第60期有価証券報告書

浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
有価証券報告書
(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)
事業年度
(第60期)
自
至
平成18年10月1日
平成19年9月30日
静岡県浜松市東区市野町1126番地の1
(359089)
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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目次
表紙
第一部 企業情報 ……………………………………………………………………………………………………………
第1 企業の概況 …………………………………………………………………………………………………………
1.主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………………………………………
2.沿革 ………………………………………………………………………………………………………………
3.事業の内容 ………………………………………………………………………………………………………
4.関係会社の状況 …………………………………………………………………………………………………
5.従業員の状況 ……………………………………………………………………………………………………
第2 事業の状況 …………………………………………………………………………………………………………
1.業績等の概要 ……………………………………………………………………………………………………
2.生産、受注及び販売の状況 ……………………………………………………………………………………
3.対処すべき課題 …………………………………………………………………………………………………
4.事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………
5.経営上の重要な契約等 …………………………………………………………………………………………
6.研究開発活動 ……………………………………………………………………………………………………
7.財政状態及び経営成績の分析 …………………………………………………………………………………
第3 設備の状況 …………………………………………………………………………………………………………
1.設備投資等の概要 ………………………………………………………………………………………………
2.主要な設備の状況 ………………………………………………………………………………………………
3.設備の新設、除却等の計画 ……………………………………………………………………………………
第4 提出会社の状況 ……………………………………………………………………………………………………
1.株式等の状況 ……………………………………………………………………………………………………
(1)株式の総数等 …………………………………………………………………………………………………
(2)新株予約権等の状況 …………………………………………………………………………………………
(3)ライツプランの内容 …………………………………………………………………………………………
(4)発行済株式総数、資本金等の推移 …………………………………………………………………………
(5)所有者別状況 …………………………………………………………………………………………………
(6)大株主の状況 …………………………………………………………………………………………………
(7)議決権の状況 …………………………………………………………………………………………………
(8)ストックオプション制度の内容 ……………………………………………………………………………
2.自己株式の取得等の状況 ………………………………………………………………………………………
3.配当政策 …………………………………………………………………………………………………………
4.株価の推移 ………………………………………………………………………………………………………
5.役員の状況 ………………………………………………………………………………………………………
6.コーポレート・ガバナンスの状況 ……………………………………………………………………………
第5 経理の状況 …………………………………………………………………………………………………………
1.連結財務諸表等 …………………………………………………………………………………………………
(1)連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………
(2)その他 …………………………………………………………………………………………………………
2.財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………………
(1)財務諸表 ………………………………………………………………………………………………………
(2)主な資産及び負債の内容 ……………………………………………………………………………………
(3)その他 …………………………………………………………………………………………………………
第6 提出会社の株式事務の概要 ………………………………………………………………………………………
第7 提出会社の参考情報 ………………………………………………………………………………………………
1.提出会社の親会社等の情報 ……………………………………………………………………………………
2.その他の参考情報 ………………………………………………………………………………………………
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……………………………………………………………………………………
[監査報告書]
頁
1
2
2
2
4
5
7
9
10
10
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14
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17
20
20
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23
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25
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32
36
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37
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74
74
97
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成19年12月20日
【事業年度】
第60期(自
【会社名】
浜松ホトニクス株式会社
【英訳名】
HAMAMATSU PHOTONICS K.K.
【代表者の役職氏名】
代表取締役会長兼社長
【本店の所在の場所】
静岡県浜松市東区市野町1126番地の1
(注) 上記は登記上の本店所在地であり、実際の本社業務は下記におい
て行っております。
【電話番号】
053(434)3311(代表)
【事務連絡者氏名】
取締役管理部長
【最寄りの連絡場所(本社事務所)】
静岡県浜松市中区砂山町325番地の6(日本生命浜松駅前ビル)
【電話番号】
053(452)2141(代表)
【事務連絡者氏名】
取締役管理部長
【縦覧に供する場所】
浜松ホトニクス株式会社東京支店
平成18年10月1日
鈴
晝
至
鈴
木
木
馬
平成19年9月30日)
志
輝
夫
志
明
明
(東京都港区虎ノ門三丁目8番21号虎ノ門33森ビル)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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1
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次
第56期
第57期
第58期
第59期
第60期
決算年月
平成15年9月
平成16年9月
平成17年9月
平成18年9月
平成19年9月
売上高
(百万円)
60,919
70,466
73,909
86,988
96,316
経常利益
(百万円)
4,172
9,999
12,117
16,036
20,175
当期純利益
(百万円)
1,622
4,652
7,726
9,741
12,036
純資産額
(百万円)
51,009
50,966
58,400
88,143
113,897
総資産額
(百万円)
112,269
119,045
144,437
161,192
170,143
1株当たり純資産額
(円)
758.92
783.30
897.63
1,179.86
1,407.96
1株当たり当期純利益
(円)
23.09
69.86
117.98
142.39
159.86
(円)
21.13
63.25
97.21
120.47
148.63
自己資本比率
(%)
45.4
42.8
40.4
54.2
66.4
自己資本利益率
(%)
3.2
9.1
14.1
13.4
12.0
株価収益率
(倍)
78.6
26.5
22.2
25.4
20.8
(百万円)
9,468
12,861
14,411
17,350
18,188
(百万円)
△10,496
△4,526
△8,225
△12,135
△18,243
(百万円)
△5,674
△2,045
14,651
△3,152
△11,597
(百万円)
16,650
23,126
44,045
46,433
35,067
(名)
3,016
3,131
3,274
3,468
3,600
潜在株式調整後1株当た
り当期純利益
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期
末残高
従業員数
(注)1
2
売上高には消費税等は含まれておりません。
第59期から、「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準委員会
平成17年12月9
日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会
計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第8号)を適用しております。
3
従業員数については、就業人員数を記載しております。
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2
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(2)提出会社の経営指標等
回次
第56期
第57期
第58期
第59期
第60期
決算年月
平成15年9月
平成16年9月
平成17年9月
平成18年9月
平成19年9月
売上高
(百万円)
53,295
62,245
64,234
73,899
81,489
経常利益
(百万円)
4,050
8,771
10,558
12,613
16,861
当期純利益
(百万円)
1,801
4,889
6,525
7,686
10,812
資本金
(百万円)
15,925
16,076
16,084
26,487
34,770
68,050,378
68,346,268
68,353,018
77,355,698
83,622,327
発行済株式総数
(株)
純資産額
(百万円)
48,117
47,907
53,916
80,235
103,987
総資産額
(百万円)
104,654
109,718
134,426
147,628
155,164
(円)
714.50
734.79
826.98
1,082.37
1,293.54
1株当たり純資産額
1株当たり配当額
(うち1株当たり
中間配当額)
(円)
10.00
(5.00)
20.00
(5.00)
25.00
(5.00)
35.00
(15.00)
43.00
(20.00)
1株当たり当期純利益
(円)
25.77
73.37
99.35
112.12
143.35
潜在株式調整後1株当た
り当期純利益
(円)
23.55
66.42
81.93
94.94
133.31
自己資本比率
(%)
46.0
43.7
40.1
54.3
67.0
自己資本利益率
(%)
3.8
10.2
12.8
11.5
11.7
株価収益率
(倍)
70.5
25.2
26.4
32.3
23.2
配当性向
(%)
38.8
27.3
25.2
31.2
30.0
従業員数
(名)
2,202
2,249
2,305
2,401
2,479
(注)1
2
3
売上高には消費税等は含まれておりません。
第57期の1株当たり配当額20円には、創立50周年記念配当10円が含まれております。
第59期から、「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準委員会
平成17年12月9
日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会
計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第8号)を適用しております。
4
従業員数については、就業人員数を記載しております。
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3
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2【沿革】
昭和23年9月
堀内平八郎が、電子管の製造・販売を事業目的として、東海電子研究所を静岡県浜松市海老塚
(現静岡県浜松市中区海老塚)に設立
昭和28年9月
東海電子研究所の業容の拡大に対応するため、浜松テレビ株式会社(資本金50万円)を浜松市海
老塚(現浜松市中区海老塚)に設立、東海電子研究所の業務をそのまま引継ぐ
昭和36年12月
昭和39年10月
東京都港区に事務所を新設(現東京支店)
浜松市市野町(現浜松市東区市野町)に工場新設(現本社工場)
昭和41年7月
昭和42年12月
ニューヨーク市に駐在員事務所を新設(現ハママツ・コーポレーション
浜松市市野町(現浜松市東区市野町)へ本社を移転
昭和48年7月
静岡県磐田郡豊岡村(現磐田市)に工場新設(現豊岡製作所)
独国にハママツ・テレビジョン・ヨーロッパ・ゲー・エム・ベー・ハー設立(現ハママツ・ホト
連結子会社)
昭和48年11月
ニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー
米国にインスペックス・インク設立
昭和53年12月
昭和54年4月
事業目的に医療機器等の研究、試作、製造及び販売を追加
大阪市東区(現中央区)に大阪営業所を新設
昭和56年6月
昭和58年1月
浜松市天王町(現浜松市東区天王町)に工場新設(現天王製作所)
浜松市常光町(現浜松市東区常光町)に工場新設(現常光製作所)
昭和58年4月
昭和58年6月
浜松テレビ株式会社を浜松ホトニクス株式会社に社名変更
米国にホトニクス・マネージメント・コーポ(現連結子会社)設立
昭和59年8月
昭和60年1月
株式店頭登録(日本証券業協会)
浜松市砂山町(現浜松市中区砂山町)に本社事務所新設
昭和60年4月
昭和60年7月
茨城県つくば市に筑波研究所新設
仏国にハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル(現連結子会社)設立
昭和63年3月
平成2年2月
英国にハママツ・ホトニクス・ユー・ケイ・リミテッド(現連結子会社)設立
静岡県浜北市(現浜松市浜北区)に中央研究所新設
平成3年6月
平成6年7月
コーア電子工業株式会社の営業全部を譲受ける
浜松市新都田(現浜松市北区新都田)に都田製作所新設
平成8年7月
平成10年3月
株式を東京証券取引所市場第二部に上場
東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定
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4
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連結子会社)
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3【事業の内容】
当社グループは、浜松ホトニクス株式会社(当社)、子会社19社及び関連会社6社で構成されており、光電子増倍
管、イメージ機器及び光源、光半導体素子、画像処理・計測装置等の光関連製品の製造、販売を主な事業とし、か
つ、これらに付帯する事業を営んでおります。
当社グループの事業に係る位置づけは次のとおりであります。
なお、光電子部品事業、計測機器事業及びその他事業の各事業は、「第5経理の状況
結財務諸表注記事項」に掲げる事業の種類別セグメント情報の区分と同一であります。
1連結財務諸表等
(1)連
(1)光電子部品事業
a 光電子増倍管、イメージ機器及び光源
当社が製造販売すると共に、子会社のハママツ・コーポレーション、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラン
ト・ゲー・エム・ベー・ハー、ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル他海外子会社を通じ
販売しております。また、当社は、光電子増倍管につきましては、国内子会社の高丘電子㈱、浜松電子プレス
㈱、海外子会社の北京浜松光子技術股份有限公司より原材料または加工部品を仕入れており、光源につきまして
は、国内子会社の㈱光素より原材料または加工部品を仕入れております。
b
光半導体素子
当社が製造販売すると共に、子会社のハママツ・コーポレーション、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラン
ト・ゲー・エム・ベー・ハー、ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル他海外子会社を通じ
販売しております。また、当社は、国内関連会社の浜松光電㈱より原材料または加工部品を仕入れております。
(2)計測機器事業
画像処理・計測装置
当社が製造販売すると共に、子会社のハママツ・コーポレーション、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラン
ト・ゲー・エム・ベー・ハー、ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル他海外子会社を通じ
販売しております。
(3)その他事業
子会社の㈱光ケミカル研究所が営む医療用薬剤の研究開発事業、及び㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業が
含まれております。
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5
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以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(製造会社)
㈱光素
高丘電子㈱
北京浜松光子技術股份有限公司
浜松電子プレス㈱
浜松光電㈱
長窯㈱
(販売会社)
製品
計測機器事業
製品
※1 ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・
ゲー・エム・ベー・ハー
※1 ハママツ・ホトニクス・フランス・
エス・ア・エール・エル
※1 ハママツ・ホトニクス・ユー・ケイ・リミテッド
※1 ハママツ・ホトニクス・ノルデン・エイ・ビー
※1 ハママツ・ホトニクス・イタリア・
エス・アール・エル
※1 ハママツ・コーポレーション
(製造会社)
※1、4 コンピックス・インク
※2 エジンバラ・インスツルメンツ・リミテッド
その他事業
※1 ㈱光ケミカル研究所
※1 ㈱磐田グランドホテル
(物品販売会社)
材料
※1 ユニバーサル・スペクトラム・
コーポレーション
(その他)
※1
※1
※1
※1
※1
※2
※3
※3
(注)
ホトニクス・マネージメント・コーポ(米国持株会社)
中国健康産業㈱
スペクトロ・ソリューションズ・アー・ゲー
ホトニクス・ハワイ・コーポレーション
杭州浙大浜松光子科技有限公司
ハママツ/クィーンズ・PET・イメージング・センター
メントール・マリン・インク
㈱筑波研究コンソーシアム
※1 連結子会社
※2 持分法適用関連会社
※3 持分法非適用関連会社
※4 清算処理中であります。
-
6
-
顧客
浜松ホトニクス株式会社
光電子部品事業
※1
※1
製品・原材料 ※1
※1
※2
原材料または ※2
加工部品
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4【関係会社の状況】
名称
住所
(連結子会社)
ホトニクス・マネージメント・
コーポ
(注1)
ハママツ・ホトニクス・ドイチ
ュラント・ゲー・エム・ベー・
ハー
米国
ニュージャージー州
資本金
議決権の
所有割合
(%)
主要な事業の内容
千米ドル
33,521
関係内容
当社に不動産を賃貸して
持株会社
100.0
おります。
役員の兼任等…有
光電子増倍管、イメージ機
独国
ヘルシンク市
千ユーロ
2,000
器及び光源、光半導体素
子、画像処理・計測装置の
100.0
当社の製品を販売してお
ります。
販売
光電子増倍管、イメージ機
ハママツ・ホトニクス・フラン
仏国
ス・エス・ア・エール・エル
マッシー市
千ユーロ
1,136
器及び光源、光半導体素
子、画像処理・計測装置の
100.0
当社の製品を販売してお
ります。
販売
ハママツ・ホトニクス・ユー・
ケイ・リミテッド
㈱光素
中国健康産業㈱
英国
ハートフォードシャ
光電子増倍管、イメージ機
千英ポンド
400
ー
千円
磐田市
85,000
静岡県
千円
ハママツ・ホトニクス・ノルデ
スウェーデン王国
ン・エイ・ビー
ソルナ市
スペクトロ・ソリューション
スイス
ズ・アー・ゲー
チューリッヒ
ハママツ・ホトニクス・イタリ
伊国
ア・エス・アール・エル
アレーゼ市
子、画像処理・計測装置の
当社の製品を販売してお
100.0
80,000
千スウェーデン
クローネ
2,700
千スイスフラン
当社の製品を加工してお
光源の製造
100.0
当社に設備の保守委託を
医療機器の研究、開発
100.0
子、画像処理・計測装置の
当社の製品を販売してお
100.0
千ユーロ
光電子増倍管、イメージ機
器及び光源、光半導体素
100.0
728
子、画像処理・計測装置の
北京浜松光子技術股份有限公司
高丘電子㈱
千円
岡山市
446,500
中国
北京市
128,175
静岡県
千円
浜松市中区
浜松電子プレス㈱
㈱磐田グランドホテル
千中国元
55,000
静岡県
千円
磐田市
30,000
静岡県
千円
磐田市
480,000
(0.1)
(注1)(注5)
米国
千米ドル
ニュージャージー州
426
光電子増倍管の製造販売、
光半導体素子の販売
89.6
米国
コーポレーション
ニュージャージー州
千米ドル
50
7
当社の製品を販売してお
ります。
役員の兼任等…有
託しております。
役員の兼任等…有
ります。
役員の兼任等…有
当社の製品を加工してお
光電子増倍管の製造
86.1
電子部品、金型の製造
60.0
ります。
役員の兼任等…有
当社の製品を加工してお
ります。
役員の兼任等…有
当社は施設を利用してお
ホテル事業
器及び光源、光半導体素
子、画像処理・計測装置の
電子部品等の販売
-
ります。
当社の製品を加工してお
88.0
57.1
100.0
(100.0)
販売
ユニバーサル・スペクトラム・
当社に製品を販売してお
当社の研究開発業務を受
医療用薬剤の研究開発
光電子増倍管、イメージ機
ハママツ・コーポレーション
ります。
役員の兼任等…有
販売
100.0
岡山県
しております。
役員の兼任等…有
光電子増倍管、イメージ機
器及び光源、光半導体素
販売
㈱光ケミカル研究所
ります。
役員の兼任等…有
分光器の開発
200
ります。
役員の兼任等…有
販売
静岡県
浜松市中区
器及び光源、光半導体素
-
100.0
(100.0)
ります。
役員の兼任等…有
当社の製品を販売してお
ります。
役員の兼任等…有
米国において当社の部品
調達をしております。
役員の兼任等…有
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
名称
住所
コンピックス・インク
資本金
米国
米国
ーション
ハワイ州
杭州浙大浜松光子科技有限公司
中国
杭州市
(持分法適用関連会社)
千米ドル
5
千米ドル
1
千中国元
3,000
米国
イメージング・センター
ハワイ州
エジンバラ・インスツルメン
英国
ツ・リミテッド
エジンバラ市
浜松光電㈱
静岡県
磐田市
千円
79,500
長野県
千円
長野市
55,004
長窯㈱
(注4)
(注)1
画像解析用ソフトウェアの
千米ドル
8,001
千英ポンド
100
100.0
開発
(100.0)
100.0
持株会社
(100.0)
関係内容
当社に製品を販売してお
ります。
役員の兼任等…有
役員の兼任等…有
70.0
役員の兼任等…有
(70.0)
医療機器の研究、開発
ハママツ/クィーンズ・PET・
(注4)
議決権の
所有割合
(%)
主要な事業の内容
(注7) ペンシルベニア州
ホトニクス・ハワイ・コーポレ
2007/12/19 20:42:15
PETを用いた医療診断及び
研究開発
赤外ガスレーザ、分析機器
等の製造販売
30.0
(30.0)
25.0
光半導体素子の製造販売
18.9
電子部品の製造販売
17.4
役員の兼任等…有
当社に製品を販売してお
ります。
当社の製品を加工してお
ります。
当社に製品を販売してお
ります。
役員の兼任等…有
ホトニクス・マネージメント・コーポ及びハママツ・コーポレーションは特定子会社に該当いたします。
2
3
上記のうち、有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。
議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で、内数であります。
4
5
持分は100分の20未満でありますが、実質的な影響力を持っているため関連会社としたものであります。
ハママツ・コーポレーションにつきましては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高
に占める割合が10%を超えております。
ハママツ・コーポレーションの主要な損益情報等は次のとおりであります。
(1)売上高
(2)経常利益
(3)当期純利益
(4)純資産額
6
7
25,634百万円
1,762 1,068 4,729 (5)総資産額
8,236 インスペックス・インクは、平成19年7月17日をもちまして、清算を結了いたしました。
コンピックス・インクは、販売体制の一本化による業務効率の向上、改善を図るため、その事業全てをハマ
マツ・コーポレーションに移管し、清算することを決議いたしました。
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5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
(平成19年9月30日現在)
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(名)
光電子部品事業
2,588
計測機器事業
540
その他事業
49
全社(共通)
423
合計
(注)1
2
3,600
従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数については従業員の100分の10未満のため記載を省略しており
ます。
全社(共通)として、記載されている従業員は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属してい
るものであります。
(2)提出会社の状況
(平成19年9月30日現在)
従業員数(名)
2,479
(注)1
2
平均年齢(才)
平均勤続年数(年)
38.7
15.1
平均年間給与(円)
7,530,910
従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数については従業員の100分の10未満のため記載を省略しており
ます。
平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
当社の労働組合は、浜松ホトニクス労働組合と称し昭和36年9月10日に結成され、現在組合員数は2,263名(う
ちパートタイマー157名)であります。所属上部団体として産業別労働組合JAMに属しており、労使関係は極めて良
好であります。
なお、連結子会社においては、労働組合は結成されておりません。
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第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、好調な海外経済を背景に輸出が増加し、高水準の企業収益のもと設備
投資も引続き増加いたしました。また、雇用情勢が改善を続けるもとで個人消費も底堅く推移するなど、景気は緩
やかに拡大する中で推移いたしました。
このような状況におきまして、当社グループは、独自の光技術を活かし、新産業の創成を目指した研究開発を進
め、多様化する顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応した高付加価値製品を市場投入するとともに、引続きコストの削
減に取組むことで、売上高、利益の拡大に努力してまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、海外売上げが前期に比べ大幅に増加し、国内売上げも堅調に推移いたし
ました結果、売上高は96,316百万円と前年同期に比べ9,327百万円(10.7%)の増加となりました。一方、利益面に
つきましても、営業利益は19,873百万円と前年同期に比べ4,147百万円(26.4%)増加し、経常利益は20,175百万
円と前年同期に比べ4,139百万円(25.8%)増加し、当期純利益につきましても12,036百万円と前年同期に比べ
2,294百万円(23.6%)の増加となり、増収増益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、売上高につきましては、セグメント間の売上高を含んでお
ります。
a 事業の種類別セグメント
〔光電子部品事業〕
光電子増倍管は、油田探査用光電子増倍管が、欧米及び中国を中心として引続き順調に売上げを伸ばしまし
た。また、PET・ガンマカメラなどの核医学検査装置向けの光電子増倍管が、主に北米を中心として順調に
