平成27年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 平成27年5月12日 上場会社名 日立金属株式会社 上場取引所 東 コード番号 5486 URL http://www.hitachi-metals.co.jp/ 代表者 (役職名) 執行役社長 (氏名)高橋 秀明 問合せ先責任者 (役職名) コミュニケーション部長 (氏名)河野 寿子 TEL 03-5765-4075 定時株主総会開催予定日 平成27年6月23日 配当支払開始予定日 平成27年5月29日 有価証券報告書提出予定日 平成27年6月23日 決算補足説明資料作成の有無:有 決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け) (百万円未満四捨五入) 1.平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日~平成27年3月31日) (1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率) 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 27年3月期 1,006,301 24.5 78,216 31.4 74,874 23.0 66,553 68.8 26年3月期 807,952 50.8 59,536 182.4 60,898 186.6 39,417 204.3 (注)包括利益 27年3月期 97,863百万円 (85.3%) 26年3月期 52,823百万円 (111.9%) 1株当たり 当期純利益 潜在株式調整後 自己資本 総資産 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 円 銭 % % - 16.4 7.9 - 12.9 8.8 843百万円 26年3月期 1,306百万円 円 銭 27年3月期 155.64 26年3月期 95.65 (参考)持分法投資損益 27年3月期 (2)連結財政状態 総資産 純資産 百万円 百万円 27年3月期 1,065,990 459,727 26年3月期 840,742 373,198 (参考)自己資本 27年3月期 450,269百万円 26年3月期 (3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による 投資活動による キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 百万円 百万円 27年3月期 111,092 △113,161 26年3月期 100,557 △30,906 2.配当の状況 26年3月期 27年3月期 28年3月期(予想) 第1四半期末 円 銭 - - - 第2四半期末 円 銭 7.00 10.00 13.00 年間配当金 第3四半期末 円 銭 - - - 期末 円 銭 10.00 13.00 13.00 自己資本比率 % 42.2 43.2 362,944百万円 財務活動による キャッシュ・フロー 百万円 △11,677 △30,914 合計 円 銭 17.00 23.00 26.00 配当金総額 (合計) 百万円 7,271 9,835 売上高 営業利益率 % 7.8 7.4 1株当たり純資産 円 銭 1,053.06 848.73 現金及び現金同等物 期末残高 百万円 88,223 95,543 配当性向 (連結) % 17.8 14.8 15.2 純資産配当 率(連結) % 2.2 2.4 3.平成28年3月期の連結業績予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日) (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率) 親会社の所有者に 基本的1株当たり 売上収益 営業利益 税引前利益 帰属する当期利益 当期利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭 第2四半期(累計) 540,000 - 66,000 - 65,500 - 47,000 - 109.92 通期 1,100,000 - 107,000 - 106,000 - 73,000 - 170.73 (注)当社は平成27年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表から、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用することとしておりま す。このため、平成28年3月期の連結業績予想はIFRSに基づいて作成しております。業績予想の詳細については、添付資料4ページ 「1.経営成績・財政状態に関する分析(1)経営成績に関する分析 ②次期(平成28年3月期)の見通し」をご覧ください。 ※ 注記事項 (1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有 新規 1社 (社名) 日立金属MMCスーパーアロイ株式会社 除外 1社 (社名) 日立機材株式会社 (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無 ② ①以外の会計方針の変更 :無 ③ 会計上の見積りの変更 :無 ④ 修正再表示 :無 (3)発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 27年3月期 428,904,352株 26年3月期 428,904,352株 ② 期末自己株式数 27年3月期 1,322,108株 26年3月期 1,272,690株 ③ 期中平均株式数 27年3月期 427,606,515株 26年3月期 412,104,159株 (参考)個別業績の概要 1.平成27年3月期の個別業績(平成26年4月1日~平成27年3月31日) (1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率) 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 27年3月期 500,203 15.9 25,929 10.6 51,711 69.8 71,293 155.6 26年3月期 431,526 36.4 23,452 - 30,463 283.9 27,891 381.7 1株当たり 潜在株式調整後 当期純利益 1株当たり当期純利益 円 銭 円 銭 27年3月期 166.72 - 26年3月期 67.68 - (2)個別財政状態 総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産 百万円 百万円 % 円 銭 27年3月期 739,112 312,251 42.2 730.24 26年3月期 599,341 250,211 41.7 585.07 (参考)自己資本 27年3月期 312,251百万円 26年3月期 250,211百万円 ※ 監査手続の実施状況に関する表示 当社は既述のとおり平成27年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表から、国際財務報告基準(IFRS)を 任意適用しますが、この決算短信における連結財務諸表は従来どおり日本基準に基づき作成しております。この決算 短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基 づく財務諸表の監査手続は終了しておりません。 ※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績 は様々な要因によって予想値と異なる場合があります。前記の予想に関する事項については、添付資料2ページ 「1.経営成績・財政状態に関する分析(1)経営成績に関する分析」をご覧ください。 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 ○添付資料の目次 1.経営成績・財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………… 2 (1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2 (2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 4 (3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 5 (4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 5 2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 6 3.経営方針 ………………………………………………………………………………………………………………… 9 (1)会社の経営の基本方針 …………………………………………………………………………………………… 9 (2)目標とする経営指標 ……………………………………………………………………………………………… 9 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 ……………………………………………………………… 9 4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 9 5.連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………………… 10 (1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 10 (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 12 (連結損益計算書) ……………………………………………………………………………………………… 12 (連結包括利益計算書) ………………………………………………………………………………………… 13 (3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 14 (4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 16 (5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 18 (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 18 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……………………………………………………… 18 (表示方法の変更) ……………………………………………………………………………………………… 18 (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 19 (1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………… 21 (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………… 21 6.