本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–13743–5 16 ビット・マイクロコントローラ CMOS ® MB90880 シリーズ MB90882(S)/F882A(S)/F883B(S)/F883BH(S)/F883C(S)/ MB90F884B(S)/F884BH(S)/F884C(S)/V880A-101/102 ■ 概要 MB90880シリーズは, 民生機器などの高速リアルタイム処理が要求されるプロセス制御用向けに設計された汎用の富士 通 16 ビットマイクロコントローラです。 F2MC-16LX CPU コアの命令体系は , F2MC* ファミリの AT アーキテクチャを継承し , 高級言語対応命令の追加やアド レッシングモードの拡張 , 乗除算命令の強化 , ビット処理の充実化を図っています。さらに , 32 ビットアキュムレータの搭 載により , ロングワードの処理も可能です。 MB90880 シリーズの周辺リソースとしては , 16 ビット PPG, マルチファンクションシリアルインタフェース (SIO/UART/ I2C ソフト切換え可能 ), 10 ビット A/D コンバータ , 16 ビット入出力タイマ , 8/16 ビットアップダウンカウンタ , ベースタ イマ (16 ビットリロードタイマ /PWC タイマ /PPG タイマ /PWM タイマソフト切換え可能 ), DTP/ 外部割込み , チップセレ クトを内蔵しています。 *:F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の登録商標です。 ■ 特長 ・クロック 最小命令実行時間:30.3 ns/4.125 MHz 原発振 8 逓倍 ( 内部動作 33 MHz 時 ) PLL クロック逓倍方式 ・最大メモリ空間 16 M バイト ・コントロール用途に最適化された命令体系 取扱い可能なデータタイプ:ビット / バイト / ワード / ロングワード 標準アドレッシングモード:23 種類 32 ビットアキュムレータの採用による高精度演算の強化 符号付き乗除算・拡張 RETI 命令 (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。 「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる チェック項目をリストにしたものです。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2006-2010 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2010.2 MB90880 シリーズ (続き) ・高級言語 (C 言語 ) マルチタスクに対応をとった命令体系 システムスタックポイントの採用 命令セットの対称性とバレルシフト命令 ・実行速度の向上 4 バイトのキュー ・強力な割込み機能 プライオリティがプログラマブルに 8 レベル設定可能:外部割込み:24 本 ・データ転送機能 (μDMAC) 最大 16 チャネル ・内蔵 ROM フラッシュメモリ品:256K バイト , 384 K バイト , 512 K バイト マスク ROM 品 256 K バイトのみ ・内蔵 RAM フラッシュメモリ品:16K バイト , 24 K バイト , 30 K バイト マスク ROM 品 :16 K バイトのみ ・汎用ポート クロック 2 系統品:最大 81 本 , クロック 1 系統品:最大 83 本 ・A/D コンバータ RC 逐次比較型:20 チャネル ( 分解能 8/10 ビット ) ・マルチファンクションシリアル 7 チャネル (SIO/UART/I2C ソフトウェア切換え可能 ) ・16 ビット PPG 8 チャネル ・8/16 ビット アップダウンカウンタ / タイマ ・イベント入力端子:6 本 ・8 ビットアップダウンカウンタ:2 本 ・8 ビットリロード / コンペアレジスタ:2 本 ・ベースタイマ 4 チャネル (16 ビットリロードタイマ /PWC タイマ /PPG タイマ /PWM タイマソフトウェア切換え可能 ) ・16 ビット入出力タイマ インプットキャプチャ× 2 チャネル , アウトプットコンペア× 6 チャネル , フリーランタイマ× 1 チャネル ・2 系統クロックジェネレータ内蔵 ・低消費電力モード ストップモード / スリープモード /CPU 間欠動作モード / 時計タイマ / タイムベースタイマモード ・パッケージ QFP-100/LQFP-100 ・プロセス CMOS テクノロジ ・電源電圧 3 V 単一電源 2 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ 品種構成 品名 MB90882(S) MB90F882A(S) MB90F883B(S)/ MB90F883BH(S) /MB90F883C(S) MB90F884B(S)/ MB90F884BH(S)/ MB90F884C(S) MB90V880A-101/ MB90V880A-102 項目 分類 マスク ROM 品 フラッシュメモリ品 評価用品 ROM 容量 256 K バイト 256 K バイト 384 K バイト 512 K バイト ⎯ RAM 容量 16 K バイト 16 K バイト 24 K バイト 30 K バイト 30 K バイト CPU 機能 基本命令数 :351 命令 命令ビット長 :8 ビット , 16 ビット 命令長 :1 バイト∼ 7 バイト データビット長 :1 ビット , 8 ビット , 16 ビット 最小命令実行時間 :30.3 ns ( マシンクロック 33 MHz 時 ) MB90F883B(S), MB90F884B(S) では , 最大動作周波数は 25 MHz となります。 ポート 汎用入出力ポート:クロック 2 系統品 最大 81 本 , クロック 1 系統品 最大 83 本 クロック 2 系統品では , X0A, X1A ピンは使用できません。 汎用入出力ポート (CMOS 出力 ) マルチファンクション シリアル インターフェース 7 チャネル (SIO/UART/ I2C ソフトウェア切換え可能 ) 16 ビット PPG タイマ 8 チャネル 8/16 ビット アップダウン カウンタ / タイマ イベント入力端子 6 本 8 ビットアップダウンカウンタ 2 本 8 ビットリロード / コンペアレジスタ 2 本 16 ビット 入出力 タイマ 16 ビット フリーラン タイマ チャネル数 1 オーバフロー割込み アウトプット コンペア (OCU) チャネル数 6 端子入力要因 コンペアレジスタの一致信号による インプット チャネル数 2 キャプチャ (ICU) 端子入力 ( 立上り , 立下り , 両エッジ ) によるレジスタの書換え DTP/ 外部割込み回路 外部割込み端子 24 チャネル ( エッジ対応 / レベル対応あり ) ベースタイマ 4 チャネル (16 ビットリロードタイマ /PWC タイマ /PPG タイマ /PWM タイマをソフトウェア切換え可 能) タイムベースタイマ 18 ビットカウンタ 割込み周期:1.0 ms, 4.1 ms, 16.4 ms, 131.1 ms ( 原発振 4 MHz 時 ) A/D コンバータ 変換精度:8/10 ビット切換え可能 単発変換モード ( 選択したチャネルを 1 回のみ変換 ) スキャン変換モード ( 連続した複数のチャネルを変換 ) 連続変換モード ( 選択したチャネルを繰り返し変換 ) 停止変換モード ( 選択したチャネルの変換 , 一時停止を繰り返す ) ウォッチドッグ タイマ リセット発生周期:3.58 ms, 14.33 ms, 57.23ms, 458.75 ms ( 原発振 4 MHz, 最小値 ) 低消費電力 ( スタンバイ ) モード スリープ / ストップ /CPU 間欠動作 / 時計タイマ / タイムベースタイマ フラッシュメモリ プロセス エミュレータ専用電源 * ⎯ フラッシュセキュリティ / 誤書込み防止機能 (MB90F883B (S) , MB90F884B (S) , MB90F883BH (S) , MB90F884BH (S) は未搭載 ) ⎯ CMOS テクノロジ ⎯ あり *:エミュレータをご使用いただく際のジャンパスイッチ (TOOL VCC) の設定です。 詳細につきましては MB2147-01 または MB2147-20 のハードウェアマニュアル (3.3 エミュレータ専用電源切換え ) を 参照してください。 DS07–13743–5 3 MB90880 シリーズ ■ 端子配列図 P22/A18/PPG2 P21/A17/PPG1 P20/A16/PPG0 P17/AD15/D15/IN1 P16/AD14/D14/IN0 P15/AD13/D13/OUT5 X0 X1 VSS VCC P14/AD12/D12/OUT4 P13/AD11/D11/OUT3 P12/AD10/D10/OUT2 P11/AD09/D09/OUT1 P10/AD08/D08/OUT0 P07/AD07/D07/IRQ7 P06/AD06/D06/IRQ6 P05/AD05/D05/IRQ5 P04/AD04/D04/IRQ4 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 100 P23/A19/PPG3 (TOP VIEW) P24/A20/TIO0 1 80 P03/AD03/D03/IRQ3 P25/A21/TIO1 2 79 P02/AD02/D02/IRQ2 P26/A22/TIO2 3 78 P01/AD01/D01/IRQ1 P27/A23/TIO3 4 77 P00/AD00/D00/IRQ0 P30/A00/ZIN0/UI1 5 76 P57/CLK/PPG7 P31/A01/AIN0/UO1/(SDA1) 6 75 P56/RDY/PPG6 P32/A02/BIN0/UCK1/(SCL1) 7 74 P55/HAK/PPG5 P33/A03/UI2 8 73 P54/HRQ/PPG4 P34/A04/UO2/(SDA2) 9 72 P53/WRH/IRQ23 P35/A05/ZIN1/UCK2/(SCL2) 10 71 P52/WRL P36/A06/AIN1/IRQ8 11 70 P51/RD P37/A07/BIN1/IRQ9 12 69 P50/ALE P40/A08/X0A* 13 68 PA3/(PPG7)/IRQ22 P41/A09/X1A* 14 67 PA2/(PPG6)/IRQ21 VCC 15 66 DVSS VSS 16 65 DVCC C 17 64 PA1/(PPG5)/IRQ20 P42/A10/UI3 18 63 PA0/(PPG4)/IRQ19 P43/A11/UO3/(SDA3) 19 62 P87/IRQ18/ADTG P44/A12/UCK3/(SCL3) 20 61 P86/UCK0/(SCL0) P45/A13/UI4 21 60 P85/UO0/(SDA0) P46/A14/UO4/(SDA4) 22 59 P84/UI0 P47/A15/UCK4/(SCL4) 23 58 P83/IRQ17 P90/CS0/AN8 24 57 P82/IRQ16/UCK6/(SCL6) P91/CS1/AN9 25 56 P81/UO6/(SDA6) P92/CS2/AN10 26 55 P80/IRQ15/UI6 P93/CS3/AN11 27 54 RST P94/AN12 28 53 MD0 P95/(UI3)/AN13 29 52 MD1 P96/AN14/(UO3)/(SDA3) 30 51 MD2 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 AVSS P60/AN0 P61/AN1 P62/AN2 P63/AN3 P64/AN4 P65/AN5 P66/AN6 P67/AN7 VSS P71/(UI4)/IRQ10/AN17 P72/IRQ11/AN18/(UO4)/(SDA4) P73/IRQ12/AN19/(UCK4)/(SCL4) P74/IRQ13/UI5 P75/UO5/(SDA5) P76/IRQ14/UCK5/(SCL5) AVCC AVRH 32 P70/AN16 31 P97/AN15/(UCK3)/(SCL3) QFP-100 (FPT-100P-M06) *: 2 系統品はサブクロック用発振端子になります。 1 系統品は P40/A08, P41/A09 となります。 4 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ P25/A21/TIO1 P24/A20/TIO0 P23/A19/PPG3 P22/A18/PPG2 P21/A17/PPG1 P20/A16/PPG0 P17/AD15/D15/IN1 P16/AD14/D14/IN0 P15/AD13/D13/OUT5 X0 X1 VSS VCC P14/AD12/D12/OUT4 P13/AD11/D11/OUT3 P12/AD10/D10/OUT2 P11/AD09/D09/OUT1 P10/AD08/D08/OUT0 P07/AD07/D07/IRQ7 P06/AD06/D06/IRQ6 P05/AD05/D05/IRQ5 P04/AD04/D04/IRQ4 P03/AD03/D03/IRQ3 P02/AD02/D02/IRQ2 P01/AD01/D01/IRQ1 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 (TOP VIEW) P26/A22/TIO2 1 75 P00/AD00/D00/IRQ0 P27/A23/TIO3 2 74 P57/CLK/PPG7 P30/A00/ZIN0/UI1 3 73 P56/RDY/PPG6 P31/A01/AIN0/UO1/(SDA1) 4 72 P55/HAK/PPG5 P32/A02/BIN0/UCK1/(SCL1) 5 71 P54/HRQ/PPG4 P33/A03/UI2 6 70 P53/WRH/IRQ23 P34/A04/UO2/(SDA2) 7 69 P52/WRL P35/A05/ZIN1/UCK2/(SCL2) 8 68 P51/RD P36/A06/AIN1/IRQ8 9 67 P50/ALE P37/A07/BIN1/IRQ9 10 66 PA3/(PPG7)/IRQ22 P40/A08/X0A* 11 65 PA2/(PPG6)/IRQ21 P41/A09/X1A* 12 64 DVSS VCC 13 63 DVCC VSS 14 62 PA1/(PPG5)/IRQ20 C 15 61 PA0/(PPG4)/IRQ19 P42/A10/UI3 16 60 P87/IRQ18/ADTG P43/A11/UO3/(SDA3) 17 59 P86/UCK0/(SCL0) P44/A12/UCK3/(SCL3) 18 58 P85/UO0/(SDA0) P45/A13/UI4 19 57 P84/UI0 P46/A14/UO4/(SDA4) 20 56 P83/IRQ17 P47/A15/UCK4/(SCL4) 21 55 P82/IRQ16/UCK6/(SCL6) P90/CS0/AN8 22 54 P81/UO6/(SDA6) P91/CS1/AN9 23 53 P80/IRQ15/UI6 P92/CS2/AN10 24 52 RST P93/CS3/AN11 25 51 MD0 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 P65/AN5 P66/AN6 P67/AN7 VSS P71/(UI4)/IRQ10/AN17 P72/IRQ11/AN18/(UO4)/(SDA4) P73/IRQ12/AN19/(UCK4)/(SCL4) P74/IRQ13/UI5 P75/UO5/(SDA5) P76/IRQ14/UCK5/(SCL5) MD2 MD1 34 P60/AN0 38 33 AVSS P64/AN4 32 P70/AN16 37 31 AVRH P63/AN3 30 AVCC 36 29 P97/AN15/(UCK3)/(SCL3) P62/AN2 28 P96/AN14/(UO3)/(SDA3) 35 27 P61/AN1 26 P94/AN12 P95/(UI3)/AN13 LQFP-100 (FPT-100P-M20) *: 2 系統品はサブクロック用発振端子になります。 1 系統品は P40/A08, P41/A09 となります。 DS07–13743–5 5 MB90880 シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 LQFP *1 QFP *2 端子名 入出力 回路 形式 *3 P26 1 3 A22 汎用入出力ポート D TIO2 4 A23 汎用入出力ポート D TIO3 3 4 5 6 ZIN0 汎用入出力ポート E 7 UI1 マルチファンクションシリアル入力端子 P31 汎用入出力ポート A01 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 AIN0 E P32 汎用入出力ポート A02 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 BIN0 E A03 汎用入出力ポート E マルチファンクションシリアル入力端子 P34 汎用入出力ポート 9 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 E UO2/ (SDA2) 8 10 汎用入出力ポート A05 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 ZIN1 E A06 AIN1 IRQ8 8/16 ビットアップダウンカウンタ / タイマ入力端子 (ch.1) マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK2, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SCL2 として機能します。 P36 11 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO2, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SDA2 として機能します。 P35 UCK2/ (SCL2) 9 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 UI2 A04 7 8/16 ビットアップダウンカウンタ / タイマ入力端子 (ch.0) マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK1, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SCL1 として機能します。 P33 8 8/16 ビットアップダウンカウンタ / タイマ入力端子 (ch.0) マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO1, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SDA1 として機能します。 