3.7 MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
FUJITSU SEMICONDUCTOR
DATA SHEET
DS07–12632–2
8 ビット・マイクロコントローラ
CMOS
®
MB95390H シリーズ
MB95F394H/F394K/F396H/F396K/F398H/F398K
■ 概要
MB95390H シリーズは , コンパクトな命令体系に加えて , 豊富な周辺機能を内蔵した汎用ワンチップマイクロコント
ローラです。
(注意事項)F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の登録商標です。
■ 特長
・F2MC-8FX CPU コア
コントローラに最適な命令体系
・ 乗除算命令
・ 16 ビット演算
・ ビットテストによるブランチ命令
・ ビット操作命令など
・クロック
・ 選択可能なメインクロックソース
メイン 発振クロック ( 最大 16.25 MHz, 最大マシンクロック周波数:8.125 MHz)
外部クロック ( 最大 32.5 MHz, 最大マシンクロック周波数:16.25 MHz)
メイン CR クロック (1/8/10/12.5 MHz ±2% または ±2.5%*, 最大マシンクロック周波数:12.5 MHz)
*: LQFP パッケージ (FPT-48P-M49 または FPT-52P-M02) に搭載される製品のメイン CR クロック発振精度は ±2%, QFN
パッケージ (LCC-48P-M11) に搭載される製品のメイン CR クロック発振精度は ±2.5%
・ 選択可能なサブクロックソース
サブ 発振 クロック (32.768 kHz)
外部クロック (32.768 kHz)
サブ CR クロック ( 標準:100 kHz, 最小:50 kHz, 最大:200 kHz)
・タイマ
・ 8/16 ビット複合タイマ× 2 チャネル
・ 8/16 ビット PPG × 3 チャネル
・ 16 ビット PPG × 1 チャネル ( マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能 )
・ 16 ビットリロードタイマ × 1 チャネル ( マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能 )
・ タイムベースタイマ × 1 チャネル
・ 時計プリスケーラ × 1 チャネル
(続く)
富士通セミコンダクターのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
Copyright©2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved
2010.11
MB95390H シリーズ
(続き)
・UART/SIO × 1 チャネル
・ 全二重ダブルバッファ
・ クロック非同期 (UART) のシリアルデータ転送およびクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送が可能
・I2C × 1 チャネル
・ ウェイクアップ機能内蔵
・マルチパルスジェネレータ (MPG) (DC モータ制御用 ) × 1 チャネル
・ 16 ビットリロードタイマ × 1 チャネル
・ 16 ビット PPG タイマ × 1 チャネル
・ 波形シーケンサ (16 ビットタイマ , バッファおよびコンペアクリア機能付き )
・LIN-UART
・ 全二重ダブルバッファ
・ クロック同期のシリアルデータ転送およびクロック非同期のシリアルデータ転送が可能
・外部割込み × 8 チャネル
・ エッジ検出による割込み ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , および両エッジから選択可能 )
・ 各種の低消費電力 ( スタンバイ ) モードからの解除としても使用可能
・8/10 ビット A/D コンバータ × 12 チャネル
・ 8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択可能
・低消費電力 ( スタンバイ ) モード
・ ストップモード
・ スリープモード
・ 時計モード
・ タイムベースタイマモード
・I/O ポート
・ MB95F394H/F396H/F398H ( 最大ポート数:44)
汎用入出力ポート (N-ch オープンドレイン ):3 本
汎用入出力ポート (CMOS I/O):41 本
・ MB95F394K/F396K/F398K ( 最大ポート数:45)
汎用入出力ポート (N-ch オープンドレイン ):4 本
汎用入出力ポート (CMOS I/O):41 本
・オンチップデバッグ
・ 1 線式シリアル制御
・ シリアル書込みサポート ( 非同期モード )
・ハードウェア / ソフトウェアウォッチドッグタイマ
・ ハードウェアウォッチドッグタイマ内蔵
・ ソフトウェアウォッチドッグタイマ内蔵
・低電圧検出リセット回路
・ 低電圧検出器内蔵
・クロックスーパバイザカウンタ
・ クロックスーパバイザカウンタ機能内蔵
・ポートの入力電圧レベルを変更可能
・ CMOS 入力レベル / ヒステリシス入力レベル
・デュアルオペレーションフラッシュメモリ
・ 消去 / 書込み動作・読込み動作は , 異なったバンク ( 上位バンク / 下位バンク ) で同時に可能
・フラッシュメモリセキュリティ機能
・ フラッシュメモリ内容を保護
2
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ 品種構成
品種
MB95F394H
項目
分類
クロックスーパ
バイザカウンタ
ROM 容量
RAM 容量
低電圧検出
リセット
リセット入力
CPU 機能
汎用入出力
MB95F396H
MB95F398H
MB95F394K
MB95F396K
MB95F398K
36 K バイト
1008 バイト
60 K バイト
2032 バイト
フラッシュメモリ品
メインクロックの発振を監視
20 K バイト
496 バイト
36 K バイト
1008 バイト
なし
•
•
•
•
•
•
•
•
•
60 K バイト
2032 バイト
20 K バイト
496 バイト
あり
専用のリセット入力あり
ソフトウェア選択
基本命令数
:136 命令
命令ビット長
:8 ビット
命令長
:1 ~ 3 バイト
データビット長
:1, 8, 16 ビット長
最小命令実行時間
:61.5 ns ( マシンクロック周波数= 16.25 MHz)
割込み処理時間
:0.6 µs ( マシンクロック周波数 = 16.25 MHz )
I/O ポート ( 最大 )
:44 本
• I/O ポート ( 最大 )
:45 本
• CMOS I/O
:41 本
CMOS I/O
:41 本
• N-ch オープンドレイン : 4 本
N-ch オープンドレイン :3 本
タイムベース
インターバル時間:0.256 ms ~ 8.3 s ( 外部クロック周波数= 4 MHz)
タイマ
ハードウェア / ソ • リセット発生周期
フトウェア
- メイン発振クロック 10 MHz 時:105 ms ( 最小 )
ウォッチドッグ • サブ CR クロックをハードウェアウォッチドッグのソースクロックとして使用可能
タイマ
ワイルド
レジスタ
LIN-UART
8/10 ビット
A/D コンバータ
8/16 ビット
複合タイマ
外部割込み
オンチップ
デバッグ
3 バイト分のデータ置換え可能
• 専用リロードタイマによって広範囲の通信速度の選択が可能
• クロック同期のシリアルデータ転送およびクロック非同期のシリアルデータ転送が可能
• LIN 機能は LIN マスタまたは LIN スレーブとして使用可能
12 チャネル
8 ビットまたは 10 ビット分解能の選択が可能
2 チャネル
• タイマは 8 ビットタイマ× 2 チャネル , または 16 ビットタイマ× 1 チャネルとして構成可能
• タイマ機能 , PWC 機能 , PWM 機能および入力キャプチャ機能内蔵
• カウントクロック:内部クロック (7 種類 ) および外部クロックから選択可能
• 方形波出力可能
8 チャネル
• エッジ検出による割込み ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , または両エッジから選択可能 )
• 各種スタンバイモードからの解除として使用可能
• 1 線式シリアル制御
• シリアル書込みをサポート ( 非同期モード )
(続く)
DS07–12632–2
3
MB95390H シリーズ
(続き)
品種
MB95F394H
MB95F396H
MB95F398H
MB95F394K
MB95F396K
MB95F398K
項目
UART/SIO
I2C
8/16 ビット
PPG
16 ビット
PPG
16 ビット
リロードタイマ
マルチパルス
ジェネレータ
(DC モータ
制御用 )
時計
プリスケーラ
1 チャネル
• UART/SIO でのデータ転送可能
• 全二重ダブルバッファ, 可変データ長 (5/6/7/8 ビット ), ボーレートジェネレータ内蔵 , エラー検出機能
• NRZ 方式転送フォーマット
• LSB ファースト / MSB ファーストのデータ転送が使用可能
• クロック非同期 (UART) またはクロック同期 (SIO) のシリアルデータ転送が使用可能
1 チャネル
• マスタ / スレーブ送受信
• バスエラー機能 , アービトレーション機能 , 転送方向検出機能 , ウェイクアップ機能
• スタートコンディションの繰返し発生および検出機能
3 チャネル
• タイマ 1 チャネルにつき 8 ビットタイマ× 2 チャネルまたは , 16 ビットタイマ× 1 チャネルとして
使用可能
• カウンタ動作クロック:8 種類のクロックソースから選択可能
• PWM モードまたはワンショットモードが使用可能
• カウンタ動作クロック:8 種類のクロックソースから選択可能
• 外部トリガ起動対応
• マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能
• 2 つのクロックモードとカウンタ動作モードが使用可能
• 方形波出力可能
• カウントクロック:内部クロック 7 種類および外部クロックから選択可能
• 2 つのカウンタ動作モード:リロードモード , ワンショットモード
• マルチパルスジェネレータと連動 , または独立して動作可能
• 16 ビット PPG タイマ:1 チャネル
• 16 ビット リロードタイマ動作:トグル出力 , シングルショット出力選択可能
• イベントカウンタ:1 チャネル
• 波形シーケンサ (16 ビットタイマにバッファ機能 , コンペアクリア機能あり )
8 種類のインターバル時間から選択可能
自動プログラミング , Embedded Algorithm, 書込み / 消去 / 消去一時停止 / 消去再開コマンドをサポート
アルゴリズム完了を示すフラグ
書込み / 消去回数 :100000 回
データ保持期間:20 年間
フラッシュ内容を保護するフラッシュセキュリティ機能
フラッシュ
メモリ
•
•
•
•
•
スタンバイ
モード
スリープモード , ストップモード , 時計モード , タイムベースタイマモード
パッケージ
4
FPT-48P-M49
FPT-52P-M02
LCC-48P-M11
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ パッケージと品種対応
品種
MB95F394H
MB95F396H
MB95F398H
MB95F394K
MB95F396K
MB95F398K
FPT-48P-M49
○
○
○
○
○
○
FPT-52P-M02
○
○
○
○
○
○
LCC-48P-M11
○
○
○
○
○
○
パッケージ
○:使用可能
DS07–12632–2
5
MB95390H シリーズ
■ 品種間の相違点と品種選択時の注意事項
・ 消費電流
オンチップデバッグ機能を使用する場合は , フラッシュ消去 / プログラムの消費電流を考慮してください。
消費電流の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。
・ パッケージ
各パッケージの詳細は ,「■パッケージと品種対応」および「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。
・ 動作電圧
動作電圧は , オンチップデバッグ機能を使用するか使用しないかによって異なります。
動作電圧の詳細は ,「■電気的特性」を参照してください。
・ オンチップデバッグ機能
オンチップデバッグ機能を使用する場合は ,VCC, VSS, および 1 本のシリアルケーブルを評価ツールに接続してください。
接続方法については , MB95390H シリーズハードウェアマニュアルの「第 29 章 シリアル書込み接続例」を参照してく
ださい。
6
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
PG2/X1A/SNI2
PG1/X0A/SNI1
Vcc
C
P40/AN08
P41/AN09
P42/AN10
P43/AN11
Vss
PF1/X1
PF0/X0
PF2/RST
P07/INT07/AN07
P06/INT06/AN06
P05/INT05/AN05
P04/INT04/AN04
P03/INT03/AN03
P02/INT02/AN02
P01/INT01/AN01
P00/INT00/AN00
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
■ 端子配列図
36
35
34
33
P67*/OPT5/PPG21/TRG1
P66*/OPT4/PPG20/PPG1
P65*/OPT3/PPG11
P64*/OPT2/PPG10/EC1
32
31
30
29
P63*/OPT1/PPG01/TO11
P62*/OPT0/PPG00/TO10
P61/TI1
P60/DTTI
P44/TO1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
28
P77/UI0
P45/SCK
10
27
P76/UO0
P46/SOT
P47/SIN
11
12
26
25
P75/UCK0
P74/EC0
(TOP VIEW)
LQFP48
20
21
22
23
24
P17/SNI0
P71/TO01
P72/SCL
P73/SDA
17
18
19
P14/PPG01
P15/PPG20
P16/PPG21
P70/TO00
13
14
15
16
P10/PPG10
P11/PPG11
P12/DBG
P13/PPG00
FPT-48P-M49
*:大電流端子 (8 mA/12 mA)
(続く)
DS07–12632–2
7
P00/INT00/AN00
P02/INT02/AN02
P01/INT01/AN01
41
40
P03/INT03/AN03
43
42
44
Vss
PF1/X1
PF0/X0
PF2/RST
P07/INT07/AN07
P06/INT06/AN06
NC
P05/INT05/AN05
P04/INT04/AN04
39
38
37
36
P67*/OPT5/PPG21/TRG1
P66*/OPT4/PPG20/PPG1
P65*/OPT3/PPG11
P64*/OPT2/PPG10/EC1
35
34
33
32
31
P63*/OPT1/PPG01/TO11
P62*/OPT0/PPG00/TO10
NC
P61/TI1
P60/DTTI
30
P77/UI0
29
P76/UO0
28
27
P75/UCK0
P74/EC0
P73/SDA
P72/SCL
24
25
26
P71/TO01
P10/PPG10
P11/PPG11
P12/DBG
P13/PPG00
14
15
16
P47/SIN
23
12
13
22
P46/SOT
P17/SNI0
11
P70/TO00
P45/SCK
20
10
FPT-52P-M02
21
P44/TO1
(TOP VIEW)
LQFP52
17
18
19
1
2
3
4
5
6
7
8
9
P14/PPG01
P15/PPG20
NC
P16/PPG21
PG2/X1A/SNI2
PG1/X0A/SNI1
Vcc
C
P40/AN08
P41/AN09
NC
P42/AN10
P43/AN11
52
51
50
49
48
47
46
45
MB95390H シリーズ
*:大電流端子 (8 mA/12 mA)
(続く)
8
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
PG2/X1A/SNI2
PG1/X0A/SNI1
Vcc
C
P40/AN08
P41/AN09
P42/AN10
P43/AN11
Vss
PF1/X1
PF0/X0
PF2/RST
P07/INT07/AN07
P06/INT06/AN06
P05/INT05/AN05
P04/INT04/AN04
P03/INT03/AN03
P02/INT02/AN02
P01/INT01/AN01
P00/INT00/AN00
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
(続き)
36
35
34
33
P67*/OPT5/PPG21/TRG1
P66*/OPT4/PPG20/PPG1
P65*/OPT3/PPG11
P64*/OPT2/PPG10/EC1
32
31
30
29
P63*/OPT1/PPG01/TO11
P62*/OPT0/PPG00/TO10
P61/TI1
P60/DTTI
P44/TO1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
28
P77/UI0
P45/SCK
10
27
P76/UO0
P46/SOT
11
26
P75/UCK0
P47/SIN
12
25
P74/EC0
(TOP VIEW)
QFN48
20
21
22
23
24
P17/SNI0
P71/TO01