個別財務諸表 …………………………………………………………………………………………………………… 22 (1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 22 (2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 26 (3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 27 (4)個別財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 29 (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 29 (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………… 29 7.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 30 (役員の異動) …………………………………………………………………………………………………… 30 -1- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 1.経営成績・財政状態に関する分析 (1)経営成績に関する分析 ① 平成27年3月期の概況 当連結会計年度における世界経済は、さまざまな課題があるものの、緩やかな回復傾向が続いており、底堅さが 見られました。米国では景気回復が続いたものの、アジア地域においては、中国は景気拡大の速度が緩やかとなり、 韓国は景気持ち直しの動きが減速傾向となりました。台湾は緩やかな回復傾向が続きました。欧州は、政府債務問題 や政情不安といったいわゆる地政学リスクによる懸念が期全体を通して継続しましたが、全体として緩やかな持ち直 し傾向が続きました。一方、日本経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、個人消費が低調に推 移したものの、海外需要の堅調な推移や国内設備投資の増加等もあり、全体として堅調に推移しました。 当社グループの関連業界では、自動車は、国内は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動や、受注残解消等 による減産の動きが見られたものの、米国を中心とした海外需要等により、全体として堅調に推移しました。携帯電 話は、スマートフォンの需要が海外を中心に好調に推移しました。家電やパソコンは、国内は個人消費の低迷による 影響から総じて弱い動きとなりましたが、海外需要は堅調に推移しました。国内住宅建設の需要は減少しましたが、 公共投資は堅調に推移しました。鉄鋼は、国内需要は、産業機械向けが堅調に推移したものの、自動車販売や建設需 要減少の影響もあり、生産は減少しました。 このような状況のもと、当社は、航空機・エネルギー材料事業の強化を目的とし、平成26年7月1日付で三菱マ テリアル株式会社の完全子会社であるMMCスーパーアロイ株式会社(現 日立金属MMCスーパーアロイ株式会 社)の発行済株式の51%に相当する株式を取得しました。これにより、同社は当社連結子会社として高級金属製品セ グメントに属し、同社業績は第2四半期連結会計期間から同セグメント業績に反映しております。また、鉄鋳物事業 の抜本的強化とグローバルな中長期的成長を目的として、平成26年11月10日付で、北米市場において輸送機向け鉄鋳 物事業を展開するWaupaca Foundry, Inc.の全株式を保有するWaupaca Foundry Holdings, Inc.の全株式を取得しま した。これにより、Waupaca Foundry, Inc.は当社連結子会社として高級機能部品セグメントに属し、同社業績は平 成26年11月から同セグメントの業績に反映しております。 当連結会計年度における当社グループの業績は、平成25年7月1日付での日立電線株式会社との合併による影響 もあり、前年同期に比べて売上高は、24.5%増の1,006,301百万円、営業利益は、18,680百万円増の78,216百万円、 経常利益は、13,976百万円増の74,874百万円となりました。当期純利益は、特別損失として事業構造改善費用6,792 百万円を計上したものの、売上、利益の増加に加え、特別利益として事業譲渡益3,937百万円に加え、平成27年2月 3日付けの「子会社株式に係る公開買付けへの応募に関するお知らせ」に記載のとおり、当社連結子会社として高級 機能部品セグメントに属する日立機材株式会社の株券等に対する、CKホールディングス株式会社による公開買付け (以下「本公開買付け」という。)に応募し、本公開買付けが成立した結果、平成27年3月25日付で日立機材株式会 社の全株式を譲渡したこと等により、関係会社株式売却益8,736百万円を計上しました。以上のことから、前年同期 比27,136百万円増の66,553百万円となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高または振替高を含ん でおります。 高級金属製品 当セグメントの売上高は、前年同期比10.4%増の262,306百万円となりました。また、営業利益は前年同期比 6,862百万円増加し、32,274百万円となりました。 特殊鋼については、工具鋼は、国内向けは好調な設備投資需要等を背景に堅調に推移したことに加え、海外向け 需要も総じて堅調に推移したことから、前年同期比で増加しました。電子材料は、ディスプレイ関連材料の需要が 堅調に推移し、半導体等パッケージ材料はスマートフォンやタブレット端末を中心とした需要が下期に一部調整が あったものの、総じて好調に推移したことにより、前年同期並みとなりました。産業機器材料は、自動車関連材料 については環境親和製品への需要が国内、海外ともに堅調に推移し、増加しました。航空機関連材料およびエネル ギー関連材料については、好調な需要動向が続いたことに加え、第2四半期連結会計期間から日立金属MMCスー パーアロイ株式会社が連結子会社となったことに伴う業績反映もあり、増加しました。 ロールにおいては、各種ロールについては、海外向け需要が堅調に推移したことに加え、国内向け需要も回復し 増加しました。射出成形機用部品については、スマートフォンやタブレット端末を中心とした需要好調を背景に、 国内向け、海外向けともに好調に推移し増加しました。 アモルファス金属材料においては、上期後半から主要市場である中国の需要が調整局面となり、減少しました。 切削工具については、産業機械等の国内需要が好調に推移し、海外向けも輸出改善を背景に堅調に推移し増加し ました。 -2- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 磁性材料 当セグメントの売上高は、前年同期比0.9%増の135,517百万円となりました。また、営業利益は前年同期比 4,694百万円増加し、16,412百万円となりました。 マグネットにおいては、希土類磁石は、国内自動車において需要調整の動きが見られたものの、海外向けハイブ リッド車や電動パワーステアリングなど自動車用電装部品の需要が堅調に推移し、FAおよび家電・エレベータ関 連の需要も堅調に推移したことから、前年同期並みとなりました。フェライト磁石は、自動車用電装部品および家 電用部品の需要が国内、海外ともに好調に推移し、増加しました。 軟質磁性材料およびその応用品については、フェライト応用品は太陽光発電用部品向けの需要が下期から低調と なったものの、フェライトコアは自動車用電装部品およびスマートフォン向けを中心に需要が堅調に推移しまし た。ファインメットは、汎用インバータ向けおよびエアコン向け等の需要が堅調に推移しました。 高級機能部品 当セグメントの売上高は、前年同期比50.4%増の282,280百万円となりました。また、営業利益は前年同期比 5,041百万円増加し、17,872百万円となりました。 自動車用鋳物については、耐熱鋳造部品は、主要市場である欧州において需要持ち直しの兆しが見え始め、米国 における需要も堅調に推移したことから、前年同期並みとなりました。高級ダクタイル鋳鉄製品は、米国をはじめ とする、海外の自動車における旺盛な需要が続き、国内でも消費税率引き上げに伴う需要反動減の明らかな影響は 見られず、全体として好調に推移したことから増加しました。アルミホイールは、国内は当社製品の搭載車種の一 部に減産の動きがあったものの、米国の需要が堅調に推移し、前年同期比で増加しました。これらに加え、平成26 年11月からWaupaca Foundry, Inc.の業績を反映したことにより、自動車用鋳物全体として、前年同期比で大幅増加 となりました。 配管機器については、各種管継手は、国内は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動による住宅着工戸数減 少の影響があったものの、米国における需要が堅調に推移し、前年同期並みとなりました。ステンレスおよびプラ スチック配管機器は、住宅着工戸数減少の影響はあったものの、ガス用製品に対する施工性・耐震性の高評価を受 け需要が堅調に推移したことから、前年同期並みとなりました。 建築部材は、国内における民間設備投資、公共投資等による需要が堅調なものの、工事進行基準の適用範囲拡大 等、一時的な増加要因があった前年同期と比較すると減少しました。 電線材料 当セグメントは、平成25年7月1日付けで日立電線株式会社と合併したことにより新設されました。当セグメン トの業績は平成26年3月期第2四半期連結会計期間から当社グループ業績に反映しております。 当セグメントの売上高は、前年同期比30.8%増の328,411百万円となりました。また、営業利益は前年同期比 3,157百万円増加し、20,204百万円となりました。 電線については、国内建設・設備関連の需要が堅調に推移したことに加え、工作機械向けを中心とした需要が堅 調に推移しました。また、注力分野である鉄道車両用電線が中国市場向けを中心に好調に推移し、医療用プローブ ケーブルもグローバル市場で堅調に推移しました。 自動車部品においては、北米を中心とした自動車の旺盛な需要が続いたことにより、車載センサーなど電装部品 を中心とした需要が好調に推移しました。 情報デバイスについては、スマートフォンの普及による通信需要が旺盛に推移したものの、下期から通信事業者 の設備投資に調整があったことにより、ネットワーク機器、ワイヤレスシステムは下期の需要が低調に推移しまし た。 その他 当セグメントの売上高は、前年同期比35.0%増の4,375百万円となりました。また、営業利益は前年同期比277百 万円減少し、319百万円となりました。 -3- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 ② 次期(平成28年3月期)の見通し 当社グループを取り巻く事業環境は、欧州における地政学リスクへの懸念や、新興国における景気減速懸念等が あるものの、米国は全体として堅調な動きが続くと見込まれます。また、国内においては、消費増税後の需要反動減 が懸念されるものの、円安による輸出環境の改善が続くとともに、これに伴う国内生産の増加や、旺盛な公共・民間 投資が堅調に推移するものと見込まれます。 この中で、当社グループは、グローバル戦略の実行を加速させ、事業領域の拡大・創出を行うとともに、より強 固な経営基盤の確立をめざしています。 高級金属製品セグメントにおいては、航空機・エネルギー材料事業の強化を目的として、平成26年7月1日付で 日立金属MMCスーパーアロイ株式会社の株式を取得しました。また、同セグメントの超硬工具事業基盤強化を目的 として、平成27年4月1日付で、日立ツール株式会社(同日付で、三菱日立ツール株式会社に商号変更)の発行済株式 の51%を三菱マテリアル株式会社へ譲渡し、経営資源の相互有効活用を図っていく体制としました。