UCK1/ (SCL1) 6 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 8/16 ビットアップダウンカウンタ / タイマ入力端子 (ch.0) UO1/ (SDA1) 5 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A23) として機能 ベースタイマ入出力端子 (ch.3) P30 A00 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A22) として機能 ベースタイマ入出力端子 (ch.2) P27 2 機能 汎用入出力ポート D ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 8/16 ビットアップダウンカウンタ / タイマ入力端子 (ch.1) 外部割込み入力端子 (続く) 6 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 端子番号 LQFP *1 QFP *2 端子名 入出力 回路 形式 *3 P37 10 12 A07 BIN1 汎用入出力ポート D 外部割込み入力端子 P40 12 13 14 A08 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 8/16 ビットアップダウンカウンタ / タイマ入力端子 (ch.1) IRQ9 11 機能 汎用入出力ポート (1 系統品のみ使用可能 ) A/D ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 (1 系統品のみ使用可能 ) X0A 32 kHz 発振子接続端子 (2 系統品のみ使用可能 ) P41 汎用入出力ポート (1 系統品のみ使用可能 ) A09 A/D X1A ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 (1 系統品のみ使用可能 ) 32 kHz 発振子接続端子 (2 系統品のみ使用可能 ) 13 15 VCC - 電源端子 14 16 VSS - 電源端子 (GND) 15 17 C - レギュレータ安定化容量接続端子 0.47 μF のセラミックコンデンサを接続してください。 P42 16 18 A10 汎用入出力ポート E UI3 マルチファンクションシリアル入力端子 P43 汎用入出力ポート A11 17 19 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 E UO3/ (SDA3) P44 20 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 E UCK3/ (SCL3) P45 19 21 A13 マルチファンクションシリアル入力端子 P46 汎用入出力ポート 22 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 E P47 23 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 E UCK4/ (SCL4) P90 24 CS0 AN8 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO4, I2C ( 動作 モード 4) として使用時は SDA4 として機能します。 汎用入出力ポート A15 22 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 UI4 UO4/ (SDA4) 21 マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK3, I2C ( 動 作モード 4) として使用時は SCL3 として機能します。 汎用入出力ポート E A14 20 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO3, I2C ( 動作 モード 4) として使用時は SDA3 として機能します。 汎用入出力ポート A12 18 ノンマルチプレックスモード時 , 外部アドレス端子として機能 マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK4, I2C ( 動 作モード 4) として使用時は SCL4 として機能します。 汎用入出力ポート H チップセレクト 0 出力端子 アナログ入力端子 (続く) DS07–13743–5 7 MB90880 シリーズ 端子番号 LQFP *1 QFP *2 端子名 入出力 回路 形式 *3 P91 23 25 CS1 汎用入出力ポート H AN9 26 CS2 汎用入出力ポート H AN10 27 CS3 汎用入出力ポート H AN11 26 28 P94 AN12 27 29 H 汎用入出力ポート K アナログ入力端子 マルチファンクションシリアル入力端子 (P9FSR レジスタの P95FS ビットが “1” の場合 ) P96 汎用入出力ポート AN14 アナログ入力端子 30 K (UO3)/ (SDA3) 29 汎用入出力ポート アナログ入力端子 (UI3) 28 チップセレクト 3 出力端子 アナログ入力端子 P95 AN13 チップセレクト 2 出力端子 アナログ入力端子 P93 25 チップセレクト 1 出力端子 アナログ入力端子 P92 24 機能 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO3, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SDA3 として機能します。 (P9FSR レジスタの P96FS ビットが “1” の場合 ) P97 汎用入出力ポート AN15 アナログ入力端子 31 K マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK3, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SCL3 として機能します。 (P9FSR レジスタの P97FS ビットが “1” の場合 ) (UCK3)/ (SCL3) 30 32 AVCC - A/D コンバータ電源端子 31 33 AVRH - A/D コンバータ用基準電圧入力端子 この電源の投入 / 切断は必ず AVCC に AVRH 以上の電位が印加してある状 態で行ってください。 32 34 33 35 34 36 35 36 37 38 37 38 39 40 P70 AN16 AVSS P60 AN0 P61 AN1 P62 AN2 P63 AN3 P64 AN4 H 汎用入出力ポート アナログ入力端子 H A/D コンバータ用アナログ GND 端子 汎用入出力ポート アナログ入力端子 H 汎用入出力ポート アナログ入力端子 H 汎用入出力ポート アナログ入力端子 H 汎用入出力ポート アナログ入力端子 H 汎用入出力ポート アナログ入力端子 (続く) 8 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 端子番号 LQFP *1 QFP *2 39 41 40 41 42 42 43 44 端子名 P65 AN5 P66 AN6 P67 AN7 VSS 入出力 回路 形式 *3 H H AN17 H - 外部割込み入力端子 K 汎用入出力ポート 外部割込み入力端子 AN18 K (UO4)/ (SDA4) P73 K (UCK4)/ (SCL4) P74 47 48 49 IRQ13 アナログ入力端子 マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK4, I2C ( 動作 モード 4) として使用時は SCL4 として機能します。 (P7FSR レジスタの P73FS ビットが “1” の場合 ) 汎用入出力ポート G 外部割込み入力端子 UI5 マルチファンクションシリアル入力端子 P75 汎用入出力ポート UO5/ (SDA5) G P76 50 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO5, I2C ( 動作 モード 4) として使用時は SDA5 として機能します。 汎用入出力ポート IRQ14 48 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO4, I2C ( 動作 モード 4) として使用時は SDA4 として機能します。 (P7FSR レジスタの P72FS ビットが “1” の場合 ) 外部割込み入力端子 AN19 46 アナログ入力端子 汎用入出力ポート IRQ12 47 アナログ入力端子 マルチファンクションシリアル入力端子 (P7FSR レジスタの P71FS ビットが “1” の場合 ) IRQ11 45 電源端子 (GND) 汎用入出力ポート P72 46 汎用入出力ポート アナログ入力端子 (UI4) 44 汎用入出力ポート アナログ入力端子 IRQ10 45 汎用入出力ポート アナログ入力端子 P71 43 機能 外部割込み入力端子 G UCK5/ (SCL5) マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK5, I2C ( 動作 モード 4) として使用時は SCL5 として機能します。 49 51 MD2 M 動作モード指定用入力端子 50 52 MD1 L 動作モード指定用入力端子 51 53 MD0 L 動作モード指定用入力端子 52 54 RST B リセット入力端子 (続く) DS07–13743–5 9 MB90880 シリーズ 端子番号 LQFP *1 QFP *2 端子名 入出力 回路 形式 *3 P80 53 54 55 56 IRQ15 汎用入出力ポート G マルチファンクションシリアル入力端子 P81 汎用入出力ポート UO6/ (SDA6) G P82 57 57 58 外部割込み入力端子 G 59 P83 IRQ17 P84 UI0 I 60 UO0/ (SDA0) G 61 UCK0/ (SCL0) 60 62 IRQ18 G G 汎用入出力ポート J IRQ20 外部割込み入力端子 PPG タイマ出力端子 (PAFSR レジスタの PA0FS ビットが “1” の場合 ) PA1 64 外部割込み入力端子 A/D コンバータ使用時 , 外部トリガ入力端子 (PPG4) 62 マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK0, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SCL0 として機能します。 汎用入出力ポート I PA0 IRQ19 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO0, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SDA0 として機能します。 汎用入出力ポート ADTG 63 汎用入出力ポート 汎用入出力ポート P87 61 汎用入出力ポート マルチファンクションシリアル入力端子 P86 59 マルチファンクションシリアルクロック入出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UCK6, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SCL6 として機能します。 外部割込み入力端子 P85 58 マルチファンクションシリアル出力端子 UART/CSIO/LIN-UART( 動作モード 0 ∼ 3) として使用時は UO6, I2C ( 動作モード 4) として使用時は SDA6 として機能します。 汎用入出力ポート UCK6/ (SCL6) 56 外部割込み入力端子 UI6 IRQ16 55 機能 汎用入出力ポート J (PPG5) 外部割込み入力端子 PPG タイマ出力端子 (PAFSR レジスタの PA1FS ビットが “1” の場合 ) 63 65 DVCC - PA ポート用電源端子 64 66 DVSS - PA ポート用電源端子 (GND) PA2 65 67 IRQ21 汎用入出力ポート J (PPG6) PPG タイマ出力端子 (PAFSR レジスタの PA2FS ビットが “1” の場合 ) PA3 66 68 IRQ22 汎用入出力ポート J (PPG7) 67 69 P50 ALE 外部割込み入力端子 外部割込み入力端子 PPG タイマ出力端子 (PAFSR レジスタの PA3FS ビットが “1” の場合 ) F 汎用入出力ポート 外バスモード時 , アドレス取込み許可信号 (ALE) 端子として機能 (続く) 10 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 端子番号 LQFP *1 QFP *2 68 70 端子名 P51 RD 入出力 回路 形式 *3 F 71 WRL 汎用入出力ポート F P53 70 72 WRH F HRQ 汎用入出力ポート F PPG4 74 HAK 汎用入出力ポート F PPG5 75 RDY 汎用入出力ポート F PPG6 76 CLK 汎用入出力ポート F PPG7 75 77 汎用入出力ポート C 外部割込み入力端子 P01 76 78 汎用入出力ポート C 外部割込み入力端子 P02 77 79 IRQ2 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD01) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D01) とし て機能 IRQ1 AD02/ D02 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD00) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D00) とし て機能 IRQ0 AD01/ D01 外バスモード時 , マシンサイクルクロック出力 (CLK) 端子として機能。 EPCR レジスタの CKE ビットが "0" の場合 , 汎用入出力ポートとして機能 PPG タイマ出力端子 P00 AD00/ D00 外バスモード時 , 外部レディ入力 (RDY) 端子として機能。EPCR レジスタ の RYE ビットが "0" の場合 , 汎用入出力ポートとして機能 PPG タイマ出力端子 P57 74 外バスモード時 , ホールドアクノリッジ出力 (HAK) 端子として機能。 EPCR レジスタの HDE ビットが "0" の場合 , 汎用入出力ポートとして機能 PPG タイマ出力端子 P56 73 外バスモード時 , ホールド要求入力 (HRQ) 端子として機能。EPCR レジス タの HDE ビットが "0" の場合 , 汎用入出力ポートとして機能 PPG タイマ出力端子 P55 72 バス幅 16 ビットの外バスモード時 , 上位側データライトストローブ出力 (WRH) 端子として機能。EPCR レジスタの WRE ビットが "0" の場合 , 汎用 入出力ポートとして機能 外部割込み入力端子 P54 73 外バスモード時 , 下位側データライトストローブ出力 (WRL) 端子として機 能。EPCR レジスタの WRE ビットが "0" の場合 , 汎用入出力ポートとして 機能 汎用入出力ポート IRQ23 71 汎用入出力ポート 外バスモード時 , リードストローブ出力 (RD) 端子として機能 P52 69 機能 汎用入出力ポート C マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD02) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D02) とし て機能 外部割込み入力端子 (続く) DS07–13743–5 11 MB90880 シリーズ 端子番号 LQFP *1 QFP *2 端子名 入出力 回路 形式 *3 P03 78 80 AD03/ D03 汎用入出力ポート C 外部割込み入力端子 P04 79 81 汎用入出力ポート C 外部割込み入力端子 P05 80 82 汎用入出力ポート C 外部割込み入力端子 P06 81 83 汎用入出力ポート C 外部割込み入力端子 P07 82 84 汎用入出力ポート C 外部割込み入力端子 P10 83 85 汎用入出力ポート C アウトプットコンペアイベント出力端子 P11 84 86 OUT1 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD08) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D08) として 機能 OUT0 AD09/ D09 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD07) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D07) として 機能 IRQ7 AD08/ D08 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD06) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D06) として 機能 IRQ6 AD07/ D07 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD05) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D05) として 機能 IRQ5 AD06/ D06 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD04) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D04) として 機能 IRQ4 AD05/ D05 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス下位入出力端子 (AD03) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス下位出力端子 (D03) として 機能 IRQ3 AD04/ D04 機能 汎用入出力ポート C マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD09) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D09) として 機能 アウトプットコンペアイベント出力端子 (続く) 12 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 端子番号 LQFP *1 QFP *2 端子名 入出力 回路 形式 *3 P12 85 87 AD10/ D10 汎用入出力ポート C アウトプットコンペアイベント出力端子 P13 86 88 汎用入出力ポート C アウトプットコンペアイベント出力端子 P14 87 89 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD11) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D11) として 機能 OUT3 AD12/ D12 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD10) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D10) として 機能 OUT2 AD11/ D11 機能 汎用入出力ポート C マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD12) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D12) として 機能 OUT4 アウトプットコンペアイベント出力端子 88 90 VCC - 電源端子 89 91 VSS - 電源端子 (GND) 90 92 X1 A メイン発振子接続端子 91 93 X0 A メイン発振子接続端子 P15 92 94 AD13/ D13 汎用入出力ポート C ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D13) として 機能 OUT5 アウトプットコンペアイベント出力端子 P16 93 94 95 96 AD14/ D14 マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD13) として機能 汎用入出力ポート C マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD14) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D14) として 機能 IN0 インプットキャプチャ ch.0 のトリガ入力端子 P17 汎用入出力ポート AD15/ D15 IN1 C マルチプレックスモード時 , 外部アドレス / データバス上位入出力端子 (AD15) として機能 ノンマルチプレックスモード時 , 外部データバス上位出力端子 (D15) として 機能 インプットキャプチャ ch.1 のトリガ入力端子 (続く) DS07–13743–5 13 MB90880 シリーズ (続き) 端子番号 LQFP *1 QFP *2 端子名 入出力 回路 形式 *3 P20 95 97 A16 汎用入出力ポート D PPG0 98 A17 汎用入出力ポート D PPG1 99 A18 汎用入出力ポート D PPG2 100 A19 汎用入出力ポート D PPG3 1 A20 汎用入出力ポート D TIO0 2 A21 TIO1 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A20) として機能 ベースタイマ入出力端子 (ch.0) P25 100 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A19) として機能 PPG タイマ出力端子 P24 99 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A18) として機能 PPG タイマ出力端子 P23 98 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A17) として機能 PPG タイマ出力端子 P22 97 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A16) として機能 PPG タイマ出力端子 P21 96 機能 汎用入出力ポート D 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応するビットが “0” の場合 , アドレス上位出力端子 (A21) として機能 ベースタイマ入出力端子 (ch.1) * 1:LQFP:FPT-100P-M20 * 2:QFP:FPT-100P-M06 * 3:入出力回路形式については , 「■ 入出力回路形式」を参照してください。 