P72/SCL
P73/SDA
17
18
19
P14/PPG01
P15/PPG20
P16/PPG21
P70/TO00
13
14
15
16
P10/PPG10
P11/PPG11
P12/DBG
P13/PPG00
LCC-48P-M11
*:大電流端子 (8 mA/12 mA)
DS07–12632–2
9
MB95390H シリーズ
■ 端子機能説明
端子番号
LQFP48*1
QFN48*2
LQFP52*3
端子名
入出力
回路形式 *4
汎用入出力ポートです。
PG2
1
2
1
2
1
2
X1A
機能
C
サブクロック用入出力発振端子です。
SNI2
MPG 波形シーケンサの位置検出機能用トリガ入力端子
です。
PG1
汎用入出力ポートです。
X0A
C
サブクロック用入力発振端子です。
MPG 波形シーケンサの位置検出機能用トリガ入力端子
です。
SNI1
3
3
3
VCC
⎯
電源端子です。
4
4
4
C
⎯
コンデンサ接続端子です。
5
5
5
6
6
6
⎯
⎯
7
7
7
8
8
8
9
9
9
10
10
10
11
11
11
12
12
12
13
13
13
14
14
15
16
14
15
16
15
16
17
17
17
18
18
18
19
⎯
⎯
20
P40
AN08
P41
AN09
NC
P42
AN10
P43
AN11
P44
TO1
P45
SCK
P46
SOT
P47
SIN
P10
PPG10
P11
PPG11
P12
DBG
P13
PPG00
P14
PPG01
P15
PPG20
NC
K
K
⎯
K
K
G
G
G
J
G
G
H
G
G
G
⎯
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
内部接続端子です。常に開放にしておいてください。
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
汎用入出力ポートです。
16 ビットリロードタイマ ch. 0 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
LIN-UART クロック入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
LIN-UART データ出力端子です。
汎用入出力ポートです。
LIN-UART データ入力端子です。
汎用入出力ポートです。
8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
DBG 入力端子です。
汎用入出力ポートです。
8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。
内部接続端子です。常に開放にしておいてください。
(続く)
10
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
端子番号
LQFP48
*1
QFN48*2
LQFP52*3
19
21
19
端子名
P16
PPG21
入出力
回路形式 *4
G
20
22
21
21
23
22
22
24
23
23
25
24
24
26
25
25
27
26
26
28
27
27
29
28
28
30
29
29
31
30
30
32
⎯
⎯
33
SNI0
P70
TO00
P71
TO01
P72
SCL
P73
SDA
P74
EC0
P75
UCK0
P76
UO0
P77
UI0
P60
DTTI
P61
TI1
NC
G
G
G
I
I
G
G
G
J
G
G
⎯
31
34
OPT0
PPG00
D
35
OPT1
PPG01
D
36
OPT2
PPG10
EC1
汎用入出力ポートです。
8/16 ビット複合タイマ ch. 0 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
I2C クロック入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
I2C データ入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
8/16 ビット複合タイマ ch. 0 クロック入力端子です。
汎用入出力ポートです。
UART/SIO ch. 0 クロック入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
UART/SIO ch. 0 データ出力端子です。
汎用入出力ポートです。
UART/SIO ch. 0 データ入力端子です。
汎用入出力ポートです。
MPG 波形シーケンサ入力端子です。
汎用入出力ポートです。
16 ビットリロードタイマ ch. 0 入力端子です。
内部接続端子です。常に開放にしておいてください。
MPG 波形シーケンサ出力端子です。
8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。
MPG 波形シーケンサ出力端子です。
8/16 ビット PPG ch. 0 出力端子です。
汎用入出力ポートです。大電流端子です。
P64
33
8/16 ビット複合タイマ ch. 0 出力端子です。
8/16 ビット複合タイマ ch. 1 出力端子です。
TO11
33
汎用入出力ポートです。
汎用入出力ポートです。大電流端子です。
P63
32
MPG 波形シーケンサの位置検出機能用トリガ入力端子
です。
8/16 ビット複合タイマ ch. 1 出力端子です。
TO10
32
8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。
汎用入出力ポートです。大電流端子です。
P62
31
汎用入出力ポートです。
汎用入出力ポートです。
P17
20
機能
D
MPG 波形シーケンサ出力端子です。
8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。
8/16 ビット複合タイマ ch. 1 クロック入力端子です。
(続く)
DS07–12632–2
11
MB95390H シリーズ
端子番号
LQFP48
*1
QFN48*2
LQFP52*3
端子名
入出力
回路形式 *4
汎用入出力ポートです。大電流端子です。
P65
34
34
37
OPT3
D
汎用入出力ポートです。大電流端子です。
P66
35
35
38
PPG20
D
36
39
PPG21
D
40
INT00
E
汎用入出力ポートです。
P01
38
41
INT01
E
汎用入出力ポートです。
P02
39
42
INT02
E
汎用入出力ポートです。
P03
40
43
INT03
E
汎用入出力ポートです。
P04
41
44
INT04
E
汎用入出力ポートです。
P05
42
45
INT05
E
⎯
46
NC
⎯
43
47
INT06
E
汎用入出力ポートです。
P07
44
48
INT07
E
汎用入出力ポートです。
PF2
45
49
RST
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN07
45
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN06
44
内部接続端子です。常に開放にしておいてください。
汎用入出力ポートです。
P06
43
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN05
⎯
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN04
42
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN03
41
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN02
40
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN01
39
外部割込み入力端子です。
A/D コンバータアナログ入力端子です。
AN00
38
8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。
汎用入出力ポートです。
P00
37
MPG 波形シーケンサ出力端子です。
16 ビット PPG ch. 1 トリガ入力端子です。
TRG1
37
8/16 ビット PPG ch. 2 出力端子です。
汎用入出力ポートです。大電流端子です。
P67
36
MPG 波形シーケンサ出力端子です。
16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。
PPG1
OPT5
MPG 波形シーケンサ出力端子です。
8/16 ビット PPG ch. 1 出力端子です。
PPG11
OPT4
機能
A
リセット端子です。
MB95F394H/F396H/F398H では専用リセット端子です。
(続く)
12
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(続き)
端子番号
LQFP48
*1
QFN48*2
LQFP52*3
46
50
46
47
47
51
48
48
52
端子名
PF0
X0
PF1
X1
VSS
入出力
回路形式 *4
B
B
⎯
機能
汎用入出力ポートです。
メインクロック用入出力発振端子です。
汎用入出力ポートです。
メインクロック用入出力発振端子です。
電源端子です。(GND)
*1:FPT-48P-M49
*2:LCC-48P-M11
*3:FPT-52P-M02
*4:入出力回路形式については「■ 入出力回路形式」を参照してください。
DS07–12632–2
13
MB95390H シリーズ
■ 入出力回路形式
分類
回路
A
備考
リセット入力 / ヒステリシス入力
リセット出力 / デジタル出力
・ N-ch オープンドレイン出力
・ ヒステリシス入力
・ リセット出力
N-ch
B
P-ch
ポート選択
デジタル出力
N-ch
・ 発振回路
・ 高速側
帰還抵抗:約 1 MΩ
デジタル出力
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
クロック入力
X1
X0
スタンバイ制御 / ポート選択
P-ch
ポート選択
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
C
ポート選択
R
プルアップ制御
P-ch
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
・ 発振回路
・ 低速側
帰還抵抗:約 10 MΩ
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
・ プルアップ制御あり
クロック入力
X1A
X0A
スタンバイ制御 / ポート選択
ポート選択
R
プルアップ制御
デジタル出力
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
(続く)
14
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
分類
回路
D
P-ch
備考
デジタル出力
デジタル出力
N-ch
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
・ 高電流出力
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
E
プルアップ制御
R
P-ch
デジタル出力
P-ch
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
・ プルアップ制御あり
・ アナログ入力
デジタル出力
N-ch
アナログ入力
A/D 制御
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
F
プルアップ制御
R
P-ch
P-ch
デジタル出力
デジタル出力
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
・ CMOS 入力
・ プルアップ制御あり
・ アナログ入力
N-ch
アナログ入力
A/D 制御
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
CMOS 入力
G
プルアップ制御
R
P-ch
P-ch
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
・ プルアップ制御あり
デジタル出力
デジタル出力
N-ch
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
H
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
・ N-ch オープンドレイン出力
・ ヒステリシス入力
デジタル出力
N-ch
(続く)
DS07–12632–2
15
MB95390H シリーズ
(続き)
分類
回路
備考
I
デジタル出力
N-ch
・N-ch オープンドレイン出力
・ヒステリシス入力
・CMOS 入力
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
CMOS 入力
J
プルアップ制御
R
P-ch
P-ch
デジタル出力
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
・ CMOS 入力
・ プルアップ制御あり
デジタル出力
N-ch
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
CMOS 入力
K
プルアップ制御
R
P-ch
デジタル出力
P-ch
・ CMOS 出力
・ ヒステリシス入力
・ プルアップ制御あり
・ アナログ入力
デジタル出力
N-ch
スタンバイ制御
ヒステリシス入力
アナログ入力
16
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ デバイス使用上の注意
・ラッチアップの防止
使用に際して , 印加する電圧が最大定格電圧を超えないようにしてください。
CMOS IC では , 中耐圧端子でも高耐圧端子でもない入出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された
場合 , または「■電気的特性」の「1. 絶対最大定格」に示す電源電圧の定格範囲外の電圧が VCC 端子または VSS 端子に印加さ
れた場合 , ラッチアップ現象が発生することがあります。
ラッチアップ現象が発生すると電源電流が激増し , 素子が熱破壊する恐れがあります。
・供給電圧の安定化
供給電圧は , 安定させてください。
電源電圧が急激に変動すると , たとえ変動が VCC 電源電圧の動作保証範囲内であっても , 誤動作を生じることがありま
す。
電圧安定化の基準として , 商用周波数 (50 Hz / 60 Hz) での VCC リプル変動 (P-P 値 ) は , 標準 VCC 値の 10 % 以下に , また
電源の切換え時などの瞬時変化においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電圧変動を抑えてください。
・外部クロック使用時の注意
外部クロック使用時において , パワーオンリセット , サブクロックモードまたはストップモード解除時には , 発振安定
待ち時間が発生します。
■ 端子接続について
・未使用端子の処理
入力に用いる未使用端子を開放のままにしておくと , 誤動作およびラッチアップ現象による永久破壊の原因になること
があります。使用していない入力端子は 2 kΩ 以上の抵抗を介してプルアップまたはプルダウンの処理をしてください。使
用していない入出力端子は, 出力状態に設定して開放とするか, 入力状態に設定して入力端子と同じ処理をしてください。
使用していない出力端子は , 開放としてください。
・電源端子
不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止 , 総出力電流規格を遵守などのために ,
必ず VCC 端子と VSS 端子をデバイスの外部で電源とグランドに接続してください。また , 電流供給源と VCC 端子および VSS
端子は低インピーダンスで接続してください。
本デバイスに近い位置で , VCC 端子と VSS 端子の間に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして
接続することをお勧めいたします。
・DBG 端子
DBG 端子は外部のプルアップ抵抗に直接接続してください。
ノイズによってデバイスが意図せずにデバッグモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計する
ときは , DBG 端子から VCC 端子または VSS 端子への距離を最小限にしてください。
パワーオン後 , リセット出力が解除されるまでは , DBG 端子が “L” レベルのままにならないようにしてください。
・RST 端子
RST 端子は外部のプルアップ抵抗に直接接続してください。
ノイズによってデバイスが意図せずにリセットモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計する
ときは , RST 端子から VCC 端子または VSS 端子への距離を最小限にしてください。
パワーオン後 , RST/PF2 端子はリセット入出力端子として機能します。また , リセット出力は SYSC レジスタの RSTOE
ビットによって許可でき , リセット入力機能または汎用入出力機能は SYSC レジスタの RSTEN ビットによって選択でき
ます。
DS07–12632–2
17
MB95390H シリーズ
・C 端子
セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。Vcc 端子のバイパスコンデンサは ,