高級機能部品セ グメントにおいては、鉄鋳物事業の抜本的強化とグローバルな中長期的成長を目的として平成26年11月10日付で Waupaca Foundry, Inc.を連結子会社化しました。 事業ポートフォリオの見直しによる経営資源の重点分野への再配分を進める中、建設・産業用機械関連の材料・ 機器分野における事業を展開する、高級機能部品セグメントの日立機材株式会社の全株式を平成27年3月25日付で譲 渡し、同社は当社の連結子会社ではなくなりました。電線材料セグメントの化合物半導体事業については、電子材料 における幅広い知見と関連技術を有している住友化学株式会社に平成27年4月1日付で譲渡しました。 また、当社は、事業のグローバル展開を積極的に推進しており、さらなる経営の可視化やガバナンス強化、経営 効率の向上を図るため、平成27年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表から国際財務報告基準(IFRS) を任意適用することを予定しております。このため、平成28年3月期の連結業績予想はIFRSに基づいて作成して おります。 これらの状況を踏まえ、平成28年3月期のIFRS適用による業績見通しについては、下表のとおりです。 売上収益につきましては、日立金属MMCスーパーアロイ株式会社およびWaupaca Foundry, Inc.の連結効果や事 業ポートフォリオの見直しによる影響に加え、自動車および産業インフラ・エネルギー関連製品を中心とした需要が 引き続き堅調に推移するものと見込んでいます。 利益に関しては、営業利益は、売上の増加や、関係会社株式の売却による利益が計上されることに加え、IFR S適用によりのれんが非償却となったことなどから、107,000百万円を見込んでおります。 また、税引前利益は106,000百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は73,000百万円を見込んでいます。 平成28年3月期 連結業績予想(IFRS) 通 期 売上収益 営業利益 百万円 1,100,000 百万円 107,000 税引前利益 百万円 106,000 親会社の所有者に 帰属する当期利益 百万円 73,000 基本的1株当たり 当期利益 円 170 銭 73 (2)財政状態に関する分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動および財務活動で使用した 資金が営業活動の結果得られた資金を上回ったことにより、前連結会計年度末に比べ7,320百万円減少し、88,223百 万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、111,092百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が79,334百万 円、売上債権の増減額による収入が20,889百万円あったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動に使用した資金は、113,161百万円となりました。これは主にWaupaca Foundry, Inc.等の取得により、連 結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が90,207百万円あったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用した資金は、11,677百万円となりました。これは主に長期借入れによる収入が123,923百万円、一 方で長期借入金の返済による支出が98,411百万円、配当金の支払いが9,103百万円あったこと等によるものです。 -4- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 平成23年3月期 平成24年3月期 平成25年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 自己資本比率(%) 39.3 38.0 46.2 43.2 42.2 時価ベースの 自己資本比率(%) 69.7 62.5 59.5 74.7 74.0 キャッシュ・フロー 対 有利子負債比率 (年)(%) 351.0 5,626.1 231.7 175.0 229.0 23.0 1.6 34.3 41.5 39.6 インタレスト・ カバレッジ・レシオ(倍) * 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式を除く)により算出しております。 3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、 連結貸借対照表に計上されている社債及び借入金等を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の 利息の支払額を使用しております。 (3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 当社は、顧客のニーズや技術の進化とグローバル化の中で、国際的な競争力を強化し、企業価値の増大を通じ て、株主の皆様へ長期的かつ適正な利益還元を行うことが会社の責務であるという認識のもと、中長期で成長するこ とを主眼に経営環境、将来の事業展開及び業績を総合的に勘案して株主の皆様への利益配分及び内部留保を決定する ことを基本方針としております。内部留保資金は、将来の事業展開を見据えて、新素材の開発・製品化、新事業の創 出及び競争力のある製品の増産・合理化等に投資するものといたします。また、自己の株式の取得は、機動的な資本 政策の遂行を可能とすること等を目的として、その必要性、財務状況、株価水準等を勘案して適宜実施するものとい たします。 当事業年度の剰余金の配当については、1株当たり10円の中間配当(配当基準日:第2四半期末)を行い、期末 配当(配当基準日:期末)は、1株当たり13円(年間配当金23円)とすることを予定しております。 翌事業年度の剰余金の配当につきましては、業績の動向等を勘案し、中間配当(配当基準日:第2四半期末)を 1株当たり13円、期末配当(配当基準日:期末)を1株当たり13円(年間配当金26円)とすることを見込んでおりま す。 (4)事業等のリスク 当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクとしては、エレクトロニクス・自動 車・建設等関連業界の市場動向、米国・アジア・欧州等各販売地域における景気変動、国際市況の影響による原材料 価格の変動、資金調達に係る金利変動・信用リスクによる影響、為替レートの変動による外貨建取引・外貨建資産・ 負債等への影響、保有有価証券の価値変動に伴う減損損失の発生、経済的・社会的・政治的事情に起因する海外事業 活動への障害の発生、競争優位性の確保ならびに新技術・新製品の開発及び事業化に係る能力の低下、知的財産権に 係る紛争、環境規制・輸出管理規制その他の規制に関する対応コストの増加又は当該規制に違反した場合の処分の発 令等、製品に欠陥が生じた場合の対応コストの発生、地震その他の大規模な自然災害等による事業活動への影響、個 人情報及び機密情報が権限なく開示された場合の損害賠償の請求や訴訟等があげられます。当社グループでは、リス ク管理体制の整備等により、リスク発生の回避及び発生した場合の影響の軽減に努めておりますが、完全に回避又は 軽減をすることができず、経営成績及び財政状態等が影響を受ける可能性があります。 -5- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 2.企業集団の状況 当社グループにおける主要な関係会社の位置づけは概ね次のとおりであります。 事業区分 高 級 金属製品 主要製品 及び 主要な関係会社 (主要製品) 高級特殊鋼[YSSヤスキハガネ](工具鋼、電子材料<ディスプレイ関連材料、半導体等パッケージ材 料>、産業機器材料<自動車関連材料、航空機関連材料、エネルギー関連材料>、剃刃材および刃物 材)、精密鋳造品、各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品、 アモルファス金属材料[Metglas®]、切削工具 (主要な関係会社) 日立金属工具鋼(株)、(株)NEOMAXマテリアル、(株)日立金属若松、日立ツール(株)、(株)日立メタルプ レシジョン、(株)日立金属安来製作所、日立金属MMCスーパーアロイ(株)、東洋精箔(株)、青山特殊 鋼(株)(*)、Metglas, Inc.、台湾日立金属股份有限公司、日立金属韓国(株)、宝鋼日立金属軋輥(南 通)有限公司、日立金属アドメット(株)、Hitachi Metals America, Ltd.、Hitachi Metals Hong Kong Ltd.、Hitachi Metals Europe GmbH、日立金属(上海)有限公司、Hitachi Metals Singapore Pte. Ltd.、Hitachi Metals (Thailand) Ltd. 磁性材料 (主要製品) マグネット(希土類磁石 [NEOMAX®]・フェライト磁石、その他各種磁石およびその応用品)、軟質磁性 材料(ソフトフェライト・ナノ結晶軟磁性材料[ファインメット®])およびその応用品、アモルファス 金属材料 [Metglas®]応用品、情報通信機器用材料・部品、医療機器用材料・部品 (主要な関係会社) (株)NEOMAX近畿、NEOMAXエンジニアリング(株)、日立フェライト電子(株)、(株)NEOMAX九州、 San Technology, Inc.、Pacific Metals Co., Ltd.、東莞住秀電子有限公司、PT. NX INDONESIA、 Hitachi Metals North Carolina, Ltd.、日立金属アドメット(株)、Hitachi Metals America, Ltd.、 Hitachi Metals Hong Kong Ltd.、Hitachi Metals Europe GmbH、日立金属(上海)有限公司、 Hitachi Metals Singapore Pte. Ltd.、Hitachi Metals (Thailand) Ltd. 高 級 機能部品 (主要製品) 自動車用鋳物(高級ダクタイル鋳鉄製品[HNM®]、輸送機向け鋳鉄製品、排気系耐熱鋳造部品[ハーキュ ナイト®]、アルミホイール[SCUBA®]、その他アルミニウム部品、自動車用鍛造部品、設備配管機器( ® 印各種管継手、ステンレスおよびプラスチック配管機器、冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨 張タンク) (主要な関係会社) 日立金属ファインテック(株)、日立バルブ(株)、(株)セイタン、(株)アルキャスト、(株)九州テクノメ タル、Waupaca Foundry, Inc.、AAP St. Marys Corp.、Hitachi Metals Automotive Components USA, LLC、Namyang Metals Co.,Ltd.、Ward Manufacturing, LLC、日立金属精密儀器(深圳)有限公司、日立 金属アドメット(株)、Hitachi Metals America, Ltd.、Hitachi Metals Europe GmbH、日立金属(上海) 有限公司 電線材料 (主要製品) 電線(電力・産業システム、電子・通信材料、電機材料、工業用ゴム製品)、自動車部品(電装部品、 ブレーキホース)、情報デバイス(情報ネットワーク、ワイヤレスシステム、化合物半導体) (主要な関係会社) 日立電線商事(株)、日立マグネットワイヤ(株)、東日京三電線(株)、日立電線ファインテック (株)、日立電線ネットワークス(株)、(株)SHカッパープロダクツ(*)、SHマテリアル(株)(*)、住電日 立ケーブル(株)(*)、Hitachi Cable America Inc.