端子です。
I
汎用入出力ポートです。
サウンドジェネレータ 0 用出力端子です。
I
汎用入出力ポートです。
サウンドジェネレータ 0 用出力端子です。
I
汎用入出力ポートです。
サウンドジェネレータ 1 用出力端子です。
I
汎用入出力ポートです。
サウンドジェネレータ 1 用出力端子です。
I
汎用入出力ポートです。
サウンドジェネレータ 2 用出力端子です。
I
汎用入出力ポートです。
サウンドジェネレータ 2 用出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
(続く)
8
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
端子番号
93
94
端子名
PA2
PWM2P3
PA3
PWM2M3
入出力
回路形式 *
H
PPG8H
H
PPG9H
汎用入出力ポートです。
I
PPG10H
44
45
46
47
48
49
50
51
PPG11H
PB4
PWM1P1
PB5
PWM1M1
PB6
PWM2P1
PB7
PWM2M1
PC0
PWM1P0
PC1
PWM1M0
PC2
PWM2P0
PC3
PWM2M0
PPG タイマ 9 の出力です。この機能は PPG タイマ 9 の出力指定が許可
のときに有効になります。
汎用入出力ポートです。
I
PB3
43
PPG タイマ 8 の出力です。この機能は PPG タイマ 8 の出力指定が許可
のときに有効になります。
汎用入出力ポートです。
I
PB2
42
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
PB1
41
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
PB0
40
機能
PPG タイマ 10 の出力です。この機能は PPG タイマ 10 の出力指定が許
可のときに有効になります。
汎用入出力ポートです。
I
H
PPG タイマ 11 の出力です。この機能は PPG タイマ 11 の出力指定が許
可のときに有効になります。
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
PD0
汎用入力ポートです。
TIN0
リロードタイマ 0 の外部イベント入力端子です。
IN0
136
K
インプットキャプチャ 0 のトリガ入力です。インプットキャプチャト
リガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。イン
プットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使用し
ますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止する必要があ
ります。
PWC0
PWC0 のパルス幅カウンタ 0 入力です。この機能は PWC0 のパルス幅
カウンタ 0 入力が許可のときに有効になります。
INT2
外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可している間は , この
入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出
力を停止する必要があります。
V0
LCD 用ドライバ電源入力端子です。
(続く)
DS07–16806–5
9
MB91220 シリーズ
端子番号
137
138
139
140
端子名
入出力
回路形式 *
PD1
汎用入力ポートです。
TIN1
リロードタイマ 1 の外部イベント入力端子です。
IN1
K
LCD 用ドライバ電源入力端子です。
PD2
汎用入力ポートです。
TIN2
リロードタイマ 2 の外部イベント入力端子です。
IN2
K
LCD 用ドライバ電源入力端子です。
PD3
汎用入力ポートです。
IN3
インプットキャプチャ 3 のトリガ入力です。インプットキャプチャト
リガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。イン
プットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使用し
ますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止する必要があ
ります。
K
V3
LCD 用ドライバ電源入力端子です。内蔵ラダー抵抗の電源にもなりま
す。
PD4
汎用入出力ポートです。
COM0
F
COM1
汎用入出力ポートです。
F
汎用入出力ポートです。
F
PD7
汎用入出力ポートです。
F
96
97
PE0
PWM1P2
PE1
PWM1M2
PE2
PWM2P2
LCDC の COM3 出力です。
PPG タイマ 7 の出力です。この機能は PPG タイマ 7 の出力指定が許可
のときに有効になります。
PPG7H
95
LCDC の COM2 出力です。
PPG タイマ 5 の出力です。この機能は PPG タイマ 5 の出力指定が許可
のときに有効になります。
PPG5H
COM3
LCDC の COM1 出力です。
PPG タイマ 3 の出力です。この機能は PPG タイマ 3 の出力指定が許可
のときに有効になります。
PD6
COM2
LCDC の COM0 出力です。
PPG タイマ 1 の出力です。この機能は PPG タイマ 1 の出力指定が許可
のときに有効になります。
PPG3H
143
インプットキャプチャ 2 のトリガ入力です。インプットキャプチャト
リガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。イン
プットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使用し
ますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止する必要があ
ります。
V2
PD5
142
インプットキャプチャ 1 のトリガ入力です。インプットキャプチャト
リガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。イン
プットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使用し
ますので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止する必要があ
ります。
V1
PPG1H
141
機能
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
H
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
(続く)
10
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(続き)
端子番号
端子名
PE3
98
PWM2M2
入出力
回路形式 *
H
PPG12H
汎用入出力ポートです。
N
SDA0
PPG13H
汎用入出力ポートです。
N
SCL0
PPG14H
汎用入出力ポートです。
N
SDA1
PPG15H
汎用入出力ポートです。
N
SCL1
E
PG0
PPG0H
汎用入出力ポートです。
I
PG1
113
TOT0
I
汎用入出力ポートです。
I
PG3
TOT2
PPG6H
リロードタイマ 1 の外部タイマ出力です。
PPG タイマ 4 の出力です。この機能は PPG タイマ 4 の出力指定が許可
のときに有効になります。
PPG4H
115
リロードタイマ 0 の外部タイマ出力です。
PPG タイマ 2 の出力です。この機能は PPG タイマ 2 の出力指定が許可
のときに有効になります。
PG2
TOT1
PPG タイマ 0 の出力です。この機能は PPG タイマ 0 の出力指定が許可
のときに有効になります。
汎用入出力ポートです。
PPG2H
114
汎用入出力ポートです。この機能はアナログ入力指定が禁止のときに
有効になります。
A/D コンバータのアナログ入力です。ADER レジスタの指定がアナロ
グ入力のとき有効になります。
AN8 ∼ AN15
37
PPG タイマ 15 の出力です。この機能は PPG タイマ 15 の出力指定が許
可のときに有効になります。
I2C1 用シリアルクロック入出力端子です。
PF0 ∼ PF7
81 ∼ 88
PPG タイマ 14 の出力です。この機能は PPG タイマ 14 の出力指定が許
可のときに有効になります。
I2C1 用シリアルデータ入出力端子です。
PE7
102
PPG タイマ 13 の出力です。この機能は PPG タイマ 13 の出力指定が許
可のときに有効になります。
I2C0 用シリアルクロック入出力端子です。
PE6
101
PPG タイマ 12 の出力です。この機能は PPG タイマ 12 の出力指定が許
可のときに有効になります。
I2C0 用シリアルデータ入出力端子です。
PE5
100
汎用入出力ポートです。
ステッパモータコントローラの PWM 出力端子です。
PE4
99
機能
汎用入出力ポートです。
I
リロードタイマ 2 の外部タイマ出力です。
PPG タイマ 6 の出力です。この機能は PPG タイマ 6 の出力指定が許可
のときに有効になります。
*:入出力回路形式については「■入出力回路形式」を参照してください。
DS07–16806–5
11
MB91220 シリーズ
[ 電源・GND 端子 ]
12
端子番号
端子名
機能
19, 127
VSS
GND 端子です。すべて同電位でお使いください。
18, 126
VCC
電源端子です。すべて同電位でお使いください。
70
AVCC
A/D コンバータ用のアナログ電源端子です。
71
AVRH
A/D コンバータ用のアナログ基準電源端子です。
72
AVSS/AVRL
20
VCC3C
内部レギュレータ用のコンデンサ結合端子です。
38, 52, 89, 103
DVCC
ステッパモータコントローラ用の電源端子です。
39, 53, 90, 104
DVSS
ステッパモータコントローラ用の GND 端子です。
A/D コンバータ用アナログ GND/ アナログ基準電源端子です。
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ 入出力回路形式
分類
回路形式
備考
A
X1
クロック入力
高速用 ( メインクロック原発振 )
・ 発振回路
・ 帰還抵抗 X0:約 1 MΩ
X0
スタンバイ制御
B
X1A
クロック入力
低速用 ( サブクロック原発振 )
・ 発振回路
・ 帰還抵抗 X0A:約 7 MΩ
X0A
スタンバイ制御
C
P-ch
・ ヒステリシス (CMOS レベル ) 入力
・ プルアップ抵抗付き
プルアップ抵抗値=約 50 kΩ
・ スタンバイ制御なし
P-ch
R
N-ch
R
CMOS ヒステリシス
入力 (CMOS レベル )
D
フラッシュメモリ品
・ ヒステリシス入力
・ フラッシュテスト用の高電圧制御
あり
N-ch
N-ch
N-ch
N-ch
R
制御
モード入力
N-ch
拡散抵抗
(続く)
DS07–16806–5
13
MB91220 シリーズ
分類
回路形式
E
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
備考
・ CMOS 出力 (4 mA)
・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
・ アナログ入力
( 対応する ADER ビットが “1” のとき
アナログ入力が有効になります )
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
スタンバイ制御
アナログ入力
F
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
・ CMOS 出力 (4 mA)
・ LCDC 出力
・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
R
LCDC 出力
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
スタンバイ制御
G
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
・ CMOS 出力 (4 mA)
・ LCDC 出力
・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
・ ヒステリシス (TTL レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
R
LCDC 出力
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
R
R
ヒステリシス入力
(TTL レベル )
スタンバイ制御
H
P-ch
デジタル出力
・ CMOS 出力
PWM 用大電流出力 (30 mA)
・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
N-ch
デジタル出力
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
スタンバイ制御
(続く)
14
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
分類
回路形式
備考
I
P-ch
デジタル出力
・ CMOS 出力 (4 mA)
・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
N-ch
デジタル出力
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
スタンバイ制御
J
・ CMOS 出力 (4 mA)
・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
・ ヒステリシス (TTL レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
P-ch
N-ch
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
R
ヒステリシス入力
(TTL レベル )
スタンバイ制御
K
ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
P-ch
N-ch
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
スタンバイ制御
(続く)
DS07–16806–5
15
MB91220 シリーズ
(続き)
分類
回路形式
備考
L
P-ch
デジタル出力
• CMOS 出力 (4mA)
• アナログ出力 (D/A コンバータ )
• ヒステリシス (Automotive レベル ) 入
力 ( スタンバイ制御付き )
N-ch
デジタル出力
アナログ出力
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
R
スタンバイ制御
M
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
R
ヒステリシス入力
(CMOS レベル )
• CMOS 出力 (4mA)
• ヒステリシス (Automotive レベル ) 入
力 ( スタンバイ制御付き )
• ヒステリシス (CMOS レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
スタンバイ制御
N
P-ch
デジタル出力
(I2C 使用時は P-ch 遮断 )
N-ch
デジタル出力
R
ヒステリシス入力
(Automotive レベル )
R
ヒステリシス入力
(CMOS レベル )
• CMOS 出力 (3mA)
• ヒステリシス (Automotive レベル ) 入
力 ( スタンバイ制御付き )
• ヒステリシス (CMOS レベル ) 入力
( スタンバイ制御付き )
スタンバイ制御
16
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ デバイス使用上の注意
・ラッチアップ防止のために
CMOS IC では入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧を印加した場合 , または , VCC 端子と VSS
端子の間に定格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。ラッチアップが生じると電
源電流が激増し , 素子の熱破壊に至ることがあるので使用に際しては最大定格を超えることのないよう十分に注意してく
ださい。
・未使用端子の処理について
未使用入力端子を開放のままにしておくと誤動作およびラッチアップによる永久破壊の原因になることがあるので ,
2 kΩ 以上の抵抗を介してプルアップまたはプルダウンの処理をしてください。
また , 未使用入出力端子については出力状
態にして開放とするか , 入力状態の場合は入力端子と同じ処理をしてください。
・電源端子について
VCC 端子や VSS 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部で
同電位にするべきもの同士を接続してありますが , 不要輻射の低減・グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動
作の防止・総出力電流規格の遵守などのため , 必ずそれらすべてを外部で電源およびグランドに接続してください。また ,
電源供給源からできる限り低インピーダンスで本デバイスの VCC 端子や VSS 端子に接続するような配慮をお願いいたし
ます。
さらに , 本デバイスの近くで , VCC 端子と VSS 端子の間に 0.1 μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサ
として接続することをお勧めいたします。
本デバイスはレギュレータを内蔵しております。本デバイスを 5 V 電源で使用する場合は , 5 V 電源を VCC 端子に供給
し , レギュレータ用に必ず VCC3C 端子に 1 μF 以上のコンデンサを接続してください。
・電源接続の例
5V
5V
5V
VCC
DVCC
AVCC
AVRH
AVSS
VSS
DVSS
VCC3C
1 μF
GND
・水晶発振回路について
X0, X1 端子および X0A, X1A 端子近辺のノイズは本デバイスの誤動作のもととなります。X0, X1 端子 , X0A, X1A 端子
および水晶発振子 ( あるいはセラミック発振子 ) さらにグランドへのバイパスコンデンサはできる限りデバイスの近くに
配置するようにプリント板を設計してください。
X0, X1 信号を引き回す場合は , ボード上でシールドしてお使いください。
特に X0 に隣接する端子を使用する場合には注意が必要です。
X0, X1, X0A, X1A 端子の周りをグランドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作が期待できるので , 強く
お勧めいたします。また , サブクロックを使用しない場合にも , X0A, X1A 端子の周りをグランドで囲んでください。
MB91F223S/F224S を使用する場合は , X0A 端子を GND へ , X1A 端子を開放にしてください。
各量産品において , ご使用される発振子メーカに発振評価依頼をしてください。
DS07–16806–5
17
MB91220 シリーズ
・モード端子 (MD0 ∼ MD2) について
これらの端子は , VCC 端子または VSS 端子に直接つないで使用してください。ノイズにより誤ってテストモードに入っ
てしまうことを防ぐために , プリント板上の各モード端子と VCC 端子または VSS 端子間のパターン長をできる限り短く
し , これらを低インピーダンスで接続するようにしてください。
・電源投入時について
電源投入直後は必ず INITX 端子で設定初期化リセット (INIT) をかけてください。また , 電源投入直後は , 発振回路の発
振安定待ち時間を確保するため , INITX 端子への “L” レベル入力を発振回路の要求する安定待ち時間の間持続してくださ
い ( パワーオンリセットによるリセットでは , 発振安定待ち時間の設定は最小値に初期化されています ) 。
・電源投入時の原発振入力について
電源投入時は , 必ず発振安定待ち解除されるまで間 , クロックを入力してください。
・A/D コンバータの電源端子処理
A/D コンバータを使用しない場合においても , AVCC = AVRH = VCC, AVSS = VSS となるよう接続してください。