CS より大きい容量値のコンデンサを使用してください。平滑コンデンサ CS への接続は下図を参照してください。ノイズに
よってデバイスが意図せずに不明なモードに入るのを防止するため , プリント基板のレイアウトを設計するときは , C 端
子から CS への距離および CS から VSS 端子への距離を最小限にしてください。
・DBG / RST / C 端子接続図
DBG
C
RST
Cs
18
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
F2MC-8FX CPU
PF2*1/RST*2
PF1/X1*2
PF0/X0*2
PG2/X1A*2
PG1/X0A*2
(P04)
(P05)
P12/DBG*1
セキュリティ付き
デュアルオペレーション
フラッシュ(60 K バイト )
LVD 付きリセット
CR
発振器
発振器
回路
RAM (496/1008/2032 バイト )
クロック制御
8/16 ビット
複合タイマ
ch.0
オンチップデバッグ
ワイルドレジスタ
P00/INT00 ~ P07/INT07
8/10 ビット
A/D コンバータ
(P00/AN00 ~ P07/AN07)
P40/AN08 ~ P43/AN11
外部割込み
割込みコントローラ
P45/SCK
P46/SOT
P47/SIN
LIN-UART
P75/UCK0
P76/UO0
P77/UI0
UART/SIO
P72/SCL*1
P73/SDA*1
I2C
内部バス
8/16 ビット
複合タイマ
ch.1
C
P70/TO00
P71/TO01
P74/EC0
MPG
16 ビット
リロードタイマ
(P61/TI1)
P44/TO1
波形シーケンサ
P62/OPT0 ~ P67/OPT5*3
P17/SNI0, PG1/SNI1, PG2/SNI2
P60/DTTI
P61/TI1
16 ビット PPG タイマ
(P62/PPG00*3), P13/PPG00
(P63/PPG01*3), P14/PPG01
8/16 ビット PPG
ch.0
(P66/PPG20*3), P15/PPG20
(P67/PPG21*3), P16/PPG21
8/16 ビット PPG
ch.2
ポート
(P62/TO10)
(P63/TO11)
(P64/EC1)
8/16 ビット PPG
ch.1
(P67/TRG1)
(P66/PPG1)
P10/PPG10, (P64/PPG10*3)
P11/PPG11, (P65/PPG11*3)
ポート
Vcc
Vss
*1: PF2, P12, P72, P73 は N-ch オープンドレイン端子です。
*2: ソフトウェアオプション
*3: P62 ~ P67 は大電流端子です。
(注意事項)( ) 内の端子は , ほかの周辺機能との兼用端子を意味しています。
DS07–12632–2
19
MB95390H シリーズ
■ CPU コア
• メモリ空間
MB95390H シリーズのメモリ空間は 64 K バイト で , I/O 領域 , データ領域とプログラム領域によって構成されます。
メモリ空間の中には汎用レジスタ , ベクタテーブルなど特定の用途に使用される領域があります。MB95390H シリーズの
メモリマップを以下に示します。
• メモリマップ
MB95F394H/F394K
0080H
0090H
0100H
0200H
0280H
MB95F396H/F396K
0000H
0000H
I/O
アクセス禁止
RAM 496 バイト
レジスタ
0080H
0090H
0100H
0200H
MB95F398H/F398K
0000H
I/O
アクセス禁止
RAM 1008 バイト
レジスタ
0080H
0090H
0100H
0200H
I/O
アクセス禁止
RAM 2032 バイト
レジスタ
0480H
アクセス禁止
アクセス禁止
0880H
0F80H
0F80H
0F80H
拡張 I/O
1000H
2000H フラッシュメモリ 4 K バイト
拡張 I/O
1000H
2000H フラッシュメモリ 4 K バイト
1000H
アクセス禁止
拡張 I/O
空き領域
空き領域
7FFFH
BFFFH
フラッシュメモリ
60 K バイト
フラッシュメモリ
32 K バイト
フラッシュメモリ
16 K バイト
FFFFH
20
FFFFH
FFFFH
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ I/O マップ
アドレス レジスタ略称
レジスタ名称
R/W
初期値
0000H
PDR0
ポート 0 データレジスタ
R/W
00000000B
0001H
DDR0
ポート 0 方向レジスタ
R/W
00000000B
0002H
PDR1
ポート 1 データレジスタ
R/W
00000000B
0003H
DDR1
ポート 1 方向レジスタ
R/W
00000000B
0004H
⎯
⎯
⎯
0005H
WATR
R/W
11111111B
0006H
⎯
⎯
⎯
0007H
SYCC
システムクロック制御レジスタ
R/W
0000X011B
0008H
STBC
スタンバイ制御レジスタ
R/W
00000XXXB
0009H
RSRR
リセット要因レジスタ
R/W
XXXXXXXXB
000AH
TBTC
タイムベースタイマ制御レジスタ
R/W
00000000B
000BH
WPCR
時計プリスケーラ制御レジスタ
R/W
00000000B
000CH
WDTC
ウォッチドッグタイマ制御レジスタ
R/W
00XX0000B
000DH
SYCC2
システムクロック制御レジスタ 2
R/W
XX100011B
⎯
⎯
( 使用禁止 )
発振安定待ち時間設定レジスタ
( 使用禁止 )
000EH
~
0011H
⎯
0012H
PDR4
ポート 4 データレジスタ
R/W
00000000B
0013H
PDR4
ポート 4 方向レジスタ
R/W
00000000B
0014H,
0015H
⎯
⎯
⎯
0016H
PDR6
ポート 6 データレジスタ
R/W
00000000B
0017H
DDR6
ポート 6 方向レジスタ
R/W
00000000B
0018H
DDR7
ポート 7 データレジスタ
R/W
00000000B
0019H
DDR7
ポート 7 方向レジスタ
R/W
00000000B
⎯
⎯
( 使用禁止 )
( 使用禁止 )
001AH
~
0027H
⎯
0028H
PDRF
ポート F データレジスタ
R/W
00000000B
0029H
DDRF
ポート F 方向レジスタ
R/W
00000000B
002AH
PDRG
ポート G データレジスタ
R/W
00000000B
002BH
DDRG
ポート G 方向レジスタ
R/W
00000000B
002CH
PUL0
ポート 0 プルアップレジスタ
R/W
00000000B
002DH
PUL1
ポート 1 プルアップレジスタ
R/W
00000000B
002EH,
002FH
⎯
⎯
⎯
0030H
PUL4
ポート 4 プルアップレジスタ
R/W
00000000B
0031H
PUL6
ポート 6 プルアップレジスタ
R/W
00000000B
0032H
PUL7
ポート 7 プルアップレジスタ
R/W
00000000B
0033H,
0034H
⎯
⎯
⎯
0035H
PULG
R/W
00000000B
( 使用禁止 )
( 使用禁止 )
( 使用禁止 )
ポート G プルアップレジスタ
(続く)
DS07–12632–2
21
MB95390H シリーズ
アドレス レジスタ略称
レジスタ名称
R/W
初期値
0036H
T01CR1
8/16 ビット複合タイマ 01 ステータス制御レジスタ 1
R/W
00000000B
0037H
T00CR1
8/16 ビット複合タイマ 00 ステータス制御レジスタ 1
R/W
00000000B
0038H
T11CR1
8/16 ビット複合タイマ 11 ステータス制御レジスタ 1
R/W
00000000B
0039H
T10CR1
8/16 ビット複合タイマ 10 ステータス制御レジスタ 1
R/W
00000000B
003AH
PC01
8/16 ビット PPG タイマ 01 制御レジスタ
R/W
00000000B
003BH
PC00
8/16 ビット PPG タイマ 00 制御レジスタ
R/W
00000000B
003CH
PC11
8/16 ビット PPG タイマ 11 制御レジスタ
R/W
00000000B
003DH
PC10
8/16 ビット PPG タイマ 10 制御レジスタ
R/W
00000000B
003EH
PC21
8/16 ビット PPG タイマ 21 制御レジスタ
R/W
00000000B
003FH
PC20
8/16 ビット PPG タイマ 20 制御レジスタ
R/W
00000000B
0040H
TMCSRH1
16 ビットリロードタイマ制御ステータスレジスタ上位
R/W
00000000B
0041H
TMCSRL1
16 ビットリロードタイマ制御ステータスレジスタ下位
R/W
00000000B
0042H,
0043H
⎯
⎯
⎯
0044H
PCNTH1
16 ビット PPG ステータス制御レジスタ上位
R/W
00000000B
0045H
PCNTL1
16 ビット PPG ステータス制御レジスタ下位
R/W
00000000B
0046H,
0047H
⎯
⎯
⎯
0048H
EIC00
外部割込み回路制御レジスタ ch. 0/ch. 1
R/W
00000000B
0049H
EIC10
外部割込み回路制御レジスタ ch. 2/ch. 3
R/W
00000000B
004AH
EIC20
外部割込み回路制御レジスタ ch. 4/ch. 5
R/W
00000000B
004BH
EIC30
外部割込み回路制御レジスタ ch. 6/ch. 7
R/W
00000000B
⎯
⎯
( 使用禁止 )
( 使用禁止 )
004CH
~
004FH
⎯
0050H
SCR
LIN-UART シリアル制御レジスタ
R/W
00000000B
0051H
SMR
LIN-UART シリアルモードレジスタ
R/W
00000000B
0052H
SSR
LIN-UART シリアルステータスレジスタ
R/W
00001000B
0053H
RDR/TDR
LIN-UART 受信 / 送信データレジスタ
R/W
00000000B
0054H
ESCR
LIN-UART 拡張ステータス制御レジスタ
R/W
00000100B
0055H
ECCR
LIN-UART 拡張通信制御レジスタ
R/W
000000XXB
0056H
SMC10
UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 1
R/W
00000000B
0057H
SMC20
UART/SIO シリアルモード制御レジスタ 2
R/W
00100000B
0058H
SSR0
UART/SIO シリアルステータスデータレジスタ
R/W
00000001B
0059H
TDR0
UART/SIO シリアル出力データレジスタ
R/W
00000000B
005AH
RDR0
UART/SIO シリアル入力データレジスタ
R
00000000B
⎯
⎯
( 使用禁止 )
005BH
22
~
005FH
⎯
0060H
IBCR00
I2C バス制御レジスタ 0
R/W
00000000B
0061H
IBCR10
I2C バス制御レジスタ 1
R/W
00000000B
0062H
IBCR0
I2C バスステータスレジスタ
R/W
00000000B
(続く)
( 使用禁止 )
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
アドレス レジスタ略称
レジスタ名称
R/W
初期値
0063H
IDDR0
I2C データレジスタ
R/W
00000000B
0064H
IAAR0
I2C アドレスレジスタ
R/W
00000000B
0065H
ICCR0
I2C クロック制御レジスタ
R/W
00000000B
0066H
OPCUR
出力制御レジスタ ( 上位 )
R/W
00000000B
0067H
OPCLR
出力制御レジスタ ( 下位 )
R/W
00000000B
0068H
IPCUR
入力制御レジスタ ( 上位 )
R/W
00000000B
0069H
IPCLR
入力制御レジスタ ( 下位 )
R/W
00000000B
006AH
NCCR
ノイズキャンセル制御レジスタ
R/W
00000000B
006BH
TCSR
タイマ制御ステータスレジスタ
R/W
00000000B
006CH
ADC1
8/10 ビット A/D コンバータ制御レジスタ 1
R/W
00000000B
006DH
ADC2
8/10 ビット A/D コンバータ制御レジスタ 2
R/W
00000000B
006EH
ADDH
8/10 ビット A/D コンバータデータレジスタ ( 上位 )
R/W
00000000B
006FH
ADDL
8/10 ビット A/D コンバータデータレジスタ ( 下位 )
R/W
00000000B
0070H
⎯
⎯
⎯
0071H
FSR2
フラッシュメモリステータスレジスタ 2
R/W
00000000B
0072H
FSR
フラッシュメモリステータスレジスタ
R/W
000X0000B
0073H
SWRE0
フラッシュメモリセクタ書込み制御レジスタ 0
R/W
00000000B
0074H
FSR3
R
00000000B
0075H
⎯
⎯
⎯
0076H
WREN
ワイルドレジスタアドレス比較許可レジスタ
R/W
00000000B
0077H
WROR
ワイルドレジスタデータテスト設定レジスタ
R/W
00000000B
0078H
⎯
⎯
⎯
0079H
ILR0
割込みレベル設定レジスタ 0
R/W
11111111B
007AH
ILR1
割込みレベル設定レジスタ 1
R/W
11111111B
007BH
ILR2
割込みレベル設定レジスタ 2
R/W
11111111B
007CH
ILR3
割込みレベル設定レジスタ 3
R/W
11111111B
007DH
ILR4
割込みレベル設定レジスタ 4
R/W
11111111B
007EH
ILR5
割込みレベル設定レジスタ 5
R/W
11111111B
007FH
⎯
⎯
⎯
0F80H
WRARH0
ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 0
R/W
00000000B
0F81H
WRARL0
ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 0
R/W
00000000B
0F82H
WRDR0
ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 0
R/W
00000000B
0F83H
WRARH1
ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 1
R/W
00000000B
0F84H
WRARL1
ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 1
R/W
00000000B
0F85H
WRDR1
ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 1
R/W
00000000B
0F86H
WRARH2
ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 上位 ) ch. 2
R/W
00000000B
0F87H
WRARL2
ワイルドレジスタアドレス設定レジスタ ( 下位 ) ch. 2
R/W
00000000B
0F88H
WRDR2
ワイルドレジスタデータ設定レジスタ ch. 2
R/W
00000000B
(続く)
DS07–12632–2
( 使用禁止 )
フラッシュメモリステータスレジスタ 3
( 使用禁止 )
レジスタバンクポインタ (RP) とダイレクトバンクポインタ
(DP) のミラー
( 使用禁止 )
23
MB95390H シリーズ
アドレス レジスタ略称
レジスタ名称
R/W
初期値
( 使用禁止 )
⎯
⎯
0F89H
~
0F91H
⎯
0F92H
T01CR0
8/16 ビット複合タイマ 01 ステータス制御レジスタ 0
R/W
00000000B
0F93H
T00CR0
8/16 ビット複合タイマ 00 ステータス制御レジスタ 0
R/W
00000000B
0F94H
T01DR
8/16 ビット複合タイマ 01 データレジスタ
R/W
00000000B
0F95H
T00DR
8/16 ビット複合タイマ 00 データレジスタ
R/W
00000000B
0F96H
TMCR0
8/16 ビット複合タイマ 00/01 タイマモード制御レジスタ
R/W
00000000B
0F97H
T11CR0
8/16 ビット複合タイマ 11 ステータス制御レジスタ 0
R/W
00000000B
0F98H
T10CR0
8/16 ビット複合タイマ 10 ステータス制御レジスタ 0
R/W
00000000B
0F99H
T11DR
8/16 ビット複合タイマ 11 データレジスタ
R/W
00000000B
0F9AH
T10DR
8/16 ビット複合タイマ 10 データレジスタ
R/W
00000000B
0F9BH
TMCR1
8/16 ビット複合タイマ 10/11 タイマモード制御レジスタ
R/W
00000000B
0F9CH
PPS01
8/16 ビット PPG01 サイクル設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0F9DH
PPS00
8/16 ビット PPG00 サイクル設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0F9EH
PDS01
8/16 ビット PPG01 デューティ設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0F9FH