14 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路 備考 A X1, X1A P-ch N-ch Xout ・ 発振帰還抵抗 X1, X0:約 1 MΩ X1A, X0A:約 10 MΩ ・ スタンバイ制御付き X0, X0A スタンバイ制御信号 B プルアップ抵抗付きヒステリシス入力 R R ヒステリシス入力 C プルアップ制御信号 P-ch P-ch ・ 入力プルアップ抵抗制御付き ・ CMOS レベル出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力(外バスモードの場合) N-ch R CMOS 入力 ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 D ・ CMOS レベル出力 ・ ヒステリシス入力 P-ch N-ch R ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 E ・ CMOS レベル出力 ・ ヒステリシス入力 ・ I2C レベルヒステリシス入力 P-ch N-ch R ヒステリシス入力 I2C レベル ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 (続く) DS07–13743–5 15 MB90880 シリーズ 分類 回路 備考 F ・ CMOS レベル出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力(外バスモードの場合) P-ch N-ch R CMOS 入力 ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 G P-ch オープンドレイン 制御信号 N-ch ・ CMOS レベル出力 ( オープンドレイン制御付き) ・ 5 V トレラント ・ ヒステリシス入力 ・ I2C レベルヒステリシス入力 R ヒステリシス入力 I2C レベル ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 H ・ CMOS レベル出力 ・ ヒステリシス入力 ・ アナログ入力 P-ch N-ch R ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 アナログ入力 I P-ch オープンドレイン 制御信号 N-ch ・ CMOS レベル出力 ( オープンドレイン制御付き) ・ 5 V トレラント ・ ヒステリシス入力 R ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 (続く) 16 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (続き) 分類 回路 備考 J ・ CMOS レベル出力(大電流タイプ) ・ ヒステリシス入力 P-ch N-ch R ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 K ・ CMOS レベル出力 ・ ヒステリシス入力 ・ アナログ入力 ・ I2C レベルヒステリシス入力 P-ch N-ch R ヒステリシス入力 I2C レベル ヒステリシス入力 入力遮断用 スタンバイ制御 アナログ入力 L フラッシュメモリ品 ・ CMOS レベル入力 ・ フラッシュテスト用の高電圧制御あり フラッシュメモリ品 N-ch N-ch 制御信号 N-ch N-ch R モード入力 拡散抵抗 マスク ROM 品 ヒステリシス入力 マスク ROM 品 R ヒステリシス入力 M フラッシュメモリ品 ・ CMOS レベル入力 ・ フラッシュテスト用の高電圧制御あり フラッシュメモリ品 N-ch N-ch 制御信号 N-ch N-ch R モード入力 拡散抵抗 マスク ROM 品 , 評価用品 R ヒステリシス入力 プルダウン抵抗付き ヒステリシス入力 プルダウン抵抗 DS07–13743–5 17 MB90880 シリーズ ■ デバイス使用上の注意 1. 最大定格について ( ラッチアップの防止 ) 絶対最大定格を超えることのないように注意してください。 CMOS IC では , 中・高耐圧以外の入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合 , また は VCC 端子と VSS 端子の間に定格を超える電圧が印加された場合 , ラッチアップ現象が発生することがあります。 ラッチアップが起きると電源電流が激増し , 素子が熱破壊する恐れがあります。使用に際して , 最大定格を超えることの ないよう十分注意してください。 アナログ系の電源投入時 , および切断時においてもアナログ電源 (AVCC, AVRH) とアナログ入力は , デジタル電源 (VCC) を超えないように注意してください。 2. 未使用端子の処理 使用していない入力端子を開放のままにしておくと , 誤動作およびラッチアップによる永久破壊の原因になることがあ りますので , 2 kΩ 以上の抵抗を介して , プルアップ , または , プルダウンなどの処置をしてください。また , 使用していな い入出力端子がある場合は, 出力状態に設定して解放とするか, 入力状態に設定して入力端子と同じ処理をしてください。 3. 外部クロック使用時の注意について 外部クロック使用時においても , パワーオンリセット , サブクロックモードおよびストップモードからの解除には , 発 振安定待ち時間がとられます。 下図に外部クロック使用例を示します。 X0(X0A) 開放 X1(X1A) 4. 電源端子 (VCC/VSS) の取扱いについて VCC/VSS 端子が複数ある場合 , デバイスの設計上ラッチアップ , 不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるスト ローブ信号の誤動作の防止 , 総出力電流規格の遵守などのために , 必ずすべての電源端子を外部で , 電源およびグランド に接続してください。また , 電源供給源は , できる限り低インピーダンスで本デバイスの VCC/VSS 端子に接続するような 配慮をお願いします。さらに本デバイスの近くで , VCC/VSS 端子の間に 0.1 μF 程度のコンデンサをバイパスコンデンサと して接続することをお勧めします。 5. 水晶発振回路について X0/X1, X0A/X1A端子の近辺のノイズは, 本デバイスの誤動作のもととなります。X0/X1, X0A/X1A端子および水晶発振子 ( あるいはセラミック発振子 ) , さらにグランドへのバイパスコンデンサは , できる限り近くになるように , またその配線 においては , 他の配線とできる限り交差しないようにプリント板アートワークは , 安定した動作を期待できますので強く お勧めします。各量産品において , ご使用される発振子メーカに発振評価依頼をしてください。 6. PLL クロックモード動作中の注意 PLL クロックモードで動作中に , 発振子が外れたり , あるいはクロック入力が停止した場合 , 本マイクロコントローラ は PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続する場合があります。 この動作は , 保証外の動作です。 7. A/D コンバータの電源 , アナログ入力の投入および切断順序 A/D コンバータの電源 (AVCC, AVRH) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN19) の投入は , デジタル電源 (VCC) の投入後に行っ てください。 電源切断時は , A/D コンバータの電源 (AVCC, AVRH) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN19) の切断の後で , デジタル電源 (VCC) の切断を行ってください。 その際 , AVRH は AVCC を超えないように投入 , 切断を行ってください。 アナログ入力と兼用している端子を入力ポートとして使用する場合においても , 入力電圧は AVCC を超えないようにし てください。 8. A/D コンバータ搭載品種の電源端子処理 A/D コンバータを使用しない場合においても , AVCC = AVRH = VCC, AVSS = VSS となるよう接続してください。 18 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 9. 電源投入時の注意点 内部に内蔵している降圧回路の誤動作を防ぐために , 電源投入時における電圧の立上り時間は 50 μs (0.2 V ∼ 2.7 V の 間 ) 以上を確保してください。 10.供給電源の安定化 VCC 電源電圧の動作範囲内においても , 電源の急激な変化があると誤動作を生じることがあります。安定化の基準とし て , 商用周波数 (50/60 Hz) での VCC リプル変動 (P-P 値 ) は , 標準 VCC 値の 10%以下に , また電源の切換え時などの瞬時変 化においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電圧変動を押さえることをお勧めします。 11.MB90F883B(S), MB90F884B(S) での注意点 ・ 最大動作周波数は 25 MHz となります。 ・ フラッシュセキュリティ機能および誤書込み防止機能は搭載しておりません。 12.MB90F883BH(S), MB90F884BH(S) での注意点 フラッシュセキュリティ機能および誤書込み防止機能は搭載しておりません。 13.シリアル通信について シリアル通信においては , ノイズなどにより間違ったデータを受信する可能性があります。 そのため , ノイズを抑えるボードの設計をしてください。 また , 万が一ノイズなどの影響により誤ったデータを受信した場合を考慮して 最後にデータのチェックサムなどを付 加してエラーが発生した場合には再送を行うなどの処理をしてください。 14.クロック 2 系統品をクロック 1 系統品として使用する場合 X0A 端子を VSS 接続 , X1A 端子を開放として使用してください。 DS07–13743–5 19 MB90880 シリーズ ■ ブロックダイヤグラム X0, X1, RST X0A, X1A MD0 ∼ MD2 CPU F2MC-16LX シリーズコア クロック 制御回路 RAM 割込みコントローラ ROM μDMAC 16 ビット PPG UI0 ∼ UI6 UO0 ∼ UO6 UCK0 ∼ UCK6 F2MC-16LX バス マルチファンクション シリアル SIO/UART/I2C モード切換え可能 8/16 ビット アップダウン カウンタ / タイマ PPG0 ∼ PPG7 AIN0, AIN1 BIN0, BIN1 ZIN0, ZIN1 入出力タイマ AVCC AVRH AVSS ADTG AN0 ∼ AN19 IRQ0 ∼ IRQ23 24 8/10 ビット A/D コンバータ 16 ビットインプット キャプチャ× 2 チャネル 16 ビットアウトプット コンペア× 6 チャネル 16 ビットフリーランタイマ 外部割込み 16 ビットベースタイマ IN0, IN1 OUT0 ∼ OUT5 TIO0 ∼ TIO3 リロードタイマ / PWM/PWC/PPG モード切換え可能 I/O ポート 8 8 8 8 8 8 8 7 8 8 4 P00 P10 P20 P30 P40 P50 P60 P70 P80 P90 PA0 ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ P07 P17 P27 P37 P47 P57 P67 P76 P87 P97 PA3 ( 注意事項 ) 上図において , I/O ポートは内蔵の各機能ブロックと端子を共用しています。内蔵モジュールの端子 として使用する場合は , I/O ポートとしては使えません。 20 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ メモリマップ シングルチップ 内 ROM 外バス ROM 領域 ROM 領域 外 ROM 外バス FFFFFFH アドレス# 1 010000H アドレス# 2 007900H ROM 領域 ROM 領域 FF バンクのイメージ FF バンクのイメージ 周 辺 周 辺 周 辺 アドレス# 3 RAM レジスタ RAM レジスタ RAM レジスタ 000100H 0000F0H 000000H 周 辺 周 辺 :内 部 品種 アドレス #1 :外 部 アドレス #2 周 辺 :アクセス無効 アドレス #3 MB90882 (S) FC0000H 004100H MB90F882A (S) FC0000H 004100H MB90F883B (S) / MB90F883BH (S) / MB90F883C(S) FA0000H MB90F884B (S) / MB90F884BH (S) / MB90F884C(S) F80000H 007900H MB90V880A-101/102 (F80000H) 007900H 006100H 008000H 固定 (注意事項)00 バンクの上位に FF バンクの ROM がイメージで見えるようになっていますが , これは C コンパイラのス モールモデルを有効に生かすためです。FF バンクの下位 16 ビットアドレスと 00 バンクの下位 16 ビットア ドレスは同じになるようにしてありますので , ポインタで far 指定を宣言しなくとも ROM 内のテーブルを参 照できます。 例えば , 00C000H をアクセスした場合に , 実際には , FFC000H の ROM の内容がアクセスされることになりま す。ただし , FF バンクの ROM 領域は 32 K バイトを超えますので , 00 バンクのイメージとしてすべての領域 をみせることができません。 したがって , FF8000H ∼ FFFFFFH の ROM データは 00 バンクのイメージとしてみることができますが , 一方 FF0000H ∼ FF7FFFH は FF バンクだけでしかみることができません。MB90F883B(S)/MB90F883BH(S)/ MB90F883C(S) において , 006100H ∼ 0078FFH および F80000H ∼ F9FFFFH の領域は外部領域として使用でき ません。 DS07–13743–5 21 MB90880 シリーズ ■ F2MC-16LX CPU プログラミングモデル ・専用レジスタ AH アキュムレータ AL USP ユーザスタックポインタ SSP システムスタックポインタ PS プロセッサステータス PC プログラムカウンタ DPR ダイレクトページレジスタ PCB プログラムカウンタバンクレジスタ DTB データバンクレジスタ USB ユーザスタックバンクレジスタ SSB システムスタックバンクレジスタ ADB アディショナルデータバンクレジスタ 8 ビット 16 ビット 32 ビット ・汎用レジスタ MSB LSB 16 ビット 000180H + RP × 10H RW0 RL0 RW1 RW2 RL1 RW3 R1 R0 RW4 R3 R2 RW5 R5 R4 RW6 R7 R6 RW7 RL2 RL3 ・プロセッサステータス bit 15 PS 22 bit 13 bit 12 ILM bit 8 bit 7 RP bit 0 CCR DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ 略称 000000H PDR0 000001H R/W リソース 初期値 ポート 0 データレジスタ R/W ポート 0 XXXXXXXXB PDR1 ポート 1 データレジスタ R/W ポート 1 XXXXXXXXB 000002H PDR2 ポート 2 データレジスタ R/W ポート 2 XXXXXXXXB 000003H PDR3 ポート 3 データレジスタ R/W ポート 3 XXXXXXXXB 000004H PDR4 ポート 4 データレジスタ R/W ポート 4 XXXXXXXXB 000005H PDR5 ポート 5 データレジスタ R/W ポート 5 XXXXXXXXB 000006H PDR6 ポート 6 データレジスタ R/W ポート 6 XXXXXXXXB 000007H PDR7 ポート 7 データレジスタ R/W ポート 7 XXXXXXXXB 000008H PDR8 ポート 8 データレジスタ R/W ポート 8 XXXXXXXXB 000009H PDR9 ポート 9 データレジスタ R/W ポート 9 XXXXXXXXB 00000AH PDRA ポート A データレジスタ R/W ポート A XXXXXXXXB 00000BH UDER アップダウンタイマ入力許可レジスタ R/W アップダウンタイマ 入力制御 XX000000B 00000CH ILSR0 シリアル入力レベル選択レジスタ 0 R/W レジスタ名称 00000DH ILSR1 シリアル入力レベル選択レジスタ 1 R/W 00000EH ILSR2 シリアル入力レベル選択レジスタ 2 R/W 00000FH 00000000B マルチファンクション シリアル制御 00000000B ---00000B 使用禁止 000010H DDR0 ポート 0 方向レジスタ R/W ポート 0 00000000B 000011H DDR1 ポート 1 方向レジスタ R/W ポート 1 00000000B 000012H DDR2 ポート 2 方向レジスタ R/W ポート 2 00000000B 000013H DDR3 ポート 3 方向レジスタ R/W ポート 3 00000000B 000014H DDR4 ポート 4 方向レジスタ R/W ポート 4 00000000B 000015H DDR5 ポート 5 方向レジスタ R/W ポート 5 00000000B 000016H DDR6 ポート 6 方向レジスタ R/W ポート 6 00000000B 000017H DDR7 ポート 7 方向レジスタ R/W ポート 7 -0000000B 000018H DDR8 ポート 8 方向レジスタ R/W ポート 8 00000000B 000019H DDR9 ポート 9 方向レジスタ R/W ポート 9 00000000B 00001AH DDRA ポート A 方向レジスタ R/W ポート A ----0000B 00001BH