本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 FUJITSU SEMICONDUCTOR DATA SHEET DS07–12629–1 8 ビット・マイクロコントローラ CMOS ® MB95330H シリーズ MB95F332H/F332K/F333H/F333K/F334H/F334K ■ 概要 MB95330H シリーズは , コンパクトな命令体系に加えて , 豊富な周辺機能を内蔵した汎用ワンチップマイクロコント ローラです。 (注意事項)F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の登録商標です。 ■ 特長 ・F2MC-8FX CPU コア コントローラに最適な命令体系 ・ 乗除算命令 ・ 16 ビット演算 ・ ビットテストによるブランチ命令 ・ ビット操作命令など ・クロック ・ 選択可能なメインクロックソース メイン 発振クロック ( 最大 16.25 MHz, 最大マシンクロック周波数:8.125 MHz) 外部クロック ( 最大 32.5 MHz, 最大マシンクロック周波数:16.25 MHz) メイン CR クロック (1/8/10/12.5 MHz ±2%, 最大マシンクロック周波数:12.5 MHz) ・ 選択可能なサブクロックソース サブ 発振 クロック (32.768 kHz) 外部クロック (32.768 kHz) サブ CR クロック ( 標準:100 kHz, 最小:50 kHz, 最大:200 kHz) ・タイマ ・ 8/16 ビット複合タイマ× 2 チャネル ・ 8/16 ビット PPG × 3 チャネル ・ 16 ビット PPG × 1 チャネル ( マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能 ) ・ 16 ビットリロードタイマ × 1 チャネル ( マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能 ) ・ タイムベースタイマ × 1 チャネル ・ 時計プリスケーラ × 1 チャネル ・UART/SIO × 1 チャネル ・ 全二重ダブルバッファ ・ クロック非同期 (UART) のシリアルデータ転送およびクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送が可能 (続く) 富士通セミコンダクターのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved 2010.4 MB95330H シリーズ (続き) ・I2C × 1 チャネル ・ ウェイクアップ機能内蔵 ・マルチパルスジェネレータ (MPG) (DC モータ制御用 ) × 1 チャネル ・ 16 ビットリロードタイマ × 1 チャネル ・ 16 ビット PPG タイマ × 1 チャネル ・ 波形シーケンサ (16 ビットタイマ , バッファおよびコンペアクリア機能付き ) ・LIN-UART ・ 全二重ダブルバッファ ・ クロック同期のシリアルデータ転送およびクロック非同期のシリアルデータ転送が可能 ・外部割込み × 10 チャネル ・ エッジ検出による割込み ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , および両エッジから選択可能 ) ・ 各種の低消費電力 ( スタンバイ ) モードからの解除としても使用可能 ・8/10 ビット A/D コンバータ × 8 チャネル ・ 8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択可能 ・低消費電力 ( スタンバイ ) モード ・ ストップモード ・ スリープモード ・ 時計モード ・ タイムベースタイマモード ・I/O ポート ・ MB95F332H/F333H/F334H ( 最大ポート数:28) 汎用入出力ポート (N-ch オープンドレイン ):3 本 汎用入出力ポート (CMOS 入出力 ):25 本 ・ MB95F332K/F333K/F334K ( 最大ポート数:29) 汎用入出力ポート (N-ch オープンドレイン ):4 本 汎用入出力ポート (CMOS 入出力 ):25 本 ・オンチップデバッグ ・ 1 線式シリアル制御 ・ シリアル書込みサポート ( 非同期モード ) ・ハードウェア / ソフトウェアウォッチドッグタイマ ・ ハードウェアウォッチドッグタイマ内蔵 ・低電圧検出リセット回路 ・ 低電圧検出器内蔵 ・クロックスーパバイザカウンタ ・ クロックスーパバイザカウンタ機能内蔵 ・ポートの入力電圧レベルを変更可能 ・ CMOS 入力レベル / ヒステリシス入力レベル ・デュアルオペレーションフラッシュメモリ ・ 消去 / 書込み動作・読込み動作は , 異なったバンク ( 上位バンク / 下位バンク ) で同時に行うことができます。 ・フラッシュメモリセキュリティ機能 ・ フラッシュメモリ内容を保護 2 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ 品種構成 品種 MB95F332H MB95F333H MB95F334H MB95F332K MB95F333K MB95F334K 項目 分類 フラッシュメモリ品 クロックスーパ メインクロックの発振を監視 バイザカウンタ ROM 容量 8 K バイト 12 K バイト 20 K バイト 8 K バイト 12 K バイト 20 K バイト RAM 容量 240 バイト 496 バイト 1008 バイト 240 バイト 496 バイト 1008 バイト 低電圧検出 なし あり リセット リセット入力 専用のリセット入力あり ソフトウェア選択 基本命令数 :136 命令 命令ビット長 :8 ビット 命令長 :1 ∼ 3 バイト CPU 機能 データビット長 :1, 8, 16 ビット長 最小命令実行時間 :61.5 ns ( マシンクロック周波数 16.25 MHz 時 ) 割込み処理時間 :0.6 µs ( マシンクロック周波数 16.25 MHz 時 ) I/O ポート ( 最大 ):29 本 I/O ポート ( 最大 ):28 本 汎用入出力 CMOS 入出力:25 本 CMOS 入出力:25 本 N-ch オープンドレイン:4 本 N-ch オープンドレイン:3 本 タイムベース 割込み周期:0.256 ms ∼ 8.3 s ( 外部クロック 4 MHz 時 ) タイマ ハードウェア / リセット発生周期 ソフトウェア メイン発振クロック 10 MHz 時:105 ms ( 最小 ) ウォッチドッグ サブ CR クロックをハードウェアウォッチドッグのソースクロックとして使用可能 タイマ ワイルド 3 バイト分のデータ置換え可能 レジスタ 専用リロードタイマによって広範囲の通信速度の選択が可能 LIN-UART クロック同期のシリアルデータ転送およびクロック非同期のシリアルデータ転送が可能 LIN 機能は LIN マスタまたは LIN スレーブとして使用可能 8 チャネル 8/10 ビット A/D コンバータ 8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択が可能 2 チャネル タイマは 8 ビットタイマ× 2 チャネル , または 16 ビットタイマ× 1 チャネルとして構成可能 8/16 ビット タイマ機能 , PWC 機能 , PWM 機能および入力キャプチャ機能内蔵 複合タイマ カウントクロック:内部クロック (7 種類 ) および外部クロックから選択可能 方形波出力可能 10 チャネル 外部割込み エッジ検出による割込み ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , または両エッジから選択可能 ) 各種スタンバイモードからの解除として使用可能 オンチップ 1 線式シリアル制御 デバッグ シリアル書込みをサポート ( 非同期モード ) (続く) DS07–12629–1 3 MB95330H シリーズ (続き) 品種 MB95F332H MB95F333H MB95F334H MB95F332K MB95F333K MB95F334K 項目 UART/SIO 1 チャネル UART/SIO でのデータ転送可能 全二重ダブルバッファ , 可変データ長 (5/6/7/8 ビット ), ボーレートジェネレータ内蔵 , エラー検出機能 NRZ 方式転送フォーマット LSB ファースト / MSB ファーストのデータ転送が使用可能 クロック非同期 (UART) またはクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送が使用可能 1 チャネル マスタ / スレーブ送受信 I2C バスエラー機能 , アービトレーション機能 , 転送方向検出機能 , ウェイクアップ機能 スタートコンディションの繰り返し発生および検出機能 3 チャネル 8/16 ビット タイマ 1 チャネルにつき 8 ビットタイマ× 2 チャネルまたは , 16 ビットタイマ× 1 チャネルとして使 PPG 用可能 カウンタ動作クロック:8 種類のクロックソースから選択可能 PWM モードまたはワンショットモードが使用可能 16 ビット カウンタ動作クロック:8 種類のクロックソースから選択可能 PPG 外部トリガ起動対応 マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能 2 つのクロックモードとカウンタ動作モードが使用可能 方形波出力可能 16 ビット カウントクロック:内部クロック 7 種類および外部クロックから選択可能 リロードタイマ 2 つのカウンタ動作モード:リロードモード , ワンショットモード マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能 マルチパルス 16 ビット PPG タイマ:1 チャネル 16 ビット リロードタイマ動作:トグル出力 , シングルショット出力選択可 ジェネレータ (DC モータ イベントカウンタ:1 チャネル 制御用 ) 波形シーケンサ (16 ビットタイマにバッファ機能 , コンペアクリア機能あり ) 時計 8 種類のインターバル時間から選択可能 プリスケーラ 自動プログラミング , Embedded Algorithm, 書込み / 消去 / 消去一時停止 / 消去再開コマンドをサポート フラッシュ アルゴリズム完了を示すフラグ メモリ 書込み / 消去回数 :100000 回 データ保持期間:20 年間 フラッシュ内容を保護するフラッシュセキュリティ機能 スタンバイ スリープモード , ストップモード , 時計モード , タイムベースタイマモード モード FPT-32P-M30 DIP-32P-M06 パッケージ LCC-32P-M19 4 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ パッケージと品種対応 品種 MB95F332H MB95F332K MB95F333H MB95F333K MB95F334H MB95F334K FPT-32P-M30 ○ ○ ○ ○ ○ ○ DIP-32P-M06 ○ ○ ○ ○ ○ ○ LCC-32P-M19 ○ ○ ○ ○ ○ ○ パッケージ ○:使用可能 DS07–12629–1 5 MB95330H シリーズ ■ 品種間の相違点と品種選択時の注意事項 ・ 消費電流 オンチップデバッグ機能を使用する場合は , フラッシュ消去 / プログラムの消費電流を考慮してください。 消費電流の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。 ・ パッケージ 各パッケージの詳細は ,「■パッケージと品種対応」および「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 ・ 動作電圧 動作電圧は , オンチップデバッグ機能を使用するか使用しないかによって異なります。 動作電圧の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。 ・ オンチップデバッグ機能 オンチップデバッグ機能を使用する場合は ,VCC, VSS, および 1 本のシリアルケーブルを評価ツールに接続する必要があ ります。 6 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ 32 31 30 29 28 27 26 25 Vss X1/PF1 X0/PF0 PF2/RST P17/TO1/SNI0 P16/UI0/PPG21 P15/UO0/PPG20 P14/UCK0/PPG01 ■ 端子配列図 1 2 3 4 5 6 7 8 24 23 22 21 20 19 18 17 (TOP VIEW) LQFP32 FPT-32P-M30 P13/PPG00 P12/DBG/EC0 P11/PPG11 P10/PPG10 P07/INT07/AN07 P06/INT06/AN06/TO01 P05/INT05/AN05/HCLK2/TO00 P04/INT04/AN04/SIN/HCLK1/EC0 OPT1/PPG01/TO11/P63 OPT0/PPG00/TO10/P62 INT09/SCL/TI1/P61 INT08/SDA/DTTI/P60 P00/INT00/AN00 P01/INT01/AN01 P02/INT02/AN02/SCK P03/INT03/AN03/SOT 9 10 11 12 13 14 15 16 SNI2/X1A/PG2 SNI1/X0A/PG1 Vcc C OPT5/PPG21/TRG1/P67 OPT4/PPG20/PPG1/P66 OPT3/PPG11/P65 OPT2/PPG10/EC1/P64 PF2/RST X0/PF0 X1/PF1 Vss SNI2/X1A/PG2 SNI1/X0A/PG1 Vcc C OPT5/PPG21/TRG1/P67 OPT4/PPG20/PPG1/P66 OPT3/PPG11/P65 OPT2/PPG10/EC1/P64 OPT1/PPG01/TO11/P63 OPT0/PPG00/TO10/P62 INT09/SCL/TI1/P61 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 INT08/SDA/DTTI/P60 16 (TOP VIEW) SH-DIP32 DIP-32P-M06 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 P17/TO1/SNI0 P16/UI0/PPG21 P15/UO0/PPG20 P14/UCK0/PPG01 P13/PPG00 P12/DBG/EC0 P11/PPG11 P10/PPG10 P07/INT07/AN07 P06/INT06/AN06/TO01 P05/INT05/AN05/HCLK2/TO00 P04/INT04/AN04/SIN/HCLK1/EC0 20 19 18 17 P03/INT03/AN03/SOT P02/INT02/AN02/SCK P01/INT01/AN01 P00/INT00/AN00 (続く) DS07–12629–1 7 MB95330H シリーズ 32 31 30 29 28 27 26 25 Vss X1/PF1 X0/PF0 PF2/RST P17/TO1/SNI0 P16/UI0/PPG21 P15/UO0/PPG20 P14/UCK0/PPG01 (続き) 1 2 3 4 5 6 7 8 (TOP VIEW) QFN32 LCC-32P-M19 24 23 22 21 20 19 18 17 P13/PPG00 P12/DBG/EC0 P11/PPG11 P10/PPG10 P07/INT07/AN07 P06/INT06/AN06/TO01 P05/INT05/AN05/HCLK2/TO00 P04/INT04/AN04/SIN/HCLK1/EC0 OPT1/PPG01/TO11/P63 OPT0/PPG00/TO10/P62 INT09/SCL/TI1/P61 INT08/SDA/DTTI/P60 P00/INT00/AN00 P01/INT01/AN01 P02/INT02/AN02/SCK P03/INT03/AN03/SOT 9 10 11 12 13 14 15 16 SNI2/X1A/PG2 SNI1/X0A/PG1 Vcc C OPT5/PPG21/TRG1/P67 OPT4/PPG20/PPG1/P66 OPT3/PPG11/P65 OPT2/PPG10/EC1/P64 8 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 LQFP32 * 1 & SH-DIP32 * 3 QFN32 * 2 端子名 入出力 回路形式* 4 PG2 1 5 X1A 汎用入出力ポートです。 C SNI2 6 X0A サブクロック用入出力発振端子です。 MPG 波形シーケンサの位置検出機能用トリガ入力端子です。 PG1 2 機能 汎用入出力ポートです。 C SNI1 サブクロック用入力発振端子です。 MPG 波形シーケンサの位置検出機能用トリガ入力端子です。 3 7 VCC — 電源端子です。 4 8 C — コンデンサ接続端子です。 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 P67 5 9 PPG21 D 16 ビット PPG ch. 1 トリガ入力端子です。 