・A/D コンバータの電源アナログ入力の投入順序
A/D コンバータの電源 (AVCC, AVRH) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN23) の印加は , 必ずデジタル電源 (VCC) の投入後
に行ってください。また , 電源切断時は A/D コンバータの電源およびアナログ入力切断の後で , デジタル電源 (VCC) の切
断を行ってください。その際 , AVRH は AVCC を超えないように投入 , 切断を行ってください。アナログ入力と兼用してい
る端子を入力ポートとして使用する場合においても , 入力電圧は AVcc を超えないようにしてください。
・高電流出力バッファ端子用電源 (DVCC, DVSS) の取扱い
高電流出力バッファ端子用電源 (DVCC) の印加は , 必ずデジタル電源 (VCC) の投入後に行ってください。また , 電源切
断時は高電流出力バッファ端子用電源切断の後で , デジタル電源 (VCC) の切断を行ってください。
高電流出力バッファ端子を汎用ポートとして使用する場合も , 高電流出力バッファ端子用電源 (DVCC) の印加を行って
ください ( 高電流出力バッファ端子用電源とデジタル電源を同時に投入・切断することは問題ありません ) 。
高電流出力バッファ端子用の GND 端子 (DVSS) は必ずデジタル GND 端子 (VSS) と同電位で使用してください。
・メインクロックモードからサブクロックモードおよびストップモード遷移時の注意
メインクロックモードからサブクロックモードもしくは , ストップモードへ遷移する場合は , 遷移後メインクロックを
必ず止めてください。また , サブクロックモードもしくは , ストップモードからメインクロックモードへ戻る場合は , 発振
安定待ち時間をとってください。
・Flash 書込みについて
サブモードでの Flash 書込みはできませんので , ご注意ください。
・シリアル通信について
シリアル通信においては , ノイズなどにより間違ったデータを受信する可能性があります。そのため , ノイズを抑える
ボードの設計をしてください。また , 万が一ノイズなどの影響により誤ったデータを受信した場合を考慮してください。た
とえば, 最後にデータのチェックサムなどを付加してエラー検出を行ってださい。
エラーが検出された場合には, 再送を行
うなどの処理をしてください。
18
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
FR 60Lite
CPU コア
32
32
5 チャネル
DMAC
ビットサーチ
Flash
768 K バイト /
512 K バイト
RAM
64 K バイト /
24 K バイト /16 K バイト
X0,X1
X0A,X1A*1
MD0 ~ MD2
INITX
バス
コンバータ
2 チャネル
C-CAN
16
割込み
コントローラ
INT0 ∼ INT7
32
32
16
アダプタ
クロック
制御
DSU*2
8 チャネル
外部割込み
RX0, RX1
TX0, TX1
PORT I/F
PORT
3 チャネル
リロードタイマ
TIN0 ∼ TIN2
TOT0 ∼ TOT2
1 チャネル
PWC タイマ
PWC0
16 チャネル
PPG タイマ
IN0 ∼ IN3
OUT0, OUT1
CK0, CK1
SGA0 ∼ SGA2
SGO0 ∼ SGO2
ATGX
AVCC, AVSS
AVRH
AN0 ∼ AN23
SIN0,SIN3 ∼ SIN5
SOT0,SOT3 ∼ SOT5
SCK0,SCK3 ∼ SCK5
4 チャネル
インプット
キャプチャ
ICU2
ICU3
ICU0
ICU1
2 チャネル OCU
OCU0
アウトプット
OCU1
コンペア
2 チャネル
フリーラン
タイマ
FRT0
FRT1
3 チャネル
サウンドジェネレータ
PPG0H ∼ PPG15H
リアルタイムクロック
CPU 動作検出リセット
4 チャネル
ステッパモータ
コントローラ
24 チャネル
A/D コンバータ
4 チャネル
LIN-UART
32SEG × 4COM
LCD コントローラ
2 チャネル
I2C
2 チャネル
D/A コンバータ
PWM1P0,PWM1P2
PWM1M0,PWM2P2
PWM2P0,PWM2M2
PWM2M0,PWM1M2
PWM1P1,PWM1P3
PWM1M1,PWM1M3
PWM2P1,PWM2P3
PWM2M1,PWM2M3
COM0 ∼ COM3
SEG0 ∼ SEG31
SDA0, SDA1
SCL0, SCL1
DA0, DA1
* 1: 型格に S サフィックスがある製品はサブクロックをサポートしません。
* 2: DSU は MB91V220 のみ搭載です。
DS07–16806–5
19
MB91220 シリーズ
■ メモリ空間
・メモリ空間
FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスを行います。
・ダイレクトアドレッシング領域
アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。
この領域をダイレクトアドレッシング領域とよび , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。
ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のようになります。
→バイトデータアクセス
:000H ∼ 0FFH
→ハーフワードデータアクセス :000H ∼ 1FFH
→ワードデータアクセス
:000H ∼ 3FFH
20
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ メモリマップ
MB91V220
シングルチップ
モード
内 ROM
外バスモード
外 ROM
外バスモード
0000 0000H
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
I/O (C-CAN)
I/O (C-CAN)
I/O (C-CAN)
0003 0000H
0004 0000H
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
内蔵 RAM 64 K バイト
内蔵 RAM 64 K バイト
内蔵 RAM 64 K バイト
0005 0000H
アクセス禁止
アクセス禁止
エミュレーション
SRAM 領域
エミュレーション
SRAM 領域
アクセス禁止
外部領域
ダイレクト
アドレッシング領域
0000 0400H
0001 0000H
0002 0000H
0002 01B4H
「■ I/O マップ」を
参照してください。
アクセス禁止
0008 0000H
外部領域
0010 0000H
FFFF FFFFH
DS07–16806–5
21
MB91220 シリーズ
MB91F223/S
シングルチップ
モード
内 ROM
外バスモード
外 ROM
外バスモード
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
I/O (C-CAN)
I/O (C-CAN)
I/O (C-CAN)
0000 0000H
ダイレクト
アドレッシング領域
0000 0400H
0001 0000H
0002 0000H
0002 01B4H
0003 C000H
0004 0000H
アクセス禁止
アクセス禁止
内蔵 RAM 16 K バイト
内蔵 RAM 16 K バイト
0005 0000H
アクセス禁止
アクセス禁止
フラッシュメモリ
領域
512 K バイト
フラッシュメモリ
領域
512 K バイト
アクセス禁止
外部領域
0008 0000H
0010 0000H
「■ I/O マップ」を
参照してください。
アクセス禁止
内蔵 RAM 16 K バイト
アクセス禁止
外部領域
FFFF FFFFH
(注意事項)各モードの設定は , INITX ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。モードの設定に関しては ,
「■モード設定」を参照してください。
22
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
MB91F224/S
シングルチップ
モード
内 ROM
外バスモード
外 ROM
外バスモード
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
I/O (C-CAN)
I/O (C-CAN)
I/O (C-CAN)
0000 0000H
ダイレクト
アドレッシング領域
0000 0400H
0001 0000H
0002 0000H
0002 01B4H
0003 A000H
0004 0000H
アクセス禁止
アクセス禁止
内蔵 RAM 24 K バイト
内蔵 RAM 24 K バイト
内蔵 RAM 24 K バイト
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
フラッシュメモリ
領域
768 K バイト
フラッシュメモリ
領域
768 K バイト
外部領域
アクセス禁止
外部領域
「■ I/O マップ」を
参照してください。
アクセス禁止
0005 0000H
0011 0000H
FFFF FFFFH
(注意事項)各モードの設定は , INITX ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。モードの設定に関しては ,
「■モード設定」を参照してください。
DS07–16806–5
23
MB91220 シリーズ
■ モード設定
FR ファミリでは , モード端子 (MD2 ∼ MD0) とモードデータで動作モードの設定を行います。
・モード端子
MD2 ∼ MD0 の 3 端子で , モードベクタ , リセットベクタフェッチに関する指定を行います。
表に示した設定以外は禁止です。
モード端子
MD2
MD1
MD0
0
0
0
モード名
リセットベクタアクセス領域
内 ROM モードベクタ
内部
・モードデータ
モードベクタフェッチによって内部のモードレジスタ (MODR) に書き込むデータを , モードデータとよびます。
モードレジスタに設定が行われた後 , 本レジスタの設定にしたがった動作モードで動作します。
モードデータは , すべてのリセット要因で設定されます。また , ユーザプログラムからは設定できません。
モードデータ詳細説明
bit31
bit30
bit29
bit28
bit27
bit26
bit25
bit24
0
0
0
0
0
ROMA
WTH1
WTH2
動作モード設定ビット
bit 31 ∼ bit 27 は予約ビットです。
必ず “00000B” を設定してください。“00000B” 以外の値を設定したときの動作は保証できません。
・[bit26] ROMA:内部 ROM イネーブルビット
内蔵 ROM 領域を有効にするかどうかを設定します。
ROMA
機能
0
外 ROM モード
内蔵 F-bus RAM は有効 , 内部 ROM 領域
(80000H ∼ 100000H) が外部領域になります。
1
内 ROM モード
内蔵 ROM 領域が有効になります。
備考
・[bit25, bit24] WTH1, WTH0 ( バス幅指定ビット )
外バスモード時のバス幅指定の設定を行います。
外バスモード時 , この値が ACR0 (CS0 領域 ) の DBW1, DBW0 ビットに設定されます。
24
WTH1
WTH0
0
0
8 ビットバス幅
0
1
16 ビットバス幅
1
0
1
1
機能
⎯
シングルチップモード
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(注意事項)モードベクタに設定するモードデータは , 000FFFF8H にバイトデータとして配置する必要があります。
FR ファミリは , バイトエンディアンとしてビッグエンディアンを採用しているので , 下図のように ,
bit 31 ∼ bit 24 の最上位バイトに配置してください。
bit
誤
24 23
16 15
8 7
0
000FFFF8H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXXX
モードデータ
000FFFF8H
モードデータ
XXXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXXX
正
000FFFFCH
DS07–16806–5
31
リセットベクタ
25
MB91220 シリーズ
■ I/O マップ
メモリ空間領域と周辺リソースの各レジスタの対応を示します。
[ 表の見方 ]
アドレス
000000H
レジスタ
+0
+1
+2
+3
PDR0 [R/W] B
XXXXXXXX
PDR1 [R/W] B
XXXXXXXX
PDR2 [R/W] B
XXXXXXXX
PDR3 [R/W] B
XXXXXXXX
ブロック
T-unit
ポートデータレジスタ
リード / ライト属性 , アクセス単位
(B:バイト , H:ハーフワード , W:ワード )
リセット後のレジスタ初期値
レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4 n 番地 , 2 コラムが 4 n + 1 番地・・・)
最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラムのレジスタが
データの MSB 側となる )
(注意事項)
レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。
“1”
:初期値 “ 1 ”
“0”
:初期値 “ 0 ”
“X”
:初期値 “ 不定 ”
“-”
:その位置にレジスタが存在しない。
記述されていないデータアクセス属性によるアクセスは禁止です。
26
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
レジスタ
アドレス
+0
+1
+2
+3
00000000H
PDR0[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDR1[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDR2[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDR3[R/W] B,H
XXXXXXXX
00000004H
PDR4[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDR5[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDR6[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDR7[R/W] B,H
----XXXX
00000008H
PDR8[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDR9[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDRA[R/W] B,H
----XXXX
PDRB[R/W] B,H
XXXXXXXX
0000000CH
PDRC[R/W] B,H
----XXXX
PDRD[R/W] B,H
0000XXXX
PDRE[R/W] B,H
XXXXXXXX
PDRF[R/W] B,H
XXXXXXXX
00000010H
PDRG[R/W] B,H
----XXXX
⎯
⎯
⎯
ブロック
ポートデータ
レジスタ
00000014H
⎯
∼
0000003CH
予約
00000040H
EIRR0 [R/W] B,H,W
00000000
ENIR0 [R/W] B,H,W
00000000
ELVR0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
外部割込み
00000044H
DICR [R/W] B,H,W
-------0
HRCL[R/W] B
0--11111
⎯
遅延割込み /
割込み
コントローラ
TMRLR0[W] H
XXXXXXXX XXXXXXXX
00000048H
⎯
0000004CH
TMR0[R] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMCSR0[R/W] B,H
----0000 00000000
予約
TMRLR1[W] H
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR1[R] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
00000054H
⎯
TMCSR1[R/W] B,H
----0000 00000000
00000058H
TMRLR2[W] H
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR2[R] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
⎯
TMCSR2[R/W] B,H
----0000 00000000
00000050H
0000005CH
リロード
タイマ 0
リロード
タイマ 1
リロード
タイマ 2
00000060H
⎯
∼
00000064H
00000068H
DACR1[R/W] B,H,W
-------0
DACR0[R/W] B,H,W
-------0
予約
DADR1[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
DADR0[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
D/A コンバータ
0000006CH
⎯
∼
0000007CH
⎯
SGDBL0[R/W] B
-------0
SGAR0[R/W] B,H,W
00000000
SGFR0[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
00000080H
00000084H
予約
SGCR0[R/W] B,H,W
0-----00 00000000
SGTR0[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
SGDR0[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
サウンド
ジェネレータ 0
(続く)
DS07–16806–5
27
MB91220 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
00000088H
⎯
SGDBL1[R/W] B
-------0
0000008CH
SGAR1[R/W] B,H,W
00000000
SGFR1[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
00000090H
⎯
SGDBL2[R/W] B
-------0
00000094H
SGAR2[R/W] B,H,W
00000000
SGFR2[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
SGTR2[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
SGDR2[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
00000098H
LCDCMR[R/W]
B,H,W
----0000
⎯
LCR0 [R/W] B,H,W
00010000
LCR1 [R/W] B,H,W
00000000
0000009CH
000000A0H
000000A4H
000000A8H
+2
+3
SGCR1[R/W] B,H,W
0-----00 00000000
SGTR1[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
SGDR1[R/W] B,H,W
XXXXXXXX
SGCR2[R/W] B,H,W
0-----00 00000000
ブロック
サウンド
ジェネレータ 1
サウンド
ジェネレータ 2
VRAM0 [R/W] B,H,W VRAM1[R/W] B,H,W VRAM2 [R/W] B,H,W VRAM3 [R/W] B,H,W
00000000
00000000
00000000
00000000
VRAM4 [R/W] B,H,W VRAM5 [R/W] B,H,W VRAM6 [R/W] B,H,W VRAM7 [R/W] B,H,W