PDS00
8/16 ビット PPG00 デューティ設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0FA0H
PPS11
8/16 ビット PPG11 サイクル設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0FA1H
PPS10
8/16 ビット PPG10 サイクル設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0FA2H
PDS11
8/16 ビット PPG11 デューティ設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0FA3H
PDS10
8/16 ビット PPG10 デューティ設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0FA4H
PPGS
8/16 ビット PPG スタートアップレジスタ
R/W
00000000B
0FA5H
REVC
8/16 ビット PPG 出力反転レジスタ
R/W
00000000B
0FA6H
PPS21
8/16 ビット PPG21 サイクル設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0FA7H
PPS20
8/16 ビット PPG20 サイクル設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
R/W
00000000B
R/W
00000000B
0FA8H
0FA9H
TMRH1
TMRLRH1
TMRL1
TMRLRL1
16 ビットリロードタイマタイマレジスタ ( 上位 )
16 ビットリロードタイマリロードレジスタ ( 上位 )
16 ビットリロードタイマタイマレジスタ ( 下位 )
16 ビットリロードタイマリロードレジスタ ( 下位 )
0FAAH
PDS21
8/16 ビット PPG21 デューティ設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
0FABH
PDS20
8/16 ビット PPG20 デューティ設定バッファレジスタ
R/W
11111111B
⎯
⎯
0FACH
24
~
0FAFH
⎯
0FB0H
PDCRH1
16 ビット PPG ダウンカウンタレジスタ ( 上位 )
R
00000000B
0FB1H
PDCRL1
16 ビット PPG ダウンカウンタレジスタ ( 下位 )
R
00000000B
0FB2H
PCSRH1
16 ビット PPG サイクル設定バッファレジスタ ( 上位 )
R/W
11111111B
0FB3H
PCSRL1
16 ビット PPG サイクル設定バッファレジスタ ( 下位 )
R/W
11111111B
0FB4H
PDUTH1
16 ビット PPG デューティ設定バッファレジスタ ( 上位 )
R/W
11111111B
0FB5H
PDUTL1
16 ビット PPG デューティ設定バッファレジスタ ( 下位 )
R/W
11111111B
(続く)
( 使用禁止 )
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
アドレス レジスタ略称
レジスタ名称
R/W
初期値
( 使用禁止 )
⎯
⎯
0FB6H
~
0FBBH
⎯
0FBCH
BGR1
LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 1
R/W
00000000B
0FBDH
BGR0
LIN-UART ボーレートジェネレータレジスタ 0
R/W
00000000B
0FBEH
PSSR0
UART/SIO プリスケーラ選択レジスタ
R/W
00000000B
0FBFH
BRSR0
UART/SIO ボーレート設定レジスタ
R/W
00000000B
0FC0H,
0FC1H
⎯
⎯
⎯
0FC2H
AIDRH
A/D 入力禁止レジスタ ( 上位 )
R/W
00000000B
0FC3H
AIDRL
A/D 入力禁止レジスタ ( 下位 )
R/W
00000000B
0FC4H
OPDBRH0
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 0
R/W
00000000B
0FC5H
OPDBRL0
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 0
R/W
00000000B
0FC6H
OPDBRH1
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 1
R/W
00000000B
0FC7H
OPDBRL1
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 1
R/W
00000000B
0FC8H
OPDBRH2
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 2
R/W
00000000B
0FC9H
OPDBRL2
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 2
R/W
00000000B
0FCAH
OPDBRH3
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 3
R/W
00000000B
0FCBH
OPDBRL3
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 3
R/W
00000000B
0FCCH
OPDBRH4
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 4
R/W
00000000B
0FCDH
OPDBRL4
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 4
R/W
00000000B
0FCEH
OPDBRH5
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 5
R/W
00000000B
0FCFH
OPDBRL5
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 5
R/W
00000000B
0FD0H
OPDBRH6
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 6
R/W
00000000B
0FD1H
OPDBRL6
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 6
R/W
00000000B
0FD2H
OPDBRH7
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 7
R/W
00000000B
0FD3H
OPDBRL7
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 7
R/W
00000000B
0FD4H
OPDBRH8
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 8
R/W
00000000B
0FD5H
OPDBRL8
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 8
R/W
00000000B
0FD6H
OPDBRH9
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. 9
R/W
00000000B
0FD7H
OPDBRL9
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. 9
R/W
00000000B
0FD8H
OPDBRHA
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. A
R/W
00000000B
0FD9H
OPDBRLA
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. A
R/W
00000000B
0FDAH
OPDBRHB
出力データバッファレジスタ ( 上位 ) ch. B
R/W
00000000B
0FDBH
OPDBRLB
出力データバッファレジスタ ( 下位 ) ch. B
R/W
00000000B
0FDCH
OPDUR
出力データレジスタ ( 上位 )
R
0000XXXXB
0FDDH
OPDLR
出力データレジスタ ( 下位 )
R
XXXXXXXXB
0FDEH
CPCUR
比較クリアレジスタ ( 上位 )
R/W
XXXXXXXXB
0FDFH
CPCLR
比較クリアレジスタ ( 下位 )
R/W
XXXXXXXXB
0FE0H,
0FE1H
⎯
⎯
⎯
( 使用禁止 )
( 使用禁止 )
(続く)
DS07–12632–2
25
MB95390H シリーズ
(続き)
アドレス レジスタ略称
レジスタ名称
R/W
初期値
0FE2H
TMBUR
タイマバッファレジスタ ( 上位 )
R
XXXXXXXXB
0FE3H
TMBLR
タイマバッファレジスタ ( 下位 )
R
XXXXXXXXB
0FE4H
CRTH
メイン CR クロックトリミングレジスタ ( 上位 )
R/W
0XXXXXXXB
0FE5H
CRTL
メイン CR クロックトリミングレジスタ ( 下位 )
R/W
00XXXXXXB
0FE6H,
0FE7H
⎯
⎯
⎯
0FE8H
SYSC
システム構成レジスタ
R/W
11000011B
0FE9H
CMCR
クロック監視制御レジスタ
R/W
00000000B
0FEAH
CMDR
クロック監視データレジスタ
R
00000000B
0FEBH
WDTH
ウォッチドッグタイマ選択 ID レジスタ ( 上位 )
R
XXXXXXXXB
0FECH
WDTL
ウォッチドッグタイマ選択 ID レジスタ ( 下位 )
R
XXXXXXXXB
0FEDH
⎯
⎯
⎯
0FEEH
ILSR
入力レベル選択レジスタ
R/W
00000000B
0FEFH
WICR
割込み端子制御レジスタ
R/W
01000000B
⎯
⎯
( 使用禁止 )
( 使用禁止 )
0FF0H
~
0FFFH
⎯
( 使用禁止 )
・R/W についての説明
R/W :リード / ライト可能
R
:リードオンリ
W
:ライトオンリ
・初期値についての説明
0
:この ビットの初期値は “0” です。
1
:この ビットの初期値は “1” です。
X
:この ビットの初期値は不定です。
(注意事項)“( 使用禁止 ) ” のアドレスへの書込みは行わないでください。“( 使用禁止 ) ” のアドレスを読み出した場合は
不定が読み出されます。
26
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ 割込み要因のテーブル
割込み要因
割込み
要求番号
ベクタテーブルの
アドレス
上位
下位
割込みレベル
設定レジスタの
ビット名
外部割込み ch. 0, ch. 4
IRQ00
FFFAH
FFFBH
L00 [1:0]
外部割込み ch. 1, ch. 5
IRQ01
FFF8H
FFF9H
L01 [1:0]
外部割込み ch. 2, ch. 6
IRQ02
FFF6H
FFF7H
L02 [1:0]
外部割込み ch. 3, ch. 7
IRQ03
FFF4H
FFF5H
L03 [1:0]
UART/SIO ch. 0, MPG (DTTI)
IRQ04
FFF2H
FFF3H
L04 [1:0]
8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 ( 下位 )
IRQ05
FFF0H
FFF1H
L05 [1:0]
8/16 ビット 複合タイマ ch. 0 ( 上位 )
IRQ06
FFEEH
FFEFH
L06 [1:0]
LIN-UART ( 受信 )
IRQ07
FFECH
FFEDH
L07 [1:0]
LIN-UART ( 送信 )
IRQ08
FFEAH
FFEBH
L08 [1:0]
8/16 ビット PPG ch. 1 ( 下位 )
IRQ09
FFE8H
FFE9H
L09 [1:0]
8/16 ビット PPG ch. 1 ( 上位 )
IRQ10
FFE6H
FFE7H
L10 [1:0]
8/16 ビット PPG ch. 2 ( 上位 )
IRQ11
FFE4H
FFE5H
L11 [1:0]
8/16 ビット PPG ch. 0 ( 上位 )
IRQ12
FFE2H
FFE3H
L12 [1:0]
8/16 ビット PPG ch. 0 ( 下位 )
IRQ13
FFE0H
FFE1H
L13 [1:0]
8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 ( 上位 )
IRQ14
FFDEH
FFDFH
L14 [1:0]
8/16 ビット PPG ch. 2 ( 下位 )
IRQ15
FFDCH
FFDDH
L15 [1:0]
16 ビットリロードタイマ ch. 1,
MPG ( 書込みタイミング / 比較クリア ),
I2C
IRQ16
FFDAH
FFDBH
L16 [1:0]
16 ビット PPG ch. 1,
MPG ( 位置検出 / コンペア割込み )
IRQ17
FFD8H
FFD9H
L17 [1:0]
8/10 ビット A/D コンバータ
IRQ18
FFD6H
FFD7H
L18 [1:0]
タイムベースタイマ
IRQ19
FFD4H
FFD5H
L19 [1:0]
時計プリスケーラ
IRQ20
FFD2H
FFD3H
L20 [1:0]
IRQ21
FFD0H
FFD1H
L21 [1:0]
8/16 ビット 複合タイマ ch. 1 ( 下位 )
IRQ22
FFCEH
FFCFH
L22 [1:0]
フラッシュメモリ
IRQ23
FFCCH
FFCDH
L23 [1:0]
⎯
DS07–12632–2
同一レベル
割込み要因の
優先順位
( 同時発生時 )
高い
低い
27
MB95390H シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
項目
記号
定格値
最小
最大
単位
備考
電源電圧 *1
VCC
VSS - 0.3
VSS + 6
V
入力電圧 *
VI
VSS - 0.3
VSS + 6
V
*2
出力電圧 *
VO
VSS - 0.3
VSS + 6
V
*2
ICLAMP
-2
+2
mA
該当端子 *3
Σ|ICLAMP|
—
20
mA
該当端子 *3
IOL1
—
15
IOL2
—
15
1
1
最大クランプ電流
最大総クランプ電流
“L” レベル最大出力電流
IOLAV1
—
mA
4
“L” レベル平均電流
mA
P62 ~ P67 以外
P62 ~ P67
P62 ~ P67 以外
平均出力電流=
動作電流×動作率
( 端子 1 本 )
P62 ~ P67
平均出力電流=
動作電流×動作率
( 端子 1 本 )
IOLAV2
—
12
“L” レベル最大総出力電流
ΣIOL
—
100
mA
“L” レベル平均総出力電流
ΣIOLAV
—
50
mA
IOH1
—
- 15
IOH2
—
- 15
P12, P62 ~ P67, P72, P73,
PF2
-4
P12, P62 ~ P67, P72, P73,
PF2 以外
平均出力電流=
動作電流×動作率
( 端子 1 本 )
“H” レベル最大出力電流
mA
IOHAV1
—
“H” レベル平均電流
mA
IOHAV2
—
-8
“H” レベル最大総出力電流
ΣIOH
—
- 100
mA
“H” レベル平均総出力電流
ΣIOHAV
—
- 50
mA
消費電力
Pd
—
320
mW
動作温度
TA
- 40
+ 85
°C
保存温度
Tstg
- 55
+ 150
°C
平均総出力電流=
動作電流×動作率
( 端子の総数 )
P12, P62 ~ P67, P72, P73,
PF2 以外
P12, P62 ~ P67, P72, P73,
PF2
平均出力電流=
動作電流×動作率
( 端子 1 本 )
平均総出力電流=
動作電流×動作率
( 端子の総数 )
(続く)
28
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(続き)
*1: VSS = 0.0 V を基準にしています。
*2: VI, VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。VI は定格電圧を超えてはいけません。ただし , 外部の部品を使用し
て入力への電流または入力からの電流の最大値を制限する場合は , VI 定格に代わって ICLAMP 定格が適用されます。
*3: 該当端子:P00 ~ P07, P10, P11, P13 ~ P17, P40 ~ P47, P60 ~ P67, P70, P71, P74 ~ P77, PF0, PF1, PG1, PG2
・ 推奨動作条件下で使用してください。
・ 直流電圧 ( 電流 ) で使用してください。
・ HV (High Voltage) 信号は,VCC 電圧を超える入力信号です。HV (High Voltage) 信号とマイクロコントローラの間に
は , 必ず制限抵抗を接続し HV (High Voltage) 信号を印加してください。
・ HV (High Voltage) 入力時にマイクロコントローラ端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になる
ように制限抵抗の値を設定してください。
・ 低消費電力モードなど, マイクロコントローラの駆動電流が少ない動作状態では , HV (High Voltage) 入力電位が保
護ダイオードを通して VCC 端子の電位を上昇させ , ほかの機器へ影響を及ぼします。
・ マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に HV (High Voltage) 入力がある場合は , 端子か
ら電源が供給されているため , 不完全な動作を行う可能性があります。
・ 電源投入時に HV (High Voltage) 入力がある場合は , 端子から電源が供給されているため , パワーオンリセットが
動作しない電源電圧になる可能性があります。
・ HV (High Voltage) 入力端子は , 開放状態にならないようにしてください。
・ 推奨回路例
・入出力等価回路
保護ダイオード
VCC
制限
抵抗
P-ch
HV (High Voltage) 入力 (0 V ~ 16 V)
N-ch
R
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
DS07–12632–2
29
MB95390H シリーズ
2. 推奨動作条件
(VSS = 0.0 V)
項目
電源電圧
規格値
記号
最小
最大
2.4*1*2
5.5*1
2.3
5.5
2.9
5.5
2.3
5.5
0.022
1
- 40
+ 85
+5
+ 35
VCC
平滑コンデンサ
CS
動作温度
TA
単位
備考
通常動作の場合
V
ストップモードでの状態保持
通常動作の場合
ストップモードでの状態保持
µF
°C
オンチップデバッグモード
以外
オンチップデバッグモード
*3
オンチップデバッグモード以外
オンチップデバッグモード
*1: 動作周波数 , マシンクロックおよびアナログ保証範囲により異なります。
*2: 低電圧検出リセット使用時は , 2.88 V となります。
*3: セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。VCC 端子のバイパスコンデン
サは CS より大きい容量値のコンデンサを使用してください。平滑コンデンサ CS への接続は下図を参照してくださ
い。ノイズによってデバイスが意図せずに不明なモードに入るのを防止するため,プリント基板のレイアウトを設
計するときは , C 端子から CS への距離および CS から VSS 端子への距離を最小限にしてください。
・DBG / RST / C 端子配列図
*
DBG
C
RST
Cs
*:DBG 端子は , デバッグモード時に通信端子となりますので , P12/DBG の入出力規格に合わせたプルアップ
抵抗値を設定してください。
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
30
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
3. 直流規格
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
“H” レベル
入力電圧
“L” レベル
入力電圧
オープン
ドレイン出力
印加電圧
“H” レベル
出力電圧
“L” レベル
出力電圧
入力リーク
電流 (Hi-Z
出力リーク
電流 )
プルアップ
抵抗
入力容量
記号
端子名
条件
VIHI
P47, P72, P73, P77
規格値
単位
備考
VCC + 0.3
V
CMOS 入力レベル
( ヒステリシス入力 ) が
選択されている場合
—
VCC + 0.3
V
ヒステリシス入力
0.7 VCC
—
VCC + 0.3
V
ヒステリシス入力
*1
VSS − 0.3
—
0.3 VCC
V
CMOS 入力レベル
( ヒステリシス入力 ) が
選択されている場合
VILS
P00 ~ P07,
P10 ~ P17,
P40 ~ P47,
P60 ~ P67,
P70 ~ P77,
PF0, PF1,
PG1, PG2
*1
VSS − 0.3
—
0.2 VCC
V
ヒステリシス入力
VILM
PF2
—
VSS − 0.3
—
0.3 VCC
V
ヒステリシス入力
P12, P72, P73, PF2
—
VSS − 0.3
—
VSS + 5.5
V
最小
標準 *3
最大
*1
0.7 VCC
—
VIHS
P00 ~ P07,
P10 ~ P17,
P40 ~ P47,
P60 ~ P67,
P70 ~ P77,
PF0, PF1,
PG1, PG2
*1
0.8 VCC
VIHM
PF2
—
VIL
P47, P72, P73, P77
VD
VOH1
P12, P62 ~ P67,
P72, P73, PF2 以 IOH = -4 mA
外の出力端子
VCC − 0.5
—
—
V
VOH2
P62 ~ P67
IOH = -8 mA
VCC − 0.5
—
—
V
VOL1
P62 ~ P67 以外
の出力端子
IOL = 4 mA
—
—
0.4
V
VOL2
P62 ~ P67
IOL = 12 mA
—
—
0.4
V
-5
—
+5
µA
プルアップ抵抗が
禁止されている場合
プルアップ抵抗が
許可されている場合
ILI
RPULL
CIN
すべての入力端 0.0 V < VI <
VCC
子
P00 ~ P07,
P10, P11,
P13 ~ P17,
P40 ~ P47,
P60, P61,
P70, P71,
P74 ~ P76,
PG1, PG2
VI = 0 V
25
50
100
kΩ
VCC, VSS 以外
f = 1 MHz
—
5
15
pF
(続く)
DS07–12632–2
31
MB95390H シリーズ
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
記号
端子名
条件
VCC = 5.5 V
FCH = 32 MHz
FMP = 16 MHz
メインクロックモード
(2 分周 )
規格値
最小 標準 *3 最大
単位
備考
mA フラッシュメモリ書
込み , 消去以外の場合
—
14.8
17
—
33.5
39.5
—
16.6
21
mA A/D 変換時
—
7
9
mA
ICCL
VCC = 5.5 V
FCL = 32 kHz
VCC
FMPL = 16 kHz
( 外部クロック
サブクロックモード
動作 )
(2 分周 )
TA = +25 °C
—
60
153
µA
ICCLS
VCC = 5.5 V
FCL = 32 kHz
FMPL = 16 kHz
サブスリープモード
(2 分周 )
TA = +25 °C
—
9.4
84
µA
ICCT
VCC = 5.5 V
FCL = 32 kHz
時計モード
メインストップモード
TA = +25 °C
—
4.3
30
µA
VCC = 5.5 V
FCRH = 12.5 MHz
FMP = 12.5 MHz
メイン CR クロック
モード
—
11.8
13.2
mA
VCC = 5.5 V
サブ CR クロックモード
(2 分周 )
TA = +25 °C
—
113
410
µA
—
0.9
3
mA
—
3.4
22.5
µA
ICC
VCC = 5.5 V
FCH = 32 MHz
FMP = 16 MHz
メインスリープモード
(2 分周 )
ICCS
電源電流 *2
ICCMCR
VCC
ICCSCR
ICCTS
ICCH
VCC = 5.5 V
FCH = 32 MHz
タイムベースタイマ
VCC
モード
( 外部クロック TA = +25 °C
動作 )
VCC = 5.5 V
サブストップモード
TA = +25 °C
mA フラッシュメモリ書
込み , 消去の場合
(続く)
32
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(続き)
項目
記号
端子名
ILVD
電源電流 *2
ICRH
VCC
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
規格値
条件
単位
備考
最小 標準 *3 最大
低電圧検出回路のみの
場合の消費電流
—
31
54
µA
メイン CR 発振器の場
合の消費電流
—
0.5
0.6
mA
サブ CR 発振器を 100
—
20
72
µA
kHz で発振させる場合
の消費電流
*1: P47, P72, P73, P77 の入力レベルは「CMOS 入力レベル」と「ヒステリシス入力レベル」の間で切換え可能です。
2 つの入力レベルの切換えには入力レベル選択レジスタ (ILSR) を使用します。
*2: ・ 電源電流は外部クロックで規定されています。低電圧検出オプションを選択された場合は,低電圧検出回路の消
費電流 (ILVD) の値を ICC ~ ICCH のどれか 1 つの値に足した合計が電源電流となります。また , 低電圧検出オプショ
ンと CR 発振器の両方を選択された場合は , 低電圧検出回路の消費電流 , CR 発振器の消費電流 (ICRH, ICRL) および
規格値を足した合計が電源電流となります。オンチップデバッグモードでは , CR 発振器 (ICRH) と低電圧検出回路
も常に動作するため , それに応じて消費電流が増大します。
・ FCH と FCL は ,「4. 交流規格 (1) クロックタイミング」を参照してください。
・ FMP と FMPL は ,「4. 交流規格 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
*3: VCC = 5.0 V, TA = 25 °C
ICRL
DS07–12632–2
33
MB95390H シリーズ
4. 交流規格
(1) クロックタイミング
(VCC = 2.4 V ~ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
記号
端子名
X0, X1
FCH
X0
—
FCL
X0A, X1A
FCRL
入力クロック
パルス幅
入力クロックの
立上り時間と
立下り時間
CR 発振開始
時間
*1
—
FCRH
—
クロック
サイクルタイム
—
X1:開放
X0, X1
クロック周波数
条件
tHCYL
—
—
規格値
単位
標準
最大
1
—
16.25
MHz メイン発振回路使用の場合
1
—
12
1
—
32.5
MHz メイン外部クロック使用の
MHz 場合
12.25
12.5
12.75
MHz
9.80
10
10.20
7.84
8
8.16
MHz メイン CR クロック使用の
MHz 場合 *2
0.98
1
1.02
MHz
12.18
12.5
12.82
MHz
9.75
10
10.25
7.80
8
8.20
MHz メイン CR クロック使用の
MHz 場合 *3
0.97
1
1.03
MHz
—
32.768
—
kHz サブ発振回路使用の場合
—
32.768
—
kHz サブ外部クロック使用の場合
kHz サブ CR クロック使用の場合
—
—
50
100
200
X0, X1
—
61.5
—
1000
ns
83.4
—
1000
ns
X0
X1:開放
X0, X1
*1
30.8
—
1000
ns
tLCYL
X0A, X1A
—
—
30.5
—
µs
tWH1
tWL1
X0
33.4
—
—
ns
tWH2
tWL2
tCR
tCF
X1:開放
X0, X1
*1
12.4
—
—
ns
X0A
—
—
15.2
—
µs
—
—
5
ns
X0
X1:開放
備考
最小
メイン発振回路使用の場合
外部クロック使用の場合
サブクロック使用の場合
外部クロック使用の場合 ,
デューティ比は 40% ~ 60%
の範囲としてください。
外部クロック使用の場合
X0, X1
*1
—
—
5
ns
tCRHWK
—
—
—
—
80
µs
メイン CR クロック使用の
場合
tCRLWK
—
—
—
—
10
µs
サブ CR クロック使用の場合
*1:X0 へ外部クロックを入力 , X1 にその反転信号を入力した場合
*2:LQFP パッケージ (FPT-48P-M49 または FPT-52P-M02) に搭載される製品にのみ適用します。
*3:QFN パッケージ (LCC-48P-M11) に搭載される製品にのみ適用します。
34
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
・外部クロック ( メインクロック ) 使用時の発生入力波形
tHCYL
tWH1
tWL1
tCR
tCF
X0, X1
0.8 VCC 0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
・メインクロック入力ポート外部接続図
水晶振動子使用時または
セラミック振動子使用時
X0
外部クロック使用時
(X1 開放 )
X0
X1
外部クロック使用時
X1
X0
X1
開放
FCH
FCH
FCH
・外部クロック ( サブクロック ) 使用時の発生入力波形
tLCYL
tWH2
tCR
tWL2
tCF
X0A
0.8 VCC 0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
・サブクロック入力ポート外部接続図
水晶振動子使用時または
セラミック振動子使用時
X0A
X1A
FCL
外部クロック使用時
X0A
X1A
開放
FCL
DS07–12632–2
35
MB95390H シリーズ
(2) ソースクロック / マシンクロック
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
ソースクロック
サイクルタイム *1
記号
tSCLK
端子名
⎯
FSP
ソースクロック
周波数
⎯
FSPL
マシンクロック
サイクルタイム *2
( 最小命令実行時間 )
tMCLK
⎯
FMPL
単位
備考
最小
標準
最大
61.5
⎯
2000
ns
メイン外部クロック使用の場合
最小:FCH = 32.5 MHz, 2 分周
最大:FCH = 1 MHz, 2 分周
80
⎯
1000
ns
メイン CR クロック使用の場合
最小:FCRH = 12.5 MHz
最大:FCRH = 1 MHz
⎯
61
⎯
µs
サブ発振クロック使用の場合
FCL = 32.768 kHz, 2 分周
⎯
20
⎯
µs
サブ CR クロック使用の場合
FCRL = 100 kHz, 2 分周
0.5
⎯
16.25
MHz メイン発振クロック使用の場合
1
⎯
12.5
MHz メイン CR クロック使用の場合
⎯
16.384
⎯
kHz
サブ発振クロック使用の場合
⎯
50
⎯
kHz
サブ CR クロック使用の場合
FCRL = 100 kHz, 2 分周
61.5
⎯
32000
ns
メイン発振クロック使用の場合
最小:FSP = 16.25 MHz, 分周なし
最大:FSP = 0.5 MHz, 16 分周
80
⎯
16000
ns
メイン CR クロック使用の場合
最小:FSP = 12.5 MHz
最大:FSP = 1 MHz, 16 分周
61
⎯
976.5
µs
サブ発振クロック使用の場合
最小:FSPL = 16.384 kHz, 分周なし
最大:FSPL = 16.384 kHz, 16 分周
20
⎯
320
µs
サブ CR クロック使用の場合
最小:FSPL = 50 kHz, 分周なし
最大:FSPL = 50 kHz, 16 分周
0.031
⎯
16.25
MHz メイン発振クロック使用の場合
0.0625
⎯
12.5
MHz メイン CR クロック使用の場合
1.024
⎯
16.384
kHz
サブ発振クロック使用の場合
3.125
⎯
50
kHz
サブ CR クロック使用の場合
FCRL = 100 kHz
⎯
FMP
マシンクロック
周波数
規格値
*1: マシンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) によって設定される分周比にしたがって分周される前のク
ロックです。本ソースクロックがマシンクロック分周比選択ビット (SYCC:DIV1, DIV0) によって設定される分周
比にしたがって分周され , マシンクロックとなります。なお , ソースクロックは , 以下から選択できます。
・メインクロックの 2 分周
・メイン CR クロック
・サブクロックの 2 分周
・サブ CR クロックの 2 分周
*2: マイクロコントローラの動作クロックです。マシンクロックは , 以下から選択できます。
・ソースクロック ( 分周なし )
・ソースクロックの 4 分周
・ソースクロックの 8 分周
・ソースクロックの 16 分周
36
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
・クロック生成部の概略図
FCH
( メイン発振 )
2 分周
FCRH
( メイン CR
クロック )
FCL
( サブ発振 )
FCRL
( サブ CR
クロック )
SCLK
( ソースクロック )
2 分周
分周
回路
×1
× 1/4
× 1/8
× 1/16
MCLK
( マシンクロック )
2 分周
マシンクロック分周比
選択ビット
(SYCC: DIV1, DIV0)
クロックモード
選択ビット
(SYCC2:RCS1, RCS0)
・ 動作電圧 - 動作周波数 (TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
MB95390H ( オンチップデバッグ機能なし )
5.5
5.0
動作電圧 (V)
A/D コンバータ動作範囲
4.0
3.5
3.0
2.4
16 kHz
3 MHz
10 MHz
16.25 MHz
ソースクロック周波数 (FSP/FSPL)
・ 動作電圧 - 動作周波数 (TA =- 40 °C ~ +85 °C)
MB95390H ( オンチップデバッグ機能あり )
5.5
5.0
動作電圧 (V)
A/D コンバータ動作範囲
4.0
3.5
2.9
3.0
16 kHz
3 MHz
12.5 MHz
16.25 MHz
ソースクロック周波数 (FSP)
DS07–12632–2
37
MB95390H シリーズ
(3) 外部リセット
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
規格値
記号
RST “L” レベル
パルス幅
tRSTL
単位
備考
最小
最大
2 tMCLK*1
⎯
ns
通常動作の場合
振動子の発振時間 *2 + 100
⎯
µs
ストップモード , サブクロック
