本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 FUJITSU SEMICONDUCTOR DATA SHEET DS07–12631–3 8 ビット・マイクロコントローラ CMOS ® MB95350L シリーズ MB95F352E/F352L/F353E/F353L/F354E/F354L ■ 概要 MB95350Lシリーズは, コンパクトな命令体系に加えて, 豊富な周辺機能を内蔵した汎用ワンチップマイクロコントロー ラです。 (注意事項)F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の登録商標です。 ■ 特長 ・F2MC-8FX CPU コア コントローラに最適な命令体系 ・ 乗除算命令 ・ 16 ビット演算 ・ ビットテストによるブランチ命令 ・ ビット操作命令など ・クロック ・ 選択可能なメインクロックソース メイン 発振クロック ( 最大 16.25 MHz, 最大マシンクロック周波数:8.125 MHz) 外部クロック ( 最大 32.5 MHz, 最大マシンクロック周波数:16.25 MHz) メイン CR クロック (1/8/10/12.5 MHz ±2%, 最大マシンクロック周波数:12.5 MHz) ・ 選択可能なサブクロックソース サブ 発振 クロック (32.768 kHz) 外部クロック (32.768 kHz) サブ CR クロック ( 標準:100 kHz, 最小:50 kHz, 最大:200 kHz) ・タイマ ・ 8/16 ビット複合タイマ× 2 チャネル ・ タイムベースタイマ × 1 チャネル ・ 時計プリスケーラ × 1 チャネル ・UART/SIO × 1 チャネル (I2C と UART/SIO のどちらかを選択 ) ・ UART/SIO の交互使用 ・ 全二重ダブルバッファ ・ クロック非同期 (UART) のシリアルデータ転送およびクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送が可能 (続く) 富士通セミコンダクターのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved 2010.8 MB95350L シリーズ (続き) ・I2C × 2 チャネル ( 内 1 チャネルは , I2C と UART/SIO のどちらかを選択) ・ 標準モードと高速モード (400 kHz) に対応 ・ ウェイクアップ機能内蔵 ・LIN-UART ・ 全二重ダブルバッファ ・ クロック同期のシリアルデータ転送およびクロック非同期のシリアルデータ転送が可能 ・外部割込み × 6 チャネル ・ エッジ検出による割込み ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , および両エッジから選択可能 ) ・ 各種の低消費電力 ( スタンバイ ) モードからの解除としても使用可能 ・8/10 ビット A/D コンバータ × 6 チャネル 8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択可能 ・低消費電力 ( スタンバイ ) モード ・ ストップモード ・ スリープモード ・ 時計モード ・ タイムベースタイマモード ・I/O ポート ・ MB95F352L/F353L/F354L ( 最大入出力ポート数 : 21) 汎用入出力ポート (N-ch オープンドレイン ) : 3 本 汎用入出力ポート (CMOS 入出力 ) : 18 本 ・ MB95F352E/F353E/F354E ( 最大入出力ポート数 : 22) 汎用入出力ポート (N-ch オープンドレイン ) : 3 本 汎用入出力ポート (CMOS 入出力 ) : 18 本 汎用入力ポート (CMOS 入力 ) :1本 ・オンチップデバッグ ・ 1 線式シリアル制御 ・ シリアル書込みサポート ( 非同期モード ) ・ハードウェア / ソフトウェアウォッチドッグタイマ ・ ハードウェアウォッチドッグタイマ内蔵 ・ ソフトウェアウォッチドッグタイマ内蔵 ・低電圧検出リセット , 割込み回路 低電圧検出器内蔵 ・クロックスーパバイザカウンタ クロックスーパバイザカウンタ機能内蔵 ・ポートの入力電圧レベルを変更可能 CMOS 入力レベル / ヒステリシス入力レベル ・デュアルオペレーションフラッシュメモリ 消去 / 書込み動作・読込み動作は , 異なったバンク ( 上位バンク / 下位バンク ) で同時に行うことができます。 ・フラッシュメモリセキュリティ機能 フラッシュメモリ内容を保護 2 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ 品種構成 品種 MB95F352E MB95F353E MB95F354E MB95F352L MB95F353L MB95F354L 項目 分類 フラッシュメモリ品 クロックスーパ メインクロックの発振を監視 バイザカウンタ ROM 容量 8 K バイト 12 K バイト 20 K バイト 8 K バイト 12 K バイト 20 K バイト RAM 容量 240 バイト 496 バイト 496 バイト 240 バイト 496 バイト 496 バイト 低電圧検出 リセット リセット入力 あり なし ソフトウェア選択 専用のリセット入力あり CPU 機能 基本命令数 命令ビット長 命令長 データビット長 最小命令実行時間 割込み処理時間 : 136 命令 : 8 ビット : 1 ~ 3 バイト : 1, 8, 16 ビット長 : 61.5 ns ( マシンクロック周波数 16.25 MHz 時 ) : 0.6 µs ( マシンクロック周波数 16.25 MHz 時 ) 汎用入出力 I/O ポート ( 最大 ):22 本 CMOS 入出力 : 18 本 N-ch オープンドレイン : 3 本 CMOS 入力 : 1 本 タイムベース タイマ 割込み周期:0.256 ms ~ 8.3 s ( 外部クロック 4 MHz 時 ) I/O ポート ( 最大 ) : 21 本 CMOS 入出力 : 18 本 N-ch オープンドレイン : 3 本 ハードウェア / リセット発生周期 ソフトウェア - メイン発振クロック 10 MHz 時:105 ms ( 最小 ) ウォッチドッグ サブ CR クロックをハードウェアウォッチドッグのソースクロックとして使用可能 タイマ ワイルド レジスタ 3 バイト分のデータ置換え可能 LIN-UART 専用リロードタイマによって広範囲の通信速度の選択が可能 クロック同期のシリアルデータ転送およびクロック非同期のシリアルデータ転送が可能 LIN 機能は LIN マスタまたは LIN スレーブとして使用可能 6 チャネル 8/10 ビット A/D コンバータ 8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択が可能 2 チャネル 8/16 ビット 複合タイマ タイマは 8 ビットタイマ× 2 チャネル , または 16 ビットタイマ× 1 チャネルとして構成可能 タイマ機能 , PWC 機能 , PWM 機能および入力キャプチャ機能内蔵 カウントクロック:内部クロック (7 種類 ) および外部クロックから選択可能 方形波出力可能 6 チャネル 外部割込み エッジ検出による割込み ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , または両エッジから選択可能 ) 各種スタンバイモードからの解除として使用可能 オンチップ デバッグ 1 線式シリアル制御 シリアル書込みをサポート ( 非同期モード ) (続く) DS07–12631–3 3 MB95350L シリーズ (続き) 品種 MB95F352E MB95F353E MB95F354E MB95F352L MB95F353L MB95F354L 項目 1 チャネル (I2C と UART/SIO のどちらかを選択 ) UART/SIO UART/SIO でのデータ転送可能 全二重ダブルバッファ , 可変データ長 (5/6/7/8 ビット ), ボーレートジェネレータ内蔵 , エラー検出機能 NRZ 方式転送フォーマット LSB ファースト / MSB ファーストのデータ転送が使用可能 クロック非同期 (UART) またはクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送が使用可能 2 チャネル ( 内 1 チャネルは , I2C と UART/SIO のどちらかを選択 ) I2C マスタ / スレーブ送受信 I2C は次のような機能があります。 ・バスエラー機能 ・アービトレーション機能 ・転送方向検出機能 ・ウェイクアップ機能 ・スタートコンディションの繰り返し発生および検出機能 時計 プリスケーラ 8 種類のインターバル時間から選択可能 フラッシュ メモリ 自動プログラミング , Embedded Algorithm, 書込み / 消去 / 消去一時停止 / 消去再開コマンドをサポート アルゴリズム完了を示すフラグ 書込み / 消去回数 :100000 回 データ保持期間:20 年間 フラッシュ内容を保護するフラッシュセキュリティ機能 スタンバイ モード スリープモード , ストップモード , 時計モード , タイムベースタイマモード パッケージ 4 FPT-24P-M34 FPT-24P-M10 LCC-32P-M19 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ パッケージと品種対応 品種 MB95F352E MB95F353E MB95F354E MB95F352L MB95F353L MB95F354L FPT-24P-M34 ○ ○ ○ ○ ○ ○ FPT-24P-M10 ○ ○ ○ ○ ○ ○ LCC-32P-M19 ○ ○ ○ ○ ○ ○ パッケージ ○:使用可能 DS07–12631–3 5 MB95350L シリーズ ■ 品種間の相違点と品種選択時の注意事項 ・ 消費電流 オンチップデバッグ機能を使用する場合は , フラッシュ消去 / プログラムの消費電流を考慮してください。 消費電流の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。 ・ パッケージ 各パッケージの詳細は ,「■パッケージと品種対応」および「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 ・ 動作電圧 動作電圧は , オンチップデバッグ機能を使用するか使用しないかによって異なります。 動作電圧の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。 ・ オンチップデバッグ機能 オンチップデバッグ機能を使用する場合は ,VCC, VSS, および 1 本のシリアルケーブルを評価ツールに接続する必要があ ります。 6 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ 端子配列図 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 (TOP VIEW) SOP24 FPT-24P-M34 TSSOP24 FPT-24P-M10 P12/EC0/DBG P07/INT07 P06/INT06/TO01 P05/INT05/AN05/TO00 P04/INT04/AN04/SIN/EC0 P03/INT03/AN03/SOT P02/INT02/AN02/SCK P01/AN01 P00/AN00 P64/EC1 P14/SDA0 P15/SCL0 32 31 30 29 28 27 26 25 X0/PF0 X1/PF1 NC NC NC NC P07/INT07 P12/EC0/DBG X0/PF0 X1/PF1 Vss X1A/PG2 X0A/PG1 Vcc UCK/PG0 RST/PF2 UI/SCL1/P17 UO/SDA1/P16 TO10/P62 TO11/P63 DS07–12631–3 (TOP VIEW) 13 14 15 16 NC NC SDA0/P14 SCL0/P15 QFN32 LCC-32P-M19 9 10 11 12 RST/PF2 UI/SCL1/P17 UO/SDA1/P16 1 2 3 4 5 6 7 8 TO11/P63 TO10/P62 NC NC Vss X1A/PG2 X0A/PG1 Vcc UCK/PG0 24 23 22 21 P06/INT06/TO01 P05/INT05/AN05/TO00 P04/INT04/AN04/SIN/EC0 P03/INT03/AN03/SOT 20 19 18 17 P02/INT02/AN02/SCK P01/AN01 P00/AN00 P64/EC1 7 MB95350L シリーズ ■ 端子機能説明 (24 ピン MCU) 端子番号 1 2 3 4 5 6 7 端子名 PF0 X0 PF1 X1 VSS PG2 X1A PG1 X0A VCC PG0 UCK 入出力 回路形式* B B — C C — G RST A 10 SCL1 J 14 15 16 17 汎用入出力ポートです。 サブクロック用入出力発振端子です。 汎用入出力ポートです。 サブクロック用入力発振端子です。 電源端子です。 汎用入出力ポートです。 UART/SIO クロック端子です。 リセット端子です。 MB95F352L/F353L/F354L では専用のリセット端子となります。 I2C ch. 1 クロック入出力端子です。 汎用入出力ポートです。 SDA1 J P62 P63 P15 SCL0 P14 SDA0 P64 EC1 P00 AN00 P01 AN01 INT02 AN02 SCK I2C ch. 1 データ入出力端子です。 UART/SIO データ出力端子です。 D 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 出力端子です。 D 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 出力端子です。 I I D E E 汎用入出力ポートです。 I2C ch. 0 クロック入出力端子です。 汎用入出力ポートです。 I2C ch. 0 データ入出力端子です。 汎用入出力ポートです。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 クロック入力端子です。 汎用入出力ポートです。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 汎用入出力ポートです。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 汎用入出力ポートです。 P02 18 電源端子です (GND)。 P16 TO11 13 メインクロック用入出力発振端子です。 UART/SIO データ入力端子です。 TO10 12 汎用入出力ポートです。 UI UO 11 メインクロック用入力発振端子です。 汎用入出力ポートです。 P17 9 汎用入出力ポートです。 汎用入力ポートです。 PF2 8 機能 E 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 LIN-UART クロック入出力端子です。 (続く) 8 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (続き) 端子番号 端子名 入出力 回路形式* 汎用入出力ポートです。 P03 19 INT03 AN03 E 21 P04 汎用入出力ポートです。 外部割込み入力端子です。 AN04 F LIN-UART データ入力端子です。 EC0 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 クロック入力端子です。 P05 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 INT05 E 外部割込み入力端子です。 AN05 A/D コンバータアナログ入力端子です。 TO00 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 出力端子です。 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 INT06 G P07 INT07 EC0 DBG 外部割込み入力端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 出力端子です。 G 汎用入出力ポートです。 外部割込み入力端子です。 汎用入出力ポートです。 P12 24 A/D コンバータアナログ入力端子です。 SIN TO01 23 A/D コンバータアナログ入力端子です。 