2010年度 (11年3月期) 第2四半期累計期間 決算概要 2010年10月28日 日本電気株式会社 (http://www.nec.co.jp/ir/ja) 人と地球にやさしい情報社会を イノベーションで実現する グローバルリーディングカンパニー NECグループビジョン2017 目 次 Ⅰ.第2四半期累計期間 決算概要 Ⅱ.通期業績予想 Ⅲ.中期経営計画V2012の進捗 - クラウド関連事業の拡大 - グローバル事業の拡大 - 新規事業の拡大 Page 3 © NEC Corporation 2010 Ⅰ.第2四半期累計期間 決算概要 第2四半期累計 上期概況サマリー ▐ 営業黒字化を達成 当期赤字継続も前年同期比・予想比ともに大幅に改善 第2四半期 <7∼9月> 売 10年度 実績 実績 上期 <4∼9月> 前年 同期比 09年度 10年度 実績 実績 14,692 △ 11.2% 高 8,752 8,016 △ 8.4% 16,537 益 23 243 220 △ 377 11 0.3% 3.0% - 0.1% △ 49 182 △ 499 △ 223 - 2.3% - - △ 98 161 △ 436 △ 270 対売上高比率 (%) - 2.0% - - フリー キャ ッシュフロー △ 64 △ 606 営 上 09年度 業 損 対売上高比率 (%) 経 常 損 益 対売上高比率 (%) 当 期 純 損 益 230 259 △ 542 △ 538 △ 1,028 参考 : 上期の売上平均為替レート (実績) 1ドル=89.96円、1ユーロ=116.01円 (7/28時点での10年度の為替レート前提 1ドル=90円、1ユーロ=110円) Page 5 (単位:億円) © NEC Corporation 2010 前年 同期比 7/28 予想比 △ 308 388 △ 39 276 △ 23 166 90 △ 490 第2四半期累計 セグメント別 上期実績 (億円) 売上高 営業損益 134 21,278 ITサービス 4,168 16,537 プラット フォーム 15,000 2,291 14,692 3,773 キャリア ネットワーク 社会インフラ パーソナル ソリューション 3,961 1,482 4,544 3,800 1,662 3,086 1,297 3,623 その他 4,831 08年度 上期 Page 6 ITサービス 99 プラット フォーム 68 キャリア ネットワーク 社会インフラ 50 96 100 124 209 11 2 △ 16 27 82 △ 135 3,710 パーソナル ソリューション △ 237 1,750 1,768 3,100 2,710 1,350 1,379 その他 4,000 3,921 消去・ 配賦不能 1,000 1,205 7/28時点 予想 10年度 上期 140 30 40 △ 40 △ 220 11 35 70 40 29 30 △ 15 △ 178 △ 376 3,096 09年度 上期 △377 08年度 上期 © NEC Corporation 2010 △ 195 09年度 上期 7/28時点 予想 10年度 上期 第2四半期累計 セグメント別 上期実績 (単位:億円) 売 I T サ ー ビ ス プラットフォーム 上 高 営 業 利 益 営業利益率 (%) 4.8% 4.4% 売 923 7 967 29 上 高 営 業 損 益 0.7% 3.0% 1,669 118 1,542 130 営業利益率 (%) 7.1% 8.4% 売 営 業 利 益 724 34 795 37 営業利益率 (%) 4.7% 4.6% 1,674 △7 1,985 33 営業利益率 (%) 売 キ ャ リ ア ネ ットワーク 社 会 イ ン フ ラ パ ー ソ ナ ル ソ リ ュ ー シ ョ ン の 上 高 営 業 利 益 売 上 上 高 高 営 業 損 益 営業利益率 (%) 売 そ 上 高 他 営 業 損 益 消去・ 配賦不能 営 業 損 益 営業利益率 (%) 売 合 計 上 高 営 業 損 益 営業利益率 (%) Page 7 第2四半期 <7∼9月> 09年度 10年度 前年 同期比 実績 実績 2,098 2,097 △ 0.0% 102 92 △9 - 1.6% 1,665 △ 129 630 42 - 6.6% △ 101 8,752 23 △ 119 8,016 243 0.3% 3.0% 上期 <4∼9月> 09年度 10年度 前年 同期比 実績 実績 3,773 3,710 △ 1.7% 96 35 △ 60 2.5% 1.0% 4.8% 22 1,662 △ 135 1,768 △ 15 - - △ 7.6% 11 3,086 124 2,710 70 4.0% 2.6% 1,297 27 1,379 40 2.1% 2.9% 18.6% 40 3,623 82 3,921 29 2.3% 0.7% △ 62.2% 171 3,096 △ 376 1,205 30 - 2.5% △ 18 △ 8.4% 220 △ 195 16,537 △ 377 △ 178 14,692 11 - 0.1% 9.7% 3 © NEC Corporation 2010 7/28 予想比 △ 90 △ 65 6.4% 119 18 25 △ 12.2% △ 54 △ 390 △ 70 6.3% 13 29 10 8.2% △ 53 △ 79 △ 11 △ 61.1% 406 205 30 16 △ 11.2% 388 42 △ 308 △ 39 セグメント別 実績のポイント 第2四半期累計 (7/28時点 予想比) ✔ ITサービス 国内IT投資の回復遅れ 売上減、価格競争の激化により、損益計画未達 プラット フォーム IT・ネットワーク融合戦略の具現化への取り組み 体制集約でプロセスを改善し、損益計画を達成 キャリア ネットワーク モバイルバックホール、海洋システムで計画未達 費用効率化推進も、売上計画の未達が影響 社会インフラ 社会システム事業の大型案件受注好調 プロジェクト管理と原価低減の強化により、損益計画達成 パーソナル ソリューション 携帯電話機事業の競争激化による販売不振 販売不振を費用削減や原価低減でカバーするも損益若干未達 その他 Page 8 ✔ ✔ スタフ他費用の削減 © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 上期の成果と課題 ▐ 営業・経常損益が若干未達も、当期純損益は過達 (旧NECエレクトロニクスを除くと、売上高は前年同期比でほぼ横這い) 全セグメントで2Q営業黒字化を達成 成果 - プラットフォーム (上期営業損益 △15億円、前年同期比で119億円改善) を除く 全セグメントが上期でも営業黒字化 - キャリアネットワーク、ITサービス、パーソナルソリューションが 課題 売上高・営業利益ともに未達 2Q当期黒字化 (161億円) を達成 成果 - 持分法適用会社 ルネサス エレクトロニクスの業績インパクトを吸収 ▐ 中期経営計画 V2012の注力領域 “クラウド”、“グローバル”、“新規事業” で実績 Page 9 © NEC Corporation 2010 成果 Ⅱ.