推移したほか、血液分析装置等の検体検査向けの光電子増倍管も堅調な売上げをみせるなど、光電子増倍管と
いたしましては、医用、計測、分析、産業等の分野において引続き好調に推移し、売上げを伸ばしました。
イメージ機器及び光源は、X線像を可視像に変換するX線シンチレータが、歯科口腔内及び胸部のX線撮影
向けに欧米を中心に引続き売上げを伸ばしました。また、マイクロフォーカスX線源が、国内を中心として売
上げが増加いたしました。さらに、レーザーダイシング用光源ユニット(SDエンジン)が新たに売上げに寄
与し始めるなど、イメージ機器及び光源といたしましては、堅調に売上げを伸ばしました。
光半導体素子は、主力のシリコンフォトダイオードが医用分野において引続き堅調に推移したほか、フラッ
トパネルセンサが、X線診断装置及び産業用X線装置向けに国内外で売上げが増加いたしました。また、自動
車の車内ネットワーク通信向けのフォトICが、売上げ増加に貢献するなど、光半導体素子は全般的に好調に
推移いたしました。
以上の結果、光電子部品事業の売上高は80,509百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は27,032百万円(前
年同期比13.2%増)となりました。
〔計測機器事業〕
画像処理・計測装置は、半導体故障解析装置が、増産が続くフラッシュメモリーや車載向けの半導体デバイ
スの検査向けに、国内外において順調に売上げを伸ばしました。また、病理デジタルスライド観察システム
が、情報通信ネットワークを活用した遠隔医療の環境整備の流れとあいまって、大幅に売上げを伸ばしまし
た。
この結果、計測機器事業の売上高は15,695百万円(前年同期比16.5%増)、営業利益は2,682百万円(前年同
期比69.1%増)となりました。
〔その他事業〕
その他事業の売上高は664百万円(前年同期比3.2%増)、営業損失は124百万円(前年同期の営業損失は147
百万円)となりました。
b 所在地別セグメント
〔日本〕
日本は、医用及び学術分野における国内向けの売上げは伸び悩んだものの、海外向けを中心として、医用分
野、産業分野などにおいて、光半導体素子、光電子増倍管、イメージ機器及び光源など光電子部品が全般的に
大きく売上げを伸ばしたことに加え、半導体故障解析装置も国内外向けに順調に売上げを伸ばしました。この
結果、売上高は82,418百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益は24,426百万円(前年同期比18.0%増)となり
ました。
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〔北米〕
北米は、油田探査用の光電子増倍管が引続き順調に推移したことに加えて、医用分野においては、PET用
の光電子増倍管及びX線診断装置向けのX線シンチレータが順調に売上げを伸ばしました。この結果、売上高
は26,237百万円(前年同期比13.5%増)、営業利益は1,698百万円(前年同期比7.8%増)となりました。
〔欧州〕
欧州は、歯科用のX線画像診断向けフラットパネルセンサ及び自動車内ネットワーク通信向けのフォトIC
など、光半導体素子の売上げが引続き順調に推移したほか、歯科用X線診断装置向けのX線シンチレータが売
上げを伸ばしました。これらに加えて、欧州連結子会社の売上高を円貨に換算する為替レートが、円安となっ
たことからも売上高は増加しております。この結果、売上高は23,385百万円(前年同期比20.2%増)、営業利
益は3,441百万円(前年同期比34.1%増)となりました。
〔その他〕
その他の地域は、売上高は1,852百万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は248百万円(前年同期比17.5%
増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における、連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は建物等の有形固定資産
の取得による支出及び配当金の支払などによる資金の減少はあったものの、営業活動による資金の増加により、前
年同期に比べ11,365百万円減少し、35,067百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動による資金の増加は18,188百万円(前年同期の資金の増加は17,350百万円)
となりました。前年同期と比較しますと、法人税等の支払額の増加などはあったものの、税金等調整前当期純利益
の増加などにより、837百万円の収入増となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動による資金の減少は18,243百万円(前年同期の資金の減少は12,135百万円)
となりました。前年同期と比較しますと、預入期間が3ヶ月超の定期預金の増加及び有形固定資産の取得による支
出の増加などにより、6,107百万円の支出増となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動による資金の減少は11,597百万円(前年同期の資金の減少は3,152百万円)
となりました。前年同期と比較しますと、転換社債償還充当金の払込みによる支出などにより、8,444百万円の支
出増となりました。
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2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(自
至
事業の種類別セグメントの名称
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
金額(百万円)
前年同期比(%)
光電子部品事業
80,333
111.8
計測機器事業
15,198
116.1
―
―
95,532
112.5
その他事業
合計
(注)1
2
金額は販売価格によっております。
上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)受注状況
当社グループは主に見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(自
至
事業の種類別セグメントの名称
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
金額(百万円)
前年同期比(%)
光電子部品事業
79,966
109.7
計測機器事業
15,685
116.7
664
103.2
96,316
110.7
その他事業
合計
(注)1
2
上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。
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3【対処すべき課題】
当社グループの業績につきましては、4期連続して増収増益となっております。しかしながら、21世紀は「光の
時代」といわれ、様々な光産業が勃興し、世界レベルの競争は激しさを増してきており、当社グループをとりまく経
営環境は決して楽観視できない状況が続くものと認識しております。
その一方、光技術は様々な分野における技術革新をさらに加速させ、今後も社会に新しい可能性をもたらすととも
に、人類が知らない未知未踏領域を切り拓くキーテクノロジーになるものと考えております。
そのような中、当社グループが今後も継続的な成長を遂げていくためには、他が追随できない知恵を根幹として事
業推進を行う必要があると認識しております。すなわち、長年にわたり当社が蓄積してきた光に関する知識を社会の
ニーズに適合させて新産業を創成するとともに、これら知識を実用化した高付加価値製品の市場投入を進めていく所
存であります。
そして、この実現のためには、光技術を用いて社会全体が利益を享受できるよう貢献していきたいという考えのも
と、当社グループの従業員一人ひとりが真摯な態度で真理を追究しつつ未知未踏へ挑戦するという姿勢を持つことが
必要であると考えております。
当社グループといたしましては、以上のような考えのもと、引続き基礎研究、応用研究を積極的に推進するととも
に、これらの研究成果に基づいた新製品の開発を進め、一方で量産技術を始めとした製造技術の確立・向上を図るこ
とにより、業容拡大に邁進することで、企業価値の向上に努めてまいります。
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4【事業等のリスク】
当社グループの事業活動について、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のよう
なものがあります。ただし、以下に記載された項目以外の事態が生じた場合においても、当社グループの業績及び財
務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成19年12月20日)現在において判断した記載として
おります。
(1)経済動向の変化について
世界経済及び日本経済は、米国、欧州、中国など世界各国の経済情勢の好不況の波、戦争やテロといった国際政
治などの要因に大きく影響を受けます。このような経営環境の変化が、当社グループの予想を超えた場合、当社グ
ループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
(2)光電子部品事業について
当社グループの光電子部品事業は、世界の主要な医用、産業用、分析器用、輸送機用メーカーに対して、それら
のキーデバイスとしての光電子部品を供給しており、当社グループの中核をなす事業であります。当社グループ
は、継続的な新製品の投入並びに生産能力の増強により、新市場、市場占有率及び収益性の拡大に努めております
が、競合他社との価格及び開発競争の激化などにより、光電子部品事業の収益率が著しく低下した場合には、当社
グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
(3)新技術、新製品の開発について
当社グループでは、光子工学について未知未踏の世界を拓くため、光に関する新技術及び新製品開発に必要な研
究開発投資を継続的かつ積極的に行っており、売上高に占める研究開発費の割合は、比較的高い水準にあります。
しかしながら、人類の光についての知識並びに技術は、まだ非常に小さく、他から学べるような問題ではなく、当
社グループが解決していかなければならない課題であると認識しております。このような状況において、今後、当
社グループが、光の本質に関する新たな知識を獲得できなかった、または、当社グループ以外によって、新たな光
に関する技術的な発見があった場合には、当社グループは現在の市場さえも失う可能性とともに、当社グループの
行っている研究開発投資は、必ずしも将来の売上高及び収益向上に結びつくとは限らず、将来の当社グループの業
績及び成長見通しに大きな影響を及ぼす可能性があります。
(4)為替変動について
当社グループの主力製品であります光電子増倍管は、世界シェア70%以上を握っており、また、光半導体素子で
も、海外向けを中心として、医療機器向けに売上げを伸ばしております。当社グループの連結売上高に占める海外
売上高の比率は平成17年9月期56.3%、平成18年9月期61.4%、平成19年9月期63.5%と年々その比率が高くなっ
てきております。このような状況の中で当社は、輸出の大部分を円建てで行うなどの為替変動リスクを回避する手
段を講じて、安定した収益を得るべく努めていますが、急激な円高が起こった場合、または、円高傾向が長期にわ
たる場合には、海外の顧客による値引きの要請等の間接的な影響を受け、収益確保に影響を及ぼす可能性がありま
す。
(5)地震等自然災害について
当社グループは、当社の本社、生産及び研究開発拠点が静岡県内に集中しており、予想される東海地震が発生し
た場合、製造ライン、研究開発施設及び情報システムの機能マヒにより、生産能力に重大な影響を与え、売上げの
大幅な減少や施設の修復等に伴う多額の費用負担が発生することにより、当社グループの業績と財務状況に悪影響
が及ぶ可能性があります。
5【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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6【研究開発活動】
当社グループの研究開発活動は、「光の本質に関する研究及びその応用」をメインテーマとし、主に当社の中央研
究所、筑波研究所及び各事業部において行っております。
光の世界は未だその本質すら解明されていないという、多くの可能性を秘めた分野であり、光の利用という観点か
らみても、光の広い波長領域のうち、ごく限られた一部しか利用することができていないのが現状であります。こう
した中、当社の中央研究所及び筑波研究所においては、光についての基礎研究と光の利用に関する応用研究を進めて
おり、また、各事業部においては、製品とその応用製品及びそれらを支える要素技術、製造技術、加工技術に関する
開発を行っております。さらに、子会社においては医療用薬剤等の開発を行っております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、9,699百万円であり、これを事業の種類別セグメントでみますと、各事業
区分に配賦できない基礎的研究4,541百万円、光電子部品事業4,417百万円、計測機器683百万円、その他事業56百万
円であります。
当連結会計年度における主要な研究開発の概要は次のとおりであります。
<光電子部品事業>
(1) ウルトラバイアルカリ及びスーパーバイアルカリ光電子増倍管シリーズの製品化
既存のバイアルカリ光電面の量子効率は最大30%でしたが、これを大幅に改善した量子効率35%~40%のスー
パーバイアルカリ光電面及び量子効率43%のウルトラバイアルカリ光電面を開発し、これら光電面をもつ光電子
増倍管シリーズ・12品種を製品化しました。バイアルカリ光電面をもつ光電子増倍管はシンチレータの発光を効
率よく検出するため、シンチレータと組み合わせ、各種放射線計測に使われています。特に医学応用でのPET(ポ
ジトロン断層法)装置によるガンマ線検出や、高エネルギー物理実験での各種粒子線・放射線計測などで広く使
用されています。これらの応用では、より高精度・高効率測光が要求されています。したがって、今回開発した
高量子効率・高検出効率の光電子増倍管の使用が大いに期待されます。
(2) 熱陰極型重水素ランプ
従来品の約5分の1と世界最小の熱陰極型重水素ランプを開発・製品化しました。電極構成部品に絶縁性・耐
熱性の高いセラミックスを積層することで、位置精度を高めるとともに、陰極を低ワット用に設計し、当社の電
子管製造技術により、世界最小の熱陰極型重水素ランプを実現しました。また、本ランプは高い安定性をもつ熱
陰極型重水素ランプと同じ構造設計のため、出力変動のフラツキは0.004%p-pと高い安定性を実現しています。
高安定・小型・低消費電力であることにより、持ち運び可能なバッテリー駆動の計測機器への使用が期待されま
す。
(3) 小型紫外-可視ファイバ光源 L10671
タングステンランプと世界最小の熱陰極型重水素ランプを搭載した高安定で高出力な小型紫外-可視ファイバ
光源を開発・製品化しました。放射波長範囲は200nm~1600nmで、計測機器用光源に適するようファイバー出力方
式となっています。重水素ランプの小型化により、ファイバ光源も当社従来品の約25分の1と大幅に小型
(72*90*40mm)になりました。同程度に小型で重水素を用いた無電極放電管を搭載した光源に比べ、本光源は安
定性が約50倍と世界最高で、光出力も約10倍と高輝度を実現しています。なお消費電力は10VAと低く設計されて
いますので、持ち運び可能なバッテリー駆動によるフィールド使用の計測機器に適しています。材料などの成分
分析をする分光光度計をはじめ、重金属・鉛などの水質検査や窒素酸化物などの大気・環境計測、核酸やアミノ
酸などバイオ関連の計測、半導体ウエハ表面の検査などに有用です。また高安定であることから、分析化学で使
われる高速液体クロマトグラフィにも使用が可能であり、これら多くの分野での使用が期待されます。
(4) 大面積X線フラットパネルセンサ
世界最大のCMOSイメージセンサが更に大きくなりました。今回は240mm × 120mmの大受光面サイズの高速高感
度センサを開発、製品化しました。センサは120mm × 120mm のCMOSセンサ2つを高精度で位置合わせした特殊タ
イリング構造の採用により、シームレスなX線画像が可能です。シンチレータは、受光面上に柱状結晶のCsIシン
チレータを直接蒸着し、高分解能が達成されました。また、新開発高速アンプリファイヤにより、出力は階調の
深い13ビットのデジタル出力と、30フレーム/秒(更に高速な部分読み出し機能も搭載)の高速性も実現しまし
た。従来のセンサに比べ、画像歪みが無く、高速・高感度・深い階調のX線撮像が可能であり、薄型コンパクト
な外形です。本大面積X線フラットパネルセンサは、医療機器への搭載を目的とし、歯科では小児にも優しい低
被曝のCT、パノラマ、セファロといった全ての検出モードがひとつのセンサで可能となります。
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(5) ローコスト光通信用受光素子モジュール
低価格な光ファイバー通信用モジュール(ROSA: Receiver Optical Sub Assembly)を2種類開発、製品化しま
した。今回製品化したものは、トランスインピーダンスアンプ内蔵で3.3Vの低電圧駆動で10Gbpsの動作が可能で
す。受光素子の種類で対応する波長が異なり、ひとつはGaAs PIN フォトダイオードで850nmに対応し、他方は
InGaAs PIN フォトダイオードで1.3µmに対応しています。どちらもROSAの基本的構造は同じであり、プラスティ
ックスリーブながらファイバーとの結合ロスを少なくする設計となっています。これら高速ROSAモジュールの用
途は、10ギガビットイーサネットなど、高速光ファイバー通信となります。
(6) UV高感度CCDイメージセンサ
分光器用として裏面入射型CCDイメージセンサを製品化しました。紫外から近赤外領域までの広い感度を有して
いますが、裏面入射型の特徴として、紫外線領域において高感度となっています。分光器用として使うことを想
定して、1チャンネルあたりの実質的受光エリアは14µm × 896µm(縦64画素のビニング)となっています。ま
た分光器としては、波長分解能に関係する横方向の素子数に関しては、今回1024画素と2048画素の2種類を製品化
しました。おのおの広いダイナミックレンジを有していて、アンチブルーミング機能も備えているため、さまざ
まな分光測光に貢献できると考えています。なお、この製品は弊社のミニ分光器の受光部にも使用されていま
す。
<各事業区分に配賦できない基礎的研究>
生命科学の分野におきましては、がんの検診や治療効果判定に有効な新規PET用標識化合物を開発いたしまし
た。現在のPET用標識化合物は、がんの部位のほか、がん以外の炎症部位にも集積してしまう問題がありました
が、この標識化合物は、がん組織に集積する一方で正常組織には集積しにくいという特徴があることから、がん
組織を強調することが可能となるため、より効果的ながん診断薬となる可能性を有しております。
また、当社が設立いたしました財団法人浜松光医学財団において実施しておりますPETがん研究検診は、4年目
が終了いたしました。研究検診初年度は多くのがんが発見されましたが、その後、がんが発見されなかった被検
者について、翌年がんが発見される例は極めて少ないことから、今後は最適な検診周期の検討を含め、より費用
対効果の高い検診方法の構築に継続して取組んでまいります。
一方、放射線被曝のない安全な乳がん検査装置として期待されている光マンモグラフィに関する共同研究を浜
松医科大学と進めております。今期より同大学において乳がん患者を対象とした臨床研究を開始し、がんの部位
の画像化に成功いたしました。今後は、臨床データの蓄積を重ねるとともに、装置の性能向上を図ってまいりま
す。
ナノテクノロジー分野におきましては、静電スプレーを利用した微粒子成膜技術を開発いたしました。微粒子
の特性を活用する半導体素子の製造においては、微粒子を成膜(塗付)する際に粒子同士の凝集を防ぐ技術が必
要不可欠となります。本装置は、微粒子を含む微液滴を帯電させて噴霧し、静電気によって基板に吸着させるた
め、凝集のない均一で高品質な粒子の成膜が可能となりました。本技術は、従来には無い薄さと高機能を併せ持
つ薄膜形成も可能としており、半導体や光学デバイスなどの小型化・高性能化を加速度的に進める次世代技術と
して注目されております。
さらに、半導体レーザの応用といたしまして、室温で連続発振が可能な量子カスケードレーザの開発に国内で
初めて成功し、サンプル出荷を開始いたしました。本製品は、素子の温度上昇や出力低下を抑える新開発のレー
ザ構造を採用しているため、計測装置自体の小型・可搬化が容易となり、計測現場でのリアルタイム計測も可能
となります。加えて、安定性に優れ、量産にも適しているため、従来の学術・研究用途中心から、今後は大気中
の環境負荷ガスの計測や低公害自動車用エンジンの燃焼ガスモニタリング装置など産業分野における応用が期待
されております。
このように、長年にわたり培ってきた当社グループ独自の光技術を駆使し、バイオ、医療、情報、通信、エネ
ルギー、物質、宇宙・天文、農業等の分野において、新しい知識、新しい産業の創成を目指した研究を進めてお
ります。
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7【財政状態及び経営成績の分析】
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されてお
ります。この連結財務諸表の作成にあたり、採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 連結財務諸表作成
のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたり、連結会計年度末における資産、負債及び収益、費用の計上、偶発債
務の開示に関連して、見積りや仮定を使用する必要があります。これらの見積りや仮定は、その時点で入手可能な情
報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したうえで行っておりますが、当社グループを取り巻く環境
や状況の変化により、これらの見積りや仮定が実際の結果と異なる可能性がありますのでご留意ください。
(1)経営成績の概要
当連結会計年度の経営成績は、海外売上げが前年同期に比べ大幅に増加し、国内売上げも堅調に推移いたしまし
た結果、売上高は96,316百万円と前年同期に比べ9,327百万円(10.7%)の増加となりました。
利益面につきましては、営業利益は19,873百万円と前年同期に比べ4,147百万円(26.4%)増加し、経常利益は
20,175百万円と前年同期に比べ4,139百万円(25.8%)増加し、当期純利益につきましても12,036百万円と前年同
期に比べ2,294百万円(23.6%)の増加となりました。
(2)売上高
売上高は前年同期比10.7%増の96,316百万円となりました。国内売上高は前年同期比4.6%増の35,157百万円と
なりましたが、海外売上高は前年同期比14.6%増の61,159百万円となりました。
光電子部品事業の売上高は前年同期比9.6%増の80,509百万円となりました。光電子増倍管は、油田探査用光電
子増倍管が、地下数千メートルの高温状態、掘削時の衝撃や振動などの劣悪な使用条件にも耐える優れた耐久性・
信頼性を高く評価され、欧米及び中国を中心として引続き順調に売上げを伸ばしました。また、PET・ガンマカメ
ラなどの核医学検査装置向けの光電子増倍管が、その高速応答特性や高感度を評価され、主に北米を中心として順
調に推移したほか、血液分析装置等の検体検査向けの光電子増倍管も堅調な売上げをみせるなど、光電子増倍管と
いたしましては、医用、計測、分析、産業等の分野において引続き好調に推移し、売上げを伸ばした結果、売上高
は前年同期比11.4%増の23,363百万円となりました。
イメージ機器及び光源は、X線像を可視像に変換するX線シンチレータが、医用分野におけるX線撮影のデジタ
ル化を背景に、高感度及び高解像度を評価され、歯科口腔内及び胸部のX線撮影向けに欧米を中心に引続き売上げ
を伸ばしました。また、微小で複雑な半導体素子や電子部品の非破壊検査に使用されるマイクロフォーカスX線源
が、高倍率で鮮明な透視画像が得られることを高く評価され、国内を中心として売上げが増加いたしました。さら
に、レーザーを用いて半導体ウエハを高速かつ高品質で切断するレーザーダイシング用光源ユニット(SDエンジ
ン)が新たに売上げに寄与し始めるなど、イメージ機器及び光源といたしましては、堅調に売上げを伸ばした結
果、売上高は前年同期比7.5%増の16,221百万円となりました。
光半導体素子は、主力のシリコンフォトダイオードが医用分野において引続き堅調に推移したほか、フラットパ
ネルセンサが、鮮明かつ高精細なデジタル画像を取得できることが評価され、X線診断装置及び産業用X線装置向
けに国内外で売上げが増加いたしました。また、自動車に搭載されるオーディオ機器・ナビゲーションなどの情報
機器の車内ネットワーク通信向けのフォトICが、広い温度範囲に適応した上で高い信頼性を発揮できることを評価
されて売上げ増加に貢献するなど、光半導体素子は全般的に好調に推移しました結果、売上高は前年同期比10.1%
増の39,542百万円となりました。
計測機器事業の売上高は前年同期比16.5%増の15,695百万円となりました。画像処理・計測装置は、半導体内部
の欠陥や故障に起因する微弱な発光や発熱を検出し、故障箇所の高精度な特定を可能とする半導体故障解析装置
が、増産が続くフラッシュメモリーや車載向けの半導体デバイスの検査向けに、国内外において順調に売上げを伸
ばしました。また、大量の病理サンプルを自動で高速スキャンし、高解像度のスライド画像をパソコン画面で遠隔
地から観察可能な病理デジタルスライド観察システムが、情報通信ネットワークを活用した遠隔医療の環境整備の
流れとあいまって、大幅に売上げを伸ばしました。
その他事業の売上高は主としてホテル事業に係るものであり、前年同期比3.2%増の664百万円となりました。
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(3)為替変動の影響
売上高に係る為替変動の影響額は、主として在外連結子会社の財務諸表を円貨に換算する為替レートの差により
発生しております。当連結会計年度における対米ドルの期中平均レートは前年同期に比べ2円74銭の円安となり545
百万円増収の影響を受けております。一方、対ユーロの期中平均レートは前年同期に比べ15円20銭の円安となり
1,595百万円増収の影響を受けております。
(4)売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、材料費及び減価償却費の増加などにより前年同期比3,009百万円(7.3%)増加し44,356百万円とな
り、売上総利益は前年同期比6,318百万円(13.8%)増加し51,960百万円となりました。また、売上総利益率につ
きましては、製造高増加に伴う稼働率上昇効果により、光電子部品事業が前年同期比1.3%、計測機器事業が前年
同期比2.8%、それぞれ増加したことから、連結売上総利益率は前年同期比1.4ポイント増加し53.9%となりまし
た。
販売費及び一般管理費は、前年同期比2,170百万円(7.3%)増加し32,086百万円となりました。これは研究開発
費が前年同期比518百万円(5.6%)、人件費が前年同期比443百万円(4.0%)それぞれ増加したことに加え、支払
手数料及び減価償却費も増加したことなどによるものであります。なお、研究開発費の売上高に対する比率は
10.1%となりました。
(5)営業利益
営業利益は、前年同期比4,147百万円(26.4%)増加し19,873百万円となりました。光電子部品事業は、研究開
発費を中心に販売費及び一般管理費が前年同期比1,650百万円増加したものの、光半導体素子、光電子増倍管など
の主要製品が順調に売上げを伸ばしたことに伴い、売上総利益が前年同期比4,797百万円増加したことにより、営
業利益は前年同期比3,146百万円(13.2%)増加し27,032百万円となりました。計測機器事業は、減価償却費及び
販売手数料などを中心に販売費及び一般管理費が前年同期比386百万円増加したものの、半導体故障解析装置を中
心として売上げが増加したことにより、売上総利益が前年同期比1,482百万円増加したことにより、営業利益は前
年同期比1,096百万円(69.1%)増加し2,682百万円となりました。その他事業は、売上高が前年同期比20百万円
(3.2%)増加したこと及び販売費及び一般管理費が7百万円減少したことなどにより、営業損失は前年同期の147
百万円から23百万円減少し124百万円となりました。
(6)営業外損益
営業外損益は、前年同期の310百万円から8百万円(2.7%)減少し301百万円となりました。これは、受取利息の
増加などにより金融収支は収入増となったものの、投資不動産等賃貸収入が減少したこと及び為替差損が増加した
ことなどによるものであります。
(7)特別損失
特別損失は、前年同期比213百万円増加し691百万円となりました。これは、ホテル事業などに係る減損損失は
237百万円減少したものの、固定資産除却損が148百万円、固定資産圧縮損が134百万円及び販売用不動産評価損が
122百万円、それぞれ増加したことによるものであります。
(8)当期純利益
以上のことから、税金等調整前当期純利益は前年同期比4,067百万円(25.8%)増加し19,831百万円となりまし
た。また、前連結会計年度に発生した当社と海外現地子会社との間の製品取引等に関する移転価格の更正のうち、
一部が当連結会計年度において還付となったものの、繰延税金資産の内容を見直しした結果、法人税等調整額が
2,060百万円増加したことなどにより、法人税等の負担率は、前年同期の37.94%から当連結会計年度は38.77%
と、0.83ポイント増加しております。この結果、当期純利益は前年同期比2,294百万円(23.6%)増加し12,036百
万円となりました。
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(9)財政状態
流動資産の主な変動は、現金及び預金が5,243百万円減少したものの、転換社債償還充当金の払込みにより未収
入金が9,704百万円増加し、また、たな卸資産が2,437百万円増加したことから、流動資産は前年同期に比べ7,859
百万円増加しております。
固定資産の主な変動は、有形固定資産が光電子部品事業を中心に、製品開発力の強化及び生産能力の拡大などを
目的とした設備投資により1,876百万円増加するなど、固定資産は前年同期に比べ1,092百万円増加しております。
この結果、当連結会計年度末の総資産は前年同期に比べ8,951百万円増加し、170,143百万円となっております。
流動負債の主な変動は、一年以内償還転換社債が14,667百万円、一年以内返済予定長期借入金が2,698百万円及
び短期借入金が748百万円、それぞれ減少したことなどにより、流動負債は前年同期に比べ20,025百万円減少して