00000000
00000000
VRAM8 [R/W] B,H,W VRAM9 [R/W] B,H,W
00000000
00000000
VRAM10 [R/W]
B,H,W
VRAM11 [R/W]
B,H,W
00000000
00000000
00000000
00000000
VRAM12 [R/W]
B,H,W
VRAM13 [R/W]
B,H,W
VRAM14 [R/W]
B,H,W
VRAM15 [R/W]
B,H,W
00000000
00000000
00000000
00000000
⎯
000000ACH
コントローラ
予約
000000B0H
SCR3 [R/W] B,H,W
00000000
SMR3 [R/W] B,H,W
00000000
SSR3 [R/W] B,H,W
00001000
RDR3 [R/W] B,H,W
00000000
000000B4H
ESCR3[R/W] B,H,W
00000X00
ECCR3[R/ W] B,H,W
000000XX
BGR13[R/W] B,H,W
-0000000
BGR03[R/W] B,H,W
00000000
000000B8H
SCR4 [R/W] B,H,W
00000000
SMR4 [R/W] B,H,W
00000000
SSR4 [R/W] B,H,W
00001000
RDR4 [R/W] B,H,W
00000000
000000BCH
ESCR4[R/W] B,H,W
00000X00
ECCR4[R/W] B,H,W
000000XX
BGR14[R/W] B,H,W
-0000000
BGR04[R/W] B,H,W
00000000
000000C0H
SCR5 [R/W] B,H,W
00000000
SMR5 [R/W] B,H,W
00000000
SSR5 [R/W] B,H,W
00001000
RDR5 [R/W] B,H,W
00000000
000000C4H
ESCR5[R/W] B,H,W
00000X00
ECCR5[R/W] B,H,W
000000XX
BGR15[R/W] B,H,W
-0000000
BGR05 [R/W] B,H,W
00000000
000000C8H
SCR0 [R/W] B,H,W
00000000
SMR0 [R/W] B,H,W
00000000
SSR0 [R/W] B,H,W
00001000
RDR0 [R/W] B,H,W
00000000
000000CCH
ESCR0[R/W] B,H,W
00000X00
ECCR0[R/W] B,H,W
000000XX
BGR10[R/W] B,H,W
-0000000
BGR00[R/W] B,H,W
00000000
⎯
000000D0H
LCD
LIN-UART1
LIN-UART2
LIN-UART3
LIN-UART0
予約
000000D4H
TCDT0 [R/W] H,W
00000000 00000000
⎯
TCCS0 [R/W] B,H,W 16 ビットフリー
00000000
ランタイマ 0
000000D8H
TCDT1 [R/W] H,W
00000000 00000000
⎯
TCCS1 [R/W] B,H,W 16 ビットフリー
00000000
ランタイマ 1
(続く)
28
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
レジスタ
アドレス
+0
+1
+2
+3
ブロック
000000DCH
⎯
∼
000000E0H
IPCP1 [R] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
000000E4H
⎯
000000E8H
IPCP0 [R] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
⎯
⎯
000000F0H
ICS01 [R/W] B,H,W
00000000
⎯
IPCP3 [R] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
000000ECH
予約
IPCP2 [R] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
⎯
ICS23 [R/W] B,H,W
00000000
⎯
16 ビット
インプット
キャプチャ 0, 1
16 ビット
インプット
キャプチャ 2, 3
000000F4H
⎯
∼
00000104H
OCCP1 [R/W] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
00000108H
⎯
0000010CH
予約
OCCP0 [R/W] H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
⎯
⎯
OCS01 [R/W] B,H,W
---0--00 0000--00
⎯
00000110H
⎯
16 ビット
アウトプット
コンペア 0, 1
00000114H
⎯
∼
0000012CH
予約
00000130H
PWCSR0[R/W] B,H,W
0000000X 00000000
PWCR0[R] H,W
00000000 00000000
00000134H
⎯
⎯
⎯
00000138H
PDIVR0[R/W] B,H,W
-----000
PWC
⎯
⎯
0000013CH
⎯
∼
00000140H
予約
00000144H
⎯
WTDBL [R/W] B
00000000
00000148H
⎯
WTBR1 [R/W] B
---XXXXX
WTBR2 [R/W] B
XXXXXXXX
WTBR3 [R/W] B
XXXXXXXX
0000014CH
WTHR [R/W] B,H
---00000
WTMR [R/W] B,H
--000000
WTSR [R/W] B
--000000
⎯
ADERH[R/W] B,H,W
11111111 11111111
00000150H
00000154H
ADCS1[R/W] B,H,W
00000000
ADCS0[R/W] B,H,W
00000000
00000158H
ADCT1[R/W] B,H,W
00010000
ADCT0[R/W] B,H,W
00101100
WTCR [R/W] B,H
00000000 000-0000
リアルタイム
クロック
ADERL[R/W] B,H,W
11111111 11111111
ADCR1[R] B,H,W
------XX
ADCR0[R] B,H,W
XXXXXXXX
A/D コンバータ
ADSCH[R/W] B,H,W ADECH[R/W] B,H,W
---00000
---00000
(続く)
DS07–16806–5
29
MB91220 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
0000015CH
CUCR[R/W] B,H,W
-------- ---0--00
CUTD[R/W] B,H,W
10000000 00000000
00000160H
CUTR1[R] B,H,W
-------- 00000000
CUTR2[R] B,H,W
00000000 00000000
00000164H
PWC20[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
PWC10[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
00000168H
0000016CH
00000170H
00000174H
00000178H
0000017CH
00000180H
⎯
PWC0[R/W] B
-0000--0
PWS20[R/W] B,H,W
-0000000
PWC21[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
⎯
PWS21[R/W] B,H,W
-0000000
PWC22[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
⎯
PWS10[R/W] B,H,W
--000000
PWS11[R/W] B,H,W
--000000
PWC12[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
PWC2[R/W] B
-0000--0
PWS22[R/W] B,H,W
-0000000
PWC23[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
⎯
クロック
補正ユニット
PWC11[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
PWC1[R/W] B
-0000--0
PWS12[R/W] B,H,W
--000000
PWC13[R/W] H,W
------XX XXXXXXXX
PWC3[R/W] B
-0000--0
PWS23[R/W] B,H,W
-0000000
ブロック
PWS13[R/W] B,H,W
--000000
ステッパモータ
コントローラ 0
ステッパモータ
コントローラ 1
ステッパモータ
コントローラ 2
ステッパモータ
コントローラ 3
00000184H
⎯
∼
000001A4H
000001A8H
CANPRE [R/W]
B,H,W
0---0000
予約
⎯
予約
⎯
⎯
000001ACH
CAN
プリスケーラ
予約
000001B0H
⎯
TRG0[R/W] B,H,W
00000000
⎯
REVC0[R/W] B,H,W
00000000
000001B4H
PRLH0[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL0[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLH1[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL1[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001B8H
PRLH2[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL2[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLH3[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL3[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001BCH
PPGC0[R/W]B,H,W
0000000-
PPGC1[R/W]B,H,W
00000---
PPGC2[R/W]B,H,W
0000000-
PPGC3[R/W]B,H,W
00000---
000001C0H
PRLH4[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL4[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLH5[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL5[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001C4H
PRLH6[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL6[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLH7[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL7[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001C8H
PPGC4[R/W]B,H,W
0000000-
PPGC5[R/W]B,H,W
00000---
PPGC6[R/W]B,H,W
0000000-
PPGC7[R/W]B,H,W
00000---
000001CCH
⎯
⎯
⎯
⎯
PPG
ch.0 ∼ ch.7
(続く)
30
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
レジスタ
アドレス
+0
+1
+2
+3
000001D0H
TRG1[R/W] B,H,W
00000000
⎯
REVC1[R/W] B,H,W
00000000
⎯
000001D4H
PRLH8[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL8[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLH9[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLL9[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001D8H
PRLHA[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLA[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHB[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLB[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001DCH
PPGC8[R/W]B,H,W
0000000-
PPGC9[R/W]B,H,W
00000---
PPGCA[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCB[R/W]B,H,W
00000---
000001E0H
PRLHC[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLC[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHD[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLD[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001E4H
PRLHE[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLE[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHF[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLF[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000001E8H
PPGCC[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCD[R/W]B,H,W
00000---
PPGCE[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCF[R/W]B,H,W
00000---
000001ECH
⎯
⎯
⎯
⎯
ブロック
PPG
ch.8 ∼ ch.15
000001F0H
⎯
∼
000001FCH
予約
00000200H
DMACA0[R/W] B,H,W *1
00000000 ----0000 00000000 00000000
00000204H
DMACB0[R/W] B,H,W
00000000 00000000 00000000 00000000
00000208H
DMACA1[R/W] B,H,W *1
00000000 ----0000 00000000 00000000
0000020CH
DMACB1[R/W] B,H,W
00000000 00000000 00000000 00000000
00000210H
DMACA2[R/W] B,H,W *1
00000000 ----0000 00000000 00000000
00000214H
DMACB2[R/W] B,H,W
00000000 00000000 00000000 00000000
00000218H
DMACA3[R/W] B,H,W *1
00000000 ----0000 00000000 00000000
0000021CH
DMACB3[R/W] B,H,W
00000000 00000000 00000000 00000000
00000220H
DMACA4[R/W] B,H,W *1
00000000 ----0000 00000000 00000000
00000224H
DMACB4[R/W] B,H,W
00000000 00000000 00000000 00000000
DMA
コントローラ
00000228H
∼
0000023CH
00000240H
予約
DMACR[R/W] B
0--00000
⎯
XXXXXXXX
⎯
XXXXXXXX
⎯
XXXXXXXX
(続く)
DS07–16806–5
31
MB91220 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
ブロック
00000244H
⎯
∼
000003ECH
予約
000003F0H
BSD0 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000003F4H
BSD1 [R/W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000003F8H
BSDC [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000003FCH
BSRR [R] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
ビットサーチ
00000400H
DDR0[R/W] B,H,W
00000000
DDR1[R/W] B,H,W
00000000
DDR2[R/W] B,H,W
00000000
DDR3[R/W] B,H,W
00000000
00000404H
DDR4[R/W] B,H,W
00000000
DDR5[R/W] B,H,W
00000000
DDR6[R/W] B,H,W
00000000
DDR7[R/W] B,H,W
----0000
00000408H
DDR8[R/W] B,H,W
00000000
DDR9[R/W] B,H,W
00000000
DDRA[R/W] B,H,W
----0000
DDRB[R/W] B,H,W
00000000
0000040CH
DDRC[R/W] B,H,W
----0000
DDRD[R/W] B,H,W
1111----
DDRE[R/W] B,H,W
00000000
DDRF[R/W] B,H,W
00000000
00000410H
DDRG[R/W] B,H,W
----0000
⎯
⎯
⎯
データ方向
レジスタ
00000414H
⎯
∼
0000041CH
予約
00000420H
PFR0[R/W] B,H,W
00000000
PFR1[R/W] B,H,W
00000000
PFR2[R/W] B,H,W
00000000
PFR3[R/W] B,H,W
00000000
00000424H
PFR4[R/W] B,H,W
00000000
PFR5[R/W] B,H,W
00000000
予約
PFR7[R/W] B,H,W
----0000
00000428H
PFR8[R/W] B,H,W
00000000
PFR9[R/W] B,H,W
00000000
PFRA[R/W] B,H,W
----0000
PFRB[R/W] B,H,W
00000000
0000042CH
PFRC[R/W] B,H,W
----0000
PFRD[R/W] B,H,W
00000000
PFRE[R/W] B,H,W
00000000
PFRF[R/W] B,H,W
00000000
00000430H
PFRG[R/W] B,H,W
----0000
⎯
⎯
⎯
ポート
ファンクション
レジスタ
00000434H
∼
0000043CH
⎯
予約
(続く)
32
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
レジスタ
アドレス
+0
+1
+2
+3
00000440H
ICR00[R/W] B,H,W
---11111
ICR01[R/W] B,H,W
---11111