OPT5 MPG 波形シーケンサ出力端子です。 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 P66 6 10 PPG20 D 11 16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。 OPT4 MPG 波形シーケンサ出力端子です。 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 PPG11 D OPT3 12 EC1 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 D 13 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 クロック入力端子です。 PPG10 8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。 OPT2 MPG 波形シーケンサ出力端子です。 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 P63 9 8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。 MPG 波形シーケンサ出力端子です。 P64 8 8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。 PPG1 P65 7 8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。 TRG1 TO11 D 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 出力端子です。 PPG01 8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。 OPT1 MPG 波形シーケンサ出力端子です。 (続く) DS07–12629–1 9 MB95330H シリーズ 端子番号 LQFP32 * 1 & QFN32 * 2 SH-DIP32 * 3 端子名 入出力 回路形式* 4 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 P62 10 14 TO10 D 12 15 16 8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。 OPT0 MPG 波形シーケンサ出力端子です。 INT09 SCL 汎用入出力ポートです。 I TI1 16 ビット リロードタイマ ch. 1 入力端子です。 P60 汎用入出力ポートです。 INT08 SDA I INT00 MPG 波形シーケンサ入力端子です。 汎用入出力ポートです。 E AN00 18 INT01 汎用入出力ポートです。 E AN01 16 19 20 INT02 AN02 汎用入出力ポートです。 E 21 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 SCK LIN-UART クロック入出力端子です。 P03 汎用入出力ポートです。 INT03 AN03 E 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 SOT LIN-UART データ出力端子です。 P04 汎用入出力ポートです。 INT04 17 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 P02 15 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 P01 14 外部割込み入力端子です。 I2C データ入出力端子です。 P00 17 外部割込み入力端子です。 I2C クロック入出力端子です。 DTTI 13 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 出力端子です。 PPG00 P61 11 機能 AN04 SIN HCLK1 EC0 外部割込み入力端子です。 F A/D コンバータアナログ入力端子です。 LIN-UART データ入力端子です。 外部クロック入力端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 クロック入力端子です。 (続く) 10 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ 端子番号 LQFP32 * 1 & SH-DIP32 * 3 QFN32 * 2 端子名 入出力 回路形式* 4 P05 汎用入出力ポートです。 INT05 18 22 AN05 外部割込み入力端子です。 E HCLK2 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 出力端子です。 P06 19 23 AN06 汎用入出力ポートです。 E 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 出力端子です。 P07 24 INT07 汎用入出力ポートです。 E AN07 21 22 25 26 P10 PPG10 P11 PPG11 27 DBG G 24 28 PPG00 G 29 UCK0 汎用入出力ポートです。 H G UO0 汎用入出力ポートです。 G 汎用入出力ポートです。 G UI0 汎用入出力ポートです。 J PPG21 32 TO1 汎用入出力ポートです。 G SNI0 1 RST 16 ビット リロードタイマ ch. 1 出力端子です。 MPG 波形シーケンサの位置検出機能用トリガ入力端子です。 PF2 29 UART/SIO ch. 0 データ入力端子です。 8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。 P17 28 UART/SIO ch. 0 データ出力端子です。 8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。 P16 31 UART/SIO ch. 0 クロック入出力端子です。 8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。 PPG20 27 汎用入出力ポートです。 8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。 P15 30 DBG 入力端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 クロック入力端子です。 PPG01 26 汎用入出力ポートです。 8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。 P14 25 汎用入出力ポートです。 8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。 EC0 P13 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 P12 23 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 TO01 20 A/D コンバータアナログ入力端子です。 外部クロック入力端子です。 TO00 INT06 機能 汎用入出力ポートです。 A リセット端子です。 MB95F332H/F333H/F334H では専用のリセット端子となります。 (続く) DS07–12629–1 11 MB95330H シリーズ (続き) 端子番号 LQFP32 * 1 & QFN32 * 2 SH-DIP32 * 3 30 2 31 3 32 4 端子名 PF0 X0 PF1 X1 VSS 入出力 回路形式* 4 B 機能 汎用入出力ポートです。 メインクロック用入力発振端子です。 B 汎用入出力ポートです。 メインクロック用入出力発振端子です。 — 電源 (GND) 端子です。 * 1:FPT-32P-M30 * 2:LCC-32P-M19 * 3:DIP-32P-M06 * 4:入出力回路形式については「■ 入出力回路形式」を参照してください。 12 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路 A 備考 リセット入力 / ヒステリシス入力 リセット出力 / デジタル出力 ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ ヒステリシス入力 ・ リセット出力 N-ch B P-ch ポート選択 デジタル出力 N-ch ・ 発振回路 ・ 高速側 帰還抵抗:約 1 MΩ デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 クロック入力 X1 X0 スタンバイ制御 / ポート選択 P-ch ポート選択 デジタル出力 N-ch デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 C ポート選択 R プルアップ制御 P-ch P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 ・ 発振回路 ・ 低速側 帰還抵抗:約 10 MΩ ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ制御あり クロック入力 X1A X0A スタンバイ制御 / ポート選択 ポート選択 R プルアップ制御 デジタル出力 P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 (続く) DS07–12629–1 13 MB95330H シリーズ 分類 回路 D P-ch 備考 デジタル出力 ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 デジタル出力 N-ch スタンバイ制御 ヒステリシス入力 E プルアップ制御 R P-ch ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ制御あり デジタル出力 P-ch デジタル出力 N-ch アナログ入力 A/D 制御 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 F プルアップ制御 R P-ch デジタル出力 P-ch N-ch ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力 ・ プルアップ制御あり デジタル出力 アナログ入力 A/D 制御 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 CMOS 入力 G プルアップ制御 R P-ch ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 出力 ・ プルアップ制御あり デジタル出力 P-ch デジタル出力 N-ch スタンバイ制御 ヒステリシス入力 H スタンバイ制御 ヒステリシス入力 ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ ヒステリシス入力 デジタル出力 N-ch (続く) 14 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (続き) 分類 回路 備考 I デジタル出力 N-ch ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 CMOS 入力 J プルアップ制御 R P-ch デジタル出力 P-ch ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力 ・ プルアップ制御あり デジタル出力 N-ch スタンバイ制御 ヒステリシス入力 CMOS 入力 DS07–12629–1 15 MB95330H シリーズ ■ デバイス使用上の注意 ・ラッチアップの防止 使用に際して , 印加する電圧が最大定格電圧を超えないようにしてください。 CMOS IC では , 中耐圧端子でも高耐圧端子でもない入出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された 場合 , または 「■電気的特性」の「1. 絶対最大定格」に示す電源電圧の定格範囲外の電圧が VCC 端子または VSS 端子に印加さ れた場合 , ラッチアップ現象が発生することがあります。 ラッチアップ現象が発生すると電源電流が激増し , 素子が熱破壊する恐れがあります。 ・供給電圧の安定化 供給電圧は , 安定させてください。 電源電圧が急激に変動すると , たとえ変動が VCC 電源電圧の動作保証範囲内であっても , 誤動作を生じることがありま す。 電圧安定化の基準として , 商用周波数 (50 Hz / 60 Hz) での VCC リプル変動 (P-P 値 ) は , 標準 VCC 値の 10 % 以下に , また 電源の切換え時などの瞬時変化においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電圧変動を抑えてください。 ・外部クロック使用時の注意 外部クロック使用時において , パワーオンリセット , サブクロックモードまたはストップモード解除時には , 発振安定 待ち時間が発生します。 ■ 端子接続について ・未使用端子の処理 入力に用いる未使用端子を開放のままにしておくと , 誤動作およびラッチアップ現象による永久破壊の原因になること があります。使用していない入力端子は 2 kΩ 以上の抵抗を介してプルアップまたはプルダウンの処理をしてください。使 用していない入出力端子は, 出力状態に設定して開放とするか, 入力状態に設定して入力端子と同じ処理をしてください。 使用していない出力端子は , 開放としてください。 ・電源端子 不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止 , 総出力電流規格を遵守などのために , 必ず VCC 端子と VSS 端子をデバイスの外部で電源とグランドに接続してください。また , 電流供給源と VCC 端子および VSS 端子は低インピーダンスで接続してください。 本デバイスに近い位置で , VCC 端子と VSS 端子の間に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして 接続することをお勧めいたします。 ・DBG 端子 DBG 端子は外部のプルアップ抵抗に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにデバッグモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計する ときは , DBG 端子から VCC 端子または VSS 端子への距離を最小限にしてください。 パワーオン後 , リセット出力が解除されるまでは , DBG 端子が「L」レベルのままにならないようにしてください。 ・RST 端子 RST 端子は外部のプルアップ抵抗に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにリセットモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計する ときは , RST 端子から VCC 端子または VSS 端子への距離を最小限にしてください。 パワーオン後 , RST/PF2 端子はリセット入出力端子として機能します。また , リセット出力は SYSC レジスタの RSTOE ビットによって許可でき , リセット入力機能または汎用入出力機能は SYSC レジスタの RSTEN ビットによって選択でき ます。 16 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ・C 端子 セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。Vcc 端子のバイパスコンデンサは , CS より大きい容量値のコンデンサを使用してください。平滑コンデンサ CS への接続は下図を参照してください。ノイズに よってデバイスが意図せずに不明なモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計するときは , C 端 子から CS への距離および CS から VSS 端子への距離を最小限にしてください。 ・DBG / RST / C 端子接続図 DBG C RST Cs DS07–12629–1 17 MB95330H シリーズ ■ ブロックダイヤグラム F2MC-8FX CPU PF2*1/RST*2 セキュリティ付き フラッシュ (20/12/8 K バイト ) LVD 付きリセット PF1/X1*2 PF0/X0*2 発振器回路 *2 (PG2/X1A ) RAM (1008/496/240 バイト ) CR 発振器 (PG1/X0A*2) (P04/HCLK1) (P05/HCLK2) (P12/DBG*1) (P05/TO00) 8/16 ビット 複合タイマ ch.0 クロック制御 オンチップデバッグ 8/10 ビット A/D コンバータ (P06/TO01) P12/EC0, (P04/EC0) (P00/AN00 ~ P07/AN07) ワイルドレジスタ (P62/TO10) P02/INT02 ~ P07/INT07 外部割込み 8/16 ビット 複合タイマ ch.1 P00/INT00, P01/INT01, P60/INT08, P61/INT09 外部割込み MPG 割込みコントローラ 16 ビット リロードタイマ (P63/TO11) (P64/EC1) C (P17/TO1) P62/OPT0 ~ P67/OPT5*3 LIN-UART (P04/SIN) 内部バス (P02/SCK) (P03/SOT) (P61/TI1) 波形シーケンサ P17/SNI0, PG1/SNI1, PG2/SNI2 (P60/DTTI) (P61/TI1) (P14/UCK0) (P15/UO0) UART/SIO (P16/UI0) (P60/SDA*1) (P61/SCL*1) I2C 16 ビット PPG 8/16 ビット PPG ch.1 (P67/TRG1) (P66/PPG1) P10/PPG10, (P64/PPG10*3) P11/PPG11, (P65/PPG11*3) (P62/PPG00*3), P13/PPG00 (P63/PPG01*3), P14/PPG01 (P66/PPG20*3), P15/PPG20 (P67/PPG21*3), P16/PPG21 8/16 ビット PPG ch.0 8/16 ビット PPG ch.2 ポート Vcc Vss ポート * 1:PF2, P12, P60, P61 は N-ch オープンドレイン端子です。 * 2:ソフトウェアオプション * 3:P62 ∼ P67 は大電流用端子です。 (注意事項)( ) 内の端子は , 他の周辺機能との兼用端子を意味しています。 18 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ CPU コア • メモリ空間 MB95330H シリーズのメモリ空間は 64 K バイト で , I/O 領域 , データ領域とプログラム領域によって構成されます。 メモリ空間の中には汎用レジスタ , ベクタテーブルなど特定の用途に使用される領域があります。MB95330H シリーズの メモリマップを以下に示します。 • メモリマップ MB95F332H/F332K 0000H MB95F333H/F333K 0000H I/O 0080H 0090H 0100H 0180H アクセス禁止 RAM240 バイト レジスタ I/O 0080H 0090H 0100H 拡張 I/O 1000H B000H アクセス禁止 0F80H レジスタ 0480H アクセス禁止 0F80H 拡張 I/O B000H アクセス禁止 フラッシュメモリ 4 K バイト B000H アクセス禁止 アクセス禁止 フラッシュメモリ 20 K バイト E000H F000H FFFFH DS07–12629–1 フラッシュメモリ 4 K バイト 拡張 I/O 1000H アクセス禁止 C000H アクセス禁止 RAM 1008 バイト 0200H 1000H フラッシュメモリ 4 K バイト I/O 0080H 0090H 0100H レジスタ アクセス禁止 C000H アクセス禁止 RAM 496 バイト 0200H 0280H アクセス禁止 0F80H MB95F334H/F334K 0000H フラッシュメモリ 8 K バイト FFFFH FFFFH 19 MB95330H シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0000H PDR0 ポート 0 データレジスタ R/W 00000000B 0001H DDR0 ポート 0 方向レジスタ R/W 00000000B 0002H PDR1 ポート 1 データレジスタ R/W 00000000B 0003H DDR1 ポート 1 方向レジスタ R/W 00000000B 0004H — — — 0005H WATR R/W 11111111B 0006H — — — 0007H SYCC システムクロック制御レジスタ R/W 0000X011B 0008H STBC スタンバイ制御レジスタ R/W 00000XXXB 0009H RSRR リセット要因レジスタ R/W XXXXXXXXB 000AH TBTC タイムベースタイマ制御レジスタ R/W 00000000B 000BH WPCR 時計プリスケーラ制御レジスタ R/W 00000000B 000CH WDTC ウォッチドッグタイマ制御レジスタ R/W 00XX0000B 000DH SYCC2 システムクロック制御レジスタ 2 R/W XX100011B — — ( 使用禁止 ) 発振安定待ち時間設定レジスタ ( 使用禁止 ) 000EH ∼ 0015H — 0016H PDR6 ポート 6 データレジスタ R/W 00000000B 0017H DDR6 ポート 6 方向レジスタ R/W 00000000B — — ( 使用禁止 ) 0018H ∼ 0027H — ( 使用禁止 ) 0028H PDRF ポート F データレジスタ R/W 00000000B 0029H DDRF ポート F 方向レジスタ R/W 00000000B 002AH PDRG ポート G データレジスタ R/W 00000000B 002BH DDRG ポート G 方向レジスタ R/W 00000000B 002CH PUL0 ポート 0 プルアップレジスタ R/W 00000000B 002DH PUL1 ポート 1 プルアップレジスタ R/W 00000000B — — 002EH ∼ 0034H — ( 使用禁止 ) 0035H PULG ポート G プルアップレジスタ R/W 00000000B 0036H T01CR1 8/16 ビット 複合タイマ 01 ステータス制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0037H T00CR1 8/16 ビット 複合タイマ 00 ステータス制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0038H T11CR1 8/16 ビット 複合タイマ 11 ステータス制御レジスタ 1 ch. 1 R/W 00000000B 0039H T10CR1 8/16 ビット 複合タイマ 10 ステータス制御レジスタ 1 ch. 1 R/W 00000000B 003AH PC01 8/16 ビット PPG タイマ 01 制御レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 003BH PC00 8/16 ビット PPG タイマ 00 制御レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 003CH PC11 8/16 ビット PPG タイマ 11 制御レジスタ ch.1 R/W 00000000B 003DH PC10 8/16 ビット PPG タイマ 10 制御レジスタ ch.1 R/W 00000000B 003EH PC21 8/16 ビット PPG タイマ 21 制御レジスタ ch.2 R/W 00000000B 003FH PC20 8/16 ビット PPG タイマ 20 制御レジスタ ch.2 R/W 00000000B (続く) 20 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0040H TMCSRH1 16 ビット リロードタイマ制御ステータスレジスタ上位 ch. 1 R/W 00000000B 0041H TMCSRL1 16 ビット リロードタイマ制御ステータスレジスタ 下位 ch. 1 R/W 00000000B 0042H, 0043H — — — 0044H PCNTH1 16 ビット PPG ステータス制御レジスタ 上位 ch. 1 R/W 00000000B 0045H PCNTL1 16 ビット PPG ステータス制御レジスタ 下位 ch. 1 R/W 00000000B 0046H, 0047H — — — 0048H EIC00 外部割込み回路制御レジスタ ch. 0/ch. 1 R/W 00000000B 0049H EIC10 外部割込み回路制御レジスタ ch. 2/ch. 3 R/W 00000000B 004AH EIC20 外部割込み回路制御レジスタ ch. 4/ch. 5 R/W 00000000B 004BH EIC30 外部割込み回路制御レジスタ ch. 6/ch. 7 R/W 00000000B 004CH EIC01 外部割込み回路制御レジスタ ch. 8/ch. 9 R/W 00000000B — — ( 使用禁止 ) ( 使用禁止 ) 004DH ∼ 004FH — 0050H SCR LIN-UART シリアル制御レジスタ R/W 00000000B 0051H SMR LIN-UART シリアルモードレジスタ R/W 00000000B 0052H SSR LIN-UART シリアルステータスレジスタ R/W 00001000B 0053H RDR/TDR LIN-UART 受信 / 送信データレジスタ R/W 00000000B 0054H ESCR LIN-UART 拡張ステータス制御レジスタ R/W 00000100B 0055H ECCR LIN-UART 拡張通信制御レジスタ R/W 000000XXB 0056H SMC10 UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0057H SMC20 UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 2 ch. 0 R/W 00100000B 0058H SSR0 UART/SIO シリアルステータスデータレジスタ ch. 0 R/W 00000001B 0059H TDR0 UART/SIO シリアル出力データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 005AH RDR0 UART/SIO シリアル入力データレジスタ ch. 0 R 00000000B — — ( 使用禁止 ) 005BH ∼ 005FH — 0060H IBCR00 I2C バス制御レジスタ 0 ch. 0 R/W 00000000B 0061H IBCR10 I2C バス制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0062H IBSR0 I2C バスステータスレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0063H IDDR0 I2C データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0064H IAAR0 I2C アドレスレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0065H ICCR0 I2C クロック制御レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0066H OPCUR 16 ビット MPG 出力制御レジスタ ( 上位 ) R/W 00000000B 0067H OPCLR 16 ビット MPG 出力制御レジスタ ( 下位 ) R/W 00000000B 0068H IPCUR 16 ビット MPG 入力制御レジスタ ( 上位 ) R/W 00000000B 0069H IPCLR 16 ビット MPG 入力制御レジスタ ( 下位 ) R/W 00000000B ( 使用禁止 ) (続く) DS07–12629–1 21 MB95330H シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 006AH NCCR 16 ビット MPG ノイズキャンセル制御レジスタ R/W 00000000B 006BH TCSR 16 ビット MPG タイマ制御ステータスレジスタ R/W 00000000B 006CH ADC1 8/10 ビット A/D コンバータ 制御レジスタ 1 R/W 00000000B 006DH ADC2 8/10 ビット A/D コンバータ 制御レジスタ 2 R/W 00000000B 006EH ADDH 8/10 ビット A/D コンバータ データレジスタ ( 上位 ) R/W 00000000B 006FH ADDL 8/10 ビット A/D コンバータ データレジスタ ( 下位 ) R/W 00000000B 0070H — — — 0071H FSR2 フラッシュメモリステータスレジスタ 2 R/W 00000000B 0072H FSR フラッシュメモリステータスレジスタ R/W 000X0000B 0073H SWRE0 フラッシュメモリセクタ書込み制御レジスタ 0 R/W 00000000B 0074H FSR3 フラッシュメモリステータスレジスタ 3 R 0000XXXXB 0075H — ( 使用禁止 ) — — 0076H WREN ワイルドレジスタアドレス比較許可レジスタ R/W 00000000B 0077H WROR ワイルドレジスタデータテスト設定レジスタ R/W 00000000B 0078H — — — 0079H ILR0 割込みレベル設定レジスタ 0 R/W 11111111B 007AH ILR1 割込みレベル設定レジスタ 1 R/W 11111111B 007BH ILR2 割込みレベル設定レジスタ 2 R/W 11111111B 007CH ILR3 割込みレベル設定レジスタ 3 R/W 11111111B 007DH ILR4 割込みレベル設定レジスタ 4 R/W 11111111B 007EH ILR5 割込みレベル設定レジスタ 5 R/W 11111111B 007FH — — — 0F80H WRARH0 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 0 R/W 00000000B 0F81H WRARL0 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 0 R/W 00000000B 0F82H WRDR0 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F83H WRARH1 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 1 R/W 00000000B 0F84H WRARL1 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 1 R/W 00000000B 0F85H WRDR1 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 1 R/W 00000000B 0F86H WRARH2 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 2 R/W 00000000B 0F87H WRARL2 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 2 R/W 00000000B 0F88H WRDR2 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 2 R/W 00000000B — — ( 使用禁止 ) レジスタバンクポインタ (RP) とダイレクトバンクポインタ (DP) の ミラー ( 使用禁止 ) 0F89H ∼ 0F91H — ( 使用禁止 ) (続く) 22 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0F92H T01CR0 8/16 ビット 複合タイマ 01 ステータス制御レジスタ 0 ch. 0 R/W 00000000B 0F93H T00CR0 8/16 ビット 複合タイマ 00 ステータス制御レジスタ 0 ch. 0 R/W 00000000B 0F94H T01DR 8/16 ビット 複合タイマ 01 データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F95H T00DR 8/16 ビット 複合タイマ 00 データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F96H TMCR0 8/16 ビット 複合タイマ 00/01 タイマモード制御レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F97H T11CR0 8/16 ビット 複合タイマ 11 ステータス制御レジスタ 0 ch. 1 R/W 00000000B 0F98H T10CR0 8/16 ビット 複合タイマ 10 ステータス制御レジスタ 0 ch. 1 R/W 00000000B 0F99H T11DR 8/16 ビット 複合タイマ 11 データレジスタ ch. 1 R/W 00000000B 0F9AH T10DR 8/16 ビット 複合タイマ 10 データレジスタ ch. 1 R/W 00000000B 0F9BH TMCR1 8/16 ビット 複合タイマ 10/11 タイマモード制御レジスタ ch. 1 R/W 