おります。
固定負債の主な変動は、新株予約権付社債が新株予約権の行使により1,947百万円減少したものの、長期借入金
が4,366百万円増加したことから、固定負債は前年同期に比べ3,224百万円増加しております。
この結果、当連結会計年度末の負債合計は前年同期に比べ16,801百万円減少し、56,246百万円となっておりま
す。
資本金及び資本剰余金は、新株の発行によりそれぞれ8,282百万円、8,277百万円増加しております。また、業績
が好調に推移したことを受けて利益剰余金が9,033百万円増加したことなどから、当連結会計年度末の純資産は前
年同期に比べ25,753百万円増加し113,897百万円となっております。
(10)キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローでは、前年同期に比べ837百万円多い18,188百万円の資金を得ております。
法人税等の支払額の増加2,408百万円及び賞与引当金の減少など資金の減少要因はあったものの、収益増により税
金等調整前当期純利益が4,067百万円増加したこと及び売上債権の回収率が高まったことなどにより収入増となっ
ております。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、前年同期に比べ6,107百万円多い18,243百万円の資金を支出しており
ます。建物及び機械、工具等の生産設備を中心とした有形固定資産取得による支出が増加したほか、非キャッシュ
である3ヶ月超の定期預金への預け入れが増加したことなどにより支出増となっております。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、前年同期に比べ8,444百万円多い11,597百万円の資金を支出しており
ます。長期借入金の借入れなど資金の増加要因はあったものの、転換社債償還充当金の払込による支出の増加
9,429百万円及び配当金の支払額の増加などにより支出増となっております。
この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前年同期に比べ11,365百万円減少し、35,067百万円となりまし
た。
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第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当連結会年度は、主として生産能力の増強及び製造工程の効率化などを目的とした投資に加え、研究開発投資及び
合理化のための投資を中心に9,650百万円の設備投資(有形固定資産受入ベース)を実施しております。これらの所
用資金は、主として自己資金により充当しております。
主な事業の種類別セグメントにおける設備投資の内容は次のとおりであります。
(1)光電子部品事業
主に当社において、光半導体素子、光電子増倍管、イメージ機器及び光源の製造設備及び研究開発用設備の更
新、拡充を中心に、光電子部品としては7,060百万円の設備投資となりました。
(2)計測機器事業
主に当社において、画像処理・計測装置の製造及び開発用設備の合理化及び更新を目的とした投資を行うなど、
計測機器事業としては1,416百万円の設備投資となりました。
なお、当連結会計年度において、重要な設備の除却、売却等はありません。
2【主要な設備の状況】
(1)提出会社
(平成19年9月30日)
事業所名
(所在地)
本社工場
(静岡県浜松市東区)
三家工場
(静岡県磐田市)
豊岡製作所
(静岡県磐田市)
帳簿価額(百万円)
事業の種類
別セグメン
トの名称
光電子部品
光電子部品
光電子部品
設備の内容
光半導体素子の製造
土地面積
(㎡)
土地
(10,498)
建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
その他
合計
従業員数
(名)
1,275
5,988
5,351
804
13,419
551
754
1,571
1,072
125
3,524
178
552
4,797
3,242
536
9,128
780
1,627
3,055
171
436
5,291
402
76,636
1,859
983
463
226
3,533
91
及び研究開発設備
43,679
光半導体素子の製造
(1,403)
設備
24,885
光電子増倍管、イメ
ージ機器及び光源の
(41,862)
製造及び研究開発設
58,631
備
画像処理・計測装置
常光製作所
(静岡県浜松市東区)
都田製作所
(静岡県浜松市北区)
計測機器
光電子部品
の製造及び研究開発
設備
高出力半導体レーザ
の製造及び研究開発
(1,834)
22,999
設備
中央研究所
(静岡県浜松市
全社
研究開発用設備
162,734
4,326
2,362
401
587
7,677
293
産業開発研究所
全社
(静岡県浜松市西区)
研究開発用設備
174,584
572
848
0
1
1,422
―
浜北区)
(注)1
2
帳簿価額には建設仮勘定の金額を含んでおりません。
土地の面積欄の( )内は外書きで連結会社以外から賃借中のものであります。
3
上記のほか、関係会社及び外注先などへの貸与設備があり、関係会社のうち、主な貸与先は㈱光素、浜松電
子プレス㈱及び浜松光電㈱であります。
4
産業開発研究所につきましては、平成19年9月30日現在、長期的展望に基づく研究開発拠点として整備中で
あります。
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(2)国内子会社
(平成19年9月30日)
会社名
所在地
静岡県
㈱光素
事業の種類
別セグメン
トの名称
光電子部品
磐田市
静岡県
高丘電子㈱
浜松市
光電子部品
中区
浜松電子プレス 静岡県
㈱
磐田市
光電子部品
㈱磐田グランド 静岡県
(注)1
2
機械装置
及び運搬具
19
88
23
6
137
74
285
487
18
3
794
96
(3,051)
1,146
62
20
108
10
202
34
1,980
113
151
4
7
276
5
609
601
―
11
1,223
44
土地
(4,793)
備
611
光電子増倍管
(1,585)
の製造設備
光電子増倍管
用部品等の製
宿泊設備
従業員数
(名)
建物及び
構築物
3,557
備
その他
磐田市
土地面積
(㎡)
研究開発用設
その他
岡山市
ホテル
光源の製造設
造設備
㈱光ケミカル研 岡山県
究所
帳簿価額(百万円)
設備の内容
(7,713)
17,637
その他
合計
帳簿価額には建設仮勘定の金額を含んでおりません。
土地の面積欄の(
)内は外書きで連結会社以外から賃借中のものであります。
(3)在外子会社
(平成19年9月30日)
会社名
所在地
ホトニクス・マネージ
メント・コーポ
ハママツ・コーポレー
ション
米国
米国
事業の種類別
セグメントの
名称
帳簿価額(百万円)
設備の内容
全社
事務所用建物他
光電子部品、
光センサモジュ
計測機器
ールの製造設備
土地面積
(㎡)
土地
建物及び 機械装置
構築物 及び運搬具
その他
合計
従業員数
(名)
36,096
155
213
―
0
369
2
12,535
41
320
87
195
643
199
事務所用建物他
13,873
227
980
9
59
1,275
46
事務所用建物他
1,294
41
248
6
41
337
57
事務所用建物他
2,150
162
257
21
50
492
28
―
―
1,173
366
24
1,564
480
ハママツ・ホトニク
ス・ドイチュラント・
ゲー・エム・ベー・ハ
ー
独国
ハママツ・ホトニク
ス・フランス・エス・
仏国
ア・エール・エル
ハママツ・ホトニク
ス・ユー・ケイ・リミ
テッド
北京浜松光子技術股份
有限公司
(注)1
2
英国
中国
光電子部品、
計測機器
光電子部品、
計測機器
光電子部品、
計測機器
光電子部品
光電子増倍管の
製造設備
帳簿価額には建設仮勘定の金額を含んでおりません。
ホトニクス・マネージメント・コーポは、ハママツ・コーポレーションに対し、事務所用建物を賃貸してお
ります。
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3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
有形固定資産の設備計画
平成19年9月末計画金額
事業の種類別
セグメントの名称
予算金額
(百万円)
設備の内容
既支払額
(百万円)
着工年月
完了予定年月
平成19年10月
平成20年9月
平成19年10月
平成20年9月
平成19年10月
平成20年9月
―
―
光電子増倍管、イメージ機器
光電子部品
8,400
―
計測機器
1,000
―
全社
2,200
―
11,600
―
合計
(注)
及び光源、光半導体素子の製
造用設備他
画像処理・計測装置の製造用
設備他
研究開発用設備他
―
上記設備計画に伴う今後の所要資金11,600百万円につきましては、主として自己資金により充当する予定であ
ります。
(2)重要な設備の除却等
該当事項はありません。
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第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
250,000,000
計
250,000,000
②【発行済株式】
種類
普通株式
計
(注)
事業年度末現在
発行数(株)
(平成19年9月30日)
提出日現在
発行数(株)
(平成19年12月20日)
83,622,327
83,674,081
83,622,327
83,674,081
上場金融商品取引所名
又は登録認可金融商品
取引業協会名
東京証券取引所
市場第一部
―
内容
権利内容に何ら限定のない、
当社における標準となる株式
―
提出日現在の発行数には、平成19年12月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発
行された株式数は、含まれておりません。
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(2)【新株予約権等の状況】
当社は、平成13年改正旧商法第341条ノ2の規定に基づき新株予約権付社債を発行しております。新株予約権
付社債の内容は次のとおりであります。
第4回無担保転換社債型新株予約権付社債(平成16年12月17日発行)
事業年度末現在
(平成19年9月30日)
新株予約権の数
新株予約権のうち自己新株予約権の数
新株予約権の目的となる株式の種類
1,558個
―
―
同左
752,925株
新株予約権の行使時の払込金額
新株予約権の行使期間
1,673個
普通株式
新株予約権の目的となる株式の数
提出日の前月末現在
(平成19年11月30日)
2,222円
自
至
平成17年2月1日
平成21年9月29日
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
発行価格
2,222円
株式の発行価格及び資本組入額
資本組入額
1,111円
701,170株
同左
同左
同左
当社が本社債につき期限の利益
新株予約権の行使の条件
を喪失した場合には、以後、本
新株予約権を行使することはで
きない。また、各本新株予約権
の一部について行使請求するこ
同左
とはできない。
新株予約権の行使の譲渡に関する事項
新株予約権は、新株予約権付社
債に無償にて付されたものであ
り、社債部分から分割譲渡する
ことはできない。
同左
平成13年改正旧商法第341条ノ3
第1項第7号及び第8号によ
り、本社債の社債権者が本新株
予約権を行使したときは、その
代用払込みに関する事項
新株予約権が付与された本社債
の全額の償還に代えて当該本新
同左
株予約権の行使に際して払込を
なすべき額の全額の払込とする
請求があったものとみなす。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関す
る事項
―
新株予約権付社債の残高
―
1,673百万円
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1,558百万円
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(3)【ライツプランの内容】
該当事項はありません。 (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式総
数増減数
(千株)
発行済株式総
数残高
(千株)
資本金増減額
(百万円)
420
68,050
224
295
68,346
6
資本金残高
(百万円)
資本準備金増
減額(百万円)
資本準備金残
高(百万円)
15,925
224
15,640
151
16,076
151
15,791
68,353
7
16,084
7
15,799
9,002
77,355
10,403
26,487
10,401
26,200
6,266
83,622
8,282
34,770
8,277
34,478
平成14年10月1日~
平成15年9月30日
(注1)
平成15年10月1日~
平成16年9月30日
(注1)
平成16年10月1日~
平成17年9月30日
(注1)
平成17年10月1日~
平成18年9月30日
(注1)
平成18年10月1日~
平成19年9月30日 (注1)
(注)1
2
新株予約権の行使(旧転換社債の転換を含む。)による増加であります。
平成19年10月1日から平成19年11月30日までの間に新株予約権の行使により、発行済株式総数51千株、資本
金57百万円、資本準備金57百万円増加しております。
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(5)【所有者別状況】
(平成19年9月30日現在)
株式の状況(1単元の株式数100株)
区分
金融機関
金融商品
取引業者
外国法人等
その他の
法人
個人以外
個人
その他
個人
単元未満
株式の状況
(株)
計
株主数(人)
106
44
258
195
23
37,957
38,583
―
所有株式数
(単元)
222,453
8,487
71,889
142,777
2,412
387,936
835,954
26,927
26.61
1.01
8.60
17.08
0.29
46.41
100.00
―
所有株式数の
割合(%)
(注)1
平成19年9月30日現在の自己株式は3,234,737株であり、このうち3,234,700株(32,347単元)は「個人その
他」の欄に、37株は「単元未満株式の状況」の欄にそれぞれ表示してあります。
なお、自己株式3,234,737株は、株主名簿記載上の株式数であり、平成19年9月30日現在の実保有数は
3,232,737株であります。
「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が111単元含まれております。
2
(6)【大株主の状況】
(平成19年9月30日現在)
所有株式数
(千株)
発行済株式総
数に対する所
有株式数の割
合(%)
東京都港区浜松町2丁目11番3号
5,080
6.07
日本トラステイ・サービス
信託銀行株式会社(信託
東京都中央区晴海1丁目8番11号
4,550
5.44
静岡県浜松市中区砂山町325番地-6
4,326
5.17
トヨタ自動車株式会社
愛知県豊田市トヨタ町1番地
4,200
5.02
ソニー生命保険株式会社
東京都港区南青山1丁目1-1
2,187
2.61
晝馬
静岡県浜松市中区
2,094
2.50
オーエム04 エスエスビ
ー クライアント オムニ 338 PITT STREET SYDNEY NSW 2000 AUSTRALIA
バス
(常任代理人 株式会社三 (東京都千代田区丸の内1丁目3番2号)
井住友銀行)
1,554
1.85
大塚
1,027
1.22
950
1.13
930
1.11
26,901
32.17
氏名又は名称
日本マスタートラスト信託
銀行株式会社(信託口)
住所
口)
浜松ホトニクス従業員持株
会
輝夫
治司
静岡県浜松市南区
ハイアツト
(常任代理人
株式会社三 P.O.BOX 2992 RIYADH 11169 KINGDOM OF SAUDI ARABIA
菱東京UFJ銀行決済事業 (東京都千代田区丸の内2丁目7番1号)
部)
指定単受託者三井アセット
信託銀行株式会社1口
計
(注)
東京都港区芝3丁目23番1号
―
上記のほか当社所有の自己株式3,232千株(3.86%)があります。
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
(平成19年9月30日現在)
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
―
権利内容に何ら限定のな
い当社における標準とな
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等)
3,232,700
普通株式
完全議決権株式(その他)
803,627
80,362,700
普通株式
単元未満株式
26,927
発行済株式総数
83,622,327
総株主の議決権
(注)1
る株式
同上
―
同上
―
―
―
803,627
―
2
完全議決権株式(その他)欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が11,100株(議決権111個)含
まれております。
単元未満株式には、当社所有の自己株式37株が含まれております。
②【自己株式等】
(平成19年9月30日現在)
所有者の氏名又は名称
(自己保有株式)
浜松ホトニクス株式会社
所有者の住所
静岡県浜松市東区市野
町1126番地の1
計
(注)
―
自己名義所有
株式数(株)
他人名義所有
株式数(株)
所有株式数の
合計(株)
発行済株式総数
に対する所有株
式数の割合(%)
3,232,700
-
3,232,700
3.86
3,232,700
-
3,232,700
3.86
上記のほか、株主名簿上は、当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が2,000株(議決権
20個)あります。
なお、当該株式数は、上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」の普通株式に含めて表示してあり
ます。
(8)【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号による普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分
株式数(株)
当事業年度における取得自己株式
当期間における取得自己株式
(注)
価額の総額(百万円)
6,475
22
868
3
当期間における取得自己株式数には、平成19年12月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
りによる株式数は含めておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度
区分
当期間
処分価額の総額
(百万円)
株式数(株)
株式数(株)
処分価額の総額
(百万円)
引き受ける者の募集を行った取得自己
株式
―
―
―
―
消却の処分を行った取得自己株式
―
―
―
―
合併、株式交換、会社分割に係る移転
を行った取得自己株式
―
―
―
―
その他
―
―
―
―
3,232,737
―
3,233,605
―
保有自己株式数
(注)
当期間における保有自己株式数には、平成19年12月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
りによる株式数は含めておりません。
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
3【配当政策】
当社は、21世紀における光のリーディングカンパニーとしての地位を確立するため、長期的な企業価値の拡大に向
けた技術開発及び光産業創成のための成長投資は必要不可欠なものと考えており、そのための内部留保を高水準に維
持してまいります。
株主の皆様への利益還元策としましては、配当による成果の配分を第一に考えております。そのため当社は、長期
的な展望に基づく企業収益力の充実・強化を図ることで、1株当たり利益の継続的な増加による、配当の安定的な増
加に努めることを配当政策の基本方針としております。
この方針に基づき、毎期の業績、成長のための内部留保ならびに財務状況等を総合的に勘案しながら、一層高いレ
ベルの配当性向実現を目指すことで、株主の皆様の期待に応えられるような利益還元を行っていきたいと考えており
ます。
当事業年度の配当金につきましては、期末配当金を1株当たり23円実施いたしました。これにより、当期の年間配
当金は43円(うち中間配当金20円)となっております。
内部留保金は、光産業創成のための研究開発投資、応用研究に基づく新製品の開発投資及び量産技術をはじめとし
た製造技術の確立、向上を図るなど、将来の事業展開のために有効利用してまいります。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の
決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
当社は、取締役会の決議によって、毎年3月31日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めて
おります。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日
配当金の総額(百万円)
平成19年5月18日
取締役会決議
平成19年12月20日
定時株主総会決議
1株当たり配当額(円)
1,507
20
1,848
23
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第56期
第57期
第58期
第59期
第60期
決算年月
平成15年9月
平成16年9月
平成17年9月
平成18年9月
平成19年9月
最高(円)
2,270
2,095
2,720
3,980
3,970
最低(円)
1,408
1,675
1,782
2,560
3,030
(注)
最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別
平成19年
4月
5月
6月
7月
8月
9月
最高(円)
3,690
3,750
3,870
3,970
3,890
3,560
最低(円)
3,430
3,330
3,600
3,620
3,350
3,130
(注)
最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
5【役員の状況】
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
昭和28年9月
昭和39年11月
任期
所有
株式数
(千株)
当社取締役就任
代表取締役専務取締役就任
昭和53年10月
代表取締役社長就任
昭和59年2月
ホトニクス・マネージメント・コー
平成3年2月
ポ取締役社長就任(現任)
ハママツ・コーポレーション取締役
平成5年7月
財団法人光科学技術研究振興財団理
就任(現任)
代表取締役
会長兼社長
晝馬
輝夫
大正15年9月20日生
事長就任(現任)
平成10年8月
北京浜松光子技術股份有限公司董事
平成11年1月
株式会社光ケミカル研究所代表取締
平成14年9月
役社長就任(現任)
財団法人浜松光医学財団理事長就任
平成16年12月
学校法人光産業創成大学院大学理事
平成16年12月
長就任(現任)
代表取締役会長兼社長就任(現任)
昭和28年11月
当社入社
昭和50年10月
豊岡製作所長
昭和52年12月
取締役就任
昭和55年12月
昭和62年12月
常務取締役就任
専務取締役就任
昭和64年1月
電子管事業本部長兼事務部門統括兼
平成5年8月
平成16年12月
代表取締役副社長就任
取締役副会長就任(現任)
昭和45年3月
当社入社
昭和60年1月
固体事業部長(現任)
昭和60年12月
取締役就任
昭和62年12月
平成16年12月
常務取締役就任
専務取締役就任
平成17年7月
代表取締役専務取締役就任(現任)
昭和33年4月
当社入社
長就任(現任)
平成19年
12月から
2年 2,094
(現任)
取締役副会長
大塚
治司
昭和9年10月1日生
平成19年
12月から
1,027
2年 総務部担当
代表取締役
専務取締役
常務取締役
常務取締役
取締役
取締役
固体事業部長
電子管事業部
長
中央研究所長
管理部長
山本
竹内
鈴木
晝馬
鈴木
晃永
純一
義二
昭和20年10月20日生
昭和17年9月12日生
昭和5年3月1日生
日出男 昭和12年8月6日生
志明
昭和15年4月8日生
12月から
電子管第一事業部長
平成19年
平成元年12月
平成5年12月
取締役就任
常務取締役就任(現任)
12月から
2年 平成15年12月
電子管事業部長(現任)
昭和34年6月
当社入社
昭和56年5月
技術部長
平成19年
昭和57年12月
平成2年2月
取締役就任
中央研究所長(現任)
12月から
2年 平成3年12月
常務取締役就任(現任)
昭和36年4月
富士通株式会社入社
昭和55年12月
当社取締役就任
平成19年
昭和57年4月
昭和58年12月
システム事業部長
常務取締役就任
12月から
2年 平成19年12月
取締役就任(現任)
昭和34年3月
当社入社
平成19年
平成2年10月
管理部長(現任)
12月から
平成3年12月
取締役就任(現任)
30
-
40
2年 昭和63年10月
-
平成19年
2年 98
86
219
88
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
役名
職名
取締役
氏名
材料研究主幹
取締役
東京支店長
取締役
内山
生年月日
博文
小池
隆司
小吹
2007/12/19 20:42:15
信三
略歴
昭和18年7月19日生
昭和19年12月23日生
昭和25年3月8日生
昭和43年4月
三菱電機株式会社入社
昭和52年4月
当社入社
平成2年10月
中央研究所材料研究主幹(現任)
常勤監査役
監査役
吉池
松井
隆
昌憲
鈴木
武
昭和8年10月15日生
昭和17年10月16日生
昭和22年11月18日生
12月から
7
2年 取締役就任(現任)
昭和35年3月
当社入社
平成19年
平成3年12月
東京支店長(現任)
12月から
平成11年12月
取締役就任(現任)
2年 昭和47年4月
トヨタ自動車株式会社入社
平成15年6月
同社常務役員就任
平成19年
平成19年6月
同社専務取締役就任(現任)
12月から
平成19年12月
平成19年
平成11年12月
パワートレーン本部長(現任)
常勤監査役
所有
株式数
(千株)
任期
31
-
2年 当社取締役就任(現任)
昭和31年11月
当社入社
平成2年10月
資材部長
平成3年12月
平成8年12月
内部監査室長
常勤監査役就任(現任)
平成16年
12月から
昭和40年4月
株式会社りそな銀行入行
平成3年10月
当社出向、財務部長
平成16年
平成7年12月
当社取締役就任
12月から
平成8年3月
平成13年12月
当社入社、財務部長
常勤監査役就任(現任)
昭和45年4月
トヨタ自動車株式会社入社
平成12年6月
同社取締役就任
-
4年 -
4年 平成14年12月
当社監査役就任(現任)
平成16年
平成15年6月
平成16年6月
同社常務役員就任
同社専務取締役就任(現任)
12月から
4年 平成18年6月
同社事業開発本部長、経理本部長
昭和40年4月
株式会社三菱東京UFJ銀行入行
平成7年6月
同社取締役就任
平成10年1月
エレクトロニック・データ・システ
ムズ株式会社取締役副社長就任
平成16年
平成14年6月
日本レコードキーピングネットワー 12月から
-
(現任)
監査役
柴谷
元
昭和18年1月26日生
ク株式会社代表取締役社長就任
(注)1
2
3
取締役
計
平成16年6月
株式会社リョーサン監査役就任
(現任)
平成16年12月
当社監査役就任(現任)
小吹信三は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
監査役 鈴木武及び柴谷元は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
代表取締役会長兼社長 晝馬輝夫は、取締役 晝馬日出男の兄であります。
-
31
-
-
4年 3,695
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
6【コーポレート・ガバナンスの状況】
(1)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社の企業倫理及びコンプライアンスに関する基本的な考え方は次のとおりであります。
我が国が世界で生き残るには、人類にとって未知未踏の領域を追求することで新しい知識を得て、新しい産業を
生み出すことが重要である。新しく産業を創造するためには、人類にとって未知未踏の分野は無限にあることを認
識しなければならない。
そして、社員一人ひとりが自分にしかできないことを見つけ出し、当社が取組む光産業創成に向けての知識、ニ
ーズ、競争力のある技術の開発を行うとともに、何が真に正しいかを全身全霊で求める姿勢が必要である。
更に、新しい産業を興すために社外関係者(ステークホルダー)へ、その重要性を十分説明して正しく理解して
いただく必要がある。
企業は従業員の行動に基づき行われるものである。一人ひとりが責任・職務・認識を持って、日々の仕事を通じ
て研鑽し、新しい知識の吸収、情報の正しい伝達により未知未踏の領域を追求するとともに、人権を尊重し、関係
法令、国際ルールおよびその精神を遵守することは勿論のこと、社会の一員として真に正しい行動をする企業風土
を醸成しなければならない。当社は、一人一人の社員がこのような明確で高い意識を持つことにより、健全で信頼
される企業として成長・発展しなければならない。
当社は、こうした一人ひとりの社員の高い倫理観の維持と光技術を通して新しい産業を創成することにより、社
会、人類に貢献することを目指す。
(2)会社の機関の内容及び内部統制システムの整備の状況
① 会社の機関の基本説明
≪取締役会≫
当社は取締役会(提出日現在10名で構成、うち社外取締役1名を含む)を経営の基本方針及び経営に関する重
要事項の決定並びに業務執行状況の監視・監督を行う機関として位置付けております。取締役会は、毎月一回の
定例開催と、機動的な臨時開催を行うことで、迅速な意思決定、戦略性の向上、透明性の確保を図ることとし、
十分な協議により適正、的確な意思決定を行い、業務執行の状況を監督しております。
≪内部監査及び監査役監査の状況≫
当社は監査役制度を採用しており、監査役会(当事業年度7回開催)は、提出日現在監査役4名のうち2名を
社外監査役とした監査体制としております。各監査役は、監査役会で定めた監査の方針及び実施計画に従い、毎
月開催される取締役会及び社内の重要な会議に出席して経営の執行状況を把握するほか、経営執行部門から業務
執行状況を聴取することで、取締役の職務執行の監査を行っております。また、会計監査人とは、定期的に、あ
るいは必要に応じて随時会合(当事業年度10回開催)を持つことで、情報交換を実施しております。