ICR02[R/W] B,H,W
---11111
ICR03[R/W] B,H,W
---11111
00000444H
ICR04[R/W] B,H,W
---11111
ICR05[R/W] B,H,W
---11111
ICR06[R/W] B,H,W
---11111
ICR07[R/W] B,H,W
---11111
00000448H
ICR08[R/W] B,H,W
---11111
ICR09[R/W] B,H,W
---11111
ICR10[R/W] B,H,W
---11111
ICR11[R/W] B,H,W
---11111
0000044CH
ICR12[R/W] B,H,W
---11111
ICR13[R/W] B,H,W
---11111
ICR14[R/W] B,H,W
---11111
ICR15[R/W] B,H,W
---11111
00000450H
ICR16[R/W] B,H,W
---11111
ICR17[R/W] B,H,W
---11111
ICR18[R/W] B,H,W
---11111
ICR19[R/W] B,H,W
---11111
00000454H
ICR20[R/W] B,H,W
---11111
ICR21[R/W] B,H,W
---11111
ICR22[R/W] B,H,W
---11111
ICR23[R/W] B,H,W
---11111
00000458H
ICR24[R/W] B,H,W
---11111
ICR25[R/W] B,H,W
---11111
ICR26[R/W] B,H,W
---11111
ICR27[R/W] B,H,W
---11111
0000045CH
ICR28[R/W] B,H,W
---11111
ICR29[R/W] B,H,W
---11111
ICR30[R/W] B,H,W
---11111
ICR31[R/W] B,H,W
---11111
00000460H
ICR32[R/W] B,H,W
---11111
ICR33[R/W] B,H,W
---11111
ICR34[R/W] B,H,W
---11111
ICR35[R/W] B,H,W
---11111
00000464H
ICR36[R/W] B,H,W
---11111
ICR37[R/W] B,H,W
---11111
ICR38[R/W] B,H,W
---11111
ICR39[R/W] B,H,W
---11111
00000468H
ICR40[R/W] B,H,W
---11111
ICR41[R/W] B,H,W
---11111
ICR42[R/W] B,H,W
---11111
ICR43[R/W] B,H,W
---11111
0000046CH
ICR44[R/W] B,H,W
---11111
ICR45[R/W] B,H,W
---11111
ICR46[R/W] B,H,W
---11111
ICR47[R/W] B,H,W
---11111
ブロック
割込み
コントローラ
00000470H
⎯
∼
0000047CH
予約
RSRR [R/W] B,H,W
10000000
STCR [R/W] B,H,W
00110011
TBCR [R/W] B,H,W
00XXXX11
CTBR [W] B,H,W
XXXXXXXX
00000484H
CLKR [W] B,H,W
00000000
WPR [R/W] B,H,W
XXXXXXXX
DIVR0 [R/W] B,H,W
00000011
DIVR1 [R/W] B,H,W
00000000
00000488H
⎯
⎯
OSCCR [R/W] B
00000000
⎯
00000480H
0000048CH
00000490H
クロック
制御部
予約
OSCR [R/W] B
00000001
クロック
制御部
予約
00000494H
∼
000004ACH
⎯
予約
(続く)
DS07–16806–5
33
MB91220 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
000004B0H
⎯
TRG2[R/W] B,H,W
00000000
⎯
REVC2[R/W] B,H,W
00000000
000004B4H
PRLHG[R/W]B,H,W
00000000
PRLLG[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHH[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLH[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004B8H
PRLHI[R/W]B,H,W
00000000
PRLLI[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHJ[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLJ[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004BCH
PPGCG[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCH[R/W]B,H,W
00000---
PPGCI[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCJ[R/W]B,H,W
00000---
000004C0H
PRLHK[R/W]B,H,W
00000000
PRLLK[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHL[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLL[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004C4H
PRLHM[R/W]B,H,W
00000000
PRLLM[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHN[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLN[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004C8H
PPGCK[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCL[R/W]B,H,W
00000---
PPGCM[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCN[R/W]B,H,W
00000---
000004CCH
⎯
⎯
⎯
⎯
000004D0H
TRG3[R/W] B,H,W
00000000
⎯
REVC3[R/W] B,H,W
00000000
⎯
000004D4H
PRLHO[R/W]B,H,W
00000000
PRLLO[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHP[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLP[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004D8H
PRLHQ[R/W]B,H,W
00000000
PRLLQ[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHR[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLR[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004DCH
PPGCO[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCP[R/W]B,H,W
00000---
PPGCQ[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCR[R/W]B,H,W
00000---
000004E0H
PRLHS[R/W]B,H,W
00000000
PRLLS[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHT[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLT[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004E4H
PRLHU[R/W]B,H,W
00000000
PRLLU[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLHV[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
PRLLV[R/W]B,H,W
XXXXXXXX
000004E8H
PPGCS[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCT[R/W]B,H,W
00000---
PPGCU[R/W]B,H,W
0000000-
PPGCV[R/W]B,H,W
00000---
000004ECH
⎯
⎯
⎯
⎯
ブロック
PPG
ch.16 ∼ ch.23
PPG
ch.24 ∼ ch.31
000004F0H
⎯
∼
000004F8H
000004FCH
PSCR[W] B
00000000
⎯
予約
⎯
⎯
ポート入力レベ
ル選択レジスタ
00000500H
∼
0000053CH
⎯
予約
(続く)
34
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
レジスタ
アドレス
+0
+1
+2
+3
00000540H
PILR0[R/W] B
00000000
PILR1[R/W] B
00000000
予約
予約
00000544H
PILR4[R/W] B
00000000
PILR5[R/W] B
00000000
予約
⎯
00000548H
⎯
⎯
⎯
⎯
0000054CH
⎯
⎯
PILRE[R/W] B
00000000
予約
00000550H
⎯
⎯
⎯
⎯
ブロック
ポート入力
レベル選択
レジスタ
00000554H
⎯
∼
0000055CH
予約
00000560H
IBCR0[R/W] B,H,W
00000000
IBSR0[R] B,H,W
00000000
ITBAH0[R/W] B,H,W ITBAL0[R/W] B,H,W
------00
00000000
00000564H
ITMKH0[R/W]
B,H,W
00----11
ITMKL0[R/W] B,H,W
11111111
ISMK0[R/W] B,H,W
01111111
ISBA0[R/W] B,H,W
-0000000
00000568H
⎯
IDAR0[R/W] B,H,W
00000000
ICCR0[R/W] B,H,W
-0011111
予約
0000056CH
IBCR1[R/W] B,H,W
00000000
IBSR1[R] B,H,W
00000000
00000570H
ITMKH1[R/W]
B,H,W
00----11
ITMKL1[R/W] B,H,W
11111111
ISMK1[R/W] B,H,W
01111111
ISBA1[R/W] B,H,W
-0000000
00000574H
⎯
IDAR1[R/W] B,H,W
00000000
ICCR1[R/W] B,H,W
-0011111
予約
ITBAH1[R/W] B,H,W ITBAL1[R/W] B,H,W
------00
00000000
⎯
00000578H
0000057CH
予約
I2C0
LVRC[R/W] B,H,W
00011000
I2C1
予約
予約
予約
CPU 動作検出
00000580H
⎯
∼
000005FCH
予約
00000600H
予約
予約
EPFR2[R/W] B,H,W
00000000
EPFR3[R/W] B,H,W
00000000
00000604H
EPFR4[R/W] B,H,W
11111111
EPFR5[R/W] B,H,W
00000000
⎯
EPFR7[R/W] B,H,W
----0000
00000608H
EPFR8[R/W] B,H,W
00000000
EPFR9[R/W] B,H,W
00000000
⎯
⎯
0000060CH
⎯
EPFRD[R/W] B,H,W
00000000
EPFRE[R/W] B,H,W
00000000
EPFRF[R/W] B,H,W
00000000
00000610H
EPFRG[R/W] B,H,W
----0000
⎯
⎯
⎯
I/O ポート
00000614H
∼
0000063CH
⎯
予約
(続く)
DS07–16806–5
35
MB91220 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
00000640H
ASR0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
ACR0 [R/W] B,H,W
00110*00 00000000
00000644H
ASR1 [R/W] B,H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
ACR1 [R/W] B,H,W
XXXX0X00 00X0XXXX
00000648H
ASR2 [R/W] B,H,W
XXXXXXXX XXXXXXXX
ACR2 [R/W] B,H,W
XXXX0X00 00X0XXXX
0000064CH
ASR3 [R/W] B,H,W
00000000 XXXXXXXX
ACR3 [R/W] B,H,W
01XX0X00 00X0XXXX
ブロック
00000650H
∼
0000065CH
予約
T-unit
00000660H
AWR0 [R/W] B,H,W
01110000 01011011
AWR1 [R/W] B,H,W
XXXX0000 XX0X1XXX
00000664H
AWR2 [R/W] B,H,W
0XXX0000 XX0X1XXX
AWR3 [R/W] B,H,W
0XXX0000 0X0X1XXX
00000668H
∼
0000067CH
00000680H
予約
CSER[R/W] B,H,W
00000001
⎯
⎯
⎯
00000684H
∼
000007F8H
000007FCH
−
−
MODR*2
予約
−
⎯
⎯
00000800H
∼
00000FFCH
⎯
00001000H
DMASA0[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
00001004H
DMADA0[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
00001008H
DMASA1[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
0000100CH
DMADA1[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
00001010H
DMASA2[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
00001014H
DMADA2[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
00001018H
DMASA3[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
0000101CH
DMADA3[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
予約
DMA
コントローラ
(続く)
36
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
レジスタ
アドレス
+0
+1
+2
+3
ブロック
00001020H
DMASA4[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
00001024H
DMADA4[R/W] W
00000000 00000000 00000000 00000000
コントローラ
⎯
予約
DMA
00001028H
∼
00006FFCH
00007000H
FLCR[R/W] B
01X0X000
⎯
⎯
⎯
00007004H
FLWC[R/W] B
00000011
⎯
⎯
⎯
フラッシュ
メモリインタ
フェース
00007008H
⎯
∼
0000FFFCH
予約
00020000H
CTRLR0 [R/W] B,H,W
00000000 00000001
STATR0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020004H
ERRCNT0 [R] B,H,W
00000000 00000000
BTR0 [R/W] B,H,W
00100011 00000001
00020008H
INTR0 [R] B,H,W
00000000 00000000
TESTR0 [R/W] B,H,W
00000000 r0000000*
(r:CAN バス上のレベル表示 )
0002000CH
BRPER0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
予約
00020010H
IF1CREQ0 [R/W] B,H,W
00000000 00000001
IF1CMSK0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020014H
IF1MSK20 [R/W] B,H,W
11111111 11111111
IF1MSK10 [R/W] B,H,W
11111111 11111111
00020018H
IF1ARB20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1ARB10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
0002001CH
IF1MCTR0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
⎯
00020020H
IF1DTA10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTA20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020024H
IF1DTB10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTB20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
CAN0
00020028H
∼
0002002CH
予約
00020030H
IF1DTA20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTA10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020034H
IF1DTB20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTB10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020038H
∼
0002003CH
予約
(続く)
DS07–16806–5
37
MB91220 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
00020040H
IF2CREQ0 [R/W] B,H,W
00000000 00000001
IF2CMSK0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020044H
IF2MSK20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2MSK10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020048H
IF2ARB20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2ARB10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