00000000B 0F9CH PPS01 8/16 ビット PPG01 サイクル設定バッファレジスタ ch. 0 R/W 11111111B 0F9DH PPS00 8/16 ビット PPG00 サイクル設定バッファレジスタ ch. 0 R/W 11111111B 0F9EH PDS01 8/16 ビット PPG01 デューティ設定バッファレジスタ ch. 0 R/W 11111111B 0F9FH PDS00 8/16 ビット PPG00 デューティ設定バッファレジスタ ch. 0 R/W 11111111B 0FA0H PPS11 8/16 ビット PPG11 サイクル設定バッファレジスタ ch. 1 R/W 11111111B 0FA1H PPS10 8/16 ビット PPG10 サイクル設定バッファレジスタ ch. 1 R/W 11111111B 0FA2H PDS11 8/16 ビット PPG11 デューティ設定バッファレジスタ ch. 1 R/W 11111111B 0FA3H PDS10 8/16 ビット PPG10 デューティ設定バッファレジスタ ch. 1 R/W 11111111B 0FA4H PPGS 8/16 ビット PPG スタートアップレジスタ R/W 00000000B 0FA5H REVC 8/16 ビット PPG 出力反転レジスタ R/W 00000000B 0FA6H PPS21 8/16 ビット PPG21 サイクル設定バッファレジスタ ch. 2 R/W 11111111B 0FA7H PPS20 8/16 ビット PPG20 サイクル設定バッファレジスタ ch. 2 R/W 11111111B R/W 00000000B R/W 00000000B 0FA8H 0FA9H TMRH1 TMRLRH1 TMRL1 TMRLRL1 16 ビット タイマレジスタ ( 上位 ) ch. 1 16 ビット リロードレジスタ ( 上位 ) ch. 1 16 ビット タイマレジスタ ( 下位 ) ch. 1 16 ビット リロードレジスタ ( 下位 ) ch. 1 0FAAH PDS21 8/16 ビット PPG21 デューティ設定バッファレジスタ ch. 2 R/W 11111111B 0FABH PDS20 8/16 ビット PPG20 デューティ設定バッファレジスタ ch. 2 R/W 11111111B — — R 00000000B 0FACH ∼ 0FAFH — 0FB0H PDCRH1 16 ビット PPG ダウンカウンタレジスタ ( 上位 ) ch. 1 0FB1H PDCRL1 16 ビット PPG ダウンカウンタレジスタ ( 下位 ) ch. 1 0FB2H PCSRH1 0FB3H PCSRL1 0FB4H 0FB5H ( 使用禁止 ) R 00000000B 16 ビット PPG サイクル設定バッファレジスタ ( 上位 ) ch. 1 R/W 11111111B 16 ビット PPG サイクル設定バッファレジスタ ( 下位 ) ch. 1 R/W 11111111B PDUTH1 16 ビット PPG デューティ設定バッファレジスタ ( 上位 ) ch. 1 R/W 11111111B PDUTL1 16 ビット PPG デューティ設定バッファレジスタ ( 下位 ) ch. 1 R/W 11111111B (続く) DS07–12629–1 23 MB95330H シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 ( 使用禁止 ) — — 0FB6H ∼ 0FBBH — 0FBCH BGR1 LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 1 R/W 00000000B 0FBDH BGR0 LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 0 R/W 00000000B 0FBEH PSSR0 UART/SIO プリスケーラ選択レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0FBFH BRSR0 UART/SIO ボーレート設定レジスタ ch. 0 R/W 00000000B — — A/D 入力禁止レジスタ ( 下位 ) R/W 00000000B R/W 00000000B 0FC0H ∼ 0FC2H — 0FC3H AIDRL 0FC4H OPDBRH0 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 0 0FC5H OPDBRL0 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 0 R/W 00000000B 0FC6H OPDBRH1 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 1 R/W 00000000B 0FC7H OPDBRL1 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 1 R/W 00000000B 0FC8H OPDBRH2 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 2 R/W 00000000B ( 使用禁止 ) 0FC9H OPDBRL2 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 2 R/W 00000000B 0FCAH OPDBRH3 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 3 R/W 00000000B 0FCBH OPDBRL3 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 3 R/W 00000000B 0FCCH OPDBRH4 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 4 R/W 00000000B 0FCDH OPDBRL4 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 4 R/W 00000000B 0FCEH OPDBRH5 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 5 R/W 00000000B 0FCFH OPDBRL5 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 5 R/W 00000000B 0FD0H OPDBRH6 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 6 R/W 00000000B 0FD1H OPDBRL6 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 6 R/W 00000000B 0FD2H OPDBRH7 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 7 R/W 00000000B 0FD3H OPDBRL7 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 7 R/W 00000000B 0FD4H OPDBRH8 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 8 R/W 00000000B 0FD5H OPDBRL8 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 8 R/W 00000000B 0FD6H OPDBRH9 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 9 R/W 00000000B 0FD7H OPDBRL9 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 9 R/W 00000000B 0FD8H OPDBRHA 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. A R/W 00000000B 0FD9H OPDBRLA 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. A R/W 00000000B 0FDAH OPDBRHB 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. B R/W 00000000B 0FDBH OPDBRLB 16 ビット MPG 出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. B R/W 00000000B 0FDCH OPDUR 16 ビット MPG 出力データレジスタ ( 上位 ) R 0000XXXXB 0FDDH OPDLR 16 ビット MPG 出力データレジスタ ( 下位 ) R XXXXXXXXB 0FDEH CPCHR 16 ビット MPG 比較クリアレジスタ ( 上位 ) R/W XXXXXXXXB 0FDFH CPCLR 16 ビット MPG 比較クリアレジスタ ( 下位 ) R/W XXXXXXXXB 0FE0H, 0FE1H — — — ( 使用禁止 ) (続く) 24 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (続き) R/W 初期値 16 ビット MPG タイマバッファレジスタ ( 上位 ) R XXXXXXXXB 16 ビット MPG タイマバッファレジスタ ( 下位 ) R XXXXXXXXB メイン CR クロックトリミングレジスタ ( 上位 ) R/W 0XXXXXXXB メイン CR クロックトリミングレジスタ ( 下位 ) R/W 00XXXXXXB — — アドレス レジスタ略称 0FE2H TMBUR 0FE3H TMBLR 0FE4H CRTH 0FE5H CRTL 0FE6H, 0FE7H — レジスタ名称 ( 使用禁止 ) 0FE8H SYSC システム構成レジスタ R/W 11000011B 0FE9H CMCR クロック監視制御レジスタ R/W 00000000B 0FEAH CMDR クロック監視データレジスタ R 00000000B 0FEBH WDTH ウォッチドッグタイマ選択 ID レジスタ ( 上位 ) R XXXXXXXXB 0FECH WDTL ウォッチドッグタイマ選択 ID レジスタ ( 下位 ) R XXXXXXXXB 0FEDH — 0FEEH ILSR 0FEFH WICR 0FF0H ∼ 0FFFH — — — 入力レベル選択レジスタ R/W 00000000B 割込み端子制御レジスタ R/W 01000000B — — ( 使用禁止 ) ( 使用禁止 ) ・R/W についての説明 R/W :リード / ライト可能 R :リードオンリ W :ライトオンリ ・初期値についての説明 0 :この ビットの初期値は “0” です。 1 :この ビットの初期値は “1” です。 X :この ビットの初期値は不定です。 (注意事項)“( 使用禁止 ) ” のアドレスへの書込みは行わないでください。“( 使用禁止 ) ” のアドレスを読み出した場合は 不定が読み出されます。 DS07–12629–1 25 MB95330H シリーズ ■ 割込み要因のテーブル 割込み要因 割込み 要求番号 ベクタテーブルの アドレス 上位 下位 割込みレベル 設定レジスタの ビット名 外部割込み ch. 0, ch. 4 IRQ00 FFFAH FFFBH L00 [1:0] 外部割込み ch. 1, ch. 5 IRQ01 FFF8H FFF9H L01 [1:0] 外部割込み ch. 2, ch. 6 IRQ02 FFF6H FFF7H L02 [1:0] 外部割込み ch. 3, ch. 7 IRQ03 FFF4H FFF5H L03 [1:0] UART/SIO ch. 0, MPG (DTTI) IRQ04 FFF2H FFF3H L04 [1:0] 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 ( 下位 ) IRQ05 FFF0H FFF1H L05 [1:0] 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 ( 上位 ) IRQ06 FFEEH FFEFH L06 [1:0] LIN-UART ( 受信 ) IRQ07 FFECH FFEDH L07 [1:0] LIN-UART ( 送信 ) IRQ08 FFEAH FFEBH L08 [1:0] 8/16 ビット PPG ch. 1 ( 下位 ) IRQ09 FFE8H FFE9H L09 [1:0] 8/16 ビット PPG ch. 1 ( 上位 ) IRQ10 FFE6H FFE7H L10 [1:0] 8/16 ビット PPG ch. 2 ( 上位 ) IRQ11 FFE4H FFE5H L11 [1:0] 8/16 ビット PPG ch. 0 ( 上位 ) IRQ12 FFE2H FFE3H L12 [1:0] 8/16 ビット PPG ch. 0 ( 下位 ) IRQ13 FFE0H FFE1H L13 [1:0] 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 ( 上位 ) IRQ14 FFDEH FFDFH L14 [1:0] 8/16 ビット PPG ch. 2 ( 下位 ) IRQ15 FFDCH FFDDH L15 [1:0] 16 ビットリロードタイマ ch. 1, MPG ( 書込みタイミング / 比較クリア ), I2C ch. 0 IRQ16 FFDAH FFDBH L16 [1:0] 16 ビット PPG ch. 1, MPG ( 位置検出 / コンペア割込み ) IRQ17 FFD8H FFD9H L17 [1:0] 8/10 ビット A/D コンバータ IRQ18 FFD6H FFD7H L18 [1:0] タイムベースタイマ IRQ19 FFD4H FFD5H L19 [1:0] 時計プリスケーラ IRQ20 FFD2H FFD3H L20 [1:0] 外部割込み ch. 8, ch. 9 IRQ21 FFD0H FFD1H L21 [1:0] 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 ( 下位 ) IRQ22 FFCEH FFCFH L22 [1:0] フラッシュメモリ IRQ23 FFCCH FFCDH L23 [1:0] 26 同一レベル 割込み要因の 優先順位 ( 同時発生時 ) 高い 低い DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 定格値 最小 最大 単位 備考 VCC VSS − 0.3 VSS + 6 V 1 VI VSS − 0.3 VSS + 6 V *2 1 VO VSS − 0.3 VSS + 6 V *2 ICLAMP −2 +2 mA 該当端子 *3 Σ|ICLAMP| — 20 mA 該当端子 *3 電源電圧 *1 入力電圧 * 出力電圧 * 記号 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 IOL1 “L” レベル最大出力電流 IOL2 IOLAV1 — — 15 15 mA P62 ∼ P67 4 mA “L” レベル平均電流 — 12 “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL — 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV — 50 mA IOH1 IOH2 IOHAV1 — — − 15 P62 ∼ P67 以外 平均出力電流= 動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) P62 ∼ P67 平均出力電流= 動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) IOLAV2 “H” レベル最大出力電流 P62 ∼ P67 以外 mA 平均総出力電流= 動作電流×動作率 ( 端子の総数 ) P62 ∼ P67 以外 − 15 P62 ∼ P67 −4 P62 ∼ P67 以外 平均出力電流= 動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) mA “H” レベル平均電流 P62 ∼ P67 平均出力電流= 動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) IOHAV2 — −8 “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH — − 100 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV — − 50 mA 消費電力 Pd — 320 mW 動作温度 TA − 40 + 85 °C 保存温度 Tstg − 55 + 150 °C 平均総出力電流= 動作電流×動作率 ( 端子の総数 ) (続く) DS07–12629–1 27 MB95330H シリーズ (続き) * 1:VSS = 0.0 V を基準にしています。 * 2:VI, VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。VI は定格電圧を超えてはいけません。ただし , 外部の部品を使用し て入力への電流または入力からの電流の最大値を制限する場合は , VI 定格に代わって ICLAMP 定格が適用されます。 * 3:・該当端子:P00 ∼ P07, P10, P11, P13 to P17, P62 ∼ P67, PF0, PF1, PG1, PG2 ・推奨動作条件下で使用してください。 ・直流電圧 ( 電流 ) で使用してください。 ・HV (High Voltage) 信号は,VCC 電圧を超える入力信号です。HV (High Voltage) 信号とマイクロコントローラの間に は , 必ず制限抵抗を接続し HV (High Voltage) 信号を印加してください。 ・HV (High Voltage) 入力時にマイクロコントローラ端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になる ように制限抵抗の値を設定してください。 ・低消費電力モードなど , マイクロコントローラの駆動電流が少ない動作状態では , HV (High Voltage) 入力電位が保 護ダイオードを通して VCC 端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼします。 ・マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に HV (High Voltage) 入力がある場合は , 端子か ら電源が供給されているため , 不完全な動作を行う可能性があります。 ・電源投入時に HV (High Voltage) 入力がある場合は , 端子から電源が供給されているため , パワーオンリセットが 動作しない電源電圧になる可能性があります。 ・HV (High Voltage) 入力端子は , 開放状態にならないようにしてください。 ・推奨回路例 ・入出力等価回路 保護ダイオード VCC 制限 抵抗 P-ch HV (High Voltage) 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 28 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = 0.0 V) 項目 電源電圧 規格値 記号 最小 最大 2.4*1*2 5.5*1 2.3 5.5 2.9 5.5 2.3 5.5 0.022 1 − 40 + 85 +5 + 35 VCC 平滑コンデンサ CS 動作温度 TA 単位 備考 通常動作の場合 V ストップモードでの状態保持 通常動作の場合 ストップモードでの状態保持 µF °C オンチップデバッグモード 以外 オンチップデバッグモード *3 オンチップデバッグモード以外 オンチップデバッグモード * 1:動作周波数 , マシンクロックおよびアナログ保証範囲により異なります。 * 2:低電圧検出リセット使用時は , 2.88 V となります。 * 3:セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。VCC 端子のバイパスコンデン サは CS より大きい容量値のコンデンサを使用してください。平滑コンデンサ CS への接続は下図を参照してくださ い。ノイズによってデバイスが意図せずに不明なモードに入るのを防止するため,プリント基板のレイアウトを設 計するときは , C 端子から CS への距離および CS から VSS 端子への距離を最小限にしてください。 ・DBG / RST / C 端子配列図 * DBG C RST Cs *:DBG 端子は , デバッグモード時に通信端子となりますので , P12/DBG/EC0 の入出力規格に合わせたプル アップ抵抗値を設定してください。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 DS07–12629–1 29 MB95330H シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 “H” レベル 入力電圧 “L” レベル 入力電圧 オープン ドレイン出力 印加電圧 “H” レベル 出力電圧 “L” レベル 出力電圧 入力リーク 電流 (Hi-Z 出力リーク 電流 ) プルアップ 抵抗 入力容量 記号 端子名 条件 規格値 最小 標準 最大 単位 備考 VIHI P04, P16, P60, P61 *1 0.7 VCC — VCC + 0.3 V CMOS 入力レベル ( ヒステリシス入力 ) が選択されている場合 VIHS P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P60 ∼ P67, PF0, PF1, PG1, PG2 *1 0.8 VCC — VCC + 0.3 V ヒステリシス入力 VIHM PF2 — 0.7 VCC — VCC + 0.3 V ヒステリシス入力 VIL P04, P16, P60, P61 *1 VSS − 0.3 — 0.3 VCC V CMOS 入力レベル ( ヒステリシス入力 ) が選択されている場合 VILS P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P60 ∼ P67, PF0, PF1, PG1, PG2 *1 VSS − 0.3 — 0.2 VCC V ヒステリシス入力 VILM PF2 — VSS − 0.3 — 0.3 VCC V ヒステリシス入力 P12, P60, P61, PF2 — VSS − 0.3 — VSS + 5.5 V VD VOH1 P12, P60 ∼ P67, PF2 以外の出力 IOH = -4 mA 端子 VCC − 0.5 — — V VOH2 P62 ∼ P67 IOH = -8 mA VCC − 0.5 — — V VOL1 P62 ∼ P67 以外 IOL = 4 mA の出力端子 — — 0.4 V VOL2 P62 ∼ P67 IOL = 12 mA — — 0.4 V すべての入力 端子 0.0 V < VI < VCC −5 — +5 µA プルアップ抵抗が 禁止されている場合 P00 ∼ P07, P10, P11, P13 ∼ P17, PG1, PG2 VI = 0 V 25 50 100 kΩ プルアップ抵抗が 許可されている場合 VCC, VSS 以外 f = 1 MHz — 5 15 pF ILI RPULL CIN (続く) 30 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 — 13 17 mA フラッシュメモリ品 ( 書込み , 消去以外の 場合 ) — 20.5 26.5 mA フラッシュメモリ品 ( 書込み , 消去の場合 ) — 15 21 mA A/D 変換時 — 5.5 9 mA ICCL VCC = 5.5 V FCL = 32 kHz VCC ( 外部クロック FMPL = 16 kHz サブクロックモード 動作 ) (2 分周 ) TA = +25 °C — 65 153 µA ICCLS VCC = 5.5 V FCL = 32 kHz FMPL = 16 kHz サブスリープモード (2 分周 ) TA = +25 °C — 10 84 µA ICCT VCC = 5.5 V FCL = 32 kHz 時計モード メインストップモード TA = +25 °C — 5 30 µA VCC = 5.5 V FCRH = 12.5 MHz FMP = 12.5 MHz メイン CR クロック モード — 10 13.2 mA VCC = 5.5 V サブ CR クロックモード (2 分周 ) TA = +25 °C — 110 410 µA — 1.1 3 mA — 3.5 22.5 µA VCC = 5.5 V FCH = 32 MHz FMP = 16 MHz メインクロックモード (2 分周 ) ICC VCC = 5.5 V FCH = 32 MHz FMP = 16 MHz メインスリープモード (2 分周 ) ICCS 電源電流 *2 ICCMCR VCC ICCSCR ICCTS ICCH VCC = 5.5 V FCH = 32 MHz タイムベースタイマ VCC モード ( 外部クロック TA = +25 °C 動作 ) VCC = 5.5 V サブストップモード TA = +25 °C (続く) DS07–12629–1 31 MB95330H シリーズ (続き) 項目 記号 端子名 ILVD 電源電流 *2 ICRH ICRL VCC (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 規格値 条件 単位 備考 最小 標準 最大 低電圧検出回路のみ の場合の消費電流 — 37 54 µA メイン CR 発振器の 場合の消費電流 — 0.5 0.6 mA サブ CR 発振器を 100 kHz で発振させ る場合の消費電流 — 20 72 µA * 1:P04, P16, P60, P61 の入力レベルは「CMOS 入力レベル」と「ヒステリシス入力レベル」の間で切換え可能です。 2 つの入力レベルの切換えには入力レベル選択レジスタ (ILSR) を使用します。 * 2:・ 電源電流は外部クロックで規定されています。低電圧検出オプションを選択された場合は,低電圧検出回路の消 費電流 (ILVD) の値を ICC ∼ ICCH のどれか 1 つの値に足した合計が電源電流となります。また , 低電圧検出オプショ ンと CR 発振器の両方を選択された場合は , 低電圧検出回路の消費電流 , CR 発振器の消費電流 (ICRH, ICRL) および 規格値を足した合計が電源電流となります。オンチップデバッグモードでは , CR 発振器 (ICRH) と低電圧検出回路 も常に動作するため , それに応じて消費電流が増大します。 ・ FCH と FCL は , 「4. 交流規格 (1) クロックタイミング」を参照してください。 ・ FMP と FMPL は , 「4. 交流規格 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 32 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング (VCC = 2.4 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 — 1 — 16.25 MHz X1:開放 1 — 12 MHz 1 — 32.5 MHz 12.25 12.5 12.75 MHz 9.8 10 10.2 MHz 7.84 8 8.16 MHz 0.98 1 1.02 MHz 12.1875 12.5 12.8125 MHz 9.75 10 10.25 MHz 7.8 8 8.2 MHz 0.975 1 1.025 MHz — 32.768 — kHz サブ発振回路使用の場合 — 32.768 — kHz サブ外部クロック使用の 場合 — 50 100 200 kHz サブ CR クロック使用の 場合 — 61.5 — 1000 ns X1:開放 83.4 — 1000 ns X0, X1 * 30.8 — 1000 ns HCLK1, HCLK2 — 30.8 — 1000 ns X0A, X1A — — 30.5 — µs X1:開放 33.4 — — ns X0, X1 * 12.4 — — ns HCLK1, HCLK2 — 12.4 — — ns X0A — — 15.2 — µs X1:開放 — — 5 ns X0, X1 * — — 5 ns HCLK1, HCLK2 — — — 5 ns tCRHWK — — — — 80 µs メイン CR クロック使用 の場合 tCRLWK — — — — 10 µs サブ CR クロック使用の 場合 X0 X0, X1 — FCL X0A, X1A FCRL — X0, X1 tHCYL tLCYL X0 X0 tWH1 tWL1 tWH2 tWL2 X0 CR 発振開始 時間 * — — FCRH — 入力クロックの 立上り時間と 立下り時間 備考 最大 HCLK1, HCLK2 入力クロック パルス幅 単位 標準 FCH クロック サイクルタイム 規格値 最小 X0, X1 クロック周波数 条件 tCR tCF — — メイン発振回路使用の 場合 メイン外部クロック使用 の場合 メイン CR クロック使用 の場合 TA =− 10 °C ∼+ 85 °C メイン CR クロック使用 の場合 TA =− 40 °C ∼− 10 °C メイン発振回路使用の 場合 外部クロック使用の場合 サブクロック使用の場合 外部クロック使用の場合 , デューティ比は 40% ∼ 60%の範囲としてくださ い。 外部クロック使用の場合 *:X0 へ外部クロックを入力 , X1 にその反転信号を入力した場合 DS07–12629–1 33 MB95330H シリーズ tHCYL tWH1 tWL1 tCR X0, X1, HCLK1, HCLK2 tCF 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・メインクロック入力ポート外部接続図 水晶振動子使用時または セラミック振動子使用時 X0 外部クロック使用時 (X1 開放 ) X0 X1 外部クロック使用時 X1 X0 外部クロック使用時 HCLK1/HCLK2 X1 開放 FCH FCH FCH FCH tLCYL tWH2 tCR tWL2 tCF X0A 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・サブクロック入力ポート外部接続図 水晶振動子使用時または セラミック振動子使用時 X0A X1A FCL 外部クロック使用時 X0A X1A 開放 FCL 34 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (2) ソースクロック / マシンクロック (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 ソースクロック サイクルタイム *1 記号 tSCLK 端子名 ⎯ FSP ソースクロック 周波数 ⎯ FSPL マシンクロック サイクルタイム *2 ( 最小命令実行時間 ) tMCLK ⎯ FMPL 単位 備考 最小 標準 最大 61.5 ⎯ 2000 ns メイン外部クロック使用の場合 最小:FCH = 32.5 MHz, 2 分周 最大:FCH = 1 MHz, 2 分周 80 ⎯ 1000 ns メイン CR クロック使用の場合 最小:FCRH = 12.5 MHz 最大:FCRH = 1 MHz ⎯ 61 ⎯ µs サブ発振クロック使用の場合 FCL = 32.768 kHz, 2 分周 ⎯ 20 ⎯ µs サブ CR クロック使用の場合 FCRL = 100 kHz, 2 分周 0.5 ⎯ 16.25 MHz メイン発振クロック使用の場合 1 ⎯ 12.5 MHz メイン CR クロック使用の場合 ⎯ 16.384 ⎯ kHz サブ発振クロック使用の場合 ⎯ 50 ⎯ kHz サブ CR クロック使用の場合 FCRL = 100 kHz, 2 分周 61.5 ⎯ 32000 ns メイン発振クロック使用の場合 最小:FSP = 16.25 MHz, 分周なし 最大:FSP = 0.5 MHz, 16 分周 80 ⎯ 16000 ns メイン CR クロック使用の場合 最小:FSP = 12.5 MHz 最大:FSP = 1 MHz, 16 分周 61 ⎯ 976.5 µs サブ発振クロック使用の場合 最小:FSPL = 16.384 kHz, 分周なし 最大:FSPL = 16.384 kHz, 16 分周 20 ⎯ 320 µs サブ CR クロック使用の場合 最小:FSPL = 50 kHz, 分周なし 最大:FSPL = 50 kHz, 16 分周 0.031 ⎯ 16.25 MHz メイン発振クロック使用の場合 0.0625 ⎯ 12.5 MHz メイン CR クロック使用の場合 1.024 ⎯ 16.384 kHz サブ発振クロック使用の場合 3.125 ⎯ 50 kHz サブ CR クロック使用の場合 FCRL = 100 kHz ⎯ FMP マシンクロック 周波数 規格値 * 1:マシンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) によって設定される分周比にしたがって分周される前のク ロックです。本ソースクロックがマシンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) によって設定される分周 比にしたがって分周され , マシンクロックとなります。なお , ソースクロックは , 以下から選択できます。 ・メインクロックの 2 分周 ・メイン CR クロック ・サブクロックの 2 分周 ・サブ CR クロックの 2 分周 * 2:マイクロコントローラの動作クロックです。マシンクロックは , 以下から選択できます。 ・ソースクロック ( 分周なし ) ・ソースクロックの 4 分周 ・ソースクロックの 8 分周 ・ソースクロックの 16 分周 DS07–12629–1 35 MB95330H シリーズ ・クロック生成部の概略図 FCH ( メイン発振 ) 2 分周 FCRH ( メイン CR クロック ) FCL ( サブ発振 ) FCRL ( サブ CR クロック ) SCLK ( ソースクロック ) 2 分周 分周 回路 ×1 × 1/4 × 1/8 × 1/16 MCLK ( マシンクロック ) 2 分周 マシンクロック分周比 選択ビット (SYCC: DIV1, DIV0) クロックモード 選択ビット (SYCC2:RCS1, RCS0) ・ 動作電圧 - 動作周波数 (TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) MB95330H ( オンチップデバッグ機能なし ) 5.5 5.0 動作電圧 (V) A/D コンバータ動作範囲 4.0 3.5 3.0 2.4 16 kHz 3 MHz 10 MHz 16.25 MHz ソースクロック周波数 (FSP/FSPL) ・ 動作電圧 - 動作周波数 (TA =− 40 °C ∼ +85 °C) MB95330H ( オンチップデバッグ機能あり ) 5.5 5.0 動作電圧 (V) A/D コンバータ動作範囲 4.0 3.5 2.9 3.0 16 kHz 3 MHz 10 MHz 16.25 MHz ソースクロック周波数 (FSP) 36 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (3) 外部リセット (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 規格値 記号 RST “L” レベル パルス幅 tRSTL 単位 備考 最小 最大 2 tMCLK*1 ⎯ ns 通常動作の場合 振動子の発振時間 *2 + 100 ⎯ µs ストップモード , サブクロック モード , サブスリープモード , 時計モード , 電源投入の場合 100 ⎯ µs タイムベースタイマモードの場合 * 1:tMCLK については「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 * 2:振動子の発振時間は , 振幅の 90 % に達するまでの時間です。水晶振動子は数 ms ∼ 数十 ms, セラミック振動子は 数百 µs ∼数 ms, 外部クロックは 0ms, CR 発振器は数 µs ∼数 ms となります。 ・通常動作の場合 RST tRSTL 0.2 VCC 0.2 VCC ・ストップモード , サブクロックモード , サブスリープモード , 時計モード , 電源投入の場合 RST tRSTL 0.2 VCC X0 0.2 VCC 振幅の 90% 内部動作 クロック 振動子の 発振時間 100 μs 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット DS07–12629–1 37 MB95330H シリーズ (4) パワーオンリセット (VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 電源立上り時間 電源断時間 記号 条件 tR tOFF tR 規格値 単位 最小 最大 ⎯ ⎯ 50 ms ⎯ 1 ⎯ ms 備考 電源投入までの待ち時間 tOFF 2.5 V VCC 0.2 V 0.2 V 0.2 V (注意事項)電源電圧を急激に変化させると , パワーオンリセットが起動される場合があります。動作中に電源電圧を変 化させる場合は , 下図のように立上りの傾きを , 30 mV/ms 以下にしてください。 VCC 立上りの傾きを , 30 mV/ms 以下にしてください。 2.3 V ストップモードでの状態保持 VSS 38 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (5) 周辺入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 規格値 記号 端子名 周辺入力 “H” パルス幅 tILIH 周辺入力 “L” パルス幅 tIHIL INT00 ∼ INT09, EC0, EC1,TI1, TRG1 単位 最小 最大 2 tMCLK* — ns 2 tMCLK* — ns *:tMCLK については , 「(2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tILIH INT00 ~ INT09, EC0, EC1, TI1, TRG1 DS07–12629–1 0.8 VCC tIHIL 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 39 MB95330H シリーズ (6) LIN-UART タイミング サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を禁止する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0) (VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC 端子名 条件 SCK 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 規格値 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns tMCLK*3 + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ns SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHI SCK, SIN SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 tSHIXI SCK, SIN シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK 3 tMCLK*3 − tR ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK tMCLK*3 + 95 ⎯ ns SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOVE SCK, SOT ⎯ 2 tMCLK*3 + 95 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHE SCK, SIN 190 ⎯ ns SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 tSHIXE SCK, SIN tMCLK*3 + 95 ⎯ ns 外部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL SCK 立下り時間 tF SCK ⎯ 10 ns SCK 立上り時間 tR SCK ⎯ 10 ns * 1: 受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2: シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3: tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 40 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V 0.8 V tSLOVI 2.4 V SOT 0.8 V tIVSHI tSHIXI 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC 0.8 VCC SCK 0.2 VCC tF 0.2 VCC tR tSLOVE 2.4 V SOT 0.8 V tIVSHE tSHIXE 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC DS07–12629–1 41 MB95330H シリーズ サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を禁止する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼ + 85 °C) 項目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC 端子名 条件 SCK 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 規格値 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns 3 tMCLK* + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ns SCK ↑→ SOT 遅延時間 tSHOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLI SCK, SIN SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間 tSLIXI SCK, SIN シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK 3 tMCLK* − tR ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK 3 ⎯ ns SCK ↑ → SOT 遅延時間 tSHOVE SCK, SOT ⎯ 3 2 tMCLK* + 95 ns 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLE SCK, SIN 190 ⎯ ns SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間 tSLIXE SCK, SIN 3 tMCLK* + 95 ⎯ ns 3 tMCLK* + 95 外部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL SCK 立下り時間 tF SCK ⎯ 10 ns SCK 立上り時間 tR SCK ⎯ 10 ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 42 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V 2.4 V SCK 0.8 V tSHOVI 2.4 V SOT 0.8 V tIVSLI tSLIXI 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSHSL 0.8 VCC tSLSH 0.8 VCC SCK 0.2 VCC tR tF 0.2 VCC 0.2 VCC tSHOVE 2.4 V SOT 0.8 V tIVSLE tSLIXE 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC DS07–12629–1 43 MB95330H シリーズ サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を許可する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼ + 85 °C) 項目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK SCK ↑→ SOT 遅延時間 tSHOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLI SCK, SIN SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間 tSLIXI SCK, SIN tSOVLI SOT → SCK ↓ 遅延時間 端子名 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns 3 tMCLK* + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ⎯ SCK, SOT ns 3 4 tMCLK* ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V SOT 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tIVSLI SIN 44 0.8 V tSHOVI tSOVLI tSLIXI 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC DS07–12629–1 MB95330H シリーズ サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を許可する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼ + 85 °C) 項目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHI SCK, SIN SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 tSHIXI SCK, SIN tSOVHI SOT → SCK ↑ 遅延時間 端子名 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns − 95 + 95 ns 3 tMCLK* + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ⎯ SCK, SOT ns 3 4 tMCLK* ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tSCYC 2.4 V SCK 2.4 V 0.8 V tSOVHI SOT 2.4 V 0.8 V 0.8 V tIVSHI SIN DS07–12629–1 tSLOVI 2.4 V tSHIXI 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 45 MB95330H シリーズ (7) 低電圧検出 (VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼ + 85 °C) 項目 規格値 記号 最小 標準 最大 単位 備考 解除電圧 VDL + 2.52 2.7 2.88 V 電源上昇の場合 検出電圧 VDL − 2.42 2.6 2.78 V 電源降下の場合 ヒステリシス幅 VHYS 70 100 ⎯ mV Voff 4.9 ⎯ 2.3 V 電源電圧変化時間 ( 電源上昇の場合 ) tr 3000 ⎯ ⎯ µs リセット解除信号が規格内 (VDL+) で発生 する電源の傾き 電源電圧変化時間 ( 電源降下の場合 ) tf 300 ⎯ ⎯ µs リセット検出信号が規格内 (VDL-) で発生 する電源の傾き リセット解除遅延時間 td1 ⎯ ⎯ 300 µs リセット検出遅延時間 td2 ⎯ ⎯ 20 µs 電源開始電圧 VCC Von Voff 時間 tf tr VDL+ VHYS VDL- 内部リセット信号 時間 td2 46 td1 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (8) I2C タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 規格値 項目 記号 端子名 条件 標準モード 高速モード 最小 最大 最小 最大 単位 fSCL SCL 0 100 0 400 kHz tHD;STA SCL, SDA 4.0 — 0.6 — µs SCL クロック “L” 幅 tLOW SCL 4.7 — 1.3 — µs SCL クロック “H” 幅 tHIGH SCL 4.0 — 0.6 — µs ( 反復 ) スタート条件ホールド時間 SCL ↑ → SDA ↓ tSU;STA SCL, SDA 4.7 — 0.6 — µs データホールド時間 SCL ↓ → SDA ↓↑ tHD;DAT SCL, SDA 0 3.45*2 0 0.9*3 µs データセットアップ時間 SDA ↓↑ → SCL ↑ tSU;DAT SCL, SDA 0.25 — 0.1 — µs ストップ条件セットアップ時間 SCL ↑ → SDA ↑ tSU;STO SCL, SDA 4 — 0.6 — µs tBUF SCL, SDA 4.7 — 1.3 — µs SCL クロック周波数 ( 反復 ) スタート条件ホールド時間 SDA ↓ → SCL ↓ ストップ条件とスタート条件との間の バスフリー時間 R = 1.7 kΩ, C = 50 pF*1 * 1:R, C は SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗 , 負荷容量です。 * 2:tHD;DAT の最大値は , デバイスが SCL 信号の “L” 区間 (tLOW) を延長していないときにのみ適用されます。 * 3:高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用することはできますが , 要求される条件 tSU;DAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。 tWAKEUP SDA tLOW tHD;DAT tHIGH tHD;STA tBUF SCL tHD;STA DS07–12629–1 tSU;DAT fSCL tSU;STA tSU;STO 47 MB95330H シリーズ (VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 規格値* 2 最小 最大 単位 備考 SCL クロック “L” 幅 tLOW SCL (2 + nm/2)tMCLK − 20 — ns マスタモード SCL クロック “H” 幅 tHIGH SCL (nm/2)tMCLK − 20 (nm/2)tMCLK + 20 ns マスタモード START 条件 ホールド時間 tHD;STA SCL, SDA (-1 + nm/2)tMCLK − 20 (-1 + nm)tMCLK + 20 ns マスタモード 最大値は m, n = 1, 8 時に適用。 それ以外の設定は 最小値を適用。 STOP 条件 セットアップ時間 tSU;STO SCL, SDA (1 + nm/2)tMCLK − 20 (1 + nm/2)tMCLK + 20 ns マスタモード START 条件セット アップ時間 tSU;STA SCL, SDA (1 + nm/2)tMCLK − 20 (1 + nm/2)tMCLK + 20 ns マスタモード 「ストップ」条件と 「スタート」条件と の間のバスフリー 時間 tBUF SCL, SDA (2 nm + 4) tMCLK − 20 — ns tHD;DAT SCL, SDA 3 tMCLK − 20 — ns マスタモード ns マスタモード SCL の “L” が引き 延ばされていない と仮定した場合。 最小値は連続デー タの第 1 ビットに 適用。それ以外は 最大値を適用。 データ ホールド時間 データ セットアップ時間 tSU;DAT SCL, SDA R = 1.7 kΩ, C = 50 pF*1 (-2 + nm/2) tMCLK − 20 (-1 + nm/2) tMCLK + 20 tSU;INT SCL (nm/2) tMCLK − 20 (1 + nm/2) tMCLK + 20 ns 最小値は 9th SCL ↓時の割込みに適 用。最大値は 8th SCL ↓ 時の割込 みに適用。 SCL クロック “L” 幅 tLOW SCL 4 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 SCL クロック “H” 幅 tHIGH SCL — ns 受信の場合 「スタート」条件 検出 tHD;STA SCL, SDA 2 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 1 tMCLK の場合未検出 「ストップ」条件 検出 tSU;STO SCL, SDA 2 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 1 tMCLK の場合未検出 「再スタート」条件 tSU;STA 検出条件 SCL, SDA 2 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 1 tMCLK の場合未検出 割込みクリアから SCL 立上りまでの セットアップ時間 バスフリー時間 tBUF SCL, SDA 2 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 データホールド 時間 tHD;DAT SCL, SDA 2 tMCLK − 20 — ns スレーブ送信 モードの場合 (続く) 48 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (続き) (VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 データセットアップ時間 tSU;DAT SCL, SDA データホールド時間 tHD;DAT SCL, SDA データセットアップ時 tSU;DAT SCL, SDA SDA↓ → SCL↑ ( ウェイクアップ機能時 ) tWAKEUP SCL, SDA 条件 R = 1.7 kΩ, C = 50 pF*1 規格値* 2 単位 備考 最小 最大 tLOW − 3 tMCLK − 20 — ns スレーブ送信 モードの場合 0 — ns 受信の場合 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 発振安定待ち時間 +2 tMCLK − 20 — ns * 1:R, C は SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗 , 負荷容量です。 * 2:• tMCLK については ,「(2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 • m は I2C クロック制御レジスタ (ICCR0) の CS4, CS3 ビット (bit4, bit3) です。 • n は I2C クロック制御レジスタ (ICCR0) の CS2 ∼ CS0 ビット (bit2 ∼ bit0) です。 • I2C の実際のタイミングは , マシンクロック (tMCLK) および , ICCR0 レジスタの CS4 ∼ CS0 にて設定される m, n の 値により決定されます。 • 標準モード: 0.9 MHz < tMCLK ( マシンクロック ) < 10 MHz の範囲で m, n の設定が可能です。 m, n の設定によっては , 下記のように使用できるマシンクロックが決まります。 (m, n) = (1, 8) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 1 MHz (m, n) = (1, 22), (5, 4), (6, 4), (7, 4), (8, 4) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 2 MHz (m, n) = (1, 38), (5, 8), (6, 8), (7, 8), (8, 8) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 4 MHz (m, n) = (1, 98) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 10 MHz • 高速モード: 3.3 MHz < tMCLK ( マシンクロック ) < 10 MHz の範囲で m, n の設定が可能です。 m, n の設定によっては , 下記のように使用できるマシンクロックが決まります。 (m, n) = (1, 8) :3.3 MHz < tMCLK ≦ 4 MHz (m, n) = (1, 22), (5, 4) :3.3 MHz < tMCLK ≦ 8 MHz (m, n) = (6, 4) :3.3 MHz < tMCLK ≦ 10 MHz DS07–12629–1 49 MB95330H シリーズ (9) UART/SIO, シリアル入出力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC UCK0 UCK ↓ → UO 時間 tSLOV UCK0, UO0 有効 UI → UCK ↑ tIVSH UCK0, UI0 UCK ↑ → 有効 UI ホールド 時間 tSHIX シリアルクロック “H” パルス幅 シリアルクロック “L” パルス幅 条件 規格値 単位 最小 最大 4 tMCLK* — ns − 190 + 190 ns 2 tMCLK* — ns UCK, UI0 2 tMCLK* — ns tSHSL UCK0 4 tMCLK* — ns tSLSH UCK0 4 tMCLK* — ns — 190 ns 2 tMCLK* — ns 2 tMCLK* — ns UCK ↓ → UO 時間 tSLOV UCK0, UO0 有効 UI → UCK ↑ tIVSH UCK0, UI0 UCK ↑ → 有効 UI ホールド 時間 tSHIX UCK0, UI0 内部クロック 動作 外部クロック 動作 *:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V UCK0 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V UC0 0.8 V tIVSH tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC UI0 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC UCK0 0.2 VCC 0.2 VCC tSLOV 2.4 V UC0 0.8 V tIVSH tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC UI0 0.2 VCC 0.2 VCC 50 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (10) MPG 入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTIWH tTIWL SNI0 ∼ SNI2, DTTI — 最小 最大 4 tMCLK — 単位 備考 ns 0.8 VCC 0.8 VCC SNI0 ~ SNI2, DTTI 0.2 VCC tTIWH DS07–12629–1 規格値 0.2 VCC tTIWL 51 MB95330H シリーズ 5. A/D コンバータ (1) A/D コンバータ電気的特性 (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼ + 85 °C) 項目 記号 規格値 単位 最小 標準 最大 — — 10 bit −3 — +3 LSB 直線性誤差 − 2.5 — + 2.5 LSB 微分直線性誤差 − 1.9 — + 1.9 LSB 分解能 総合誤差 — 備考 ゼロトランジション 電圧 VOT VSS − 1.5 LSB VSS + 0.5 LSB VSS + 2.5 LSB V フルスケールトランジ ション電圧 VFST VCC − 4.5 LSB VCC − 2 LSB VCC + 0.5 LSB V 0.9 — 16500 µs 4.5 V ≦ VCC ≦ 5.5 V 1.8 — 16500 µs 4.0 V ≦ VCC < 4.5 V 0.6 — ∞ µs 4.5 V ≦ VCC ≦ 5.5 V, 外部インピーダンス< 5.4 kΩ の場合 1.2 — ∞ µs 4.0 V ≦ VCC < 4.5 V, 外部インピーダンス< 2.4 kΩ の場合 コンペア時間 サンプリング時間 — — アナログ入力電流 IAIN − 0.3 — + 0.3 µA アナログ入力電圧 VAIN VSS — VCC V 52 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (2) A/D コンバータの注意事項 ・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について ・ MB95330HシリーズのA/Dコンバータはサンプルホールド付きのものです。外部インピーダンスが高くサンプリング時 間を十分に確保できない場合には , 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換 精度に影響を及ぼします。したがって , A/D 変換精度規格を満たすために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時 間の関係から , サンプリング時間を最小値より長くなるようにレジスタ値と動作周波数を調整するか , 外部インピーダ ンスを下げてご使用ください。また , サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 µF 程度 のコンデンサを接続してください。 ・アナログ入力等価回路 アナログ入力 コンパレータ R C サンプリング時:ON VCC R C 4.5 V ≦ VCC ≦ 5.5 V 1.95 kΩ ( 最大 ) 17 pF ( 最大 ) 4.0 V ≦ VCC < 4.5 V 8.98 kΩ ( 最大 ) 17 pF ( 最大 ) (注意事項)数値は参考値です。 ・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係 [ 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 ] 100 20 90 18 外部インピーダンス [kΩ] 外部インピーダンス [kΩ] [ 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 ] 80 70 60 (VCC 4.5 V) 50 (VCC 4.0 V) 40 30 20 10 0 0 2 4 6 8 10 12 14 16 14 12 (VCC 4.5 V) 10 (VCC 4.0 V) 8 6 4 2 0 0 最小サンプリング時間 [μs] 1 2 3 4 最小サンプリング時間 [μs] ・A/D 変換誤差について |VCC − VSS| が小さくなるに従って , A/D 変換の誤差は大きくなります。 DS07–12629–1 53 MB95330H シリーズ (3) A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能 A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化を示します。 10 ビットなら , アナログ電圧を 210 = 1024 の部分に分解可能です。 ・ 直線性誤差 ( 単位:LSB) デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ← → “00 0000 0001”) と , 同じデバイスのフルスケールトランジション点 (“11 1111 1111” ← → “11 1111 1110”) とを 結んだ直線と , 実際の変換値との誤差がどの程度かを示します。 ・ 微分直線性誤差 ( 単位:LSB) 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差がどの程度かを示します。 ・ 総合誤差 ( 単位:LSB) 実際の値と理論値との差を示し , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差 / 量子誤差 および雑音に起因する誤差です。 理想入出力特性 3FFH 総合誤差 3FFH VFST 3FEH 2 LSB 3FDH 004H VOT 003H デジタル出力 デジタル出力 3FEH 実際の変換特性 3FDH {1 LSB x (N-1) + 0.5 LSB} 004H VNT 003H 1 LSB 002H 実際の変換特性 002H 理想特性 001H 001H 0.5 LSB VSS VCC VSS アナログ入力 1 LSB = VCC − VSS 1024 VCC アナログ入力 (V) VNT − {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} デジタル出力 = [LSB] N の総合誤差 1 LSB N :A/D コンバータデジタル出力値 VNT :デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧 (続く) 54 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (続き) フルスケールトランジション誤差 ゼロトランジション誤差 理想特性 004H 実際の変換特性 3FFH 実際の変換特性 デジタル出力 デジタル出力 003H 002H 実際の変換特性 理想特性 3FEH VFST ( 実測値 ) 3FDH 001H 実際の変換特性 3FCH VOT ( 実測値 ) VSS VCC VSS アナログ入力 微分直線性誤差 直線性誤差 理想特性 実際の変換特性 3FFH (N+1)H 3FEH {1 LSB x N + VOT} VFST ( 実測値 ) VNT 004H 実際の変換特性 デジタル出力 実際の変換特性 3FDH デジタル出力 VCC アナログ入力 V(N+1)T NH VNT (N-1)H 003H 実際の変換特性 理想特性 002H (N-2)H 001H VOT ( 実測値 ) VSS VCC VSS アナログ入力 デジタル出力 N の直線性誤差 = VCC アナログ入力 VNT − {1 LSB × N + VOT} 1 LSB デジタル出力 N の微分直線性誤差 = V (N + 1) T − VNT −1 1 LSB N : A/D コンバータデジタル出力値 VNT:デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧 VOT ( 理想値 ) = Vss + 0.5 LSB [V] VFST ( 理想値 ) = Vcc − 2 LSB [V] DS07–12629–1 55 MB95330H シリーズ 6. フラッシュメモリ書込み / 消去特性 項目 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 セクタ消去時間 (2 K バイトセクタ ) ⎯ 0.2*1 0.5*2 s 消去前 00H 書込み時間は除きます。 