社長直属の内部監査につきましては、提出日現在2名で構成し、業務執行と経営方針との整合性、経営効率の
妥当性に関して定期的に検討・評価するとともに、監査役との情報交換(当事業年度7回開催)を含め、監査内
容について会合を持つことで情報共有を図り、効果的かつ効率的な監査となるよう努めております。
-
32
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
②
2007/12/19 20:42:15
会社の機関の内容
株主総会
選任・解任
選任・解任
監査役会
監査
取締役会
監査役
選任・解任
会計監査
取締役
4名(社外監査役2名)
監査法人
(外部監査)
10名(社外取締役1名)
選定・監督
報告
代表取締役
指揮・監督
常務会
監査
内部監査室
(内部監査)
相互連携
③
相互連携
内部統制システムに関する基本的な考え方及びその整備状況
取締役会は、上記コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方を当社グループ一人ひとりに徹底させる
ことで、透明性の高いコーポレート・ガバナンス及び内部統制を構築するよう努めるとともに、会社法及び会社
法施行規則に基づき、次のとおり当社の業務の適正を確保するための体制を整備しております。
a 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
・取締役会のほか、代表取締役を長とし取締役、監査役及び部長クラス以上の役職者が出席する「常務会」を
定例的に開催し、随時課題の報告、検討をすることにより、ガバナンスの強化を図ります。
b
取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
・取締役会、常務会、その他重要な各会議の議事録を作成して保管する。
・情報はIT化を進め、閲覧が容易な状態で保管する。
損失の危機の管理に関する規程その他の体制
c
・情報セキュリティ、品質、環境、災害、輸出管理等にかかるリスクについては、それぞれ責任部署を定め、
規定、ガイドラインの作成、研修・教育等を実施する。
d
取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制及び使用人の職務の執行が法令及び定款
に適合することを確保するための体制
・取締役会規則の下、定時取締役会を毎月1回開催し、重要事項の決定及び業務執行状況の監督を行う。ま
た、理事職制度の制定により、取締役会出席権限(議決権はなし)を付与することで、取締役会の活性化、
意志伝達の迅速化を図る。
・常務会規定の下、取締役及び監査役に加えて、部長クラス以上の役職者が出席する常務会を定例的に開催
し、業務執行に関する基本的事項及び重要事項を多面的に検討し、直接関係者に説明、指示することで、業
務執行の迅速化、効率化を図るとともに、役員及び幹部社員における情報の共有化を図る。
・組織規定、業務分掌規定、職務権限規定を整備し、責任と権限を明確にする。
・予算執行状況及び業績動向を把握するために、予算委員会の設置により、進捗状況とその対応について検討
する。
-
33
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
・従業員の安全衛生、コンプライアンス意識等の向上を図るため、入社時、管理職登用時を始めとして、随時
教育を行う。
・内部情報の開示については、情報開示検討委員会の設置により対応する。
・個人情報の管理については、個人情報管理指針の下に各種ガイドラインを定めて対応する。
e
当社グループにおける業務の適正を確保するための体制
・国内外の連結対象子会社については、原則として各社の自主性を尊重しつつ、統括する責任部署を定める。
・国内連結対象子会社においては、当社取締役又は幹部社員を子会社の取締役として派遣することで、当社の
方針に沿った業務執行を行うとともに、業務執行の監督をする。また、監査役には当社の取締役又は幹部社
員を派遣することで、リスクの回避に努める。
・海外連結対象子会社においては、経営に関する意思統一のために海外連結対象子会社の責任者を集めて報
f
告・協議を定期的に行う。また、必要に応じて担当者を出向、もしくは現地に赴いて情報を入手する。
監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
・監査役が監査を補助すべき人員を求めた場合、当社従業員の中から人数、具備すべき能力等について監査役
会の要望を尊重して任命する。
g
前号の使用人の取締役からの独立性に関する事項
・当該従業員は、監査役会専任として監査役会の定めた基準に従って行動し、業務の執行に係る役職を兼務し
h
ない。
取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制
・取締役及び従業員が全社的重要事項について監査役会に報告する行為を保証する。
i その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
・監査役が会計監査人、内部監査部門、子会社監査役、監査補助員等との連携を密に情報交換し、業務執行監
査のために夫々の立場で調査活動することを保証する。
④
会計監査の状況
当社は、新日本監査法人と監査契約を締結しております。当社の会計監査業務を執行した公認会計士は伊藤惠
一氏、滝口隆弘氏及び金子秀嗣氏であります。継続監査年数については、3名とも7年以内であるため、記載を
省略しております。同監査法人は既に自主的に業務執行社員の交替制度を導入しており、継続監査年数が一定期
間を超えないよう措置をとっております。当連結会計年度の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士3名、会
計士補等10名及びその他の補助者11名であります。
⑤
社外取締役及び社外監査役との関係
当社社外取締役、監査役及びその近親者と当社の間には、特別な利害関係はありません。
⑥
取締役の定数
当社は取締役を20名以内とする旨を定款で定めております。
⑦
中間配当の決定機関 当社は、資本政策の機動性を確保するため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって中
間配当を行うことができる旨を定款で定めております。
⑧
自己株式取得の決定機関 当社は、資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行のため、会社法第165条第2項の規定に
より、取締役会決議による自己株式の取得を可能とする旨を定款で定めております。
⑨
株主総会の特別決議要件 当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件につい
て、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2
以上をもって決議を行う旨を定款で定めております。 ⑩
取締役の選任の決議要件 当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出
席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めております。 -
34
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(3)役員報酬の内容
当連結会計年度における当社の取締役及び監査役に対する報酬等の内容は次のとおりであります。
取締役
監査役
合計
区分
支給人員
定款又は株主総会決議に基づく報酬
(うち社外)
支給額
支給人員
支給額
支給人員
支給額
10名
316百万円
4名
42百万円
14名
359百万円
(1名) (1百万円) (2名) (5百万円) (3名) (6百万円)
(注)1
株主総会決議による取締役報酬の額は月額35百万円以内(平成3年12月19日開催の定時株主総会決議)であ
2
ります。
株主総会決議による監査役報酬の額は月額4百万円以内(平成3年12月19日開催の定時株主総会決議)であ
3
ります。
平成19年9月末現在の人員は、取締役10名、監査役4名であります。
4
上記のほか、平成18年12月21日開催の定時株主総会決議に基づき、前事業年度に係る役員賞与を取締役10名
に48百万円、監査役4名に7百万円を支給しております。 5
上記の役員報酬には、当事業年度に役員退職慰労引当金として費用処理した取締役10名分として60百万円、
監査役4名分として6百万円を含んでおります。なお、社外役員3名につきましては、費用処理金額が百万
円未満のため、記載を省略しております。 (4)監査報酬の内容
当連結会計年度における当社の新日本監査法人に対する報酬の内容は次のとおりであります。
区分
金額
公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項の業務に係る報酬等の額
公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務に係る報酬等の額
合計
35百万円
9百万円
44百万円
-
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-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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第5【経理の状況】
1
連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。
以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前連結会計年度(平成17年10月1日から平成18年9月30日まで)は、改正前の連結財務諸表規則に基づ
き、当連結会計年度(平成18年10月1日から平成19年9月30日まで)は、改正後の連結財務諸表規則に基づいて作
成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、第59期(平成17年10月1日から平成18年9月30日まで)は、改正前の財務諸表等規則に基づき、第60期
(平成18年10月1日から平成19年9月30日まで)は、改正後の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
2
監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成17年10月1日から平成18年9月30日ま
で)の連結財務諸表及び第59期(平成17年10月1日から平成18年9月30日まで)の財務諸表について、並びに、金融
商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、当連結会計年度(平成18年10月1日から平成19年9月30日まで)の
連結財務諸表及び第60期(平成18年10月1日から平成19年9月30日まで)の財務諸表について、新日本監査法人によ
り監査を受けております。
-
36
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
区分
注記
番号
前連結会計年度
(平成18年9月30日)
当連結会計年度
(平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
Ⅱ
流動資産
構成比
(%)
金額(百万円)
1
現金及び預金
※2
49,567
44,323
2
受取手形及び売掛金
※4
22,975
24,108
3
たな卸資産
15,371
17,809
4
繰延税金資産
3,529
3,262
5
未収入金
―
10,780
6
その他
2,001
1,048
7
貸倒引当金
△146
△175
流動資産合計
93,299
101,158
固定資産
(1)有形固定資産
1
2
建物及び構築物
※2,3
44,192
減価償却累計額
20,619
※3
43,647
32,948
※3
21,012
17,228
機械装置及び運搬具
減価償却累計額
3
工具、器具及び備品
57.9
59.5
47,487
22,716
23,572
24,770
48,368
36,105
10,698
12,262
22,540
3,783
18,367
4,172
※2
13,528
13,627
3,874
2,501
55,458
34.4
57,334
33.7
(2)無形固定資産
474
0.3
282
0.1
(3)投資その他の資産
減価償却累計額
4
土地
5
建設仮勘定
有形固定資産合計
1
投資有価証券
※1
2
長期貸付金
3
投資不動産等
1,326
減価償却累計額
1,039
4
繰延税金資産
5
その他
6
貸倒引当金
5,116
3,572
42
84
1,115
286
878
237
4,856
5,615
※1
1,674
1,875
△16
△16
11,960
7.4
11,368
6.7
固定資産合計
67,893
42.1
68,985
40.5
資産合計
161,192
100.0
170,143
100.0
投資その他の資産合計
-
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-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
区分
注記
番号
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前連結会計年度
(平成18年9月30日)
当連結会計年度
(平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
支払手形及び買掛金
※4
11,269
11,525
2
短期借入金(一年以内返
済予定長期借入金含む)
※2
7,173
3,726
3
一年以内償還転換社債
14,667
―
4
未払法人税等
4,212
3,458
5
賞与引当金
5,001
4,014
6
役員賞与引当金
60
―
7
設備購入支払手形
※4
1,529
797
8
その他
8,520
8,885
流動負債合計
52,433
32,407
固定負債
Ⅱ
1
新株予約権付社債
2
長期借入金
3
繰延税金負債
4
32.5
3,620
1,673
※2
4,031
8,398
91
156
退職給付引当金
11,475
12,085
5
役員退職慰労引当金
1,385
1,452
6
その他
10
73
固定負債合計
20,614
12.8
23,838
14.0
負債合計
73,048
45.3
56,246
33.1
Ⅰ
Ⅲ
19.1
(純資産の部)
Ⅱ
構成比
(%)
金額(百万円)
株主資本
1
資本金
26,487
34,770
2
資本剰余金
26,236
34,514
3
利益剰余金
38,802
47,835
4
自己株式
△6,016
△6,039
株主資本合計
85,509
111,080
評価・換算差額等
53.1
65.3
1
その他有価証券評価差額
金
1,712
1,103
2
繰延ヘッジ損益
△53
0
3
為替換算調整勘定
135
811
評価・換算差額等合計
1,794
1.1
1,915
1.1
少数株主持分
839
0.5
901
0.5
純資産合計
88,143
54.7
113,897
66.9
負債純資産合計
161,192
100.0
170,143
100.0
-
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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②【連結損益計算書】
Ⅰ
売上高
Ⅱ
売上原価
区分
注記
番号
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
百分比
(%)
金額(百万円)
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
86,988
100.0
96,316
100.0
※1
41,346
47.5
44,356
46.1
45,642
52.5
51,960
53.9
※1
1
運賃荷造費
774
818
2
広告宣伝費
724
803
3
給料
7,349
7,864
4
賞与引当金繰入額
1,359
1,149
5
役員賞与引当金繰入額
60
―
6
退職給付引当金繰入額
329
322
7
役員退職慰労引当金繰入
額
67
66
8
減価償却費
1,154
1,285
9
手数料
2,342
2,506
10
研究開発費
9,181
9,699
11
貸倒引当金繰入額
―
39
12
その他
6,572
営業利益
営業外収益
1
受取利息
171
342
2
受取配当金
26
46
3
固定資産賃貸収入
127
115
4
投資不動産等賃貸収入
213
129
5
持分法による投資利益
88
95
6
その他の営業外収益
231
Ⅳ
Ⅴ
営業外費用
百分比
(%)
金額(百万円)
29,915
34.4
7,528
32,086
33.3
15,726
18.1
19,873
20.6
923
1.0
860
1.0
192
1
支払利息
155
147
2
投資不動産等に係る諸費
用
83
64
3
為替差損
306
387
4
その他の営業外費用
3
経常利益
549
0.7
21
621
0.7
16,036
18.4
20,175
20.9
-
39
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
Ⅵ
区分
注記
番号
特別利益
1
固定資産売却益
2
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
百分比
(%)
金額(百万円)
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
52
14
補助金収入
87
327
3
投資有価証券売却益
―
5
4
貸倒引当金戻入額
65
特別損失
1
固定資産売却及び除却損
2
205
0.2
―
88
238
固定資産圧縮損
87
222
3
投資有価証券評価損
64
33
4
販売用不動産評価損
―
122
5
子会社整理損
―
65
6
役員退職慰労金
―
8
7
減損損失
※4
237
法人税、住民税及び事業
税
346
0.4
※3
税金等調整前当期純利益
百分比
(%)
金額(百万円)
※2
Ⅶ
2007/12/19 20:42:15
478
0.5
―
691
0.7
15,764
18.1
19,831
20.6
6,985
7,464
過年度法人税等
※5
674
100
過年度還付法人税等
※6
―
△257
5,980
6.9
381
7,688
8.0
41
0.0
106
0.1
9,741
11.2
12,036
12.5
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
△1,679
-
40
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 平成17年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成18年9月30日)
株主資本
項目
資本金
平成17年9月30日残高(百万円)
資本剰余金
16,084
利益剰余金
15,834
自己株式
31,578
株主資本合計
△6,005
連結会計年度中の変動額(百万円)
57,492
転換社債の株式への転換による新株の
発行
2,220
2,219
―
―
4,439
新株予約権付社債の新株予約権の行使
による新株の発行
8,182
8,182
―
―
16,365
剰余金の配当
―
―
△2,347
―
△2,347
利益処分による役員賞与の支給
―
―
△58
―
△58
当期純利益
―
―
9,741
―
9,741
従業員奨励福祉基金
―
―
△17
―
△17
持分変動に伴う減少高
―
―
△93
―
△93
自己株式の取得
―
―
―
△11
△11
株主資本以外の項目の連結会計年度中
の変動額(純額)
―
―
―
―
―
連結会計年度中の変動額合計(百万円)
10,403
10,401
7,224
△11
28,017
平成18年9月30日残高(百万円)
26,487
26,236
38,802
△6,016
85,509
評価・換算差額等
項目
平成17年9月30日残高(百万円)
その他有価証
券評価差額金
繰延ヘッジ損益
1,470
―
為替換算調整
勘定
△561
評価・換算差
額等合計
908
連結会計年度中の変動額(百万円)
少数株主持分
641
純資産合計
59,042
転換社債の株式への転換による新株の
発行
―
―
―
―
―
4,439
新株予約権付社債の新株予約権の行使
による新株の発行
―
―
―
―
―
16,365
剰余金の配当
―
―
―
―
―
△2,347
利益処分による役員賞与の支給
―
―
―
―
―
△58
当期純利益
―
―
―
―
―
9,741
従業員奨励福祉基金
―
―
―
―
―
△17
持分変動に伴う減少高
―
―
―
―
―
△93
自己株式の取得
―
―
―
―
―
△11
株主資本以外の項目の連結会計年度中
の変動額(純額)
242
△53
697
886
197
1,084
連結会計年度中の変動額合計(百万円)
242
△53
697
886
197
29,101
1,712
△53
135
1,794
839
88,143
平成18年9月30日残高(百万円)
-
41
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
当連結会計年度(自
平成18年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成19年9月30日)
株主資本
項目
資本金
平成18年9月30日残高(百万円)
資本剰余金
26,487
利益剰余金
26,236
自己株式
38,802
株主資本合計
△6,016
連結会計年度中の変動額(百万円)
85,509
転換社債の株式への転換による新株の
発行
7,309
7,304
―
―
14,613
新株予約権付社債の新株予約権の行使
による新株の発行
973
973
―
―
1,947
剰余金の配当
―
―
△2,990
―
△2,990
当期純利益
―
―
12,036
―
12,036
従業員奨励福祉基金
―
―
△13
―
△13
自己株式の取得
―
―
―
△22
△22
株主資本以外の項目の連結会計年度中
の変動額(純額)
―
―
―
―
―
連結会計年度中の変動額合計(百万円)
8,282
8,277
9,033
△22
25,570
34,770
34,514
47,835
△6,039
111,080
平成19年9月30日残高(百万円)
評価・換算差額等
項目
平成18年9月30日残高(百万円)
その他有価証
券評価差額金
繰延ヘッジ損益
1,712
△53
為替換算調整
勘定
135
評価・換算差
額等合計
1,794
連結会計年度中の変動額(百万円)
少数株主持分
839
純資産合計
88,143
転換社債の株式への転換による新株の
発行
―
―
―
―
―
14,613
新株予約権付社債の新株予約権の行使
による新株の発行
―
―
―
―
―
1,947
剰余金の配当
―
―
―
―
―
△2,990
当期純利益
―
―
―
―
―
12,036
従業員奨励福祉基金
―
―
―
―
―
△13
自己株式の取得
―
―
―
―
―
△22
株主資本以外の項目の連結会計年度中
の変動額(純額)
△608
53
676
120
61
182
連結会計年度中の変動額合計(百万円)
△608
53
676
120
61
25,753
平成19年9月30日残高(百万円)
1,103
0
811
1,915
901
113,897
-
42
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
区分
Ⅰ
(自
至
注記
番号
(自
至
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
金額(百万円)
金額(百万円)
15,764
19,831
7,062
8,031
237
―
貸倒引当金の増(減)額
△151
26
賞与引当金の増(減)額
2,578
△1,004
退職給付引当金の増加額
606
609
33
66
△198
△389
155
147
△119
△55
△88
△95
85
233
△49
△9
64
33
売上債権の(増)減額
△3,315
△839
たな卸資産の(増)減額
△1,383
△2,231
1,290
72
△60
△60
781
2,021
23,293
26,390
254
394
△156
△147
△6,041
△8,449
17,350
18,188
△2,582
△6,142
△71
△75
有形固定資産の取得による支出
△10,229
△11,889
有形固定資産の売却による収入
191
33
無形固定資産の取得による支出
△136
△164
投資有価証券の取得による支出
△71
―
投資有価証券の売却による収入
517
8
その他
245
△12
△12,135
△18,243
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
減損損失
役員退職慰労引当金の増(減)額
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益
持分法による投資(利益)損失
有形固定資産除却損
有形固定資産売却損益
投資有価証券評価損
仕入債務の増(減)額
役員賞与の支払額
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純(増)減額
有価証券の取得による支出
投資活動によるキャッシュ・フロー
-
43
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
区分
(自
至
注記
番号
2007/12/19 20:42:15
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
金額(百万円)
金額(百万円)
△470
△785
12
6,676
△312
△5,008
―
△9,429
△11
△22
△2,342
△2,988
△27
△40
財務活動によるキャッシュ・フロー
△3,152
△11,597
Ⅳ
現金及び現金同等物に係る換算差額
325
286
Ⅴ
現金及び現金同等物の増(減)額
2,388
△11,365
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残高
44,045
46,433
Ⅶ
現金及び現金同等物の期末残高
46,433
35,067
Ⅲ
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増(減)額
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
転換社債償還充当金の払込みによる支出
自己株式の取得による支出
親会社による配当金の支払額
その他
※1
-
44
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(自
至
1
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
連結の範囲に関する事項
連結子会社
20社
非連結子会社
0社
主要な連結子会社名は、「第1
2
1
企業の概況
4
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
連結の範囲に関する事項
連結子会社
19社
非連結子会社
0社
主要な連結子会社名は、「第1
関
企業の概況
関
係会社の状況」に記載しているため省略しておりま
す。
係会社の状況」に記載しているため省略しておりま
す。
なお、ホトニクス・リサーチ・コーポについては、当
連結会計年度において清算したため連結の範囲から除
なお、インスペックス・インクについては、当連結会
計年度において清算したため連結の範囲から除いてお
いております。
持分法の適用に関する事項
ります。
持分法の適用に関する事項
2
(1)関連会社6社のうち主要な関連会社である浜松光電
㈱、エジンバラ・インスツルメンツ・リミテッド他
(1)同左
2社に対する投資について、持分法を適用しており
ます。
持分法非適用関連会社のメントール・マリン・イン
ク他1社は、連結純損益及び連結利益剰余金等の観
点からみて、いずれも小規模であり、全体としても
連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、
持分法を適用せず原価法により評価しております。
(2)持分法適用会社は、決算日が連結決算日と異なるた
(2)同左
め当該会社の事業年度にかかる財務諸表を使用して
おります。
3
4
連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は北京浜松光子技術股份有限公
3
連結子会社の事業年度等に関する事項
同左
司、杭州浙大浜松光子科技有限公司及び㈱磐田グラン
ドホテルを除いてすべて連結決算日と一致しておりま
す。
北京浜松光子技術股份有限公司及び杭州浙大浜松光子
科技有限公司の決算日は12月31日でありますが、6月
30日において仮決算を実施したうえ連結財務諸表を作
成しております。なお、連結決算日までの期間に発生
した重要な取引については、連結上、必要な調整を行
っております。
また、㈱磐田グランドホテルにつきましては決算日は
3月31日でありますが、9月30日において仮決算を実
施したうえ連結財務諸表を作成しております。
4
会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
4
会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
連結会計年度末日の市場価格等に基づく時価
時価のあるもの
同左
法(評価差額は全部純資産直入法により処理
し、売却原価は総平均法により算定)
-
45
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
(自
至
2007/12/19 20:42:15
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
時価のないもの
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
時価のないもの
総平均法に基づく原価法
デリバティブ
同左
デリバティブ
時価法
たな卸資産
同左
たな卸資産
連結財務諸表提出会社は貯蔵品を除くたな卸資産
は総平均法に基づく原価法、貯蔵品は最終仕入原
同左
価法に基づく原価法により評価し、連結子会社は
主として先入先出法に基づく低価法により評価し
ております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産及び投資不動産等
連結財務諸表提出会社及び国内連結子会社は定率
有形固定資産及び投資不動産等
同左
法を採用し、海外連結子会社は主として定額法に
よっております。なお、主な耐用年数は、建物及
び構築物が3年~50年、機械装置及び運搬具が3
年~15年であります。