ADER0 アナログ入力許可レジスタ 0 R/W ポート 6, A/D 11111111B 00001CH ADER1 アナログ入力許可レジスタ 1 R/W ポート 9, A/D 11111111B 00001DH ADER2 アナログ入力許可レジスタ 2 R/W ポート 7, A/D ----1111B 00001EH RDR0 ポート 0 入力抵抗レジスタ R/W ポート 0 ( プルアップ 抵抗制御 ) 00000000B 00001FH RDR1 ポート 1 入力抵抗レジスタ R/W ポート 1 ( プルアップ 抵抗制御 ) 00000000B 000020H SMR0 シリアルバスモードレジスタ ch.0 000021H SCR0/ IBCR0 シリアルバス制御レジスタ /I C バス制御 レジスタ ch.0 R/W 000022H ESCR0/ IBSR0 拡張通信制御レジスタ /I2C バスステータス レジスタ ch.0 R/W 2 $$$$$$$$B R/W マルチファンクション シリアル ch.0 $$$$$$$$B $$$$$$$$B (続く) DS07–13743–5 23 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 000023H SSR0 000024H 000025H R/W レジスタ名称 リソース 初期値 シリアルステータスレジスタ ch.0 R/W $$$$$$$$B RDR00/ TDR00 送受信データレジスタ 0 ch.0 R,W $$$$$$$$B RDR10/ TDR10 送受信データレジスタ 1 ch.0 R,W 000026H BGR00 ボーレートジェネレータレジスタ 0 ch.0 R/W 000027H BGR10 ボーレートジェネレータレジスタ 1 ch.0 R/W $$$$$$$$B 000028H ISBA0 7 ビットスレーブアドレスレジスタ ch.0 R/W 00000000B 000029H ISMK0 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ ch.0 R/W 01111111B 00002AH SMR1 シリアルバスモードレジスタ ch.1 R/W $$$$$$$$B 00002BH SCR1/ IBCR1 シリアルバス制御レジスタ /I2C バス制御 レジスタ ch.1 R/W $$$$$$$$B 00002CH ESCR1/ IBSR1 拡張通信制御レジスタ /I2C バスステータス レジスタ ch.1 R/W $$$$$$$$B 00002DH SSR1 シリアルステータスレジスタ ch.1 R/W $$$$$$$$B 00002EH RDR01/ TDR01 送受信データレジスタ 0 ch.1 R,W 00002FH RDR11/ TDR11 送受信データレジスタ 1 ch.1 R,W $$$$$$$$B 000030H BGR01 ボーレートジェネレータレジスタ 0 ch.1 R/W $$$$$$$$B 000031H BGR11 ボーレートジェネレータレジスタ 1 ch.1 R/W $$$$$$$$B 000032H ISBA1 7 ビットスレーブアドレスレジスタ ch.1 R/W 00000000B 000033H ISMK1 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ ch.1 R/W 01111111B 000034H ADCSL A/D 制御ステータスレジスタ下位 R/W 00011110B 000035H ADCSH A/D 制御ステータスレジスタ上位 R/W 00000000B 000036H ADCRL A/D データレジスタ下位 R R $$$$$$$$B マルチファンクション シリアル ch.0 マルチファンクション シリアル ch.1 $$$$$$$$B $$$$$$$$B XXXXXXXXB A/D コンバータ 000037H ADCRH A/D データレジスタ上位 000038H ADSRL A/D 変換チャネル設定レジスタ下位 R/W 00000000B 000039H ADSRH A/D 変換チャネル設定レジスタ上位 R/W 00000000B 00003AH 111111XXB 予約領域 00003BH PACSR1 アドレス検出制御ステータスレジスタ 1 R/W アドレス一致検出機能 00000000B 00003CH OLSR0 出力レベル選択レジスタ 0 R/W ポート 7 (N-ch オ−プン ドレイン制御 ) -000----B 00003DH OLSR1 出力レベル選択レジスタ 1 R/W ポート 8 (N-ch オ−プン ドレイン制御 ) 00000000B 00003EH SMR2 シリアルバスモードレジスタ ch.2 R/W 00003FH SCR2/ IBCR2 シリアルバス制御レジスタ /I2C バス制御 レジスタ ch.2 R/W 000040H ESCR2/ IBSR2 拡張通信制御レジスタ /I2C バスステータス レジスタ ch.2 R/W $$$$$$$$B マルチファンクション シリアル ch.2 $$$$$$$$B $$$$$$$$B (続く) 24 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 000041H SSR2 000042H 000043H レジスタ名称 R/W リソース 初期値 シリアルステータスレジスタ ch.2 R/W $$$$$$$$B RDR02/ TDR02 送受信データレジスタ 0 ch.2 R,W $$$$$$$$B RDR12/ TDR12 送受信データレジスタ 1 ch.2 R,W 000044H BGR02 ボーレートジェネレータレジスタ 0 ch.2 R/W 000045H BGR12 ボーレートジェネレータレジスタ 1 ch.2 R/W $$$$$$$$B 000046H ISBA2 7 ビットスレーブアドレスレジスタ ch.2 R/W 00000000B 000047H ISMK2 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ ch.2 R/W 01111111B 000048H SMR3 シリアルバスモードレジスタ ch.3 R/W $$$$$$$$B 000049H SCR3/ IBCR3 シリアルバス制御レジスタ /I2C バス制御 レジスタ ch.3 R/W $$$$$$$$B 00004AH ESCR3/ IBSR3 拡張通信制御レジスタ /I2C バスステータス レジスタ ch.3 R/W $$$$$$$$B 00004BH SSR3 シリアルステータスレジスタ ch.3 R/W $$$$$$$$B 00004CH RDR03/ TDR03 送受信データレジスタ 0 ch.3 R,W 00004DH RDR13/ TDR13 送受信データレジスタ 1 ch.3 R,W $$$$$$$$B 00004EH BGR03 ボーレートジェネレータレジスタ 0 ch.3 R/W $$$$$$$$B 00004FH BGR13 ボーレートジェネレータレジスタ 1 ch.3 R/W $$$$$$$$B 000050H ISBA3 7 ビットスレーブアドレスレジスタ ch.3 R/W 00000000B 000051H ISMK3 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ ch.3 R/W 01111111B 000052H SMR4 シリアルバスモードレジスタ ch.4 R/W $$$$$$$$B 000053H SCR4/ IBCR4 シリアルバス制御レジスタ /I2C バス制御 レジスタ ch.4 R/W $$$$$$$$B 000054H ESCR4/ IBSR4 拡張通信制御レジスタ /I2C バスステータス レジスタ ch.4 R/W $$$$$$$$B 000055H SSR4 シリアルステータスレジスタ ch.4 R/W $$$$$$$$B 000056H RDR04/ TDR04 送受信データレジスタ 0 ch.4 R,W 000057H RDR14/ TDR14 送受信データレジスタ 1 ch.4 R,W $$$$$$$$B 000058H BGR04 ボーレートジェネレータレジスタ 0 ch.4 R/W $$$$$$$$B 000059H BGR14 ボーレートジェネレータレジスタ 1 ch.4 R/W $$$$$$$$B 00005AH ISBA4 7 ビットスレーブアドレスレジスタ ch.4 R/W 00000000B 00005BH ISMK4 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ ch.4 R/W 01111111B $$$$$$$$B マルチファンクション シリアル ch.2 マルチファンクション シリアル ch.3 マルチファンクション シリアル ch.4 $$$$$$$$B $$$$$$$$B $$$$$$$$B (続く) DS07–13743–5 25 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 00005CH SMR5 シリアルバスモードレジスタ ch.5 R/W $$$$$$$$B 00005DH SCR5/ IBCR5 シリアルバス制御レジスタ /I2C バス制御 レジスタ ch.5 R/W $$$$$$$$B 00005EH ESCR5/ IBSR5 拡張通信制御レジスタ /I2C バスステータス レジスタ ch.5 R/W $$$$$$$$B 00005FH SSR5 シリアルステータスレジスタ ch.5 R/W $$$$$$$$B 000060H RDR05/ TDR05 送受信データレジスタ 0 ch.5 R,W 000061H RDR15/ TDR15 送受信データレジスタ 1 ch.5 R,W $$$$$$$$B 000062H BGR05 ボーレートジェネレータレジスタ 0 ch.5 R/W $$$$$$$$B 000063H BGR15 ボーレートジェネレータレジスタ 1 ch.5 R/W $$$$$$$$B 000064H ISBA5 7 ビットスレーブアドレスレジスタ ch.5 R/W 00000000B 000065H ISMK5 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ ch.5 R/W 01111111B 000066H 000067H 000068H 000069H 00006AH 00006BH 00006CH 00006DH OCCP0 アウトプットコンペアレジスタ (ch.0) 下位 000070H 000071H 000072H 000073H リソース 初期値 マルチファンクション シリアル ch.5 OCCP1 アウトプットコンペアレジスタ (ch.1) 下位 R/W アウトプットコンペアレジスタ (ch.1) 上位 OCCP2 アウトプットコンペアレジスタ (ch.2) 下位 R/W 00000000B 00000000B 16 ビット入出力タイマ アウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.5) アウトプットコンペアレジスタ (ch.3) 下位 00000000B 00000000B 00000000B アウトプットコンペアレジスタ (ch.2) 上位 OCCP3 $$$$$$$$B 00000000B R/W アウトプットコンペアレジスタ (ch.0) 上位 00000000B R/W 00000000B アウトプットコンペアレジスタ (ch.3) 上位 00006EH 00006FH R/W レジスタ名称 予約領域 ROMM OCCP4 ROM ミラー機能選択レジスタ アウトプットコンペアレジスタ (ch.4) 下位 R/W -------1B ROM ミラー機能 00000000B R/W 00000000B アウトプットコンペアレジスタ (ch.4) 上位 OCCP5 アウトプットコンペアレジスタ (ch.5) 下位 00000000B R/W 00000000B アウトプットコンペアレジスタ (ch.5) 上位 アウトプットコンペアコントロールレジス タ (ch.0, ch.1) 下位 R/W 000075H アウトプットコンペアコントロールレジス タ (ch.0, ch.1) 上位 R/W 000076H アウトプットコンペアコントロールレジス タ (ch.2, ch.3) 下位 R/W 000077H アウトプットコンペアコントロールレジス タ (ch.2, ch.3) 上位 R/W ---00000B 000078H アウトプットコンペアコントロールレジス タ (ch.4, ch.5) 下位 R/W 0000--00B アウトプットコンペアコントロールレジス タ (ch.4, ch.5) 上位 R/W ---00000B 000074H OCS01 OCS23 OCS45 000079H 0000--00B 16 ビット入出力タイマ アウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.5) ---00000B 0000--00B (続く) 26 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 R/W レジスタ名称 リソース 初期値 インプットキャプチャデータレジスタ (ch.0) 下位 R XXXXXXXXB 00007BH インプットキャプチャデータレジスタ (ch.0) 上位 R XXXXXXXXB 00007CH インプットキャプチャデータレジスタ (ch.1) 下位 R インプットキャプチャデータレジスタ (ch.1) 上位 R 16 ビット入出力タイマ XXXXXXXXB インプットキャプチャ (ch.0, ch.1) XXXXXXXXB 00007AH IPCP0 IPCP1 00007DH 00007EH ICS01 インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 00007FH ICE01 インプットキャプチャエッジレジスタ 000080H TCDT 000081H TCDT 000082H TCCS 000083H TCCS 000084H 000085H CPCLR R/W 00000000B R ------XXB タイマカウンタデータレジスタ下位 R/W 00000000B タイマカウンタデータレジスタ上位 R/W 00000000B タイマコントロールステータスレジスタ R/W タイマコントロールステータスレジスタ R/W コンペアクリアレジスタ下位 16 ビット入出力タイマ フリーランタイマ 00000000B XX-00000B XXXXXXXXB R/W XXXXXXXXB コンペアクリアレジスタ上位 000086H ∼ 00009AH 予約領域 00009BH DCSR DMAC ディスクリプタチャネル指定 レジスタ R/W DMAC 00000000B 00009CH DSRL DMAC ステータスレジスタ下位 R/W DMAC 00000000B 00009DH DSRH DMAC ステータスレジスタ上位 R/W DMAC 00000000B 00009EH PACSR0 アドレス検出制御ステータスレジスタ 0 R/W アドレス一致検出機能 00000000B 00009FH DIRR 遅延割込み要因発生 / 解除レジスタ R/W 遅延割込み発生 モジュール -------0B 0000A0H LPMCR 0000A1H CKSCR 低消費電力モード制御レジスタ W, R/W クロック選択レジスタ R, R/W 0000A2H, 0000A3H 00011000B 低消費電力 11111100B 予約領域 0000A4H DSSR DMAC ストップステータスレジスタ 0000A5H ARSR 自動レディ機能選択レジスタ W 0000A6H HACR 外部アドレス出力制御レジスタ W 0000A7H EPCR バス制御信号選択レジスタ W 0000A8H WDTC ウォッチドッグタイマ制御レジスタ 0000A9H TBTC 0000AAH WTC R/W DMAC 00000000B 0011--00B 外部バス ********B 1000*10-B R, W ウォッチドッグタイマ XXXXX111B タイムベースタイマ制御レジスタ W, R/W タイムベースタイマ 1XX00100B 時計タイマ制御レジスタ R, R/W 時計タイマ 10001000B 0000ABH 予約領域 0000ACH DERL DMAC イネーブルレジスタ下位 R/W 0000ADH DERH DMAC イネーブルレジスタ上位 R/W 0000AEH FMCS フラッシュメモリコントロールステータス レジスタ 0000AFH W, R/W DMAC フラッシュメモリ I/F 00000000B 00000000B 000X0000B 禁止領域 (続く) DS07–13743–5 27 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 0000B0H ICR00 割込み制御レジスタ 00 W, R/W 00000111B 0000B1H ICR01 割込み制御レジスタ 01 W, R/W 00000111B 0000B2H ICR02 割込み制御レジスタ 02 W, R/W 00000111B 0000B3H ICR03 割込み制御レジスタ 03 W, R/W 00000111B 0000B4H ICR04 割込み制御レジスタ 04 W, R/W 00000111B 0000B5H ICR05 割込み制御レジスタ 05 W, R/W 00000111B 0000B6H ICR06 割込み制御レジスタ 06 W, R/W 00000111B 0000B7H ICR07 割込み制御レジスタ 07 W, R/W R/W レジスタ名称 リソース 初期値 00000111B 割込み制御 0000B8H ICR08 割込み制御レジスタ 08 W, R/W 00000111B 0000B9H ICR09 割込み制御レジスタ 09 W, R/W 00000111B 0000BAH ICR10 割込み制御レジスタ 10 W, R/W 00000111B 0000BBH ICR11 割込み制御レジスタ 11 W, R/W 00000111B 0000BCH ICR12 割込み制御レジスタ 12 W, R/W 00000111B 0000BDH ICR13 割込み制御レジスタ 13 W, R/W 00000111B 0000BEH ICR14 割込み制御レジスタ 14 W, R/W 00000111B 0000BFH ICR15 割込み制御レジスタ 15 W, R/W 00000111B 0000C0H CMR0 チップセレクト領域 MASK レジスタ 0 R/W 00001111B 0000C1H CAR0 チップセレクト領域レジスタ 0 R/W 11111111B 0000C2H CMR1 チップセレクト領域 MASK レジスタ 1 R/W 00001111B 0000C3H CAR1 チップセレクト領域レジスタ 1 R/W 11111111B 0000C4H CMR2 チップセレクト領域 MASK レジスタ 2 R/W 00001111B バスインタフェース 0000C5H CAR2 チップセレクト領域レジスタ 2 R/W 11111111B 0000C6H CMR3 チップセレクト領域 MASK レジスタ 3 R/W 00001111B 0000C7H CAR3 チップセレクト領域レジスタ 3 R/W 11111111B 0000C8H CSCR チップセレクトコントロールレジスタ R/W ----000*B 0000C9H CALR チップセレクトアクティブレベルレジスタ R/W ----0000B 0000CAH ∼ 0000CEH 予約領域 0000CFH PLLOS PLL 出力選択レジスタ W PLL 0000D0H BAPL DMA バッファアドレスポインタ下位 R/W XXXXXXXXB 0000D1H BAPM DMA バッファアドレスポインタ中位 R/W XXXXXXXXB 0000D2H BAPH DMA バッファアドレスポインタ上位 R/W XXXXXXXXB 0000D3H DMACS DMA コントロールレジスタ R/W 0000D4H IOAL DMAI/O レジスタアドレスポインタ下位 R/W 0000D5H IOAH DMAI/O レジスタアドレスポインタ上位 R/W XXXXXXXXB 0000D6H DCTL DMA データカウンタ下位 