、日立電線(中国)商貿有限公司、上海日立電線有 限公司、日立電線(蘇州)有限公司、Thai Hitachi Enamel Wire Co.,Ltd.、Hitachi Metals Hong Kong Ltd.、Hitachi Metals Singapore Pte. Ltd.、Hitachi Metals (Thailand) Ltd. -6- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 事業区分 その他 主要製品 及び 主要な関係会社 (主要製品) 不動産事業、ソフトウェア事業等 (主要な関係会社) (株)日立金属ソリューションズ (注)1.*印の会社は、関連会社であります。 2.複数事業を営んでいる場合には、それぞれの事業に含めております。 以上を図示すると、概ね次のとおりであります。 -7- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 -8- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 3.経営方針 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、株主・投資家の皆様、ビジネスパートナーの皆様等当社グループを取り巻くステークホルダー との関係を築きながら、より良い社会の実現に貢献するために、社会的責任を自覚した企業活動を行うことを基本方 針としております。そのために、基盤技術の高度化と新技術への挑戦によって新製品・新事業を創出し、新たな価値 を社会に提供してまいります。製品の開発、製造に当たっては、次世代に引き継ぐ環境に配慮した企業活動を促進い たします。さらに、企業情報の適時かつ適切な開示、地域社会への貢献等を通じて社会とのコミュニケーションを推 進して、より広範な社会の視点を経営に反映し、社会との信頼関係を築きます。当社グループは、これらの企業活動 を通して企業価値の向上につなげてまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、利益配分に関する基本方針に従って、長期的に配当を継続するとともに企業価値増大による利 益還元を行うために必要な利益水準として、2015年度(平成28年3月期)中期経営計画においてROE13%以上とす ることを目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社は、創業以来、自動車・エレクトロニクス・産業インフラ等、さまざまな産業において特色ある材料・製品 をお届けすることを通じ、社会に貢献してまいりました。 一方、世界規模で経済構造が変化する中、市場のグローバル化が加速し、今後ますます競争が激しくなっていく ことが予想されます。このような状況の下、当社を取り巻く環境は大きな転換点を迎えており、新たな発展の実現に 向け、2015年度(平成28年3月期)を最終年度とする中期経営計画を策定し、グローバル市場における成長を追求す るとともに経営基盤を強化し、高機能材料メーカーとして持続的に発展することをめざします。 2015年度中期経営計画においては、「変革」と「挑戦」により、世界トップクラスの高機能材料メーカーとして 持続的発展を実現していくため、事業ポートフォリオの見直しによる経営資源の重点分野への再配分を進めます。そ して、グローバル成長戦略の強化・加速、新製品創出・新技術開発力の強化および統合新会社としてのシナジー実現 等を図ってまいります。 具体的な重点項目は、以下のとおりです。 ① 新製品創出・新技術開発力の強化 開発から市場投入、量産立ち上げ、拡販までのスピードを高め、次の柱となる新製品の創出・育成を加速して まいります。その中でも、材料開発は、産業の進化の出発点であり、日立金属グループが社会に貢献し存在し続 けるための源泉です。これを強化し、世界各国・地域において低炭素社会の実現に向けた取り組みが進む中、引 き続き環境親和製品に経営資源を集中します。 ② グローバル成長戦略の強化・加速 生産体制のグローバル化、マーケティング・営業体制の強化・拡充を加速するとともに、生産技術力の向上と グローバル調達・集中購買の拡大とを両輪としたコスト競争力強化を図り、グローバル市場で戦えるコスト構造 の確立をめざします。これらにより、グローバル市場への展開力、競争力を高め、産業インフラやエネルギー、 自動車、エレクトロニクス関連分野において、強みを活かせる事業領域を拡大してまいります。 ③ 強固な経営基盤の確立 グローバル調達や集中購買の拡大、ITコスト・物流コストの削減等に加え、経営統合効果の早期実現を図 り、強固な経営基盤を確立してまいります。併せて、戦略的かつ機動的な資金・資産の活用を行い、企業価値の 増大を図ってまいります。また、本中期経営計画のアクションプランを実行する中で、明日を担う人材の育成・ 登用を推し進め、持続的発展を実現するための原動力としてまいります。 4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 当社は、グローバル化への対応と、さらなる経営の可視化やガバナンス強化、経営効率の向上を図ることを目的とし て、平成27年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表から国際財務報告基準(IFRS)を任意適用することを 予定しております。 -9- 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 5.連結財務諸表 (1)連結貸借対照表 前連結会計年度 (平成26年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 有価証券 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 繰延税金資産 未収入金 関係会社預け金 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 減価償却累計額 建物及び構築物(純額) 機械装置及び運搬具 減価償却累計額 機械装置及び運搬具(純額) 工具、器具及び備品 減価償却累計額 工具、器具及び備品(純額) 土地 リース資産 減価償却累計額 リース資産(純額) 建設仮勘定 有形固定資産合計 無形固定資産 のれん その他 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 長期貸付金 繰延税金資産 退職給付に係る資産 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 45,289 210,503 1,058 52,336 45,007 45,547 16,059 32,629 49,196 10,835 △681 507,778 244,555 △173,479 71,076 538,943 △451,468 87,475 77,318 △65,726 11,592 55,849 137 △79 58 8,616 234,666 33,546 12,579 46,125 36,203 161 1,008 3,927 11,564 △690 52,173 332,964 840,742 - 10 - (単位:百万円) 当連結会計年度 (平成27年3月31日) 62,969 226,707 683 63,652 58,714 49,561 14,024 31,054 24,571 16,429 △660 547,704 267,088 △179,019 88,069 614,183 △483,450 130,733 89,003 △71,897 17,106 54,682 220 △138 82 16,129 306,801 105,028 49,627 154,655 29,607 144 10,077 5,009 12,495 △502 56,830 518,286 1,065,990 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 前連結会計年度 (平成26年3月31日) 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 1年内返済予定の長期借入金 未払法人税等 未払費用 前受金 繰延税金負債 役員賞与引当金 課徴金引当金 その他 流動負債合計 固定負債 社債 転換社債型新株予約権付社債 長期借入金 退職給付に係る負債 役員退職慰労引当金 環境対策引当金 繰延税金負債 負ののれん 資産除去債務 その他 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計 少数株主持分 純資産合計 負債純資産合計 167,436 42,949 39,635 7,422 33,280 2,830 8 354 332 23,796 318,042 35,000 4,495 53,879 47,939 79 1,024 3,267 13 194 3,612 149,502 467,544 26,284 115,692 239,530 △1,010 380,496 4,802 △876 △4,693 △16,785 △17,552 10,254 373,198 840,742 - 11 - (単位:百万円) 当連結会計年度 (平成27年3月31日) 179,369 31,964 24,437 4,319 40,564 2,525 - 329 - 37,631 321,138 35,000 4,495 158,463 66,311 21 1,530 13,569 - 1,034 4,702 285,125 606,263 26,284 115,693 297,412 △1,105 438,284 5,490 △65 16,262 △9,702 11,985 9,458 459,727 1,065,990 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 (連結損益計算書) (自 至 前連結会計年度 平成25年4月1日 平成26年3月31日) 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 負ののれん償却額 持分法による投資利益 為替差益 有価証券売却益 固定資産賃貸料 課徴金引当金戻入額 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 固定資産処分損 製品補償費 その他 営業外費用合計 経常利益 特別利益 事業譲渡益 固定資産売却益 関係会社株式売却益 持分変動利益 特許権売却益 負ののれん発生益 外国付加価値税等還付額 特別利益合計 特別損失 減損損失 固定資産処分損 事業構造改善費用 退職給付制度改定損 関係会社株式売却損 訴訟関連費用 外国付加価値税等 関係会社株式先渡契約損 特別損失合計 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 少数株主損益調整前当期純利益 少数株主利益 当期純利益 807,952 638,872 169,080 109,544 59,536 723 305 321 1,306 1,684 74 514 1,429 3,622 9,978 2,362 1,520 1,654 3,080 8,616 60,898 - 188 129 160 100 - - 577 71 