無形固定資産
主として定額法によっております。
無形固定資産
同左
ただし、連結財務諸表提出会社及び国内連結子会
社が所有する市場販売目的のソフトウェアについ
ては見込販売数量に基づく償却額と残存有効期間
(3年以内)に基づく均等配分額とを比較しいず
れか大きい額を計上しております。
(3)重要な引当金の計上基準
(3)重要な引当金の計上基準
貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権
貸倒引当金
同左
については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特
定の債権については、個別に回収可能性を検討
し、回収不能見込額を計上しております。
賞与引当金
賞与引当金
連結財務諸表提出会社及び連結子会社の一部は、
従業員の賞与の支給に充てるため支給見込額を計
同左
上しております。
役員賞与引当金
役員賞与引当金
役員に対する賞与の支出に備えるため、支給見込
額を計上しております。
同左
-
46
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
(自
至
2007/12/19 20:42:15
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
退職給付引当金
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度
末における退職給付債務及び年金資産の見込額に
同左
基づき計上しております。
数理計算上の差異につきましては、その発生時に
おける従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(10年)による定額法により、翌連結会計年度
から費用処理しております。
役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基
づく期末要支給額を計上しております。
(4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の
基準
同左
(4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の
基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場
により円貨に換算し、換算差額は損益として処理し
同左
ております。なお、在外連結子会社等の資産及び負
債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算
し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算
し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘
定及び少数株主持分に含めております。
(5)重要なリース取引の処理方法
(5)重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引については、
同左
通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によ
っております。
(6)重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
(6)重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
外貨建金銭債権債務のうち為替予約を付すもの
については振当処理を行っております。また、
同左
外貨建予定取引の為替リスクのヘッジについて
は繰延ヘッジ処理を行っております。
②
ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
②
先物為替予約
ヘッジ対象
③
ヘッジ手段とヘッジ対象
同左
外貨建金銭債権債務及び外貨建の予定取引
ヘッジ方針
③
通常の輸出入取引等に伴う為替相場の変動によ
るリスクを軽減するために、先物為替予約取引
ヘッジ方針
同左
について、実需の範囲内で行うこととしており
ます。
④
ヘッジ有効性評価の方法
為替相場の変動によるキャッシュ・フローの変
④
動を完全に相殺するものと想定されるため、有
効性評価は省略しております。
-
47
-
ヘッジ有効性評価の方法
同左
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
(7)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な
事項
消費税等の会計処理方法
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっ
ております。
6
7
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
(7)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な
事項
消費税等の会計処理方法
5
2007/12/19 20:42:15
同左
連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
5
連結子会社の資産及び負債の評価につきましては、全
連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
同左
面時価評価法を採用しております。
のれんの償却に関する事項
のれん及び負ののれんの償却に関する事項
6
のれんの償却につきましては、5年間の均等償却を行
っております。
のれん及び負ののれんの償却につきましては、5年間
の均等償却を行っております。
なお、金額が僅少な場合には発生年度に全額を償却し
ております。
なお、金額が僅少な場合には発生年度に全額を償却し
ております。
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
7
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
同左
び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預
金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動につ
いて僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内
に償還期限の到来する短期投資からなっております。
-
48
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
(固定資産の減損に係る会計基準)
当連結会計年度から「固定資産の減損に係る会計基準」
(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見
書」(企業会計審議会 平成14年8月9日))及び「固
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
―――――――
定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基
準委員会 平成15年10月31日 企業会計基準適用指針第
6号)を適用しております。
これにより、税金等調整前当期純利益が224百万円減少
しております。
なお、減損損失累計額は、改正後の連結財務諸表規則に
基づき、当該各資産の金額から直接控除しており、セグ
メントに与える影響は、(セグメント情報)に記載して
おります。
(役員賞与に関する会計基準)
―――――――
当連結会計年度から「役員賞与に関する会計基準」(企
業会計基準委員会 平成17年11月29日 企業会計基準第
4号)に基づき、発生時に費用処理しております。
これにより、従来の方法と比較して、営業利益、経常利
益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ60百万円減少
しております。
(貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準)
当連結会計年度から「貸借対照表の純資産の部の表示に
―――――――
関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成17年12月
9日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産
の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計
基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針
第8号)を適用しております。
なお、従来の資本の部の合計に相当する金額は87,357百
万円であります。
また、連結財務諸表規則の改正により、当連結会計年度
の連結貸借対照表の純資産の部については、改正後の連
結財務諸表規則により作成しております。
―――――――
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
当連結会計年度より、法人税法の改正に伴い、平成19年
4月1日以降取得した有形固定資産については、改正後
の法人税法に基づく償却方法に変更しております。
これにより、従来の方法と比較して、営業利益、経常利
益及び税金等調整前当期純利益は、それぞれ 125百万円
減少しております。
なお、セグメントに与える影響は、(セグメント情報)
に記載しております。
-
49
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
表示方法の変更
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
―――――――
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
(連結貸借対照表)
「未収入金」については、資産の総額の100分の5を超
えたため区分掲記しております。 なお、前連結会計年度は、流動資産の「その他」に
1,076百万円含まれております。
-
50
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
注記事項
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度
(平成18年9月30日)
※1
関連会社の株式等は次のとおりであります。
投資有価証券(株式)
投資その他の資産
その他(出資金)
※2
※3
※1
701百万円
関連会社の株式等は次のとおりであります。
投資有価証券(株式)
投資その他の資産
336 その他(出資金)
担保提供資産は次のとおりであります。
※2
現金及び預金
579百万円
751百万円
400 担保提供資産は次のとおりであります。
現金及び預金
520百万円
土地
建物及び構築物
5,149 1,612 土地
建物及び構築物
5,149 1,767 計
7,340 計
7,436 上記物件については、短期借入金697百万円、一年
上記物件については、短期借入金673百万円、一年
以内返済予定長期借入金201百万円及び長期借入金
668百万円の担保に供しております。
以内返済予定長期借入金202百万円及び長期借入金
613百万円の担保に供しております。
国庫等補助金により取得した資産につき取得価額か ※3
ら控除されている圧縮記帳額は次のとおりでありま
国庫等補助金により取得した資産につき取得価額か
ら控除されている圧縮記帳額は次のとおりでありま
す。
建物及び構築物
す。
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
工具、器具及び備品
※4
当連結会計年度
(平成19年9月30日)
46百万円
286 139 機械装置及び運搬具
工具、器具及び備品
46百万円
486 153 連結会計年度末日満期手形
※4
連結会計年度末日満期手形の会計処理については、
連結会計年度末日満期手形
連結会計年度末日満期手形の会計処理については、
手形交換日をもって決済処理しております。
なお、当連結会計年度末日が金融機関の休日であっ
手形交換日をもって決済処理しております。
なお、当連結会計年度末日が金融機関の休日であっ
たため、次の連結会計年度末日満期手形が、連結会
計年度末残高に含まれております。
たため、次の連結会計年度末日満期手形が、連結会
計年度末残高に含まれております。
受取手形
支払手形
452百万円
16 受取手形
支払手形
設備購入支払手形
-
51
-
415百万円
3 3 浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(連結損益計算書関係)
(自
至
※1
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費 ※1
は次のとおりであります。
研究開発費
※2
9,181百万円
固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
工具、器具及び備品
計
※3
(自
至
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費
は次のとおりであります。
研究開発費
※2
36百万円
11 固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
機械装置及び運搬具
工具、器具及び備品
4 土地
52 9,699百万円
計
7百万円
1 4 14 固定資産売却及び除却損の内訳は次のとおりであり ※3
ます。
固定資産売却及び除却損の内訳は次のとおりであり
ます。
(固定資産売却損)
機械装置及び運搬具
(固定資産売却損)
機械装置及び運搬具
2百万円
工具、器具及び備品
0 計
2 (固定資産除却損)
3百万円
工具、器具及び備品
投資不動産等
0 0 計
4 (固定資産除却損)
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
14百万円
38 建物及び構築物
機械装置及び運搬具
87百万円
35 工具、器具及び備品
建設仮勘定
31 0 工具、器具及び備品
建設仮勘定
37 29 計
85 無形固定資産(特許権)
投資不動産等
29 12 計
-
52
-
233 浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
前連結会計年度
(自 平成17年10月1日
至 平成18年9月30日)
※4
(自
至
減損損失
※4
当連結会計年度において、当社グループは以下の資
産グループについて減損損失を計上しております。
用途
場所
種類
岐阜県
大野郡他
遊休
合計
建物及び構
築物
土地
―――――――
減損損失
(百万円)
土地
静岡県
磐田市
ホテル事業
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
7
160
70
237
(経緯)
ホテル事業資産については、営業活動から生ずる
損益が継続してマイナスであるため、帳簿価額を
回収可能価額まで減額し、また、遊休土地につい
ては、事業の用に供する具体的な計画が存在しな
いため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当
該減少額を減損損失として特別損失に計上してお
ります。
(グルーピングの方法)
事業資産については主に事業の種類別セグメント
の区分を基本単位として、また、遊休資産につい
ては個別単位でグルーピングしております。
(回収可能価額の算定方法等)
回収可能価額は正味売却価額により測定しており
主に不動産鑑定士による評価額を基礎として評価
しております。
※5
※6
過年度法人税等
当社と海外現地子会社との間の製品取引等に関する
移転価格の更正によるものであります。
―――――――
※5
※6
過年度法人税等
税務調査に基づく過年度更正及び修正分でありま
す。
過年度還付法人税等
移転価格課税に関する日英相互協議の合意に基づく
過年度更正分としての法人税等還付額であります。
-
53
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 平成17年10月1日
1
至
2007/12/19 20:42:15
平成18年9月30日)
発行済株式に関する事項
株式の種類
前連結会計年度末
普通株式(株)
増加
68,353,018
減少
9,002,680
当連結会計年度末
―
77,355,698
(変動事由の概要)
2
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
新株予約権付社債の新株予約権の行使による増加
7,364,947株
転換社債の株式への転換による増加
1,637,733株
自己株式に関する事項
株式の種類
前連結会計年度末
普通株式(株)
増加
3,357,211
減少
3,353
当連結会計年度末
―
3,360,564
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加
3,353株
3
配当に関する事項
(1)配当金支払額
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
決議
株式の種類
平成17年12月20日
定時株主総会
普通株式
1,302
平成18年5月16日
取締役会
普通株式
1,044
基準日
効力発生日
20
平成17年9月30日
平成17年12月21日
15
平成18年3月31日
平成18年6月6日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
決議
株式の種類
配当の原資
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配
当額(円)
平成18年12月21日
定時株主総会
普通株式
利益剰余金
1,482
20
-
54
-
基準日
効力発生日
平成18年9月30日
平成18年12月22日
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
当連結会計年度(自 平成18年10月1日
1 発行済株式に関する事項
株式の種類
至
平成19年9月30日)
前連結会計年度末
普通株式(株)
2007/12/19 20:42:15
増加
77,355,698
減少
6,266,629
当連結会計年度末
―
83,622,327
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
新株予約権付社債の新株予約権の行使による増加
転換社債の株式への転換による増加
2
876,219株
5,390,410株
自己株式に関する事項
株式の種類
前連結会計年度末
普通株式(株)
増加
3,360,564
減少
6,475
当連結会計年度末
―
3,367,039
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加
3
6,475株
配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
平成18年12月21日
定時株主総会
平成19年5月18日
取締役会
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日
効力発生日
普通株式
1,482
20
平成18年9月30日
平成18年12月22日
普通株式
1,507
20
平成19年3月31日
平成19年6月5日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
決議
平成19年12月20日
定時株主総会
株式の種類
配当の原資
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配
当額(円)
普通株式
利益剰余金
1,848
23
-
55
-
基準日
効力発生日
平成19年9月30日
平成19年12月21日
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に
掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
預入期間が3ヶ月を超える
定期預金
現金及び現金同等物
2 重要な非資金取引の内容
新株予約権の行使による
資本金増加額
新株予約権の行使による
資本剰余金増加額
新株予約権の行使による
新株予約権付社債減少額
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に
掲記されている科目の金額との関係
49,567百万円
現金及び預金勘定
預入期間が3ヶ月を超える
△3,134 定期預金
46,433 現金及び現金同等物
8,182百万円
2 重要な非資金取引の内容
新株予約権の行使による
資本金増加額
新株予約権の行使による
8,182 資本剰余金増加額
新株予約権の行使による
新株予約権付社債減少額
16,365 転換社債の転換による
資本金増加額
転換社債の転換による
資本剰余金増加額
転換社債の転換による
転換社債減少額
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
転換社債の転換による
2,220百万円
資本金増加額
転換社債の転換による
2,219 資本剰余金増加額
転換社債の転換による
4,439 転換社債減少額
-
56
-
44,323百万円
△9,256 35,067 973百万円
973 1,947 7,309百万円
7,304 14,613 浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(リース取引関係)
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以
外のファイナンス・リース取引
外のファイナンス・リース取引
1
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額 1
及び期末残高相当額
機械装置
及び運搬具
工具器具
及び備品
(百万円) (百万円)
取得価額
相当額
減価償却累計
額相当額
期末残高
相当額
2
3
4
合計
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額
及び期末残高相当額
機械装置
及び運搬具
(百万円)
工具器具
及び備品
(百万円) (百万円)
合計
(百万円)
取得価額
相当額
34
998
1,033
577
減価償却累計
額相当額
15
713
729
479
期末残高
相当額
19
284
304
19
1,037
1,057
9
568
10
469
なお、取得価額相当額は、有形固定資産の期末残高等
なお、取得価額相当額は、有形固定資産の期末残高等
に占める未経過リース料期末残高の割合が低いため、
「支払利子込み法」により算定しております。
に占める未経過リース料期末残高の割合が低いため、
「支払利子込み法」により算定しております。
未経過リース料期末残高相当額
1年以内
209百万円
2
未経過リース料期末残高相当額
1年以内
163百万円
1年超
270 1年超
140 計
479 計
304 なお、未経過リース料期末残高相当額は、有形固定資
産の期末残高等に占める未経過リース料期末残高の割
なお、未経過リース料期末残高相当額は、有形固定資
産の期末残高等に占める未経過リース料期末残高の割
合が低いため、「支払利子込み法」により算定してお
ります。
合が低いため、「支払利子込み法」により算定してお
ります。
支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
217百万円
3
支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
208百万円
減価償却費相当額
217 減価償却費相当額
208 減価償却費相当額の算定方法
4
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額
法によっております。
-
57
減価償却費相当額の算定方法
同左
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(有価証券関係)
前連結会計年度
1
その他有価証券で時価のあるもの(平成18年9月30日)
取得原価
(百万円)
区分
連結貸借対照表計上額
(百万円)
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの
差額
(百万円)
(1)株式
1,294
4,135
2,841
(2)債券
―
―
―
(3)その他
―
―
―
1,294
4,135
2,841
(1)株式
―
―
―
(2)債券
―
―
―
(3)その他
―
―
―
―
―
―
1,294
4,135
2,841
小計
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの
小計
合計
2
当連結会計年度中に売却したその他の有価証券(自
売却額(百万円)
平成17年10月1日
売却益の合計額(百万円)
500
3
至
平成18年9月30日)
売却損の合計額(百万円)
―
―
時価評価されていない有価証券(平成18年9月30日)
区分
連結貸借対照表計上額(百万円)
その他有価証券
非上場株式
206
不動産投資信託
72
貸付信託
72
合計
4
350
その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の連結決算日後における償還予定額
(平成18年9月30日)
区分
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
(1)債券
―
―
―
―
(2)その他
72
72
―
―
72
72
―
―
合計
(注)
当連結会計年度において、その他有価証券で時価のある株式についての減損はありません。
なお、減損処理にあたっては、時価のある有価証券については、期末における時価が取得原価に比べ30%以上
下落した場合には減損処理を行っております。
-
58
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
当連結会計年度
1 その他有価証券で時価のあるもの(平成19年9月30日)
取得原価
(百万円)
区分
連結貸借対照表計上額
(百万円)
連結貸借対照表計上額が取得原価を
差額
(百万円)
(1)株式
1,285
2,562
1,276
(2)債券
―
―
―
(3)その他
―
―
―
1,285
2,562
1,276
(1)株式
5
5
△0
(2)債券
―
―
―
(3)その他
―
―
―
5
5
△0
1,291
2,567
1,275
超えるもの
小計
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの
小計
合計
2
当連結会計年度中に売却したその他の有価証券(自
売却額(百万円)
平成18年10月1日
売却益の合計額(百万円)
159
3
至
平成19年9月30日)
売却損の合計額(百万円)
5
―
時価評価されていない有価証券(平成19年9月30日)
区分
連結貸借対照表計上額(百万円)
その他有価証券
非上場株式
172
貸付信託
80
合計
4
253
その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の連結決算日後における償還予定額
(平成19年9月30日)
区分
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
(1)債券
―
―
―
―
(2)その他
80
―
―
―
80
―
―
―
合計
(注)
当連結会計年度において、その他有価証券で時価のある株式についての減損はありません。
なお、減損処理にあたっては、時価のある有価証券については、期末における時価が取得原価に比べ30%以上
下落した場合には減損処理を行っております。
-
59
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(デリバティブ取引関係)
1 取引の状況に関する事項
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
(1)取引の内容及び利用目的
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
(1)取引の内容及び利用目的
連結財務諸表提出会社は主として円建により輸出を行
っていることから、海外販売子会社において、連結財
同左
務諸表提出会社に対する円建仕入債務の為替変動リス
クを回避し、安定的な利益の確保を図る目的で為替予
約取引を行っております。
なお、デリバティブ取引を利用して、ヘッジ会計を行
っております。
①ヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
外貨建金銭債権債務のうち為替予約を付すものについ
ては振当処理を行っております。また、外貨建予定取
同左
引の為替リスクのヘッジについては繰延ヘッジ処理を
行っております。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
②ヘッジ手段とヘッジ対象
同左
先物為替予約
ヘッジ対象
外貨建金銭債権債務及び外貨建の予定取引
③ヘッジ方針
③ヘッジ方針
通常の輸出入取引等に伴う為替相場の変動によるリス
クを軽減するために、先物為替予約取引について、実
需の範囲内で行うこととしております。
④ヘッジ有効性評価の方法
同左
④ヘッジ有効性評価の方法
為替相場の変動によるキャッシュ・フローの変動を完
全に相殺するものと想定されるため、有効性評価は省
略しております。
(2)取引に対する取組方針
同左
(2)取引に対する取組方針
デリバティブ取引については、実需の範囲内で行うこ
ととし、投機目的のためのデリバティブは行わない方
針であります。
(3)取引に係るリスクの内容
同左
(3)取引に係るリスクの内容
為替予約取引は為替相場の変動によるリスクを有して
おります。また、取引の契約先は信用度の高い金融機
同左
関であり、信用リスクは極めて少ないと判断しており
ます。
(4)取引に係るリスク管理体制
(4)取引に係るリスク管理体制
海外連結子会社の担当役員の監督の下、取引を行って
同左
おり、また、その報告については定期的に連結財務諸
表提出会社に対して行っております。
2
取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引については、前連結会計年度(平成18年9月30日)及び当連結会計年度(平成19年9月30
日)のいずれにおいても、全てヘッジ会計を適用しているため、開示の対象から除いております。
-
60
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(退職給付関係)
前連結会計年度
(平成18年9月30日)
1
当連結会計年度
(平成19年9月30日)
採用している退職給付制度
適格退職年金制度及び退職一時金制度
1
2
退職給付債務等の内容