0002004CH
IF2MCTR0 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
⎯
00020050H
IF2DTA10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTA20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020054H
IF2DTB10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTB20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
ブロック
00020058H
∼
0002005CH
予約
00020060H
IF2DTA20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTA10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020064H
IF2DTB20 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTB10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020068H
∼
0002007CH
00020080H
予約
TREQR20 [R] B,H,W
00000000 00000000
CAN0
TREQR10 [R] B,H,W
00000000 00000000
00020084H
∼
0002008CH
00020090H
予約
NEWDT20 [R] B,H,W
00000000 00000000
NEWDT10 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020094H
∼
0002009CH
000200A0H
予約
INTPEND20 [R] B,H,W
00000000 00000000
INTPEND10 [R] B,H,W
00000000 00000000
000200A4H
∼
000200ACH
000200B0H
予約
MESVAL20 [R] B,H,W
00000000 00000000
MESVAL10 [R] B,H,W
00000000 00000000
000200B4H
∼
000200BCH
予約
(続く)
38
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
00020100H
CTRLR1 [R/W] B,H,W
00000000 00000001
STATR1 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020104H
ERRCNT1 [R] B,H,W
00000000 00000000
BTR1 [R/W] B,H,W
00100011 00000001
00020108H
INTR1 [R] B,H,W
00000000 00000000
TESTR1 [R/W] B,H,W
00000000 r0000000*
0002010CH
BRPER1 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
予約
00020110H
IF1CREQ1 [R/W] B,H,W
00000000 00000001
IF1CMSK1 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020114H
IF1MSK21 [R/W] B,H,W
11111111 11111111
IF1MSK11 [R/W] B,H,W
11111111 11111111
00020118H
IF1ARB21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1ARB11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
0002011CH
IF1MCTR1 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
⎯
00020120H
IF1DTA11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTA21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020124H
IF1DTB11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTB21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
ブロック
00020128H
∼
0002012CH
予約
CAN1
00020130H
IF1DTA21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTA11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020134H
IF1DTB21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF1DTB11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020138H
∼
0002013CH
予約
00020140H
IF2CREQ1 [R/W] B,H,W
00000000 00000001
IF2CMSK1 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020144H
IF2MSK21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2MSK11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020148H
IF2ARB21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2ARB11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
0002014CH
IF2MCTR1 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
⎯
00020150H
IF2DTA11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTA21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020154H
IF2DTB11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTB21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020158H
∼
0002015CH
予約
(続く)
DS07–16806–5
39
MB91220 シリーズ
(続き)
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
00020160H
IF2DTA21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTA11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020164H
IF2DTB21 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
IF2DTB11 [R/W] B,H,W
00000000 00000000
00020168H
∼
0002017CH
00020180H
予約
TREQR21 [R] B,H,W
00000000 00000000
00020184H
∼
0002018CH
00020190H
NEWDT21 [R] B,H,W
00000000 00000000
000201B4H
∼
000201BCH
NEWDT11 [R] B,H,W
00000000 00000000
CAN1
予約
INTPEND21 [R] B,H,W
00000000 00000000
000201A4H
∼
000201ACH
000201B0H
TREQR11 [R] B,H,W
00000000 00000000
予約
00020194H
∼
0002019CH
000201A0H
ブロック
+3
INTPEND11 [R] B,H,W
00000000 00000000
予約
MESVAL21 [R] B,H,W
00000000 00000000
MESVAL11 [R] B,H,W
00000000 00000000
予約
* 1:DMACA0 ∼ DMACA4 の下位 16 ビット (DTC[15:0]) は , バイトでのアクセスはできません。
* 2:このレジスタは , モードベクタフェッチにより設定されます。ユーザからはアクセスできません。
(注意事項)
・ライトオンビットのあるレジスタに対してリードモディファイライト (RMW) 系の命令を行わないで下さい。
・予約または ( − ) の領域のデータは不定です。
40
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ ベクタテーブル
割込み番号
オフ
セット
TBR デフォルト
のアドレス
DMA
10 進
16 進
割込み
レベル
リセット
0
00
−
3FCH
000FFFFCH
−
モードベクタ
1
01
−
3F8H
000FFFF8H
−
システム予約
2
02
−
3F4H
000FFFF4H
−
システム予約
3
03
−
3F0H
000FFFF0H
−
システム予約
4
04
−
3ECH
000FFFECH
−
システム予約
5
05
−
3E8H
000FFFE8H
−
システム予約
6
06
−
3E4H
000FFFE4H
−
コプロセッサ不在トラップ
7
07
−
3E0H
000FFFE0H
−
コプロセッサエラートラップ
8
08
−
3DCH
000FFFDCH
−
INTE 命令
9
09
−
3D8H
000FFFD8H
−
システム予約
10
0A
−
3D4H
000FFFD4H
−
システム予約
11
0B
−
3D0H
000FFFD0H
−
ステップトレーストラップ
12
0C
−
3CCH
000FFFCCH
−
NMI 要求 (TOOL)
13
0D
−
3C8H
000FFFC8H
−
未定義命令例外
14
0E
−
3C4H
000FFFC4H
−
NMI 要求
15
0F
0FH 固定
3C0H
000FFFC0H
−
外部割込み 0/1/2/6/7
16
10
ICR00
3BCH
000FFFBCH
−
外部割込み 3
17
11
ICR01
3B8H
000FFFB8H
6
外部割込み 4
18
12
ICR02
3B4H
000FFFB4H
7
外部割込み 5
19
13
ICR03
3B0H
000FFFB0H
−
PPG0H/0L/8H/8L
20
14
ICR04
3ACH
000FFFACH
−
PPG2H/2L/9H/9L
21
15
ICR05
3A8H
000FFFA8H
−
PPG4H/4L/10H/10L
22
16
ICR06
3A4H
000FFFA4H
−
PPG6H/6L/11H/11L
23
17
ICR07
3A0H
000FFFA0H
−
リロードタイマ 0
24
18
ICR08
39CH
000FFF9CH
8
リロードタイマ 1
25
19
ICR09
398H
000FFF98H
9
リロードタイマ 2
26
1A
ICR10
394H
000FFF94H
10
LIN-UART 0 ( 受信 )
27
1B
ICR11
390H
000FFF90H
−
LIN-UART 0 ( 送信 )
28
1C
ICR12
38CH
000FFF8CH
−
LIN-UART 1 ( 受信 )
29
1D
ICR13
388H
000FFF88H
1
LIN-UART 1 ( 送信 )
30
1E
ICR14
384H
000FFF84H
4
LIN-UART 2 ( 受信 )
31
1F
ICR15
380H
000FFF80H
2
LIN-UART 2 ( 送信 )
32
20
ICR16
37CH
000FFF7CH
5
割込み要因
LIN-UART 3 ( 受信 )
33
21
ICR17
378H
000FFF78H
−
LIN-UART 3 ( 送信 )
34
22
ICR18
374H
000FFF74H
−
CAN0
35
23
ICR19
370H
000FFF70H
−
CAN1
36
24
ICR20
36CH
000FFF6CH
−
PPG12H/12L/I2C0
37
25
ICR21
368H
000FFF68H
−
PPG13H/13L
38
26
ICR22
364H
000FFF64H
−
PPG14H/14L/I2C1
39
27
ICR23
360H
000FFF60H
−
(続く)
DS07–16806–5
41
MB91220 シリーズ
(続き)
割込み番号
10 進
16 進
割込み
レベル
オフ
セット
TBR デフォルト
のアドレス
DMA
PWC ( 測定終了 )
40
28
ICR24
35CH
000FFF5CH
−
PWC ( オーバフロー )
41
29
ICR25
358H
000FFF58H
−
DMAC
42
2A
ICR26
354H
000FFF54H
−
A/D コンバータ
43
2B
ICR27
350H
000FFF50H
14
リアルタイムクロック
44
2C
ICR28
34CH
000FFF4CH
−
PPG15H/15L
45
2D
ICR29
348H
000FFF48H
−
メイン発振安定待ちタイマ
46
2E
ICR30
344H
000FFF44H
−
タイムベースタイマオーバフロー
47
2F
ICR31
340H
000FFF40H
−
PPG1H/1L
48
30
ICR32
33CH
000FFF3CH
11
PPG3H/3L
49
31
ICR33
338H
000FFF38H
12
PPG5H/5L
50
32
ICR34
334H
000FFF34H
13
PPG7H/7L
51
33
ICR35
330H
000FFF30H
3
16 ビットフリーランタイマ 0
52
34
ICR36
32CH
000FFF2CH
−
16 ビットフリーランタイマ 1
53
35
ICR37
328H
000FFF28H
−
ICU0
54
36
ICR38
324H
000FFF24H
−
ICU1
55
37
ICR39
320H
000FFF20H
−
ICU2
56
38
ICR40
31CH
000FFF1CH
−
ICU3
57
39
ICR41
318H
000FFF18H
−
OCU0
58
3A
ICR42
314H
000FFF14H
−
OCU1
59
3B
ICR43
310H
000FFF10H
−
サウンドジェネレータ 0
60
3C
ICR44
30CH
000FFF0CH
−
サウンドジェネレータ 1
61
3D
ICR45
308H
000FFF08H
−
サウンドジェネレータ 2
62
3E
ICR46
304H
000FFF04H
−
遅延割込み
63
3F
ICR47
300H
000FFF00H
−
システム予約
64
40
−
2FCH
000FFEFCH
−
システム予約
65
41
−
2F8H
000FFEF8H
−
システム予約
66
42
−
2F4H
000FFEF4H
−
システム予約
67
43
−
2F0H
000FFEF0H
−
システム予約
68
44
−
2ECH
000FFEECH
−
システム予約
69
45
−
2E8H
000FFEE8H
−
システム予約
70
46
−
2E4H
000FFEE4H
−
システム予約
71
47
−
2E0H
000FFEE0H
−
システム予約
72
48
−
2DCH
000FFEDCH
−
システム予約
73
49
−
2D8H
000FFED8H
−
システム予約
74
4A
−
2D4H
000FFED4H
−
システム予約
75
4B
−
2D0H
000FFED0H
−
システム予約
76
4C
−
2CCH
000FFECCH
−
システム予約
77
4D
−
2C8H
000FFEC8H
−
システム予約
78
4E
−
2C4H
000FFEC4H
−
システム予約
79
4F
−
2C0H
000FFEC0H
−
80
50
2BCH
000FFEBCH
|
255
|
FF
|
000H
|
000FFC00H
割込み要因
INT 命令
42
−
−
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ モード別端子状態表
・シングルチップモード
端子名
INITX
X0
X1
X0A
X1A
機能名
初期値
INITX=L
INITX=H
SLEEP
INIT
STOP
HIZ=0
HIZ=1
備考
入力可
Hi-Z or 入力可
Main clock
"H" 出力 or 入力可
Sub clock
入力可
入力可
入力可
Hi-Z or 入力可
"H" 出力 or 入力可
MD0
MD1
Mode
入力可
MD2
P00
SEG24
P01
SEG25
P02
SEG26
P03
SEG27
P04
SEG28
P05
SEG29
P06
SEG30
P07
SEG31/ATGX
P10
SEG16
P11
SEG17
P12
SEG18
P13
SEG19
P14
SEG20
P15
SEG21
P16
SEG22
P17
SEG23
P20
SEG0
P21
SEG1
P22
SEG2
P23
SEG3
P24
SEG4
P25
SEG5
P26
SEG6
P27
SEG7
P30
SEG8
P31
SEG9
P32
SEG10
P33
SEG11
P34
SEG12
P35
SEG13
P36
SEG14
P37
SEG15
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
直前状態 直前状態 出力 Hi-Z LCD 使用時は , SLEEP/
STOP ともに出力動作も
保持
保持
入力遮断 しくは , 出力保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
直前状態 直前状態 出力 Hi-Z LCD 使用時は , SLEEP/
STOP ともに出力動作も
保持
保持
入力遮断 しくは , 出力保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
直前状態 直前状態 出力 Hi-Z LCD 使用時は , SLEEP/
STOP ともに出力動作も
保持
保持
入力遮断 しくは , 出力保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
直前状態 直前状態 出力 Hi-Z LCD 使用時は , SLEEP/
STOP ともに出力動作も
保持
保持
入力遮断 しくは , 出力保持
(続く)
DS07–16806–5
43
MB91220 シリーズ
端子名
機能名
P40
SIN0/INT0
P41
SOT0
P42
SCK0
P43
SIN3/INT1
P44
SOT3
P45
SCK3
P46
−
P47
−
P50
SIN4/CK0
P51
SOT4
P52
SCK4
P53
SIN5/CK1
P54
SOT5
P55
SCK5
P56
OUT0
P57
OUT1
P60
AN0
P61
AN1
P62
AN2
P63
AN3
P64
AN4
P65
AN5
P66
AN6
P67
AN7
P70
INT6/RX0
P71
TX0
P72
INT7/RX1
P73
TX1
P80
AN16
P81
AN17
P82
AN18
P83
AN19
P84
AN20
P85
AN21/INT3
P86
AN22/INT4
P87
AN23/INT5
初期値
SLEEP
STOP
INITX=L
INITX=H
HIZ=0
HIZ=1
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
直前状態 直前状態
保持
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
直前状態 直前状態
保持
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力遮断
直前状態 直前状態
保持
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
入力可