LIN-UART データ出力端子です。 P06 22 外部割込み入力端子です。 SOT INT04 20 機能 H 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 クロック入力端子です。 DBG 入力端子です。 * : 入出力回路形式については「■ 入出力回路形式」を参照してください。 DS07–12631–3 9 MB95350L シリーズ ■ 端子機能説明 (32 ピン MCU) 端子番号 端子名 入出力 回路形式* 1 VSS — 2 3 4 5 PG2 X1A PG1 X0A VCC PG0 UCK C C — G RST A 8 SCL1 J 汎用入出力ポートです。 サブクロック用入力発振端子です。 電源端子です。 汎用入出力ポートです。 UART/SIO クロック端子です。 リセット端子です。 MB95F352L/F353L/F354L では専用のリセット端子となります。 I2C ch. 1 クロック入出力端子です。 UART/SIO データ入力端子です。 P16 汎用入出力ポートです。 SDA1 J P63 P62 I2C ch. 1 データ入出力端子です。 UART/SIO データ出力端子です。 D 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 出力端子です。 TO11 10 サブクロック用入出力発振端子です。 UI UO 9 汎用入出力ポートです。 汎用入出力ポートです。 P17 7 電源端子です (GND)。 汎用入出力ポートです。 PF2 6 機能 D 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 出力端子です。 TO10 11 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 12 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 13 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 14 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 15 16 17 18 19 P14 SDA0 P15 SCL0 P64 EC1 P00 AN00 P01 AN01 I I D E E INT02 AN02 SCK I2C ch. 0 データ入出力端子です。 汎用入出力ポートです。 I2C ch. 0 クロック入出力端子です。 汎用入出力ポートです。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 クロック入力端子です。 汎用入出力ポートです。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 汎用入出力ポートです。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 汎用入出力ポートです。 P02 20 汎用入出力ポートです。 E 外部割込み入力端子です。 A/D コンバータアナログ入力端子です。 LIN-UART クロック入出力端子です。 (続く) 10 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (続き) 端子番号 端子名 入出力 回路形式* 汎用入出力ポートです。 P03 21 INT03 AN03 E 23 P04 汎用入出力ポートです。 外部割込み入力端子です。 AN04 F LIN-UART データ入力端子です。 EC0 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 クロック入力端子です。 P05 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 INT05 E 外部割込み入力端子です。 AN05 A/D コンバータアナログ入力端子です。 TO00 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 出力端子です。 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 INT06 G EC0 汎用入出力ポートです。 H INT07 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 クロック入力端子です。 DBG 入力端子です。 DBG P07 外部割込み入力端子です。 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 出力端子です。 P12 26 A/D コンバータアナログ入力端子です。 SIN TO01 25 A/D コンバータアナログ入力端子です。 LIN-UART データ出力端子です。 P06 24 外部割込み入力端子です。 SOT INT04 22 機能 G 汎用入出力ポートです。 外部割込み入力端子です。 27 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 28 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 29 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 30 NC — 内部接続端子です。必ず開放にしてください。 31 32 PF1 X1 PF0 X0 B B 汎用入出力ポートです。 メインクロック用入出力発振端子です。 汎用入出力ポートです。 メインクロック用入力発振端子です。 * : 入出力回路形式については「■ 入出力回路形式」を参照してください。 DS07–12631–3 11 MB95350L シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路 A 備考 リセット入力 / ヒステリシス入力 B P-ch ポート選択 デジタル出力 N-ch ・ ヒステリシス入力 ・ リセット入力 ・ 発振回路 ・ 高速側 帰還抵抗:約 1 MΩ デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 クロック入力 X1 X0 スタンバイ制御 / ポート選択 P-ch ポート選択 デジタル出力 N-ch デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 C ポート選択 R プルアップ制御 P-ch P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 ・ 発振回路 ・ 低速側 帰還抵抗:約 10 MΩ ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ制御あり クロック入力 X1A X0A スタンバイ制御 / ポート選択 ポート選択 R プルアップ制御 デジタル出力 P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 (続く) 12 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ 分類 回路 D P-ch 備考 デジタル出力 ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 デジタル出力 N-ch スタンバイ制御 ヒステリシス入力 E プルアップ制御 R P-ch ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ制御あり デジタル出力 P-ch デジタル出力 N-ch アナログ入力 A/D 制御 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 F プルアップ制御 R P-ch P-ch デジタル出力 ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力 ・ プルアップ制御あり デジタル出力 N-ch アナログ入力 A/D 制御 スタンバイ制御 ヒステリシス入力 CMOS 入力 G プルアップ制御 R P-ch P-ch ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ制御あり デジタル出力 デジタル出力 N-ch スタンバイ制御 ヒステリシス入力 H スタンバイ制御 ヒステリシス入力 ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ ヒステリシス入力 デジタル出力 N-ch (続く) DS07–12631–3 13 MB95350L シリーズ (続き) 分類 回路 備考 I N-ch デジタル出力 ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力 CMOS 入力 ヒステリシス入力 スタンバイ制御 J I2C モード制御 デジタル出力 P-ch デジタル出力 N-ch ・ CMOS 出力 ・ ヒステリシス入力 ・ CMOS 入力 ・ I2C モード時 N-ch オープンドレイン 出力 CMOS 入力 スタンバイ制御 14 ヒステリシス入力 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ デバイス使用上の注意 ・ラッチアップの防止 使用に際して , 印加する電圧が最大定格電圧を超えないようにしてください。 CMOS IC では , 中耐圧端子でも高耐圧端子でもない入出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された 場合 , または「■電気的特性」の「1. 絶対最大定格」に示す電源電圧の定格範囲外の電圧が VCC 端子または VSS 端子に印加さ れた場合 , ラッチアップ現象が発生することがあります。 ラッチアップ現象が発生すると電源電流が激増し , 素子が熱破壊する恐れがあります。 ・供給電圧の安定化 供給電圧は , 安定させてください。 電源電圧が急激に変動すると , たとえ変動が VCC 電源電圧の動作保証範囲内であっても , 誤動作を生じることがありま す。 電圧安定化の基準として , 商用周波数 (50 Hz / 60 Hz) での VCC リプル変動 (P-P 値 ) は , 標準 VCC 値の 10 % 以下に , また 電源の切換え時などの瞬時変化においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電圧変動を抑えてください。 ・外部クロック使用時の注意 外部クロック使用時において , パワーオンリセット , サブクロックモードまたはストップモード解除時には , 発振安定 待ち時間が発生します。 ■ 端子接続について ・未使用端子の処理 入力に用いる未使用端子を開放のままにしておくと , 誤動作およびラッチアップ現象による永久破壊の原因になること があります。使用していない入力端子は 2 kΩ 以上の抵抗を介してプルアップまたはプルダウンの処理をしてください。使 用していない入出力端子は, 出力状態に設定して開放とするか, 入力状態に設定して入力端子と同じ処理をしてください。 使用していない出力端子は , 開放としてください。 ・電源端子 不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止 , 総出力電流規格を遵守などのために , 必ず VCC 端子と VSS 端子をデバイスの外部で電源とグランドに接続してください。また , 電流供給源と VCC 端子および VSS 端子は低インピーダンスで接続してください。 本デバイスに近い位置で , VCC 端子と VSS 端子の間に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして 接続することをお勧めいたします。 ・DBG 端子 DBG 端子を外部のプルアップ抵抗に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにデバッグモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計する ときは , DBG 端子から VCC 端子または VSS 端子への距離を最小限にしてください。 パワーオン後 , リセットが解除されるまでは , DBG 端子が “L” レベルのままにならないようにしてください。 ・RST 端子 RST 端子は外部のプルアップ抵抗に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにリセットモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計する ときは , RST 端子から VCC 端子または VSS 端子への距離を最小限にしてください。 パワーオン後 , PF2/RST 端子はリセット入力端子として機能します。 また , リセット入力機能または汎用入力機能は SYSC レジスタの RSTEN ビットによって選択できます。 DS07–12631–3 15 MB95350L シリーズ ■ ブロックダイヤグラム F2MC-8FX CPU PF2/RST*2 LVD付きリセット フラッシュセキュリティ PF1/X1*2 PF0/X0*2 PG2/X1A*2 発振器回路 CR発振器 RAM (496/240 バイト) PG1/X0A*2 割込み制御 クロック制御 (P05*3/TO00) (P12*1/DBG) オンチップデバッグ P02/INT02 to P07/INT07 外部割込み 内部バス ワイルドレジスタ 8/16ビット複合タイマch. 0 (P06*3/TO01) P12*1/EC0, (P04/EC0) P62*3/TO10 8/16ビット複合タイマch. 1 P63*3/TO11 P64/EC1 (P00/AN00 to P05*3/AN05) 8/10ビット A/Dコンバータ I2C ch. 0 I2C ch. 1 (P02/SCK) (P03/SOT) P14*1/SDA0 P15*1/SCL0 (P16/SDA1) (P17/SCL1) PG0/UCK LIN-UART UART/SIO (P04/SIN) P16/UO P17/UI ポート Vcc *1: P12, P14, P15はN-chオープンドレイン端子です。 Vss *2: ソフトウェアオプション ポート *3: P05, P06, P62, P63は大電流用端子です。 (注意事項) ( )内の端子は, 他の周辺機能との兼用端子を意味しています。 16 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ CPU コア • メモリ空間 MB95350L シリーズのメモリ空間は 64 K バイト で , I/O 領域 , データ領域とプログラム領域によって構成されます。 メモリ空間の中には汎用レジスタ , ベクタテーブルなど特定の用途に使用される領域があります。MB95350L シリーズの メモリマップを以下に示します。 • メモリマップ MB95F352E/F352L 0000H MB95F353E/F353L 0000H I/O 0080H 0090H 0100H アクセス禁止 RAM 240 バイト レジスタ 0180H I/O 0080H 0090H 0100H アクセス禁止 RAM 496 バイト I/O 0080H 0090H 0100H レジスタ 0200H アクセス禁止 MB95F354E/F354L 0000H レジスタ 0200H 0280H 0280H アクセス禁止 0F80H 拡張 I/O 1000H 0F80H B000H C000H 拡張 I/O アクセス禁止 アクセス禁止 C000H B000H フラッシュメモリ 4 K バイト アクセス禁止 フラッシュメモリ 20 K バイト アクセス禁止 E000H フラッシュメモリ 8 K バイト F000H FFFFH DS07–12631–3 フラッシュメモリ 4 K バイト 拡張 I/O 1000H B000H フラッシュメモリ 4 K バイト アクセス禁止 0F80H 1000H アクセス禁止 アクセス禁止 RAM 496 バイト FFFFH FFFFH 17 MB95350L シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0000H PDR0 ポート 0 データレジスタ R/W 00000000B 0001H DDR0 ポート 0 方向レジスタ R/W 00000000B 0002H PDR1 ポート 1 データレジスタ R/W 00000000B 0003H DDR1 ポート 1 方向レジスタ R/W 00000000B 0004H — — — 0005H WATR R/W 11111111B 0006H — — — 0007H SYCC システムクロック制御レジスタ R/W 0000X011B 0008H STBC スタンバイ制御レジスタ R/W 00000XXXB 0009H RSRR リセット要因レジスタ R/W XXXXXXXXB 000AH TBTC タイムベースタイマ制御レジスタ R/W 00000000B 000BH WPCR 時計プリスケーラ制御レジスタ R/W 00000000B 000CH WDTC ウォッチドッグタイマ制御レジスタ R/W 00XX0000B 000DH SYCC2 システムクロック制御レジスタ 2 R/W XX100011B — — ( 使用禁止 ) 発振安定待ち時間設定レジスタ ( 使用禁止 ) 000EH ( 使用禁止 ) ~ 0015H — 0016H PDR6 ポート 6 データレジスタ R/W 00000000B 0017H DDR6 ポート 6 方向レジスタ R/W 00000000B — — 0018H ~ 0027H ( 使用禁止 ) — 0028H PDRF ポート F データレジスタ R/W 00000000B 0029H DDRF ポート F 方向レジスタ R/W 00000000B 002AH PDRG ポート G データレジスタ R/W 00000000B 002BH DDRG ポート G 方向レジスタ R/W 00000000B 002CH PUL0 ポート 0 プルアップレジスタ R/W 00000000B — — ポート G プルアップレジスタ R/W 00000000B 002DH ~ 0034H — 0035H PULG 0036H T01CR1 8/16 ビット 複合タイマ 01 ステータス制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0037H T00CR1 8/16 ビット 複合タイマ 00 ステータス制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0038H T11CR1 8/16 ビット 複合タイマ 11 ステータス制御レジスタ 1 ch. 1 R/W 00000000B 0039H T10CR1 8/16 ビット 複合タイマ 10 ステータス制御レジスタ 1 ch. 1 R/W 00000000B — — ( 使用禁止 ) 003AH ( 使用禁止 ) ~ 0048H — 0049H EIC10 外部割込み回路制御レジスタ ch. 2/ch. 3 R/W 00000000B 004AH EIC20 外部割込み回路制御レジスタ ch. 4/ch. 5 R/W 00000000B 004BH EIC30 外部割込み回路制御レジスタ ch. 6/ch. 7 R/W 00000000B (続く) 18 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 ( 使用禁止 ) — — 004CH, 004DH — 004EH LVDR LVD リセット電圧選択 ID レジスタ R/W 00000000B 004FH LVDC LVD 割込み制御レジスタ R/W X000000XB 0050H SCR LIN-UART シリアル制御レジスタ R/W 00000000B 0051H SMR LIN-UART シリアルモードレジスタ R/W 00000000B 0052H SSR LIN-UART シリアルステータスレジスタ R/W 00001000B 0053H RDR/TDR LIN-UART 送受信データレジスタ R/W 00000000B 0054H ESCR LIN-UART 拡張ステータス制御レジスタ R/W 00000100B 0055H ECCR LIN-UART 拡張通信制御レジスタ R/W 000000XXB 0056H SMC10 UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0057H SMC20 UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 2 ch. 0 R/W 00100000B 0058H SSR0 UART/SIO シリアルステータスデータレジスタ ch. 0 R/W 00000001B 0059H TDR0 UART/SIO シリアル出力データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 005AH RDR0 UART/SIO シリアル入力データレジスタ ch. 0 R 00000000B — — 005BH ( 使用禁止 ) ~ 005FH — 0060H IBCR00 I2C バス制御レジスタ 0 ch. 0 R/W 00000000B 0061H IBCR10 I C バス制御レジスタ 1 ch. 0 R/W 00000000B 0062H IBSR0 I C バスステータスレジスタ ch. 0 R 00000000B 0063H IDDR0 I C データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0064H IAAR0 I C アドレスレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0065H ICCR0 I C クロック制御レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0066H IBCR01 I C バス制御レジスタ 0 ch. 1 R/W 00000000B 0067H IBCR11 I C バス制御レジスタ 1 ch. 1 R/W 00000000B 0068H IBSR1 I C バスステータスレジスタ ch. 1 R 00000000B 0069H IDDR1 I C データレジスタ ch. 1 R/W 00000000B 006AH IAAR1 I C アドレスレジスタ ch. 1 R/W 00000000B 006BH ICCR1 I C クロック制御レジスタ ch. 1 R/W 00000000B 006CH ADC1 8/10 ビット A/D コンバータ 制御レジスタ 1 R/W 00000000B 006DH ADC2 8/10 ビット A/D コンバータ 制御レジスタ 2 R/W 00000000B 006EH ADDH 8/10 ビット A/D コンバータ データレジスタ ( 上位 ) R/W 00000000B 006FH ADDL 8/10 ビット A/D コンバータ データレジスタ ( 下位 ) R/W 00000000B 0070H — — — 0071H FSR2 フラッシュメモリステータスレジスタ 2 R/W 00000000B 0072H FSR フラッシュメモリステータスレジスタ R/W 000X0000B 0073H SWRE0 フラッシュメモリセクタ書込み制御レジスタ 0 R/W 00000000B 0074H FSR3 R 00000000B 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 ( 使用禁止 ) フラッシュメモリステータスレジスタ 3 (続く) DS07–12631–3 19 MB95350L シリーズ アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 ( 使用禁止 ) — — 0075H — 0076H WREN ワイルドレジスタアドレス比較許可レジスタ R/W 00000000B 0077H WROR ワイルドレジスタデータテスト設定レジスタ R/W 00000000B 0078H — — — 0079H ILR0 割込みレベル設定レジスタ 0 R/W 11111111B 007AH ILR1 割込みレベル設定レジスタ 1 R/W 11111111B 007BH ILR2 割込みレベル設定レジスタ 2 R/W 11111111B 007CH ILR3 割込みレベル設定レジスタ 3 R/W 11111111B 007DH ILR4 割込みレベル設定レジスタ 4 R/W 11111111B 007EH ILR5 割込みレベル設定レジスタ 5 R/W 11111111B 007FH — — — 0F80H WRARH0 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 0 R/W 00000000B 0F81H WRARL0 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 0 R/W 00000000B 0F82H WRDR0 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F83H WRARH1 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 1 R/W 00000000B 0F84H WRARL1 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 1 R/W 00000000B 0F85H WRDR1 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 1 R/W 00000000B 0F86H WRARH2 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 2 R/W 00000000B 0F87H WRARL2 ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 2 R/W 00000000B 0F88H WRDR2 ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 2 R/W 00000000B — — レジスタバンクポインタ (RP) とダイレクトバンクポインタ (DP) の ミラー ( 使用禁止 ) 0F89H ( 使用禁止 ) ~ 0F91H — 0F92H T01CR0 8/16 ビット 複合タイマ 01 ステータス制御レジスタ 0 ch. 0 R/W 00000000B 0F93H T00CR0 8/16 ビット 複合タイマ 00 ステータス制御レジスタ 0 ch. 0 R/W 00000000B 0F94H T01DR 8/16 ビット 複合タイマ 01 データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F95H T00DR 8/16 ビット 複合タイマ 00 データレジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F96H TMCR0 8/16 ビット 複合タイマ 00/01 タイマモード制御レジスタ ch. 0 R/W 00000000B 0F97H T11CR0 8/16 ビット 複合タイマ 11 ステータス制御レジスタ 0 ch. 1 R/W 00000000B 0F98H T10CR0 8/16 ビット 複合タイマ 10 ステータス制御レジスタ 0 ch. 1 R/W 00000000B 0F99H T11DR 8/16 ビット 複合タイマ 11 データレジスタ ch. 1 R/W 00000000B 0F9AH T10DR 8/16 ビット 複合タイマ 10 データレジスタ ch. 1 R/W 00000000B 0F9BH TMCR1 8/16 ビット 複合タイマ 10/11 タイマモード制御レジスタ ch. 1 R/W 00000000B — — 0F9CH ~ 0FBBH — ( 使用禁止 ) (続く) 20 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (続き) アドレス レジスタ略称 レジスタ名称 R/W 初期値 0FBCH BGR1 LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 1 R/W 00000000B 0FBDH BGR0 LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 0 R/W 00000000B 0FBEH PSSR0 UART/SIO 専用ボーレートジェネレータプリスケーラ選択レジスタ ch.0 R/W 00000000B 0FBFH BRSR0 UART/SIO 専用ボーレートジェネレータボーレート設定レジスタ ch.0 R/W 00000000B — — R/W 00000000B — — 0FC0H ~ 0FC2H — 0FC3H AIDRL ( 使用禁止 ) A/D 入力禁止レジスタ ( 下位 ) 0FC4H ( 使用禁止 ) ~ 0FE3H — 0FE4H CRTH メイン CR クロックトリミングレジスタ ( 上位 ) R/W 0XXXXXXXB 0FE5H CRTL メイン CR クロックトリミングレジスタ ( 下位 ) R/W 00XXXXXXB 0FE6H, 0FE7H — — — 0FE8H SYSC システム構成レジスタ R/W 11000001B R/W 00000000B 00000000B ( 使用禁止 ) 0FE9H CMCR クロック監視制御レジスタ 0FEAH CMDR クロック監視データレジスタ R 0FEBH WDTH ウォッチドッグタイマ選択 ID レジスタ ( 上位 ) R XXXXXXXXB 0FECH WDTL ウォッチドッグタイマ選択 ID レジスタ ( 下位 ) R XXXXXXXXB 0FEDH — 0FEEH ILSR ( 使用禁止 ) 入力レベル選択レジスタ — — R/W 00000000B — — 0FEFH ~ 0FFFH — ( 使用禁止 ) ・R/W についての説明 R/W :リード / ライト可能 R :リードオンリ W :ライトオンリ ・初期値についての説明 0 :この ビットの初期値は “0” です。 1 :この ビットの初期値は “1” です。 X :この ビットの初期値は不定です。 (注意事項)“( 使用禁止 ) ” のアドレスへの書込みは行わないでください。“( 使用禁止 ) ” のアドレスを読み出した場合は 不定が読み出されます。 DS07–12631–3 21 MB95350L シリーズ ■ 割込み要因のテーブル 割込み要因 割込み 要求番号 ベクタテーブルの アドレス 上位 下位 割込みレベル 設定レジスタの ビット名 外部割込み ch. 4 IRQ00 FFFAH FFFBH L00 [1:0] 外部割込み ch. 5 IRQ01 FFF8H FFF9H L01 [1:0] IRQ02 FFF6H FFF7H L02 [1:0] IRQ03 FFF4H FFF5H L03 [1:0] IRQ04 FFF2H FFF3H L04 [1:0] 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 ( 下位 ) IRQ05 FFF0H FFF1H L05 [1:0] 8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 ( 上位 ) IRQ06 FFEEH FFEFH L06 [1:0] LIN-UART ( 受信 ) IRQ07 FFECH FFEDH L07 [1:0] LIN-UART ( 送信 ) IRQ08 FFEAH FFEBH L08 [1:0] IRQ09 FFE8H FFE9H L09 [1:0] IRQ10 FFE6H FFE7H L10 [1:0] — IRQ11 FFE4H FFE5H L11 [1:0] — IRQ12 FFE2H FFE3H L12 [1:0] — IRQ13 FFE0H FFE1H L13 [1:0] IRQ14 FFDEH FFDFH L14 [1:0] IRQ15 FFDCH FFDDH L15 [1:0] IRQ16 FFDAH FFDBH L16 [1:0] IRQ17 FFD8H FFD9H L17 [1:0] 8/10 ビット A/D コンバータ IRQ18 FFD6H FFD7H L18 [1:0] タイムベースタイマ IRQ19 FFD4H FFD5H L19 [1:0] 時計プリスケーラ IRQ20 FFD2H FFD3H L20 [1:0] IRQ21 FFD0H FFD1H L21 [1:0] 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 ( 下位 ) IRQ22 FFCEH FFCFH L22 [1:0] フラッシュメモリ IRQ23 FFCCH FFCDH L23 [1:0] 外部割込み ch. 2 外部割込み ch. 6 外部割込み ch. 3 外部割込み ch. 7 低電圧検出リセット回路 UART/SIO