(1)退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
年金資産
未認識数理計算上の差異
退職給付引当金
(2)退職給付費用の内訳
勤務費用
採用している退職給付制度
適格退職年金制度及び退職一時金制度
2
退職給付債務等の内容
(1)退職給付債務及びその内訳
△17,901百万円
5,829 退職給付債務
年金資産
596 未認識数理計算上の差異
△11,475 退職給付引当金
△930百万円
(2)退職給付費用の内訳
勤務費用
△18,845百万円
6,538 221 △12,085 △976百万円
利息費用
期待運用収益
△327 98 利息費用
期待運用収益
△345 114 数理計算上の差異の費用処理
額
△149
数理計算上の差異の費用処理
額
△114
退職給付費用
△1,309 退職給付費用
(3)退職給付債務等の計算基礎
割引率
期待運用収益率
退職給付見込額の期間配分方法
数理計算上の差異の処理年数
△1,322 (3)退職給付債務等の計算基礎
2.0%
2.0%
割引率
期待運用収益率
期間定額基準
10年
退職給付見込額の期間配分方法
数理計算上の差異の処理年数
(定額法により、翌連結会計年度から費用処理して
おります。)
-
61
2.0%
2.0%
期間定額基準
10年
(定額法により、翌連結会計年度から費用処理して
おります。)
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(税効果会計関係)
前連結会計年度
(平成18年9月30日)
当連結会計年度
(平成19年9月30日)
1
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の
内訳
内訳
繰延税金資産
退職給付引当金限度超過額
賞与引当金限度超過額
減価償却費限度超過額
4,574百万円
繰延税金資産
退職給付引当金限度超過額
1,903 981 賞与引当金限度超過額
減価償却費限度超過額
4,811百万円
1,492 1,169 たな卸資産等の未実現利益
役員退職慰労引当金限度超過額
673 550 たな卸資産等の未実現利益
役員退職慰労引当金限度超過額
871 577 未払事業税否認額
未払金・未払費用
357 323 その他有価証券評価差額
未払金・未払費用
466 318 その他有価証券評価差額
たな卸資産評価減否認額
137 71 未払事業税否認額
たな卸資産評価減否認額
299 95 その他
113 その他
162 繰延税金資産合計
繰延税金負債との相殺
9,686 △1,300 繰延税金資産の純額
8,385 繰延税金負債
その他有価証券評価差額
1,129百万円
特別償却準備金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産との相殺
繰延税金負債の純額
繰延税金資産小計
10,265 評価性引当額
△1,092 繰延税金資産合計
繰延税金負債との相殺
9,172 △294 繰延税金資産の純額
8,877 171 193 繰延税金負債
その他有価証券評価差額
1,494 △1,300 特別償却準備金
その他
193 繰延税金負債合計
繰延税金資産との相殺
繰延税金負債の純額
172百万円
122 159 453 △294 159 2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との差異の原因となった主要な項目別の内訳
との差異の原因となった主要な項目別の内訳
連結財務諸表提出会社の法定実効税率
(調整)
移転価格更正関連項目
受取配当金等の連結消去に伴う影
響
交際費等永久に損金算入されない
項目
税額控除
海外連結子会社との税率差異
その他
税効果会計適用後の法人税等の負
担率
39.74%
連結財務諸表提出会社の法定実効税率
(調整)
3.94 スケジューリング不能差異
受取配当金等の連結消去に伴う影
2.18 響
交際費等永久に損金算入されない
1.15 39.74%
3.60 3.42 1.18 △7.32 項目
税額控除
△6.78 △1.59 △0.16 海外連結子会社との税率差異
過年度還付法人税等
△1.58 △1.30 その他
37.94%
税効果会計適用後の法人税等の負
担率
-
62
-
0.49 38.77%
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(セグメント情報)
【事業の種類別セグメント情報】
前連結会計年度(自
平成18年9月30日)
計測機器
(百万円)
その他
(百万円)
計
(百万円)
消去又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高及び営業損益
売上高
72,906
13,438
643
86,988
―
86,988
536
32
―
568
(568)
―
73,442
13,471
643
87,557
(568)
86,988
営業費用
49,556
11,884
791
62,232
9,029
71,262
営業利益又は営業損失
(△)
23,885
1,586
△147
25,324
(9,598)
15,726
89,985
17,328
2,218
109,532
51,660
161,192
減価償却費
5,102
673
73
5,849
1,157
7,007
資本的支出
9,772
1,618
3
11,394
443
11,838
(1)外部顧客に対する売上
高
(2)セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ
至
光電子部品
(百万円)
Ⅰ
平成17年10月1日
資産、減価償却費
及び資本的支出
資産
(注)1
2
事業区分の方法
事業区分は、製品の種類及び販売市場等の類似性に基づいております。
各事業区分に属する主要な製品の名称
事業区分
主要な製品
光電子増倍管、イメージ機器及び光源(X線シンチレータ、X線イメージインテンシファ
光電子部品
イア、マイクロチャンネルプレート、重水素ランプ、スポット光源、マイクロフォーカス
X線源)、光半導体素子(フォトダイオード、赤外線検出素子、イメージセンサ、発光素
子、フォトIC)
計測機器
その他
画像処理・計測装置(特殊ビデオカメラ、汎用画像処理装置、極微弱光画像計測装置、超
高速測光装置、光学顕微鏡用画像処理装置、非破壊検査装置)
医療用薬剤の研究開発、ホテル事業
3
営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、9,332百万円であり、主として
連結財務諸表提出会社の基礎的研究費及び総務、経理部門等の全社的管理費用であります。
4
資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、51,660百万円であり、主として連結財務諸表
提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、及び基礎的研究部門に係る資
5
産であります。
減価償却費には、長期前払費用の償却費が含まれており、資本的支出には、長期前払費用の増加額が含まれ
6
ております。
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」の「固定資産の減損に係る会計基準」に記載の
とおり、当連結会計年度から固定資産の減損に係る会計基準及び固定資産の減損に係る会計基準の適用指針
を適用しております。これにより、従来の方法によった場合に比べて、当連結会計年度末の資産は、「その
他」が154百万円、「全社」が70百万円、それぞれ減少しております。
-
63
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
当連結会計年度(自
平成19年9月30日)
計測機器
(百万円)
その他
(百万円)
計
(百万円)
消去又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高及び営業損益
売上高
79,966
15,685
664
96,316
―
96,316
542
10
―
552
(552)
―
80,509
15,695
664
96,869
(552)
96,316
営業費用
53,476
13,012
788
67,278
9,164
76,442
営業利益又は営業損失
(△)
27,032
2,682
△124
29,590
(9,716)
19,873
93,838
18,593
2,050
114,482
55,661
170,143
減価償却費
6,083
806
73
6,963
1,031
7,995
資本的支出
7,113
1,589
21
8,724
1,187
9,911
(1)外部顧客に対する売上
高
(2)セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ
至
光電子部品
(百万円)
Ⅰ
平成18年10月1日
2007/12/19 20:42:15
資産、減価償却費
及び資本的支出
資産
(注)1
2
事業区分の方法
事業区分は、製品の種類及び販売市場等の類似性に基づいております。
各事業区分に属する主要な製品の名称
事業区分
主要な製品
光電子増倍管、イメージ機器及び光源(X線シンチレータ、X線イメージインテンシファ
光電子部品
イア、マイクロチャンネルプレート、重水素ランプ、スポット光源、マイクロフォーカス
X線源)、光半導体素子(フォトダイオード、赤外線検出素子、イメージセンサ、発光素
子、フォトIC)
計測機器
その他
画像処理・計測装置(特殊ビデオカメラ、汎用画像処理装置、極微弱光画像計測装置、超
高速測光装置、光学顕微鏡用画像処理装置、非破壊検査装置)
医療用薬剤の研究開発、ホテル事業
3
営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、9,472百万円であり、主として
連結財務諸表提出会社の基礎的研究費及び総務、経理部門等の全社的管理費用であります。
4
資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、55,661百万円であり、主として連結財務諸表
提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、及び基礎的研究部門に係る資
5
産であります。
減価償却費には、長期前払費用の償却費が含まれており、資本的支出には、長期前払費用の増加額が含まれ
6
ております。
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」の「有形固定資産の減価償却方法の変更」に記
載のとおり、当連結会計年度より法人税法の改正に伴い、平成19年4月1日以降取得した有形固定資産につ
いては、改正後の法人税法に基づく償却方法に変更しております。これにより、従来の方法によった場合に
比べて、当連結会計年度の営業利益は、「光電子部品」が92百万円、「計測機器」が4百万円、「全社」が
27百万円、それぞれ減少しております。
-
64
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
【所在地別セグメント情報】
前連結会計年度(自 平成17年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成18年9月30日)
消去又は全
日本
北米
欧州
その他
計
連結
社
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円)
Ⅰ
売上高及び営業損益
売上高
(1)外部顧客に対する
売上高
44,628
22,416
19,200
743
86,988
―
86,988
(2)セグメント間の内部
売上高又は振替高
30,139
708
257
884
31,988
(31,988)
―
計
74,767
23,124
19,457
1,627
118,976
(31,988)
86,988
営業費用
54,074
21,547
16,891
1,415
93,929
(22,667)
71,262
営業利益
20,692
1,576
2,566
211
25,047
(9,320)
15,726
95,157
8,128
10,206
3,013
116,506
44,686
161,192
Ⅱ 資産
(注)1
2
国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
各区分に属する主な国又は地域
北米 …………… 米国
欧州 ……………
その他 …………
ドイツ、フランス、イギリス
中国
3
営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、9,332百万円であり、主として
連結財務諸表提出会社の基礎的研究費及び総務、経理部門等の全社的管理費用であります。
4
資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、51,660百万円であり、主として連結財務諸表
提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、及び基礎的研究部門に係る資
産であります。
-
65
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
当連結会計年度(自
平成18年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成19年9月30日)
消去又は全
連結
日本
北米
欧州
その他
計
社
(百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
Ⅰ
売上高及び営業損益
売上高
46,717
25,695
22,925
979
96,316
―
96,316
35,701
542
460
873
37,578
(37,578)
―
82,418
26,237
23,385
1,852
133,894
(37,578)
96,316
営業費用
57,992
24,538
19,944
1,603
104,079
(27,636)
76,442
営業利益
24,426
1,698
3,441
248
29,815
(9,941)
19,873
97,809
7,723
11,800
4,139
121,473
48,670
170,143
(1)外部顧客に対する
売上高
(2)セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ 資産
(注)1
2
国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
各区分に属する主な国又は地域
北米
欧州
……………
……………
米国
ドイツ、フランス、イギリス
3
その他 ………… 中国
営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、9,472百万円であり、主として
4
連結財務諸表提出会社の基礎的研究費及び総務、経理部門等の全社的管理費用であります。
資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、55,661百万円であり、主として連結財務諸表
提出会社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、及び基礎的研究部門に係る資
産であります。
5
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」の「有形固定資産の減価償却方法の変更」に記
載のとおり、当連結会計年度より法人税法の改正に伴い、平成19年4月1日以降取得した有形固定資産につ
いては、改正後の法人税法に基づく償却方法に変更しております。これにより、従来の方法によった場合に
比べて、当連結会計年度の営業利益は、「日本」が97百万円、「全社」が27百万円、それぞれ減少しており
ます。
-
66
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
【海外売上高】
前連結会計年度(自
平成17年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成18年9月30日)
北米
欧州
アジア
その他
計
Ⅰ
海外売上高(百万円)
21,933
19,070
11,934
441
53,380
Ⅱ
連結売上高(百万円)
―
―
―
―
86,988
Ⅲ
連結売上高に占める
25.2
22.0
13.7
0.5
61.4
海外売上高の割合(%)
(注)1
2
国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
各区分に属する主な国又は地域
北米
欧州
アジア
その他
……………
……………
3
…………
…………
米国
ドイツ、フランス、イギリス
イスラエル、インド、中国、韓国、台湾
オーストラリア
海外売上高は、連結財務諸表提出会社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
当連結会計年度(自
平成18年10月1日
至
平成19年9月30日)
北米
欧州
アジア
その他
計
Ⅰ
海外売上高(百万円)
25,108
22,690
12,825
534
61,159
Ⅱ
連結売上高(百万円)
―
―
―
―
96,316
Ⅲ
連結売上高に占める
26.1
23.6
13.3
0.5
63.5
海外売上高の割合(%)
(注)1
2
国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
各区分に属する主な国又は地域
北米 …………… 米国
欧州 ……………
アジア …………
3
ドイツ、フランス、イギリス
イスラエル、インド、中国、韓国、台湾
その他 ………… オーストラリア
海外売上高は、連結財務諸表提出会社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
-
67
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
【関連当事者との取引】
前連結会計年度(自 平成17年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成18年9月30日)
役員及び個人主要株主等
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
当社代表取
締役会長兼
びその
晝馬輝夫
―
―
財団法人光
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
財団法人光科学
技術研究振興財
社長
役員及
取引の内容
直接2.83
―
―
76
―
―
8
未収入金
0
団への寄付金
科学技術研
近親者
究振興財団
業務受託収入
理事長
取引条件ないし取引条件の決定方針等
(1)寄付金につきましては、その内容を検討したうえ金額を決定しております。
(注)
(2)業務受託収入等につきましては、当社総原価等を考慮して決定しております。
取引金額には消費税等を含んでおりませんが、期末残高には消費税等が含まれております。
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
財団法人浜松光
当社代表取
役員及
びその
晝馬輝夫
―
―
近親者
締役会長兼
社長
財団法人浜
医学財団への寄
付金
直接2.83
―
―
松光医学財
280
売上高
8
検診棟他賃貸料
団理事長
業務受託費等
―
売掛金
―
0
195
未収入金
17
54
未収入金
4
取引条件ないし取引条件の決定方針等
(1)寄付金につきましては、その内容を検討したうえ金額を決定しております。
(2)当社製品の販売価格につきましては、価格その他取引条件について、当社との関連を有しない他の当事
者と同様の条件によっております。
(3)賃貸料等につきましては、近隣の価格を参考にして双方が協議のうえ決定しております。
(4)業務受託費等につきましては、当社総原価等を考慮して決定しております。
(注)
取引金額には消費税等を含んでおりませんが、期末残高には消費税等が含まれております。
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
役員及
びその
近親者
晝馬輝夫
―
―
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の内容
当社代表取
学校法人光産業
締役会長兼
社長
創成大学院大学
への寄付金
学校法人光
直接2.83
―
産業創成大
学院大学理
事長
―
売上高
取引金額
(百万円)
150
2
科目
―
売掛金
期末残高
(百万円)
―
0
入学金、授業料
14
―
―
業務受託費
21
―
―
取引条件ないし取引条件の決定方針等
(1)寄付金につきましては、その内容を検討したうえ金額を決定しております。なお、寄付金の実際の支払
先は日本私立学校振興・共済事業団であります。
(2)当社製品の販売価格につきましては、価格その他取引条件について、当社との関連を有しない他の当事
者と同様の条件によっております。
(3)業務受託費につきましては、当社総原価等を考慮して決定しております。
(注)
取引金額には消費税等を含んでおりません。
-
68
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
議決権等の
被所有割合
(%)
2007/12/19 20:42:15
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
―
―
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
当社取締役
役員及
副会長
びその
近親者
大塚治司
―
―
企業組合
浜松テレビ
直接1.39
土地賃借料
1
―
―
社代表理事
取引条件ないし取引条件の決定方針等
賃貸料につきましては、近隣の価格を参考にして双方が協議のうえ決定しております。
(注)
取引金額には消費税等を含んでおりません。
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
当社常務取
締役
役員及
びその
晝馬日出男
―
―
近親者
ホトニク
ス・グルー
プ健康保険
直接0.30
―
共同研究費
14
未収入金
1
業務委託費
5
―
―
―
組合理事長
取引条件ないし取引条件の決定方針等
共同研究費および業務委託費につきましては、当該業務に要する人件費及び経費の予想額に基づき双方が協
(注)
議のうえ決定しております。
取引金額には消費税等を含んでおりませんが、期末残高には消費税等が含まれております。
属性
氏名
役員及
びその
近親者
(注)
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
―
―
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
当社取締役
鈴木志明
―
―
東海電子工
業協同組合
直接0.12
代表理事
期末残高には消費税等は含まれておりません。
-
69
-
資金の貸付
―
長期貸付
金
11
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
当連結会計年度(自 平成18年10月1日
役員及び個人主要株主等
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
至
2007/12/19 20:42:15
平成19年9月30日)
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
当社代表取
役員及
びその
晝馬輝夫
―
―
締役会長兼
財団法人光科学
社長
技術研究振興財
団への寄付金
財団法人光
直接2.61
―
―
68
―
―
4
未収入金
0
科学技術研
近親者
究振興財団
業務受託費
理事長
取引条件ないし取引条件の決定方針等
(1)寄付金につきましては、その内容を検討したうえ金額を決定しております。
(2)業務受託費につきましては、当社総原価等を考慮して決定しております。
(注)
取引金額には消費税等を含んでおりませんが、期末残高には消費税等が含まれております。
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
役員及
びその
晝馬輝夫
―
―
近親者
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の内容
当社代表取
締役会長兼
財団法人浜松光
社長
付金
財団法人浜
取引金額
(百万円)
医学財団への寄
直接2.61
―
―
検診棟他賃貸料
松光医学財
団理事長
業務受託費等
科目
期末残高
(百万円)
410
―
―
198
未収入金
17
43
未収入金
1
取引条件ないし取引条件の決定方針等
(1)寄付金につきましては、その内容を検討したうえ金額を決定しております。
(2)賃貸料等につきましては、近隣の価格を参考にして双方が協議のうえ決定しております。
(3)業務受託費等につきましては、当社総原価等を考慮して決定しております。
(注)
取引金額には消費税等を含んでおりませんが、期末残高には消費税等が含まれております。
属性
氏名
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(百万円)
役員及
びその
近親者
晝馬輝夫
―
―
議決権等の
被所有割合
(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の内容
当社代表取
締役会長兼
学校法人光産業
社長
への寄付金
学校法人光
創成大学院大学
直接2.61
―
業務受託費
事長
科目
150
―
期末残高
(百万円)
―
―
売上高
産業創成大
学院大学理
取引金額
(百万円)
8
売掛金
23
―
0
―
取引条件ないし取引条件の決定方針等
(1)寄付金につきましては、その内容を検討したうえ金額を決定しております。なお、寄付金の実際の支払
先は日本私立学校振興・共済事業団であります。
(2)当社製品の販売価格につきましては、価格その他取引条件について、当社との関連を有しない他の当事
者と同様の条件によっております。
(注)
(3)業務受託費につきましては、当社総原価等を考慮して決定しております。
取引金額には消費税等を含んでおりませんが、期末残高には消費税等が含まれております。
-
70
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(1株当たり情報)
(自
至
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
(自
至
1,179円86銭 1株当たり純資産額
142円39銭 1株当たり当期純利益
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
(注)
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
1,407円96銭
159円86銭
120円47銭 潜在株式調整後1株当たり当期純利益
148円63銭
1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は次のとおりであります。
項目
(自
至
1株当たり当期純利益
前連結会計年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
当連結会計年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
9,741
12,036
普通株主に帰属しない金額(百万円)
―
―
普通株式に係る当期純利益(百万円)
9,741
12,036
普通株式の期中平均株式数(千株)
68,418
75,292
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
20
7
(20)
(7)
当期純利益(百万円)
当期純利益調整額(百万円)
(うち支払利息(税額相当額控除後))
普通株式増加数(千株)
12,617
5,740
(うち新株予約権付社債)
(5,794)
(1,213)
(うち転換社債)
(6,823)
(4,527)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概
要
―
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-
71
-
―
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
会社名
発行年月日 前期末残高
(平成年月日) (百万円)
銘柄
浜松ホトニクス
第3回無担保転
株式会社
換社債
換社債型新株予
約権付社債
合計
当期末残高欄の(
2
利率
(%)
―
1,673
14,667
12.10.5
(14,667)
担保
償還期限
(平成年月日)
0.2
無担保
19.9.28
0.0
無担保
21.9.30
―
―
第4回無担保転
浜松ホトニクス
株式会社
(注)1
当期末残高
(百万円)
16.12.17
3,620
18,287
―
1,673
(14,667)
―
)内は内書で一年以内償還予定の金額であります。
転換社債に関する記載は次のとおりであります。
銘柄
転換請求期間
第3回無担保転換社債
平成12年12月1日から
平成19年9月27日まで
(注)
3
転換価額
発行株式
2,711円00銭
普通株式
資本組入額
1,356円
第3回無担保転換社債の転換価額につきましては、転換価額の下方修正条項により平成14年10月28日
付で調整されております。
新株予約権付社債に関する記載は次のとおりであります。
発行すべき株式
普通株式
新株予約権の発行価額
無償
株式の発行価格(円)
2,222
発行価額の総額(百万円)
20,000
新株予約権の行使により発行した株式の発行価額の
総額(百万円)
1,947
新株予約権の付与割合(%)
100
新株予約権の行使期間
平成17年2月1日~平成21年9月29日
本新株予約権付社債の社債権者が本新株予約権を行
使したときは、その新株予約権が付与された本社債
代用払込みに関する事項
の全額の償還に代えて当該本新株予約権の行使に際
して払込をなすべき額の全額の払込とする請求があ
ったものとみなしております。
4
連結決算日後5年間の償還予定額は次のとおりであります。
1年以内
(百万円)
1年超2年以内
(百万円)
―
2年超3年以内
(百万円)
1,673
―
-
72
-
3年超4年以内
(百万円)
―
4年超5年以内
(百万円)
―
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
【借入金等明細表】
前期末残高
(百万円)
区分
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
返済期限
短期借入金
2,171
1,422
1.1
―
一年以内返済予定長期借入金
5,001
2,303
1.4
―
4,031
8,398
1.4
687
1,961
1.0
11,892
14,086
長期借入金
(一年以内返済予定のものを除く)
その他の有利子負債
(社内預金)
合計