直前状態 直前状態
保持
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力遮断
直前状態 直前状態
保持
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
備考
外部割込みは , PFR 設定
によって , 入力可
外部割込みは , PFR 設定
によって , 入力可
(続く)
44
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
端子名
機能名
P90
DA0
P91
DA1
P92
SGA0
P93
SGO0
P94
SGA1
P95
SGO1
P96
SGA2
P97
SGO2
PA0
PWM1P3
PA1
PWM1M3
PA2
PWM2P3
PA3
PWM2M3
PB0
PPG8H
PB1
PPG9H
PB2
PPG10H
PB3
PPG11H
PB4
PWM1P1
PB5
PWM1M1
PB6
PWM2P1
PB7
PWM2M1
PC0
PWM1P0
PC1
PWM1M0
PC2
PWM2P0
PC3
PWM2M0
PD0
TIN0/IN0/PWC0/INT2/
V0
PD1
TIN1/IN1/V1
PD2
TIN2/IN2/V2
PD3
IN3/V3
PD4
COM0/PPG1H
PD5
COM1/PPG3H
PD6
COM2/PPG5H
PD7
COM3/PPG7H
PE0
PWM1P2
PE1
PWM1M2
PE2
PWM2P2
PE3
PWM2M2
PE4
PPG12H/SDA0
PE5
PPG13H/SCL0
PE6
PPG14H/SDA1
PE7
PPG15H/SCL1
初期値
INITX=L INITX=H
SLEEP
STOP
HIZ=0
HIZ=1
備考
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
直前状態
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z
DA 使用時は , 出力保持
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
直前状態
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
直前状態
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
直前状態
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
入力可
直前状態
保持
直前状態
保持
外部割込みは , PFR 設定
によって
, 入力可
出力 Hi-Z
LCD 使用時は , SLEEP/
入力遮断 STOP ともに出力動作も
しくは , 出力保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
"L" 出力
入力可
"L" 出力
入力可
直前状態
保持
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
直前状態
保持
(続く)
DS07–16806–5
45
MB91220 シリーズ
(続き)
端子名
機能名
PF0
AN8
PF1
AN9
PF2
AN10
PF3
AN11
PF4
AN12
PF5
AN13
PF6
AN14
PF7
AN15
PG0
PPG0H
PG1
TOT0/PPG2H
PG2
TOT1/PPG4H
PG3
TOT2/PPG6H
46
初期値
INITX=L INITX=H
SLEEP
STOP
HIZ=0
HIZ=1
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z 直前状態
入力遮断
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z 直前状態
入力可
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z
入力遮断
備考
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
・外部バスモード (8 ビット )
端子名
INITX
X0
X1
X0A
X1A
機能名
初期値
INITX=L INITX=H
SLEEP
STOP
HIZ=0
INIT
HIZ=1
備考
入力可
Hi-Z or 入力可
Main clock
"H" 出力 or 入力可
Sub clock
入力可
入力可
入力可
Hi-Z or 入力可
"H" 出力 or 入力可
MD0
MD1
Mode
入力可
MD2
P00
SEG24
P01
SEG25
P02
SEG26
P03
SEG27
P04
SEG28
P05
SEG29
P06
SEG30
P07
SEG31/ATGX
P10
D08
P11
D09
P12
D10
P13
D11
P14
D12
P15
D13
P16
D14
P17
D15
P20
A00
P21
A01
P22
A02
P23
A03
P24
A04
P25
A05
P26
A06
P27
A07
P30
A08
P31
A09
P32
A10
P33
A11
P34
A12
P35
A13
P36
A14
P37
A15
LCD 使用時は ,
出力 Hi-Z SLEEP/STOP とも
入力遮断 に出力動作もしく
は , 出力保持
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
直前状態
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
Hi-Z
Hi-Z
出力 Hi-Z ポート機能は
入力遮断 ありません
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
アドレス
出力
アドレス
出力
出力 Hi-Z ポート機能は
入力遮断 ありません
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
アドレス
出力
アドレス
出力
出力 Hi-Z ポート機能は
入力遮断 ありません
(続く)
DS07–16806–5
47
MB91220 シリーズ
(続き)
端子名
初期値
INITX=L INITX=H
P40
SIN0/INT0
P41
SOT0
P42
SCK0
P43
SIN3/INT1
P44
SOT3
P45
SCK3
P46
ASX
"H" 出力
P47
SYSCLK
クロック
出力
P50
SIN4/CK0/CS0X
P51
SOT4/CS1X
P52
SCK4/CS2X
P53
SIN5/CK1/CS3X
P54
SOT5/RDX
P55
SCK5/WR0X
P56
OUT0
P57
OUT1/RDY
P60 ∼ PG3
48
機能名
SLEEP
STOP
HIZ=0
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
"H" 出力
HIZ=1
備考
直前状態
保持
直前状態
保持
外部割込みは , PFR 設
定によって , 入力可
出力 Hi-Z 外バス信号時 , SLEEP/
入力遮断 STOP (Hi-Z=0) のとき
は , "H" 出力 / クロッ
ク出力
直前状態
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z 外バス信号時 , SLEEP/
STOP (Hi-Z=0) のとき
入力遮断 は , "H" 出力
入力可
シングルチップモードと同じ
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
・外部バスモード (16 ビット )
端子名
INITX
X0
X1
X0A
X1A
機能名
初期値
INITX=L INITX=H
SLEEP
STOP
HIZ=0
INIT
HIZ=1
備考
入力可
Hi-Z or 入力可
Main clock
"H" 出力 or 入力可
Sub clock
入力可
入力可
入力可
Hi-Z or 入力可
"H" 出力 or 入力可
MD0
MD1
Mode
入力可
MD2
P00
D00
P01
D01
P02
D02
P03
D03
P04
D04
P05
D05
P06
D06
P07
D07
P10
D08
P11
D09
P12
D10
P13
D11
P14
D12
P15
D13
P16
D14
P17
D15
P20
A00
P21
A01
P22
A02
P23
A03
P24
A04
P25
A05
P26
A06
P27
A07
P30
A08
P31
A09
P32
A10
P33
A11
P34
A12
P35
A13
P36
A14
P37
A15
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
Hi-Z
Hi-Z
出力 Hi-Z ポート機能は
入力遮断 ありません
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
Hi-Z
Hi-Z
出力 Hi-Z ポート機能は
入力遮断 ありません
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
アドレス
出力
アドレス
出力
出力 Hi-Z ポート機能は
入力遮断 ありません
出力 Hi-Z 出力 Hi-Z
入力遮断
入力可
アドレス
出力
アドレス
出力
出力 Hi-Z ポート機能は
入力遮断 ありません
(続く)
DS07–16806–5
49
MB91220 シリーズ
(続き)
端子名
初期値
INITX=L INITX=H
P40
SIN0/INT0
P41
SOT0
P42
SCK0
P43
SIN3/INT1
P44
SOT3
P45
SCK3
P46
ASX
"H" 出力
P47
SYSCLK
クロック
出力
P50
SIN4/CK0/CS0X
P51
SOT4/CS1X
P52
SCK4/CS2X
P53
SIN5/CK1/CS3X
P54
SOT5/RDX
P55
SCK5/WR0X
P56
OUT0/WR1X
P57
OUT1/RDY
P60 ∼ PG3
50
機能名
SLEEP
STOP
HIZ=0
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
出力 Hi-Z
入力可
"H" 出力
HIZ=1
備考
直前状態
保持
直前状態
保持
外部割込みは , PFR 設定に
よって , 入力可
出力 Hi-Z
外バス信号時 , SLEEP/
入力遮断 STOP (Hi-Z=0) のときは ,
"H" 出力 / クロック出力
直前状態
保持
直前状態
保持
出力 Hi-Z 外バス信号時 , SLEEP/
STOP (Hi-Z=0) のときは ,
入力遮断 "H" 出力
入力可
シングルチップモードと同じ
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
項目
記号
定格値
単位
備考
最小
最大
VCC
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
AVCC
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
AVCC = VCC*2
VAVRH
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
AVCC ≧ VAVRH
DVCC
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
DVCC = VCC*2
入力電圧 *1
VI
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
*9
出力電圧 *
VO
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
*9
IOL1
⎯
15
mA
*5
IOL2
⎯
40
mA
*6
IOLAV1
⎯
4
mA
*5
IOLAV2
⎯
30
mA
*6
ΣIOL1
⎯
120
mA
*5
ΣIOL2
⎯
330
mA
*6
ΣIOLAV1
⎯
50
mA
*5
ΣIOLAV2
⎯
160
mA
*6
IOH1
*3
⎯
− 15
mA
*5
IOH2
*3
電源電圧 *1
1
“L” レベル最大出力電流* 3
“L” レベル平均出力電流* 4
“L” レベル最大総出力電流
“L” レベル平均総出力電流
“H” レベル最大出力電流
“H” レベル平均出力電流
“H” レベル最大総出力電流
“H” レベル平均総出力電流
⎯
− 40
mA
*6
IOHAV1
*4
⎯
−4
mA
*5
IOHAV2
*4
⎯
− 30
mA
*6
ΣIOH1
⎯
− 120
mA
*5
ΣIOH2
⎯
− 330
mA
*6
ΣIOHAV1
*7
⎯
− 50
mA
*5
ΣIOHAV2
*7
⎯
− 160
mA
*6
⎯
660
mW
− 40
+ 105
°C
シングルチップ動作時
0
+ 70
°C
外部バス動作時
消費電力
PD
動作温度
TA
保存温度
Tstg
− 55
+ 150
°C
+ B 入力規格
( 最大クランプ電流 )
ICLAMP
−2
+2
mA
+ B 入力規格
( 最大総クランプ電流 )
ΣICLAMP
− 20
+ 20
mA
入力専用端子 (PD3 ∼ PD0) および
D/AC 出力端子 (P91, P90) を除く* 8
(続く)
DS07–16806–5
51
MB91220 シリーズ
(続き)
* 1: Vss = AVss = DVSS = 0.0 V を基準にしています。
* 2: 電源投入時など AVCC, DVCC が VCC を超えないように注意してください。
* 3: 最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク電流値を規定します。
* 4: 平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の平均電流値を規定します。平均値とは , 動作電流×動
作率を意味します。
* 5: PA0 ∼ PA3, PB4 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE3 以外の出力
* 6: (PA0 ∼ PA3, PE0 ∼ PE3) + (PB4 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3)
ステッパモータコントローラ用の端子は , 8 本+ 8 本の 2 グループにわかれており , 1 グループあたりの総電流と
して計算
* 7: 平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の平均電流値を規定します。平均値とは , 動作電流
×動作率を意味します。
* 8: + B 入力規格は , 該当する端子 1 本あたりの電流値を規定します。
* 9: VI および VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。ただし , + B 入力可能端子については , 外部の部品を使用して
入力への電流または入力からの電流の最大値を制限する場合は , VI に代わって ICLAMP 定格が適用されます。
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
・推奨回路例
MB91220 シリーズ
保護ダイオード
lIHH
+ B 入力 (12 ∼ 16 V)
電流制限抵抗
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
52
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
2. 推奨動作条件
(VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V)
項目
電源電圧
記号
VCC
AVCC
DVCC
平滑コンデンサ* 3
CS
動作温度
TA
規格値
単位
備考
最小
最大
4.5
5.5
V
推奨動作保証範囲
3.5
5.5
V
動作保証範囲* 1
2.0
5.5
V
ストップ動作の状態保持保証範囲* 2
(MB91F223/S, MB91F224/S)
μF
セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特
性のコンデンサを使用してください。
1
− 40
+ 105
°C
シングルチップ動作時
0
+ 70
°C
外部バス動作時
* 1:A/D および D/A 動作を除く
* 2:RAM 保持内部電圧で 1.8 V (Min) /3.6 V (Max)
* 3:平滑コンデンサ CS の接続は , 下図を参照してください。
C 端子接続図
VCC3C
CS
VSS
DVSS
AVSS
<+ B 入力 (12 V ∼ 16 V) 条件について>
・ + B 電位をマイクロコントローラ端子に直接印加しないでください。
・ マイクロコントローラ端子と+ B 信号との間には , 必ず電流制限用の抵抗を接続してください。
IIHH = 1 本あたり 2 mA (Max) [ 定常状態および電源 on-off などの過渡状態 ]
LCDC 用出力端子を除く汎用入力ポートに接続可能
・ +B入力時の制限抵抗とマイクロコントローラ端子間の電位は, マイクロコントローラ内蔵の保護ダイオードにより,
VCC +保護ダイオードオン電圧になりますが , それらを妨げたり , その電位を越えるような回路構成にはしないでく
ださい。
DS07–16806–5
53
MB91220 シリーズ
3. 直流規格
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V)
項目
“H” レベル
入力電圧
“L” レベル
入力電圧
記号
端子記号
条件
規格値
最小
標準
最大
単位
備考
VIHS
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P60 ∼ P67, P70 ∼ P73,
P80 ∼ P87, P90 ∼ P97,
PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3, PD0 ∼ PD7,
PE0 ∼ PE7, PF0 ∼ PF7,
PG0 ∼ PG3
⎯
0.8 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
Automotive Level
入力端子* 1
VIH
P40, P43, P50, P53,
PE4 ∼ PE7
⎯
0.7 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
CMOS 入力端子* 2
VIHT
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P57, P60 ∼ P67,
PF0 ∼ PF7
⎯
2.0
⎯
VCC + 0.3
V
TTL 入力端子* 4
VIHM
MD0 ∼ MD2
⎯
VCC − 0.3
⎯
VCC + 0.3
V
MD 端子* 3
VIHX
X0, X1, X0A, X1A, INITX
⎯
0.8 VCC
⎯
⎯
V
VILS
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P60 ∼ P67, P70 ∼ P73,
P80 ∼ P87, P90 ∼ P97,
PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3, PD0 ∼ PD7,
PE0 ∼ PE7, PF0 ∼ PF7,
PG0 ∼ PG3
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.5 VCC
V
Automotive Level
入力端子* 1
VIL
P40, P43, P50, P53,
PE4 ∼ PE7
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.3 VCC
V
CMOS ヒステリシス
入力端子* 2
VILT
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P57, P60 ∼ P67,
PF0 ∼ PF7
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.8
V
TTL 入力端子* 4
VILM
MD0 ∼ MD2
⎯
VSS − 0.3
⎯
Vss + 0.3
V
MD 端子* 3
VILX
X0, X1, X0A, X1A, INITX
⎯
⎯
⎯
0.2 VCC
V
(続く)
54
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
