決算短信

2016年4月28日
株式会社リコー
2016年3月期
決算のお知らせ
自 2015年4月1日
至 2016年3月31日
【連結決算概要】
(1)2016年3月期実績及び2017年3月期見通し
前連結会計年度
自 2014年4月1日
至 2015年3月31日
億円
(
国
(
海
内
)
売
)
売
上
2017年3月期
通期見通し
当連結会計年度
自 2015年4月1日
至 2016年3月31日
億円
増減
自 2016年4月1日
至 2017年3月31日
%
億円
前期比
増 減
%
高
7,595
7,615
+ 0.3
7,680
+ 0.8
△ 3.1
高
13,918
14,474
+ 4.0
14,020
売
上
高
合
計
21,514
22,090
+ 2.7
21,700
△ 1.8
売
上
総
利
益
9,069
8,819
△ 2.8
8,520
△ 3.4
益
1,157
1,022
△ 11.6
770
△ 24.7
益
1,122
956
△ 14.8
720
△ 24.8
親会社の所有者に帰属する
当
期
利
益
685
629
△ 8.1
440
△ 30.1
円
円
円
円
円
為 替 レ ー ト ( U S $ )
109.89
120.12
+ 10.23
110.00
△ 10.12
為 替 レ ート ( E U R O )
138.85
132.68
△ 6.17
125.00
△ 7.68
円
円
円
円
円
り
益
94.58
86.87
△ 7.71
60.70
△ 26.17
希
薄
化
後
1 株 当 た り 当 期 利 益
―
―
―
―
―
親 会 社 所 有 者 帰 属 持 分
当
期
利
益
率
6.5%
5.8%
△ 0.7
―
―
資 産 合 計 税 引 前 利 益 率
4.2%
3.5%
△ 0.7
―
―
売
率
5.4%
4.6%
△ 0.8
3.5%
△ 1.1
億円
億円
億円
計
27,302
27,764
+ 462
―
―
親会社の所有者に帰属する持分
10,841
10,778
△ 63
―
―
債
7,905
8,528
+ 622
―
―
親会社所有者帰属持分比率
39.7%
38.8%
△ 0.9
―
―
円
円
円
1,495.61
1,486.87
△ 8.74
―
―
億円
億円
億円
1,025
△ 1,434
299
1,377
998
△ 1,041
426
1,675
△ 26
+ 393
+ 127
+ 298
―
―
―
―
―
―
―
―
億円
億円
億円
億円
億円
759
709
1,187
837
687
1,185
+ 78
△ 21
△ 1
900
740
1,285
+ 62
+ 52
+ 99
―
―
―
―
外
営
業
税
基
当
利
引
本
前
的 1
期
上
高
資
営
利
株
当
利
業
産
有
上
た
利
益
合
利
子
負
1 株当 たり 親会 社所 有者 帰属 持分
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物期末残高
設
備
減
研
投
価
究
償
開
資
却
発
費
投
資
従
業
員
数
(
国
内
)
従
業
員
数
(
海
外
)
千人
千人
千人
36.4
73.6
35.8
73.6
△ 0.6
+ 0.0
(注)当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及適
用した数値で表示しております。
(注)本資料に記載されているリコーの計画・見通しのうち歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これらは現時点で入
手可能な情報から得られたリコーの経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素により、これらの業績見通
しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。
(2)2016年3月期第4四半期連結会計期間実績
前第4四半期
連結会計期間
当第4四半期
連結会計期間
自 2015年1月1日
至 2015年3月31日
億円
(
国
(
海
内
)
売
)
売
自 2016年1月1日
至 2016年3月31日
億円
増減
%
上
高
2,069
2,124
+ 2.6
上
高
3,729
3,527
△ 5.4
売
上
高
合
計
5,799
5,651
△ 2.5
売
上
総
利
益
2,277
2,092
△ 8.1
外
益
296
168
△ 43.3
税 引 前 四 半 期 利 益
274
145
△ 47.1
親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 四 半 期 利 益
162
115
△ 28.7
円
円
円
為 替 レ ー ト ( U S $ )
119.21
115.44
△ 3.77
為替レート(EURO)
134.56
127.40
△ 7.16
円
円
円
基 本 的 1 株 当 た り
四
半
期
利
益
22.36
15.95
△ 6.41
希
薄
化
後
1 株 当 た り 四 半 期 利 益
―
―
―
親 会 社 所 有 者 帰 属 持 分
半
期
利
益
率
四
1.5%
1.1%
△ 0.4
資産合計税引前四半期利益率
1.0%
0.5%
△ 0.5
売 上 高 営 業 利 益 率
5.1%
3.0%
△ 2.1
億円
億円
億円
資
210
221
+ 11
費
175
319
162
△ 13
320
+ 1
営
業
設
減
研
利
備
価
究
投
償
開
却
発
投
資
平成28年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
平成28年4月28日
上 場 会 社 名
株式会社リコー
上場取引所
東 名 札 福
コ ー ド 番 号
7752
URL http://jp.ricoh.com/IR/
代
表
者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) 三浦 善司
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 財務担当
(氏名) 山中 行彦
(TEL)03-6278-5241 (直通)
定時株主総会開催予定日
平成28年6月17日
配当支払開始予定日
平成28年6月20日
有価証券報告書提出予定日
平成28年6月23日
決算補足説明資料作成の有無
決算説明会開催の有無
:
:
有
有
(百万円未満四捨五入)
1.平成28年3月期の連結業績(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
(1)連結経営成績
(%表示は対前期増減率)
売上高
百万円
28年3月期 2,209,028
27年3月期 2,151,404
営業利益
%
百万円
親会社の所有者に
当期利益
帰属する当期利益
百万円
%
百万円
%
税引前利益
%
百万円
%
2.7 102,295 △11.6 95,684 △14.8
2.0 115,765 △3.8 112,297 △4.9
67,306 △8.7
73,699 △6.1
62,975 △8.1
68,562 △5.8
当期包括利益
合計額
百万円
%
21,628 △74.5
84,942 △41.5
基本的1株当たり
当期利益
希薄化後
親会社所有者帰属持分
1株当たり当期利益
当期利益率
円 銭
円 銭
資産合計
税引前利益率
%
売上高
営業利益率
%
%
28年3月期
86.87
―
5.8
3.5
4.6
27年3月期
94.58
―
6.5
4.2
5.4
(参考) 持分法による投資損益
28年3月期
55 百万円
27年3月期
△50 百万円
(注)「基本的1株当たり当期利益」及び「希薄化後1株当たり当期利益」は、「親会社の所有者に帰属する当期利
益」を基に算定しております。
(2)連結財政状態
資産合計
28年3月期
27年3月期
親会社の所有者に
帰属する持分
資本合計
親会社所有者
帰属持分比率
1株当たり親会社
所有者帰属持分
百万円
百万円
百万円
%
円 銭
2,776,461
2,730,207
1,147,764
1,154,312
1,077,813
1,084,167
38.8
39.7
1,486.87
1,495.61
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
28年3月期
27年3月期
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
期末残高
百万円
百万円
百万円
百万円
99,858
102,544
△104,138
△143,457
42,669
29,936
167,547
137,722
2.配当の状況
年間配当金
期末
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末
合計
配当金総額
(合計)
円 銭
円 銭
円 銭
円 銭
円 銭
百万円
27年3月期
28年3月期
29年3月期(予想)
―
―
―
17.00
17.50
22.50
―
―
―
17.00
17.50
22.50
34.00
35.00
45.00
24,647
25,371
親会社所有者
帰属持分配当率
(連結)
%
%
配当性向
(連結)
35.9
40.3
74.1
2.3
2.3
(注)平成29年3月期(予想)配当金の内訳 普通配当 35円00銭 記念配当 10円00銭(創業80周年記念配当)
3.平成29年3月期の連結業績予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高
営業利益
百万円
%
第2四半期(累計) 1,044,000
通 期
2,170,000
△4.7
△1.8
百万円
%
親会社の所有者に
帰属する当期利益
百万円
%
基本的1株当たり
当期利益
円 銭
34,000 △36.5
72,000 △24.8
21,000 △39.2
44,000 △30.1
28.97
60.70
税引前利益
%
36,000 △35.8
77,000 △24.7
百万円
※
注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規
―社 (社名)
、除外
―社 (社名)
: 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
①
②
③
IFRSにより要求される会計方針の変更
①以外の会計方針の変更
会計上の見積りの変更
: 有
: 無
: 無
(3)発行済株式数(普通株式)
①
②
③
期末発行済株式数(自己株式を含む)
期末自己株式数
期中平均株式数
28年3月期
744,912,078 株
27年3月期
28年3月期
20,023,429 株
27年3月期
744,912,078 株
20,011,200 株
28年3月期
724,894,027 株
27年3月期
724,908,100 株
(参考)
個別業績の概要
1.平成28年3月期の個別業績(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
(1)個別経営成績
(%表示は対前期増減率)
売上高
28年3月期
27年3月期
営業利益
経常利益
当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
903,016
923,482
△ 2.2
0.5
△ 12,464
18,093
―
217.3
△ 1,681
49,168
―
42.1
7,105
40,025
△ 82.2
203.9
1株当たり当期純利益
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
円 銭
円 銭
9.80
55.21
―
―
28年3月期
27年3月期
(2)個別財政状態
総資産
28年3月期
27年3月期
(参考) 自己資本
純資産
百万円
1,087,064
1,058,962
28年3月期
自己資本比率
百万円
572,562
593,174
572,562 百万円
1株当たり純資産
%
52.7
56.0
27年3月期 593,174 百万円
円 銭
789.86
818.28
※
監査手続の実施状況に関する表示
この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、財務諸表に対する監査手続が実施中
です。
※
業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提条件その他の関連する事項については、【添付資料】P.6「②次期の見通し」をご覧ください。
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
【添付資料の目次】