ch. 0 — 2 I C ch. 1 8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 ( 上位 ) — 2 I C ch. 0 — — 22 同一レベル 割込み要因の 優先順位 ( 同時発生時 ) 高い 低い DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 電源電圧 *1 入力電圧 *1 出力電圧 *1 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 “L” レベル最大出力電流 記号 定格値 単位 最大 VCC VSS − 0.3 VSS + 4.0 V VI1 VSS − 0.3 VSS + 4.0 V P14, P15*2 以外 VI2 VSS − 0.3 VSS + 6.0 V P14, P15*2 VO VSS − 0.3 VSS + 4.0 V *2 ICLAMP −2 +2 mA 該当端子 *3 Σ|ICLAMP| — 20 mA 該当端子 *3 IOL1 IOL2 — IOLAV1 “L” レベル平均電流 15 15 mA 4 — mA 12 IOLAV2 “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL — 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV — 50 mA “H” レベル最大出力電流 備考 最小 IOH1 IOH2 — −15 mA −4 IOHAV1 “H” レベル平均電流 −15 — mA −8 IOHAV2 “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH — −100 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV — −50 mA 消費電力 Pd — 320 mW 動作温度 TA −40 +85 °C 保存温度 Tstg −55 +150 °C P05, P06, P62, P63 以外 P05, P06, P62, P63 P05, P06, P62, P63 以外 平均出力電流=動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) P05, P06, P62, P63 平均出力電流=動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) 平均総出力電流=動作電流×動作率 ( 端子の総数 ) P05, P06, P62, P63 以外 P05, P06, P62, P63 P05, P06, P62, P63 以外 平均出力電流=動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) P05, P06, P62, P63 平均出力電流=動作電流×動作率 ( 端子 1 本 ) 平均総出力電流=動作電流×動作率 ( 端子の総数 ) (続く) DS07–12631–3 23 MB95350L シリーズ (続き) * 1:VSS = 0.0 V を基準にしています。 * 2:VI1, VI2, VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。VI1, VI2 は定格電圧を超えてはいけません。ただし , 外部の部品を 使用して入力への電流または入力からの電流の最大値を制限する場合は , VI1 および VI2 定格に代わって ICLAMP 定格 が適用されます。 * 3:・該当端子:P00 ~ P07, P15, P16, P62 ~ P64, PF0, PF1, PG0 ~ PG2 ・推奨動作条件下で使用してください。 ・直流電圧 ( 電流 ) で使用してください。 ・HV (High Voltage) 信号は,VCC 電圧を超える入力信号です。HV (High Voltage) 信号とマイクロコントローラの間に は , 必ず制限抵抗を接続し HV (High Voltage) 信号を印加してください。 ・HV (High Voltage) 入力時にマイクロコントローラ端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になる ように制限抵抗の値を設定してください。 ・低消費電力モードなど , マイクロコントローラの駆動電流が少ない動作状態では , HV (High Voltage) 入力電位が保 護ダイオードを通して VCC 端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼします。 ・マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に HV (High Voltage) 入力がある場合は , 端子か ら電源が供給されているため , 不完全な動作を行う可能性があります。 ・電源投入時に HV (High Voltage) 入力がある場合は , 端子から電源が供給されているため , パワーオンリセットが 動作しない電源電圧になる可能性があります。 ・HV (High Voltage) 入力端子は , 開放状態にならないようにしてください。 ・推奨回路例 ・入出力等価回路 保護ダイオード VCC 制限 抵抗 P-ch HV (High Voltage) 入力 (0 V ~ 16 V) N-ch R <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 24 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = 0.0 V) 項目 電源電圧 動作温度 記号 規格値 備考 最大 1.8 *1, *2, *3 3.6 通常動作の場合 , TA = −10°C ~ +85°C 2.0 3.6 通常動作の場合 , TA = −40°C ~ +85°C 1.5 3.6 ストップモードでの状態保持 2.7 3.6 通常動作の場合 1.5 3.6 ストップモードでの状態保持 −40 +85 +5 +35 V VCC TA 単位 最小 °C オンチップデバッグモード 以外 オンチップデバッグモード オンチップデバッグモード以外 オンチップデバッグモード * 1:動作周波数 , マシンクロックおよびアナログ保証範囲により異なります。 * 2:低電圧検出リセットが使用されているとき , 初期値は 2.03 V です。 * 3:ソフトウェアを使用することによって , 2.03 V, 2.55 V または 3.10 V にスレッショルド電圧を設定できます。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 DS07–12631–3 25 MB95350L シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 2.7 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 規格値 最小 標準 最大 単位 備考 VIHI1 P04, P16, P17 *1 0.7 VCC — VCC + 0.3 V CMOS 入力レベルが 選択されている場合 VIHI2 P14, P15 *1 0.7 VCC — VSS + 5.5 V CMOS 入力レベルが 選択されている場合 VIHS1 P00 ~ P07, P12, P16, P17, P60 ~ P64, PF0, PF1, PG0 ~ PG2 *1 0.8 VCC — VCC + 0.3 V ヒステリシス入力 VIHS2 P14, P15 *1 0.8 VCC — VSS + 5.5 V ヒステリシス入力 VIHM PF2 — 0.7 VCC — VCC + 0.3 V ヒステリシス入力 VIL P04, P14 ~ P17 *1 VSS − 0.3 — 0.3 VCC V CMOS 入力レベルが 選択されている場合 VILS P00 ~ P07, P12, P14 ~ P17, P62 ~ P64, PF0, PF1, PG0 ~ PG2 *1 VSS − 0.3 — 0.2 VCC V ヒステリシス入力 VILM PF2 — VSS − 0.3 — 0.3 VCC V ヒステリシス入力 VD1 P12 — VSS − 0.3 — VSS + 5.5 V VD2 P14, P15 — VSS − 0.3 — VSS + 5.5 V VD3 P16, P17 — VSS − 0.3 — VSS + 3.6 V VOH1 P05, P06, P12, P62, P63 以外の IOH = −4 mA 出力端子 VCC - 0.5 — — V VOH2 P05, P06, P62, P63 IOH = −8 mA VCC - 0.5 — — V VOL1 P05, P06, P62, P63 以外の 出力端子 IOL = 4 mA — — 0.4 V VOL2 P05, P06, P62, P63 IOL = 12 mA — — 0.4 V 入力リーク 電流 (Hi-Z 出力リーク 電流 ) ILI すべての 入力端子 0.0 V < VI < VCC −5 — +5 µA プルアップ抵抗が 禁止されている場合 プルアップ 抵抗 RPULL P00 ~ P07, PG1 , PG2 VI = 0 V 25 50 100 kΩ プルアップ抵抗が 許可されている場合 CIN VCC and VSS 以外 f = 1 MHz — 5 15 pF “H” レベル 入力電圧 “L” レベル 入力電圧 オープン ドレイン出力 印加電圧 “H” レベル 出力電圧 “L” レベル 出力電圧 入力容量 I2C モードの場合 (続く) 26 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (VCC = 1.8 V ~ 3.6 V VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C) 項目 記号 端子名 規格値 単位 備考 20 mA フラッシュメモリ品 ( 書込み , 消去以外の場 合) 26.2 38 mA フラッシュメモリ品 ( 書込み , 消去の場合 ) — 13.3 23.4 mA A/D 変換時 — 5.2 9.6 mA ICCL FCL = 32 kHz VCC ( 外部クロック FMPL = 16 kHz サブクロックモード 動作 ) (2 分周 ) TA = +25°C — 15 35 µA ICCLS FCL = 32 kHz FMPL = 16 kHz サブスリープモード (2 分周 ) TA = +25°C — 5 15 µA ICCT FCL = 32 kHz 時計モード メインストップモード TA = +25°C — 1 10 µA FCRH = 12.5 MHz FMP = 12.5 MHz メイン CR クロック モード — 9 15 mA サブ CR クロック モード (2 分周 ) TA = +25°C — 77 160 µA — 1.1 3 mA — 0.1 5 µA 低電圧検出回路のみの 消費電流 — 6.4 32 µA メイン CR 発振器のみ の消費電流 — 0.25 0.6 mA サブ CR 発振器のみの 消費電流 (100 KHz の場合 ) — 20 72 µA FCH = 32 MHz FMP = 16 MHz メインクロックモード (2 分周 ) ICC FCH = 32 MHz FMP = 16 MHz メインスリープモード (2 分周 ) ICCS 電源電流 *2 条件 ICCMCR VCC ICCSCR FCH = 32 MHz ICCTS VCC タイムベースタイマ ( 外部クロック モード 動作 ) サブストップモード ICCH TA = +25°C ILVD ICRH ICRL VCC 最小 標準 *3 最大 — 11.2 — (続く) DS07–12631–3 27 MB95350L シリーズ (続き) * 1:P04, P14 ~ P17 の入力レベルは "CMOS 入力レベル " と " ヒステリシス入力レベル " の間で切換え可能です。2 つの 入力レベルの切換えには入力レベル選択レジスタ (ILSR) を使用します。 * 2:・ 電源電流は外部クロックで規定されています。低電圧検出オプションを選択された場合は,低電圧検出回路の消 費電流 (ILVD) の値を ICC ~ ICCH のどれか 1 つの値に足した合計が電源電流となります。また , 低電圧検出オプショ ンと CR 発振器の両方を選択された場合は , 低電圧検出回路の消費電流 , CR 発振器の消費電流 (ICRH, ICRL) および 規格値を足した合計が電源電流となります。オンチップデバッグモードでは , CR 発振器 (ICRH) と低電圧検出回路 も常に動作するため , それに応じて消費電流が増大します。 ・ FCH と FCL は , 「4. 交流規格 (1) クロックタイミング」を参照してください。 ・ FMP と FMPL は , 「4. 交流規格 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 * 3:VCC = 3.0 V, TA =+ 25 °C 28 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング (VCC = 1.8 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 端子名 — 1 — 16.25 MHz メイン発振回路使用の場合 X1: 開放 1 — 12 1 — 32.5 MHz メイン外部クロック使用の MHz 場合 12.25 12.5 12.75 MHz 9.8 10 10.2 7.84 8 8.16 0.98 1 1.02 MHz メイン CR クロック使用の 場合 MHz TA =- 10 °C ~+ 85 °C MHz 12.1875 12.5 9.75 10 10.25 7.8 8 8.2 0.975 1 1.025 — — 32.768 — kHz サブ発振回路またはサブ外部 クロック使用の場合 — — 50 100 200 kHz サブ CR クロック使用の場合 X0, X1 — 61.5 — 1000 ns メイン発振回路使用の場合 X1: 開放 83.4 — 1000 ns メイン外部クロック使用の 場合 X0 X0A, X1A FCRL 入力クロック パルス幅 入力クロックの 立上り時間と 立下り時間 CR 発振開始 時間 * — FCRH — クロック サイクルタイム tHCYL X0 — 12.8125 MHz MHz メイン CR クロック使用の 場合 MHz TA =- 40 °C ~- 10 °C MHz X0, X1 * 30.8 — 1000 ns tLCYL X0A, X1A — — 30.5 — µs tWH1 tWL1 X0 33.4 — — ns tWH2 tWL2 tCR tCF 備考 最大 — FCL 単位 標準 X0, X1 クロック周波数 規格値 最小 X0, X1 FCH 条件 X1: 開放 X0, X1 * 12.4 — — ns X0A — — 15.2 — µs X1: 開放 — — 5 ns X0 サブ発振回路またはサブ外部 クロック使用の場合 外部クロック使用の場合 , デューティ比は 40%~ 60% の範囲としてください。 