ICCS
ICCL
ICCLS
VCC
⎯
85
105
mA
通常動作時
⎯
102
126
mA
通常動作時 MB91F224/S
( 目標値 )
⎯
135
155
mA
フラッシュメモリ書込み
時
⎯
162
186
mA
フラッシュメモリ書込み
時 MB91F224/S( 目標値 )
動作周波数
FCP = 32 MHz,
メイン SLEEP 時
⎯
40
70
mA
⎯
48
84
mA
動作周波数
FCP = 32 kHz,
TA =+ 25 °C
サブ RUN 時
⎯
200
450
μA
メイン発振 /
PLL 停止* 6
⎯
240
540
μA
メイン発振 /
PLL 停止* 6
MB91F224/S( 目標値 )
動作周波数
FCP = 32 kHz,
TA =+ 25 °C,
Vcc = 5 V,
サブ SLEEP 時
⎯
180
400
μA
メイン発振 /
PLL 停止* 6
⎯
216
480
μA
メイン発振 /
PLL 停止* 6
MB91F224/S( 目標値 )
⎯
10
150
μA
メイン発振 /PLL/
サブ発振停止* 7
⎯
12
180
μA
メイン発振 /PLL/
サブ発振停止* 7
MB91F224/S( 目標値 )
⎯
330
500
μA
PLL/ サブ発振停止* 7
⎯
396
600
μA
PLL/ サブ発振停止* 7
MB91F224/S( 目標値 )
⎯
40
180
μA
メイン発振 /
PLL 停止* 6
⎯
48
216
μA
メイン発振 /
PLL 停止* 6
MB91F224/S( 目標値 )
VCC = DVCC =
AVCC = 5.5 V
VSS < VI < VCC
−5
⎯
+5
μA
⎯
⎯
5
15
pF
サブクロック
周波数= 32 kHz,
TA =+ 25 °C,
VCC = 5 V
ストップ時
(Real Time Clock
ICTS32K
備考
最大
TA =+ 25 °C,
Vcc = 5 V,
ストップ時
(RTC 使用時* 8)
ICTS4M
単位
標準
TA =+ 25 °C,
Vcc = 5 V,
ストップ時
( 発振停止 )
ICCH
規格値
最小
動作周波数
FCP = 32 MHz,
メイン RUN 時
ICC
電源電流* 5
条件
MB91F224/S( 目標値 )
動作* 8)
入力リーク
電流
入力容量 1
IIL
CIN1
全入力端子
VCC, VSS,
DVCC, DVSS,
AVCC, AVSS,
PA0 ∼ PA3,
PB4 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3,
PE0 ∼ PE3
以外
(続く)
DS07–16806–5
55
MB91220 シリーズ
(続き)
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
条件
規格値
最小
標準
最大
単位
入力容量 2
CIN2
PA0 ∼ PA3,
PB4 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3,
PE0 ∼ PE3
プルアップ抵抗
RUP
INITX
出力 “H” 電圧 1
VOH1
PA0 ∼ PA3, PB4 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE3
以外
Vcc = 4.5 V
IOH =− 4.0 mA
VCC −
0.5
⎯
⎯
V
出力 “H” 電圧 2
VOH2
PA0 ∼ PA3, PB4 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE3
Vcc = 4.5 V
IOH =− 30.0 mA
VCC −
0.5
⎯
⎯
V
出力 “L” 電圧 1
VOL1
PA0 ∼ PA3, PB4 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE3
以外
Vcc = 4.5 V
IOL = 4.0 mA
⎯
⎯
0.4
V
出力 “L” 電圧 2
VOL2
PA0 ∼ PA3, PB4 ∼ PB7,
PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE3
Vcc = 4.5 V
IOL = 30.0 mA
⎯
⎯
0.55
V
⎯
⎯
15
45
pF
⎯
25
50
100
kΩ
備考
大電流出力
駆動能力
相間偏差 1
PWM1Pn, PWM1Mn,
ΔVOH2 PWM2Pn, PWM2Mn,
n=0∼3
Vcc = 4.5 V
IOH = 30.0 mA
VOH2 の最大偏差
0
⎯
90
mV
*9
大電流出力
駆動能力
相間偏差 2
PWM1Pn, PWM1Mn,
ΔVOL2 PWM2Pn, PWM2Mn,
n=0∼3
Vcc = 4.5 V
IOL = 30.0 mA
VOL2 の最大偏差
0
⎯
90
mV
*9
COM0 ∼ COM3
出力インピー
ダンス
RVCOM COM0 ∼ COM3
⎯
⎯
⎯
4.5
kΩ
SEG00 ∼ SEG31
出力インピー
ダンス
RVSEG SEG0 ∼ SEG31
⎯
⎯
⎯
30
kΩ
LCDC リーク
電流
ILCDC
TA =+ 25 °C
− 0.5
⎯
+ 0.5
μA
COM0 ∼ COM3
SEG0 ∼ SEG31
* 1: X0, X1, X0A, X1A, MD0, MD1, MD2, INITX 端子を除く全入力端子
* 2: COMS 入力は LIN-UART の SIN および I2C 入力端子で切換え可能です。入力レベル選択レジスタ (PILR) により
切換え可能です。
* 3: MD0, MD1, MD2
* 4: TTL 入力は , 外バス入力端子で選択可能です。パラレルライタモード時の入力端子でも選択されます。外バス用
入力端子 (P00 ∼ P17, P57) は , 入力レベル選択レジスタ (PILR) により切換え可能です。
* 5: 電源電流は , X1 端子から外部クロックを供給した場合の電流値です。
* 6: メインクロック動作モードからサブクロック動作 ( サブ RUN, サブ SLEEP, サブ RTC 動作 ) モードへ遷移させる場
合は , 発振制御レジスタ (OSCCR) のメイン発振停止ビット (OSCDS1) を “1” に設定し , クロックソースを原発振入
力の 1/2 に設定 , さらに PLL を停止した後に遷移させてください。
* 7: メインクロック動作モードからストップモードへ遷移させる場合は , クロックソースを原発振入力の 1/2 に設定し ,
PLL を停止させ , スタンバイ制御レジスタ (STCR) の OSDC1 ビットを “1” に設定 ( メイン発振停止 ) した後に遷移
させてください。但し , メインクロック RTC 動作をご使用の場合は , ストップモードへ遷移させる前に , クロック
ソースを原発振入力の 1/2 に設定 , PLL を停止させ , さらに基本クロック分周レジスタ 0,1 (DIVR0,1) により , CPU
クロック (CLKB), 周辺クロック (CLKP), 外部インタフェースクロック (CLKT) の各クロックを 8 分周以上の分周比
に設定してから , ストップモードへ遷移させてください。
* 8: Real Time Clock 動作は , 4 MHz のメイン発振 , もしくは , 32 kHz のサブクロック発振でのみ使用可能です。
* 9: ch.0 の PWM1P0/PWM1M0/PWM2P0/PWM2M0 を同時 ON した場合の各端子の VOH2/VOL2 の最大偏差で規定します。
ほかのチャネルも同様です。
56
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
4. フラッシュメモリ書込み / 消去特性
項目
条件
規格値
最小
標準
最大
単位
備考
セクタ消去時間
TA =+ 25 °C,
Vcc = 5.0 V
⎯
1
15
s
内部でのイレーズ前書込み時間
は除く
チップ消去時間
TA =+ 25 °C,
Vcc = 5.0 V
⎯
5
⎯
s
内部でのイレーズ前書込み時間
は除く
ハーフワード書込み
時間
TA =+ 25 °C,
Vcc = 5.0 V
⎯
16
3600
μs
システムレベルのオーバヘッド
時間は除く
チップ書込み時間
TA =+ 25 °C,
Vcc = 5.0 V
⎯
2.1
⎯
s
システムレベルのオーバヘッド
時間は除く
⎯
10000
⎯
⎯
cycle
平均 TA =+ 85 °C
10
⎯
⎯
year
消去 / 書込みサイクル
フラッシュメモリ
データ保持期間
*
*:テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウス式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ換算
しています ) 。
DS07–16806–5
57
MB91220 シリーズ
5. 交流規格
(1) クロックタイミング
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子
記号
FC
規格値
条件
単位
備考
最小
標準
最大
X0, X1
⎯
4
⎯
MHz
Fca
X0A, X1A
⎯
32.768
⎯
kHz
原発振クロック
サイクルタイム
tCYL
X0, X1
⎯
250
⎯
ns
入力クロックパルス幅
PWH,
PWL
X0
100
⎯
⎯
ns
デューティ比
40%∼ 60%を目安と
してください。
入力クロック
立上り , 立下り時間
tcr,
tcf
X0
⎯
⎯
5
ns
外部クロック時
内部動作クロック周波数
FCP
⎯
⎯
⎯
32
MHz
内部動作クロック
サイクルタイム
tCP
⎯
⎯
31.25
⎯
⎯
ns
CAN PLL ジッタ ( ロック時 )
tPJ
⎯
⎯
− 10
⎯
+ 10
ns
外部バス動作クロック
サイクルタイム
tCPT
―
―
125
―
1000
ns
原発振クロック周波数
⎯
⎯
FCP = 32 MHz
(4 MHz, 8 逓倍 )
TA :0 °C ∼+ 70 °C
限定
X0, X1 クロックタイミング
tCYL
0.8 VCC
X0
0.2 VCC
PWH
58
tcf
PWL
tcr
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
CAN PLL ジッタ
20000 サイクル内で 1 サイクル周期ごと , 理想クロックからのズレ時間を保証します。
PLL 出力
t1
t2
tn-1
t3
tn
理想クロック
遅い
t2
t1
ズレ時間
t3
tn-1
tn
早い
動作について
原発振 :X0/X1:4 MHz, PLL:8 逓倍 , 内部周波数:32 MHz
:X0A/X1A:32 kHz, PLL:逓倍なし , 内部周波数:32 kHz
でお使いください。なお , PLL 発振安定待ち時間> 500 μs 以上としてください。
発振回路例
X0
X1
R
C1
DS07–16806–5
C2
59
MB91220 シリーズ
交流規格は以下の測定基準電圧値で規定しています。
・入力信号波形
Automotive 入力端子
・出力信号波形
出力端子
0.8 VCC
2.4 V
0.5 VCC
0.8 V
COMS 入力端子
0.7 VCC
出力端子
0.3 VCC
C:50 pF
TTL 入力端子
2.0 V
0.8 V
60
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(2) リセット入力
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
条件
tINTL
INITX
⎯
規格値
最小
500
INITX 入力時間
単位
最大
*
振動子の発振時間 +
10 tcp + 12 μs
備考
⎯
ns
通常動作時
⎯
ms
ストップモード時
*:振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。水晶発振子は数 ms ∼数十 ms, セラミック発振子は数百 μs ∼
数 ms, 外部クロックは 0 ms となります。
tINTL
INITX
0.2 VCC
0.2 VCC
ストップモード時
tINTL
INITX
0.2 VCC
X0
0.2 VCC
振幅の 90%
内部動作
クロック
振動子の
発振時間
10 tcp + 12 μs
発振安定待ち時間
命令実行
内部リセット
DS07–16806–5
61
MB91220 シリーズ
【外部リセット入力規格 (INITX) と内部リセット信号解除のタイミングについて】
・ リセット回路の仕様では外部リセット入力が発生した際には , すべてのリセット信号を内部ロジックに伝達するため ,
内部リセット信号までに Max 256 tcp 費やします (32 MHz 動作にて Max 8 μs) 。
・ 命令実行開始 ( アプリケーションの動作開始 ) は外部リセット入力後以下のようなタイミング設定になります。
外部リセット入力ら命令開始までの時間 = Max 256 tcp + 61 tcp
・タイミングチャート
INITX
Min
内部リセット入力タイミング
10 tcp
内部リセット
61 tcp
Max 256 tcp
内部リセット解除タイミング
【外部バスモード時の端子状態について】
外部バスモード時には , 外部リセット (INITX = “0”) 入力時の RAM 値保持は保証されません。
外バスモード時には 「RAM
,
値保持が保証されない」と同時に以下のように内部リセット入力から解除までの間 , 各端子
に内部バスの値が出力される状態になります。
・タイミングチャート ( 外バスモード時の端子状態 1)
INITX
Min
10 tcp
内部リセット
61 tcp
Max 256 tcp
外バス端子状態
Hi-Z
リセット直前値
リセット初期値
Hi-Z を継続させるには以下のような外部リセット入力で回避できます。
・タイミングチャート ( 外バスモード時の端子状態 2)
INITX
256 tcp
内部リセット
61 tcp
Max 256 tcp
外バス端子状態
62
Hi-Z
リセット初期値
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(3) パワーオン , 電源投入条件
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, VSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
条件
tR
電源立上げ時間
VOFF
電源開始電圧
電源到達電圧
VON
電源切断時間
tOFF
⎯
VCC
規格値
単位
最小
最大
0.05
30
ms
⎯
0.2
V
3.5
⎯
V
50
⎯
ms
備考
電源投入までの待ち
時間
tR
3.5 V
0.2 V
VCC
0.2 V
0.2 V
tOFF
MB91220 シリーズ電源降下時および RAM 保持のための電源電圧と外部リセット入力について
シングルチップモード時の RAM データ保持規格として以下のリセット入力規格を満足するようにしてください。
Vcc (V)
電圧降下時間
外部リセット入力規格 (INITX)
4.0 V → 3.5 V 降下時
Min 256 tcp
Min 256 tcp
Vcc
4V
4V
3.5 V
3.5 V
INITX
256 tcp
RAM データ保持のためには , VCC = 3.5 V 以下に電圧降下する前に INITX を 256 tcp 以上入力してください。
DS07–16806–5
63
MB91220 シリーズ
(4) クロック出力タイミング
(VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
サイクル時間
tCYC
SYSCLK
SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓
tCHCL
SYSCLK
SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑
tCLCH
SYSCLK
条件
⎯
規格値
単位
備考
ns
*1
tCYC / 2 − 10 tCYC / 2 + 10
ns
*2
tCYC / 2 − 10 tCYC / 2 + 10
ns
*3
最小
最大
tCPT
⎯
tCYC
tCHCL
tCLCH
VOH
SYSCLK
VOH
VOL
* 1: tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。
* 2: 本規格はギア周期× 1 の場合の値です。
ギア周期 1/2, 1/4, 1/8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2, 1/4, 1/8 を代入して計算してください。
( 1 / 2 × 1 / n ) × tCYC − 10
* 3: 本規格はギア周期× 1 の場合の値です。
64
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(5) 通常バスアクセス リード / ライト動作
(VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA = 0 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子記号
tCSLCH
CS0X ∼ CS3X セットアップ
SYSCLK
tCSDLCH
CS0X ∼ CS3X ホールド
tASWL
tASRL
tCHAX
アドレスホールド
tWHAX
tRHAX
規格値
単位
最小
最大
AWRxL:
W02 = 0
3
⎯
ns
AWRxL:
W02 = 0
− 10
⎯
ns
3
tCYC / 2 + 25
ns
3
⎯
ns
3
⎯
ns
3
⎯
ns
3
tCYC / 2 + 25
ns
3
⎯
ns
3
⎯
ns
⎯
3 / 2 × tCYC
− 45
ns
⎯
8
ns
⎯
8
ns
tCYC − 5
⎯
ns
3
⎯
ns
⎯
8
ns
⎯
8
ns
⎯
tCYC − 30
ns
60
⎯
ns
0
⎯
ns
tCHCSH
tASCH
アドレスセットアップ
CS0X ∼ CS3X
条件
SYSCLK
A00 ∼ A15
WR0X, WR1X
A00 ∼ A15
RDX
A00 ∼ A15
SYSCLK
A00 ∼ A15
WR0X, WR1X
A00 ∼ A15
RDX
A00 ∼ A15
A00 ∼ A15
D00 ∼ D15
有効アドレス→
有効データ入力時間
tAVDV
WR0X, WR1X ↓遅延時間
tCHWL
WR0X, WR1X ↑遅延時間
tCHWH
SYSCLK
WR0X, WR1X
WR0X, WR1X 最小パルス幅
tWLWH
WR0X, WR1X
ライトデータホールド時間
tWHDX
RDX ↓遅延時間
tCHRL
RDX ↑遅延時間
tCHRH
RDX ↓→
有効データ入力時間
tRLDV
データセットアップ
→ RDX ↑時間
tDSRH
RDX ↑→
データホールド時間
tRHDX
RDX 最小パルス幅
tRLRH
RDX
tCYC − 5
⎯
ns
ASX セットアップ
tASLCH
3
⎯
ns
ASX ホールド
tCHASH
SYSCLK
ASX
3
tCYC / 2 + 25
ns
WR0X, WR1X,
D00 ∼ D15
SYSCLK
RDX
RDX
D00 ∼ D15
⎯
備考
* 1, * 2
*1
* 1: 自動ウエイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tCYC ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に追
加してください。
* 2: 本規格はギア周期× 1 の場合の値です。ギア周期 1/2 ∼ 1/16 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ
1/2 ∼ 1/16 を代入して計算してください。
・計算式:3/ (2n) × tCYC − 45
DS07–16806–5
65
MB91220 シリーズ
tCYC
VOH
VOH
VOH
VOH
SYSCLK
tASLCH
ASX
tCHASH
VOH
VOL
tCSLCH
tCSDLCH
CS0X ~ CS3X
tCHCSH
VOH
VOL
tASCH
A00 ~ A15
tCHAX
VOH
VOL
VOH
VOL
tCHRL
tCHRH
tRLRH
RDX
VOL
tRHAX
tASRL
tRLDV
tDSRH
tRHDX
tAVDV
D00 ~ D15
VOH
VOH
VOL
VOL
tCHWH
tCHWL
tWLWH
VOL
WR0X, WR1X
tASWL
VOH
tWHAX
tWHDX
D00 ~ D15
66
VOH
VOL
VOH
VOL