1.経営成績 ………………………………………………………………………………………………P.2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………P.2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………P.7
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………P.8
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………P.8
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………P.9
3.経営方針 ………………………………………………………………………………………………P.11
(1)経営の基本方針 …………………………………………………………………………………P.11
(2)中長期的な経営戦略 ……………………………………………………………………………P.11
(3)対処すべき課題 …………………………………………………………………………………P.12
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………P.13
5.連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………P.14
(1)連結財政状態計算書 ……………………………………………………………………………P.14
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………P.15
(3)連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………………P.20
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………P.22
(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………P.23
(6)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 …………………………………P.23
(7)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………P.24
①セグメント情報 ………………………………………………………………………………P.24
②1株当たり情報 ………………………………………………………………………………P.28
③重要な後発事象 ………………………………………………………………………………P.28
6.その他 …………………………………………………………………………………………………P.29
役員の異動 ……………………………………………………………………………………………P.29
決算補足資料 ………………………………………………………………………………………………P.32
1
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
1.経営成績
(1)経営成績に関する分析
①当期の経営成績
■全般の状況
当連結会計年度の連結売上高は、前連結会計年度に比べ 2.7%増加し、22,090億円となりました。
なお、当連結会計年度の為替レートは、対米ドルが 120.12円(前連結会計年度に比べ 10.23円の円安)、対ユー
ロが 132.68円(同 6.17円の円高)となりました。為替変動による影響を除いた試算では、連結売上高は前連結会
計年度に比べ 1.0%の増加となります。
国内の経済は企業収益や雇用情勢の改善がみられたものの、年初からの円高、株安等の影響により先行き不透明
な状況となっております。そのような状況の中、国内の売上高については、衣料事業の売却影響等によりその他分
野が減少したものの、ネットワークシステムソリューションが伸長したこと等により画像&ソリューション分野及
び産業分野が増加しました。結果として、国内売上高全体で前連結会計年度に比べ 0.3%の増加となりました。
海外の経済は、米国が引き続き緩やかな景気拡大を続けているものの、欧州の地政学的リスクの高まりに加え、
中国をはじめとする新興国経済が減速し、その影響が先進国経済にも波及する先行き不透明な状況となっていま
す。そのような状況の中、当連結会計年度の海外売上高については、MFPのカラー機が伸張したことに加え、対米ド
ルでの円安や事業買収の影響が寄与しました。米州においては 7.0%の増加(為替影響を除くと 2.1%の減少)、
欧州・中東・アフリカにおいては 0.3%の減少(同 4.3%の増加)、中華圏・アジア等のその他地域においては
5.6%の増加(同 5.1%の増加)となりました。以上の結果、海外売上高全体では前連結会計年度に比べ 4.0%の増
加となりました。なお、為替変動による影響を除いた試算では、海外売上高は前連結会計年度に比べ 1.4%の増加
となります。
売上総利益は、売上高は増加したものの、市場環境の悪化や競争激化による単価下落の影響等により、前連結会
計年度に比べ 2.8%減少し 8,819億円となりました。
販売費及び一般管理費は、構造改革活動の成果はあったものの、対米ドルでの円安や買収の影響等により、前連
結会計年度に比べ 0.7%増加し 7,994億円となりました。
その他の収益は、国内販売拠点をはじめとした拠点再配置等、構造改革活動により生じた営業所・遊休地等の売
却益及びその他収益が含まれております。
以上の結果、営業利益は前連結会計年度に比べ 11.6%減少し 1,022億円となりました。
金融損益は、前連結会計年度に比べ為替差損が増加しました。
税引前当期利益は前連結会計年度に比べ 14.8%減少し 956億円となりました。
以上の結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度に比べ 8.1%減少し 629億円となりまし
た。
当期包括利益は、在外営業活動体の換算差額の減少により、前連結会計年度に比べ大幅に減少し 216億円となり
ました。
2
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
■製品別売上高
【画像&ソリューション分野】
画像&ソリューション分野はオフィスイメージング、プロダクションプリンティング及びネットワークシステ
ムソリューションから構成されております。画像&ソリューション分野全体の売上高は、前連結会計年度に比べ
3.0%増加し 19,745億円となりました。
<オフィスイメージング>
オフィスイメージングの売上高は、前連結会計年度に比べ 0.5%減少し 14,320億円となりました。対米ド
ルでの円安の影響に加え、MFPのカラー機が国内外共に伸張したものの、市場環境の悪化や競争激化の影響等
により、売上高が減少しました。
<プロダクションプリンティング>
プロダクションプリンティングの売上高は、前連結会計年度に比べ 16.6%増加し 2,238億円となりまし
た。カットシートのカラー機が欧州を中心に国内外共に伸長しました。併せて関連消耗品やサービス等の売上
高も増加しました。
<ネットワークシステムソリューション>
ネットワークシステムソリューションの売上高は、前連結会計年度に比べ、11.8%増加し 3,186億円となり
ました。国内においてPC買替需要減少の影響はありましたが、ソリューション商材が伸長すると共に、海外に
おける買収効果が寄与し、売上高が増加しました。
【産業分野】
産業分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 6.5%増加し 1,254億円となりました。サーマル事業やインクジ
ェット事業の売上高が前連結会計年度に比べ増加しました。
【その他分野】
その他分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 6.8%減少し 1,090億円となりました。衣料事業の売却影響に
加え、カメラ事業の売上高が前連結会計年度に比べ減少しました。
3
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
■地域別の売上高の状況
【国内】
国内の経済は企業収益や雇用情勢の改善がみられたものの、年初からの円高、株安等の影響により先行き不透
明な状況となっております。
そのような状況の中、国内の売上高については、衣料事業の売却影響等によりその他分野が減少したものの、
ネットワークシステムソリューションにおけるソリューション商材やプロダクションプリンティングのカットシ
ートが伸長したこと等により画像&ソリューション分野及び産業分野が増加しました。結果として、国内全体の
売上高は前連結会計年度に比べ 0.3%増加し 7,615億円となりました。
【米州】
米州においては着実な雇用の改善や個人消費の増加等、堅調な景気回復基調が続きました。
そのような状況の中、対米ドルでの円安や買収の影響に加え、カットシートのカラー機及びアフターセールス
を中心としたプロダクションプリンティングの伸長により売上高が増加しました。結果として、米州全体の売上
高は前連結会計年度に比べ 7.0%増加し 6,937億円となりました。なお、為替影響を除く試算では、前連結会計
年度に比べ 2.1%の減少となります。
【欧州・中東・アフリカ】
欧州・中東・アフリカでは、売上高の大部分を占める欧州において景気持ち直しの動きが見られるものの、地
政学的リスクの高まり等により先行き不透明な状態が継続しています。
そのような状況の中、カットシートのカラー機及びアフターセールスを中心としたプロダクションプリンティ
ングや、買収影響等によるネットワークシステムソリューションの伸長はあったものの、対ユーロでの円高の影
響により売上高が減少しました。結果として、欧州・中東・アフリカ全体の売上高は前連結会計年度に比べ
0.3%減少し 5,310億円となりました。なお、為替影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 4.3%の増加と
なります。
【その他地域】
その他地域には、中国、アジア、オセアニアが含まれています。中国をはじめとする新興国経済が減速し、そ
の影響が先進国経済にも波及する状況となりました。
そのような状況の中、買収影響等によりネットワークシステムソリューションが伸長し、売上高が増加しまし
た。結果として、その他地域全体の売上高は、前連結会計年度と比べ 5.6%増加し 2,226億円となりました。な
お、為替の影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 5.1%の増加となります。
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㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
■連結セグメント情報
【事業の種類別セグメント】
<画像&ソリューション分野>
画像&ソリューション分野では、国内のネットワークシステムソリューションにおいてPC買替需要減少の影響
はあったものの、対米ドルでの円安影響に加え、MFPやプロダクションプリンティングのカットシートにおける
カラー機が伸長しました。結果として、売上高は前連結会計年度に比べ 3.0%増加し 19,745億円となりまし
た。
営業利益については、売上高の増加や構造改革活動の成果があったものの、市場環境の悪化や競争激化の影響
等により、結果として、前連結会計年度に比べ14.2%減少し 1,477億円となりました。
<産業分野>
産業分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 5.1%増加し 1,380億円となりました。サーマル事業やインクジ
ェット事業が国内外共に伸長したことにより、売上高が増加しました。
営業利益については、売上高の増加により、前連結会計年度に比べ72.2%増加し 110億円となりました。
<その他分野>
その他分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 6.8%減少し 1,090億円となりました。衣料事業の売却影響に
加え、市場環境の悪化に伴いカメラ事業の売上高が減少しました。
営業利益については、ファイナンス事業の増益等により大幅に増加し 14億円となりました。(前連結会計年
度 営業損失 30億円)
【所在地別セグメント】
<日本>
MFPやプロダクションプリンティングのカットシートにおけるカラー機が伸長したものの、衣料事業の売却影
響に加え、競争激化等に伴い海外市場向けの輸出販売が減少しました。結果として、日本セグメントの売上高は
前連結会計年度に比べ 1.3%減少し 12,589億円となりました。
営業利益については、構造改革活動の成果はあったものの、売上高の減少により、前連結会計年度に比べ
40.0%減少し 310億円となりました。
<米州>