外部クロック使用の場合 X0, X1 * — — 5 ns tCRHWK — — — — 250 µs メイン CR クロック使用の 場合 tCRLWK — — — — 10 µs サブ CR クロック使用の場合 * : X0 へ外部クロックを入力 ,X1 にその反転信号を入力した場合 DS07–12631–3 29 MB95350L シリーズ ・外部クロック ( メインクロック ) 使用時の発生入力波形 tHCYL tWH1 tWL1 tCR tCF 0.8 VCC 0.8 VCC X0, X1 0.2 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・メインクロック入力ポート外部接続図 水晶振動子使用時または セラミック振動子使用時 X0 外部クロック使用時 (X1 開放 ) X0 X1 外部クロック使用時 X1 X0 X1 開放 FCH FCH FCH ・外部クロック ( サブクロック ) 使用時の発生入力波形 tLCYL tWH2 tCR tWL2 tCF 0.8 VCC 0.8 VCC X0A 0.1 VCC 0.1 VCC 0.1 VCC ・サブクロック入力ポート外部接続図 水晶振動子使用時または セラミック振動子使用時 X0A X1A FCL 外部クロック使用時 X0A X1A 開放 FCL 30 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (2) ソースクロック / マシンクロック 項目 ソースクロック サイクルタイム *1 記号 tSCLK 端子名 — FSP ソースクロック 周波数 — FSPL マシンクロック サイクルタイム *2 ( 最小命令実行時間 ) tMCLK — FMPL 単位 備考 最小 標準 最大 61.5 — 2000 ns メイン外部クロック使用の場合 最小 : FCH = 32.5 MHz, 2 分周 最大 : FCH = 1 MHz, 2 分周 80 — 1000 ns メイン CR クロック使用の場合 最小 : FCRH = 12.5 MHz 最大 : FCRH = 1 MHz — 61 — µs サブ発振クロック使用の場合 FCL = 32.768 kHz, 2 分周 — 20 — µs サブ CR クロック使用の場合 FCRL = 100 kHz, 2 分周 0.5 — 16.25 MHz メイン発振クロック使用の場合 1 — 12.5 MHz メイン CR クロック使用の場合 — 16.384 — kHz サブ発振クロック使用の場合 — 50 — kHz サブ CR クロック使用の場合 FCRL = 100 kHz, 2 分周 61.5 — 32000 ns メイン発振クロック使用の場合 最小 : FSP = 16.25 MHz, 分周なし 最大 : FSP = 0.5 MHz, 16 分周 80 — 16000 ns メイン CR クロック使用の場合 最小 : FSP = 12.5 MHz 最大 : FSP = 1 MHz, 16 分周 61 — 976.5 µs サブ発振クロック使用の場合 最小 : FSPL = 16.384 kHz, 分周なし 最大 : FSPL = 16.384 kHz, 16 分周 20 — 320 µs サブ CR クロック使用の場合 最小 : FSPL = 50 kHz, 分周なし 最大 : FSPL = 50 kHz, 16 分周 — FMP マシンクロック 周波数 規格値 0.031 — 16.25 MHz メイン発振クロック使用の場合 0.0625 — 12.5 MHz メイン CR クロック使用の場合 1.024 — 16.384 kHz サブ発振クロック使用の場合 3.125 — 50 kHz サブ CR クロック使用の場合 FCRL = 100 kHz * 1:マシンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) によって設定される分周比にしたがって分周される前のク ロックです。本ソースクロックがマシンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) によって設定される分周 比にしたがって分周され , マシンクロックとなります。なお , ソースクロックは , 以下から選択できます。 ・メインクロックの 2 分周 ・メイン CR クロック ・サブクロックの 2 分周 ・サブ CR クロックの 2 分周 * 2:マイクロコントローラの動作クロックです。マシンクロックは , 以下から選択できます。 ・ソースクロック ( 分周なし ) ・ソースクロックの 4 分周 ・ソースクロックの 8 分周 ・ソースクロックの 16 分周 DS07–12631–3 31 MB95350L シリーズ ・クロック生成部の概略図 FCH ( メイン発振 ) 2 分周 FCRH ( メイン CR クロック ) FCL ( サブ発振 ) FCRL ( サブ CR クロック ) 分周 回路 ×1 × 1/4 × 1/8 × 1/16 FSP/FSPL ( ソースクロック ) 2 分周 FMP/FMPL ( マシンクロック ) 2 分周 クロックモード 選択ビット (SYCC2:RCS1, RCS0) マシンクロック分周比 選択ビット (SYCC: DIV1, DIV0) ・ 動作電圧 - 動作周波数 (TA =- 40 °C ~+ 85 °C) オンチップデバッグ機能なし 動作電圧 (V) 3.6 2.7 2.0 ~ 16 kHz 7.5 MHz 16.25 MHz ソースクロック周波数 (FSP/FSPL) 32 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ・ 動作電圧 - 動作周波数 (TA =- 10 °C ~+ 85 °C) オンチップデバッグ機能なし 動作電圧 (V) 3.6 2.7 1.8 ~ 16 kHz 5 MHz 16.25 MHz ソースクロック周波数 (FSP/FSPL) ・ 動作電圧 - 動作周波数 (TA =- 40 °C ~+ 85 °C) オンチップデバッグ機能あり 動作電圧 (V) 3.6 2.7 ~ 16 kHz 5 MHz 16.25 MHz ソースクロック周波数 (FSP/FSPL) DS07–12631–3 33 MB95350L シリーズ (3) 外部リセット (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 RST “L” レベル パルス幅 tRSTL 規格値 単位 備考 最小 最大 2 tMCLK*1 — ns 通常動作の場合 振動子の発振時間 *2 + 100 — µs ストップモード , サブクロック モード , サブスリープモード , 時計モード , 電源投入の場合 100 — µs タイムベースタイマモードの場合 * 1:tMCLK については「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 * 2:振動子の発振時間は , 振幅の 90 % に達するまでの時間です。水晶振動子は数 ms ~ 数十 ms, セラミック振動子は 数百 µs ~数 ms, 外部クロックは 0ms, CR 発振器は数 µs ~数 ms となります。 ・通常動作の場合 RST tRSTL 0.2 VCC 0.2 VCC ・ストップモード , サブクロックモード , サブスリープモード , 時計モード , 電源投入の場合 RST tRSTL 0.2 VCC X0 0.2 VCC 振幅の 90% 内部動作 クロック 振動子の 発振時間 100 μs 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット 34 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (4) パワーオンリセット (VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 電源立上り時間 電源断時間 記号 条件 tR tOFF tR 規格値 単位 最小 最大 — — 50 ms — 1 — ms 備考 電源投入までの待ち時間 tOFF 1.5 V VCC 0.2 V 0.2 V 0.2 V (注意事項)電源電圧を急激に変化させると , パワーオンリセットが起動される場合があります。動作中に電源電圧を変 化させる場合は , 下図のように立上りの傾きを , 20 mV/ms 以下にしてください。 VCC 立上りの傾きを , 20 mV/ms 1.5 V 以下にしてください。 ストップモードでの状態保持 VSS DS07–12631–3 35 MB95350L シリーズ (5) 周辺入力タイミング (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 周辺入力 “H” パルス幅 周辺入力 “L” パルス幅 記号 tILIH tIHIL 規格値 端子名 最小 INT02 ~ INT07, EC0, EC1 最大 単位 2 tMCLK* — ns * — ns 2 tMCLK *:tMCLK については , 「(2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tILIH INT02 ~ INT07, EC0, EC1 0.8 VCC tIHIL 0.8 VCC 0.2 VCC 36 0.2 VCC DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (6) LIN-UART タイミング サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を禁止する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0) (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイ ム tSCYC SCK SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHI SCK, SIN SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 tSHIXI SCK, SIN シリアルクロック “L” パルス幅 シリアルクロック “H” パルス幅 tSLSH tSHSL 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 — ns −95 +95 ns tMCLK* + 190 — ns 0 — ns ns 3 3 tMCLK* − tR — SCK tMCLK* + 95 — — 2 tMCLK* + 95 ns 190 — ns 3 tMCLK* + 95 — ns tSLOVE SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHE SCK, SIN tSHIXE 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 規格値 SCK SCK ↓ → SOT 遅延時間 SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 条件 SCK, SIN 3 3 外部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL ns 3 SCK 立下り時間 tF SCK — 10 ns SCK 立上り時間 tR SCK — 10 ns * 1: 受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2: シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を 1/2 クロック遅延させる機能です。 * 3: tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 DS07–12631–3 37 MB95350L シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V 0.8 V tSLOVI 2.4 V SOT 0.8 V tIVSHI tSHIXI 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC 0.8 VCC SCK 0.2 VCC tF 0.2 VCC tR tSLOVE 2.4 V SOT 0.8 V tIVSHE tSHIXE 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC 38 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を禁止する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0) (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC 端子名 条件 SCK 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 規格値 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns - 95 + 95 ns tMCLK* + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ns SCK ↑→ SOT 遅延時間 tSHOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLI SCK, SIN SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間 tSLIXI SCK, SIN シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK 3 tMCLK* - tR ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK 3 tMCLK* + 95 ⎯ ns SCK ↑ → SOT 遅延時間 tSHOVE SCK, SOT ⎯ 3 2 tMCLK* + 95 ns 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLE SCK, SIN 190 ⎯ ns SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間 tSLIXE SCK, SIN 3 tMCLK* + 95 ⎯ ns 3 3 外部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL SCK 立下り時間 tF SCK ⎯ 10 ns SCK 立上り時間 tR SCK ⎯ 10 ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を 1/2 クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 DS07–12631–3 39 MB95350L シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V 2.4 V SCK 0.8 V tSHOVI 2.4 V SOT 0.8 V tIVSLI tSLIXI 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSHSL 0.8 VCC tSLSH 0.8 VCC SCK 0.2 VCC tR tF 0.2 VCC 0.2 VCC tSHOVE 2.4 V SOT 0.8 V tIVSLE tSLIXE 0.8 VCC 0.8 VCC SIN 0.2 VCC 0.2 VCC 40 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を許可する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1) (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~ + 85 °C) 項目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK SCK ↑→ SOT 遅延時間 tSHOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↓ tIVSLI SCK, SIN SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間 tSLIXI SCK, SIN SOT → SCK ↓ 遅延時間 tSOVLI 端子名 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns - 95 + 95 ns tMCLK*3 + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ⎯ SCK, SOT ns 3 4 tMCLK* ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を 1/2 クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V SOT 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tIVSLI SIN DS07–12631–3 0.8 V tSHOVI tSOVLI tSLIXI 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 41 MB95350L シリーズ サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を許可する場合 *2 (ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1) (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~ + 85 °C) 項目 記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOVI SCK, SOT 有効 SIN → SCK ↑ tIVSHI SCK, SIN SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 tSHIXI SCK, SIN SOT → SCK ↑ 遅延時間 tSOVHI 端子名 規格値 条件 内部クロック動作 出力端子: CL = 80 pF + 1 TTL 単位 最小 最大 5 tMCLK*3 ⎯ ns - 95 + 95 ns 3 tMCLK* + 190 ⎯ ns 0 ⎯ ⎯ SCK, SOT ns 3 4 tMCLK* ns * 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。 * 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を 1/2 クロック遅延させる機能です。 * 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 tSCYC 2.4 V SCK 2.4 V 0.8 V tSOVHI SOT 2.4 V 0.8 V 0.8 V tIVSHI SIN 42 tSLOVI 2.4 V tSHIXI 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (7) 低電圧検出 (VSS = 0.0 V, VCC = 1.8 V ~ 3.6 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 規格値 最小 標準 最大 単位 備考 電源解除電圧 0 VPDL0+ 1.83 1.93 2.03 V 電源上昇の場合 電源検出電圧 0 VPDL0- 1.80 1.90 2.00 V 電源降下の場合 電源解除電圧 1 VPDL1+ 2.25 2.40 2.55 V 電源上昇の場合 電源検出電圧 1 VPDL1- 2.20 2.35 2.50 V 電源降下の場合 電源解除電圧 2 VPDL2+ 2.80 2.95 3.10 V 電源上昇の場合 電源検出電圧 2 VPDL2- 2.70 2.85 3.00 V 電源降下の場合 割込み解除電圧 0 VIDL0+ 2.03 2.18 2.33 V 電源上昇の場合 割込み検出電圧 0 VIDL0- 2.00 2.15 2.30 V 電源降下の場合 割込み解除電圧 1 VIDL1+ 2.25 2.40 2.55 V 電源上昇の場合 割込み検出電圧 1 VIDL1- 2.20 2.35 2.50 V 電源降下の場合 割込み解除電圧 2 VIDL2+ 2.46 2.61 2.76 V 電源上昇の場合 割込み検出電圧 2 VIDL2- 2.40 2.55 2.70 V 電源降下の場合 割込み解除電圧 3 VIDL3+ 2.67 2.82 2.97 V 電源上昇の場合 割込み検出電圧 3 VIDL3- 2.60 2.75 2.90 V 電源降下の場合 割込み解除電圧 4 VIDL4+ 2.90 3.10 3.30 V 電源上昇の場合 割込み検出電圧 4 VIDL4- 2.80 3.00 3.20 V 電源降下の場合 電源開始電圧 Voff — — 1.8 V 電源到達電圧 Von 3.3 — — V 電源電圧変化時間 ( 電源上昇の場合 ) tr 3000 — — µs リセット解除信号が規格内 (VPDL+/VIDL+) で発生する電源の 傾き 電源電圧変化時間 ( 電源降下の場合 ) tf 3000 — — µs リセット検出信号が規格内 (VPDL-/VIDL-) で発生する電源の 傾き リセット解除遅延時間 tdp1 10 — 300 µs リセット検出遅延時間 tdp2 — — 150 µs 割込みリセット解除遅延時間 tdi1 10 — 200 µs 割込みリセット検出遅延時間 tdi2 — — 150 µs DS07–12631–3 43 MB95350L シリーズ VCC Von Voff 時間 tf VCC tr VPDL+/VIDL+ VPDL-/VIDL- リセット / 割込み 時間 tdp2/tdi2 44 tdp1/tdi1 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (8) I2C タイミング (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 規格値 項目 記号 SCL クロック周波数 端子名 条件 標準モード 高速モード 単位 最小 最大 最小 最大 fSCL SCL0, SCL1 0 100 0 400 kHz tHD;STA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 4.0 — 0.6 — µs SCL クロック “L” 幅 tLOW SCL0, SCL1 4.7 — 1.3 — µs SCL クロック “H” 幅 tHIGH SCL0, SCL1 4.0 — 0.6 — µs ( 反復 ) スタート条件ホールド時間 SCL ↑ → SDA ↓ tSU;STA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 4.7 — 0.6 — µs データホールド時間 SCL ↓ → SDA ↓↑ tHD;DAT 0 3.45*2 0 0.9*3 µs データセットアップ時間 SDA ↓↑ → SCL ↑ tSU;DAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 0.25 — 0.1 — µs ストップ条件セットアップ時間 SCL ↑ → SDA ↑ tSU;STO SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 4 — 0.6 — µs tBUF SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 4.7 — 1.3 — µs ( 反復 ) スタート条件ホールド時間 SDA ↓ → SCL ↓ ストップ条件とスタート条件との間の バスフリー時間 R = 1.7 kΩ, SCL0, SCL1, C = 50 pF*1 SDA0, SDA1 * 1:R は SCL0 / SCL1, SDA0 / SDA1 ラインのプルアップ抵抗 , C は SCL0 / SCL1, SDA0 / SDA1 ラインの負荷容量です。 * 2:tHD;DAT の最大値は , デバイスが SCL 信号の “L” 区間 (tLOW) を延長していないときにのみ適用されます。 * 3:高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用することはできますが , 要求される条件 tSU;DAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。 tWAKEUP SDA0, SDA1 tLOW tHD;DAT tHIGH tHD;STA tBUF SCL0, SCL1 tHD;STA tSU;DAT fSCL tSU;STA tSU;STO (続く) DS07–12631–3 45 MB95350L シリーズ (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 端子名 条件 規格値* 2 最小 最大 単位 備考 SCL クロック “L” 幅 tLOW SCL0, SCL1 (2 + nm/2) tMCLK − 20 — ns マスタモード SCL クロック “H” 幅 tHIGH SCL0, SCL1 (nm/2) tMCLK − 20 (nm/2) tMCLK + 20 ns マスタモード START 条件 ホールド時間 tHD;STA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 (−1 + nm/2) tMCLK − 20 (−1 + nm) tMCLK + 20 ns マスタモード 最大値は m, n = 1, 8 時に 適用。 それ以外の設定は最小値 を適用。 STOP 条件 セットアップ時間 tSU;STO SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 (1 + nm/2) tMCLK − 20 (1 + nm/2) tMCLK + 20 ns マスタモード START 条件 セットアップ時間 tSU;STA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 (1 + nm/2) tMCLK − 20 (1 + nm/2) tMCLK + 20 ns マスタモード (2 nm + 4) tMCLK − 20 — ns 3 tMCLK − 20 — ns マスタモード ns マスタモード SCL の “L” が引き延ばさ れていないと仮定した場 合 , 最小値は連続データ の第 1 ビットに適用。 それ以外は最大値を適用。 ns 最小値は 9th SCL ↓時の 割込みに適用。最大値は 8th SCL ↓ 時の割込みに 適用。 「ストップ」条件と 「スタート」条件と の間のバスフリー 時間 データ ホールド時間 データ セットアップ時間 割込みクリアから SCL 立上りまでの セットアップ時間 tBUF SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 tHD;DAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 tSU;DAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 tSU;INT SCL0, SCL1 R = 1.7 kΩ, C = 50 pF*1 (−2 + nm/2) tMCLK − 20 (−1 + nm/2) tMCLK + 20 (nm/2) tMCLK − 20 (1 + nm/2) tMCLK + 20 (続く) 46 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (続き) (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 端子名 条件 規格値* 2 最小 最大 単位 備考 SCL クロック “L” 幅 tLOW SCL0, SCL1 4 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 SCL クロック “H” 幅 tHIGH SCL0, SCL1 4 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 「スタート」条件検出 tHD;STA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 2 tMCLK − 20 — ns 受信時 1 tMCLK の 場合未検出 「ストップ」条件検出 tSU;STO SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 2 tMCLK − 20 — ns 受信時 1 tMCLK の 場合未検出 「再スタート」条件 検出条件 tSU;STA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 2 tMCLK − 20 — ns 受信時 1 tMCLK の 場合未検出 tBUF SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 2 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 データホールド時間 tHD;DAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 2 tMCLK − 20 — ns スレーブ送信 モードの場合 データセットアップ時間 tSU;DAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 tLOW − 3 tMCLK − 20 — ns スレーブ送信 モードの場合 データホールド時間 tHD;DAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 0 — ns 受信の場合 データセットアップ時間 tSU;DAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 tMCLK − 20 — ns 受信の場合 発振安定待ち時間 +2 tMCLK − 20 — ns バスフリー時間 SDA↓ → SCL↑ SCL0, SCL1, tWAKEUP SDA0, SDA1 ( ウェイクアップ機能時 ) R = 1.7 kΩ, C = 50 pF*1 * 1:R は SCL0 / SCL1, SDA0 / SDA1 ラインのプルアップ抵抗 , C は SCL0 / SCL1, SDA0 / SDA1 ラインの負荷容量です。 * 2:• tMCLK については ,「(2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 • m は I2C クロック制御レジスタ (ICCR0) の CS4, CS3 ビット (bit4, bit3) です。 • n は I2C クロック制御レジスタ (ICCR0) の CS2 ~ CS0 ビット (bit2 ~ bit0) です。 • I2C の実際のタイミングは , マシンクロック (tMCLK) および , ICCR0 レジスタの CS4 ~ CS0 にて設定される m, n の 値により決定されます。 • 標準モード: 0.9 MHz < tMCLK ( マシンクロック ) < 10 MHz の範囲で m, n の設定が可能です。 m, n の設定によっては , 下記のように使用できるマシンクロックが決まります。 (m, n) = (1, 8) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 1 MHz (m, n) = (1, 22), (5, 4), (6, 4), (7, 4), (8, 4) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 2 MHz (m, n) = (1, 38), (5, 8), (6, 8), (7, 8), (8, 8) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 4 MHz (m, n) = (1, 98) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 10 MHz • 高速モード: 3.3 MHz < tMCLK ( マシンクロック ) < 10 MHz の範囲で m, n の設定が可能です。 m, n の設定によっては , 下記のように使用できるマシンクロックが決まります。 (m, n) = (1, 8) :3.3 MHz < tMCLK ≦ 4 MHz (m, n) = (1, 22), (5, 4) :3.3 MHz < tMCLK ≦ 8 MHz (m, n) = (6, 4) :3.3 MHz < tMCLK ≦ 10 MHz DS07–12631–3 47 MB95350L シリーズ (9) UART/SIO, シリアル入出力タイミング (VCC = 3.0 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 端子名 条件 規格値 単位 最小 最大 4 tMCLK* — ns −190 +190 ns 2 tMCLK* — ns シリアルクロックサイクルタイム tSCYC UCK UCK ↓ → UO 時間 tSLOV UCK, UO 有効 UI → UCK ↑ tIVSH UCK, UI UCK ↑ → 有効 UI ホールド 時間 tSHIX UCK, UI 2 tMCLK* — ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL UCK 4 tMCLK* — ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH UCK 4 tMCLK* — ns — 190 ns 内部クロック 動作 外部クロック 動作 UCK ↓ → UO 時間 tSLOV UCK, UO 有効 UI → UCK ↑ tIVSH UCK, UI 2 tMCLK* — ns UCK ↑ → 有効 UI ホールド 時間 tSHIX UCK, UI 2 tMCLK* — ns *:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。 ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V UCK 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V UO 0.8 V tIVSH tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC UI 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC UCK 0.2 VCC 0.2 VCC tSLOV 2.4 V UO 0.8 V tIVSH tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC UI 0.2 VCC 0.2 VCC 48 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ 5. A/D コンバータ (1) A/D コンバータ電気的特性 (VCC = 1.8 V ~ 3.6 V, VSS = 0.0 V, TA = −40°C ~ +85°C) 項目 記号 分解能 総合誤差 直線性誤差 — 微分直線性誤差 ゼロトランジション 電圧 VOT フルスケール トランジション電圧 VFST コンペア時間 サンプリング時間 — 規格値 単位 標準 最大 — — 10 bit −3 — +3 LSB −2.5 — +2.5 LSB −1.9 — +1.9 LSB VSS − 1.5 LSB VSS + 0.5 LSB VSS + 2.5 LSB V 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V VSS − 0.5 LSB VSS + 1.5 LSB VSS + 3.5 LSB V 1.8 V ≦ VCC < 2.7 V VCC − 3.5 LSB VCC − 1.5 LSB VCC + 0.5 LSB V 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V VCC − 2.5 LSB VCC − 0.5 LSB VCC + 1.5 LSB V 1.8 V ≦ VCC < 2.7 V 1.3 — 140 20 — 140 0.4 — — µs 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V, 外部インピーダンス < 1.8 kΩ の場合 30 — — µs 1.8 V ≦ VCC < 2.7 V, 外部インピーダンス < 14.8 kΩ の場合 µs — アナログ入力電流 IAIN −0.3 — +0.3 µA アナログ入力電圧 VAIN VSS — VCC V DS07–12631–3 備考 最小 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V 1.8 V ≦ VCC < 2.7 V 49 MB95350L シリーズ (2) A/D コンバータの注意事項 ・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について ・ MB95350L シリーズの A/D コンバータはサンプルホールド付きのものです。外部インピーダンスが高くサンプリング時 間を十分に確保できない場合には , 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換 精度に影響を及ぼします。したがって , A/D 変換精度規格を満たすために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時 間の関係から , サンプリング時間を最小値より長くなるようにレジスタ値と動作周波数を調整するか , 外部インピーダ ンスを下げてご使用ください。また , サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 µF 程度 のコンデンサを接続してください。 ・アナログ入力等価回路 アナログ入力 コンパレータ R C サンプリング時:ON VCC R C 2.7 V ≦ VCC ≦ 3.6 V 1.7 kΩ ( 最大 ) 14.5 pF ( 最大 ) 1.8 V ≦ VCC ≦ 2.7 V 84 kΩ ( 最大 ) 25.2 pF ( 最大 ) (注意事項)数値は参考値です。 ・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係 [ 外部インピーダンス= 0 kΩ ~ 20 kΩ の場合 ] 100 20 90 18 外部インピーダンス [kΩ] 外部インピーダンス [kΩ] [ 外部インピーダンス= 0 kΩ ~ 100 kΩ の場合 ] 80 70 60 (VCC 2.7 V) 50 (VCC 1.8 V) 40 30 20 10 16 14 (VCC 2.7 V) 12 10 8 6 4 2 0 0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 0 最小サンプリング時間 [μs] 1 2 3 4 最小サンプリング時間 [μs] ・A/D 変換誤差について |VCC - VSS| が小さくなるに従って , A/D 変換の誤差は大きくなります。 50 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (3) A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能 A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化を示します。 10 ビットなら , アナログ電圧を 210 = 1024 の部分に分解可能です。 ・ 直線性誤差 ( 単位:LSB) デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ← → “00 0000 0001”) と , 同じデバイスのフルスケールトランジション点 (“11 1111 1111” ← → “11 1111 1110”) とを 結んだ直線と , 実際の変換値との誤差がどの程度かを示します。 ・ 微分直線性誤差 ( 単位:LSB) 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差がどの程度かを示します。 ・ 総合誤差 ( 単位:LSB) 実際の値と理論値との差を示し , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差 / 量子誤差 および雑音に起因する誤差です。 理想入出力特性 3FFH 総合誤差 3FFH VFST 3FEH 2 LSB 3FDH デジタル出力 デジタル出力 3FEH 004H VOT 003H 実際の変換特性 3FDH {1 LSB x (N-1) + 0.5 LSB} 004H VNT 003H 1 LSB 002H 実際の変換特性 002H 理想特性 001H 001H 0.5 LSB VSS VCC アナログ入力 1 LSB = VCC - VSS 1024 VSS VCC アナログ入力 (V) VNT - {1 LSB × (N - 1) + 0.5 LSB} デジタル出力 = [LSB] N の総合誤差 1 LSB N :A/D コンバータデジタル出力値 VNT :デジタル出力が (N - 1) H から NH に遷移する電圧 (続く) DS07–12631–3 51 MB95350L シリーズ (続き) フルスケールトランジション誤差 ゼロトランジション誤差 理想特性 004H 実際の変換特性 3FFH 実際の変換特性 デジタル出力 デジタル出力 003H 002H 実際の変換特性 理想特性 3FEH VFST ( 実測値 ) 3FDH 001H 実際の変換特性 VOT ( 実測値 ) 3FCH VSS VCC VSS アナログ入力 VCC アナログ入力 微分直線性誤差 直線性誤差 理想特性 実際の変換特性 3FFH (N+1)H 3FEH 実際の変換特性 {1 LSB × N + VOT} V(N+1)T VNT 004H VFST ( 実測値 ) 実際の変換特性 003H 002H デジタル出力 デジタル出力 3FDH NH VNT (N-1)H 実際の変換特性 理想特性 (N-2)H 001H VOT ( 実測値 ) VSS VCC VSS アナログ入力 アナログ入力 デジタル出力 N の直線性誤差 = VCC VNT − {1 LSB × N + VOT} 1 LSB デジタル出力 N の微分直線性誤差 = V (N + 1) T − VNT -1 1 LSB N :A/D コンバータデジタル出力値 VNT:デジタル出力が (N - 1) H から NH に遷移する電圧 VOT ( 理想値 ) = Vss + 0.5 LSB [V] VFST ( 理想値 ) = Vcc - 2 LSB [V] 52 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ 6. フラッシュメモリ書込み / 消去特性 項目 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 セクタ消去時間 (2 K バイトセクタ ) — 0.2*1 0.5*2 s 消去前 00H 書込み時間は除きます。 セクタ消去時間 (16 K バイトセクタ ) — 0.5*1 7.5*2 s 消去前 00H 書込み時間は除きます。 バイト書込み時間 — 21 6100*2 µs システムレベルのオーバヘッド時間は 除きます。 100000 — — cycle 2.7 3.0 3.6 V — — year 消去 / 書込みサイクル 消去 / 書込み時の電源電圧 フラッシュメモリデータ保持時間 3 20* 平均 TA =+ 85 °C * 1:TA = +25°C, VCC = 3.0 V, 100000 サイクル * 2:TA = +85°C, VCC = 2.7 V, 100000 サイクル * 3:テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度 + 85 °C へ 換算しています ) 。 DS07–12631–3 53 MB95350L シリーズ ■ 特性例 ・電源電流・温度特性 ICC − VCC TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード , 外部クロック動作時 ICC − TA VCC = 3.0 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) メインクロックモード , 外部クロック動作時 20 20 15 15 FMP = 16 MHz ICC [mA] Icc [mA] FMP = 16 MHz 10 FMP = 10 MHz 10 FMP = 8 MHz 5 FMP = 10 MHz FMP = 4 MHz 5 FMP = 2 MHz 0 1 2 3 4 0 −50 5 0 Vcc [V] ICCS − VCC TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) メインスリープモード , 外部クロック動作時 +100 +150 ICCS − TA VCC = 3.0 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) メインスリープモード , 外部クロック動作時 20 20 15 15 ICCS [mA] Iccs [mA] +50 TA [°C] 10 10 FMP = 16 MHz FMP = 16 MHz 5 5 FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz FMP = 10 MHz FMP = 4 MHz FMP = 2 MHz 0 −50 0 1 2 3 4 5 0 ICCL − VCC TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , 外部クロック動作時 +100 +150 ICCL − TA VCC = 3.0 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , 外部クロック動作時 40 40 30 30 ICCL [μA] IccL [μA] +50 TA [°C] Vcc [V] 20 20 10 10 0 1 2 3 Vcc [V] 4 5 0 −50 0 +50 +100 +150 TA [°C] (続く) 54 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ICCLS − TA VCC = 3.0 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブスリープモード , 外部クロック動作時 15 15 12 12 9 9 IccLS [μA] IccLS [μA] ICCLS − VCC TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) サブスリープモード , 外部クロック動作時 6 6 3 3 0 −50 0 1 2 3 4 5 0 ICCT − VCC TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) 時計モード , 外部クロック動作時 10.0 7.5 7.5 IccT [μA] 10.0 IccT [μA] +100 +150 ICCT − TA VCC = 3.0 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 ) 時計モード , 外部クロック動作時 5.0 5.0 2.5 2.5 0.0 −50 0.0 1 2 3 4 5 0 +50 +100 +150 TA [°C] Vcc [V] ICCTS − VCC TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 ) タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時 ICCTS − TA VCC = 3.0 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 ) タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時 2.0 2.0 1.5 1.6 FMP = 16 MHz 1.2 IccTS [mA] IccTS [mA] +50 TA [°C] Vcc [V] FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz 0.8 FMP = 4 MHz 0.4 1.2 FMP = 16 MHz 0.8 FMP = 10 MHz 0.4 FMP = 2 MHz 0.0 1 2 3 Vcc [V] 4 5 0.0 −50 0 +50 +100 +150 TA [°C] (続く) DS07–12631–3 55 MB95350L シリーズ (続き) ICCH − VCC TA = +25°C, FMPL = ( 停止 ) サブストップモード , 外部クロック停止時 ICCH − TA VCC = 3.0 V, FMPL = ( 停止 ) サブストップモード , 外部クロック停止時 3.0 2.4 2.4 1.8 1.8 IccH [μA] IccH [μA] 3.0 1.2 1.2 0.6 0.6 0.0 −50 0.0 1 2 3 4 5 0 20 20 15 15 FMP = 12.5 MHz FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz 10 FMP = 12.5 MHz 5 FMP = 1 MHz FMP = 1 MHz 0 −50 0 1 2 3 4 5 0 Vcc [V] +50 +100 +150 TA [°C] ICCSCR − VCC TA = +25°C, FMPL = 50 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , サブ CR クロック動作時 ICCSCR − TA VCC = 3.0 V, FMPL = 50 kHz (2 分周 ) サブクロックモード , サブ CR クロック動作時 200 200 150 150 ICCSCR [μA] ICCSCR [μA] +150 FMP = 10 MHz FMP = 8 MHz 5 100 100 50 50 0 1 2 3 Vcc [V] 56 +100 ICCMCR − TA VCC = 3.0 V, FMP = 1, 8, 10, 12.5 MHz ( 分周なし ) メインクロックモード , メイン CR クロック動作時 ICCMCR [mA] ICCMCR [mA] ICCMCR − VCC TA = +25°C, FMP = 1, 8, 10, 12.5 MHz ( 分周なし ) メインクロックモード , メイン CR クロック動作時 10 +50 TA [°C] Vcc [V] 4 5 0 −50 0 +50 +100 +150 TA [°C] DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ・入力電圧特性 VIHI2 − VCC および VIL − VCC TA = +25°C 4 4 3 3 VIHI2/VIL [V] VIHI1/VIL [V] VIHI1 − VCC および VIL − VCC TA = +25°C VIHI1 2 VIL VIHI2 2 VIL 1 1 0 0 1 2 3 4 1 5 2 VIHS1 − VCC および VILS − VCC TA = +25°C 4 5 VIHS2 − VCC および VILS − VCC TA = +25°C 4 4 3 3 VIHS2/VILS [V] VIHS1/VILS [V] 3 Vcc [V] Vcc [V] VIHS1 2 VILS 1 VIHS2 2 VILS 1 0 0 1 2 3 4 5 1 2 Vcc [V] 3 4 5 Vcc [V] VIHM − VCC および VILM − VCC TA = +25°C 4 VIHM/VILM [V] 3 2 VIHM VILM 1 0 1 2 3 4 5 Vcc [V] DS07–12631–3 57 MB95350L シリーズ ・出力電圧特性 (VCC − VOH2) − IOH TA = +25°C 1.0 1.0 0.8 0.8 VCC − VOH2 [V] VCC − VOH1 [V] (VCC − VOH1) − IOH TA = +25°C 0.6 0.4 0.2 0.6 0.4 0.2 0 0 −2 −6 −4 −8 0 −10 −2 0 −6 −4 IOH [mA] VCC = 1.8 V VCC = 2.0 V VCC = 2.4 V VCC = 2.7 V VCC = 3.0 V VCC = 3.6 V −12 VOL2 − IOL TA = +25°C 1.0 1.0 0.8 0.8 0.6 0.6 VOL2 [V] VOL1 [V] −10 VCC = 1.8 V VCC = 2.0 V VCC = 2.4 V VCC = 2.7 V VCC = 3.0 V VCC = 3.6 V VOL1 − IOL TA = +25°C 0.4 0.4 0.2 0.2 0 0 0 2 6 4 IOL [mA] VCC = 1.8 V VCC = 2.0 V VCC = 2.4 V VCC = 2.7 V VCC = 3.0 V VCC = 3.6 V 58 −8 IOH [mA] 8 10 0 2 4 6 8 10 12 14 16 IOL [mA] VCC = 1.8 V VCC = 2.0 V VCC = 2.4 V VCC = 2.7 V VCC = 3.0 V VCC = 3.6 V DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ・プルアップ特性 RPULL − VCC TA = +25°C 250 RPULL [kΩ] 200 150 100 50 0 1 2 3 4 5 Vcc [V] DS07–12631–3 59 MB95350L シリーズ ■ マスクオプション 品種名 No. MB95F352L MB95F353L MB95F354L MB95F352E MB95F353E MB95F354E 選択方法 設定不可 1 低電圧検出リセット 低電圧検出リセットあり 低電圧検出リセットなし 2 リセット 専用のリセット入力なし 専用のリセット入力あり 60 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ オーダ型格 型格 パッケージ MB95F352EPF-G-SNE2 MB95F352LPF-G-SNE2 MB95F353EPF-G-SNE2 MB95F353LPF-G-SNE2 MB95F354EPF-G-SNE2 MB95F354LPF-G-SNE2 プラスチック・SOP, 24 ピン (FPT-24P-M34) MB95F352EPFT-G-SNE2 MB95F352LPFT-G-SNE2 MB95F353EPFT-G-SNE2 MB95F353LPFT-G-SNE2 MB95F354EPFT-G-SNE2 MB95F354LPFT-G-SNE2 プラスチック・TSSOP, 24 ピン (FPT-24P-M10) MB95F352EWQN-G-SNE1 MB95F352EWQN-G-SNERE1 MB95F352LWQN-G-SNE1 MB95F352LWQN-G-SNERE1 MB95F353EWQN-G-SNE1 MB95F353EWQN-G-SNERE1 MB95F353LWQN-G-SNE1 MB95F353LWQN-G-SNERE1 MB95F354EWQN-G-SNE1 MB95F354EWQN-G-SNERE1 MB95F354LWQN-G-SNE1 MB95F354LWQN-G-SNERE1 プラスチック・QFN, 32 ピン (LCC-32P-M19) DS07–12631–3 61 MB95350L シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・SOP, 24ピン リードピッチ 1.27 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 7.50 mm × 15.34 mm リード形状 ガルウィング リード曲げ方向 正曲げ 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 2.80 mm Max. 質量 0.44 g (FPT-24P-M34) プラスチック・SOP, 24ピン (FPT-24P-M34) 注1)*印寸法はレジン残りを含まず。 *15.34±0.10(.604±.004) 24 0.27±0.07 (.011±.003) 13 10.20±0.40 (.402±.016) +0.10 7.50±0.10 (.295±.004) INDEX ø1.20±0.1 DEP0.20 –0.05 +.004 ø.047±.004 DEP.008 –.002 Details of "A" part 2.60 .102 +0.20 –0.25 +.008 –.010 0.25(.010) 1 1.27(.050) 12 0.42±0.07 (.017±.003) "A" 0~8° 0.25(.010) M 0.60±0.20 (.024±.008) +0.15 0.15 –0.10 .006 +.006 –.004 0.10(.004) C 2009-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F24034S-c-1-2 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) 62 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ プラスチック・TSSOP, 24 ピン リードピッチ 0.65 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 4.40 mm × 7.80 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.20 mm MAX 質量 0.10 g (FPT-24P-M10) プラスチック・TSSOP, 24 ピン (FPT-24P-M10) 注 1)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 2)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 注 3)# 印寸法はレジン残りを含まず。 # 7.80±0.10(.307±.004) +0.06 24 0.13 –0.03 +.002 .005 –.001 13 BTM E-MARK # 4.40±0.10 (.173±.004) INDEX Details of "A" part 6.40±0.20 (.252±.008) 1 12 0.65(.026) +0.07 0.22 –0.02 +.003 .008 –.001 1.20(.047) (Mounting height) MAX 0~8° "A" 0.10(.004) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.10±0.05 (Stand off) (.004±.002) 0.10(.004) C 2008-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F24033S-c-1-2 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07–12631–3 63 MB95350L シリーズ (続き) プラスチック・QFN, 32ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 5.00 mm × 5.00 mm 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 0.80 mm Max. 質量 0.06 g (LCC-32P-M19) プラスチック・QFN, 32ピン (LCC-32P-M19) 3.50±0.10 (.138±.004) 5.00±0.10 (.197±.004) 5.00±0.10 (.197±.004) 3.50±0.10 (.138±.004) INDEX AREA 0.25 (.010 (3-R0.20) ((3-R.008)) 0.50(.020) +0.05 –0.07 +.002 –.003 ) 0.40±0.05 (.016±.002) 1PIN CORNER (C0.30(C.012)) (TYP) 0.75±0.05 (.030±.002) 0.02 (.001 C +0.03 –0.02 +.001 –.001 (0.20(.008)) ) 2009-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED C32071S-c-1-2 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 64 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 変更内容 7 ■ 端子配列図 8 ■ 端子機能説明 (24 ピン MCU) 端子 11 の内容を訂正 HCLK1 端子と HCLK2 端子を削除 入出力 端子名 回路形式 * P62 SCL0 I 機能 汎用入出力ポートです。 I2C ch. 0 クロック入出力端子です。 → 入出力 端子名 回路形式 * P62 D 機能 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 8/16 ビット複合タイマ ch. 1 出力端子です。 TO10 端子 12 の内容を訂正 入出力 端子名 回路形式 * P63 SDA0 I 機能 汎用入出力ポートです。 I2C ch. 0 データ入出力端子です。 → 入出力 端子名 回路形式 * P63 D 機能 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 8/16 ビット複合タイマ ch. 1 出力端子です。 TO11 端子 13 の内容を訂正 入出力 端子名 回路形式 * P15 D 機能 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 8/16 ビット複合タイマ ch. 1 出力端子です。 TO10 → 入出力 端子名 回路形式 * P15 SCL0 DS07–12631–3 I 機能 汎用入出力ポートです。 I2C ch. 0 クロック入出力端子です。 65 MB95350L シリーズ ページ 8 場所 変更内容 ■ 端子機能説明 (24 ピン MCU) 端子 14 の内容を訂正 入出力 端子名 回路形式 * P14 機能 汎用入出力ポートです。 大電流用端子です。 D 8/16 ビット複合タイマ ch. 1 出力端子です。 TO10 → 入出力 端子名 回路形式 * P14 汎用入出力ポートです。 I SDA0 機能 I2C ch. 0 データ入出力端子です。 9 HCLK1 端子と HCLK2 端子を削除 11 ■ 端子機能説明 (32 ピン MCU) HCLK1 端子と HCLK2 端子を削除 16 ■ ブロックダイヤグラム HCLK1 端子と HCLK2 端子を削除 26 ■ 電気的特性 動作条件の VCC を訂正 3.0 V ~ 3.6 V → 2.7 V ~ 3.6 V 3. 直流規格 27 動作条件の VCC を訂正 3.6 V → 1.8 V ~ 3.6 V ICC の標準値と最大値を訂正 値 単位 備考 最小 標準 最大 — 13.6 22.4 フラッシュメモリ品 mA ( 書込み , 消去以外の 場合 ) — 38.1 44.9 mA フラッシュメモリ品 ( 書込み , 消去の場合 ) — 15.1 24.6 mA A/D 変換時 → 値 単位 備考 最小 標準 *3 最大 — 11.2 20 フラッシュメモリ品 mA ( 書込み , 消去以外の 場合 ) — 26.2 38 mA フラッシュメモリ品 ( 書込み , 消去の場合 ) — 13.3 23.4 mA A/D 変換時 ICCS の標準値を訂正 6.3 → 5.2 ICCL の標準値と最大値を訂正 典型値 : 20 → 15 最大値 : 45 → 35 (続く) 66 DS07–12631–3 MB95350L シリーズ (続き) ページ 27 場所 ■ 電気的特性 3. 直流規格 変更内容 ICCLS の標準値と最大値を訂正 典型値 : 6.3 → 5 最大値 : 30 → 15 ICCT の標準値と最大値を訂正 典型値 : 2 → 1 最大値 : 22 → 10 ICCMCR の標準値を訂正 11 → 9 ICCSCR の標準値を訂正 110 → 77 ICCTS の標準値を訂正 1.8 → 1.1 ICCH の標準値を訂正 1 → 0.1 ILVD の標準値を訂正 8 → 6.4 ICRH の標準値を訂正 0.5 → 0.25 以下の注釈文を追加 「* 3:VCC = 3.0 V, TA =+ 25 °C」 28 29 30 ■ 電気的特性 4. 交流規格 (1) クロックタイミング HCLK1 端子と HCLK2 端子についての記載をすべて削除 「・外部クロック ( メインクロック ) 使用時の発生入力波形」から HCLK1 と HCLK2 を削除 「・メインクロック入力ポート外部接続図」から HCLK1 と HCLK2 の接続図 を削除 43 ■ 電気的特性 4. 交流規格 (7) 低電圧検出 VPHYS/VIHYS を図から削除 44 54 ~ 59 ■ 特性例 61 以下の項目を削除 電源ヒステリシス幅 0, 電源ヒステリシス幅 1, 電源ヒステリシス幅 2, 割込みヒステリシス幅 0, 割込みヒステリシス幅 1, 割込みヒステリシス幅 2, 割込みヒステリシス幅 3, 割込みヒステリシス幅 4 ■ オーダ型格 特性例の図を追加 プラスチック・QFN, 32 ピン (LCC-32P-M19) の型格に以下の型格を追加 MB95F352EWQN-G-SNE1 MB95F352LWQN-G-SNE1 MB95F353EWQN-G-SNE1 MB95F353LWQN-G-SNE1 MB95F354EWQN-G-SNE1 MB95F354LWQN-G-SNE1 変更箇所は , 本文中のページ左側の│によって示しています。 DS07–12631–3 67 MB95350L シリーズ 富士通セミコンダクター株式会社 〒 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-10-23 野村不動産新横浜ビル http://jp.fujitsu.com/fsl/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせ先 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時~ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部