155 5,378 - - 1,000 3,166 909 10,679 50,796 11,321 △176 11,145 39,651 234 39,417 - 12 - (単位:百万円) (自 至 当連結会計年度 平成26年4月1日 平成27年3月31日) 1,006,301 796,121 210,180 131,964 78,216 771 287 14 843 2,722 714 723 - 4,210 10,284 2,920 2,368 419 7,919 13,626 74,874 3,937 479 8,736 - - 242 1,731 15,125 497 - 6,792 2,367 1,009 - - - 10,665 79,334 18,255 △6,673 11,582 67,752 1,199 66,553 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (連結包括利益計算書) (自 至 前連結会計年度 平成25年4月1日 平成26年3月31日) 少数株主損益調整前当期純利益 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整額 持分法適用会社に対する持分相当額 その他の包括利益合計 包括利益 (内訳) 親会社株主に係る包括利益 少数株主に係る包括利益 39,651 947 23 8,172 3,040 990 13,172 52,823 52,063 760 - 13 - (単位:百万円) (自 至 当連結会計年度 平成26年4月1日 平成27年3月31日) 67,752 32 △150 20,885 6,994 2,350 30,111 97,863 96,074 1,789 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (3)連結株主資本等変動計算書 前連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本金 当期首残高 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 26,284 42,463 192,500 △833 260,414 △425 △425 26,284 42,463 192,075 △833 259,989 合併による増加 73,221 13,437 △10 86,648 剰余金の配当 △5,552 △5,552 当期純利益 39,417 39,417 自己株式の取得 △181 △181 自己株式の処分 8 14 22 連結範囲の変動 153 153 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) - 73,229 47,455 △177 120,507 26,284 115,692 239,530 △1,010 380,496 会計方針の変更による累積的 影響額 会計方針の変更を反映した当 期首残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 その他の包括利益累計額 その他有価 証券評価差 額金 繰延ヘッジ 損益 3,849 7 △11,372 △2,600 - △10,116 9,567 259,865 2,600 △10,668 △8,068 △60 △8,553 3,849 7 △11,372 - △10,668 △18,184 9,507 251,312 56 △1,143 △1,725 △9,089 △11,901 2,106 76,853 剰余金の配当 △5,552 当期純利益 39,417 自己株式の取得 △181 自己株式の処分 22 連結範囲の変動 △113 △113 40 897 260 8,517 2,972 12,646 △1,359 11,287 953 △883 6,679 - △6,117 632 747 121,886 4,802 △876 △4,693 - △16,785 △17,552 10,254 373,198 当期首残高 会計方針の変更による累積的 影響額 会計方針の変更を反映した当 期首残高 当期変動額 合併による増加 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 その他の包 少数株主持分 純資産合計 為替換算調 在外子会社年 退職給付に係 括利益累計 整勘定 金債務調整額 る調整累計額 額合計 - 14 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 当連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 当期首残高 26,284 115,692 239,530 △1,010 380,496 当期変動額 剰余金の配当 △8,553 △8,553 当期純利益 66,553 66,553 自己株式の取得 △107 △107 自己株式の処分 3 3 6 持分法適用会社に対する持 分変動に伴う自己株式の増 減 △2 9 7 連結範囲の変動 △118 △118 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) - 1 57,882 △95 57,788 26,284 115,693 297,412 △1,105 438,284 当期変動額合計 当期末残高 その他の包括利益累計額 その他有価 証券評価差 額金 繰延ヘッジ 損益 当期首残高 4,802 △876 △4,693 △16,785 △17,552 10,254 373,198 当期変動額 剰余金の配当 △8,553 当期純利益 66,553 自己株式の取得 △107 自己株式の処分 6 持分法適用会社に対する持 分変動に伴う自己株式の増 減 7 連結範囲の変動 △118 688 811 20,955 7,083 29,537 △796 28,741 688 811 20,955 7,083 29,537 △796 86,529 5,490 △65 16,262 △9,702 11,985 9,458 459,727 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 その他の包 少数株主持分 純資産合計 為替換算調 退職給付に係 括利益累計 整勘定 る調整累計額 額合計 - 15 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (4)連結キャッシュ・フロー計算書 (自 至 前連結会計年度 平成25年4月1日 平成26年3月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 のれん及び負ののれん償却額 減損損失 関係会社株式売却損益(△は益) 有形固定資産売却損益(△は益) 有形固定資産処分損益(△は益) 事業構造改善費用 事業譲渡損益(△は益) 退職給付制度改定損 訴訟関連費用 外国付加価値税等 課徴金引当金戻入額 関係会社株式先渡契約損 受取利息及び受取配当金 支払利息 売上債権の増減額(△は増加) たな卸資産の増減額(△は増加) 未収入金の増減額(△は増加) 仕入債務の増減額(△は減少) 未払費用の増減額(△は減少) 退職給付に係る負債の増減額(△は減少) その他 小計 事業構造改善費用の支払額 訴訟関連費用の支払額 外国付加価値税等の還付額 法人税等の支払額 法人税等の還付額 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 無形固定資産の取得による支出 投資有価証券の売却による収入 関係会社株式の取得による支出 関係会社株式の売却による収入 事業譲渡による収入 事業譲受による支出 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による 収入 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による 支出 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による 収入 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による 支出 利息及び配当金の受取額 その他 投資活動によるキャッシュ・フロー - 16 - (単位:百万円) (自 至 当連結会計年度 平成26年4月1日 平成27年3月31日) 50,796 33,639 2,430 71 △129 △743 1,675 5,378 - - 1,000 3,166 △1,429 909 △1,028 2,362 △18,941 14,138 △6,005 14,166 4,438 △856 △2,069 102,968 △2,556 △1,758 - △3,994 5,897 100,557 △28,040 992 △3,125 418 △1,705 200 - - 79,334 39,843 4,246 497 △7,727 △1,040 2,493 6,792 △3,937 2,367 - - - - △1,058 2,920 20,889 △6,734 2,897 △11,944 3,619 2,738 △8,254 127,941 △1,572 - 1,731 △17,008 - 111,092 △44,063 1,811 △4,087 2,893 △26 1,913 9,678 △1,900 - 12 - △90,207 - 11,296 - △264 1,038 △684 △30,906 711 △928 △113,161 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (自 至 前連結会計年度 平成25年4月1日 平成26年3月31日) 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額(△は減少) 長期借入れによる収入 長期借入金の返済による支出 利息の支払額 自己株式の売却による収入 自己株式の取得による支出 配当金の支払額 少数株主への配当金の支払額 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の期首残高 合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 現金及び現金同等物の期末残高 △13,596 3,126 △11,941 △2,424 14 △181 △5,552 △360 △30,914 2,853 41,590 34,102 21,317 △1,466 95,543 - 17 - (単位:百万円) (自 至 当連結会計年度 平成26年4月1日 平成27年3月31日) △25,182 123,923 △98,411 △2,805 3 △102 △8,553 △550 △11,677 6,426 △7,320 95,543 - - 88,223 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (5)連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) (連結範囲及び持分法の適用に関する事項) (1)連結子会社数 97社(国内38社、海外59社) (2)非連結子会社数 -社(うち持分法適用関連会社数-社) (3)関連会社数 14社(うち持分法適用関連会社数14社) (4)連結範囲及び持分法の異動状況 [連結子会社] (新規) 10社、(除外) 9社 [持分法適用関連会社](新規) -社、(除外) 6社 (表示方法の変更) (連結損益計算書) 前連結会計年度において、独立記載しておりました「営業外費用」の「有価証券評価損」は、当連結会計年度よ り「営業外費用」の「その他」に含めて記載することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結 会計年度の連結財務諸表の組み替えを行なっております。 