対米ドルでの円安や買収の影響に加え、プロダクションプリンティングのカットシートにおけるカラー機やア
フターセールスの伸長により、売上高が増加しました。結果として、米州セグメントの売上高は前連結会計年度
に比べ 6.7%増加し 6,999億円となりました。
営業利益については、売上高の増加はあったものの、市場環境の悪化や競争激化による単価下落の影響によ
り、前連結会計年度に比べ 6.4%減少し 184億円となりました。
<欧州・中東・アフリカ>
カットシートのカラー機及びアフターセールスを中心としたプロダクションプリンティングや、買収影響等に
よるネットワークシステムソリューションの伸長はあったものの、対ユーロでの円高の影響により、欧州・中
東・アフリカセグメントの売上高は前連結会計年度に比べ 0.4%減少し 5,272億円となりました。
営業利益については、売上高の減少はあったものの、構造改革活動の効果等が寄与し、前連結会計年度に比べ
13.8%増加し 242億円となりました。
<その他地域>
買収等も含め新興国を中心に継続した販売力強化を進めた結果、その他地域セグメントの売上高は前連結会計
年度に比べ 2.9%増加し 4,713億円となりました。
営業利益については、前連結会計年度に比べ 1.8%減少し 286億円となりました。
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②次期の見通し
経済の見通しと当社グループの2017年3月期施策
世界経済は、米国が引き続き緩やかな景気拡大を続けているものの、中国をはじめとする新興国経済の減速影響
が先進国に及び、金融市場の動揺や資源価格の下落も続く等、先行き不透明な状況となっております。
当社グループでは、次期において、販売競争力及び収益力の強化、新たな事業の柱の構築、並びに構造改革の効
果が寄与し、安定した業績を達成することができると見通しております。
また、長期的発展を確実とするため、グループ総力をあげて次の課題に取り組んでまいります。
1. オフィスイメージングでの収益力の強化と成長
2. 新たな事業の柱の構築による成長
次期の業績見通しについては、下記を予定しております。
想定為替レート
US$
1=
EURO 1=
110円00銭
125円00銭
(当期120円12銭)
(当期132円68銭)
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
自
至
通期見通し
2016年4月1日
2017年3月31日
増減
(国内)売上高
7,615
億円
7,680
億円
0.8%
(増)
(海外)売上高
14,474
億円
14,020
億円
3.1%
(減)
売上高合計
22,090
億円
21,700
億円
1.8%
(減)
売上総利益
8,819
億円
8,520
億円
3.4%
(減)
営業利益
1,022
億円
770
億円
24.7%
(減)
956
億円
720
億円
24.8%
(減)
629
億円
440
億円
30.1%
(減)
税引前利益
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に
基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能
性があります。実際の業績等に影響を与える可能性のある重要な要因には、当社グループを取り巻く日本、米州、欧州・中東・アフリ
カ、中華圏・アジア等の経済情勢や市場の動向、為替レート等が含まれます。なお、業績に影響を与える要因はこれらに限定されるも
のではありません。
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(2)財政状態に関する分析
①資産、負債及び資本の状況
前連結会計年度
(2015年3月31日)
当連結会計年度
(2016年3月31日)
増減
資産合計
27,302 億円
27,764 億円
462 億円
資本合計
11,543 億円
11,477 億円
△65 億円
親会社の所有者に帰属する持分
10,841 億円
10,778 億円
△63 億円
39.7 %
38.8 %
△0.9 ポイント
親会社所有者帰属持分比率
資産の部においては、「その他の金融資産」がリース債権の増加等により前連結会計年度末に比べ増加しまし
た。結果として、資産合計は前連結会計年度末に比べて 462億円増加し 27,764億円となりました。
負債の部では、リース債権の増加等に伴う運転資本需要等により「社債及び借入金」が前連結会計年度末に比べ
増加しました。負債合計は前連結会計年度末に比べ 528億円増加し 16,286億円となりました。
資本の部では、「その他の資本の構成要素」が前連結会計年度末に比べ減少しました。結果として、資本合計は
前連結会計年度末に比べ 65億円減少し 11,477億円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
自
至
自
至
増減
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,025 億円
998 億円
△26 億円
投資活動によるキャッシュ・フロー
△1,434 億円
△1,041 億円
393 億円
財務活動によるキャッシュ・フロー
299 億円
426 億円
127 億円
1,377 億円
1,675 億円
298 億円
現金及び現金同等物期末残高
営業活動によるキャッシュ・フローの収入は、「当期利益」の減少等に伴い、前連結会計年度に比べ 26億円減少
し 998億円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローの支出は、「有形固定資産の売却」の増加等に伴い、前連結会計年度に比べ
393億円減少し 1,041億円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローの収入は、「長期借入債務の返済」の減少等により、前連結会計年度に比べ
127億円増加し 426億円となりました。
以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 298億円増加し 1,675億
円となりました。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2014年3月期
2015年3月期
2016年3月期
親会社所有者帰属持分比率
時価ベースの
親会社所有者帰属持分比率
債務償還年数
39.6%
39.7%
38.8%
33.2%
34.7%
29.9%
4.9年
7.7年
8.5年
インタレスト・カバレッジ・レシオ
19.7倍
14.4倍
15.7倍
親会社所有者帰属持分比率:親会社所有者帰属持分/資産合計
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率:株式時価総額/資産合計
債務償還年数:有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動によるキャッシュ・フロー/支払利息
※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
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(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社グループは、企業体質の強化及び新たな事業展開のための内部留保の充実を図ると共に、株主の皆様への利
益還元に当たっては、連結配当性向を考慮しつつ安定的な配当を行うことを基本的な考え方としております。具体
的には、連結配当性向30%から50%の範囲での安定的な増配ができるように努めてまいります。また、内部留保資
金は、基盤事業の更なる強化と中・長期的視野に立った成長事業領域への重点的な投資に活用してまいります。
当連結会計年度の株主の皆様への配当は 35円とさせていただく予定です。また、当社は本年2月6日に創業80周
年を迎えました。つきましては次期の配当は、1株当たり 10円の記念配当を実施し、普通配当と合わせて 45円の
見通しです。
(4)事業等のリスク
当社の営業成績および財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがありますが、これ
らに限られるものではありません。当社の事業は、現在は未知のリスク、あるいは現時点では特筆すべき、または
重要なリスクと見なされていない他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。
・技術変化への対応力
・人材の確保
・競合の激化
・確定給付制度債務
・グローバルな事業活動
・環境規制
・主要市場における経済動向
・ファイナンス事業
・為替レートの変動
・製造物責任
・部品や原材料の調達
・他社との業務提携、合弁事業及び戦略的投資
・公的な規制
・情報セキュリティ
・知的所有権の保護
・災害等による影響
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2.企業集団の状況
当社グループは、当社及び子会社219社、関連会社11社で構成されております。
当社グループでは、画像&ソリューション、産業及びその他分野において、開発、生産、販売、サービス等の活動
を展開しております。
開発については、主として当社が担当しております。また、生産については、当社及び当社の生産体制と一体とな
っている国内外の生産子会社が行っております。
事業区分における主要な製品及び子会社の位置付けは、以下のとおりです。
<画像&ソリューション分野>
当事業分野においては、顧客のオフィス生産性の向上を目的とした製品等の提供をおこなっております。その
主たるものはMFP(マルチ・ファンクション・プリンター)、複写機、プリンター、プロダクションプリンター及び
パソコンやサーバーを中心としたIT技術を利用したソリューション商品であります。また、上記機器類の保守サービ
ス及び関連消耗品に加え、IT環境の構築からネットワーク環境の運用、ユーザーサポート等のサポート・サービスの
提供も行っております。
主要な子会社
(生産)
国内
米州
欧州
その他地域
… 迫リコー㈱、リコーインダストリー㈱、リコーエレメックス㈱
… RICOH ELECTRONICS,INC.
… RICOH UK PRODUCTS LTD.、RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S.
… SHANGHAI RICOH DIGITAL EQUIPMENT CO., LTD.、RICOH ASIA INDUSTRY(SHENZHEN)LTD.、
RICOH COMPONENTS & PRODUCTS (SHENZHEN) LTD.、RICOH MANUFACTURING (THAILAND) LTD.
(販売・サービス・サポート)
国内
… リコージャパン㈱、リコーリース㈱、リコーロジスティクス㈱、リコーITソリューション
ズ㈱
米州
… RICOH AMERICAS HOLDINGS, INC.、RICOH AMERICAS CORPORATION、RICOH CANADA INC.、
RICOH USA, INC.、MINDSHIFT TECHNOLOGIES, INC.
欧州
… RICOH EUROPE HOLDINGS PLC、RICOH SVERIGE AB.、RICOH UK LTD.、RICOH DEUTSCHLAND
GmbH、RICOH NEDERLAND B.V.、RICOH EUROPE SCM B.V.、RICOH BELGIUM N.V.、RICOH
FRANCE S.A.S.、RICOH SCHWEIZ AG、RICOH ITALIA S.R.L.、RICOH ESPANA S.L.U.
その他地域 … RICOH CHINA CO., LTD.、RICOH ASIA INDUSTRY LTD.、RICOH ASIA PACIFIC OPERATIONS
LTD.、RICOH HONG KONG LTD.、RICOH INDIA LTD.、RICOH THAILAND LTD.、RICOH ASIA
PACIFIC PTE LTD.、RICOH AUSTRALIA PTY, LTD.
<産業分野>
当事業分野においては、サーマルメディア、光学機器、半導体、電装ユニット及びインクジェットヘッドの製造・
販売の事業等を行っております。
主要な子会社
(生産・販売)
国内
米州
欧州
その他地域
… リコーインダストリアルソリューションズ㈱、リコー電子デバイス㈱
… RICOH ELECTRONICS, INC.、RICOH PRINTING SYSTEMS AMERICA, INC.
… RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S.
… RICOH THERMAL MEDIA (WUXI) CO., LTD.