通期業績予想 通期予想 2010年度 事業運営方針 2010年は 「V2012」 実現に向けた最初の年 ⇒ V2012は 「自己変革プログラム」 ▐ V2012の実現に向けた着実なステップとなる一年にすべく、 中期経営計画の達成に向けた3つの施策を常に検証し、 更なる改善を図る ① 5極体制を要とした “グローバル” 事業の拡大 ② IT/ネットワークの融合領域 “クラウド” 関連事業の拡大 ③ 自動車用電池、パーソナル新端末など “新規” 事業の拡大 営業利益1,000億円、当期純利益150億円を目指す ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 11 © NEC Corporation 2010 通期予想 業績予想サマリー (単位:億円) 下期 <10∼3月> 通期 09年度 10年度 実績 予想 前年 同期比 高 19,295 18,308 営 業 利 益 886 989 4.6% 5.4% 993 773 5.1% 4.2% 550 420 2.9% 2.3% 売 上 対売上高比率 (%) 経 常 利 益 対売上高比率 (%) 当期純利益 対売上高比率 (%) 10年度 実績 予想 △ 5.1% 35,831 33,000 △ 7.9% 0 103 509 1,000 491 0 1.4% 3.0% 494 550 56 △ 150 1.4% 1.7% 114 150 36 0 0.3% 0.5% 5.04 5.77 0.73 0.00 △ 500 △ 1,436 0 △ 220 △ 130 1 株 当 た り 当期純利益 (円) フリー キャ ッシ ュフ ロー 1,474 528 7/28 予想比 09年度 △ 946 936 前年度比 参考 : 10年度下期の為替レート前提 1ドル=80円、1ユーロ=115円 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 12 © NEC Corporation 2010 通期予想 セグメント別 通期業績予想 (億円) 売上高 営業損益 42,156 9,338 ITサービス プラット フォーム 4,694 キャリア ネットワーク 8,070 社会インフラ 3,404 33,000 8,663 8,900 8,484 その他 8,167 09年度 520 90 110 313 400 400 150 160 60 518 プラット フォーム 115 キャリア ネットワーク 516 217 79 △ 142 189 △ 17 150 160 40 △ 449 △ 400 △ 400 7/28時点 予想 10年度 (予想) 3,850 社会インフラ 6,700 6,600 パーソナル ソリューション 3,150 3,150 その他 △ 871 8,300 8,300 2,150 2,300 消去・ 配賦不能 △ 277 7/28時点 予想 10年度 (予想) 6,614 560 532 3,800 6,274 7,377 08年度 8,800 3,737 3,166 パーソナル ソリューション 33,000 1,000 △62 35,831 ITサービス 1,000 509 08年度 △ 275 09年度 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 13 © NEC Corporation 2010 通期予想 セグメント別 業績予想サマリー (単位:億円) 売 I T サ ー ビ ス 上 高 営 業 利 益 営業利益率 (%) 売 プラットフォーム 上 高 営 業 損 益 営業利益率 (%) 売 キ ャ リ ア ネ ットワ ーク 上 高 営 業 利 益 営業利益率 (%) 売 社 会 イ ン フ ラ 上 高 営 業 利 益 営業利益率 (%) パ ー ソ ナ ル ソ リ ュ ー シ ョ ン 売 の 高 営 業 利 益 営業利益率 (%) 売 そ 上 上 高 他 営 業 損 益 消去・ 配賦不能 営 業 損 益 営業利益率 (%) 売 合 計 上 高 営 業 利 益 営業利益率 (%) 下期 <10∼3月> 09年度 10年度 前年 同期比 実績 予想 4,890 5,090 4.1% 436 485 48 8.9% 9.5% 2,075 118 2,082 125 5.7% 6.0% 3,188 190 3,890 330 5.9% 8.5% 1,869 190 1,771 110 10.2% 6.2% 3,754 107 4,379 131 2.8% 3.0% 3,518 △ 73 1,095 30 - 2.7% △ 80 19,295 886 △ 222 18,308 989 4.6% 5.4% 09年度 実績 8,663 532 通期 10年度 前年度比 予想 8,800 1.6% 520 △ 12 6.1% 5.9% 3,737 △ 17 3,850 110 - 2.9% 22.0% 141 6,274 313 6,600 400 5.0% 6.1% △ 5.2% △ 80 3,166 217 3,150 150 6.9% 4.8% 7,377 189 8,300 160 2.6% 1.9% △ 68.9% 103 6,614 △ 449 2,300 60 - 2.6% △ 141 △ 5.1% 103 △ 275 35,831 509 △ 400 33,000 1,000 1.4% 3.0% 0.3% 8 16.7% 25 7/28 予想比 △ 100 △ 40 3.0% 127 50 20 5.2% 87 △ 100 0 △ 0.5% △ 67 0 0 12.5% △ 29 0 0 △ 65.2% 509 150 20 △ 125 △ 7.9% 491 0 0 0 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 14 © NEC Corporation 2010 業績予想達成に向けた下期の実行ポイント ITサービス 通期予想 先行き不透明も、経営課題解決への提案に注力し売上拡大 SI革新活動による収益体質強化 (GP率改善、コストダウン) プラット フォーム IT/ネットワークトータルでの対応による売上拡大 継続的な原価低減、品質向上施策により収益維持 キャリア ネットワーク 4重点領域での売上拡大、既存領域での売上確保 筋肉質な収益体質の維持・強化 社会インフラ デジタル化PJ等、成長領域の取り込み、シェア拡大 プロジェクト管理と原価低減の強化により、収益拡大 パーソナル ソリューション スマートフォンの海外投入、新端末・垂直統合ビジネス立上げ ローコストオペレーションの徹底 環境・ エネルギー Page 15 自動車用リチウムイオン電池事業の本格展開 スマートグリッドを核とする新領域創出 © NEC Corporation 2010 ✔ ✔ ✔ 通期予想 ITサービス事業の下期重点施策 先行き不透明も、経営課題解決への 提案に注力し売上拡大 四半期別売上高推移 売上高増減 (前年同期比) 0.0% △ 1.4% ▐ クラウドサービス事業 先進の基幹系サービス展開 - クラウド指向経理サービス △ 7.7% (現在、50社超と商談中) △ 3.8% - 業種クラウドの案件獲得、強化 △ 7.7% △ 10.8% (自治体、医療、金融など) 売上高 (億円) パートナー連携による 中堅・中小企業向けSaaS拡販 3,015 2,098 1,676 2,097 1,876 1,612 ▐ グローバル事業 既存事業の強化 - パブリックセーフティ事業の展開 - 日系企業による新興国での投資獲得 1Q 2Q 3Q 09年度 Page 16 4Q 1Q 2Q さらなる新規領域の開拓 10年度 © NEC Corporation 2010 - 海外キャリア向けサービス、POS、 医療・ヘルスケア、公共 ITサービス事業の業種別動向 ▐ 先行き不透明感はあるが、金融業・製造業など前年度比で 改善傾向にある顧客のIT需要獲得に注力 業種 