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(6) レディ入力タイミング
(VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA = 0 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子記号
RDY セットアップ時間
→ SYSCLK ↓
tRDYS
SYSCLK
RDY
SYSCLK ↑→
RDY ホールド時間
tRDYH
SYSCLK
RDY
規格値
条件
単位
最小
最大
52
─
ns
0
─
ns
─
tCYC
VoH
SYSCLK
VoL
tRDYS
RDY
ウェイトを
かけるとき
RDY
ウェイトを
かけないとき
DS07–16806–5
VoH
VoL
tRDYH
tRDYS
VoH
tRDYH
VoH
VoL
VoL
VoH
VoH
VoL
VoL
67
MB91220 シリーズ
(7) UART タイミング
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
シリアルクロック
サイクルタイム
記号
tSCYC
端子記号
条件
SCK0,
SCK3 ∼ SCK5
規格値
単位
最小
最大
8 tCP
⎯
ns
− 80
+ 80
ns
備考
SCK0,
SCK ↓→
SOT 遅延時間
tSLOV
SCK3 ∼ SCK5,
SOT0,
SOT3 ∼ SOT5
⎯
有効 SIN →
SCK ↑
tIVSH
SCK0,
100
⎯
ns
SCK ↑→
有効 SIN ホールド時間
tSHIX
SCK3 ∼ SCK5,
SIN0, SIN3 ∼ SIN5
60
⎯
ns
シリアルクロック
“H” パルス幅
tSHSL
4 tCP
⎯
ns
シリアルクロック
“L” パルス幅
tSLSH
4 tCP
⎯
ns
SCK ↓→
SOT 遅延時間
tSLOV
⎯
150
ns
有効 SIN →
SCK ↑
tIVSH
60
⎯
ns
SCK ↑→
有効 SIN ホールド時間
tSHIX
60
⎯
ns
SCK0,
SCK3 ∼ SCK5
SCK3 ∼ SCK5 ,
SOT3 ∼ SOT5
SCK3 ∼ SCK5 ,
SIN0, SIN3 ∼ SIN5
⎯
内部シフトクロックモード
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
外部シフトクロックモード
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
(注意事項)・上記規格は , クロック同期モード時の値です。
・CL は , テスト時の端子に接続される負荷容量値です。
68
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
・内部シフトクロックモード
tSCYC
2.4 V
SCK
0.8 V
0.8 V
tSLOV
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSH
SIN
tSHIX
0.8 Vcc
0.8 Vcc
0.5 Vcc
0.5 Vcc
・外部シフトクロックモード
tSLSH
tSHSL
0.8 Vcc
SCK
0.5 Vcc
0.8 Vcc
0.5 Vcc
tSLOV
SOT
2.4 V
0.8 V
tIVSH
SIN
DS07–16806–5
tSHIX
0.8 Vcc
0.8 Vcc
0.5 Vcc
0.5 Vcc
69
MB91220 シリーズ
(8) タイマ入力タイミング
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
条件
入力パルス幅
t TIWH,
t TIWL
TIN0 ∼ TIN2, PWC0
IN0 ∼ IN3
⎯
規格値
最小
最大
4 tCP
⎯
単位
ns
タイマ入力タイミング
tTIWL
tTIWH
0.8 Vcc
TIN0 ~ TIN2
IN0 ~ IN3
PWC0
0.8 Vcc
0.5 Vcc
0.5 Vcc
(9) トリガ入力タイミング
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
入力パルス幅
記号
端子記号
条件
tTRGH,
tTRGL
INT0 ∼ INT7,
ATGX, RX0, RX1
⎯
規格値
単位
最小
最大
5 tCP
⎯
ns
1
⎯
μs
備考
ストップモード時
タイマ入力タイミング
tTRGH
0.8 Vcc
INT0~INT7
ATGX
RX0, RX1
70
tTRGL
0.8 Vcc
0.5 Vcc
0.5 Vcc
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
6. A/D 変換部電気的特性
(1) 電気的特性
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
分解能
⎯
総合誤差
規格値
単位
備考
最小
標準
最大
⎯
⎯
⎯
10
bit
⎯
⎯
⎯
⎯
± 3.0
LSB
非直線性誤差
⎯
⎯
⎯
⎯
± 2.5
LSB
微分直線性誤差
⎯
⎯
⎯
⎯
± 1.9
LSB
ゼロトランジション電圧
VOT
AN0 ∼ AN23
AVSS −
1.5 LSB
AVSS +
0.5 LSB
AVSS +
2.5 LSB
V
AVRH −
3.5 LSB
AVRH −
1.5 LSB
AVRH +
0.5 LSB
V
600
⎯
⎯
ns
AVCC ≧ 4.5 V*1
1200
⎯
⎯
ns
4.0 V ≦ AVCC < 4.5 V*2
990
⎯
⎯
ns
AVCC ≧ 4.5 V*1
1980
⎯
⎯
ns
4.0 V ≦ AVCC < 4.5 V*2
tSMP + tCMP
1 LSB =
(AVRH − AVSS) /1024
フルスケール
トランジション電圧
VFST
AN0 ∼ AN23
サンプリング時間
tSMP
⎯
コンペア時間
tCMP
A/D 変換時間
tCNV
⎯
3
⎯
⎯
μs
アナログポート入力電流
IAIN
AN0 ∼ AN23
⎯
⎯
10
μA
アナログ入力電圧
VAIN
AN0 ∼ AN23
0
⎯
AVRH
V
AVR +
AVRH
4.0
⎯
AVcc
V
⎯
2.4
4.7
mA
⎯
⎯
5
μA
*3
基準電圧
IA
電源電流
基準電圧供給電流
チャネル間ばらつき
IAH
⎯
AVCC
AVCC ≦ VAIN ≦ AVSS
IR
AVRH
⎯
500
900
μA
VAVRH = 5.0 V
IRH
AVRH
⎯
⎯
5
μA
*3
⎯
AN0 ∼ AN23
⎯
⎯
5
LSB
* 1: 外部アナログ信号源の出力インピーダンスが , 2.74 kΩ 以下であることを想定しています。出力インピーダンスが
大きい場合は , サンプリング時間を長くとる必要があります ( 注意事項を参照 ) 。
実際のご使用にあたりましては , tCNV ≦ tSMP + tCMP となるようにしてください。
* 2: 外部アナログ信号源の出力インピーダンスが , 0.7 kΩ 以下であることを想定しています。出力インピーダンスが大
きい場合は , サンプリング時間を長くとる必要があります ( 注意事項を参照 ) 。
実際のご使用にあたりましては , tCNV ≦ tSMP + tCMP となるようにしてください。
* 3: A/D コンバータが非動作時で , かつ , CPU ストップ時の電源電流 (VCC = AVCC = AVRH = 5.0 V 時 ) を規定します。
DS07–16806–5
71
MB91220 シリーズ
・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について
サンプル & ホールド付き A/D コンバータです。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合
には , 内部サンプル & ホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。し
たがって , A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリング
時間を最小値より長くなるように, レジスタ値と動作周波数を調整するか, 外部インピーダンスを下げてご使用ください。
また , サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 μF 程度のコンデンサを接続してくださ
い。
・アナログ入力等価回路模型図
R
アナログ入力
コンパレータ
C
サンプリング時 ON
( 注意事項 ) 数値は参考値です。
72
R
C
3.95 kΩ ( 最大 )
17 pF ( 最大 )
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係
・4.5 V ≦ AVCC ≦ 5.5 V 時
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ)
100
20
90
18
80
外部インピーダンス [kΩ]
外部インピーダンス [kΩ]
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ)
70
60
50
40
30
20
10
0
16
14
12
10
8
6
4
2
0
0
5
10
15
0
1
2
3
最小サンプリング時間 [μs]
最小サンプリング時間 [μs]
・4.0 V ≦ AVCC < 4.5 V 時
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ)
100
20
90
18
80
16
外部インピーダンス [kΩ]
外部インピーダンス [kΩ]
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ)
70
60
50
40
30
20
10
0
0
5
10
14
12
10
8
6
4
2
0
15
最小サンプリング時間 [μs]
0
1
2
3
4
最小サンプリング時間 [μs]
・リファレンス電源(AVRH 端子)に発生するノイズ対策について
リファレンス電源(AVRH 端子)には数 μF のバイパスコンデンサを挿入することを推奨します。
・誤差について
|AVRH-AVSS| が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。
・その他
外部回路と入力端子間に直流阻止用のコンデンサを挿入する場合は , チップ内部のサンプリング容量 CSH との容量分圧
による影響を抑制するために , CSH の数千倍を目安に容量値を選定してください。
DS07–16806–5
73
MB91220 シリーズ
アナログ入力の等価回路
マイクロコントローラ内部回路
入力端子 AN0
RSH
rs
CSH
コンパレータ
入力端子 AN7
Vs
S/H 回路
外部回路
アナログ・チャネル・セレクタ
<各素子パラメータの推奨参考値>
rS = 5 kΩ 以下
RSH =約 2.5 kΩ
CSH =約 10 pF
( 注意事項 ) 各素子のパラメータは , 設計の推奨参考値です。動作保証するものではありません。
74
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
(2) 用語の定義
・ 分解能
A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化を表します。
10 ビットならば , アナログ電圧を 210 = 1024 の部分に分解することができます。
・ 総合誤差
実際の値と理論値との差を表し , オフセット誤差 , ゲイン誤差 , 非直線性誤差および雑音に起因する誤差の総量です。
・ 直線性誤差
デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点
(“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と実際の変換特性との偏差を表します。
・ 微分直線性誤差
出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差を表します。
総合誤差
3FFH
3FEH
0.5 LSB
実際の変換特性
デジタル出力
3FDH
{1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB}
004H
VNT
( 実測値 )
003H
実際の
変換特性
002H
理想特性
001H
0.5 LSB
AVSS
AVRH
アナログ入力
デジタル出力 “N” の総合誤差=
1 LSB ( 理想値 ) =
VNT − {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB}
1 LSB
AVRH − AVSS
[V]
1024
[LSB]
VOT ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB [V]
VFST ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB [V]
VNT:デジタル出力が (N − 1) から N に遷移する電圧
(続く)
DS07–16806–5
75
MB91220 シリーズ
(続き)
直線性誤差
微分直線性誤差
3FFH
理想特性
実際の変換特性
3FDH
デジタル出力
N+1
{1 LSB × (N − 1)
+ VOT }
実際の変換特性
VFST
( 実測値 )
004H
VNT
( 実測値 )
003H
実際の変換特性
デジタル出力
3FEH
N
V (N + 1) T
( 実測値 )
N−1
VNT ( 実測値 )
002H
理想特性
001H
実際の変換特性
N−2
VOT ( 実測値 )
AVSS
AVRH
AVSS
AVRH
アナログ入力
アナログ入力
デジタル出力 N の直線性誤差=
デジタル出力 N の微分直線性誤差=
1 LSB =
VNT − {1 LSB × (N − 1) + VOT}
1 LSB
V (N+1) T − VNT
− 1 LSB [LSB]
1 LSB
VFST − VOT
1022
[LSB]
[V]
N :A/D コンバータデジタル出力値
VOT :デジタル出力が “000H” から “001H” に遷移する電圧
VFST :デジタル出力が “3FEH” から “3FFH” に遷移する電圧
76
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
7. D/A 変換部電気的特性
(1) 電気的特性
(TA:− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
端子記号
分解能
⎯
微分直線性誤差
変換時間
基準電圧供給電流
アナログ出力インピーダンス
DS07–16806–5
規格値
単位
備考
最小
標準
最大
⎯
⎯
⎯
8
bit
⎯
⎯
⎯
⎯
±3
LSB
⎯
⎯
⎯
0.45
⎯
μs
負荷容量 20 pF 時
⎯
⎯
⎯
2.00
⎯
μs
負荷容量 100 pF 時
IDVR
AVCC
⎯
162
920
μA
TA =+ 25 °C
IDVRS
AVCC
⎯
⎯
0.1
μA
パワーダウン時
⎯
⎯
2.0
3.0
3.9
kΩ
77
MB91220 シリーズ
■ オーダ型格
型格
パッケージ
備考
セラミック・PGA, 401 ピン
(PGA-401C-A02)
評価用品
MB91F223PFV-GSE1
プラスチック・LQFP, 144 ピン
(FPT-144P-M08)
サブクロックサポート品
MB91F223SPFV-GSE1
プラスチック・LQFP, 144 ピン
(FPT-144P-M08)
サブクロック未サポート品
MB91F224PFV-GSE1
プラスチック・LQFP, 144 ピン
(FPT-144P-M08)
サブクロックサポート品
MB91F224SPFV-GSE1
プラスチック・LQFP, 144 ピン
(FPT-144P-M08)
サブクロック未サポート品
MB91V220CR-ES
78
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・LQFP, 144 ピン
(FPT-144P-M08)
プラスチック・LQFP, 144 ピン
(FPT-144P-M08)
リードピッチ
0.50mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
20.0 × 20.0mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70mm MAX
質量
1.20g
コード(参考)
P-LFQFP144-20×20-0.50
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。レジン残りは、片側 +0.25(.010)MAX
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
22.00±0.20(.866±.008)SQ
* 20.00±0.10(.787±.004)SQ
108
0.145±0.055
(.006±.002)
73
109
72
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
1.50 –0.10
+.008
.059 –.004
0˚~8˚
INDEX
144
37
"A"
LEAD No.
1
36
0.50(.020)
0.22±0.05
(.009±.002)
0.08(.003)
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
0.25(.010)
M
©2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F144019S-c-4-7
C
0.50±0.20
(.020±.008)
0.60±0.15
(.024±.006)
(Mounting height)
2003 FUJITSU LIMITED F144019S-c-4-6
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
DS07–16806–5
79
MB91220 シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
場所
■ 端子配列図
4
変更箇所
端子番号 140, 141 に対して , 以下の注記を追加
「*:PD4 と PD5 については , PFRD/EPFRD レジスタにて同じ端子機能を選択し
てください。
PD4 を COM 機能として使用する場合は , PD5 も COM 機能として使用してくだ
さい。
PD4 をポート機能として使用する場合は , PD5 もポート機能として使用してくだ
さい。
PD4 を PPG 機能として使用する場合は , PD5 も PPG 機能として使用してくださ
い。」
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
80
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
MEMO
DS07–16806–5
81
MB91220 シリーズ
MEMO
82
DS07–16806–5
MB91220 シリーズ
MEMO
DS07–16806–5
83
MB91220 シリーズ
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fml/
お問い合わせ先
富士通エレクトロニクス株式会社
〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fei/
電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで ,
0120-198-610
受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます )
携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。
※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。
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伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
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をおとりください。
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