<その他分野>
当事業分野においては、デジタルカメラの提供、リース子会社によるファイナンス事業及び物流子会社による物流
事業等を行っております。
主要な子会社
(生産)
RICOH IMAGING PRODUCTS (PHILIPPINES) CORPORATION
(販売)
RICOH IMAGING AMERICAS CORPORATION、RICOH IMAGING EUROPE S.A.S
(その他)
リコーリース㈱、リコーロジスティクス㈱、リコーイメージング㈱、
リコークリエイティブサービス㈱
■事業系統図
以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
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㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
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3.経営方針
(1)経営の基本方針
リコーグループは、「世の中にとって、なくてはならない信頼と魅力のブランドでありつづける」を目標に掲
げ、「世の中の役に立つ新しい価値を生み出し、提供しつづけることで、人々の生活の質の向上と持続可能な社会
づくりに積極的に貢献する」ことを使命としています。
そのために、「顧客起点で発想し高い目標に挑戦しつづけ、チームワークを発揮してイノベーションを起こし、
高い倫理観と誠実さを持って仕事に取り組む」ことを私達の価値観として実践し、革新的な製品・サービスを提供
してまいります。
(2)中長期的な経営戦略
リコーグループの事業において中核をなす画像&ソリューション分野は、市場が大きく変化し業界全体の収益環
境が悪化している状況にあります。そうした事業環境の変化に適応し永続的に新しい価値を創造し続ける企業であ
るため、2014年4月から2017年3月にわたる第18次中期経営計画を策定しました。まず、2020年とその先の未来を
見据えた目指す姿を、「お客様の期待を超えて、 安心・快適・便利 を提供しライフスタイルの変革を支援する、
環境にやさしい会社」と定めました。そして目指す姿に向けてリコーグループの長期的発展を確実にする変革の3
年間として位置づけ、「事業戦略・経営システム・体質改造の三位一体での変革」を進めています。
事業戦略においては、「①オフィスイメージングでの収益力の強化と成長」と「②新たな事業の柱の構築による
成長」の2つを基本戦略として定めています。「①オフィスイメージングでの収益力の強化と成長」において
は、"先進国の収益力強化"と、"新興国・サービス事業での新たな収益源の確立"を、重点施策として展開していま
す。
また「②新たな事業の柱の構築による成長」においては、"商用印刷を中心としたプロダクションプリンティング
並びに産業分野での柱の構築"と、"コアアセットを活用した新規事業の創造"を、重点施策として展開しています。
①オフィスイメージングでの収益力の強化と成長
複合機においては、A4モノクロ新製品3機種、A4フルカラー新製品1機種を発売しました。A4モノクロ複合機
「RICOH MP 401 SPF」「RICOH SP 4510SF」は、高い生産性に加え、個人認証やクラウド連携など様々な拡張アプリ
ケーションに対応した、デスクサイドにも設置が可能な複合機です。「RICOH SP 3610SF」は、描画部に新機構を採
用することで従来機に比べて本体の高さを抑えました。更に1パス両面自動原稿送り装置(ADF)を搭載し業務効率
化を実現します。A4フルカラー複合機「RICOH MP C306シリーズ」はコンパクトボディながら、コピー/プリント速
度は、片面両面同速で30ページ/分(A4タテ)と、高い生産性を達成しています。また、オプションの個人認証シス
テムなど各種ソリューションとも連携するなど、A3機と同等のサービスを提供いたします。これらのA4複合機によ
り、小売業、流通業などの店舗、及び大・中規模事業所のセクションごとの分散機として導入を進めてまいりま
す。
プリンターにおいては、LED方式のA3カラープリンターの新製品として「RICOH SP C740」を発売しました。オフ
ィスのデスクサイドから店舗窓口などさまざまな場所への設置が可能なコンパクトサイズでありながら、高い生産
性で、業務効率向上にお役立ちします。またA3モノクロプリンターの新製品として「RICOH SP 6450」を発売しまし
た。排紙部に仕分け機構を設け、出力文書の取り間違いを防止できるようにすることで官公庁や医療機関での窓口
業務等、セキュリティニーズの高いお客様への導入を促進してまいります。その他にもA4モノクロ新製品3機種を
発売し、ラインナップ拡充を進めています。
オフィスイメージングの成長の一環として、東欧地域のオフィス機器販売代理店であるImpromat社のチェコ及び
スロバキアにおける子会社2社を買収しました。地域に根付いた販売代理店の専門性とリコーの製品・サービスの
連携を更に強化することによって、お客様へのより質の高いサービス・付加価値を提供していきます。
新興国への取り組みとしては、環境保全と利益創出の同時実現を目指す環境経営の取り組みの一環として、再生
複合機のビジネスを中国で開始しました。複合機メーカーで初めて使用済複合機の中国への輸入と再生製造の認可
を取得し、先進国で展開してきた再生複合機ビジネスを中国に拡大します。またインド市場の環境意識の高まりを
受けて、インドで販売される複合機及びプリンターについて、環境に配慮した製品の市場開発・販売促進を目的に
作られた環境評価システムであるEPEAT(Electronic Product Environmental Assessment Tool)に対応し、35機種
のシルバー登録をリコーが初めて完了しました。
サービス事業においては、国内向けのITサービスメニュー「ITKeeper(アイティキーパー)」に加わる新サービ
スとして、お客様のネットワーク環境を安全かつ柔軟に構築・保守・運用が可能な「リモートネットワークサービ
ス」を発売しました。自社内に専任のIT管理者を配置することが困難な中小企業向けに、統合的なセキュリティ機
能や無線LANアクセスポイントを提供すると共に、ネットワーク機器の設定変更、監視、障害復旧を遠隔で行いま
す。更に新サービスとして、クラウド型のセキュリティ対策サービス「クラウドサービス for サーバーセキュリテ
ィ」を発売し、多様な環境に対応することができるセキュリティ対策を提供します。
ビジュアルコミュニケーションにおいては、「RICOH Interactive Whiteboard D6500」を発売し、65インチ大画
面・映り込み防止処理・教育用アプリケーションとの連動といった、教育現場で必要とされる機能に特化した電子
黒板でICT活用を支援します。また、リコー初のレーザー光源を採用したハイエンドプロジェクター「RICOH PJ
WUL6280/WXL6280」を発売し、高機能性と交換レンズのバラエティ等により、教育施設の大ホール・講堂や企業の大
会議室などでのニーズにお応えします。
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プ ロ ダ ク シ ョ ン プ リ ン テ ィ ン グ に お い て は、カ ラ ー プ ロ ダ ク シ ョ ン プ リ ン タ ー の 新 製 品「RICOH Pro
C9110/C9100」を発売しました。リコーのカラープリントオンデマンド機のフラッグシップモデルとして、ラインナ
ップ最高の品質、用紙対応力、生産性を実現しており、パッケージ、ディスプレイPOP、カタログ、ブックカバー、
バナーなど多様な印刷物の制作を可能にします。また、自社開発プリンターコントローラー「TotalFlow プリント
サーバー R-60/R-60A」を発売し、商用印刷市場で求められる、多品種小ロットのオンデマンド印刷、バリアブル印
刷といった高付加価値印刷への対応等、幅広いニーズに対して優れたパフォーマンスを提供します。
②新たな事業の柱の構築による成長
産業分野では、昨年度インドネシアに熱転写リボン加工・販売の新会社を設立し、消費の増大に伴い拡大が期待
されるバーコードラベル向けの熱転写リボンを現地加工することで、工業用途や食品、物流等において現地で必要
なサイズや耐環境特性の高い製品の提供を可能にしました。3Dプリンター事業では、製造現場向けの新たな3Dプリ
ント関連サービス「RICOH Advanced Direct Manufacturing Services」の販売を開始し、「RICOH Rapid Fab 厚
木」(神奈川県厚木市)にて専門の技術者と複数の方式の3Dプリンターを活用し、お客様の部品や製品の直接製造
サービスを行います。更に自社ブランド製品として初めての3Dプリンター「RICOH AM S5500P」を発売し、高機能材
料に対応した大型部品の一括造形を実現します。また新たな事業として、産業用レーザー加工機事業に参入するべ
く、機能性フィルム用レーザーパターニング装置「RICOH LA-1100」を発売しました。タッチパネルなどで使用され
る機能性高分子フィルムのレーザー加工において、リコーが保有するピコ秒レーザー技術を活用し、著しい生産効
率の向上を可能にします。
今後拡大していく産業用印刷市場においては、インクジェットプリンティング事業の強化、拡大を進めます。リ
コーが持つプリンティング技術と戦略的な他社協業により、高精度・高効率な産業用インクジェットプリントシス
テムを製造し、建装材、インテリア、住宅設備から自動車内装等、様々な産業分野のお客様に新たな価値を今後ご
提供していきます。更にTシャツ等の服飾品生地に直接印刷するDirect to Garmentプリンターの製造販売会社であ
るAnaJet社を買収し、大手衣料製造業や印刷会社、アパレル店舗等の顧客に新たな付加価値を提供します。
カメラ事業においては、撮影者を取り囲む全天球イメージをワンショットで撮影できる画像インプットデバイス
「RICOH THETA」の上位モデルとして、高精細な静止画像や高品質な動画撮影、ライブビュー機能等に対応した
「RICOH THETA S」を発売し、より高画質を求めるユーザーからの要望だけでなく、拡大しつつあるビジネス用途で
の高い要求にお応えし、好評いただいております。また多くのファンの方にご愛用いただいている「GR」の後継機
として、Wi-Fi機能とモバイル端末と簡単にペアリングできるNFC機能を新たに採用した「GRⅡ」を発売し、使いや
すさや撮影表現の幅を一層広げ様々なシーンで楽しめるモデルに仕上げました。
そのほか新たな取り組みとして、「人が集い、学び、成長する。そして未来を創造していく場」をコンセプトと
した商業施設「RICOH Future House」を、神奈川県の海老名駅西口にオープンし、快適な生活環境の提案、事業運
営の支援を行っています。また横河電機株式会社から脳磁計事業を継承し、神経活動により生じる生体磁気を可視
化する生体磁気計測装置(脊磁計)の開発等、今後のヘルスケア分野での画像診断装置事業の研究開発・事業展開
を加速していきます。
(3)対処すべき課題
世界経済は、年初から先進国での株価下落が進んでおり、長期金利も歴史的低水準となりました。また原油等の
一次産品価格も全般的に極めて低い水準まで低下しました。他方、為替面では日本の円が安全通貨として見られ円
高が進んでいます。先進国では米国経済が引き続き緩やかな拡大を続けていますが、欧州では様々な地政学的リス
クがあり、物価の押し下げ圧力が高まっています。また新興国では中国やロシア、ブラジル等で経済の減速が見ら
れる一方、中国以外のアジア諸国では成長が維持されています。日本経済は踊り場となっていますが、企業は合理
化投資よりも自社の業績拡大・新規事業創出につながる戦略投資の比重を高めています。
このような環境変化の中で、リコーグループは対処すべき課題として以下の3点に注力します。
①基盤事業の収益改善
・オフィスイメージングでは、業務効率向上に貢献する拡張機能を備えた魅力ある新製品を継続的に投入し、A3複
合機市場で世界シェアNo.1を維持します。更に製品原価の低減を図るだけでなく、販売・保守サービスに至るまで
のバリューチェーンの最適化も行い収益向上を進めます。また、米州極をはじめとして市場競争はますます激しく
なっており、業種業務別アプローチを強化し、顧客の業種特性に合わせた価値提供を行うことで収益性を高めま
す。
・ネットワークシステムソリューションでは、サービス事業の拡大が狙い通りに進んでいます。今後は地域ごとの
特色を活かしながらサービスメニューを全世界で拡充します。また既に投資したインフラで重複する部分に対して
は共通化を進め事業の収益率を高めていきます。
・プロダクションプリンティングでは、製品ラインナップを拡充し、また広告媒体や販促物の企画から制作・生産
まで一連のプロセスをワンストップで支援できる体制が整いました。今後、企業内印刷に加え、商用印刷の事業の
拡大を目指します。更に製造業としてのリコーのノウハウを活用し、印刷業のお客様の業務プロセス改善を支援し
ていきます。
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㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
②新たな事業の成長と加速
成長・新規事業においては狙いの市場に投資を集中し、確実に事業の成長を実現します。
・工業製品等の紙以外のあらゆる媒体に印刷を行うデジタル印刷ニーズが高まっています。リコーはインクジェッ
トヘッドで長年培った技術を活かし、産業用印刷市場でインクジェット技術を核とした事業を拡大します。また事
業成長の加速のために、外部企業とのアライアンス等も積極的に進めていきます。
・インダストリやアディティブマニュファクチャリングなどにおいても、各種の新たな製品・サービスを投入し、
リコーグループの顧客接点力を活かし積極的に拡販していきます。
③全社構造改革の継続展開
・これまで進めてきた資産の見直しを含む経営体質強化の勢いを緩めることなく、開発・生産・販売・購買・本社
等、すべての機能の生産性向上及び利益貢献のための活動を更に推進し、外部環境の変化に左右されない強靭な経
営基盤作りをグローバルで進めます。
・またコーポレート・ガバナンス体制も見直します。厳しい事業環境の中でも誠実な事業運営を行い、経営の透明
性・実効性を更に強化します。
最後に、リコーグループが永続するためには環境変化に適応しながら、新しい顧客価値を社会に提供し続けなけ
ればなりません。「安心」、「快適」、「便利」の3つの側面から、お客様や社会などの未来を発想し、その実現
に貢献して参ります。そして、この貢献を実現すべく、今成すべき自己の変革を実行して参ります。
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、会計基準の世界標準である国際会計基準(IFRS)を導入し、グループ内の会計基準を統一する
ことがグループ経営管理の精度向上に寄与するものと判断し、2014年3月期期末決算からIFRSを任意適用しており
ます。