セクタ消去時間 (16 K バイトセクタ ) ⎯ 0.5*1 7.5*2 s 消去前 00H 書込み時間は除きます。 バイト書込み時間 ⎯ 21 6100*2 µs システムレベルのオーバヘッド時間は 除きます。 100000 ⎯ ⎯ cycle 3.0 ⎯ 5.5 V ⎯ ⎯ year 消去 / 書込みサイクル 消去 / 書込み時の電源電圧 フラッシュメモリデータ保持時間 3 20* 平均 TA =+ 85 °C * 1:TA =+ 25 °C, VCC = 5.0 V, 100000 サイクル * 2:TA =+ 85 °C, VCC = 3.0 V, 100000 サイクル * 3:テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度 + 85 °C へ 換算しています ) 。 56 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ 特性例 ・電源電流・温度特性 ICC − VCC TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード , 外部クロック動作時 ICC − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード , 外部クロック動作時 20 20 15 15 10 FMP = 10 MHz FMP = 16 MHz ICC [mA] ICC[mA] FMP = 16 MHz 10 FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz 5 5 FMP = 4 MHz FMP = 2 MHz 0 -50 0 2 3 4 5 6 7 0 ICCS − VCC TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) メインスリープモード , 外部クロック動作時 20 20 15 15 10 5 FMP = 16 MHz 5 FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz FMP = 4 MHz FMP = 2 MHz 0 -50 0 3 4 5 6 7 FMP = 10 MHz 0 +50 +100 +150 TA[°C] VCC[V] ICCL − VCC TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , 外部クロック動作時 ICCL − TA VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , 外部クロック動作時 100 100 75 75 ICCL[μA] ICCL[μA] +150 10 FMP = 16 MHz 2 +100 ICCS − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) メインスリープモード , 外部クロック動作時 ICCS[mA] ICCS[mA] +50 TA[°C] VCC[V] 50 50 25 25 0 0 2 3 4 5 VCC[V] 6 7 −50 0 +50 +100 +150 TA[°C] (続く) DS07–12629–1 57 MB95330H シリーズ ICCLS − TA VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブスリープモード , 外部クロック動作時 100 100 75 75 ICCLS[μA] ICCLS[μA] ICCLS − VCC TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブスリープモード , 外部クロック動作時 50 50 25 25 0 0 2 3 4 5 6 −50 7 0 +100 +150 ICCT − TA VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) 時計モード , 外部クロック動作時 100 100 75 75 ICCT[μA] ICCT[μA] ICCT − VCC TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) 時計モード , 外部クロック動作時 50 50 25 25 0 0 2 3 4 5 6 −50 7 0 +50 +100 +150 TA[°C] VCC[V] ICTS − VCC TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時 ICTS − TA VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時 2 2 1.5 1.5 1 FMP = 16 MHz FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz 0.5 ICTS[mA] ICTS[mA] +50 TA[°C] VCC[V] 1 FMP = 16 MHz FMP = 10 MHz 0.5 FMP = 4 MHz FMP = 2 MHz 0 0 2 3 4 5 VCC[V] 6 7 −50 0 +50 +100 +150 TA[°C] (続く) 58 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (続き) ICCH − TA VCC = 5.5 V, FMPL = ( 停止 ) サブストップモード , 外部クロック停止時 20 20 15 15 ICCH[μA] ICCH[μA] ICCH − VCC TA = +25°C, FMPL = ( 停止 ) サブストップモード , 外部クロック停止時 10 10 5 5 0 0 2 3 4 5 6 −50 7 0 ICCMCR − VCC TA = +25°C, FMP = 1, 8, 10, 12.5 MHz ( 分周なし ) メインクロックモード , メイン CR クロック動作時 20 20 15 15 FMP = 12.5 MHz 10 FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz +150 FMP = 12.5 MHz 10 FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz 5 5 FMP = 1 MHz FMP = 1 MHz 0 0 2 3 4 5 6 −50 7 0 +50 +100 +150 TA[°C] VCC[V] ICCSCR − VCC TA = +25°C, FMPL = 50 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , サブ CR クロック動作時 ICCSCR − TA VCC = 5.5 V, FMPL = 50 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , サブ CR クロック動作時 140 140 120 120 FMPL = 50 kHz FMPL = 50 kHz 100 100 ICCSCR[μA] ICCSCR[μA] +100 ICCMCR − TA VCC = 5.5 V, FMP = 1, 8, 10, 12.5 MHz ( 分周なし ) メインクロックモード , メイン CR クロック動作時 ICCMCR[mA] ICCMCR[mA] +50 TA[°C] VCC[V] 80 60 80 60 40 40 20 20 0 0 2 3 4 5 VCC[V] DS07–12629–1 6 7 −50 0 +50 +100 +150 TA[°C] 59 MB95330H シリーズ ・入力電圧特性 VIHI − VCC および VILI − VCC TA = +25°C VIHS − VCC および VILS − VCC TA = +25°C 4 4 3 3 VIHS VIHS/VILS[V] VIHI/VILI[V] VIHI VILI 2 1 VILS 2 1 0 0 2 3 4 5 6 2 3 VCC[V] 4 5 6 VCC[V] VIHM − VCC および VILM − VCC TA = +25°C 4 VIHM/VILM[V] 3 VIHM VILM 2 1 0 2 3 4 5 6 VCC[V] 60 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ・出力電圧特性 (VCC − VOH1) − IOH TA = +25°C VCC = 2.4 V 2 (VCC − VOH2) − IOH TA = +25°C VCC = 2.7 V VCC = 2.4 V 1 1.8 1.6 0.8 1.2 VCC = 4.5 V VCC = 5.0 V VCC = 5.5 V 1 0.8 VCC - VOH2[V] VCC -VOH1[V] VCC = 2.7 V VCC = 3.5 V 1.4 0.6 VCC = 3.5 V VCC = 4.5 V VCC = 5.0 V VCC = 5.5 V 0.4 0.6 0.4 0.2 0.2 0 0 0 -2 -4 -6 -8 -10 0 -2 -4 IOH[mA] VOL1 − IOL TA = +25°C VCC = 2.4 V 2 -6 -8 -10 IOH[mA] VOL2 − IOL TA = +25°C 1 VCC = 2.7 V 1.8 0.8 1.6 1.4 0.6 VOL2[V] VOL1[V] 1.2 1 VCC = 2.4 V 0.4 0.8 VCC = 3.5 V VCC = 4.5 V VCC = 5.0 V VCC = 5.5 V 0.6 0.4 VCC = 2.7 V VCC = 3.5 V VCC = 5.0 V VCC = 4.5 V VCC = 5.5 V 0.2 0.2 0 0 0 2 4 6 IOL[mA] DS07–12629–1 8 10 0 2 4 6 8 10 IOL[mA] 61 MB95330H シリーズ ・プルアップ特性 RPULL − VCC TA = +25°C 250 RPULL[kΩ] 200 150 100 50 0 2 3 4 5 6 VCC[V] 62 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ マスクオプション 品種名 No. MB95F332H MB95F333H MB95F334H 選択方法 MB95F332K MB95F333K MB95F334K 設定不可 1 低電圧検出リセット 低電圧検出リセットなし 低電圧検出リセットあり 2 リセット 専用のリセット入力あり 専用のリセット入力なし DS07–12629–1 63 MB95330H シリーズ ■ オーダ型格 型格 パッケージ MB95F332HPMC-G-SNE2 MB95F332KPMC-G-SNE2 MB95F333HPMC-G-SNE2 MB95F333KPMC-G-SNE2 MB95F334HPMC-G-SNE2 MB95F334KPMC-G-SNE2 プラスチック・LQFP, 32 ピン (FPT-32P-M30) MB95F332HP-G-SH-SNE2 MB95F332KP-G-SH-SNE2 MB95F333HP-G-SH-SNE2 MB95F333KP-G-SH-SNE2 MB95F334HP-G-SH-SNE2 MB95F334KP-G-SH-SNE2 プラスチック・SH-DIP, 32 ピン (DIP-32P-M06) MB95F332HWQN-G-SNE1 MB95F332KWQN-G-SNE1 MB95F333HWQN-G-SNE1 MB95F333KWQN-G-SNE1 MB95F334HWQN-G-SNE1 MB95F334KWQN-G-SNE1 プラスチック・QFN, 32 ピン (LCC-32P-M19) 64 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 32 ピン リードピッチ 0.80 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 7.00 mm × 7.00 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.60 mm MAX (FPT-32P-M30) プラスチック・LQFP, 32 ピン (FPT-32P-M30) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 9.00±0.20(.354±.008)SQ +0.05 * 7.00±0.10(.276±.004)SQ 0.13 –0.00 +.002 24 .005 –.000 17 16 25 0.10(.004) Details of "A" part 1.60 MAX (Mounting height) (.063) MAX INDEX 0.25(.010) 9 32 0~7˚ 1 0.80(.031) 0.35 .014 C "A" 8 +0.08 –0.03 +.003 –.001 0.20(.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.10±0.05 (.004±.002) M 2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F32051S-c-1-1 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07–12629–1 65 MB95330H シリーズ プラスチック・SH-DIP, 32 ピン リードピッチ 1.778mm ロースペース 10.16mm 封止方法 プラスチックモールド (DIP-32P-M06) プラスチック・SH-DIP, 32 ピン (DIP-32P-M06) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 +0.20 *28.00 –0.30 1.102 +.008 –.012 INDEX *8.89±0.25 (.350±.010) 1.02 +0.30 –0.20 +.012 .040 –.008 +0.70 4.70 –0.20 0.51(.020) MIN. +.028 .185 –.008 3.30 .130 +0.20 –0.30 +.008 –.012 +0.03 0.27 –0.07 +.001 .011 –.003 1.27(.050) MAX. C 1.778(.070) 10.16(.400) +0.08 0.48 –0.12 .019 +.003 –.005 0.25(.010) 2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED D32018S-c-1-2 M 0~15° 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) 66 DS07–12629–1 MB95330H シリーズ (続き) プラスチック・QFN, 32 ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 5.00 mm × 5.00 mm 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 0.80 mm Max. 質量 0.06 g (LCC-32P-M19) プラスチック・QFN, 32 ピン (LCC-32P-M19) 3.50±0.10 (.138±.004) 5.00±0.10 (.197±.004) 5.00±0.10 (.197±.004) 3.50±0.10 (.138±.004) INDEX AREA 0.25 (.010 (3-R0.20) ((3-R.008)) 0.50(.020) +0.05 –0.07 +.002 –.003 ) 0.40±0.05 (.016±.002) 1PIN CORNER (C0.30(C.012)) (TYP) 0.75±0.05 (.030±.002) 0.02 (.001 C +0.03 –0.02 +.001 –.001 (0.20(.008)) ) 2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED C32071S-c-1-1 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07–12629–1 67 MB95330H シリーズ 富士通セミコンダクター株式会社 〒 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-10-23 野村不動産新横浜ビル http://jp.fujitsu.com/fsl/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせ先 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部