R/W XXXXXXXXB 0000D7H DCTH DMA データカウンタ上位 R/W XXXXXXXXB DMAC ------X0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0000D8H ∼ 0000DFH 予約領域 (続く) 28 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 0000E0H ENIR0 割込み /DTP 許可レジスタ 0 R/W 0000E1H EIRR0 割込み /DTP 要因レジスタ 0 R/W 要求レベル設定レジスタ 0 R/W 要求レベル設定レジスタ 0 R/W 00000000B 00000000B 0000E2H 0000E3H ELVR0 R/W レジスタ名称 リソース 初期値 00000000B XXXXXXXXB DTP/ 外部割込み 00000000B 0000E4H ENIR1 割込み /DTP 許可レジスタ 1 R/W 0000E5H EIRR1 割込み /DTP 要因レジスタ 1 R/W 要求レベル設定レジスタ 1 R/W 要求レベル設定レジスタ 1 R/W 00000000B XXXX0000B 0000E6H 0000E7H ELVR1 0000E8H ENIR2 割込み /DTP 許可レジスタ 2 R/W 0000E9H EIRR2 割込み /DTP 要因レジスタ 2 R/W 要求レベル設定レジスタ 2 R/W 要求レベル設定レジスタ 2 R/W 0000EAH 0000EBH ELVR2 XXXXXXXXB DTP/ 外部割込み 00000000B XXXXXXXXB DTP/ 外部割込み 00000000B 00000000B 0000ECH ∼ 0000EFH 予約領域 0000F0H ∼ 0000FFH 外部領域 000100H RAM 領域 / 拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) ∼ 00017FH 000180H ∼ RAM 領域 #H * 007900H PCNTL0 PPG0 制御ステータスレジスタ下位 R/W 007901H PCNTH0 PPG0 制御ステータスレジスタ上位 R/W 007902H PCNTL1 PPG1 制御ステータスレジスタ下位 R/W 007903H PCNTH1 PPG1 制御ステータスレジスタ上位 R/W 007904H PCNTL2 PPG2 制御ステータスレジスタ下位 R/W 007905H PCNTH2 PPG2 制御ステータスレジスタ上位 R/W 007906H PCNTL3 PPG3 制御ステータスレジスタ下位 R/W 007907H PCNTH3 PPG3 制御ステータスレジスタ上位 R/W 007908H PCNTL4 PPG4 制御ステータスレジスタ下位 R/W 007909H PCNTH4 PPG4 制御ステータスレジスタ上位 R/W 00790AH PCNTL5 PPG5 制御ステータスレジスタ下位 R/W 00790BH PCNTH5 PPG5 制御ステータスレジスタ上位 R/W 00790CH PCNTL6 PPG6 制御ステータスレジスタ下位 R/W 00790DH PCNTH6 PPG6 制御ステータスレジスタ上位 R/W 00790EH PCNTL7 PPG7 制御ステータスレジスタ下位 R/W 00790FH PCNTH7 PPG7 制御ステータスレジスタ上位 R/W 007910H PPGDIV PPG0 出力分周設定レジスタ R/W 007911H 00000000B 16 ビット PPG0 00000001B 00000000B 16 ビット PPG1 00000001B 00000000B 16 ビット PPG2 00000001B 00000000B 16 ビット PPG3 00000001B 00000000B 16 ビット PPG4 00000001B 00000000B 16 ビット PPG5 00000001B 00000000B 16 ビット PPG6 00000001B 00000000B 16 ビット PPG7 16 ビット PPG0 00000001B 11111100B 予約領域 (続く) DS07–13743–5 29 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 007912H PDCRL0 007913H PDCRH0 007914H PCSRL0 007915H PCSRH0 007916H PUDUTL0 007917H PUDUTH0 PPG0 ダウンカウンタレジスタ R PPG0 周期設定レジスタ W PPG0 デューティ設定レジスタ W 007918H PDCRH1 00791CH PCSRL1 00791DH PCSRH1 00791EH PUDUTL1 PUDUTH1 PPG1 ダウンカウンタレジスタ R PPG1 周期設定レジスタ W PPG1 デューティ設定レジスタ W 007920H PDCRH2 007924H PCSRL2 007925H PCSRH2 007926H PUDUTL2 PUDUTH2 PPG2 ダウンカウンタレジスタ R PPG2 周期設定レジスタ W PPG2 デューティ設定レジスタ W 007928H PDCRH3 00792CH PCSRL3 00792DH PCSRH3 00792EH PUDUTL3 PUDUTH3 PPG3 ダウンカウンタレジスタ R PPG3 周期設定レジスタ W PPG3 デューティ設定レジスタ W 007930H 00000000B 11111111B 11111111B 11111111B 16 ビット PPG1 11111111B 00000000B 00000000B 11111111B 11111111B 11111111B 16 ビット PPG2 11111111B 00000000B 00000000B 11111111B 11111111B 11111111B 16 ビット PPG3 11111111B 00000000B 00000000B 使用禁止 PDCRL4 007933H PDCRH4 007934H PCSRL4 007935H PCSRH4 007936H PUDUTL4 007937H 00000000B 使用禁止 007931H 007932H 11111111B 使用禁止 PDCRL3 00792BH 00792FH 11111111B 16 ビット PPG0 使用禁止 007929H 00792AH 11111111B 使用禁止 PDCRL2 007923H 007927H 11111111B 使用禁止 007921H 007922H 初期値 使用禁止 PDCRL1 00791BH 00791FH リソース 使用禁止 007919H 00791AH R/W レジスタ名称 PUDUTH4 PPG4 ダウンカウンタレジスタ R PPG4 周期設定レジスタ W PPG4 デューティ設定レジスタ W 007938H 使用禁止 007939H 使用禁止 11111111B 11111111B 11111111B 16 ビット PPG4 11111111B 00000000B 00000000B (続く) 30 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 00793AH PDCRL5 00793BH PDCRH5 00793CH PCSRL5 00793DH PCSRH5 00793EH PUDUTL5 00793FH PUDUTH5 PPG5 ダウンカウンタレジスタ R PPG5 周期設定レジスタ W PPG5 デューティ設定レジスタ W 007940H PDCRH6 007944H PCSRL6 007945H PCSRH6 007946H PUDUTL6 PUDUTH6 PPG6 ダウンカウンタレジスタ R PPG6 周期設定レジスタ W PPG6 デューティ設定レジスタ W 007948H PDCRH7 00794CH PCSRL7 00794DH PCSRH7 00794EH PUDUTL7 PUDUTH7 PPG7 ダウンカウンタレジスタ R PPG7 周期設定レジスタ W PPG7 デューティ設定レジスタ W 007950H 使用禁止 007951H 使用禁止 007952H 007953H 007954H 11111111B 11111111B 16 ビット PPG5 TMCR0 STC0 タイマ制御レジスタ ch.0 R/W ステータス制御レジスタ ch.0 R/W 007955H 00000000B 00000000B 11111111B 11111111B 11111111B 16 ビット PPG6 00000000B 11111111B 11111111B 11111111B 16 ビット PPG7 00795AH 00795BH 11111111B 00000000B 00000000B 00000000B ベースタイマ ch.0 00000000B 00000000B 使用禁止 00000000B/ XXXXXXXXB TMR0 タイマレジスタ ch.0 R/W PCSR0/ PRLL0 周期 /L 幅設定レジスタ ch.0 R/W 00000000B/ XXXXXXXXB 007957H 007959H 11111111B 00000000B 007956H 007958H 11111111B 使用禁止 PDCRL7 00794BH 00794FH 11111111B 使用禁止 007949H 00794AH 初期値 使用禁止 PDCRL6 007943H 007947H リソース 使用禁止 007941H 007942H R/W レジスタ名称 PDUT0/ PRLH0/ DTBF0 デューティ /H 幅 / データバッファ レジスタ ch.0 R/W XXXXXXXXB ベースタイマ ch.0 XXXXXXXXB XXXXXXXXB/ 00000000B XXXXXXXXB/ 00000000B (続く) DS07–13743–5 31 MB90880 シリーズ アドレス 00795CH 00795DH 00795EH レジスタ 略称 TMCR1 STC1 R/W レジスタ名称 タイマ制御レジスタ ch.1 R/W ステータス制御レジスタ ch.1 R/W 00795FH リソース 00000000B ベースタイマ ch.1 使用禁止 00000000B/ XXXXXXXXB TMR1 タイマレジスタ ch.1 R/W PCSR1/ PRLL1 周期 /L 幅設定レジスタ ch.1 R/W 00000000B/ XXXXXXXXB 007961H 007963H 007964H 007965H 007966H 007967H 007968H PDUT1/ PRLH1/ DTBF1 デューティ /H 幅 / データバッファ レジスタ ch.1 R/W TMCR2 タイマ制御レジスタ ch.2 R/W ステータス制御レジスタ ch.2 R/W STC2 007969H XXXXXXXXB ベースタイマ ch.1 XXXXXXXXB/ 00000000B 00000000B ベースタイマ ch.2 00796EH 00796FH 007970H 007971H 007972H 使用禁止 TMR2 タイマレジスタ ch.2 R/W PCSR2/ PRLL2 周期 /L 幅設定レジスタ ch.2 R/W PDUT2/ PRLH2/ DTBF2 デューティ /H 幅 / データバッファ レジスタ ch.2 R/W TMCR3 タイマ制御レジスタ ch.3 R/W ステータス制御レジスタ ch.3 R/W STC3 007973H 00000000B/ XXXXXXXXB 00000000B/ XXXXXXXXB XXXXXXXXB ベースタイマ ch.2 XXXXXXXXB/ 00000000B 00000000B ベースタイマ ch.3 007978H 007979H 00000000B 00000000B 使用禁止 00000000B/ XXXXXXXXB TMR3 タイマレジスタ ch.3 R/W PCSR3/ PRLL3 周期 /L 幅設定レジスタ ch.3 R/W 00000000B/ XXXXXXXXB 007975H 007977H XXXXXXXXB XXXXXXXXB/ 00000000B 007974H 007976H 00000000B 00000000B 00796BH 00796DH XXXXXXXXB XXXXXXXXB/ 00000000B 00796AH 00796CH 00000000B 00000000B 007960H 007962H 初期値 PDUT3/ PRLH3/ DTBF3 デューティ /H 幅 / データバッファレジス タ ch.3 R/W XXXXXXXXB ベースタイマ ch.3 XXXXXXXXB XXXXXXXXB/ 00000000B XXXXXXXXB/ 00000000B (続く) 32 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ アドレス レジスタ 略称 00797AH UDCR0 アップダウンカウントレジスタ (ch.0) R 00000000B 00797BH UDCR1 アップダウンカウントレジスタ (ch.1) R 00000000B 00797CH RCR0 リロード / コンペアレジスタ (ch.0) W 00000000B 00797DH RCR1 リロード / コンペアレジスタ (ch.1) W 00000000B R/W レジスタ名称 リソース 00797EH CCRL0 00797FH CCRH0 8/16 ビットアップ カウンタコントロールレジスタ (ch.0) 下位 W, R/W ダウンカウンタ / タイマ R/W カウンタコントロールレジスタ (ch.0) 上位 007980H CCRL1 カウンタコントロールレジスタ (ch.1) 下位 W, R/W 007981H CCRH1 カウンタコントロールレジスタ (ch.1) 上位 007982H CSR0 カウンタステータスレジスタ (ch.0) 007983H 007984H 初期値 XX00X000B 00000000B XX00X000B R/W -0000000B R, R/W 00000000B 予約領域 CSR1 R, R/W カウンタステータスレジスタ (ch.1) 8/16 ビットアップ ダウンカウンタ / タイマ 00000000B 007985H ∼ 00798FH 予約領域 007990H SMR6 シリアルバスモードレジスタ ch.6 R/W $$$$$$$$B 007991H SCR6/ IBCR6 シリアルバス制御レジスタ /I2C バス制御レ ジスタ ch.6 R/W $$$$$$$$B 007992H ESCR6/ IBSR6 拡張通信制御レジスタ /I2C バスステータス レジスタ ch.6 R/W $$$$$$$$B 007993H SSR6 シリアルステータスレジスタ ch.6 R/W $$$$$$$$B 007994H RDR06/ TDR06 送受信データレジスタ 0 ch.6 R,W 007995H RDR16/ TDR16 送受信データレジスタ 1 ch.6 R,W $$$$$$$$B 007996H BGR06 ボーレートジェネレータレジスタ 0 ch.6 R/W $$$$$$$$B 007997H BGR16 ボーレートジェネレータレジスタ 1 ch.6 R/W $$$$$$$$B 007998H ISBA6 7 ビットスレーブアドレスレジスタ ch.6 R/W 00000000B 007999H ISMK6 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ ch.6 R/W 01111111B 00799AH PAFSR PPG 端子配置切換えレジスタ R/W PPG 端子切換え制御 ----0000B 00799BH PMSSR PPG マルチチャネル起動レジスタ R/W PPG マルチ起動制御 00000000B R/W マルチファンクション シリアル端子制御 -----000B 00799CH 00799DH マルチファンクション シリアル ch.6 $$$$$$$$B 予約領域 P9FSR シリアル端子切換えレジスタ 1 00799CH ∼ 0079A1H 予約領域 0079A2H P7FSR シリアル端子切換えレジスタ 0 R/W マルチファンクション シリアル端子制御 ----000XB 0079A3H LSYNS LIN SYNCH FIELD 切換えレジスタ R/W インプットキャプチャ 入力制御 10001000B (続く) DS07–13743–5 33 MB90880 シリーズ (続き) アドレス レジスタ 略称 レジスタ名称 0079A4H, 0079A5H R/W リソース 初期値 フラッシュメモリ I/F 00000000B 予約領域 0079A6H FWR0 フラッシュメモリ書込みコントロールレジスタ 0 R/W 0079A7H FWR1 フラッシュメモリ書込みコントロールレジスタ 1 R/W 00000000B 0079A8H ∼ 0079DFH 予約領域 0079E0H 0079E1H PADR0 検出アドレスレジスタ 0 ( 上位 ) 0079E3H 検出アドレスレジスタ 1 ( 下位 ) PADR1 検出アドレスレジスタ 1 ( 上位 ) 0079E6H 検出アドレスレジスタ 2 ( 下位 ) PADR2 0079E8H アドレス一致 検出機能 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB R/W 検出アドレスレジスタ 1 ( 中位 ) 0079E5H 0079E7H R/W 検出アドレスレジスタ 0 ( 中位 ) 0079E2H 0079E4H XXXXXXXXB 検出アドレスレジスタ 0 ( 下位 ) アドレス一致 検出機能 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB R/W 検出アドレスレジスタ 2 ( 中位 ) アドレス一致 検出機能 検出アドレスレジスタ 2 ( 上位 ) XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0079E9H ∼ 0079EFH 予約領域 0079F0H 0079F1H PADR3 検出アドレスレジスタ 3 ( 上位 ) 0079F3H 検出アドレスレジスタ 4 ( 下位 ) PADR4 検出アドレスレジスタ 4 ( 上位 ) 0079F6H 検出アドレスレジスタ 5 ( 下位 ) 0079F8H PADR5 アドレス一致 検出機能 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB R/W 検出アドレスレジスタ 4 ( 中位 ) 0079F5H 0079F7H R/W 検出アドレスレジスタ 3 ( 中位 ) 0079F2H 0079F4H XXXXXXXXB 検出アドレスレジスタ 3 ( 下位 ) アドレス一致 検出機能 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB R/W 検出アドレスレジスタ 5 ( 中位 ) 検出アドレスレジスタ 5 ( 上位 ) アドレス一致 検出機能 XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0079F9H ∼ 007FFFH 予約領域 R/W について R/W :リード / ライト可能 R :リードオンリ W :ライトオンリ 初期値についての説明 0 :このビットの初期値は ,“0” です。 1 :このビットの初期値は ,“1” です。 X :このビットの初期値は , 不定です。 - :このビットは , 利用されていません。 * :このビットの初期値は , “1” または , “0” です。 モード端子 (MD2, MD1, MD0 端子 ) によって異なります。 + :このビットの初期値は , “1” または , “0” です。 $ :このビットの初期値は , リソースの動作モードによって異なります。 #H*:デバイスの RAM 領域によって異なります。 