重点注力領域 官庁 大型案件の確実な受注、新成長戦略や経済対策関連案件の獲得 バイオメトリクス技術に基づくパブリックセーフティ事業の更なる拡大 公共・医療 クラウド活用を含めた基幹システム再構築提案によるシェア拡大 グローバルパートナーとの協業による新規市場の更なる開拓 金融 システム共同化等の大型サービス提案や次世代営業店端末の拡販 SWIFT (※1) 接続サービスなどアジアを軸としたグローバル事業の更なる拡大 通信・メディア グローバルキャリア向けクラウドビジネスの横展開、デジタルサイネージ大型商談獲得 国内キャリア/放送局向け基幹システム案件の提案強化 製造・装置 クラウド指向経理サービスの拡販、業種SaaSメニューの更なる拡充と受注獲得 JOC (※2) 案件に加え、ローカル案件の獲得による中華圏、APACでの事業拡大 流通・サービス NeoSarfシリーズ、ホテル総合クラウドサービスなどのサービス事業拡大 POSシステムなどによるグローバル市場開拓 ※1 金融機関間の送金や決済等を行うための共通ネットワーク、※2 JOC : Japan Originated Company Page 17 © NEC Corporation 2010 通期予想 キャリアネットワーク事業の下期重点施策 ▐ 4重点領域での売上拡大と既存領域での売上確保 モバイルバックホール、海洋システムでの事業拡大 トラフィック増大に伴うビジネスチャンスの具体化 4重点領域 市場環境 トラフィック増 ワイヤレス スマートフォン急増 ブロードバンド モバイル放送参入等に対する アクセス 投資期待 重点施策 国内LTE/WiMAX/フェムト 案件の確実な遂行と海外市場 開拓 モバイル バックホール インドの3G需要増 投資の中心が新興国へシフト パソリンク新機種投入に よる売上拡大 海洋システム 回線需要が継続増加 複数新規案件の検討進行中 契約遅れの大型プロジェクト の早期受注確保 運用コスト低減需要増 付加価値サービス需要増 NetCracker事業の拡大とシ ナジー加速化 ARPU増大に貢献するサービス PF案件の獲得と確実な遂行 サービス& マネジメント 挽回 ※ ARPU : Average Revenue per User Page 18 © NEC Corporation 2010 通期予想 キャリアネットワーク事業の状況 (億円) パソリンクは、IP化対応の新機種リリースで攻勢開始。 欧州・アジアから活発な引き合いあり。 10年度下期 (予想) 海洋システムの大型プロジェクトの受注により 売上回復の見通し。ネットクラッカーも増収。 3,890 LTE商用スタート需要の取り込み、 サービス&マネジメント事業を拡大。 スマートフォン対応などキャリアへの投資喚起に注力。 09年度下期 海外固定 (倍増) 国内移動 (微増) 3,188 国内固定 (約5%) 海外移動 (約55%増) CATV関連等補正予算の確実な遂行。 サービス&マネジメント事業を中心にキャリアへの投資喚起に注力。 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 19 © NEC Corporation 2010 通期予想 パーソナルソリューション事業の状況 ▐ “モバイルターミナル”の下振れを“PCその他”でカバー (億円) 年度内に海外市場向け、来年度上期に国内市場向けに アンドロイド搭載のスマートフォンを投入 7/28時点 10年度 売上高予想 8,300 ビジネス系商品 (ビジネスPC・パブリックディスプレイ・ デジタルシネマプロジェクタなど)、個人向け商品 (高付加価値PC、WiMAXルータなど) 好調 モバイルターミナル △260 上期 △176 競争激化による 販売不振 PCその他 +260 8,300 下期 +163 上期 +97 下期 △84 統合効果や 下期新商品投入で巻き返し Page 20 10年度 売上高予想 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 © NEC Corporation 2010 Ⅲ.中期経営計画V2012の進捗 グループビジョン2017実現のためのV2012に執着 V2012は NECグループビジョン2017を 実現するための確実なステップ としてのマイルストーン NECグループビジョン2017 人と地球にやさしい情報社会を イノベーションで実現する グローバルリーディングカンパニー 17年度イメージ 当期利益 2,000億円 ROE 12年度 2rd our 1 0 wa ) 09年度 (実績) 当期利益 2ries, T 201 V 114億円 da – ROE n yo 1.6% e B o d 10 0 (2 un bo 2 si Vi on - (海外比率 約50%) 当期利益 1,000億円 ROE 10% (海外比率 25%) - (海外比率 20%) Page 22 約15% © NEC Corporation 2010 グローバルICT トップ10を狙う 経営水準 《参考》 セグメント別 中期経営計画 (新セグメントベース) (億円) 売上高 営業損益 09-12 年平均成長率 2,000 40,000 プラット フォーム 35,831 33,000 ITサービス +8% 509 8,663 8,800 プラット フォーム 3,737 キャリア ネットワーク 6,274 社会インフラ パーソナル ソリューション その他 +3% 7,377 1,000 <5%> 520 532 ITサービス 3,850 3,166 <8%> 110 +13% 6,600 キャリア ネットワーク 社会インフラ 3,150 +6% 8,300 +7% パーソナル ソリューション その他 313 400 217 189 △ 17 150 160 60 △ 449 △ 400 6,614 2,300 09年度 10年度 (予想) <9%> <5%> <2%> <営業利益率> △24% 12年度 (中計) 消去・ 配賦不能 △ 275 09年度 10年度 (予想) 12年度 (中計) ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 23 © NEC Corporation 2010 V2012達成に向けた重点領域と10年度のターゲット 重点領域 クラウド グローバル 新規事業 Page 24 10年度のターゲット 進捗 【国内】 ソーシャル・キャリア領域を含めたC&Cクラウド戦略の具体化 先行事例の獲得・導入、サービスビジネスモデルの確立 ○ 【海外】 グローバルなクラウド拡大に向けた体制整備、 実証による顧客との関係構築、業界での地位獲得 △ 5極体制の確立、コンピテンスセンター整備による 拡大の足場固め 各地域における重点領域・戦略の明確化と実績積み上げ ○ 【電池】 自動車向け電極の量産開始 スマートインフラにおける地位獲得、パートナーづくり ◎ 【端末】 顧客とのパートナーシップにおけるビジネスモデルづくり △ © NEC Corporation 2010 クラウド “C&Cクラウド戦略の推進”の進捗 ▐ “C&Cクラウド戦略” 関連事業で1兆円を目指す 10年度は 5,000億円を目指す クラウドサービス (エンタープライズ) クラウド環境構築 2,500 プラットフォーム 1,000 売上高 (億円) テレフォニカ等グローバルキャリア向けクラウド商談 国内サービスプラットフォーム新領域の商談推進 パブリックセーフティ事業のグローバル体制 (コンピテンスセンター整備) アウトソーシング 事業 ワイヤレス