この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「有価証券評価損」に表示していた 17百万円は、「その他」として組み替えております。 (連結キャッシュ・フロー計算書) 前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「関係会社株式 売却損益(△は益)」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立記載することとしました。この 表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組み替えを行なっております。 この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロ ー」の「その他」に表示していた△2,198百万円は、「関係会社株式売却損益(△は益)」△129百万円、「その 他」△2,069百万円として組み替えております。 前連結会計年度において、独立記載しておりました「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「投資有価証券 の取得による支出」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「投資活動によるキャッシュ・ フロー」の「その他」に含めて記載することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年 度の連結財務諸表の組み替えを行なっております。 この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロ ー」の「投資有価証券の取得による支出」に表示していた△55百万円は、「その他」として組み替えておりま す。 - 18 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (セグメント情報等) 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 Ⅰ 前連結会計年度(自平成25年4月1日 至平成26年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 高級金属 製品 売上高 磁性 材料 高級機能 部品 電線 材料 その他 計 連結財務諸 調整額 表計上額 合計 234,101 134,182 187,426 250,687 806,396 1,556 807,952 - 807,952 3,563 67 265 467 4,362 1,685 6,047 △6,047 - 計 237,664 134,249 187,691 251,154 810,758 3,241 813,999 △6,047 807,952 セグメント利益 25,412 11,718 12,831 17,047 67,008 596 67,604 △8,068 59,536 セグメント資産 283,929 158,699 133,388 262,076 838,092 15,013 853,105 △12,363 840,742 外部顧客への 売上高 セグメント間 の内部売上高 又は振替高 その他の項目 減価償却費 11,945 6,295 7,223 7,188 32,651 571 33,222 417 33,639 有形固定資産 及び無形固定 資産の増加額 11,849 7,297 6,380 5,604 31,130 201 31,331 656 31,987 (注)1.その他には、不動産事業、ソフトウェア事業等を含んでおります。 2.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△8,068百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△7,984 百万円が含まれております。なお、全社費用にはのれん償却額△2,603百万円が含まれておりま す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額△12,363百万円には、本社管理部門に対する相殺消去△154,533百万円、 各報告セグメントに配分していない全社資産145,192百万円が含まれております。なお、全社資産 に含まれるのれんの未償却残高は33,179百万円であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額656百万円は、管理部門のシステム投資等であり ます。 3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 4.報告セグメントに属する主要な製品 報告セグメント 主要製品 高級特殊鋼[YSSヤスキハガネ](金型・工具用材料、電子金属材料<ディスプレイ関連材料、半導体等パッケー 高級金属製品 ジ材料>、産業機器・エネルギー関連材料、剃刃材および刃物材)、精密鋳造品、各種圧延用ロール、射出成形機 用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品、アモルファス金属材料[Metglas®]、切削工具 マグネット(希土類磁石 [NEOMAX®]・フェライト磁石、その他各種磁石およびその応用品)、軟質磁性材料(ソフ 磁性材料 トフェライト・ナノ結晶軟磁性材料[ファインメット®])およびその応用品、アモルファス金属材料 [Metglas®]応 用品、情報通信機器用部品、IT機器用材料・部品、医療機器用材料・部品 自動車用高級鋳物(排気系耐熱鋳造部品[ハーキュナイト®] 、高級ダクタイル鋳鉄製品[HNM®])、アルミホイール 高級機能部品 [SCUBA®]、その他アルミニウム部品、自動車用鍛造部品、設備配管機器( ®印各種管継手、ステンレスおよびプラ スチック配管機器、冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張タンク)、建築部材(内装システム、構造シス テム、屋上システム)、チェン(マテハンシステム) 電線(電力・産業用電線・ケーブル、機器用電線・ケーブルおよび配線部品、光・通信ケーブル、巻線、工業用ゴ 電線材料 ム製品)、自動車部品(電装部品、ブレーキホース)、情報デバイス(情報ネットワーク、ワイヤレスシステム、 化合物半導体)、金属材料(黄銅製品他) 5.地域ごとの売上高 日本 472,249 (単位:百万円) 北米 94,153 アジア 183,170 欧州 46,918 (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 - 19 - その他 11,462 合計 807,952 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 Ⅱ 当連結会計年度(自平成26年4月1日 至平成27年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 売上高 外部顧客への 売上高 セグメント間 の内部売上高 又は振替高 高級金属 製品 磁性 材料 高級機能 部品 258,908 135,431 281,968 3,398 86 312 電線 材料 その他 計 328,014 1,004,321 397 4,193 328,411 1,008,514 連結財務諸 調整額 表計上額 合計 1,980 1,006,301 2,395 6,588 - 1,006,301 △6,588 - 計 262,306 135,517 282,280 セグメント利益 32,274 16,412 17,872 セグメント資産 312,597 150,130 340,161 その他の項目 減価償却費 11,828 6,453 10,699 9,905 38,885 418 39,303 540 39,843 有形固定資産 及び無形固定 資産の増加額 18,724 10,209 12,576 9,094 50,603 357 50,960 514 51,474 20,204 4,375 1,012,889 86,762 278,698 1,081,586 319 87,081 △6,588 1,006,301 △8,865 78,216 16,520 1,098,106 △32,116 1,065,990 (注)1.その他には、不動産事業、ソフトウェア事業等を含んでおります。 2.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△8,865百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△8,898 百万円が含まれております。なお、全社費用にはのれん償却額△2,606百万円が含まれておりま す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額△32,116百万円には、本社管理部門に対する相殺消去△156,703百万円、 各報告セグメントに配分していない全社資産127,503百万円が含まれております。なお、全社資産 に含まれるのれんの未償却残高は30,573百万円であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額514百万円は、管理部門のシステム投資等であり ます。 3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 4.報告セグメントに属する主要な製品 報告セグメント 主要製品 高級特殊鋼[YSSヤスキハガネ](工具鋼、電子材料<ディスプレイ関連材料、半導体等パッケージ材料>、 高級金属製品 産業機器材料<自動車関連材料、航空機関連材料、エネルギー関連材料>、剃刃材および刃物材)、精密鋳造 品、各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品、アモルファス金属材料 [Metglas®]、切削工具 マグネット(希土類磁石 [NEOMAX®]・フェライト磁石、その他各種磁石およびその応用品)、軟質磁性材料 磁性材料 (ソフトフェライト・ナノ結晶軟磁性材料[ファインメット®])およびその応用品、アモルファス金属材料 [Metglas®]応用品、情報通信機器用材料・部品、医療機器用材料・部品 自動車用鋳物(高級ダクタイル鋳鉄製品[HNM®]、輸送機向け鋳鉄製品、排気系耐熱鋳造部品[ハーキュナイト 高級機能部品 ®]、アルミホイール[SCUBA®]、その他アルミニウム部品、自動車用鍛造部品、設備配管機器( ®印各種管継 手、ステンレスおよびプラスチック配管機器、冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張タンク)、建築 部材(内装システム、構造システム、屋上システム)、チェン(マテハンシステム) 電線(電力・産業システム、電子・通信材料、電機材料、工業用ゴム製品)、自動車部品(電装部品、ブレー 電線材料 キホース)、情報デバイス(情報ネットワーク、ワイヤレスシステム、化合物半導体) 5.