34 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ 割込み要因と割込みベクタ , 割込み制御レジスタ 割込み要因 EI2OS の μDMAC クリア チャネル番号 割込みベクタ 割込み制御レジスタ 番号 アドレス 番号 アドレス リセット × ⎯ #08 FFFFDCH ⎯ ⎯ INT9 命令 × ⎯ #09 FFFFD8H ⎯ ⎯ 例外 × ⎯ #10 FFFFD4H ⎯ ⎯ INT0 (IRQ0/1) ○ 0 #11 FFFFD0H #12 FFFFCCH 0000B0H ○ ⎯ ICR00 INT1 (IRQ2 ∼ IRQ7) INT2 (IRQ8 ∼ IRQ15) ○ ⎯ #13 FFFFC8H #14 FFFFC4H 0000B1H ○ ⎯ ICR01 INT3 (IRQ16 ∼ IRQ23) ベースタイマ ch.0 ( 要因 0,1) ○ 1 #15 FFFFC0H #16 FFFFBCH 0000B2H ○ 2 ICR02 ベースタイマ ch.1 ( 要因 0,1) ベースタイマ ch.2 ( 要因 0,1) ○ 3 #17 FFFFB8H #18 FFFFB4H 0000B3H ○ 4 ICR03 ベースタイマ ch.3 ( 要因 0,1) PPG0/PPG4 カウンタボロー ○ 5 #19 FFFFB0H #20 FFFFACH 0000B4H ○ 6 ICR04 PPG1/PPG5 カウンタボロー PPG2/PPG6 カウンタボロー ○ 7 #21 FFFFA8H #22 FFFFA4H 0000B5H × 8 ICR05 PPG3/PPG7 カウンタボロー 8/16 ビットアップダウンカウンタ / タイマ (ch.0, 1) コンペア / アンダフロー / オーバフロー / アップダウン反転 × ⎯ #23 FFFFA0H ICR06 0000B6H インプットキャプチャ (ch.0/1) 取込み ○ ⎯ #24 FFFF9CH アウトプットコンペア (ch.0/1/2) 一致 ○ ⎯ #25 FFFF98H #26 FFFF94H 0000B7H ○ ⎯ ICR07 アウトプットコンペア (ch.3/4/5) 一致 A/D コンバータ ○ ⎯ #27 FFFF90H 16 ビットフリーランタイマオーバフロー / コンペアクリア / マルチファンクション シリアル ch.4/5/6 ステータス 9 #28 FFFF8CH ICR08 0000B8H ○ マルチファンクションシリアル ch.4 受信 ○ 10 #29 FFFF88H #30 FFFF84H 0000B9H ○ 11 ICR09 マルチファンクションシリアル ch.4 送信 マルチファンクションシリアル ch.5 受信 ○ 12 #31 FFFF80H #32 FFFF7CH 0000BAH ○ 13 ICR10 マルチファンクションシリアル ch.5 送信 マルチファンクションシリアル ch.6 受信 ○ 14 #33 FFFF78H #34 FFFF74H 0000BBH ○ 15 ICR11 マルチファンクションシリアル ch.6 送信 マルチファンクションシリアル ch.0/1 受信 / ステータス ◎ ⎯ #35 FFFF70H ICR12 0000BCH マルチファンクションシリアル ch.0/1 送信 ○ ⎯ #36 FFFF6CH マルチファンクションシリアル ch.2 受信 / ステータス ◎ ⎯ #37 FFFF68H ICR13 0000BDH マルチファンクションシリアル ch.2 送信 ○ ⎯ #38 FFFF64H マルチファンクションシリアル ch.3 受信 / ステータス ◎ ⎯ #39 FFFF60H ICR14 0000BEH ○ ⎯ #40 FFFF5CH マルチファンクションシリアル ch.3 送信 (続く) DS07–13743–5 35 MB90880 シリーズ (続き) 割込み要因 EI2OS の μDMAC クリア チャネル番号 割込みベクタ 番号 アドレス フラッシュの書込み / 消去 , タイムベースタイマ , 時計タイマ * × ⎯ #41 FFFF58H 遅延割込み発生モジュール × ⎯ #42 FFFF54H 割込み制御レジスタ 番号 アドレス ICR15 0000BFH × :割込みクリア信号で , 割込み要求フラグはクリアされません。 ○ :割込みクリア信号で , 割込み要求フラグはクリアされます。 ◎ :割込みクリア信号で , 割込み要求フラグはクリアされます。受信の場合のみストップ要求あり。 *:フラッシュ書込み / 消去とタイムベースタイマと時計タイマは同時に使用できませんので注意願います。 (注意事項)同一割込み番号に 2 つの割込み要因が合った場合 , リソースは両方の割込み要求フラグが EI2OS/μDMAC 割 込みクリア信号でクリアされます。したがって , 2 要因のどちらか 1 つ EI2OS/μDMAC 機能を使用すると , もう 1 つの割込み機能は使用できません。該当リソースの割込み要求許可ビットを “0” にして , ソフトウェア ポーリング処理にて対処してください。 36 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 電源電圧* 1 記号 “L” レベル最大総出力電流 “L” レベル平均総出力電流 “H” レベル最大出力電流 “H” レベル平均出力電流 “H” レベル最大総出力電流 備考 VSS + 4.0 V VSS − 0.3 VSS + 4.0 V DVcc=Vcc*2 AVCC VSS − 0.3 VSS + 4.0 V *2 AVRH VSS − 0.3 VSS + 4.0 V *2 VSS − 0.3 VSS + 4.0 V *3 VSS − 0.3 VSS + 7.0 V * 3, * 8 VSS − 0.3 VSS + 4.0 V *3 VSS − 0.3 VSS + 7.0 V * 3, * 8 VO “L” レベル平均出力電流 単位 VSS − 0.3 出力電圧* 1 “L” レベル最大出力電流 最大 VCC VI 最大総クランプ電流 最小 DVCC 入力電圧* 1 最大クランプ電流 定格値 ICLAMP − 2.0 + 2.0 mA *7 Σ⏐ICLAMP⏐ ⎯ 20 mA *7 IOL1 ⎯ 10 mA *4 IOL2 ⎯ 20 mA PA0 ∼ PA3*4 IOLAV1 ⎯ 3 mA *5 IOLAV2 ⎯ 10 mA PA0 ∼ PA3*5 ΣIOL1 ⎯ 60 mA ΣIOL2 ⎯ 80 mA PA0 ∼ PA3 ΣIOLAV1 ⎯ 30 mA *6 ΣIOLAV2 ⎯ 40 mA PA0 ∼ PA3*6 IOH1 ⎯ − 10 mA *4 IOH2 ⎯ − 20 mA PA0 ∼ PA3*4 IOHAV1 ⎯ −3 mA *5 IOHAV2 ⎯ − 10 mA PA0 ∼ PA3*5 ΣIOH1 ⎯ − 60 mA ΣIOH2 ⎯ − 80 mA PA0 ∼ PA3 ΣIOHAV1 ⎯ − 30 mA *6 ΣIOHAV2 ⎯ − 40 mA PA0 ∼ PA3*6 消費電力 PD ⎯ 320 mW 動作温度 TA − 40 + 85 °C 保存温度 Tstg − 55 + 150 °C “H” レベル平均総出力電流 * 1:VSS = AVSS = DVss = 0.0 V を基準にしています。 * 2:AVCC, DVcc,AVRH を同じ電圧に設定してください。AVcc および DVcc は , VCC を超えてはいけません。また AVRH は AVCC も超えてはいけません。 * 3:VI, VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。ただし , 外部の部品を使用して入力への電流または入力からの電流 の最大値を制限する場合は , VI 定格に代わって ICLAMP 定格が適用されます。 * 4:最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 * 5:平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 6:平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 (続く) DS07–13743–5 37 MB90880 シリーズ (続き) * 7:・該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P47, P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P76, P80 ∼ P87, P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA3 ・推奨動作条件内でご使用ください。 ・直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。 ・+ B 信号とマイクロコントローラの間には , 必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。 ・+ B 入力時にマイクロコントローラ端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限 抵抗の値を設定してください。 ・低消費電力モードなどマイクロコントローラの駆動電流が少ない動作状態では , + B 入力電位が保護ダイオード を通して VCC 端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。 ・マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供 給されているため , 不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。 ・電源投入時に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供給されているため , パワーオンリセットが動作しない電 源電圧になる可能性がありますのでご注意ください。 ・+ B 入力端子は , 開放状態にならないようにご注意ください。 ・A/D 入力端子を除くアナログ系入出力端子 (LCD 駆動端子 , コンパレータ入力端子など ) は , + B 入力ができませ んのでご注意ください。 ・推奨回路例: ・入出力等価回路 保護ダイオード VCC P-ch 制限抵抗 + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R * 8:P74 ∼ P76, P80 ∼ P87 は 5 V I/F 端子として使用できます。 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 38 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 電源電圧 “H” レベル入力電圧 記号 規格値 単位 備考 最小 最大 VCC DVcc 2.7 3.6 V 通常動作時 1.8 3.6 V ストップ動作の状態保持 VIH 0.7 VCC VCC + 0.3 V VIH2, VIHS, VIHM, VIHX 以外の端子 VIH2 0.7 VCC VSS + 5.8 V P74 ∼ P76,P80 ∼ P87 VIHS 0.8 VCC VCC + 0.3 V ヒステリシス入力の端子 VIHS2 0.7 VCC VCC + 0.3 V ヒステリシス入力の端子 ( マルチファンクションシリアル端子 ) VIHS3 0.7 VCC VCC + 0.3 V CMOS 入力の端子 ( 外バスモード入力端子 ) VIHM VCC − 0.3 VCC + 0.3 V MD 端子入力 VIHX 0.8 VCC VCC + 0.3 V X0A, X1A 端子 V VILS, VILM, VIHX 以外の端子 VIL VSS − 0.3 0.3 VCC VILS VSS − 0.3 0.2 VCC V ヒステリシス入力の端子 VILS2 VSS − 0.3 0.3 VCC V ヒステリシス入力の端子 ( マルチファンクションシリアル端子 ) VILS3 VSS − 0.3 0.3 VCC V CMOS 入力の端子 ( 外バスモード端子 ) VILM VSS − 0.3 VSS + 0.3 V MD 端子入力 VILX VSS − 0.3 0.2 Vcc V X0A, X1A 端子 “L” レベル入力電圧 平滑コンデンサ CS 動作温度 TA 0.1 1.0 μF セラミックコンデンサ , または同程度 の交流規格のコンデンサを使用してく ださい。VCC 端子のバイパスコンデン サはこのコンデンサよりも大きい容量 値のものを使用してください。 − 40 + 85 °C 通常動作時 0 + 70 °C 外部バス動作時 ・C 端子接続図 C CS <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 DS07–13743–5 39 MB90880 シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 2.7V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 “H” レベル 出力電圧 記号 VOH 端子名 入力リーク 電流 VOL IIL 単位 備考 標準 最大 P74 ∼ P76, P80 ∼ P87, VCC = 3.0 V, PA0 ∼ PA3 IOH =− 4.0 mA 以外の端子 VCC − 0.5 ⎯ ⎯ V P74 ∼ P76, VCC = 3.0 V, P80 ∼ P87 IOH =− 2.0 mA VCC − 0.5 ⎯ ⎯ V DVCC − 0.6 ⎯ ⎯ V P74 ∼ P76, P80 ∼ P87, VCC = 3.0 V, PA0 ∼ PA3 IOL = 4.0 mA 以外の端子 ⎯ ⎯ 0.4 V P74 ∼ P76, VCC = 3.0 V, P80 ∼ P87 IOH =− 2.0 mA ⎯ ⎯ 0.4 V ⎯ ⎯ 0.5 V − 10 ⎯ + 10 μA 25 50 100 kΩ 評価用品 DVCC = 3.0 V, IOH =− 10.0 mA PA0 ∼ PA3 DVCC = 3.0 V, IOL = 10.0 mA すべての 入力端子 VCC = 3.3 V, VSS < VI < VCC プルアップ 抵抗 RPULL ⎯ ⎯ プルダウン 抵抗 RDOWN MD2 ⎯ Ileak P31, P32, P34, P35, P43, P44, P46, P47, P72 ∼ P76, P80 ∼ P87, P96, P97 ⎯ オープン ドレイン 出力電流 規格値 最小 PA0 ∼ PA3 “L” レベル 出力電圧 条件 15 33 66 kΩ フラッシュ メモリ品 / マスク ROM 品 25 50 100 kΩ 評価用品 40 100 200 kΩ マスク ROM 品 ⎯ 0.1 10 μA (続く) 40 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (VCC = 2.7V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 mA MB90882(S) ⎯ 20 28 mA MB90F882A(S) ⎯ 27 37 mA MB90F883C(S), MB90F884C(S) ⎯ 30 40 mA MB90F883B(S)/BH(S), MB90F884B(S)/BH(S) ⎯ 22 30 mA MB90882(S) ⎯ 28 38 mA MB90F882A(S) ⎯ 35 45 mA MB90F883C(S), MB90F884C(S) ⎯ 40 52 mA MB90F883BH(S), MB90F884BH(S) ⎯ 30 40 mA MB90F882A(S) ⎯ 37 47 mA MB90F883C(S), MB90F884C(S) ⎯ 40 50 mA MB90F883B(S)/BH(S), MB90F884B(S)/BH(S) ⎯ 40 52 mA MB90F882A(S) ⎯ 45 57 mA MB90F883C(S), MB90F884C(S) ⎯ 50 62 mA MB90F883BH(S), MB90F884BH(S) VCC = 3.3 V 時 , 内部 25 MHz 動作 , スリープ時 ⎯ 6 12 mA VCC = 3.3 V 時 , 内部 33 MHz 動作 , スリープ時 ⎯ 10 20 mA VCC = 3.3 V 時 , 内部 2 MHz 動作 , タイムベースタイマ時 ⎯ 0.25 0.9 mA ⎯ VCC = 3.3 V 時 , 内部 33 MHz 動作 , フラッシュ書込み時 ICTS ⎯ ⎯ 備考 23 VCC = 3.3 V 時 , 内部 25 MHz 動作 , フラッシュ書込み時 ICCS 単位 15 VCC = 3.3 V 時 , 内部 33 MHz 動作 , 通常動作時 電源電流 最小 標準 最大 ⎯ VCC = 3.3 V 時 , 内部 25 MHz 動作 , 通常動作時 ICC 規格値 (続く) DS07–13743–5 41 MB90880 シリーズ (続き) (VCC = 2.7V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 規格値 最小 標準 最大 単位 ⎯ VCC = 3.3 V 時 , 外部 32 kHz, 内部 8 kHz 動作 , サブ動作時 (TA =+ 25 °C) ⎯ 80 200 μA ⎯ VCC = 3.3 V 時 , 外部 32 kHz, 内部 8 kHz 動作 , サブスリープ時 (TA =+ 25 °C) ⎯ 50 160 μA ICCT ⎯ VCC = 3.3 V 時 , 外部 32 kHz, 内部 8 kHz 動作 , 時計動作時 (TA =+ 25 °C) ⎯ 20 110 μA ICCH ⎯ TA =+ 25 °C, ストップ時 , VCC = 3.3 V 時 ⎯ 15 100 μA AVCC, AVSS, VCC, DVCC, VSS, DVSS ⎯ 5 15 pF ICCL ICCLS 電源電流 入力容量 条件 CIN AVCC, AVSS, VCC, DVCC, VSS, DVSS 備考 以外 (注意事項)P74 ∼ P76, P80 ∼ P87 は , コントロール付き N-ch オープンドレイン端子で , 通常は CMOS として使用します。 42 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング規格 (VSS = 0.0 V,TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 FCH 端子名 X0, X1 クロック周波数 クロックサイクルタイム 入力クロックパルス幅 内部動作クロック サイクルタイム 単位 備考 最小 標準 最大 ⎯ 3 ⎯ 25 外部水晶発振 ⎯ 3 ⎯ 50 外部クロック入力 ⎯ 4 ⎯ 25 PLL1 逓倍 ⎯ 3 ⎯ 16.5 ⎯ 3 ⎯ 11 ⎯ 3 ⎯ 8.25 PLL4 逓倍 ⎯ 3 ⎯ 5.5 PLL6 逓倍 ⎯ 3 ⎯ 4.125 PLL8 逓倍 MHz PLL2 逓倍 PLL3 逓倍 FCL X0A, X1A ⎯ ⎯ 32.768 ⎯ kHz tC X0, X1 ⎯ 20 ⎯ 333 ns tCL X0A, X1A ⎯ ⎯ 30.5 ⎯ μs PWH PWL X0 ⎯ 5 ⎯ ⎯ ns PWLH PWLL X0A ⎯ ⎯ 15.2 ⎯ μs *2 tcr tcf X0 ⎯ ⎯ ⎯ 5 ns 外部クロック時 fCP ⎯ ⎯ 1.5 ⎯ 33 MHz * 1 fCPL ⎯ ⎯ ⎯ 8.192 ⎯ kHz tCP ⎯ ⎯ 30.3 ⎯ 666 ns tCPL ⎯ ⎯ ⎯ 122.1 ⎯ μs 入力クロック 立上り , 立下り時間 内部動作クロック周波数 規格値 条件 *1 *1 * 1:MB90F883B (S) , MB90F884B (S) では , 最大動作周波数は 25 MHz となります。 外部バス動作使用時では , 全型格において最大動作周波数は 25 MHz となります。 * 2:デューティ比 50% ± 3%で入力してください。 ・X0, X1 クロックタイミング tC 0.8 VCC X0 0.2 VCC PWH PWL tcf tcr ・X0A, X1A クロックタイミング tCL 0.8 VCC X0A 0.2 VCC PWLH PWLL tcf DS07–13743–5 tcr 43 MB90880 シリーズ ・PLL 動作保証範囲 内部動作クロック周波数と電源電圧の関係 3.6 PLL 動作保証範囲 電源電圧 VCC (V) 3.0 2.7 通常動作範囲 1.5 16 4 33 内部クロック fCP (MHz) * *:MB90F883B (S) , MB90F884B (S) では , 最大動作周波数は 25 MHz となります。 ( 注意事項 ) ・PLL1 逓倍のみ , fCP = 4 MHz 以上で使用してください。 ・A/D 動作周波数は「5. A/D 変換部電気的特性」を参照してください。 原発振周波数と内部動作クロック周波数の関係 33 内部クロック fCP (MHz) * 8 逓倍 25 24 3 逓倍 6 逓倍 逓倍なし 20 18 16 2 逓倍 1 逓倍 4 逓倍 12 9 8 6 4 1.5 3 4 5 6 8 10 12.5 16 20 25 32 40 50 原発振クロック FCH (MHz) *:MB90F883B(S), MB90F884B(S) では , 最大動作周波数は 25 MHz となります。 PLLOS, CKSCR レジスタの PLL 逓倍設定と原発振クロック入力可能周波数および内部クロック周波数の関係 44 PLL 逓倍数 DIV2 PLL2 CS1 CS0 原発振クロック 内部クロック 1 0 0 0 0 4 MHz ∼ 25 MHz 4 MHz ∼ 25 MHz 1 1 1 0 0 8 MHz ∼ 25 MHz 8 MHz ∼ 25 MHz 2 0 0 0 1 3 MHz ∼ 12.5 MHz 6 MHz ∼ 25 MHz 2 0 1 0 0 4 MHz ∼ 16.5 MHz 8 MHz ∼ 33 MHz 2 1 0 1 1 6 MHz ∼ 12.5 MHz 12 MHz ∼ 25 MHz 2 1 1 0 1 6 MHz ∼ 16.5 MHz 12 MHz ∼ 33 MHz 3 0 0 1 0 3 MHz ∼ 8.33 MHz 9 MHz ∼ 25 MHz 3 1 1 1 0 6 MHz ∼ 11 MHz 18 MHz ∼ 33 MHz 4 0 0 1 1 3 MHz ∼ 6.25 MHz 12 MHz ∼ 25 MHz 4 0 1 0 1 3 MHz ∼ 8.25 MHz 12 MHz ∼ 33 MHz 4 1 1 1 1 6 MHz ∼ 8.25 MHz 24 MHz ∼ 33 MHz 6 0 1 1 0 3 MHz ∼ 5.5 MHz 18 MHz ∼ 33 MHz 8 0 1 1 1 3 MHz ∼ 4.125 MHz 24 MHz ∼ 33 MHz DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 交流規格は以下の測定基準電圧値で規定しています。 ・入力信号波形 ヒステリシス入力端子 ・出力信号波形 出力端子 0.8 VCC 2.4 V 0.2 VCC 0.8 V ヒステリシス入力 /MD 入力以外の端子 0.7 VCC 0.3 VCC DS07–13743–5 45 MB90880 シリーズ (2) クロック出力タイミング (VSS = 0.0 V,TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 サイクル時間 CLK ↑→ CLK ↓ 記号 端子名 条件 tCYC CLK ⎯ tCHCL CLK 規格値 最小 最大 tCP* ⎯ 単位 備考 ns VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V tCP* / 2 − 15 tCP* / 2 + 15 ns fCP = 25 MHz 時 VCC = 2.7 V ∼ 3.3 V tCP* / 2 − 20 tCP* / 2 + 20 ns fCP = 16 MHz 時 VCC = 2.7 V ∼ 3.3 V tCP* / 2 − 64 tCP* / 2 + 64 ns fCP = 5 MHz 時 *:tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 tCYC tCHCL 2.4 V CLK 46 2.4 V 0.8 V DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (3) リセット入力規格 (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 リセット入力時間 tRSTL 端子名 規格値 条件 ⎯ RST 最小 最大 16 tCP * 1 ⎯ 単位 備考 ns 通常動作時 振動子の発振時間* 2 + 100 μs + 16 tCP * 1 ⎯ ms サブクロック , サブスリープ , 時計 , ストップ モード時 100 ⎯ μs タイムベースタイ マ時 * 1:tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 * 2:振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。水晶発振子は , 数 ms ∼数十 ms, セラミック発振子は , 数百 μs ∼数 ms, 外部クロックは , 0 ms となります。 ・サブクロック , サブスリープ , 時計 , ストップモ−ド時 tRSTL RST 0.2 VCC 0.2 VCC 振幅の 90% X0 内部動作クロック 100 μs + 16 tCP 振動子の 発振時間 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット ・交流規格の測定条件 CL は , テスティング時の端子に付けられる負荷容量 端子 CL DS07–13743–5 CLK, ALE:CL = 30 pF AD15 ∼ AD00 ( アドレス・データバス ) , RD, WR, A23 ∼ A00/D15 ∼ D00:CL = 30 pF 47 MB90880 シリーズ (4) 電源投入規格 ( パワーオンリセット ) (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 電源立上り時間 電源切断時間 記号 端子名 tR VCC tOFF VCC 条件 規格値 単位 備考 最小 最大 0.05 30 ms * 1 ⎯ ms 繰り返し動作のため ⎯ *:電源立上げ時は , VCC < 0.2 V とする必要があります。 (注意事項)・上記規格は , パワーオンリセットをかけるための数値です。 ・デバイス内には電源の再投入によるパワーオンリセットを行ってください。 tR 2.7 V VCC 0.2 V 0.2 V 0.2 V tOFF 電源電圧を急激に変化させるとパワーオンリセットが起動される場合があります。 下図のように , 動作中に電源電圧を変化させる場合は , 電圧の変動をおさえて滑らか に立ち上げることを推奨いたします。 メイン電源電圧 VCC サブ電源電圧 VSS 48 RAM データ保持 立上りの傾きを , 50 mV/ms 以下に することを推奨いたします。 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (5) バスリードタイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = 0 °C ∼+ 70 °C, fcp ≦ 25 MHz) 項目 ALE パルス幅 記号 tLHLL 有効アドレス→ ALE ↓時間 tAVLL ALE ↓→ アドレス有効時間 tLLAX 有効アドレス→ RD ↓時間 tAVRL 有効アドレス→ 有効データ入力 tAVDV RD パルス幅 tRLRH 端子名 ALE 条件 ⎯ 規格値 単位 備考 ⎯ ns 16 MHz < fCP ≦ 25 MHz tCP* / 2 − 20 ⎯ ns 8 MHz < fCP ≦ 16 MHz tCP* / 2 − 35 ⎯ ns fCP ≦ 8 MHz tCP* / 2 − 17 ⎯ ns tCP* / 2 − 40 ⎯ ns 最小 最大 tCP* / 2 − 15 アドレス , ALE ⎯ ALE, ⎯ tCP* / 2 − 15 ⎯ ns ⎯ tCP* − 25 ⎯ ns ⎯ 5 tCP* / 2 − 55 ns ⎯ 5 tCP* / 2 − 80 ns fCP ≦ 8 MHz 3 tCP* / 2 − 25 ⎯ ns 16 MHz < fCP ≦ 25 MHz 3 tCP* / 2 − 20 ⎯ ns 8 MHz < fCP ≦ 16 MHz ⎯ 3 tCP* / 2 − 55 ns ⎯ 3 tCP* / 2 − 80 ns ⎯ 0 ⎯ ns アドレス RD, アドレス アドレス / データ RD RD, ⎯ ⎯ RD ↓→ 有効データ入力 tRLDV RD ↑→ データホールド時間 tRHDX RD ↑→ ALE ↑時間 tRHLH RD, ALE ⎯ tCP* / 2 − 15 ⎯ ns RD ↑→ アドレス有効時間 tRHAX アドレス , RD ⎯ tCP* / 2 − 10 ⎯ ns 有効アドレス→ CLK ↑時間 tAVCH アドレス , CLK ⎯ tCP* / 2 − 17 ⎯ ns RD ↓→ CLK ↑時間 tRLCH RD, CLK ⎯ tCP* / 2 − 17 ⎯ ns ALE ↓→ RD ↓時間 tLLRL RD, ALE ⎯ tCP* / 2 − 15 ⎯ ns データ RD, データ ⎯ fCP ≦ 8 MHz fCP ≦ 8 MHz *:tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 DS07–13743–5 49 MB90880 シリーズ tAVCH tRLCH 2.4 V 2.4 V CLK tRHLH 2.4 V 2.4 V ALE tLHLL 2.4 V 0.8 V tRLRH 2.4 V RD tAVLL tLLAX 0.8 V tLLRL マルチプレックスモード時 A23 ~ A16 tAVRL tRLDV 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tAVDV AD15 ~ AD00 2.4 V 2.4 V アドレス 0.8 V tRHDX 0.7 VCC 0.7 VCC 読込みデータ 0.8 V 0.3 VCC 0.3 VCC tRHAX ノンマルチプレックスモード時 A23 ~ A00 tRHAX 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tRLDV tRHDX tAVDV D15 ~ D00 50 0.7 VCC 0.3 VCC 0.7 VCC 読込みデータ 0.3 VCC DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (6) バスライトタイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = 0 °C ∼+ 70 °C, fcp ≦ 25 MHz) 項目 有効アドレス→ WR ↓時間 WR パルス幅 有効データ出力→ WR ↑時間 WR ↑→データホールド時間 記号 端子名 条件 tAVWL アドレス , WR tWLWH WR (WRL, WRH) tDVWH tWHDX データ , WR 規格値 単位 最大 ⎯ tCP* − 15 ⎯ ns ⎯ 3 tCP* / 2 − 25 ⎯ ns 16 MHz < fCP ≦ 25 MHz ⎯ 3 tCP* / 2 − 20 ⎯ ns 8 MHz < fCP ≦ 16 MHz ⎯ 3 tCP* / 2 − 15 ⎯ ns ⎯ 10 ⎯ ns 16 MHz < fCP ≦ 25 MHz ⎯ 20 ⎯ ns 8 MHz < fCP ≦ 16 MHz ⎯ 30 ⎯ ns fCP ≦ 8 MHz ⎯ tCP* / 2 − 10 ⎯ ns WR, データ WR, WR ↑→アドレス有効時間 tWHAX WR ↑→ ALE ↑時間 tWHLH WR, ALE ⎯ tCP* / 2 − 15 ⎯ ns WR ↓→ CLK ↑時間 tWLCH WR, CLK ⎯ tCP* / 2 − 17 ⎯ ns アドレス 備考 最小 *:tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 DS07–13743–5 51 MB90880 シリーズ tWLCH 2.4 V CLK tWHLH 2.4 V ALE tWLWH 2.4 V WR (WRL, WRH) 0.8 V マルチプレックスモード時 A23 ~ A16 tAVWL tWHAX 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tDVWH AD15 ~ AD00 2.4 V アドレス 0.8 V 2.4 V 0.8 V 2.4 V 書込みデータ 0.8 V tWHAX ノンマルチプレックスモード時 A23 ~ A00 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tDVWH D15 ~ D00 52 tWHDX 2.4 V 2.4 V 0.8 V tWHDX 書込みデータ 0.8 V DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (7) レディ入力タイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = 0 °C ∼+ 70 °C, fcp ≦ 25 MHz) 項目 記号 RDY セットアップ時間 tRYHS RDY ホールド時間 tRYHH 端子名 RDY 条件 規格値 単位 最小 最大 ⎯ 35 ⎯ ns ⎯ 70 ⎯ ns ⎯ 0 ⎯ ns 2.4 V 備考 fCP = 8 MHz 2.4 V CLK ALE RD/WR tRYHS tRYHH RDY ウェイトを かけないとき RDY ウェイトを かけるとき (1 サイクル ) DS07–13743–5 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tRYHS 53 MB90880 シリーズ (8) ホールドタイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = 0 °C ∼+ 70 °C, fcp ≦ 25 MHz) 項目 記号 端子名 端子フローティング→ HAK ↓時間 tXHAL HAK HAK ↓→端子有効時間 tHAHV HAK 条件 ⎯ 規格値 単位 最小 最大 30 tCP* ns tCP* 2 tCP* ns *:tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 (注意事項)HRQ 端子が取り込まれてから , HAK が変化するまでは , 1 サイクル以上あります。 HAK 2.4 V 0.8 V tXHAL 各端子 54 2.4 V 0.8 V tHAHV High-Z 2.4 V 0.8 V DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (9) マルチファンクションシリアルタイミング (UART, SIO 時 ) (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC ⎯ UCK ↓→ UO 遅延時間 tSLOV ⎯ 有効 UI → UCK ↑ tIVSH ⎯ UCK ↑→有効 UI ホールド時間 tSHIX ⎯ tSHSL ⎯ シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH ⎯ UCK ↓→ UO 遅延時間 tSLOV ⎯ 有効 UI → UCK ↑ tIVSH ⎯ UCK ↑→有効 UI ホールド時間 tSHIX ⎯ シリアルクロック “H” パルス幅 規格値 条件 内部シフトクロックモード 出力端子: CL*1 = 80 pF + 1 TTL 最大 4 tCP*2 ⎯ ns − 50 + 50 ns 50 ⎯ ns ⎯ ns 2 ⎯ ns 2 tCP* 2 ⎯ ns ⎯ 50 ns 50 ⎯ ns 50 ⎯ ns 0 2 tCP* 外部シフトクロックモード 出力端子: CL*1 = 80 pF + 1 TTL 単位 最小 * 1:CL は , テスティング時の端子に付けられる負荷容量値です。 * 2:tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 (注意事項)CLK 同期モード時の交流規格です。 ・内部シフトクロックモード tSCYC UCK 2.4 V 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V UO 0.8 V tIVSH UI tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL UCK 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tSLOV 2.4 V UO 0.8 V tIVSH UI DS07–13743–5 tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 55 MB90880 シリーズ (10) マルチファンクションシリアルタイミング (I2C 時 ) a. マスターモード動作時 (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 条件 標準モード 高速モード *3 最小 最大 最小 最大 単位 SCL クロック周波数 fSCL 0 100 0 400 kHz SCL クロック “L” 幅 tLOW 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs SCL クロック “H” 幅 tHIGH 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs tBUS 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs 反復「スタート」条件 セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↓ tSUSTA 4.7 ⎯ 0.6 ⎯ μs ( 反復 ) 「スタート」条件 ホールド時間 SDA ↓→ SCL ↓ tHDSTA 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs tSUSTO 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs データホールド時間 SCL ↓→ SDA ↓↑ tHDDAT 2tcp*1 ⎯ 2tcp*1 ⎯ μs データセットアップ時間 SDA ↓↑→ SCL ↑ tSUDAT 250 ⎯ 100*2 ⎯ ns 「ストップ」条件と「スタート」 条件との間のバスフリー時間 「ストップ」条件セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↑ R = 1 kΩ C = 50 pF*4 b. スレーブモード動作時 (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 条件 標準モード 高速モード *3 最小 最大 最小 最大 単位 SCL クロック周波数 fSCL 0 100 0 400 kHz SCL クロック “L” 幅 tLOW 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs SCL クロック “H” 幅 tHIGH 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs tBUS 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs 反復「スタート」条件 セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↓ tSUSTA 4.7 ⎯ 0.6 ⎯ μs ( 反復 ) 「スタート」条件 ホールド時間 SDA ↓→ SCL ↓ tHDSTA 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs tSUSTO 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs データホールド時間 SCL ↓→ SDA ↓↑ tHDDAT 2tcp*1 ⎯ 2tcp*1 ⎯ μs データセットアップ時間 SDA ↓↑→ SCL ↑ tSUDAT 250 ⎯ 100*2 ⎯ ns 「ストップ」条件と「スタート」 条件との間のバスフリー時間 「ストップ」条件セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↑ R = 1 kΩ C = 50 pF*4 * 1:tCP は内部動作クロック周波数です。