ブロードバンド アクセス ユビキタスデバイス (サービス連携) 09年度 先進的な基幹系サービス案件の獲得・納入 クラウド活用によるお客様との新たなビジネス創造 海外パートナー戦略の推進 (東軟集団) 1,100 (テレコムキャリア) (ソーシャルインフラ) 10年度 (予想) < これまでの各領域における主な成果 > 3,900 スマートインフラにおける協業・トライアル実施 1,800 ネットクラッカーとのシナジー (パソリンク案件でのネットクラッカー活用) ITプロダクトと企業ネットワークのシナジー具現化 1,000 12年度 (中計) ワイヤレスブロードバンドアクセスの 国内導入開始 垂直統合ビジネス/新端末における協業推進 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 25 © NEC Corporation 2010 クラウド クラウドの取り組み/受注事例 福岡県糟屋3町 自治体基幹クラウド 劇団四季チケットレスサービス 泉南市 教育クラウド 日本ビューホテル ホテル総合クラウド アルゼンチン サンフアン州教育省 クラウド型総合教育システム JR西日本商事 資材調達システム SaaS型電子カルテシステム 三洋電機と協業 地域医療連携SL 官公、 公共、医療 流通 ・サービス アプタマー事業開始&Somalogic協業 金融 住友生命 クラウドサービス協業 テレフォニカ中南米クラウド協業 エクセディ基幹クラウド 通信 NECヨーロッパクラウド ・メディア 製造 建設業4社基幹クラウド協業 ・装置 コンピテンスセンター開設 住友林業と協業 住宅業界向けSaaS エプソン販売とモバイルクラウド実証実験 韓国 新世界グループ デジタルサイネージ協業 ObbligatoⅢ (クラウド対応) 「iPASOLINK」 シリーズ発売 Page 26 © NEC Corporation 2010 C&Cクラウド戦略の加速 ▐ 「クラウド戦略室」 を新設 実証プロジェクトを通じた 「サービスモデル化」 を推進 全社的な課題への迅速なる対応により事業推進 • パブリック・インフラ分野のクラウド事業化を加速 – スマートシティ、スマートグリッド、パブリックセーフティ、 インテリジェント・ビル、交通、公共サービスなどの新社会基盤 – 新社会基盤と連携するヘルスケア、政府・自治体、教育、 輸送・運輸等のクラウド・サービス Page 27 © NEC Corporation 2010 クラウド グローバル “グローバル事業の拡大” の進捗 ▐ 海外売上高で1兆円 (売上高比率25%) を目指す 10年度は5,600億円、約17%の水準を目指す 4,500 EMEA 中華圏 ・APAC 2,400 キャリアクラウドビジネスへの 先駆的取り組み 企業ネットワーク、キャリア顧客に ICTソリューション展開 北米 2,300 (億円) 携帯電話機 (NECカシオ) 企業ネットワーク顧客に ICTソリューション展開 パブリックセーフティ 次世代通信インフラ JOC向けサービス事業展開 低価格製品投入 JOC : Japan Originated Company 中南米 800 パブリックセーフティ等 差異化ソリューションの展開 キャリア顧客基盤をベースに新規事業展開 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 (各グラフ数値は、左から09年度実績 (除く旧NECエレ)、10年度予想、12年度中計) Page 28 © NEC Corporation 2010 グローバル グローバル5極体制への足固め ▐ 4極の体制を整備、来年4月から5極体制へ スピーディな事業運営 NECヨーロッパクラウド コンピテンスセンター開設 EMEA トルコに 新会社設立 責任と権限の明確化 各極のお客さまニーズ集約、 日本からのソリューション提供 コンピテンスセンター APAC インド バンガロールに シンガポールに NECバイオメトリクス パブリックセーフティの センター設置 コンピテンスセンター設置 Page 29 北米 中華圏 © NEC Corporation 2010 コンピテンス センターから 各極へ展開 中南米 グローバル展開の取り組み/受注事例 グローバル 東軟集団とクラウドサービス協業 医療ソリューション事業開始 九州通集団 RFID温度トレーサビリティ テレフォニカ SaaSサービスイン、VDI 広州白雲国際空港 新ターミナル向けPOS インターコンチネンタルホテル 上海EXPO向けIP電話システム マンダリン ホテル マカオ向けIP電話システム・IPテレビシステム ノルウェイ 郵便自動化システム アプタマー事業開始 オランダ 郵便物自動選別 &Somalogic協業 取揃え押印機 韓国 新世界グループ ブルガリア デジタルサイネージ協業 デジタル放送用送信機 光海底ケーブルシステム 「APCN」 増設プロジェクト アルゼンチン サンフアン州教育省 シンガポールテレコム LTEトライアル クラウド型総合教育システム シンガポール リゾート・ワールド・セントーサ ITマネジメントサービス VDI : Virtual Desktop Infrastructure (仮想PC型シンクライアントサービス) Page 30 © NEC Corporation 2010 新規事業 新規事業の取り組み (電池・スマートグリッド) 火力、水力、 原子力発電 送配電、 変電所 商業ビル、 工場、 データセンター EV関連 集合 住宅 戸建住宅 ・店舗など の取り組み <EVインフラ> 商業施設 (コンビニ、ガソリンスタンドなど) 再生可能 エネルギー 再生可能 エネルギー 急速充電器 ICT の取り組み 蓄電 の取り組み Page 31 中国電力と 転送遮断システムの 試験開始 米国電力中央研究所 と大容量リチウム イオン蓄電システムの 実証実験 積水化学と スマートハウス領域で 事業提携 明電舎と蓄電池を 利用した事業者向け エネルギーマネジメント システムを共同開発 © NEC Corporation 2010 米国オレゴン州で 急速充電器の実証実験 ENEOS他と 急速充電器の実証実験 電気自動車 自動車用リチウムイオン 二次電池の電極を 量産開始 新規事業 新端末および垂直統合ビジネスの展開 ▐ 主要顧客候補へのアプローチ、協議により事業化へ 電子書籍・新聞 In B 教育 ネットサービス 流通・小売 生活者支援 電力・住宅 年内に新端末の出荷を開始 Page 32 © NEC Corporation 2010 V2012の実現に向けた今後のアクション ▐ 実現に向けた課題の解消、施策の具体化、実行スピードの加速 クラウド グローバル 新規事業 クラウド拡大投資の実行 データセンター戦略、プラットフォーム戦略の推進 CODC (※) 事業の立ち上げ キャリアクラウドの横展開 ワイヤレスブロードバンドアクセスの海外参入 パートナリングの推進 グローバルな開発体制、人材、マーケティングの強化 【電池】 需要拡大に対応する生産体制の拡充 スマートグリッド領域への展開を見据えた事業開発の加速 【端末】 垂直統合ビジネスの具体事例の加速 ※ クラウド指向データセンタ (CODC : Cloud Oriented Data Center) とはデータセンタに、 自社基幹システム等で利用実績のあるシステムモデルによるサービス提供基盤システムを構築したもの Page 33 © NEC Corporation 2010 まとめ ▐ 業績予想の達成に向けて 市場機会を捉えたトップラインの拡大による “外への努力” GP率改善と事業効率化による “内なる努力” ▐ 中期経営計画 V2012の注力領域で 具体的な取り組みを加速 クラウド、グローバル、新規事業における具体的な事例を着実に積み上げ 今後の成長に向けた種蒔きに注力 V2012初年度の業績予想達成に向けて、スピード経営を実践 Page 34 © NEC Corporation 2010 第2四半期累計期間 決算 (補足) 売上高増減 第2四半期累計 (前年同期比) 09年度上期 (億円) 交通・消防など 社会システム分野の 案件増加 ソフトウェア、 企業ネットワークの増収 プラットフォーム +106 (+6.4%) 16,537 PCその他が好調に推移 社会インフラ +82 (+6.3%) パーソナルソリューション +297 (+8.2%) 半導体事業の非連結化 ITサービス △64 (△1.7%) その他 △1,890 キャリアネットワーク △376 (△12.2%) 海外売上高大幅減 (モバイルバックホール、海洋システム) Page 38 © NEC Corporation 2010 10年度上期 14,692 第2四半期累計 売上高増減 (7/28時点 予想比) (億円) 7/28時点 上期予想 プラットフォーム +18 15,000 ITサービス △90 その他 +205 社会インフラ +29 IT投資の回復遅れ キャリア ネットワーク △390 モバイルバックホール、 海洋システムで計画未達 パーソナルソリューション △79 携帯電話機事業の 競争激化による販売不振 Page 39 © NEC Corporation 2010 上期実績 14,692 営業損益増減 第2四半期累計 (前年同期比) (億円) 09年度上期 10年度上期 △377 11 消去・配賦不能 +16 費用効率化推進も 海外の売上減に伴い減益 キャリアネットワーク △54 プラットフォーム +119 ITサービス △60 社会インフラ +13 半導体事業の非連結化 携帯電話機事業の 販売不振の影響 売上減に加え、 サービス/グローバル 関連事業拡大に向けた投資増 Page 40 その他 +406 パーソナルソリューション △53 © NEC Corporation 2010 営業損益増減 第2四半期累計 (7/28時点 予想比) (億円) 7/28時点 上期予想 50 ITサービス △65 費用効率化推進も、 売上計画の未達が影響 キャリアネットワーク △70 その他 +30 プラットフォーム +25 Page 41 11 消去・配賦不能 +42 売上減、価格競争激化 プロジェクト管理と原価低減の強化 上期実績 スタフ他費用削減 社会インフラ +10 © NEC Corporation 2010 パーソナルソリューション △11 販売不振を費用削減や 原価低減でカバーするも 若干未達 当期純損益増減 第2四半期累計 (前年同期比) (億円) 10年度上期 09年度上期 持分法投資損益悪化 △436 △270 営業外損益悪化 △112 その他 +406 プラットフォーム +119 ITサービス △60 キャリアネットワーク △54 パーソナルソリューション △53 その他 △110 営業利益改善 +388 Page 42 © NEC Corporation 2010 事業構造改善費用や 半導体事業再編に関わる 持分変動損失を計上 当期純損益増減 第2四半期累計 (7/28時点 予想比) (億円) 7/28時点 上期予想 上期実績 △360 △270 営業外損益改善 +16 キャリアネットワーク ITサービス プラットフォーム △70 △65 +25 その他 +113 営業損益悪化 △39 Page 43 © NEC Corporation 2010 < セグメント別の状況 > 第2四半期累計 ITサービス事業 (億円) 売上高 前年 同期比 営業利益率 2.5% 2.4% 4,168 3,773 アウトソーシング/サポートサービス : サポートサービスが減収となるも クラウドサービスやアウトソーシングは 堅調 △1.7% ▐ 営業利益 営業 利益 96 売上高構成比 09年度 上期 35億円 (△60億円) 売上減に加え、サービス/グローバル関連 事業拡大に向けた投資増により減益 35 Page 45 (△1.7%) SIサービス : 3,710 △9.5% 08年度 上期 3,710億円 IT投資の回復遅れが影響し減収 1.0% 99 ▐ 売上高 10年度 上期 (10年度上期) 25% © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 プラットフォーム事業 (億円) 売上高 営業損益率 前年 同期比 3.0% △ 0.9% 2,291 △ 8.1% 1,662 1,768 +6.4% △27.5% 営業 損益 68 ▐ 売上高 △15 Page 46 09年度 上期 10年度 上期 △15億円 (+119億円) 売上の増加、継続的な費用削減、 原価低減により、大幅に改善 売上高構成比 08年度 上期 (+6.4%) ソフトウェア : 仮想化によるシステム統合、運用管理 領域、コンプライアンス対応に向けた セキュリティ領域が伸長 ハードウェア : 大型案件によるUNIXサーバの伸長に 加え、IAサーバが堅調に推移し、前年同 期並を確保 企業ネットワーク : 国内外での緩やかな投資回復により、 増収 ▐ 営業損益 △135 1,768億円 (10年度上期) 12% © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 キャリアネットワーク事業 (億円) 売上高 前年 同期比 営業利益率 ▐ 売上高 (△12.2%) 国内 : NGNピークアウトで固定減も、 トラフィック増対応の設備投資前倒しに 伴う移動増で前年同期並 5.3% 4.0% 2.6% 3,961 2,710億円 海外 : 3,086 海洋システムの契約遅れ、 パソリンクの減少 2,710 営業 利益 △22.1% ▐ 営業利益 △12.2% 209 124 70 Page 47 09年度 上期 10年度 上期 (△54億円) 費用効率化推進も海外の売上減に伴い 減益 売上高構成比 08年度 上期 70億円 (10年度上期) 18% © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 社会インフラ事業 (億円) 売上高 前年 同期比 2.9% ▐ 売上高 1,379億円 (+6.3%) 交通・消防など社会システム分野の 案件増加により増収 2.1% 営業利益率 0.7% 1,482 ▐ 営業利益 1,379 1,297 △12.5% 27 40 11 売上高構成比 08年度 上期 Page 48 09年度 上期 (+13億円) 売上の増加やプロジェクトコスト管理の 強化等による原価低減により増益 +6.3% 営業 利益 40億円 10年度 上期 (10年度上期) 9% © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 パーソナルソリューション事業 (億円) 売上高 前年 同期比 2.3% 営業損益率 0.7% △ 0.4% PCその他 : ビジネス系商品 (ビジネスPC・パブリック ディスプレイ・デジタルシネマプロジェクタ など) や個人向け商品 (高付加価値PC、 WiMAXルータなど) の好調により増収 3,921 3,623 △1.1% 1,554 1,571 営業 2,732 損益 ▐ 営業損益 +15.4% 2,052 82 △16 2,367 29 