モード , サブスリープモード ,
時計モード , 電源投入の場合
100
⎯
µs
タイムベースタイマモードの場合
*1: tMCLK については「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
*2: 振動子の発振時間は , 振幅の 90 % に達するまでの時間です。水晶振動子は数 ms ~ 数十 ms, セラミック振動子は
数百 µs ~数 ms, 外部クロックは 0ms, CR 発振器は数 µs ~数 ms となります。
・通常動作の場合
RST
tRSTL
0.2 VCC
0.2 VCC
・ストップモード , サブクロックモード , サブスリープモード , 時計モード , 電源投入の場合
RST
tRSTL
0.2 VCC
X0
0.2 VCC
振幅の
90%
内部動作
クロック
振動子の
発振時間
100 μs
発振安定待ち時間
命令実行
内部リセット
38
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(4) パワーオンリセット
(VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
電源立上り時間
電源断時間
記号
条件
tR
tOFF
規格値
単位
最小
最大
⎯
⎯
50
ms
⎯
1
⎯
ms
tR
備考
電源投入までの待ち時間
tOFF
2.5 V
VCC
0.2 V
0.2 V
0.2 V
(注意事項)電源電圧を急激に変化させると , パワーオンリセットが起動される場合があります。動作中に電源電圧を変
化させる場合は , 下図のように立上りの傾きを , 30 mV/ms 以下にしてください。
VCC
立上りの傾きを , 30 mV/ms
以下にしてください。
2.3 V
ストップモードでの状態保持
VSS
DS07–12632–2
39
MB95390H シリーズ
(5) 周辺入力タイミング
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
周辺入力 “H” パルス幅
周辺入力 “L” パルス幅
記号
tILIH
tIHIL
規格値
端子名
最小
INT00 ~ INT07, EC0, EC1, TI1, TRG1
最大
単位
2 tMCLK*
—
ns
*
—
ns
2 tMCLK
*:tMCLK については , 「(2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
tILIH
INT00 ~ INT07,
EC0, EC1, TI1,
TRG1
40
0.8 VCC
tIHIL
0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(6) LIN-UART タイミング
サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を禁止する場合 *2
(ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0)
(VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
記号
端子名
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK
SCK ↓→ SOT 遅延時間
tSLOVI
SCK, SOT
有効 SIN → SCK ↑
tIVSHI
SCK, SIN
SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間
tSHIXI
SCK, SIN
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
シリアルクロック “H” パルス幅
条件
規格値
単位
最小
最大
5 tMCLK*3
⎯
ns
- 95
+ 95
ns
tMCLK*3 + 190
⎯
ns
0
⎯
ns
SCK
3 tMCLK*3 - tR
⎯
ns
tSHSL
SCK
tMCLK*3 + 95
⎯
ns
SCK ↓ → SOT 遅延時間
tSLOVE
SCK, SOT
⎯
2 tMCLK*3 + 95
ns
有効 SIN → SCK ↑
tIVSHE
SCK, SIN
190
⎯
ns
SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間
tSHIXE
SCK, SIN
tMCLK*3 + 95
⎯
ns
内部クロック動作
出力端子:
CL = 80 pF + 1 TTL
外部クロック動作
出力端子:
CL = 80 pF + 1 TTL
SCK 立下り時間
tF
SCK
⎯
10
ns
SCK 立上り時間
tR
SCK
⎯
10
ns
*1: 受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。
*2: シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。
*3: tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
DS07–12632–2
41
MB95390H シリーズ
・内部シフトクロックモード
tSCYC
2.4 V
SCK
0.8 V
0.8 V
tSLOVI
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSHI
tSHIXI
0.8 VCC 0.8 VCC
SIN
0.2 VCC 0.2 VCC
・外部シフトクロックモード
tSLSH
tSHSL
0.8 VCC
0.8 VCC
0.8 VCC
SCK
0.2 VCC
tF
0.2 VCC
tR
tSLOVE
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSHE
tSHIXE
0.8 VCC 0.8 VCC
SIN
0.2 VCC 0.2 VCC
42
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を禁止する場合 *2
(ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 0)
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~ + 85 °C)
項目
記号
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
端子名
条件
SCK
内部クロック動作
出力端子:
CL = 80 pF + 1 TTL
規格値
単位
最小
最大
5 tMCLK*3
⎯
ns
- 95
+ 95
ns
tMCLK* + 190
⎯
ns
0
⎯
ns
SCK ↑→ SOT 遅延時間
tSHOVI
SCK, SOT
有効 SIN → SCK ↓
tIVSLI
SCK, SIN
SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間
tSLIXI
SCK, SIN
シリアルクロック “H” パルス幅
tSHSL
SCK
3 tMCLK - tR
⎯
ns
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
SCK
*3
tMCLK + 95
⎯
ns
SCK ↑ → SOT 遅延時間
tSHOVE
SCK, SOT
⎯
*3
2 tMCLK + 95
ns
有効 SIN → SCK ↓
tIVSLE
SCK, SIN
190
⎯
ns
SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間
tSLIXE
SCK, SIN
*3
tMCLK + 95
⎯
ns
3
*3
外部クロック動作
出力端子:
CL = 80 pF + 1 TTL
SCK 立下り時間
tF
SCK
⎯
10
ns
SCK 立上り時間
tR
SCK
⎯
10
ns
*1: 受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。
*2: シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。
*3: tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
DS07–12632–2
43
MB95390H シリーズ
・内部シフトクロックモード
tSCYC
2.4 V
2.4 V
SCK
0.8 V
tSHOVI
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSLI
tSLIXI
0.8 VCC 0.8 VCC
SIN
0.2 VCC 0.2 VCC
・外部シフトクロックモード
tSHSL
0.8 VCC
tSLSH
0.8 VCC
SCK
0.2 VCC
tR
tF
0.2 VCC
0.2 VCC
tSHOVE
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSLE
tSLIXE
0.8 VCC 0.8 VCC
SIN
0.2 VCC 0.2 VCC
44
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
サンプリングクロックの立上りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を許可する場合 *2
(ESCR レジスタ:SCES ビット= 0, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1)
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~ + 85 °C)
項目
記号
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK
SCK ↑→ SOT 遅延時間
tSHOVI
SCK, SOT
有効 SIN → SCK ↓
tIVSLI
SCK, SIN
SCK ↓→ 有効 SIN ホールド時間
tSLIXI
SCK, SIN
SOT → SCK ↓ 遅延時間
tSOVLI
端子名
規格値
条件
内部クロック動作
出力端子:
CL = 80 pF + 1 TTL
単位
最小
最大
5 tMCLK*3
⎯
ns
- 95
+ 95
ns
tMCLK + 190
⎯
ns
0
⎯
*3
⎯
SCK, SOT
4 tMCLK
ns
*3
ns
* 1:受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。
* 2:シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。
* 3:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
tSCYC
2.4 V
SCK
0.8 V
SOT
2.4 V
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tIVSLI
SIN
DS07–12632–2
0.8 V
tSHOVI
tSOVLI
tSLIXI
0.8 VCC
0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
45
MB95390H シリーズ
サンプリングクロックの立下りエッジでサンプリングを行い *1, シリアルクロック遅延を許可する場合 *2
(ESCR レジスタ:SCES ビット= 1, ECCR レジスタ:SCDE ビット= 1)
(VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~ + 85 °C)
項目
記号
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK
SCK ↓→ SOT 遅延時間
tSLOVI
SCK, SOT
有効 SIN → SCK ↑
tIVSHI
SCK, SIN
SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間
tSHIXI
SCK, SIN
SOT → SCK ↑ 遅延時間
tSOVHI
端子名
規格値
条件
内部クロック動作
出力端子:
CL = 80 pF + 1 TTL
単位
最小
最大
5 tMCLK*3
⎯
ns
- 95
+ 95
ns
tMCLK + 190
⎯
ns
0
⎯
*3
⎯
SCK, SOT
4 tMCLK
ns
*3
ns
*1: 受信データのサンプリングをシリアルクロックの立上りで行うか , 立下りで行うかを選択する機能があります。
*2: シリアルクロック遅延機能は , シリアルクロックの出力信号を半クロック遅延させる機能です。
*3: tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
tSCYC
2.4 V
SCK
2.4 V
0.8 V
tSOVHI
SOT
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tIVSHI
SIN
46
tSLOVI
2.4 V
tSHIXI
0.8 VCC
0.8 VCC
0.2 VCC
0.2 VCC
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(7) 低電圧検出
(VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~ + 85 °C)
項目
記号
規格値
最小
標準
最大
単位
備考
解除電圧
VDL +
2.52
2.7
2.88
V
電源上昇の場合
検出電圧
VDL -
2.42
2.6
2.78
V
電源降下の場合
ヒステリシス幅
VHYS
70
100
⎯
mV
電源開始電圧
Voff
⎯
⎯
2.3
V
電源到達電圧
Von
4.9
⎯
⎯
V
電源電圧変化時間
( 電源上昇の場合 )
tr
3000
⎯
⎯
µs
リセット解除信号が規格内 (VDL+) で発生
する電源の傾き
電源電圧変化時間
( 電源降下の場合 )
tf
300
⎯
⎯
µs
リセット検出信号が規格内 (VDL-) で発生
する電源の傾き
リセット解除遅延時間
td1
⎯
⎯
300
µs
リセット検出遅延時間
td2
⎯
⎯
20
µs
VCC
Von
Voff
時間
tf
tr
VDL+
VHYS
VDL-
内部リセット信号
時間
td2
DS07–12632–2
td1
47
MB95390H シリーズ
(8) I2C タイミング
(VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
規格値
項目
記号
SCL クロック周波数
fSCL
( 反復 ) スタート条件ホールド時間
SDA ↓ → SCL ↓
tHD;STA
端子名
条件
標準モード
高速モード
最小
最大
最小
最大
0
100
0
400
kHz
SCL, SDA
4.0
—
0.6
—
µs
SCL
単位
SCL クロック “L” 幅
tLOW
SCL
4.7
—
1.3
—
µs
SCL クロック “H” 幅
tHIGH
SCL
4.0
—
0.6
—
µs
( 反復 ) スタート条件セットアップ時間
SCL ↑ → SDA ↓
tSU;STA
SCL, SDA
4.7
—
0.6
—
µs
データホールド時間
SCL ↓ → SDA ↓↑
tHD;DAT
SCL, SDA
0
3.45*2
0
0.9*3
µs
データセットアップ時間
SDA ↓↑ → SCL ↑
tSU;DAT
SCL, SDA
0.25
—
0.1
—
µs
ストップ条件セットアップ時間
SCL ↑ → SDA ↑
tSU;STO
SCL, SDA
4
—
0.6
—
µs
tBUF
SCL, SDA
4.7
—
1.3
—
µs
ストップ条件とスタート条件との間の
バスフリー時間
R = 1.7 kΩ,
C = 50 pF*1
*1: R, C はそれぞれ SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗 , 負荷容量です。
*2: tHD;DAT の最大値は , デバイスが SCL 信号の “L” 区間 (tLOW) を延長していないときにのみ適用されます。
*3: 高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用することはできますが , 要求される条件 tSU;DAT ≧
250 ns を満足しなければなりません。
tWAKEUP
SDA
tLOW
tHD;DAT
tHIGH
tHD;STA
tBUF
SCL
tHD;STA
tSU;DAT
fSCL
tSU;STA
tSU;STO
(続く)
48
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
記号 端子名
条件
規格値 *2
最小
最大
単位
備考
SCL クロック
“L” 幅
tLOW SCL
(2 + nm/2)tMCLK − 20
—
ns
マスタモード
SCL クロック
“H” 幅
tHIGH SCL
(nm/2)tMCLK − 20
(nm/2)tMCLK + 20
ns
マスタモード
START 条件
ホールド時間
tHD;STA
SCL,
SDA
(-1 + nm/2)tMCLK − 20
(-1 + nm)tMCLK + 20
ns
マスタモード
最大値は m, n =
1, 8 時に適用。
それ以外の設定
は最小値を適用。
STOP 条件
セットアップ時間
tSU;STO
SCL,
SDA
(1 + nm/2)tMCLK − 20
(1 + nm/2)tMCLK + 20
ns
マスタモード
START 条件セット
アップ時間
tSU;STA
SCL,
SDA
(1 + nm/2)tMCLK − 20
(1 + nm/2)tMCLK + 20
ns
マスタモード
「ストップ」条件と
「スタート」条件と
の間のバスフリー時
間
tBUF
SCL,
SDA
(2 nm + 4) tMCLK − 20