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 * 2: 高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムで使用することはできますが、要求される条件 tSUDAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。デバイスが SCL 信号の “L” 期間を延長しない場合には SCL ラインが開放さ れる 1250 ns (SDA,SCL 立上り Max 時間 +tSUDAT) 以前に次のデータを SDA ラインに出力しなければなりません。 * 3:100 kHz を超えて使用する場合には、内部動作クロックを 6 MHz 以上に設定してください。 * 4:R と C は SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗と負荷容量です。 56 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ・タイミング定義 SDA tBUS tLOW tHDSTA tSUDAT SCL tHDSTA DS07–13743–5 tHIGH tHDDAT fSCL tSUSTA tSUSTO 57 MB90880 シリーズ (11) タイマ入力タイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTIWH tTIWL IN0, IN1, TIO0 ∼ TIO3 ⎯ 規格値 最小 最大 4 tCP* ⎯ 単位 ns * : tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 IN0, IN1 TIO0 ~ TIO3 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC t TIWH 0.2 VCC t TIWL (12) タイマ出力タイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 CLK ↑→ 変化時間 PPG0 ∼ PPG7 変化時間 OUT0 ∼ OUT5 変化時間 tTO PPG0 ∼ PPG7, OUT0 ∼ OUT5, TIO0 ∼ TIO3 負荷条件 80 pF CLK PPG0 ~ PPG7 OUT0 ~ OUT5 TIO0 ~ TIO3 規格値 最小 最大 30 ⎯ 単位 ns 0.7 VCC 0.7 VCC 0.3 VCC t TO 58 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ (13) トリガ入力タイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTRGH tTRGL ADTG, IRQ0 ∼ IRQ7 ⎯ 規格値 単位 備考 最小 最大 5 tCP* ⎯ ns 通常動作時 1 ⎯ μs ストップモード時 * : tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 IRQ0 ~ IRQ7 ADTG 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tTRGH DS07–13743–5 0.2 VCC tTRGL 59 MB90880 シリーズ (14) チップセレクト出力タイミング (VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C, fcp ≦ 25 MHz) 項目 記号 端子名 条件 チップセレクト出力有効時間→ RD ↓ tSVRL CS0 ∼ CS3, RD チップセレクト出力有効時間→ WR ↓ tSVWL RD ↑→ チップセレクト出力有効時間 tRHSV WR ↑→ チップセレクト出力有効時間 tWHSV 規格値 単位 最小 最大 ⎯ tCP* / 2 − 7 ⎯ ns CS0 ∼ CS3, WRH, WRL ⎯ tCP* / 2 − 7 ⎯ ns RD, ⎯ tCP* / 2 − 17 ⎯ ns ⎯ tCP* / 2 − 17 ⎯ ns CS0 ∼ CS3 WRH, WRL, CS0 ∼ CS3 * : tCP は内部動作クロックサイクルタイムです。「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 tSVRL 2.4 V RD 0.8 V tRHSV A23 ~ A16 CS0 ~ CS3 2.4 V 0.8 V 2.4 V D15 ~ D00 読込みデータ 0.8 V tSVWL tWHSV 2.4 V WRH, WRL 0.8 V D15 ~ D00 不定 書込みデータ (注意事項)チップセレクトの出力信号は , 内部バスの構成上 , 同時変化しますので , バスウェイトを発生する可能性があ ります。ALE 出力信号とチップセレクト出力信号間の AC 保証はできません。 60 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 5. A/D 変換部電気的特性 (VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0.0 V, 2.7 V ≦ AVRH, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 分解能 ⎯ 総合誤差 規格値 単位 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ ⎯ 10 bit ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 3.0 LSB 直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 2.5 LSB 微分直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 1.9 LSB ゼロトランジション電圧 VOT AN0 ∼ AN19 AVSS − 1.5 LSB AVSS + 0.5 LSB AVSS + 2.5 LSB V フルスケール トランジション電圧 VFST AN0 ∼ AN19 サンプリング時間 tSMP ⎯ コンペア時間 tCMP 備考 AVRH − 3.5 LSB AVRH − 1.5 LSB AVRH + 0.5 LSB V 1.2 ⎯ ⎯ μs *1 ⎯ 1.8 ⎯ ⎯ μs *1 変換時間 tCNV ⎯ 3.0 ⎯ ⎯ μs *1 アナログポート入力電流 IAIN AN0 ∼ AN19 − 3.0 ⎯ + 3.0 μA アナログ入力電圧 VAIN AN0 ∼ AN19 AVSS ⎯ AVRH V ⎯ AVRH AVSS + 2.2 ⎯ AVCC V IA AVCC ⎯ 1.9 3.7 mA IAH AVCC ⎯ IR AVRH IRH ⎯ 基準電圧 電源電流 基準電圧供給電流 チャネル間ばらつき ⎯ 5 *2 μA ⎯ 520 720 μA AVRH ⎯ ⎯ *2 μA AN0 ∼ AN19 ⎯ ⎯ 5 4 LSB * 1:1 チャネルあたりの時間です。 * 2:A/D コンバータ非動作時 , CPU ストップ時の電流 (VCC = AVCC = AVRH = 3.0 V 時 ) DS07–13743–5 61 MB90880 シリーズ ・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について サンプルホールド付き A/D コンバータです。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合 には , 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。 したがって , A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリ ング時間を最小値より長くなるようにレジスタ値 , 動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用く ださい。また , サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 μF 程度のコンデンサを接続 してください。 アナログ入力回路模型図 R アナログ入力 コンパレータ C サンプリング時 ON R C 12.2 kΩ ( 最大 ) 8.5 pF ( 最大 ) ( 注意事項 ) 数値は参考値です。 ・ 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係 ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 ) ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 ) フラッシュメモリ品 マスク ROM 品 100 20 90 18 外部インピーダンス [kΩ] 外部インピーダンス [kΩ] フラッシュメモリ品 マスク ROM 品 80 70 60 50 40 30 20 16 14 12 10 8 6 4 10 2 0 0 0 5 10 15 20 25 最小サンプリング時間 [μs] 30 35 0 1 2 3 4 5 6 7 8 最小サンプリング時間 [μs] ・誤差について | AVRH − AVSS |が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。 62 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ 6. A/D コンバータの用語の定義 分解能 : A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 : デバイスのゼロトランジション点 ( “00 0000 0000” ← → “00 0000 0001” ) とフルスケールトランジ 直線性誤差 ション点 ( “11 1111 1110” ← → “11 1111 1111” ) とを結んだ直線と実際の変換特性との誤差 微分直線性誤差 総合誤差 : 出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 : 実際の値と理論値との差をいい,ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差 / 実線誤差を含む誤差 総合誤差 3FFH 1.5 LSB 3FEH 実際の変換特性 デジタル出力 3FDH {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 004H VNT ( 実測値 ) 003H 実際の 変換特性 理想特性 002H 001H 0.5 LSB AVSS AVRH アナログ入力 デジタル出力 “N” の総合誤差= 1 LSB ( 理想値 ) = VNT − {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 1 LSB AVR − AVSS 1024 [LSB] [V] VOT ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB [V] VFST ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB [V] VNT:デジタル出力が (N − 1) H, NH に遷移する電圧 (続く) DS07–13743–5 63 MB90880 シリーズ (続き) 直線性誤差 微分直線性誤差 3FFH 理想特性 実際の変換特性 デジタル出力 3FDH (N + 1)H {1 LSB × (N − 1) + VOT } VFST ( 実測値 ) 004H VNT ( 実測値 ) 003H 実際の変換特性 実際の変換特性 デジタル出力 3FEH NH V (N + 1) T ( 実測値 ) (N − 1)H VNT ( 実測値 ) 002H 理想特性 実際の変換特性 (N − 2)H 001H VOT ( 実測値 ) AVSS アナログ入力 AVRH デジタル出力 N の直線性誤差= デジタル出力 N の微分直線性誤差= 1 LSB = AVSS VNT − {1 LSB × (N − 1) + VOT} 1 LSB V (N+1) T − VNT 1 LSB VFST − VOT 1022 AVRH アナログ入力 [LSB] − 1 [LSB] [V] VOT :デジタル出力が “000H” ∼ “001H” に遷移する電圧 VFST:デジタル出力が “3FEH” ∼ “3FFH” に遷移する電圧 64 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ・フラッシュメモリ書込み / 消去特性 項目 条件 単位 備考 3.6 s 内部での消去前書込み時間を除く 6.2 ⎯ s 内部での消去前書込み時間を除く ⎯ 23 ⎯ μs システムレベルのオーバヘッド 時間を除く ⎯ 10000 ⎯ ⎯ cycle 平均 TA =+ 85 °C 20 ⎯ ⎯ year 最小 標準 最大 ⎯ 0.9 TA =+ 25 °C, VCC = 3.0 V ⎯ セクタ消去時間 チップ消去時間 ワード (16 ビット幅 ) 書込み時間 書込み / 消去回数 フラッシュメモリデータ 保持時間 規格値 * *:テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ換 算しています ) 。 DS07–13743–5 65 MB90880 シリーズ ■ オーダ型格 型格 MB90F882APF MB90F883BPF MB90F883BHPF MB90F883CPF MB90F884BPF MB90F884BHPF MB90F884CPF MB90882PF MB90F882ASPF MB90F883BSPF MB90F883BHSPF MB90F883CSPF MB90F884BSPF MB90F884BHSPF MB90F884CSPF MB90882SPF MB90F882APMC MB90F883BPMC MB90F883BHPMC MB90F883CPMC MB90F884BPMC MB90F884BHPMC MB90F884CPMC MB90882PMC MB90F882ASPMC MB90F883BSPMC MB90F883BHSPMC MB90F883CSPMC MB90F884BSPMC MB90F884BHSPMC MB90F884CSPMC MB90882SPMC MB90V880A-101CR-ES MB90V880A-102CR-ES 66 パッケージ 備考 プラスチック・QFP, 100 ピン (FPT-100P-M06) S あり: クロック 1 系統品 ( サブクロックなし ) S なし: クロック 2 系統品 ( サブクロックあり ) プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) セラミック・PGA, 299 ピン (PGA-299C-A01) 評価用品 101: クロック 1 系統品 ( サブクロックなし ) 102: クロック 2 系統品 ( サブクロックあり ) DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.0 mm × 14.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max 質量 0.65 g コード(参考) P-LFQFP100-14×14-0.50 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 16.00±0.20(.630±.008)SQ * 14.00±0.10(.551±.004)SQ 75 51 76 50 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 26 100 1 25 C 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) M 2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-3-3 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 0°~8° "A" 0.50(.020) +.008 1.50 –0.10 .059 –.004 (Mounting height) INDEX 0.145±0.055 (.0057±.0022) 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07–13743–5 67 MB90880 シリーズ (続き) プラスチック・QFP, 100 ピン リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.00 × 20.00mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 3.35mm MAX コード(参考) P-QFP100-14×20-0.65 (FPT-100P-M06) プラスチック・QFP, 100 ピン (FPT-100P-M06) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 23.90±0.40(.941±.016) * 20.00±0.20(.787±.008) 80 51 81 50 0.10(.004) 17.90±0.40 (.705±.016) *14.00±0.20 (.551±.008) INDEX Details of "A" part 100 1 30 0.65(.026) 0.32±0.05 (.013±.002) 0.13(.005) M "A" ©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100008S-c-5-6 C 0.25(.010) +0.35 3.00 –0.20 +.014 .118 –.008 (Mounting height) 0~8˚ 31 2002 FUJITSU LIMITED F100008S-c-5-5 0.17±0.06 (.007±.002) 0.80±0.20 (.031±.008) 0.88±0.15 (.035±.006) 0.25±0.20 (.010±.008) (Stand off) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 68 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 39 場所 ■ 電気的特性 動作温度に外部バス動作時を追加 2. 推奨動作条件 4. 交流規格 (1) クロックタイミング 43 66 変更箇所 ■ オーダ型格 注釈文 *1 を変更 「動作電圧に注意してください。MB90F883B(S),MB90F884B(S) では , 最大動作周波数は 25 MHz となります。」 →「MB90F883B(S),MB90F884B(S) では , 最大動作周波数は 25 MHz とな ります。外部バス動作使用時では , 全型格において最大動作周波数は 25 MHz となります。」 型格 :MB90F882SPF を削除 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 DS07–13743–5 69 MB90880 シリーズ MEMO 70 DS07–13743–5 MB90880 シリーズ MEMO DS07–13743–5 71 MB90880 シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-10-23 野村不動産新横浜ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 222-8508 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-100-45 新横浜中央ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部