地域ごとの売上高 日本 529,295 北米 200,380 (単位:百万円) アジア 欧州 212,655 49,330 (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 - 20 - その他 14,641 合計 1,006,301 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (1株当たり情報) (自 至 前連結会計年度 平成25年4月1日 平成26年3月31日) 1株当たり純資産額 (自 至 848円73銭 1株当たり当期純利益金額 95円65銭 当連結会計年度 平成26年4月1日 平成27年3月31日) 1株当たり純資産額 1,053円06銭 1株当たり当期純利益金額 155円64銭 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。 (注)2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 (自 至 当期純利益金額 前連結会計年度 平成25年4月1日 平成26年3月31日) (百万円) (自 至 当連結会計年度 平成26年4月1日 平成27年3月31日) 39,417 66,553 普通株主に帰属しない金額(百万円) - - 普通株式に係る当期純利益(百万円) 39,417 66,553 412,104 427,607 普通株式の期中平均株式数(千株) 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 1株当たり当期純利益金額の算定に含めなか った潜在株式の概要 2019年満期ユーロ円建取得条項 (額面現金決済型)付転換社債型 新株予約権付社債(発行残高 4,495百万円) 2019年満期ユーロ円建取得条項 (額面現金決済型)付転換社債型 新株予約権付社債(発行残高 4,495百万円) (重要な後発事象) (日立ツール株式会社の株式譲渡) 当社及び三菱マテリアル株式会社(以下「三菱マテリアル」という。)は、超硬製品(切削工具)事業の基盤強化 を目的として、当社の完全子会社である日立ツール株式会社(以下「日立ツール」という。)の発行済株式総数の 51%について、三菱マテリアルが取得する取引(以下「本取引」という。)を実施することに合意し、平成26年9月 26日付けで株式譲渡契約を締結いたしました。本譲渡契約に基づき、平成27年4月1日付けで株式譲渡を行い、日立 ツールは三菱日立ツール株式会社へ商号を変更いたしました。 なお、本取引に伴う譲渡益は約133億円となる見通しです。 省略注記 連結貸借対照表関係、連結損益計算書関係、連結包括利益計算書関係、連結キャッシュ・フロー計算書関係、リース取 引関係、関連当事者情報、金融商品関係、有価証券関係、デリバティブ取引関係、退職給付関係、ストック・オプション 等関係、税効果会計関係、企業結合等関係、資産除去債務関係、賃貸等不動産関係に関する注記事項については、決算短 信における開示の必要性が大きくないと考えられるため開示を省略しております。 - 21 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 6.個別財務諸表 (1)貸借対照表 前事業年度 (平成26年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形 売掛金 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 前渡金 前払費用 繰延税金資産 未収入金 短期貸付金 関係会社預け金 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物 減価償却累計額 建物(純額) 構築物 減価償却累計額 構築物(純額) 機械及び装置 減価償却累計額 機械及び装置(純額) 車両運搬具 減価償却累計額 車両運搬具(純額) 工具、器具及び備品 減価償却累計額 工具、器具及び備品(純額) 土地 リース資産 減価償却累計額 リース資産(純額) 建設仮勘定 有形固定資産合計 5,974 4,011 97,144 9,765 25,972 22,472 110 1,069 9,313 46,704 26,848 49,196 457 △1,070 297,965 121,528 △91,911 29,617 18,414 △16,644 1,770 279,084 △248,111 30,973 847 △770 77 40,459 △35,073 5,386 30,022 5 △2 3 5,292 103,140 - 22 - (単位:百万円) 当事業年度 (平成27年3月31日) 6,869 4,484 94,911 10,880 29,725 19,819 25 989 5,102 45,944 45,017 24,571 188 △1,435 287,089 114,746 △86,720 28,026 17,982 △16,390 1,592 278,882 △245,122 33,760 808 △711 97 45,265 △39,146 6,119 29,632 5 △3 2 6,791 106,019 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 前事業年度 (平成26年3月31日) 無形固定資産 のれん 借地権 特許権 商標権 ソフトウエア 施設利用権 その他 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 関係会社株式 出資金 関係会社長期貸付金 従業員に対する長期貸付金 破産更生債権等 長期前払費用 前払年金費用 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 投資損失引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 33,092 629 48 339 5,961 103 972 41,144 7,078 137,864 1,050 17,351 51 4 92 1,146 50 3,181 △10,571 △204 157,092 301,376 599,341 - 23 - (単位:百万円) 当事業年度 (平成27年3月31日) 30,872 628 86 287 6,715 97 1,865 40,550 4,840 205,909 751 88,559 26 6 362 3,729 7,766 2,864 △9,218 △140 305,454 452,023 739,112 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 前事業年度 (平成26年3月31日) 負債の部 流動負債 買掛金 短期借入金 1年内返済予定の長期借入金 リース債務 未払金 未払費用 未払法人税等 前受金 預り金 役員賞与引当金 課徴金引当金 その他 流動負債合計 固定負債 社債 転換社債型新株予約権付社債 長期借入金 リース債務 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 関係会社事業損失引当金 環境対策引当金 製品保証引当金 債務保証損失引当金 その他 固定負債合計 負債合計 118,849 50,559 38,900 1 9,837 14,078 3,239 535 3,195 112 332 1,618 241,255 35,000 4,495 45,700 2 19,982 35 1,082 743 10 826 107,875 349,130 - 24 - (単位:百万円) 当事業年度 (平成27年3月31日) 122,362 33,147 19,217 1 14,432 13,742 926 450 3,176 87 4,188 211,728 35,000 4,495 150,094 1 23,968 892 12 40 631 215,133 426,861 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 前事業年度 (平成26年3月31日) 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 特別償却準備金 固定資産圧縮積立金 別途積立金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 自己株式 株主資本合計 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価・換算差額等合計 純資産合計 負債純資産合計 26,284 36,699 91,773 128,472 6,571 7 987 44,580 42,692 94,837 △997 248,596 1,585 30 1,615 250,211 599,341 - 25 - (単位:百万円) 当事業年度 (平成27年3月31日) 26,284 36,699 91,776 128,475 6,571 1,720 1,168 44,580 103,538 157,577 △1,101 311,235 1,024 △8 1,016 312,251 739,112 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (2)損益計算書 (自 至 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 為替差益 固定資産賃貸料 課徴金引当金戻入額 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 社債利息 固定資産賃貸費用 固定資産処分損 製品補償費 その他 営業外費用合計 経常利益 特別利益 固定資産売却益 関係会社株式売却益 特許権売却益 事業譲渡益 関係会社事業損失引当金戻入額 特別利益合計 特別損失 減損損失 関係会社株式評価損 関係会社事業損失引当金繰入額 関係会社株式先渡契約損 事業構造改善費用 訴訟関連費用 退職給付制度改定損 特別損失合計 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益 前事業年度 平成25年4月1日 平成26年3月31日) 431,526 361,966 69,560 46,108 23,452 215 5,887 1,667 2,726 1,429 2,141 14,065 930 521 2,293 619 1,535 1,156 7,054 30,463 217 206 100 - - 523 17 1,077 1,035 801 1,781 1,000 5,711 25,275 △700 △1,916 △2,616 27,891 - 26 - (単位:百万円) (自 至 当事業年度 平成26年4月1日 平成27年3月31日) 500,203 421,427 78,776 52,847 25,929 663 23,137 3,250 3,056 - 3,534 33,640 1,363 538 2,331 1,473 377 1,776 7,858 51,711 301 19,376 - 5,142 1,035 25,854 174 1,385 - - 3,195 - 2,367 7,121 70,444 2,540 △3,389 △849 71,293 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (3)株主資本等変動計算書 前事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本剰余金 利益剰余金 その他利益剰余金 資本金 資本準備 金 その他資 本剰余金 資本剰余 金合計 利益準備 金 26,284 36,699 