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㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
5.連結財務諸表
(1)連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
(2015年3月31日)
(2016年3月31日)
(資産の部)
(負債及び資本の部)
流動資産
区分
増減
区分
前連結会計年度
当連結会計年度
(2015年3月31日)
(2016年3月31日)
増減
137,722
167,547
29,825
927
973
46
営業債権及びその他の
債権
553,534
564,204
10,670
その他の金融負債
その他の金融資産
260,056
272,347
12,291
未払法人所得税
棚卸資産
224,481
207,092
△17,389
39,662
61,032
1,216,382
1,273,195
社債及び借入金
その他の金融負債
1,537
3,745
2,208
退職給付に係る負債
144,153
139,049
△5,104
その他の非流動負債
84,721
82,392
△2,329
有形固定資産
276,617
276,551
△66
4,830
4,598
△232
のれん及び無形資産
435,752
413,836
803,756
821,829
18,073
その他の金融資産
601,797
620,171
18,374 負債合計
1,575,895
1,628,697
52,802
持分法で会計処理
されている投資
450
935
485 株主資本
その他の投資
58,237
67,084
8,847
資本金
135,364
135,364
―
その他の非流動資産
44,119
38,905
△5,214
資本剰余金
186,083
186,423
340
繰延税金資産
96,853
85,784
△11,069
自己株式
△37,295
△37,312
△17
その他の資本の構成要
素
153,547
114,914
△38,633
利益剰余金
646,468
678,424
31,956
現金及び現金同等物
定期預金
その他の流動資産
流動資産合計
非流動資産
非流動資産合計
資産合計
社債及び借入金
222,065
260,755
38,690
営業債務及びその他の
債務
276,986
286,123
9,137
1,800
1,820
20
13,683
15,220
1,537
257,605
242,950
△14,655
772,139
806,868
34,729
568,515
592,045
23,530
流動負債
その他の流動負債
21,370 流動負債合計
56,813 非流動負債
繰延税金負債
△21,916 非流動負債合計
1,513,825
1,503,266
△10,559
1,084,167
1,077,813
△6,354
する持分合計
非支配持分
70,145
69,951
△194
資本合計
1,154,312
1,147,764
△6,548
2,730,207
2,776,461
2,730,207
2,776,461
46,254
親会社の所有者に帰属
46,254 負債及び資本合計
14
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
■連結損益計算書
【通
期】
(単位:百万円)
区分
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
増減
自
至
売上高
2,151,404
構成比
(%)
100.0
2,209,028
構成比
(%)
100.0
57,624
伸び率
(%)
2.7
売上原価
1,244,486
57.8
1,327,064
60.1
82,578
6.6
売上総利益
906,918
42.2
881,964
39.9
△24,954
△2.8
794,014
36.9
799,406
36.2
5,392
0.7
金額
販売費及び一般管理費
金額
金額
2,861
0.1
19,737
0.9
16,876
589.9
115,765
5.4
102,295
4.6
△13,470
△11.6
金融収益
3,963
0.2
5,091
0.2
1,128
28.5
金融費用
7,381
0.3
11,757
0.5
4,376
59.3
その他の収益
営業利益
持分法による投資損益
税引前利益
法人所得税費用
当期利益
当期利益の帰属先:
親会社の所有者
非支配持分
△50
△0.0
55
0.0
105
―
112,297
5.2
95,684
4.3
△16,613
△14.8
38,598
1.8
28,378
1.3
△10,220
△26.5
73,699
3.4
67,306
3.0
△6,393
△8.7
68,562
3.2
62,975
2.8
△5,587
△8.1
5,137
0.2
4,331
0.2
△806
△15.7
区分
1株当たり当期利益
(親会社の所有者に帰属):
基本的
希薄化後
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
増減
自
至
94.58円
86.87円
△7.71円
―円
―円
―円
(注) その他の収益には固定資産売却益等が含まれております。前年同期も同様に組み替えて表示しております。
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
15
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
【第4四半期連結会計期間】
区分
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
自 2016年1月1日
至 2015年3月31日
至 2016年3月31日
売上高
579,904
構成比
(%)
100.0
売上原価
352,169
売上総利益
565,172
構成比
(%)
100.0
60.7
355,951
227,735
39.3
198,500
34.2
441
増減
△14,732
伸び率
(%)
△2.5
63.0
3,782
1.1
209,221
37.0
△18,514
△8.1
194,175
34.3
△4,325
△2.2
0.1
1,789
0.3
1,348
305.7
29,676
5.1
16,835
3.0
△12,841
△43.3
金融収益
982
0.2
1,307
0.2
325
33.1
金融費用
3,262
0.6
3,630
0.6
368
11.3
19
0.0
△11
△0.0
△30
―
税引前四半期利益
27,415
4.7
14,501
2.6
△12,914
△47.1
法人所得税費用
10,606
1.8
2,660
0.5
△7,946
△74.9
16,809
2.9
11,841
2.1
△4,968
△29.6
16,211
2.8
11,560
2.0
△4,651
△28.7
598
0.1
281
0.1
△317
△53.0
金額
販売費及び一般管理費
その他の収益
営業利益
持分法による投資損益
四半期利益
四半期利益の帰属先:
親会社の所有者
非支配持分
金額
金額
区分
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
自 2016年1月1日
至 2015年3月31日
至 2016年3月31日
1株当たり四半期利益
(親会社の所有者に帰属):
基本的
希薄化後
増減
22.36円
15.95円
△6.41円
―円
―円
―円
(注) その他の収益には固定資産売却益等が含まれております。前年同期も同様に組み替えて表示しております。
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
16
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
■連結包括利益計算書
【通
期】
(単位:百万円)
区分
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
自
至
当期利益
その他の包括利益(△損失)
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定
純損益に振り替えられることのない項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
売却可能金融資産の公正価値の純変動
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の
純変動
在外営業活動体の換算差額
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
その他包括利益(△損失)合計
当期包括利益
当期包括利益の帰属先:
親会社の所有者
非支配持分
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
増減
73,699
67,306
△6,393
△23,135
△6,039
17,096
△23,135
△6,039
17,096
5,316
6,457
1,141
1,838
△1,916
△3,754
27,224
△44,180
△71,404
34,378
11,243
△39,639
△45,678
△74,017
△56,921
84,942
79,056
5,886
21,628
18,332
3,296
△63,314
△60,724
△2,590
【第4四半期連結会計期間】
区分
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
自 2016年1月1日
至 2015年3月31日
至 2016年3月31日
四半期利益
その他の包括利益(△損失)
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定
純損益に振り替えられることのない項目合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
売却可能金融資産の公正価値の純変動
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の
純変動
在外営業活動体の換算差額
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
その他包括損失合計
四半期包括利益(△損失)
四半期包括利益(△損失)の帰属先:
親会社の所有者
非支配持分
17
増減
16,809
11,841
△4,968
△12,657
△7,544
5,113
△12,657
△7,544
5,113
5,380
2,410
△2,970
243
△1,759
△2,002
△34,115
△36,970
△2,855
△28,492
△41,149
△36,319
△43,863
△7,827
△2,714
△24,340
△25,136
796
△32,022
△31,679
△343
△7,682
△6,543
△1,139
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
■製品別売上高
【通
期】
(単位:百万円)
前連結会計年度
自 2014年4月1日
至 2015年3月31日
構成比
金額
(%)
区分
オフィスイメージング
当連結会計年度
自 2015年4月1日
至 2016年3月31日
構成比
金額
(%)
増減
伸び率
(%)
金額
1,439,723
66.9
1,432,065
64.8
△7,658
△0.5
191,991
8.9
223,815
10.1
31,824
16.6
284,962
13.2
318,630
14.4
33,668
11.8
1,916,676
89.0
1,974,510
89.3
57,834
3.0
産業分野
117,772
5.5
125,465
5.7
7,693
6.5
その他分野
116,956
5.5
109,053
5.0
△7,903
△6.8
2,151,404
100.0
2,209,028
100.0
57,624
2.7
プロダクション
プリンティング
ネットワークシステム
ソリューション
画像&ソリューション分野
合計
【第4四半期連結会計期間】
区分
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
至 2015年3月31日
構成比
金額
(%)
オフィスイメージング
当第4四半期連結会計期間
自 2016年1月1日
至 2016年3月31日
構成比
金額
(%)
増減
伸び率
(%)
金額
384,590
66.3
363,723
64.4
△20,867
△5.4
54,082
9.3
58,340
10.3
4,258
7.9
83,902
14.5
84,372
14.9
470
0.6
522,574
90.1
506,435
89.6
△16,139
△3.1
産業分野
29,814
5.2
30,791
5.4
977
3.3
その他分野
27,516
4.7
27,946
5.0
430
1.6
579,904
100.0
565,172
100.0
△14,732
△2.5
プロダクション
プリンティング
ネットワークシステム
ソリューション
画像&ソリューション分野
合計
各区分には以下の製品が含まれております。
オフィスイメージング………………………MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・印刷機・FAX・スキャナ等機器及び
関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
プロダクションプリンティング……………カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス・サポー
ト・ソフトウェア等
ネットワークシステムソリューション……パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等
産業……………………………………………サーマルメディア・光学機器・電装ユニット・半導体・インクジェットヘッド等
その他…………………………………………デジタルカメラ等
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
18
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
■国内・海外別売上高
【通
期】
区分
(単位:百万円)
前連結会計年度
自 2014年4月1日
至 2015年3月31日
構成比
金額
(%)
当連結会計年度
自 2015年4月1日
至 2016年3月31日
構成比
金額
(%)
増減
伸び率
(%)
金額
国内
759,580
35.3
761,590
34.5
2,010
0.3
米州
648,545
30.1
693,786
31.4
45,241
7.0
欧州・中東・アフリカ