08年度 上期 09年度 上期 10年度 上期 29億円 (△53億円) 携帯電話機の販売不振による 影響が大きく減益 売上高構成比 Page 49 (+8.2%) 競争激化による販売不振で微減 △20.3% モバイル ターミナル 1,812 3,921億円 モバイルターミナル : +8.2% 4,544 PC その他 ▐ 売上高 (10年度上期) 27% © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 《参考》 財政状態に関する経営指標 (単位:億円) 10/3末 10/3末比 総 資 産 29,376 純 資 産 9,319 8,538 有利子負債 残高 7,295 6,186 △ 1,109 自 7,909 7,354 △ 555 26.9% 29.2% 2.3pt D/E レシ オ ( 倍) 0.92 0.84 0.08pt ネットD/Eレシ オ ( 倍) 0.50 0.63 △ 0.13pt 己 資 本 自己資本比率 (%) Page 50 10/9末 © NEC Corporation 2010 25,221 △ 4,155 △ 782 第2四半期累計 《参考》 設備投資額と主な費用の推移 (単位:億円) 08年度 09年度 実績 実績 前年度比 10年度 前年度比 予想 設備投資額 1,031 831 △ 19.4% 減価償却費 1,336 研究開発費 3,465 750 7/28 予想比 △ 9.7% 0 1,112 △ 16.8% 750 △ 32.6% 0 2,760 △ 20.3% 2,000 △ 27.5% 0 (単位:億円) 09年度 上期実績 研究開発費 前年 同期比 1,430 △ 21.4% 10年度 上期実績 前年 同期比 908 △ 36.5% ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 51 © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 《参考》 海外売上高 (単位:億円) 上期 <4∼9月> 09年度 10年度 前年度比 実績 実績 ア ジ ア 売 上 高 連結売上高比率 (%) 欧 州 売 上 高 連結売上高比率 (%) そ の 他 売 上 高 連結売上高比率 (%) 合 計 売 上 高 連結売上高比率 (%) 1,575 831 9.5% 5.7% 817 505 4.9% 3.4% 1,117 1,094 6.8% 7.4% 3,509 2,430 21.2% 16.5% 主な国または地域 △ 47.2% 中国、台湾、インド、 シンガポール、インドネシア △ 38.2% イギリス、フランス、オランダ、 ドイツ、イタリア、スペイン △ 2.0% アメリカ △ 30.7% ※ 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。 Page 52 © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 《参考》 主要な新製品・新ソリューション (発表日) 製造業向け技術情報管理 (PLM) ソフトウェア 「Obbligato III」 の発売 (10/5) 質の高い教育を支援する学校向け教育クラウドサービス 「Nao(R)Webサービス」 の発売 (10/4) オフィスソリューションをクラウドサービスで提供∼販売パートナーとの連携を強化し、グローバルに拡販∼ (9/16) 仮想化システムの無停止フェイルオーバに対応した高可用性ソフトウェア 「CLUSTERPRO X」 の新製品を発売 (9/6) 地方公共団体の基幹業務システムをSaaS型で提供する 「GPRIME for SaaS」 を強化∼証明書等のコンビニ交付を実現∼ (9/2) 海外向け超小型マイクロ波通信システム“PASOLINK”の事業強化∼ 「iPASOLINK」 シリーズの発売∼ (9/1) ホテル向けのサービスをネットワーク経由で提供するホテル総合クラウドサービスを発売 (6/23) データセンター向け省電力サーバ 「Express5800/ECO CENTER」 ラインナップ強化 (5/17) RFID機能を搭載した携帯電話によるクラウドサービスの実現 (5/11) 小規模病院向け電子カルテシステムを SaaS型で提供する 「MegaOakSR for SaaS」 発売 (5/10) クラウド基盤への対応を強化した 「スケーラブルHAサーバ」 の新製品を発売 (4/9) iPASOLINK200 離席を感知してモニタを自動OFFし消費電力量を削減する液晶一体型PCなどビジネスPCのラインアップを一新 (10/4) 3Dデジタル放送や3Dへの対応を強化した 「VALUESTAR」 デザインを一新した 「LaVie Light」 など、個人向けPCを発売 (9/13) 3Dの立体表示を実現し、臨場感あふれる映像や画像を体感できる省スペース一体型PC 「VALUESTAR N」 の発売 (5/27) 世界最長、単一光子源による50kmの量子暗号鍵伝送に成功∼究極の量子暗号方式実用化にめど∼ (9/10) 非食用の植物資源を用いて高植物成分率と高機能を世界で初めて両立したバイオプラスチックを開発 (8/25) クラウド環境においてIT資源とネットワーク資源を統合制御できる技術を開発 (7/1) モバイル網やインターネットの映像配信において、高品質な視聴を実現する映像配信制御技術を開発 (6/9) 瞬時に違法コピー動画を発見できる映像識別技術を開発 ∼国際標準規格 (MPEG-7) に採用∼ (5/7) ビジネスPC 「Mate タイプMG」 IT機器の冷却電力を半減する冷却モジュールを開発 ∼相変化冷却を利用し、データセンタの省エネ実現に向けて∼ (4/15) Page 53 © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 《参考》 主要な広報発表 (1/2) (発表日) [受注/納入など] セブン銀行と利便性と環境性能を追求した新型ATMを開発 (10/18) 福岡県糟屋南部3町 (宇美町・志免町・須恵町) に基幹業務システムをクラウドで提供 (10/1) ジェイアール西日本商事がJR西日本の資材調達システムにNECのSaaS型電子資材調達サービスを採用 (9/30) ブルガリアの放送事業者 「タワーコム社」 にデジタル放送用送信機を納入 (9/28) ノルウェーの国営郵便事業者に郵便自動化システムを納入 (9/27) マカオの最高級ホテル 「マンダリン オリエンタル マカオ」 にIP電話システムおよびIPテレビシステムを納入 (9/22) 「インターコンチネンタルホテル 上海EXPO」 にIP電話システムを納入 (9/14) 日本ビューホテルがNECのホテル総合クラウドサービスを採用 (7/27) 住友生命に資産運用システムのクラウドサービスを提供∼スミセイ情報システムと金融機関向けクラウドサービス事業で協業∼ (7/23) 光海底ケーブルシステム「APCN2」の増設プロジェクトを受注 (7/7) RFIDを活用した医療器具のリアルタイム所在管理システムと、医療用冷凍庫の温度管理システムをブラジルの病院に納入 (6/28) 中国三大空港のひとつである広州白雲国際空港の新ターミナル向けPOSシステムを受注 (6/18) エクセディ社より次期基幹システムプロジェクトを受注 ∼グローバル会計システムのクラウドサービス提供∼ (5/11) オランダTNT Postから郵便物自動選別取揃え押印機を受注 ∼11月の出荷に向けて生産に着手∼ (4/23) 郵便自動化システム (フラットソータ) Page 54 マンダリン オリエンタル マカオ 客室内の IP Phone © NEC Corporation 2010 第2四半期累計 《参考》 主要な広報発表 (2/2) (発表日) [新事業など] 積水化学とスマートハウスの中核技術であるHEMS (ホームエネルギーマネジメントシステム) 領域で事業提携 (10/8) 建設業界向け基幹業務クラウドサービスの企画で総合建設業4社と協業∼業界共通サービス基盤を提供開始∼ (10/7) 米国電力中央研究所と大容量リチウムイオン蓄電システムの共同実証実験に合意 (9/29) RFIDと携帯電話を活用した先進的な営業支援システムの共同実験を開始∼モバイルクラウドサービスの検証∼ (9/6) 明電舎と 「横浜スマートシティプロジェクト」 でリチウムイオン電池を用いたビルエネルギーマネジメントシステムを共同開発 (9/1) 米国オレゴン州で電気自動車用急速充電器の実証試験を開始∼北米初の公共サービス向け急速充電器∼ (8/6) 自動車用高性能リチウムイオン二次電池の電極を量産開始 (7/23) 住友林業と住宅業界向けクラウドサービス事業で協業∼住宅関連事業者の業務全般を支援するシステムをSaaS型で提供∼ (7/20) 中国で医療ソリューション事業を開始 ∼中国ローカルベンダとの協業により事業展開を加速∼ (5/24) 韓国の流通業界最大手の新世界グループとNECがデジタルサイネージ分野で販売提携 (5/17) 生体認証技術分野のグローバル事業展開加速のためにインドに 「NECバイオメトリクスエクセレンスセンター」 を設置 (5/12) ヨーロッパに通信事業者向けクラウドビジネスを推進する 「ヨーロッパクラウドコンピテンスセンター」 を設置 (5/6) [経営、提携・新会社設立・事業再編など] 「パッケージ型インフラ輸出戦略室」 の新設 (9/1) NECと東軟集団が中国のクラウドサービス事業で協業 (8/31) NECと米SomaLogic社が、クラウドサービスを活用した新ヘルスケア事業で協業 (8/30) 中近東・アフリカ地域における事業体制の強化 ∼トルコ新会社を中心に営業活動を加速∼ (6/16) 大容量リチウムイオン 蓄電システム開発イメージ Page 55 © NEC Corporation 2010 通期業績予想 (補足) 売上高増減 通期予想 (前年度比) (億円) △100 海外の海洋システムで増収 国内はトラフィック増対応、 サービスPF案件の獲得などで微増 09年度 キャリアネットワーク +326 (+5.2%) パーソナルソリューション +923 (+12.5%) プラットフォーム +113 (+3.0%) PCその他の好調に加え 携帯電話機事業の 統合により増加 +50 35,831 半導体事業の非連結化 ITサービス +137 (+1.6%) 経営課題解決への 提案に注力 社会インフラ △16 (△0.5%) 10年度 (予想) △100 33,000 +150 7/28予想 からの修正額 その他 △4,314 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 57 © NEC Corporation 2010 営業利益増減 通期予想 (前年度比) (億円) 消去・配賦不能 △125 7/28予想 からの修正額 半導体事業の非連結化 1,000 海外事業の売上回復に加え、 固定費削減を進めることで増益を目指す キャリアネットワーク +87 プラットフォーム +127 +20 10年度 (予想) 社会インフラ △67 その他 +509 +20 09年度 509 ITサービス △12 △40 パーソナル ソリューション △29 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 58 © NEC Corporation 2010 当期純利益増減 通期予想 (前年度比) (億円) その他 +509 プラットフォーム +127 キャリアネットワーク + 87 社会インフラ △67 前年度に係争案件等に係る 損失見込み額の見直しによる 戻入益あり 営業外損益悪化 △435 営業利益改善 +491 09年度 10年度 (予想) その他 △20 150 114 株式売却益減 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 59 © NEC Corporation 2010 < セグメント別の状況 > 通期予想 ITサービス事業 下期 通期 (億円) 売上高 売上高 9.5% 前年 同期比 8.9% 営業利益率 6.1% 営業利益率 8.1% 5.9% 5.6% 5,170 4,890 営業 利益 420 08年度 下期 9,338 5,090 営業 利益 +4.1% △5.4% 436 09年度 下期 485 10年度 下期 (予想) 518 08年度 8,663 8,800 △7.2% +1.6% 532 09年度 520 10年度 (予想) ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 61 © NEC Corporation 2010 通期予想 ITサービス事業 ▐ 売上高 8,800億円 (+1.6%) △100 7/28予想 からの修正額 (単位:億円) SIサービス : IT投資の先行き不透明も、経営課題解決への提案に注力し、 増収を目指す アウトソーシング/サポートサービス : クラウド指向サービスの展開、SaaSメニューの拡充等により 着実な売上増を目指す ▐ 営業利益 520億円 (△12億円) △40 今後の成長に向けた投資増の中、SI革新活動の強化や 費用削減の徹底により前年並みの利益を目指す ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 62 © NEC Corporation 2010 通期予想 プラットフォーム事業 下期 通期 (億円) 売上高 売上高 6.0% 5.7% 営業利益率 前年 同期比 営業損益率 2.0% 2.9% 2.4% 4,694 2,403 △ 0.5% 2,082 2,075 △13.6% 3,737 営業 損益 +0.3% +3.0% △20.4% 115 営業 利益 118 110 125 △17 47 08年度 下期 3,850 09年度 下期 10年度 下期 (予想) 08年度 09年度 10年度 (予想) ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 63 © NEC Corporation 2010 通期予想 プラットフォーム事業 ▐ 売上高 3,850億円 (+3.0%) 7/28予想 からの修正額 (単位:億円) +50 ソフトウェア : 仮想化によるシステム統合、クラウド対応も含んだデータセンタ向け などの成長市場に注力し、増収を目指す ハードウェア : IAサーバ、シンクライアントでの伸長を見込むが、 全体としては低位機種へのシフトが進み、減収を見込む 企業ネットワーク : 顧客の投資意欲の高い領域 (コスト削減やグローバル展開に向けた 取り組みなど) への注力により、増収を目指す ▐ 営業損益 110億円 (+127億円) +20 売上の増加や、継続的な原価低減、効率化により 大幅改善を見込む ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 64 © NEC Corporation 