15,222 51,921 26,284 36,699 合併による増加 利益剰余 金合計 特別償却 準備金 固定資産 圧縮積立 金 別途積立 金 繰越利益 剰余金 6,571 18 680 44,580 21,977 73,826 △1,328 △1,328 15,222 51,921 6,571 18 680 44,580 20,649 72,498 76,543 76,543 特別償却準備金の取崩 △11 11 - 固定資産圧縮積立金の積立 319 △319 - 固定資産圧縮積立金の取崩 △12 12 - 剰余金の配当 △5,552 △5,552 当期純利益 27,891 27,891 自己株式の取得 自己株式の処分 8 8 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) - - 76,551 76,551 - △11 307 - 22,043 22,339 26,284 36,699 91,773 128,472 6,571 7 987 44,580 42,692 94,837 当期首残高 会計方針の変更による累積的 影響額 会計方針の変更を反映した当 期首残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 株主資本 評価・換算差額等 株主資本合 計 その他有価 証券評価差 額金 繰延ヘッジ 損益 評価・換算 差額等合計 △830 151,201 931 7 938 152,139 △1,328 △1,328 △830 149,873 931 7 938 150,811 合併による増加 76,543 76,543 特別償却準備金の取崩 - - 固定資産圧縮積立金の積立 - - 固定資産圧縮積立金の取崩 - - 剰余金の配当 △5,552 △5,552 当期純利益 27,891 27,891 自己株式の取得 △181 △181 △181 自己株式の処分 14 22 22 654 23 677 677 当期変動額合計 △167 98,723 654 23 677 99,400 当期末残高 △997 248,596 1,585 30 1,615 250,211 当期首残高 会計方針の変更による累積的 影響額 会計方針の変更を反映した当 期首残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) 自己株式 - 27 - 純資産合計 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 当事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本剰余金 利益剰余金 その他利益剰余金 資本金 資本準備 金 その他資 本剰余金 資本剰余 金合計 利益準備 金 特別償却 準備金 固定資産 圧縮積立 金 別途積立 金 繰越利益 剰余金 利益剰余 金合計 当期首残高 26,284 36,699 91,773 128,472 6,571 7 987 44,580 42,692 94,837 当期変動額 特別償却準備金の積立 1,720 △1,720 - 特別償却準備金の取崩 △7 7 - 固定資産圧縮積立金の積立 199 △199 - 固定資産圧縮積立金の取崩 △18 18 - 剰余金の配当 △8,553 △8,553 当期純利益 71,293 71,293 自己株式の取得 自己株式の処分 3 3 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) - - 3 3 - 1,713 181 - 60,846 62,740 26,284 36,699 91,776 128,475 6,571 1,720 1,168 44,580 103,538 157,577 当期変動額合計 当期末残高 株主資本 自己株式 評価・換算差額等 株主資本合 計 その他有価 証券評価差 額金 繰延ヘッジ 損益 評価・換算 差額等合計 純資産合計 当期首残高 △997 248,596 1,585 30 1,615 250,211 当期変動額 特別償却準備金の積立 - - 特別償却準備金の取崩 - - 固定資産圧縮積立金の積立 - - 固定資産圧縮積立金の取崩 - - 剰余金の配当 △8,553 △8,553 当期純利益 71,293 71,293 自己株式の取得 △107 △107 △107 自己株式の処分 3 6 6 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) △561 △38 △599 △599 △104 62,639 △561 △38 △599 62,040 △1,101 311,235 1,024 △8 1,016 312,251 当期変動額合計 当期末残高 - 28 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (4)個別財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (重要な後発事象) (日立ツール株式会社の株式譲渡) 当社及び三菱マテリアル株式会社(以下「三菱マテリアル」という。)は、超硬製品(切削工具)事業の基盤強化 を目的として、当社の完全子会社である日立ツール株式会社(以下「日立ツール」という。)の発行済株式総数の 51%について、三菱マテリアルが取得する取引(以下「本取引」という。)を実施することに合意し、平成26年9月 26日付けで株式譲渡契約を締結いたしました。本譲渡契約に基づき、平成27年4月1日付けで株式譲渡を行い、日立 ツールは三菱日立ツール株式会社へ商号を変更いたしました。 なお、本取引に伴う譲渡益は約149億円となる見通しです。 - 29 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 7.その他 (役員の異動) 本年6月23日開催予定の定時株主総会に提案する取締役候補者は次のとおりです。(*は社外取締役) (1) 取締役候補 役職名 氏 名 現 職 取締役会長(現任) 小西 和幸(こにし かずゆき) 当社取締役会長 取締役*(新任) 啓二(こじま けいじ) 株式会社日立製作所 執行役常務 小島 取締役*(新任) 島田 取締役*(新任) 中村 取締役*(現任) 町田 取締役 (新任) 鎌田 淳一(かまた じゅんいち) 当社事業役員常務 取締役 (現任) 髙橋 秀明(たかはし ひであき) 当社代表執行役 執行役社長 兼 取締役 取締役 (新任) 平木 明敏(ひらき あきとし) (2) 隆(しまだ たかし) 日本メドトロニック株式会社 代表取締役社長 メドトロニックソファモアダネック株式会社 代表取締役社長 コヴィディエン ジャパン株式会社 代表取締役社長 日本コヴィディエン株式会社 代表取締役社長 豊明(なかむら とよあき) 尚(まちだ ひさし) 株式会社日立製作所 代表執行役 執行役副社長 株式会社日立ハイテクノロジーズ 取締役 当社取締役 当社代表執行役 執行役常務 退任予定取締役(*は社外取締役) 役職名 氏 名 取締役 山田 泰次(やまだ たいじ) 取締役* 野口 泰稔(のぐち やすとし) 取締役* 田中 幸二(たなか こうじ) 取締役* 西野 壽一(にしの としかず) 取締役 島 順彦(しま のぶひこ) - 30 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 (ご参考) 1.新任取締役候補者の略歴 氏 名 出 身 地 鎌田 淳一(かまた じゅんいち) 青森県 生年月日 昭和28年11月28日生(61歳) 最終学歴 昭和53年 3月 東北大学 経済学部 卒業 略 4月 当社入社 歴 昭和53年 平成17年 1月 コーポレートビジネスセンター人事総務部長 平成20年 4月 事業役員 経営企画室長 平成23年 4月 事業役員 配管機器カンパニープレジデント 平成24年 4月 事業役員 配管機器事業部長 平成26年 4月 事業役員常務 Hitachi Metals America, Ltd. President & CEO 平成27年 4月 事業役員常務 社長付(現任) 当社株式の所有株式数 0千株(平成27年3月末現在) 氏 名 出 身 地 平木 明敏(ひらき あきとし) 兵庫県 生年月日 昭和36年3月2日生(54歳) 最終学歴 昭和60年 略 歴 昭和60年 3月 大阪大学大学院 金属材料工学科修士課程 修了 4月 当社入社 平成20年 6月 日立設備エンジニアリング株式会社取締役社長 平成22年 4月 当社事業役員 特殊鋼カンパニープレジデント 兼 輸出管理室副室長 平成24年 4月 事業役員常務 高級金属カンパニープレジデント 兼 特殊鋼事業部長 兼 輸出管理室副室長 平成27年 4月 代表執行役 執行役常務(管理、技術、環境、エネルギー管掌) 高級金属カンパニープレジデント 兼 輸出管理室副室長(現任) 当社株式の所有株式数 4千株(平成27年3月末現在) - 31 - 日立金属(株)(5486) 平成27年3月期 決算短信 2.新任社外取締役候補者の略歴 氏 名 出 身 地 生年月日 最終学歴 略 歴 小島 啓二(こじま けいじ) 東京都 昭和31年10月9日生(58歳) 昭和57年 3月 京都大学大学院 情報学研究科数理工学専攻 修了 昭和57年 4月 株式会社日立製作所入社 平成20年 4月 同社中央研究所長 平成23年 4月 同社研究開発本部日立研究所長 平成24年 4月 同社執行役常務(現任) 当社株式の所有株式数 氏 名 出 身 地 生年月日 最終学歴 略 歴 島田 隆(しまだ たかし) 京都府 昭和27年7月18日生(62歳) 昭和51年 3月 東京大学 経済学部 卒業 昭和51年 4月 株式会社ボストン・コンサルティング・グループ入社 昭和62年10月 同社ヴァイス・プレジデント 平成 6年 1月 日本ヒルティ株式会社ヴァイス・プレジデント 平成 8年11月 ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナルジャパン日本代表 平成10年 7月 A.T.カーニー株式会社ヴァイス・プレジデント 平成17年10月 Medtronic, Inc.ヴァイス・プレジデント(現任) 日本メドトロニック株式会社ヴァイス・プレジデント 平成20年 5月 同社代表取締役社長(現任) メドトロニックソファモアダネック株式会社代表取締役社長(現任) 平成27年 5月 コヴィディエン ジャパン株式会社代表取締役社長(現任) 日本コヴィディエン株式会社代表取締役社長(現任) 当社株式の所有株式数 氏 名 出 身 地 生年月日 最終学歴 略 歴 0千株(平成27年3月末現在) 0千株(平成27年3月末現在) 中村 豊明(なかむら とよあき) 東京都 昭和27年8月3日生(62歳) 昭和50年 3月 慶應義塾大学 経済学部 卒業 昭和50年 4月 株式会社日立製作所入社 平成18年 1月 同社財務一部長 平成19年 4月 同社代表執行役 執行役専務 平成19年 6月 同社代表執行役 執行役専務 兼 取締役 平成21年 6月 同社代表執行役 執行役専務 平成22年 6月 当社取締役 平成23年 6月 株式会社日立ハイテクノロジーズ取締役(現任) 平成24年 4月 株式会社日立製作所代表執行役 執行役副社長(現任) 平成24年 6月 株式会社損害保険ジャパン(現 損害保険ジャパン日本興亜株式会社)監査役 平成25年 4月 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社取締役 日立アプライアンス株式会社取締役(現任) 平成25年 5月 日立コンシューマ・マーケティング株式会社取締役(現任) 当社株式の所有株式数 2千株(平成27年3月末現在) 以 - 32 - 上