—
ns
tHD;DAT
SCL,
SDA
3 tMCLK − 20
—
ns
マスタモード
ns
マスタモード
SCL の “L” が引
き延ばされてい
ないと仮定した
場合。最小値は
連続データの第
1 ビットに適用。
それ以外は最大
値を適用。
データ
ホールド時間
データ
セットアップ時間
tSU;DAT
SCL,
SDA
(-2 + nm/2) tMCLK − 20 (-1 + nm/2) tMCLK + 20
R = 1.7 kΩ,
C = 50 pF*1
tSU;INT SCL
(nm/2) tMCLK − 20
(1 + nm/2) tMCLK + 20
ns
最小値は 9th SCL
↓時の割込みに
適用。最大値は
8th SCL ↓ 時の割
込みに適用。
SCL クロック
“L” 幅
tLOW SCL
4 tMCLK − 20
—
ns
受信の場合
SCL クロック
“H” 幅
tHIGH SCL
4 tMCLK − 20
—
ns
受信の場合
割込みクリアから
SCL 立上りまでの
セットアップ時間
「スタート」条件
検出
tHD;STA
SCL,
SDA
2 tMCLK − 20
—
ns
受信の場合 1
tMCLK の場合未検
出
「ストップ」条件
検出
tSU;STO
SCL,
SDA
2 tMCLK − 20
—
ns
受信の場合 1
tMCLK の場合未検
出
「再スタート」条件
検出条件
tSU;STA
SCL,
SDA
2 tMCLK − 20
—
ns
受信の場合 1
tMCLK の場合未検
出
バスフリー時間
tBUF
SCL,
SDA
2 tMCLK − 20
—
ns
受信の場合
データホールド
時間
tHD;DAT
SCL,
SDA
2 tMCLK − 20
—
ns
スレーブ送信
モードの場合
(続く)
DS07–12632–2
49
MB95390H シリーズ
(続き)
(VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
記号
端子名
データセットアップ時間
tSU;DAT
SCL,
SDA
データホールド時間
tHD;DAT
SCL,
SDA
データセットアップ時
tSU;DAT
SCL,
SDA
SDA↓ → SCL↑
( ウェイクアップ機能時 )
tWAKEUP
SCL,
SDA
条件
R = 1.7 kΩ,
C = 50 pF*1
規格値 *2
単位
備考
最小
最大
tLOW − 3 tMCLK − 20
—
ns
スレーブ送信
モードの場合
0
—
ns
受信の場合
tMCLK − 20
—
ns
受信の場合
発振安定待ち時間
+2 tMCLK − 20
—
ns
*1:R, C はそれぞれ SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗 , 負荷容量です。
*2: • tMCLK については ,「(2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
• m は I2C クロック制御レジスタ (ICCR0) の CS4, CS3 ビット (bit4, bit3) です。
• n は I2C クロック制御レジスタ (ICCR0) の CS2 ~ CS0 ビット (bit2 ~ bit0) です。
• I2C の実際のタイミングは , マシンクロック (tMCLK) および ICCR0 レジスタの CS4 ~ CS0 にて設定される m, n の
値により決定されます。
• 標準モード:
0.9 MHz < tMCLK ( マシンクロック ) < 10 MHz の範囲で m, n の設定が可能です。
m, n の設定によっては , 下記のように使用できるマシンクロックが決まります。
(m, n) = (1, 8)
:0.9 MHz < tMCLK ≦ 1 MHz
(m, n) = (1, 22), (5, 4), (6, 4), (7, 4), (8, 4) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 2 MHz
(m, n) = (1, 38), (5, 8), (6, 8), (7, 8), (8, 8) :0.9 MHz < tMCLK ≦ 4 MHz
(m, n) = (1, 98)
:0.9 MHz < tMCLK ≦ 10 MHz
• 高速モード:
3.3 MHz < tMCLK ( マシンクロック ) < 10 MHz の範囲で m, n の設定が可能です。
m, n の設定によっては , 下記のように使用できるマシンクロックが決まります。
(m, n) = (1, 8)
:3.3 MHz < tMCLK ≦ 4 MHz
(m, n) = (1, 22), (5, 4)
:3.3 MHz < tMCLK ≦ 8 MHz
(m, n) = (6, 4)
:3.3 MHz < tMCLK ≦ 10 MHz
50
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(9) UART/SIO, シリアル入出力タイミング
(VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
記号
端子名
規格値
条件
単位
最小
最大
4 tMCLK*
—
ns
- 190
+ 190
ns
2 tMCLK*
—
ns
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
UCK0
UCK ↓ → UO 時間
tSLOV
UCK0, UO0
有効 UI → UCK ↑
tIVSH
UCK0, UI0
UCK ↑ → 有効 UI ホールド 時間
tSHIX
UCK, UI0
2 tMCLK*
—
ns
シリアルクロック “H” パルス幅
tSHSL
UCK0
4 tMCLK*
—
ns
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
UCK0
4 tMCLK*
—
ns
UCK ↓ → UO 時間
tSLOV
UCK0, UO0
—
190
ns
有効 UI → UCK ↑
tIVSH
UCK0, UI0
2 tMCLK*
—
ns
UCK ↑ → 有効 UI ホールド 時間
tSHIX
UCK0, UI0
2 tMCLK*
—
ns
内部クロック動作
外部クロック動作
*:tMCLK については , 「 (2) ソースクロック / マシンクロック」を参照してください。
・内部シフトクロックモード
tSCYC
2.4 V
UCK0
0.8 V
0.8 V
tSLOV
2.4 V
UC0
0.8 V
tIVSH
tSHIX
0.8 VCC 0.8 VCC
UI0
0.2 VCC 0.2 VCC
・外部シフトクロックモード
tSLSH
tSHSL
0.8 VCC
0.8 VCC
UCK0
0.2 VCC
0.2 VCC
tSLOV
2.4 V
UC0
0.8 V
tIVSH
tSHIX
0.8 VCC 0.8 VCC
UI0
0.2 VCC 0.2 VCC
DS07–12632–2
51
MB95390H シリーズ
(10) MPG 入力タイミング
(VCC = 5.0 V ± 10%, AVSS = VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~+ 85 °C)
項目
入力パルス幅
記号
tTIWH
tTIWL
端子名
SNI0 ~ SNI2,
DTTI
—
0.8 VCC
0.8 VCC
SNI0 ~ SNI2, DTTI
規格値
最小
最大
4 tMCLK
—
0.2 VCC
tTIWH
52
条件
単位
備考
ns
0.2 VCC
tTIWL
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
5. A/D コンバータ
(1) A/D コンバータ電気的特性
(VCC = 4.0 V ~ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =- 40 °C ~ + 85 °C)
項目
記号
分解能
総合誤差
直線性誤差
—
微分直線性誤差
規格値
単位
最小
標準
最大
—
—
10
bit
-3
—
+3
LSB
- 2.5
—
+ 2.5
LSB
- 1.9
—
+ 1.9
LSB
備考
ゼロトランジション
電圧
VOT
VSS - 1.5 LSB
VSS + 0.5 LSB
VSS + 2.5 LSB
V
フルスケールトランジ
ション電圧
VFST
VCC - 4.5 LSB
VCC - 2 LSB
VCC + 0.5 LSB
V
0.9
—
16500
µs
4.5 V ≦ VCC ≦ 5.5 V
1.8
—
16500
µs
4.0 V ≦ VCC < 4.5 V
0.6
—
∞
µs
4.5 V ≦ VCC ≦ 5.5 V,
外部インピーダンス<
5.4 kΩ の場合
1.2
—
∞
µs
4.0 V ≦ VCC < 4.5 V,
外部インピーダンス<
2.4 kΩ の場合
コンペア時間
サンプリング時間
—
—
アナログ入力電流
IAIN
- 0.3
—
+ 0.3
µA
アナログ入力電圧
VAIN
VSS
—
VCC
V
DS07–12632–2
53
MB95390H シリーズ
(2) A/D コンバータの注意事項
・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について
・ MB95390HシリーズのA/Dコンバータはサンプルホールド付きのものです。外部インピーダンスが高くサンプリング時
間を十分に確保できない場合には , 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換
精度に影響を及ぼします。したがって , A/D 変換精度規格を満たすために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時
間の関係から , サンプリング時間を最小値より長くなるようにレジスタ値と動作周波数を調整するか , 外部インピーダ
ンスを下げてご使用ください。また , サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 µF 程度
のコンデンサを接続してください。
・ アナログ入力等価回路
アナログ入力
コンパレータ
R
C
サンプリング時:ON
4.5 V ≦ VCC ≦ 5.5 V :R ≈1.95 kΩ ( 最大 ), C ≈17 pF ( 最大 )
4.0 V ≦ VCC < 4.5 V :R ≈8.98 kΩ ( 最大 ), C ≈17 pF ( 最大 )
(注意事項)数値は参考値です。
・ 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係
[ 外部インピーダンス= 0 kΩ ~ 20 kΩ の場合 ]
100
20
90
18
外部インピーダンス [kΩ]
外部インピーダンス [kΩ]
[ 外部インピーダンス= 0 kΩ ~ 100 kΩ の場合 ]
80
70
60
(VCC 4.5 V)
50
(VCC 4.0 V)
40
30
20
10
0
0
2
4
6
8
10
12
14
16
14
12
(VCC 4.5 V)
10
(VCC 4.0 V)
8
6
4
2
0
0
最小サンプリング時間 [μs]
1
2
3
4
最小サンプリング時間 [μs]
・A/D 変換誤差について
|VCC - VSS| が小さくなるに従って , A/D 変換の誤差は大きくなります。
54
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
(3) A/D コンバータの用語の定義
・ 分解能
A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化を示します。
10 ビットなら , アナログ電圧を 210 = 1024 の部分に分解可能です。
・ 直線性誤差 ( 単位:LSB)
デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ← → “00 0000 0001”) と ,
同じデバイスのフルスケールトランジション点 (“11 1111 1111” ← → “11 1111 1110”) とを
結んだ直線と , 実際の変換値との誤差がどの程度かを示します。
・ 微分直線性誤差 ( 単位:LSB)
出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差がどの程度かを示します。
・ 総合誤差 ( 単位:LSB)
実際の値と理論値との差を示し , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差 / 量子誤差
および雑音に起因する誤差です。
理想入出力特性
3FFH
総合誤差
3FFH
VFST
3FEH
2 LSB
3FDH
デジタル出力
デジタル出力
3FEH
004H
VOT
003H
実際の変換特性
3FDH
{1 LSB x (N-1) + 0.5 LSB}
004H
VNT
003H
1 LSB
002H
実際の変換特性
002H
理想特性
001H
001H
0.5 LSB
VSS
VCC
アナログ入力
1 LSB =
VCC - VSS
1024
VSS
VCC
アナログ入力
(V)
VNT - {1 LSB × (N - 1) + 0.5 LSB}
デジタル出力
=
[LSB]
N の総合誤差
1 LSB
N :A/D コンバータデジタル出力値
VNT :デジタル出力が (N - 1) H から NH に遷移する電圧
(続く)
DS07–12632–2
55
MB95390H シリーズ
(続き)
フルスケールトランジション誤差
ゼロトランジション誤差
理想特性
004H
実際の変換特性
3FFH
実際の変換特性
デジタル出力
デジタル出力
003H
002H
実際の変換特性
理想特性
3FEH
VFST
( 実測値 )
3FDH
001H
実際の変換特性
VOT ( 実測値 )
3FCH
VSS
VCC
VSS
アナログ入力
微分直線性誤差
直線性誤差
理想特性
実際の変換特性
3FFH
(N+1)H
3FEH
{1 LSB x N + VOT}
VFST
( 実測値 )
VNT
004H
実際の変換特性
デジタル出力
実際の変換特性
3FDH
デジタル出力
VCC
アナログ入力
V(N+1)T
NH
VNT
(N-1)H
003H
実際の変換特性
理想特性
002H
(N-2)H
001H
VOT ( 実測値 )
VSS
VCC
アナログ入力
デジタル出力 N の直線性誤差 =
VNT − {1 LSB × N + VOT}
1 LSB
VSS
VCC
アナログ入力
デジタル出力 N の微分直線性誤差 =
V (N + 1) T − VNT
-1
1 LSB
N : A/D コンバータデジタル出力値
VNT:デジタル出力が (N - 1) H から NH に遷移する電圧
VOT ( 理想値 ) = Vss + 0.5 LSB [V]
VFST ( 理想値 ) = Vcc - 2 LSB [V]
56
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
6. フラッシュメモリ書込み / 消去特性
項目
規格値
単位
備考
最小
標準
最大
セクタ消去時間
(2 K バイトセクタ )
⎯
0.2*1
0.5*2
s
消去前 00H 書込み時間は除きます。
セクタ消去時間
(16 K バイトセクタ )
⎯
0.5*1
7.5*2
s
消去前 00H 書込み時間は除きます。
バイト書込み時間
⎯
21
6100*2
µs
システムレベルのオーバヘッド時間は
除きます。
100000
⎯
⎯
cycle
3.0
⎯
5.5
V
⎯
⎯
year
消去 / 書込みサイクル
消去 / 書込み時の電源電圧
フラッシュメモリデータ保持時間
20*
3
平均 TA =+ 85 °C
*1: TA =+ 25 °C, VCC = 5.0 V, 100000 サイクル
*2: TA =+ 85 °C, VCC = 3.0 V, 100000 サイクル
*3: テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度 + 85 °C へ
換算しています ) 。
DS07–12632–2
57
MB95390H シリーズ
■ 特性例
・電源電流・温度特性
ICC − VCC
TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 )
メインクロックモード , 外部クロック動作時
ICC − TA
VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 )
メインクロックモード , 外部クロック動作時
20
20
15
FMP = 16 MHz
10
FMP = 16 MHz
ICC[mA]
ICC[mA]
15
FMP = 10 MHz
10
FMP = 10 MHz
FMP = 8 MHz
5
5
FMP = 4 MHz
FMP = 2 MHz
0
−50
0
2
3
4
5
6
7
0
ICCS − VCC
TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 )
メインスリープモード , 外部クロック動作時
+150
8
7
7
FMP = 16 MHz
FMP = 16 MHz
6
6
5
ICCS[mA]
5
ICCS[mA]
+100
ICCS − TA
VCC = 5.5 V, FMP = 10, 16 MHz (2 分周 )
メインスリープモード , 外部クロック動作時
8
FMP = 10 MHz
4
FMP = 8 MHz
FMP = 10 MHz
4
3
3
2
FMP = 4 MHz
1
FMP = 2 MHz
2
1
0
0
2
3
4
5
6
−50
7
0
+50
+100
+150
TA[°C]
VCC[V]
ICCL − VCC
TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 )
サブクロックモード , 外部クロック動作時
ICCL − TA
VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 )
サブクロックモード , 外部クロック動作時
100
100
75
75
ICCL[μA]
ICCL[μA]
+50
TA[°C]
VCC[V]
50
25
50
25
0
2
3
4
5
VCC[V]
6
7
0
−50
0
+50
+100
+150
TA[°C]
(続く)
58
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
ICCLS − VCC
TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 )
サブスリープモード , 外部クロック動作時
ICCLS − TA
VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 )
サブスリープモード , 外部クロック動作時
14
16
12
14
12
10
10
ICCLS[μA]
ICCLS[μA]
8
6
8
6
4
4
2
2
0
0
2
3
4
5
6
−50
7
0
VCC[V]
ICCT − VCC
TA = +25°C, FMPL = 16 kHz (2 分周 )
時計モード , 外部クロック動作時
+100
+150
ICCT − TA
VCC = 5.5 V, FMPL = 16 kHz (2 分周 )
時計モード , 外部クロック動作時
50
50
40
40
30
30
ICCT[μA]
ICCT[μA]
+50
TA[°C]
20
20
10
10
0
0
2
3
4
5
6
−50
7
0
VCC[V]
+50
+100
+150
TA[°C]
ICTS − VCC
TA = +25°C, FMP = 2, 4, 8, 10, 16 MHz (2 分周 )
タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時
ICTS − TA
VCC = 5.5 V, FMPL = 10, 16 kHz (2 分周 )
タイムベースタイマモード , 外部クロック動作時
1.5
1.5
1.0
ICTS[mA]
FMP = 16 MHz
FMP = 10 MHz
0.5
FMP = 16 MHz
ICTS[mA]
1.0
FMP = 10 MHz
0.5
FMP = 8 MHz
FMP = 4 MHz
FMP = 2 MHz
0.0
0.0
−50
2
3
4
5
6
7
0
+50
+100
+150
TA[°C]
VCC[V]
(続く)
DS07–12632–2
59
MB95390H シリーズ
(続き)
ICCH − TA
VCC = 5.5 V, FMPL = ( ストップ )
サブストップモード , 外部クロック停止時
4.5
9
4.0
8
3.5
7
3.0
6
ICCH[μA]
ICCH[μA]
ICCH − VCC
TA = +25°C, FMPL = ( 停止 )
サブストップモード , 外部クロック停止時
2.5
2.0
5
4
1.5
3
1.0
2
0.5
1
0.0
0
2
3
4
5
6
−50
7
0
VCC[V]
ICCMCR − VCC
TA = +25°C, FMP = 1, 8, 10, 12.5 MHz ( 分周なし )
メインクロックモード , メイン CR クロック動作時
20
20
15
15
FMP = 12.5 MHz
10
FMP = 10 MHz
FMP = 12.5 MHz
FMP = 10 MHz
FMP = 8 MHz
5
5
FMP = 1 MHz
FMP = 1 MHz
0
0
2
3
4
5
6
−50
7
0
VCC[V]
+50
+100
+150
TA[°C]
ICCSCR − VCC
TA = +25°C, FMPL = 50 kHz (2 分周 )
サブクロックモード , サブ CR クロック動作時
ICCSCR − TA
VCC = 5.5 V, FMPL = 50 kHz (2 分周 )
サブクロックモード , サブ CR クロック動作時
140
140
120
120
100
100
ICCSCR[μA]
ICCSCR[μA]
+150
10
FMP = 8 MHz
80
60
80
60
40
40
20
20
0
0
2
3
4
5
VCC[V]
60
+100
ICCMCR − TA
VCC = 5.5 V, FMP = 1, 8, 10, 12.5 MHz ( 分周なし )
メインクロックモード , メイン CR クロック動作時
ICCMCR[mA]
ICCMCR[mA]
+50
TA[°C]
6
7
−50
0
+50
+100
+150
TA[°C]
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
・入力電圧特性
VIHI − VCC および VILI − VCC
TA = +25°C
VIHS − VCC および VILS − VCC
TA = +25°C
4
4
3
3
VIHS
VIHS/VILS[V]
VIHI/VILI[V]
VIHI
VILI
2
2
1
VILS
1
0
0
2
3
4
5
6
2
3
VCC[V]
4
5
6
VCC[V]
VIHM − VCC および VILM − VCC
TA = +25°C
4
VIHM/VILM[V]
3
VIHM
2
VILM
1
0
2
3
4
5
6
VCC[V]
DS07–12632–2
61
MB95390H シリーズ
・出力電圧特性
(VCC − VOH2) − IOH
TA = +25°C
2.0
2.0
1.8
1.8
1.6
1.6
1.4
1.4
VCC − VOH2 [V]
VCC − VOH1 [V]
(VCC − VOH1) − IOH
TA = +25°C
1.2
1.0
0.8
1.2
1.0
0.8
0.6
0.6
0.4
0.4
0.2
0.2
0.0
0.0
0
−2
−6
−4
−8
−10
0
−2
−6
−4
IOH [mA]
VCC = 2.4 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.5 V
VCC = 5.0 V
VCC = 5.5 V
8
10
VOL2 − IOL
TA = +25°C
2.0
2.0
1.8
1.8
1.6
1.6
1.4
1.4
1.2
1.2
VOL2 [V]
VOL1 [V]
−10
VCC = 2.4 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.5 V
VCC = 5.0 V
VCC = 5.5 V
VOL1 − IOL
TA = +25°C
1.0
1.0
0.8
0.8
0.6
0.6
0.4
0.4
0.2
0.2
0.0
0.0
0
2
6
4
IOL [mA]
8
10
0
2
6
4
IOL [mA]
VCC = 2.4 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.5 V
VCC = 5.0 V
VCC = 5.5 V
62
−8
IOH [mA]
VCC = 2.4 V
VCC = 2.7 V
VCC = 3.5 V
VCC = 4.5 V
VCC = 5.0 V
VCC = 5.5 V
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
・プルアップ特性
RPULL − VCC
TA = +25°C
350
300
RPULL[kΩ]
250
200
150
100
50
0
1
2
3
4
5
6
7
VCC[V]
DS07–12632–2
63
MB95390H シリーズ
■ マスクオプション
品種名
No.
MB95F394K
MB95F396K
MB95F398K
MB95F394H
MB95F396H
MB95F398H
選択方法
設定不可
1
低電圧検出リセット
低電圧検出リセットなし
低電圧検出リセットあり
2
リセット
専用のリセット入力あり
専用のリセット入力なし
64
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ オーダ型格
型格
パッケージ
MB95F394HPMC-G-SNE2
MB95F394KPMC-G-SNE2
MB95F396HPMC-G-SNE2
MB95F396KPMC-G-SNE2
MB95F398HPMC-G-SNE2
MB95F398KPMC-G-SNE2
プラスチック・LQFP, 48 ピン
(FPT-48P-M49)
MB95F394HPMC1-G-SNE2
MB95F394KPMC1-G-SNE2
MB95F396HPMC1-G-SNE2
MB95F396KPMC1-G-SNE2
MB95F398HPMC1-G-SNE2
MB95F398KPMC1-G-SNE2
プラスチック・LQFP, 52 ピン
(FPT-52P-M02)
MB95F394HWQN-G-SNE1
MB95F394HWQN-G-SNERE1
MB95F394KWQN-G-SNE1
MB95F394KWQN-G-SNERE1
MB95F396HWQN-G-SNE1
MB95F396HWQN-G-SNERE1
MB95F396KWQN-G-SNE1
MB95F396KWQN-G-SNERE1
MB95F398HWQN-G-SNE1
MB95F398HWQN-G-SNERE1
MB95F398KWQN-G-SNE1
MB95F398KWQN-G-SNERE1
プラスチック・QFN, 48 ピン
(LCC-48P-M11)
DS07–12632–2
65
MB95390H シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・LQFP, 48 ピン
リードピッチ
0.50 mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
7.00 mm × 7.00 mm
リード形状
ガルウィング
リード曲げ方向
正曲げ
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70 mm Max.
質量
0.17 g
(FPT-48P-M49)
プラスチック・LQFP, 48 ピン
(FPT-48P-M49)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
9.00±0.20(.354±.008)SQ
*7.00±0.10(.276±.004)SQ
36
0.145±0.055
(.006±.002)
25
24
37
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
1.50 –0.10
+.008
13
48
"A"
0°~8°
1
0.50(.020)
(Mounting height)
.059 –.004
INDEX
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
12
0.22±0.05
(.008±.002)
0.08(.003)
0.25(.010)
M
0.60±0.15
(.024±.006)
C
2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbF48-49Sc-1-2
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
(続く)
66
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
プラスチック・LQFP, 52 ピン
(FPT-52P-M02)
リードピッチ
0.65mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
10.00 × 10.00mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70mm MAX
質量
0.32 g
コード(参考)
P-LFQFP52-10× 10-0.65
ピン
プラスチック
(FPT-52P-M02)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
12.00±0.20(.472±.008)SQ
*10.00±0.10(.394±.004)SQ
39
0.145±0.055
(.006±.002)
27
Details of "A" part
40
26
+0.20
1.50 –0.10
+.008
(Mounting height)
.059 –.004
0.25(.010)
INDEX
0.10(.004)
52
0~8˚
14
"A"
0.50±0.20
(.020±.008)
1
13
0.65(.026)
+0.065
0.30 –0.035
+.0026
0.13(.005)
M
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
0.60±0.15
(.024±.006)
.012 –.0014
C
2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F52002Sc-2-1
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
(続く)
DS07–12632–2
67
MB95390H シリーズ
(続き)
プラスチック・QFN, 48 ピン
リードピッチ
0.50 mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
7.00 mm × 7.00 mm
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
0.80 mm Max.
質量
0.12 g
(LCC-48P-M11)
プラスチック・QFN, 48 ピン
(LCC-48P-M11)
7.00±0.10
(.276±.004)
4.40±0.15
(.173±.006)
7.00±0.10
(.276±.004)
4.40±0.15
(.173±.006)
INDEX AREA
+0.05
0.25 –0.07
(.010 +.002
–.003 )
0.50(.020)
0.50±0.05
(.020±.002)
1PIN CORNER
(C0.30(C.012))
(TYP)
0.75±0.05
(.030±.002)
0.02
(.001
C
+0.03
–0.02
+.001
–.001
(0.20(.008))
)
2009-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED C48064S-c-1-2
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
68
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
1
場所
■ 特長
変更内容
メイン CR クロックの発振精度を訂正
±2% → ±2% または ±2.5%
メイン CR クロックの発振精度についての注釈文を追加
4
■ 品種構成
FPT-52P-M02 を追加
5
■ パッケージと品種対応
FPT-52P-M02 を追加
6
■ 品種間の相違点と品種選択 「・オンチップデバッグ機能」の接続方法について参照先を追加
時の注意事項
8
■ 端子配列図
10 ~ 13 ■ 端子機能説明
34
■ 電気的特性
4. 交流規格
(1) クロックタイミング
FPT-52P-M02 の端子配列図を追加
FPT-52P-M02 の端子番号を追加
クロック周波数 (FCRH) の規格値を変更
クロック周波数 (FCRH) に LQFP パッケージと QFN パッケージの条件を追加
注釈 *2 と *3 を追加
58 ~ 63 ■ 特性例
「■特性例」を追加
65
■ オーダ型格
FPT-52P-M02 の型格を追加
67
■ パッケージ・外形寸法図
FPT-52P-M02 のパッケージ図を追加
変更箇所は , 本文中のページ左側の│によって示しています。
DS07–12632–2
69
MB95390H シリーズ
MEMO
70
DS07–12632–2
MB95390H シリーズ
MEMO
DS07–12632–2
71
MB95390H シリーズ
富士通セミコンダクター株式会社
〒 222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜 2-10-23 野村不動産新横浜ビル
http://jp.fujitsu.com/fsl/
電子デバイス製品に関するお問い合わせ先
0120-198-610
受付時間 : 平日 9 時~ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます )
携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。
※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。
本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも
のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な
どについては , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施
権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので
はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい
ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を
伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き
をおとりください。
本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
編集 プロモーション推進部