2010 通期予想 キャリアネットワーク事業 下期 通期 売上高 8.5% 売上高 営業利益率 前年 同期比 営業利益率 7.5% 6.4% 4,109 6.1% 8,070 5.9% 5.0% 3,890 6,600 6,274 3,188 営業 利益 +22.0% 営業 利益 (億円) +5.2% △22.3% 516 △22.4% 400 330 307 313 190 08年度 下期 09年度 下期 10年度 下期 (予想) 08年度 09年度 10年度 (予想) ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 65 © NEC Corporation 2010 通期予想 キャリアネットワーク事業 ▐ 売上高 6,600億円 (+5.2%) △100 7/28予想 からの修正額 (単位:億円) 国内はスマートフォンの急速な普及に伴うトラフィック増対応や サービスPF案件の獲得と確実な事業遂行に注力 海洋システムは大型プロジェクトの獲得による増収を目指す パソリンクはIP化対応の新機種で前年度並みの売上を目指す ▐ 営業利益 400億円 (+87億円) 海外事業の売上回復に加え、固定費削減を進めることで増益を目指す ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 66 © NEC Corporation 2010 通期予想 社会インフラ事業 下期 売上高 通期 (億円) 売上高 10.2% 前年 同期比 6.9% 6.2% 営業利益率 3.6% 3,404 1,922 4.8% 営業利益率 1,869 2.3% 3,150 3,166 1,771 △0.5% △7.0% △2.7% △5.2% 217 190 営業 利益 110 150 79 68 08年度 下期 営業 利益 09年度 下期 10年度 下期 (予想) 08年度 09年度 10年度 (予想) ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 67 © NEC Corporation 2010 通期予想 社会インフラ事業 ▐ 売上高 3,150億円 (△0.5%) 航空宇宙・防衛システム分野が厳しいものの、交通、消防など 社会システム分野の案件増加により前年度並みを目指す ▐ 営業利益 150億円 (△67億円) プロジェクトコスト管理の強化等による原価低減を推進するものの、 前年度に収益性の高い案件があったため減益 ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 68 © NEC Corporation 2010 通期予想 パーソナルソリューション事業 下期 通期 売上高 (億円) 売上高 3.0% 2.8% 前年 同期比 営業損益率 2.6% 営業損益率 +12.5% △ 3.2% △4.7% 8,300 7,377 4,379 3,754 +60.0% モバイル 1,669 ターミナル △13.0% 8,484 +16.7% 3,940 1.9% モバイル 3,481 ターミナル +26.0% △ 1.7% 3,560 2,825 2,006 1,254 +4.1% PC その他 営業 2,271 損益 △5.1% 2,500 107 2,373 131 PC その他 営業 損益 4,552 189 4,740 160 △142 △125 08年度 下期 5,003 09年度 下期 10年度 下期 (予想) 08年度 09年度 10年度 (予想) ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 69 © NEC Corporation 2010 通期予想 パーソナルソリューション事業 ▐ 売上高 8,300億円 (+12.5%) モバイルターミナル : 携帯電話機事業の統合効果や下期新商品投入による巻き返しにより 増収を見込む PCその他 : 企業市場の回復によるビジネス系商品 (ビジネスPC・パブリックディスプレイ ・デジタルシネマプロジェクタなど) や堅調な需要を受けた個人向け商品 (高付加価値PCやWiMAXルータなど) の好調により増収を見込む ▐ 営業利益 160億円 (△29億円) 固定費他の費用削減や開発効率化を進めるも、 LifeTouch やスマートフォンなど新端末開発費用の 増加により減益を見込む ※ 予想値は、2010年10月28日現在 Page 70 © NEC Corporation 2010 <将来予想に関する注意> 本資料には日本電気株式会社および連結子会社 (以下NECと総称します。) の戦略、財務目標、技術、製品、サービス、業績等に 関する将来予想に関する記述が含まれています。将来予想は、NECが金融商品取引所や関東財務局長等の規制当局に提出する他 の資料および株主向けの報告書その他の通知に記載されている場合があります。NECは、そのような開示を行う場合、将来予想に 関するセーフハーバー (safe-harbor) ルールに準拠しています。これらの記述は、現在入手可能な仮定やデータ、方法に基づいて いますが、そうした仮定やデータ、方法は必ずしも正しいとは限らず、NECは予想された結果を実現できない場合があります。また、こ れら将来予想に関する記述は、あくまでNECの分析や予想を記述したものであって、将来の業績を保証するものではありません。この ため、これらの記述を過度に信頼することは控えるようお願いします。また、これらの記述はリスクや不確定な要因を含んでおり、様々 な要因により実際の結果とは大きく異なりうることをあらかじめご了承願います。実際の結果に影響を与える要因には、(1)NECの事 業領域を取り巻く国際経済・経済全般の情勢、(2)市場におけるNECの製品、サービスに対する需要変動や競争激化による価格下 落圧力、(3)激しい競争にさらされた市場においてNECが引き続き顧客に受け入れられる製品、サービスを提供し続けていくことがで きる能力、(4)NECが中国等の海外市場において事業を拡大していく能力、(5)NECの事業活動に関する規制の変更や不透明さ、 潜在的な法的責任、(6)市場環境の変化に応じてNECが経営構造を改革し、事業経営を適応させていく能力、(7)為替レート (特に 米ドルと円との為替レート) の変動、(8)NECが保有する上場株式の減損をもたらす株価下落など、株式市場における好ましくない 状況や動向、(9)NECに対する規制当局による措置や法的手続きによる影響等があります。将来予想に関する記述は、あくまでも公 表日現在における予想です。新たなリスクや不確定要因は随時生じるものであり、その発生や影響を予測することは不可能でありま す。また、新たな情報、将来の事象その他にかかわらず、NECがこれら将来予想に関する記述を見直すとは限りません。 本資料に含まれる経営目標は、予測や将来の業績に関する経営陣の現在の推定を表すものではなく、NECが事業戦略を遂行するこ とにより経営陣が達成しようと努める目標を表すものです。 本資料に含まれる記述は、有価証券の募集を構成するものではありません。いかなる国・地域においても、法律上証券の登録が必要 となる場合は、有価証券の登録を行う場合または登録の免除を受ける場合を除き、有価証券の募集または売出しを行うことはできま せん。 (注) 当社の連結財務諸表作成に関する会計基準は 「日本会計基準」 を採用しています。 年度表記について、2008年度は2009年3月期、2009年度は2010年3月期 (以下同様) を表しています。