532,375
24.7
531,002
24.0
△1,373
△0.3
その他
210,904
9.9
222,650
10.1
11,746
5.6
海外
1,391,824
64.7
1,447,438
65.5
55,614
4.0
合計
2,151,404
100.0
2,209,028
100.0
57,624
2.7
【第4四半期連結会計期間】
前第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
至 2015年3月31日
区分
構成比
金額
(%)
増減
伸び率
(%)
金額
国内
206,985
35.7
212,444
37.6
5,459
2.6
米州
175,239
30.2
169,028
29.9
△6,211
△3.5
欧州・中東・アフリカ
140,947
24.3
133,672
23.7
△7,275
△5.2
56,733
9.8
50,028
8.8
△6,705
その他
(単位:百万円)
当第4四半期連結会計期間
自 2016年1月1日
至 2016年3月31日
構成比
金額
(%)
△11.8
海外
372,919
64.3
352,728
62.4
△20,191
△5.4
合計
579,904
100.0
565,172
100.0
△14,732
△2.5
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
19
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
(3)連結持分変動計算書
(単位:百万円)
その他の資本の構成要素
区分
2014年4月1日残高
資本金
資本剰余金
キャッシュ・
確定給付制度 売却可能金融
フロー・ヘッ
資産の公正価
の再測定
値の純変動 ジの公正価値
の純変動
自己株式
135,364
186,083
△37,278
―
11,848
△221
当期利益
その他の包括利益(損失)
△23,149
5,234
1,024
―
―
―
△23,149
5,234
1,024
自己株式の取得及び売却
△17
配当金
その他の資本の構成要素
から利益剰余金への振替
23,149
非支配持分の取得
―
―
△17
23,149
―
―
135,364
186,083
△37,295
―
17,082
803
135,364
186,083
△37,295
―
17,082
803
当期利益
その他の包括利益(損失)
△6,010
6,535
△1,070
―
―
―
△6,010
6,535
△1,070
自己株式の取得及び売却
△17
配当金
その他の資本の構成要素
から利益剰余金への振替
6,010
非支配持分の取得
340
―
340
△17
6,010
―
―
135,364
186,423
△37,312
―
23,617
△267
当期包括利益
所有者との取引等合計
2015年3月31日残高
2015年4月1日残高
当期包括利益
所有者との取引等合計
2016年3月31日残高
20
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
(単位:百万円)
その他の資本の構成要素
区分
2014年4月1日残高
その他の資本
在外営業活動
の構成要素合
体の換算差額
計
利益剰余金
親会社の所有
者に帰属する
持分合計
非支配持分
資本合計
108,277
119,904
625,340
1,029,413
64,983
1,094,396
68,562
68,562
5,137
73,699
27,385
10,494
10,494
749
11,243
27,385
10,494
68,562
79,056
5,886
84,942
自己株式の取得及び売却
△17
△17
配当金
△24,285
△24,285
△724
△25,009
その他の資本の構成要素
から利益剰余金への振替
23,149
△23,149
―
―
非支配持分の取得
―
―
―
23,149
△47,434
△24,302
△724
△25,026
135,662
153,547
646,468
1,084,167
70,145
1,154,312
135,662
153,547
646,468
1,084,167
70,145
1,154,312
62,975
62,975
4,331
67,306
△44,098
△44,643
△44,643
△1,035
△45,678
△44,098
△44,643
62,975
18,332
3,296
21,628
自己株式の取得及び売却
△17
△17
配当金
△25,009
△25,009
△882
△25,891
その他の資本の構成要素
から利益剰余金への振替
6,010
△6,010
―
―
非支配持分の取得
340
△2,608
△2,268
―
6,010
△31,019
△24,686
△3,490
△28,176
91,564
114,914
678,424
1,077,813
69,951
1,147,764
当期利益
その他の包括利益(損失)
当期包括利益
所有者との取引等合計
2015年3月31日残高
2015年4月1日残高
当期利益
その他の包括利益(損失)
当期包括利益
所有者との取引等合計
2016年3月31日残高
21
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
区分
Ⅰ
前連結会計年度
自 2014年4月1日
至 2015年3月31日
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益
73,699
営業活動による純増額への調整
107,836
107,366
その他の収益
△2,861
△19,737
50
△55
金融収益及び金融費用
3,418
6,666
38,598
28,378
△2,574
△23,376
棚卸資産の減少(△増加)
△18,562
9,595
リース債権の増加
△42,886
△35,683
営業債務及びその他の債務の増加(△減少)
△11,177
11,992
退職給付に係る負債の減少
△17,146
△9,107
7,344
△14,323
法人所得税費用
営業債権及びその他の債権の増加
その他(純額)
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人所得税の支払額
営業活動による純増額
投資活動によるキャッシュ・フロー
2,724
2,350
△7,518
△6,916
△28,401
△24,598
102,544
99,858
有形固定資産の売却
3,018
20,997
有形固定資産の購入
△75,976
△83,778
無形資産の購入
△36,008
△28,968
有価証券の取得
△546
△799
有価証券の売却
158
3,244
3,573
△163
△9,772
△5,687
△27,904
△8,984
△143,457
△104,138
定期預金の増減(純額)
事業の買収
(取得時の現金及び現金同等物受入額控除後)
その他
投資活動による純減額
Ⅲ
67,306
減価償却費及び無形資産償却費
持分法による投資損益
Ⅱ
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 2015年4月1日
至 2016年3月31日
財務活動によるキャッシュ・フロー
880
△3,620
272,587
198,895
長期借入債務の返済
△203,527
△84,432
社債発行による調達
20,000
20,000
社債の償還
△35,000
△60,000
支払配当金
△24,285
△25,009
短期借入債務の純増減
長期借入債務による調達
自己株式の取得
その他
財務活動による純増額
△19
△16
△700
△3,149
29,936
42,669
△8,564
Ⅳ
換算レートの変動に伴う影響額
8,652
Ⅴ
現金及び現金同等物の純増減額
△2,325
29,825
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残高
140,047
137,722
Ⅶ
現金及び現金同等物の期末残高
137,722
167,547
22
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の項目を除き、前連結会計年度において適用した会計方
針と同一であります。以下の基準書及び解釈指針について連結財務諸表に与える重要な影響はありません。
基準書
基準名
IFRS第13号
公正価値測定
IAS第19号
従業員給付
新設・改訂の概要
ポートフォリオの公正価値測定に関する例外規定の
適用範囲を明確化
確定給付制度の規約で要求される従業員又は第三者
による拠出の会計処理の明確化
23
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
(7)連結財務諸表に関する注記事項
①セグメント情報
a. 事業の種類別セグメント情報
【通期】
(単位:百万円)
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
金額
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
セグメント間
計
営業費用
セグメント間
配賦不能費用
計
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
1,916,676
―
1,916,676
1,744,418
172,258
117,772
13,501
131,273
124,874
6,399
116,956
―
116,956
120,020
△3,064
△13,501
△13,501
△13,501
59,828
46,327
△59,828
2,151,404
―
2,151,404
2,035,639
115,765
画像&ソリ
ューション
分野
産業分野
その他分野
消去又は
全社
連結
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
増減
自
至
(%)
100.0
91.0
9.0
100.0
95.1
4.9
100.0
102.6
△2.6
―
―
―
100.0
94.6
5.4
金額
(%)
1,974,510
1,974,510
1,826,782
147,728
125,465
12,561
138,026
127,009
11,017
109,053
109,053
107,642
1,411
△12,561
△12,561
△12,561
57,861
45,300
△57,861
2,209,028
―
2,209,028
2,106,733
102,295
100.0
92.5
7.5
100.0
92.0
8.0
100.0
98.7
1.3
―
―
―
100.0
95.4
4.6
金額
(%)
57,834
57,834
82,364
△24,530
7,693
△940
6,753
2,135
4,618
△7,903
△7,903
△12,378
4,475
940
940
940
△1,967
△1,027
1,967
57,624
―
57,624
71,094
△13,470
3.0
3.0
4.7
△14.2
6.5
△7.0
5.1
1.7
72.2
△ 6.8
△6.8
△10.3
-
―
―
―
2.7
2.7
3.5
△11.6
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
(参考情報)ファイナンス事業の情報
上記にはファイナンス事業として以下が含まれております。
(単位:百万円)
ファイナンス
事業
売上高
営業費用
営業損益
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
自
至
金額
137,015
107,236
29,779
(%)
100.0
78.3
21.7
24
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
金額
143,120
111,891
31,229
(%)
100.0
78.2
21.8
増減
金額
6,105
4,655
1,450
(%)
4.5
4.3
4.9
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
【第4四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
自 2016年1月1日
至 2015年3月31日
至 2016年3月31日
金額
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
セグメント間
計
営業費用
セグメント間
配賦不能費用
計
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
522,574
―
522,574
476,033
46,541
29,814
3,459
33,273
31,302
1,971
27,516
―
27,516
30,581
△ 3,065
△ 3,459
△ 3,459
△ 3,459
15,771
12,312
△ 15,771
579,904
―
579,904
550,228
29,676
画像&ソリ
ューション
分野
産業分野
その他分野
消去又は
全社
連結
(%)
100.0
91.1
8.9
100.0
94.1
5.9
100.0
111.1
△11.1
―
―
―
100.0
94.9
5.1
金額
(%)
506,435
506,435
478,162
28,273
30,791
3,282
34,073
31,488
2,585
27,946
27,946
28,620
△674
△3,282
△3,282
△3,282
13,349
10,067
△13,349
565,172
―
565,172
548,337
16,835
100.0
94.4
5.6
100.0
92.4
7.6
100.0
102.4
△2.4
―
―
―
100.0
97.0
3.0
増減
金額
(%)
△16,139
△16,139
2,129
△18,268
977
△177
800
186
614
430
430
△1,961
2,391
177
177
177
△2,422
△2,245
2,422
△14,732
―
△14,732
△1,891
△12,841
△3.1
△3.1
0.4
△39.3
3.3
△5.1
2.4
0.6
31.1
1.6
1.6
△6.4
-
―
―
―
△2.5
△2.5
△0.3
△43.3
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
(参考情報)ファイナンス事業の情報
上記にはファイナンス事業として以下が含まれております。
(単位:百万円)
ファイナンス
事業
売上高
営業費用
営業損益
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
自 2016年1月1日