(注)1
2
―
平成20年10月
~平成24年6月
―
―
平均利率は、当期末における借入金の利率を加重平均して算出しております。
長期借入金(一年以内返済予定のものを除く)の連結決算日後5年間の返済予定額は次のとおりでありま
す。
区分
長期借入金
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
1,309
6,723
(2)【その他】
該当事項はありません。
-
73
-
3年超4年以内
(百万円)
130
4年超5年以内
(百万円)
234
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
Ⅰ
前事業年度
(平成18年9月30日)
当事業年度
(平成19年9月30日)
区分
注記
番号
(資産の部)
流動資産
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
1
現金及び預金
※2
43,011
36,580
2
受取手形
※6
3,748
3,548
3
売掛金
※1
18,462
19,490
4
商品
18
15
5
製品
1,508
1,343
6
原材料
2,656
3,390
7
仕掛品
7,931
9,270
8
貯蔵品
667
607
9
繰延税金資産
2,658
2,205
10
未収入金
985
11,054
11
その他
123
140
12
貸倒引当金
△54
△125
流動資産合計
81,717
87,521
固定資産
Ⅱ
(1)有形固定資産
1
建物
2
3
※3
36,383
減価償却累計額
17,805
構築物
1,656
減価償却累計額
937
機械及び装置
4
5
※3
41,913
減価償却累計額
31,870
車両運搬具
151
減価償却累計額
119
工具、器具及び備品
減価償却累計額
6
土地
7
建設仮勘定
有形固定資産合計
(2)無形固定資産
※3
19,188
16,081
55.4
39,022
19,621
18,578
19,401
1,775
1,018
718
757
46,450
34,861
10,042
11,588
147
119
31
27
20,609
3,107
17,061
3,547
※3
11,896
11,908
3,692
2,255
48,067
49,486
32.6
31.9
1
特許権等
176
117
2
ソフトウェア
196
173
3
その他
10
9
383
301
無形固定資産合計
56.4
-
74
-
0.2
0.2
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
区分
注記
番号
(3)投資その他の資産
前事業年度
(平成18年9月30日)
当事業年度
(平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
1
投資有価証券
4,337
2,735
2
関係会社株式
6,246
7,414
3
出資金
2
1
4
関係会社出資金
629
629
5
長期貸付金
11
11
6
関係会社長期貸付金
―
21
7
繰延税金資産
4,807
5,590
8
投資不動産等
※4
1,326
減価償却累計額
1,039
9
その他
10
貸倒引当金
1,115
286
878
237
1,154
1,229
△16
△16
17,460
11.8
17,854
11.5
固定資産合計
65,910
44.6
67,642
43.6
資産合計
147,628
100.0
155,164
100.0
投資その他の資産合計
(負債の部)
Ⅰ
2007/12/19 20:42:15
流動負債
1
支払手形
4,608
4,751
2
買掛金
6,635
6,946
3
一年以内償還転換社債
14,667
―
4
一年以内返済予定長期借
入金
※3
4,263
2,263
5
未払金
4,822
3,746
6
未払費用
928
926
7
未払法人税等
3,631
2,843
8
前受金
273
220
9
預り金
195
235
10
賞与引当金
4,749
3,707
11
役員賞与引当金
55
―
12
設備購入支払手形
1,529
794
13
社内預金
687
1,961
14
その他
79
58
47,126
28,456
流動負債合計
-
75
-
31.9
18.3
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
Ⅱ
区分
注記
番号
固定負債
1
新株予約権付社債
2
長期借入金
3
4
前事業年度
(平成18年9月30日)
当事業年度
(平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
3,620
1,673
※3
3,794
7,530
退職給付引当金
11,467
12,065
役員退職慰労引当金
1,385
1,452
固定負債合計
20,266
13.8
22,721
14.7
負債合計
67,392
45.7
51,177
33.0
34,770
22.4
34,478
22.2
(純資産の部)
株主資本
1
資本金
2
資本剰余金
Ⅰ
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
(1)利益準備金
(2)その他利益剰余金
3
26,487
17.9
26,200
34,478
26,200
17.7
695
695
特別償却準備金
260
186
配当積立準備金
―
3,500
別途積立金
21,600
23,600
繰越利益剰余金
9,291
11,688
利益剰余金合計
31,847
21.6
39,670
25.6
自己株式
△6,012
△4.1
△6,035
△3.9
株主資本合計
78,522
53.2
102,883
66.3
評価・換算差額等
4
Ⅱ
2007/12/19 20:42:15
その他有価証券評価差額
金
1,712
1.1
1,103
0.7
評価・換算差額等合計
1,712
1.1
1,103
0.7
純資産合計
80,235
54.3
103,987
67.0
負債純資産合計
147,628
100.0
155,164
100.0
-
76
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
②【損益計算書】
Ⅰ
売上高
Ⅱ
売上原価
区分
注記
番号
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
百分比
(%)
金額(百万円)
※1
(自
至
73,899
100.0
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
期首商品たな卸高
21
18
2
期首製品たな卸高
1,272
1,508
3
当期商品仕入高
51
53
4
当期製品製造原価
40,520
43,059
41,867
44,639
15
5
期末商品たな卸高
18
6
期末製品たな卸高
1,508
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
54.6
1,343
43,279
53.1
33,559
45.4
38,209
46.9
運賃荷造費
695
721
2
広告宣伝費
272
285
3
給料
3,619
3,729
4
賞与引当金繰入額
1,178
914
5
役員賞与引当金繰入額
55
―
6
退職給付引当金繰入額
331
321
7
役員退職慰労引当金繰入
額
67
66
8
減価償却費
673
805
9
手数料
1,890
1,983
10
研究開発費
※2
9,202
9,710
11
貸倒引当金繰入額
54
79
12
その他
4,059
営業利益
営業外収益
1
受取利息
2
受取配当金
3
22,101
29.9
4,685
23,304
28.6
11,458
15.5
14,905
18.3
2,245
2.8
24
150
※1
890
1,763
投資不動産等賃貸収入
213
129
4
為替差益
50
―
5
雑収入
201
100.0
40,340
1
Ⅳ
81,489
1
合計
百分比
(%)
金額(百万円)
1,380
1.9
201
-
77
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
Ⅴ
区分
注記
番号
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
百分比
(%)
金額(百万円)
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
1
支払利息
90
100
2
社債利息
33
12
3
投資不動産等に係る諸費
用
83
64
4
為替差損
―
52
5
雑損失
17
経常利益
Ⅶ
特別利益
1
固定資産売却益
2
3
225
0.3
59
289
0.4
12,613
17.1
16,861
20.7
342
0.4
※3
4
9
補助金収入
87
327
投資有価証券売却益
―
特別損失
1
固定資産売却及び除却損
2
92
0.1
5
※5
84
224
固定資産圧縮損
87
222
3
投資有価証券評価損
64
33
4
減損損失
※4
70
―
5
関係会社株式評価損
19
―
6
関係会社株式譲渡損
※1,6
240
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業
税
566
0.8
―
479
0.6
12,138
16.4
16,723
20.5
5,521
5,442
過年度法人税等
※7
674
97
過年度還付法人税等
※8
―
△257
法人税等調整額
当期純利益
百分比
(%)
金額(百万円)
営業外費用
Ⅵ
2007/12/19 20:42:15
△1,744
4,452
6.0
628
5,911
7.2
7,686
10.4
10,812
13.3
-
78
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
製造原価明細書
区分
注記
番号
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
当事業年度
(自 平成18年10月1日
至 平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
Ⅰ
材料費
18,076
42.5
19,862
43.5
Ⅱ
外注加工費
4,047
9.5
4,472
9.8
Ⅲ
労務費
11,801
27.8
11,702
25.7
Ⅳ
経費
※1
8,561
20.2
9,582
21.0
当期総製造費用
42,486
100.0
45,620
100.0
期首仕掛品たな卸高
6,816
7,931
49,302
53,551
7,931
9,270
850
1,221
40,520
43,059
合計
期末仕掛品たな卸高
他勘定振替高
※2
当期製品製造原価
(脚注)
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
原価計算の方法は総合原価計算を採用しております。
※1 このうち主なものは次のとおりであります。
減価償却費
工場消耗品
※2
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
原価計算の方法は総合原価計算を採用しております。
※1 このうち主なものは次のとおりであります。
3,715 百万円
2,044 減価償却費
工場消耗品
4,400 百万円
2,057 修繕費
電力費
801 611 修繕費
電力費
857 593 技術研究費
420 ガス費
544 他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。
※2
他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。
技術研究費
建設仮勘定
394 百万円
237 技術研究費
建設仮勘定
437 百万円
431 ソフトウェア
工具、器具及び備品
109 91 工具、器具及び備品
ソフトウェア
203 140 広告宣伝費
その他
計
その他
15 1 計
850 -
79
-
7 1,221 浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 平成17年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成18年9月30日)
株主資本
資本剰余金
項目
利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益準備金
特別償却準備金
平成17年9月30日残高(百万円)
事業年度中の変動額
16,084
15,799
15,799
695
132
別途積立金
18,100
転換社債の株式への転換による新株
の発行
2,220
2,219
2,219
―
―
―
新株予約権付社債の新株予約権の行
使による新株の発行
8,182
8,182
8,182
―
―
―
特別償却準備金の繰入(前期分)
―
―
―
―
63
―
特別償却準備金の取崩(前期分)
―
―
―
―
△52
―
特別償却準備金の繰入
―
―
―
―
163
―
特別償却準備金の取崩
―
―
―
―
△46
―
別途積立金の積立
―
―
―
―
―
3,500
剰余金の配当
―
―
―
―
―
―
剰余金の配当(中間配当)
―
―
―
―
―
―
利益処分による役員賞与の支給
―
―
―
―
―
―
当期純利益
―
―
―
―
―
―
自己株式の取得
―
―
―
―
―
―
株主資本以外の項目の事業年度中の
変動額(純額)
―
―
―
―
―
―
事業年度中の変動額合計(百万円)
10,403
10,401
10,401
―
127
3,500
平成18年9月30日残高(百万円)
26,487
26,200
26,200
695
260
21,600
-
80
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
株主資本
評価・換算差額
等
利益剰余金
項目
その他利益剰余
金
純資産合計
自己株式
株主資本合計
利益剰余金合計
その他有価証券
評価差額金
繰越利益剰余金
平成17年9月30日残高(百万円)
事業年度中の変動額
7,635
26,563
△6,001
52,445
1,470
53,916
転換社債の株式への転換による新株
の発行
―
―
―
4,439
―
4,439
新株予約権付社債の新株予約権の行
使による新株の発行
―
―
―
16,365
―
16,365
特別償却準備金の繰入(前期分)
△63
―
―
―
―
―
特別償却準備金の取崩(前期分)
52
―
―
―
―
―
特別償却準備金の繰入
△163
―
―
―
―
―
特別償却準備金の取崩
46
―
―
―
―
―
別途積立金の積立
△3,500
―
―
―
―
―
剰余金の配当
△1,302
△1,302
―
△1,302
―
△1,302
剰余金の配当(中間配当)
△1,044
△1,044
―
△1,044
―
△1,044
△55
△55
―
△55
―
△55
7,686
7,686
―
7,686
―
7,686
自己株式の取得
―
―
△11
△11
―
△11
株主資本以外の項目の事業年度中の
変動額(純額)
―
―
―
―
242
242
事業年度中の変動額合計(百万円)
1,656
5,283
△11
26,077
242
26,319
平成18年9月30日残高(百万円)
9,291
31,847
△6,012
78,522
1,712
80,235
利益処分による役員賞与の支給
当期純利益
-
81
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
当事業年度(自
平成18年10月1日
至
2007/12/19 20:42:15
平成19年9月30日)
株主資本
資本剰余
金
利益剰余金
項目
資本金
その他利益剰余金
資本準備
金
平成18年9月30日残高(百
万円)
利益準備金
自己株式
株主資本合
計 特別償却準 配当積立準
繰越利益剰
別途積立金 備金
備金 余金
26,487
26,200
695
260
―
21,600
9,291
△6,012
78,522
転換社債の株式への転換
による新株の発行
7,309
7,304
―
―
―
―
―
―
14,613
新株予約権付社債の新株
予約権の行使による新株
の発行
973
973
―
―
―
―
―
―
1,947
―
―
―
△74
―
―
74
―
―
事業年度中の変動額
特別償却準備金の取崩
配当積立準備金
―
―
―
―
3,500
―
△3,500
―
―
別途積立金の積立
―
―
―
―
―
2,000
△2,000
―
―
剰余金の配当
―
―
―
―
―
―
△1,482
―
△1,482
剰余金の配当(中間配
当)
―
―
―
―
―
―
△1,507
―
△1,507
当期純利益
―
―
―
―
―
―
10,812
―
10,812
自己株式の取得
―
―
―
―
―
―
―
△22
△22
株主資本以外の項目の事
業年度中の変動額(純
額)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
8,282
8,277
―
△74
3,500
2,000
2,396
△22
24,360
34,770
34,478
695
186
3,500
23,600
11,688
△6,035
102,883
事業年度中の変動額合計
(百万円)
平成19年9月30日残高(百
万円)
-
82
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
評価・換算差
額等
項目
純資産合計
その他有価証
券評価差額金
平成18年9月30日残高(百
万円)
事業年度中の変動額
1,712
80,235
転換社債の株式への転換
による新株の発行
―
14,613
新株予約権付社債の新株
予約権の行使による新株
の発行
―
1,947
特別償却準備金の取崩
―
―
配当積立準備金
―
―
別途積立金の積立
―
―
剰余金の配当
―
△1,482
剰余金の配当(中間配
当)
―
△1,507
当期純利益
―
10,812
自己株式の取得
―
△22
△608
△608
事業年度中の変動額合計
(百万円)
△608
23,751
平成19年9月30日残高(百
万円)
1,103
103,987
株主資本以外の項目の事
業年度中の変動額(純
額)
-
83
-
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浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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重要な会計方針
(自
至
1
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式
1
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式
……総平均法に基づく原価法
その他有価証券
同左
その他有価証券
時価のあるもの
……事業年度の末日の市場価格等に基づく時価法
時価のあるもの
同左
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、
売却原価は総平均法により算定)
時価のないもの
……総平均法に基づく原価法
2
時価のないもの
同左
たな卸資産の評価基準及び評価方法
2
商品、製品、原材料、仕掛品の評価は、総平均法に基
たな卸資産の評価基準及び評価方法
同左
づく原価法、貯蔵品の評価は、最終仕入原価法に基づ
く原価法によっております。
3
固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産及び投資不動産等
3
固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産及び投資不動産等
同左
有形固定資産及び投資不動産等の減価償却方法は定
率法を採用しております。なお、主な耐用年数は建
物が3年~50年、機械装置が4年~15年でありま
す。
(2)無形固定資産及び投資その他の資産(長期前払費
用)
(2)無形固定資産及び投資その他の資産(長期前払費
用)
ソフトウェア以外の無形固定資産及び投資その他の
資産(長期前払費用)の減価償却方法は、定額法に
同左
よっております。市場販売目的のソフトウェアにつ
いては、見込販売数量に基づく償却額と、残存有効
期間(3年以内)に基づく均等配分額とを比較し、
いずれか大きい額を計上しております。
4
外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
4
外貨建金銭債権債務は、事業年度の末日の直物為替相
外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
同左
場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理し
ております。
5
引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
5
引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権に
ついては貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の
同左
債権については、個別に回収可能性を検討し、回収
不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員の賞与の支給に充てるため、支給見込額を計
(2)賞与引当金
同左
上しております。
-
84
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
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(自
至
(3)役員賞与引当金
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
(3)役員賞与引当金
役員に対する賞与の支出に備えるため、支給見込額
を計上しております。
役員に対する賞与の支出に備えるため、支給見込額
を計上することとしております。
(4)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末にお
(4)退職給付引当金
同左
ける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計
上しております。
数理計算上の差異につきましては、その発生時にお
ける従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(10年)による定額法により、翌事業年度から費用
処理しております。
(5)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づ
く期末要支給額を計上しております。
リース取引の処理方法
6
(5)役員退職慰労引当金
同左
6
リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常
同左
の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によってお
ります。
7
ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
7
ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
外貨建金銭債権債務のうち為替予約を付すものにつ
いては振当処理を行っております。
同左
また、外貨建予定取引の為替リスクのヘッジについ
ては繰延ヘッジ処理を行っております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
同左
先物為替予約
ヘッジ対象
外貨建金銭債権債務及び外貨建の予定取引
(3)ヘッジ方針
(3)ヘッジ方針
為替相場の変動によるリスクを軽減するために、先
物為替予約取引について、実需の範囲内で行うこと
同左
としております。
(4)ヘッジ有効性評価の方法
(4)ヘッジ有効性評価の方法
為替相場の変動によるキャッシュ・フローの変動を
完全に相殺するものと想定されるため、有効性評価
8
は省略しております。
その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
同左
8
消費税等の会計処理方法
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっ
消費税等の会計処理方法
同左
ております。
-
85
その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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会計処理の変更
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
(固定資産の減損に係る会計基準)
当事業年度より、「固定資産の減損に係る会計基準」
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
――――――
(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見
書」(企業会計審議会 平成14年8月9日))及び「固
定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基
準委員会 平成15年10月31日 企業会計基準適用指針第
6号)を適用しております。
これにより、従来の方法と比較して、税引前当期純利益
が70百万円減少しております。
なお、減損損失累計額は、改正後の財務諸表等規則に基
づき、当該資産の金額から直接控除しております。
(役員賞与に関する会計基準)
――――――
当事業年度より、「役員賞与に関する会計基準」(企業
会計基準委員会 平成17年11月29日 企業会計基準第4
号)に基づき、発生時に費用処理しております。
これにより、従来の方法と比較して、営業利益、経常利
益及び税引前当期純利益がそれぞれ55百万円減少してお
ります。
(貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準)
当事業年度より、「貸借対照表の純資産の部の表示に関
――――――
する会計基準」(企業会計基準委員会 平成17年12月9
日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の
部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基
準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第
8号)を適用しております。
なお、従来の「資本の部」に相当する金額は、80,235百
万円であります。
また、財務諸表等規則の改正により、当事業年度の貸借
対照表の純資産の部については、改正後の財務諸表等規
則により作成しております。
――――――
(固定資産の減価償却方法の変更)
当事業年度より、法人税法の改正に伴い、平成19年4月
1日以降取得した有形固定資産については、改正後の法
人税法に基づく償却方法に変更しております。
これにより、従来の方法と比較して、営業利益、経常利
益及び税引前当期純利益は、それぞれ125百万円減少し
ております。
-
86
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
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注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
(平成18年9月30日)
※1
※2
当事業年度
(平成19年9月30日)
関係会社に対する主な資産・負債
※1
関係会社に対する主な資産・負債
区分掲記されたもの以外で、各科目に含まれている
関係会社に対する主なものは次のとおりでありま
区分掲記されたもの以外で、各科目に含まれている
関係会社に対する主なものは次のとおりでありま
す。
売掛金
す。
売掛金
7,213百万円
7,161百万円
現金及び預金(定期預金)のうち担保に供している ※2
現金及び預金(定期預金)のうち担保に供している
もの
関係会社の借入金520百万円に対する担保520百万円
もの
関係会社の借入金520百万円に対する担保520百万円
※3 有形固定資産
※3 有形固定資産
(1)有形固定資産のうち担保に供している資産は次のと
(1)有形固定資産のうち担保に供している資産は次のと
おりであります。
工場財団
土地
建物
おりであります。
工場財団
4,266百万円
892 土地
土地
建物
8 計
土地
5,167 長期借入金
長期借入金
(176 )
268 長期借入金
(444)
なお、上記(
5,194 上記に係る債務は次のとおりであります。
一年以内返済予定
176百万円
(176)
444 長期借入金
8 計
上記に係る債務は次のとおりであります。
一年以内返済予定
176百万円
4,266百万円
919 )内数字は内数であり、工場財団設
なお、上記(
(268 )
)内数字は内数であり、工場財団設
定に係る債務であります。
(2)国庫等補助金により取得した資産につき取得価額か
定に係る債務であります。
(2)国庫等補助金により取得した資産につき取得価額か
ら控除されている圧縮記帳額は次のとおりでありま
す。
ら控除されている圧縮記帳額は次のとおりでありま
す。
※4
建物
機械及び装置
46百万円
286 建物
機械及び装置
46百万円
486 工具、器具及び備品
139 工具、器具及び備品
153 なお、当事業年度において補助金の受入れにより行
った圧縮記帳額は、機械及び装置82百万円及び工
なお、当事業年度において補助金の受入れにより行
った圧縮記帳額は、機械及び装置204百万円及び工
具、器具及び備品の5百万円であります。
具、器具及び備品の17百万円であります。車両運搬
具の圧縮記帳額は、百万円未満のため記載を省略し
投資不動産等の内訳は次のとおりであります。
※4
ております。
投資不動産等の内訳は次のとおりであります。
建物
構築物
143百万円
1 建物
構築物
132百万円
1 工具、器具及び備品
142 工具、器具及び備品
103 計
286 計
237 上記資産の主な賃貸先は、静岡県浜松市でありま
す。
上記資産の主な賃貸先は、静岡県浜松市でありま
す。
-
87
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
前事業年度
(平成18年9月30日)
5
当事業年度
(平成19年9月30日)
偶発債務
5
次の関係会社について、金融機関からの借入れに対
し債務保証を行っております。
北京浜松光子技術股份
有限公司
㈱光ケミカル研究所
浜松電子プレス㈱
計
※6
偶発債務
次の関係会社について、金融機関からの借入れに対
し債務保証を行っております。
1,440百万円
700 37 北京浜松光子技術股份