至 2015年3月31日
至 2016年3月31日
金額
36,001
28,562
7,439
(%)
100.0
79.3
20.7
25
金額
38,223
30,156
8,067
(%)
100.0
78.9
21.1
増減
金額
2,222
1,594
628
(%)
6.2
5.6
8.4
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
b. 所在地別セグメント情報
【通期】
(単位:百万円)
前連結会計年度
自 2014年4月1日
至 2015年3月31日
金額
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
789,376
486,444
1,275,820
1,223,980
51,840
648,431
7,543
655,974
636,266
19,708
528,228
1,346
529,574
508,271
21,303
185,369
272,700
458,069
428,903
29,166
△768,033
△768,033
△761,781
△ 6,252
2,151,404
―
2,151,404
2,035,639
115,765
日本
米州
欧州・
中東・
アフリカ
その他地域
消去又は
全社
連結
当連結会計年度
自 2015年4月1日
至 2016年3月31日
(%)
100.0
95.9
4.1
100.0
97.0
3.0
100.0
96.0
4.0
100.0
93.6
6.4
―
―
―
100.0
94.6
5.4
金額
793,473
465,443
1,258,916
1,227,824
31,092
693,666
6,273
699,939
681,485
18,454
526,181
1,079
527,260
503,025
24,235
195,708
275,610
471,318
442,679
28,639
△748,405
△748,405
△748,280
△125
2,209,028
-
2,209,028
2,106,733
102,295
(%)
100.0
97.5
2.5
100.0
97.4
2.6
100.0
95.4
4.6
100.0
93.9
6.1
-
-
-
100.0
95.4
4.6
増減
金額
4,097
△21,001
△16,904
3,844
△20,748
45,235
△1,270
43,965
45,219
△1,254
△2,047
△267
△2,314
△5,246
2,932
10,339
2,910
13,249
13,776
△ 527
19,628
19,628
13,501
6,127
57,624
-
57,624
71,094
△13,470
(%)
0.5
△4.3
△1.3
0.3
△40.0
7.0
△16.8
6.7
7.1
△6.4
△0.4
△19.8
△0.4
△1.0
13.8
5.6
1.1
2.9
3.2
△ 1.8
-
-
-
2.7
2.7
3.5
△11.6
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
26
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
【第4四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 2015年1月1日
自 2016年1月1日
至 2015年3月31日
至 2016年3月31日
金額
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
セグメント間
計
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
213,140
120,878
334,018
329,524
4,494
175,213
1,583
176,796
173,453
3,343
139,827
436
140,263
133,628
6,635
51,724
74,127
125,851
114,910
10,941
△197,024
△197,024
△201,287
4,263
579,904
―
579,904
550,228
29,676
日本
米州
欧州・
中東・
アフリカ
その他地域
消去又は
全社
連結
(%)
100.0
98.7
1.3
100.0
98.1
1.9
100.0
95.3
4.7
100.0
91.3
8.7
―
―
―
100.0
94.9
5.1
金額
219,460
107,913
327,373
328,160
△787
169,020
1,507
170,527
167,520
3,007
132,531
296
132,827
124,619
8,208
44,161
67,857
112,018
107,559
4,459
△177,573
△177,573
△179,521
1,948
565,172
―
565,172
548,337
16,835
(%)
100.0
100.2
△0.2
100.0
98.2
1.8
100.0
93.8
6.2
100.0
96.0
4.0
―
―
―
100.0
97.0
3.0
増減
金額
6,320
△12,965
△6,645
△1,364
△5,281
△6,193
△76
△6,269
△5,933
△336
△7,296
△140
△7,436
△9,009
1,573
△7,563
△6,270
△13,833
△7,351
△6,482
19,451
19,451
21,766
△2,315
△14,732
―
△14,732
△1,891
△12,841
(%)
3.0
△10.7
△2.0
△0.4
―
△3.5
△4.8
△3.5
△3.4
△10.1
△5.2
△32.1
△5.3
△6.7
23.7
△14.6
△8.5
△11.0
△6.4
△59.2
―
―
―
△2.5
△2.5
△0.3
△43.3
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
27
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
②1株当たり情報
1株当たりの情報は以下のとおりです。
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
自
至
1株当たり親会社所有者帰属持分
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
1,495.61 円 基本的1株当たり当期利益
希薄化後1株当たり当期利益
1,486.87 円
94.58 円
86.87 円
―
―
基本的1株当たり当期利益金額及び希薄化後1株当たり当期利益金額の算定の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度
2014年4月1日
2015年3月31日
自
至
当期利益(親会社の所有者に帰属)
希薄化効果のある証券の影響
希薄化後当期利益(親会社の所有者に帰属)
基本的加重平均普通株式数
希薄化効果のある証券の影響
希薄化後加重平均普通株式数
③重要な後発事象
該当事項はありません。
28
当連結会計年度
2015年4月1日
2016年3月31日
自
至
68,562 百万円
62,975 百万円
―
―
68,562 百万円
62,975 百万円
724,908,100 株
724,894,027 株
―
―
724,908,100 株
724,894,027 株
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
6.その他
役員の異動(2016年6月17日付
予定)
取締役ならびに監査役の選任案について、本日の取締役会において決議いたしました。
今後必要な手続き(株主総会決議等)を経て、2016年6月17日付にて実施する予定です。
つきましては、下記の通りご案内申し上げます。
記
1.取締役選任案
(1)新任候補者
飯島
波多野
彰己
睦子
社外取締役
社外取締役
(2)再任候補者
近藤
史朗
代表取締役就任予定
三浦
善司
代表取締役就任予定
稲葉
延雄
松浦
要蔵
山下
良則
佐藤
邦彦
大山
晃
野路
國夫
社外取締役
東
実
社外取締役
(3)退任予定者
梅田
望夫
社外取締役
2.監査役選任案
(1)新任候補者
栗原
克己
常勤監査役
鳴沢
隆
社外監査役
西山
茂
社外監査役
(2)退任予定者
篠田
光弘
常勤監査役
湯原
隆男
社外監査役
堀江
清久
社外補欠監査役
29
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
3.新任取締役(候補者)の略歴
いいじま まさみ
飯島 彰己 (1950年9月23日生)
1974年4月 三井物産株式会社入社
2000年6月 鉄鋼原料本部 製鋼原料部長
2004年4月 金属総括部長
2005年4月 金属・エネルギー総括部長
2006年4月 執行役員 鉄鋼原料・非鉄金属本部長
2007年4月 執行役員 金属資源本部長
2008年4月 常務執行役員
2008年6月 代表取締役 常務執行役員
2008年10月 代表取締役 専務執行役員
2009年4月 代表取締役社長
2015年4月 代表取締役会長(現在)
はたの むつこ
波多野 睦子 (1960年10月1日生)
1983年4月 株式会社日立製作所入社
1997年9月 米国カリフォルニア州立大学バークリ校(UCB)
客員研究員(2000年8月まで)
2005年4月 株式会社日立製作所中央研究所主管研究員
2010年7月 東京工業大学大学院理工学研究科
電子物理工学専攻 教授 (現在)
30
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
4.新任監査役(候補者)の略歴
くりはら かつみ
栗原 克己 (1956年3月24日生)
1978年4月 株式会社リコー 入社
2006年4月 MFP事業本部 開発革新センター 所長
2007年4月 オフィス事業統括センター 副所長
2008年4月 理事
2009年4月 品質本部 本部長
2010年4月 執行役員
2012年4月 常務執行役員(現在)
2012年6月 プロセスイノベーション本部 本部長
2014年4月 開発プロセス革新本部 本部長
2015年4月 生産本部 生産品質保証センター 所長(現在)
なるさわ たかし
鳴沢 隆 (1949年12月8日生)
1973年10月 野村総合研究所入社 企業調査部(証券アナリスト)
1983年 NRIヨーロッパ(ロンドン) 投資調査部長
1990年 NRIドイツ(フランクフルト) 社長
1991年 野村総合研究所 企画部長
1994年 取締役 経営システムコンサルティング部長
1997年 取締役 コンサルティング本部長
2000年 常務取締役 コンサルティング部門長
2002年 代表取締役 専務執行役員 コンサルティング部門長
2004年 代表取締役 専務執行役員 事業部門統括
2007年 代表取締役 副社長 事業部門統括
2008年 代表取締役 副会長
2009年4月 取締役 副会長
2009年3月 株式会社東京コカ・コーラボトリング 社外取締役
2011年6月 日清オイリオグループ株式会社 社外取締役(現在)
2012年7月 スターツコーポレーション株式会社 専務執行役員国際事業本部長
2015年4月 スターツコーポレーション株式会社 顧問
にしやま しげる
西山 茂 (1961年10月27日生)
1984年4月 監査法人サンワ事務所(現監査法人トーマツ) 入社
1995年9月 株式会社西山アソシエイツ代表取締役
2000年4月 早稲田大学アジア太平洋研究科 客員助教授
2002年4月 早稲田大学アジア太平洋研究科 助教授
2006年4月 早稲田大学アジア太平洋研究科 教授
2008年4月 早稲田大学商学研究科 教授
2016年4月 早稲田大学経営管理研究科 教授(現在)
31
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
決算補足資料
1.2016年3月期 四半期決算概要(連結)
(1)四半期連結業績
売上高
売上総利益
第1四半期
前年同期
実績
比増減
億円
%
5,391
6.4
第2四半期
前年同期
実績
比増減
億円
%
5,560
5.7
第3四半期
前年同期
実績
比増減
億円
%
5,486
1.8
第4四半期
前年同期
実績
比増減
億円
%
5,651
△2.5
2,248
2.5
2,218
△2.3
2,260
△2.9
2,092
△8.1
営業利益
206
△23.9
354
23.5
293
△2.9
168
△43.3
税引前四半期利益
親会社の所有者に帰属する四半
期利益
194
△24.6
341
14.5
276
△5.7
145
△47.1
129
△13.9
215
14.1
168
△8.2
115
△28.7
円
17.91
円
29.74
―
円
23.28
―
―
円
15.95
―
基本的1株当たり四半期利益
希薄化後1株当たり四半期利益
資産合計
親会社の所有者に帰属する持分
―
億円
28,064
―
11,110
円
―
―
1株当たり親会社所有者帰属持
1,532.66
分
億円
営業活動によるキャッシュ・フ
3
ロー
投資活動によるキャッシュ・フ
△305
ロー
財務活動によるキャッシュ・フ
391
ロー
現金及び現金同等物期末残高
1,497
―
億円
28,153
―
11,072
円
―
―
―
億円
27,940
―
―
億円
27,764
―
11,094
円
―
10,778
円
―
― 1,486.87
―
―
― 1,527.40
― 1,530.57
億円
億円
億円
―
―
552
―
△224
―
667
―
―
△155
―
△293
―
△287
―
―
△56
―
349
―
△256
―
―
1,801
―
1,626
―
1,675
―
(2)設備投資・減価償却費
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
実績
実績
実績
実績
億円
億円
億円
億円
設備投資
205
203
207
221
減価償却費
173
172
179
162
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
実績
実績
実績
実績
(3)研究開発投資
億円
億円
億円
億円
研究開発投資
270
306
287
320
売上高研究開発投資
5.0%
5.5%
5.2%
5.7%
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
実績
実績
実績
実績
(4)為替レート
円
円
円
円
US$ (期中平均レート)
121.31
122.29
121.42
115.44
EURO(期中平均レート)
134.22
136.03
133.01
127.40
32
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
2.通期分野別売上高(連結)
(単位:百万円)
前連結会計年度
区分
自
2014年4月1日
自
2015年4月1日
至
2015年3月31日
至
2016年3月31日
構成比
金額
オフィスイメージング
国
海
内
外
プロダクションプリンティング
国
海
内
外
ネットワークシステムソリューション
国 内
海 外
画像&ソリューション分野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
産
業
分
野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
そ
の
他
分
野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
合
計
国
内
海
外
米
州
欧州・中東・アフリカ
そ
の
他
当連結会計年度
(%)
1,439,723
396,125
1,043,598
191,991
31,118
160,873
284,962
194,789
90,173
1,916,676
622,032
1,294,644
621,649
505,720
167,275
117,772
37,954
79,818
22,272
19,834
37,712
116,956
99,594
17,362
4,624
6,821
5,917
66.9
金額
増減
構成比
(%)
伸び率
(%)
金額
伸び率
(%)
1,432,065
391,205
1,040,860
223,815
31,102
192,713
318,630
203,771
114,859
1,974,510
626,078
1,348,432
665,044
505,427
177,961
125,465
41,486
83,979
24,897
20,318
38,764
109,053
94,026
15,027
3,845
5,257
5,925
2,151,404
100.0
2,209,028
100.0
57,624
2.7
22,028
1.0
759,580
1,391,824
648,545
532,375
210,904
35.3
64.7
30.1
24.7
9.9
761,590
1,447,438
693,786
531,002
222,650
34.5
65.5
31.4
24.0
10.1
2,010
55,614
45,241
△1,373
11,746
0.3
4.0
7.0
△0.3
5.6
2,010
20,018
△13,752
23,099
10,671
0.3
1.4
△2.1
4.3
5.1
8.9
13.2
89.0
5.5
5.5
64.8
金額
為替影響除く増減
△7,658
△4,920
△2,738
31,824
△16
31,840
33,668
8,982
24,686
57,834
4,046
53,788
43,395
△293
10,686
7,693
3,532
4,161
2,625
484
1,052
△7,903
△5,568
△2,335
△779
△1,564
8
△0.5
△1.2
△0.3
16.6
△0.1
19.8
11.8
4.6
27.4
3.0
0.7
4.2
7.0
△0.1
6.4
6.5
9.3
5.2
11.8
2.4
2.8
△6.8
△5.6
△13.4
△16.8
△22.9
0.1
△34,837
△4,920
△29,917
25,134
△16
25,150
33,700
8,982
24,718
23,997
4,046
19,951
△13,267
23,188
10,030
6,077
3,532
2,545
512
1,231
802
△8,046
△5,568
△2,478
△997
△1,320
△161
△2.4
△1.2
△2.9
13.1
△0.1
15.6
11.8
4.6
27.4
1.3
0.7
1.5
△2.1
4.6
6.0
5.2
9.3
3.2
2.3
6.2
2.1
△6.9
△5.6
△14.3
△21.6
△19.4
△2.7
10.1
14.4
89.3
5.7
5.0
各区分には以下の製品が含まれております。
オフィスイメージング
………………………MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・印刷機・FAX・スキャナ等機器
及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
プロダクションプリンティング………………カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス ・サ
ポート・ソフトウェア等
ネットワークシステムソリューション………パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等
産業………………………………………………サーマルメディア・光学機器・電装ユニット・半導体・インクジェットヘッド等
その他……………………………………………デジタルカメラ等
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
33
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
3.第4四半期分野別売上高(連結)
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間
区分
自
2015年1月1日
自
2016年1月1日
至
2015年3月31日
至
2016年3月31日
構成比
金額
オフィスイメージング
国
海
内
外
プロダクションプリンティング
国
海
内
外
ネットワークシステムソリューション
国 内
海 外
画像&ソリューション分野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
産
業
分
野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
そ
の
他
分
野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
合
計
国
内
海
外
米
州
欧州・中東・アフリカ
そ
の
他
当第4四半期連結会計期間
(%)
384,590
108,839
275,751
54,082
8,670
45,412
83,902
55,738
28,164
522,574
173,247
349,327
167,808
134,481
47,038
29,814
9,824
19,990
6,504
5,097
8,389
27,516
23,914
3,602
927
1,369
1,306
66.3
金額
増減
構成比
(%)
64.4
363,723
108,739
254,984
58,340
8,771
49,569
84,372
58,765
25,607
506,435
176,275
330,160
162,181
127,622
40,357
30,791
11,865
18,926
5,970
4,902
8,054
27,946
24,304
3,642
877
1,148
1,617
579,904
100.0
206,985
372,919
175,239
140,947
56,733
35.7
64.3
30.2
24.3
9.8
9.3
14.5
90.1
5.2
4.7
金額
為替影響除く増減
伸び率
(%)
金額
伸び率
(%)
△20,867
△100
△20,767
4,258
101
4,157
470
3,027
△2,557
△16,139
3,028
△19,167
△5,627
△6,859
△6,681
977
2,041
△1,064
△534
△195
△335
430
390
40
△50
△221
311
△5.4
△0.1
△7.5
7.9
1.2
9.2
0.6
5.4
△9.1
△3.1
1.7
△5.5
△3.4
△5.1
△14.2
3.3
20.8
△5.3
△8.2
△3.8
△4.0
1.6
1.6
1.1
△5.4
△16.1
23.8
△8,527
△100
△8,427
6,080
101
5,979
2,567
3,027
△460
120
3,028
△2,908
△986
257
△2,179
1,859
2,041
△182
△350
28
140
596
390
206
△6
△155
367
△2.2
△0.1
△3.1
11.2
1.2
13.2
3.1
5.4
△1.6
0.0
1.7
△0.8
△0.6
0.2
△4.6
6.2
20.8
△0.9
△5.4
0.5
1.7
2.2
1.6
5.7
△0.6
△11.3
28.1
565,172
100.0
△14,732
△2.5
2,575
0.4
212,444
352,728
169,028
133,672
50,028
37.6
62.4
29.9
23.7
8.8
5,459
△20,191
△6,211
△7,275
△6,705
2.6
△5.4
△3.5
△5.2
△11.8
5,459
△2,884
△1,342
130
△1,672
2.6
△0.8
△0.8
0.1
△2.9
10.3
14.9
89.6
5.4
5.0
各区分には以下の製品が含まれております。
オフィスイメージング
………………………MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・印刷機・FAX・スキャナ等機器
及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
プロダクションプリンティング………………カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス ・サ
ポート・ソフトウェア等
ネットワークシステムソリューション………パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等
産業………………………………………………サーマルメディア・光学機器・電装ユニット・半導体・インクジェットヘッド等
その他……………………………………………デジタルカメラ等
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及
適用した数値で表示しております。
34
㈱リコー (7752) 2016年3月期 決算短信
4.分野別売上高見通し(連結)
(単位:億円)
2015年度
通期
区分
実績
オフィスイメージング
国
海
内
外
プロダクションプリンティング
国
海
内
外
ネットワークシステムソリューション
国 内
海 外
画像&ソリューション分野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
産
業
分
野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
そ
の
他
分
野
国 内
海 外
米 州
欧州・中東・アフリカ
その他
合
計
国
内
海
外
米
州
欧州・中東・アフリカ
そ
の
他
2016年度通期
見通し
2016年度上期
前年同期
為替影響を
前年同期
比増減
除く見通し
比増減
見通し
前年同期
為替影響を
前年同期
比増減
除く見通し
比増減
14,320
3,912
10,408
2,238
311
1,927
3,186
2,037
1,148
19,745
6,260
13,484
6,650
5,054
1,779
1,254
414
839
248
203
387
1,090
940
150
38
52
59
13,490
3,781
9,709
2,310
328
1,982
3,291
2,088
1,203
19,091
6,197
12,894
6,189
4,813
1,892
1,436
485
951
317
185
449
1,171
996
175
44
62
69
△5.8%
△3.3%
△6.7%
3.2%
5.5%
2.8%
3.3%
2.5%
4.7%
△3.3%
△1.0%
△4.4%
△6.9%
△4.8%
6.3%
14.5%
17.1%
13.2%
27.3%
△8.9%
15.8%
7.4%
6.0%
16.5%
14.4%
17.9%
16.5%
14,157
3,781
10,376
2,459
328
2,131
3,348
2,088
1,260
19,965
6,197
13,767
6,755
5,106
1,905
1,480
485
995
346
196
452
1,180
996
184
48
66
69
△1.1%
△3.3%
△0.3%
9.9%
5.5%
10.6%
5.1%
2.5%
9.7%
1.1%
△1.0%
2.1%
1.6%
1.0%
7.1%
18.0%
17.1%
18.5%
39.0%
△3.2%
16.7%
8.3%
6.0%
22.4%
25.9%
25.9%
17.1%
6,505
1,806
4,699
1,109
159
950
1,581
1,014
567
9,196
2,980
6,216
3,020
2,333
863
679
226
453
150
89
214
563
482
81
20
28
33
△8.5%
△2.7%
△10.6%
2.6%
5.2%
2.2%
△0.3%
1.2%
△2.7%
△6.0%
△1.0%
△8.2%
△10.6%
△5.5%
△6.4%
7.2%
15.6%
3.4%
12.6%
△13.6%
6.0%
5.0%
4.2%
9.6%
16.5%
2.6%
12.1%
6,903
1,806
5,097
1,196
159
1,037
1,616
1,014
602
9,717
2,980
6,736
3,344
2,523
869
705
226
478
166
96
215
568
482
85
22
30
32
△3.0%
△2.7%
△3.0%
10.7%
5.2%
11.6%
2.0%
1.2%
3.3%
△0.6%
△1.0%
△0.5%
△1.0%
2.2%
△5.7%
11.2%
15.6%
9.2%
24.8%
△6.5%
6.9%
5.9%
4.2%
16.0%
30.5%
11.4%
11.8%
22,090
21,700
△1.8%
22,626
2.4%
10,440
△4.7%
10,990
0.4%
7,615
14,474
6,937
5,310
2,226
7,680
14,020
6,550
5,060
2,410
0.8%
△3.1%
△5.6%
△4.7%
8.2%
7,680
14,946
7,151
5,369
2,426
0.8%
3.3%
3.1%
1.1%
9.0%
3,690
6,750
3,190
2,450
1,110
0.5%
△7.3%
△9.6%
△5.8%
△3.7%
3,690
7,300
3,532
2,649
1,117
0.5%
0.3%
0.1%
1.9%
△3.0%
<ご参考>為替レート(期中平均レート)
区分
2016年3月期
実績
2017年3月期
通期見通し
2017年3月期
上期見通し
US$
1=
120.12円
110.00円
110.00円
EURO
1=
132.68円
125.00円
125.00円
35