有限公司
750百万円
㈱光ケミカル研究所
浜松電子プレス㈱
500 20 計
2,177 期末日満期手形
※6
1,270 期末日満期手形
期末日満期手形の会計処理については、手形交換日
をもって決済処理しております。なお、当期末日が
期末日満期手形の会計処理については、手形交換日
をもって決済処理しております。なお、当期末日が
金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形
が事業年度末残高に含まれております。
金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形
が事業年度末残高に含まれております。
受取手形
446百万円
-
88
受取手形
-
410百万円
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(損益計算書関係)
(自
至
※1
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
関係会社との主な取引
※1
各科目に含まれている関係会社との主な取引の金額
関係会社との主な取引
各科目に含まれている関係会社との主な取引の金額
は次のとおりであります。
売上高
は次のとおりであります。
売上高
受取配当金
関係会社株式譲渡損
30,053百万円
863 240 受取配当金
35,567百万円
1,716 ※2
研究開発費は一般管理費として表示しており、その ※2
総額は9,202百万円であります。
研究開発費は一般管理費として表示しており、その
総額は9,710百万円であります。
※3
固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
※3
車両運搬具
0百万円
固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
機械及び装置
3百万円
※4
工具、器具及び備品
3 計
4 減損損失
※4
当社は、以下の資産グループについて減損損失を計
上しております。
用途
場所
種類
岐阜県
大野郡他
遊休
合計
土地
減損損失
(百万円)
70
70
(経緯)
遊休土地は、事業の用に供する具体的な計画が存
在しないため、帳簿価額を回収可能価額まで減額
し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上
しております。
(グルーピングの方法)
主に事業部単位にてグルーピングを行っておりま
す。将来の使用が見込まれていない遊休資産につ
いては、個別単位でグルーピングしております。
(回収可能価額の算定方法等)
回収可能価額は、正味売却価額により測定してお
り、主に固定資産税評価額を基礎として評価して
おります。
-
89
-
車両運搬具
工具、器具及び備品
0 1 土地
4 計
9 ――――――
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
(自
至
※5
2007/12/19 20:42:15
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
固定資産売却及び除却損の内訳は次のとおりであり ※5
固定資産売却及び除却損の内訳は次のとおりであり
ます。
(固定資産売却損)
ます。
(固定資産売却損)
機械及び装置
車両運搬具
0百万円
0 機械及び装置
車両運搬具
2百万円
0 工具、器具及び備品
0 計
1 工具、器具及び備品
投資不動産等
0 0 計
3 (固定資産除却損)
(固定資産除却損)
建物
構築物
10百万円
3 建物
構築物
61百万円
17 機械及び装置
車両運搬具
37 0 機械及び装置
車両運搬具
32 0 工具、器具及び備品
建設仮勘定
30 0 工具、器具及び備品
建設仮勘定
35 29 計
82 特許権
投資不動産等
29 12 計
※6
関係会社株式譲渡損
※6
220 ――――――
当社の保有する㈱磐田グランドホテル株式10,000株
を同社へ無償にて譲渡したものであります。
※7
※8
過年度法人税等
※7
当社と海外現地子会社との間の製品取引等に関する
過年度法人税等
税務調査に基づく過年度更正及び修正分でありま
移転価格の更正によるものであります。
――――――
す。
過年度還付法人税等
※8
移転価格課税に関する日英相互協議の合意に基づく
過年度更正分としての法人税等還付額でありま
す。 (株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成17年10月1日
自己株式に関する事項
株式の種類
普通株式(株)
至
平成18年9月30日)
前事業年度末
増加
3,222,909
減少
3,353
当事業年度末
―
3,226,262
(変動事由の概要)
増加数の内訳は、単元未満株式の買取りによる増加3,353株であります。
当事業年度(自 平成18年10月1日
自己株式に関する事項
株式の種類
普通株式(株)
至
平成19年9月30日)
前事業年度末
増加
3,226,262
減少
6,475
(変動事由の概要)
増加数の内訳は、単元未満株式の買取りによる増加6,475株であります。
-
90
-
当事業年度末
―
3,232,737
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(リース取引関係)
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以
外のファイナンス・リース取引
外のファイナンス・リース取引
1
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額 1
及び期末残高相当額
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額
及び期末残高相当額
(工具、器具及び備品)
取得価額相当額
(工具、器具及び備品)
取得価額相当額
減価償却累計額相当額
期末残高相当額
2
3
538 454 減価償却累計額相当額
期末残高相当額
979百万円
702 276 なお、取得価額相当額は、有形固定資産の期末残高等
に占める未経過リース料期末残高の割合が低いため、
なお、取得価額相当額は、有形固定資産の期末残高等
に占める未経過リース料期末残高の割合が低いため、
「支払利子込み法」により算定しております。
未経過リース料期末残高相当額
「支払利子込み法」により算定しております。
未経過リース料期末残高相当額
2
1年以内
1年超
196百万円
258 1年以内
1年超
152百万円
124 計
454 計
276 なお、未経過リース料期末残高相当額は、有形固定資
なお、未経過リース料期末残高相当額は、有形固定資
産の期末残高等に占める未経過リース料期末残高の割
合が低いため、「支払利子込み法」により算定してお
産の期末残高等に占める未経過リース料期末残高の割
合が低いため、「支払利子込み法」により算定してお
ります。
支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
減価償却費相当額
4
993百万円
3
201百万円
201 減価償却費相当額の算定方法
支払リース料
減価償却費相当額
4
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額
法によっております。
-
91
ります。
支払リース料及び減価償却費相当額
196百万円
196 減価償却費相当額の算定方法
同左
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(有価証券関係)
前事業年度(平成18年9月30日)及び当事業年度(平成19年9月30日)における子会社株式及び関連会社株式で
時価のあるものはありません。
(税効果会計関係)
前事業年度
(平成18年9月30日)
1
当事業年度
(平成19年9月30日)
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の 1
内訳
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の
内訳
繰延税金資産
退職給付引当金限度超過額
繰延税金資産
退職給付引当金限度超過額
賞与引当金限度超過額
減価償却費限度超過額
4,574百万円
1,887 918 賞与引当金限度超過額
減価償却費限度超過額
1,473 1,106 役員退職慰労引当金限度超過額
未払事業税否認額
550 357 役員退職慰労引当金限度超過額
その他有価証券評価差額
577 466 未払社会保険料否認額
その他有価証券評価差額
205 137 未払事業税否認額
関係会社株式評価差額
299 261 58 77 未払社会保険料否認額
その他
196 252 前払委託研究費
その他
繰延税金資産合計
8,767 繰延税金負債
その他有価証券評価差額
1,129百万円
特別償却準備金
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
171 1,300 7,466百万円
その他有価証券評価差額
特別償却準備金
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
2
4,811百万円
9,444 △1,354 8,090 172百万円
122 294 7,795百万円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率 2
との間に重要な差異がある時の、当該差異の原因とな
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との間に重要な差異がある時の、当該差異の原因とな
った主要な項目別の内訳
法定実効税率
39.74%
った主要な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
移転価格更正関連項目
5.12%
(調整)
スケジューリング不能差異
4.27%
交際費等永久に損金算入されない
項目
1.43%
交際費等永久に損金算入されない
項目
0.66% 税額控除
その他
税効果会計適用後の法人税等の
負担率
△9.50%
△0.11%
税額控除
過年度還付法人税等
その他
36.68%
税効果会計適用後の法人税等の
負担率
-
92
-
39.74%
△8.05%
△1.54%
0.27%
35.35%
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(1株当たり情報)
(自
至
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
(自
至
1,082円37銭 1株当たり純資産額
112円12銭 1株当たり当期純利益
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
(注)
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
1,293円54銭
143円35銭
94円94銭 潜在株式調整後1株当たり当期純利益
133円31銭
1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。
(自
至
1株当たり当期純利益
前事業年度
平成17年10月1日
平成18年9月30日)
(自
至
当事業年度
平成18年10月1日
平成19年9月30日)
7,686
10,812
普通株主に帰属しない金額(百万円)
―
―
普通株式に係る当期純利益(百万円)
7,686
10,812
普通株式の期中平均株式数(千株)
68,552
75,426
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
20
7
(20)
(7)
当期純利益(百万円)
当期純利益調整額(百万円)
(うち支払利息(税額相当額控除後)(百万円))
普通株式増加数(千株)
12,617
5,740
(うち新株予約権付社債(千株))
(5,794)
(1,213)
(うち転換社債(千株))
(6,823)
(4,527)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概
要
―
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-
93
-
―
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
④【附属明細表】
【有価証券明細表】
【株式】
銘柄
投資有価証 その他
券
貸借対照表計上額
(百万円)
株式数(株)
シグマ光機㈱
1,000,000
1,000
㈱りそなホールディングス
5,054.768
995
エンシュウ㈱
2,000,000
390
㈱ニコン
14,000
55
㈱島津製作所
30,000
35
700
35
640
32
浜松インターナショナル㈱
2,691
28
㈱みずほフィナンシャルグループ
39.97
26
55,000
25
506
25
56,189
86
3,164,820.738
2,734
浜松ケーブルテレビ㈱
有価証券 ㈱国際電気通信基礎技術研究所
㈱ソキア
中部国際空港㈱
その他
20銘柄
合計
【その他】
種類及び銘柄
投資有価証 その他
券
貸借対照表計上額
(百万円)
出資口数(口)
理化学研究所
有価証券 日本原子力研究所
合計
-
94
-
5
0
1
0
6
0
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
【有形固定資産等明細表】
当期末減価償
却累計額又は
償却累計額
(百万円)
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(百万円)
当期末残高
(百万円)
36,383
2,858
219
39,022
19,621
1,973
19,401
1,656
147
27
1,775
1,018
106
757
41,913
5,376
839
46,450
34,861
3,525
11,588
151
7
11
147
119
11
27
工具、器具及び備品
19,188
2,002
581
20,609
17,061
1,496
3,547
土地
11,896
20
7
11,908
―
―
11,908
3,692
6,091
7,527
2,255
―
―
2,255
114,881
16,503
9,214
122,169
72,683
7,113
49,486
無形固定資産
特許権等
―
―
―
236
119
29
117
ソフトウェア
―
―
―
357
183
162
173
その他
―
―
―
12
2
0
9
―
―
―
607
305
191
301
長期前払費用
21
70
―
92
26
10
66
投資不動産等
1,326
2
212
1,115
878
36
237
資産の種類
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
車両運搬具
建設仮勘定
有形固定資産計
無形固定資産計
(注)1
当期増加額の主な内容は次のとおりであります。
建物
常光製作所3、4棟(画像処理・計測装置)
豊岡製作所9棟改修・増築(イメージ機器及び光源) 336 2,273 光電子増倍管製造用設備
光半導体素子研究開発用設備 740 700 イメージ機器及び光源製造用設備 研究開発用設備 577 289 工具、器具及び備品 光半導体素子製造用設備 画像処理・計測装置営業用設備 研究開発用設備 2,129 百万円
機械及び装置
光半導体素子製造用設備
差引当期末残
高(百万円)
当期償却額
(百万円)
464 255 248 建設仮勘定 都田製作所(レーザーグループ)1棟改修工事 409 2
無形固定資産につきましては、資産総額の100分の1以下のため、前期末残高、当期増加額及び当期減少額
の記載を省略しております。
3
長期前払費用は、投資その他の資産のその他に含まれております。
-
95
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
【引当金明細表】
区分
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(目的使用)
(百万円)
当期減少額
(その他)
(百万円)
当期末残高
(百万円)
貸倒引当金
71
141
9
61
141
賞与引当金
4,749
3,707
4,749
―
3,707
55
―
55
―
―
1,385
66
―
―
1,452
役員賞与引当金
役員退職慰労引当金
(注)
貸倒引当金の当期減少額のその他は、一般債権の貸倒実績率による洗替額であります。
-
96
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
(2)【主な資産及び負債の内容】
① 流動資産
a
現金及び預金
区分
金額(百万円)
現金
6
預金
当座預金
10,460
普通預金
120
定期預金
25,991
b
小計
36,573
合計
36,580
受取手形
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
㈱モリタ製作所
340
島津メクテム㈱
266
㈱東京精密
138
コニカミノルタテクノプロダクト㈱
126
大日本スクリーン製造㈱
102
その他
2,572
合計
3,548
(b)期日別内訳
科目
受取手形
(百万円)
平成19年
9月
410
10月
820
11月
平成20年
1月
12月
788
752
-
97
-
635
2月
127
3月
合計
13
3,548
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
c
売掛金
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
ハママツ・コーポレーション
2,910
ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エー
1,209
ル・エル
東芝メディカルシステムズ㈱
1,073
ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エ
742
ム・ベー・ハー
ハママツ・ホトニクス・ユー・ケイ・リミテッド
679
その他
12,875
合計
19,490
(b)売掛金の発生及び回収ならびに滞留状況
前期繰越高
(百万円)
当期発生高
(百万円)
(A)
(B)
18,462
(注)
当期回収高
(百万円)
次期繰越高
(百万円)
回収率(%)
滞留期間(日)
(D)
(C)
───── × 100
(A) + (B)
(A) + (D)
─────
2
──────
(B)
─────
365
(C)
83,240
82,212
19,490
80.8
83.2
当期発生高には消費税等が含まれております。
d
たな卸資産
イメージ機器及
び光源
(百万円)
光電子増倍管
(百万円)
科目
光半導体素子
(百万円)
画像処理・計測
装置(百万円)
その他
(百万円)
合計
(百万円)
商品
5
9
―
―
―
15
製品
131
411
456
339
4
1,343
原材料
1,064
686
1,424
102
111
3,390
仕掛品
2,614
1,061
3,879
1,059
655
9,270
貯蔵品
92
57
300
155
607
合計
3,908
2,225
6,062
927
14,627
e
1
1,503
未収入金
区分
金額(百万円)
第3回無担保転換社債償還充当金
9,334
消費税還付額
547
その他
1,173
合計
11,054
-
98
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
②
流動負債
a 支払手形
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
㈱岩田商会
432
パスコン㈱
149
㈱小沢精密工業
119
イーアンドイージャパン㈱
105
㈱コスモ
91
その他
3,852
合計
4,751
(b)期日別内訳
科目
平成19年10月
支払手形
1,165
(百万円)
b
11月
12月
1,137
平成20年1月
1,114
2月
1,044
合計
288
4,751
買掛金
相手先
金額(百万円)
京セラ㈱
897
㈱リコー
610
住友商事ケミカル㈱
183
東海溶材㈱
163
ショット日本㈱
122
その他
4,968
合計
③
6,946
固定負債
a
退職給付引当金
区分
金額(百万円)
退職給付引当金
12,065
(3)【その他】
該当事項はありません。
-
99
-
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
第6【提出会社の株式事務の概要】
事業年度
10月1日から9月30日まで
定時株主総会
12月中
基準日
9月30日
株券の種類
100株券
剰余金の配当の基準日
9月30日、3月31日
1単元の株式数
100株
株式の名義書換え
1,000株券
10,000株券
取扱場所
名古屋市中区栄三丁目15番33号
中央三井信託銀行株式会社 名古屋支店
株主名簿管理人
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
取次所
中央三井信託銀行株式会社 本店及び全国各支店
日本証券代行株式会社 本店及び全国各支店
名義書換手数料
無料
新券交付手数料
単元未満株式の買取り
不所持株券の発行または返還、株券の汚損または毀損により株券を交付する場
合、1枚につき印紙税相当額
名古屋市中区栄三丁目15番33号
取扱場所
株主名簿管理人
取次所
中央三井信託銀行株式会社 名古屋支店
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
中央三井信託銀行株式会社
日本証券代行株式会社
買取手数料
本店及び全国各支店
本店及び全国各支店
株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
電子公告により行い、当社ホームページに掲載いたします。
公告掲載方法
(http://www.hamamatsu.com/ja/ir/index.html)
ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告によることができない場
合は、日本経済新聞に掲載してこれを行います。
毎年9月30日現在又は3月31日現在の株主名簿及び実質株主名簿に記載された1
単元(100株)以上保有の株主を対象に次のとおり実施いたします。
(1)1単元(100株)以上の株主
株主に対する特典
①
財団法人浜松光医学財団が運営する浜松PET検診センターが行うPET
がん検診の優先予約を受ける優待
②
㈱磐田グランドホテルの「天神の湯」の1,000円割引券1枚(2名まで有
効)の贈呈
(2)10単元(1,000株)以上の株主
上記に加え、同浜松PET検診センターが行うPETがん検診(PET総合
コース:検診料135,000円)の1万円の割引
(注)1
2
株券喪失登録の申請については、別途手数料を申し受けます。
当社は、定款で単元未満株式の権利を以下のように制限しております。
当会社の単元未満株式を有する株主(実質株主を含む。以下同じ。)は、その有する単元未満株式につい
て、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。
①会社法第189条第2項各号に掲げる権利
②会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
③株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
- 100 -
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は、親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書及びその添付書類
事業年度 第59期(自 平成17年10月1日
至
平成18年9月30日)平成18年12月21日関東財務局長に提出
(2)半期報告書
事業年度
第60期中(自
平成18年10月1日
至
平成19年3月31日)平成19年6月14日関東財務局長に提出
- 101 -
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
- 102 -
2007/12/19 20:42:15
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
独立監査人の監査報告書 平成18年12月21日
浜松ホトニクス株式会社
取締役会
御中 新日本監査法人
指定社員
公認会計士
業務執行社員
伊
藤
惠
一
㊞
指定社員
公認会計士
業務執行社員
田
宮
紳
司
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている浜松ホ
トニクス株式会社の平成17年10月1日から平成18年9月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借
対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表について監
査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表に対する
意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当
監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を
基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全
体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理
的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、浜
松ホトニクス株式会社及び連結子会社の平成18年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の
経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
独立監査人の監査報告書 平成19年12月20日
浜松ホトニクス株式会社
取締役会
御中 新日本監査法人
指定社員
公認会計士
業務執行社員
伊
藤
惠
一
㊞
指定社員
公認会計士
業務執行社員
滝
口
隆
弘
㊞
指定社員
公認会計士
業務執行社員
金
子
秀
嗣
㊞
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる浜松ホトニクス株式会社の平成18年10月1日から平成19年9月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわ
ち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細
表について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務
諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当
監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を
基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全
体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理
的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、浜
松ホトニクス株式会社及び連結子会社の平成19年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の
経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
独立監査人の監査報告書 平成18年12月21日
浜松ホトニクス株式会社
取締役会
御中 新日本監査法人
指定社員
公認会計士
業務執行社員
伊
藤
惠
一
㊞
指定社員
公認会計士
業務執行社員
田
宮
紳
司
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている浜松ホ
トニクス株式会社の平成17年10月1日から平成18年9月30日までの第59期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照
表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営者にあ
り、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当
監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎
として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎
を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、浜松ホ
トニクス株式会社の平成18年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な
点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15
独立監査人の監査報告書 平成19年12月20日
浜松ホトニクス株式会社
取締役会
御中 新日本監査法人
指定社員
公認会計士
業務執行社員
伊
藤
惠
一
㊞
指定社員
公認会計士
業務執行社員
滝
口
隆
弘
㊞
指定社員
公認会計士
業務執行社員
金
子
秀
嗣
㊞
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる浜松ホトニクス株式会社の平成18年10月1日から平成19年9月30日までの第60期事業年度の財務諸表、すなわち、
貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経
営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当
監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎
として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎
を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、浜松ホ
トニクス株式会社の平成19年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な
点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
浜松ホトニクス株式会社/有価証券報告書/2007-09-30
2007/12/19 20:42:15