多層基板材料 コア材 高耐熱高信頼性ガラスエポキシマルチ (両面銅張) R-1755M <Middle Tg/低熱膨張タイプ> プリプレグ R-1650M FR-4.0 ガラス布基材エポキシ樹脂多層基板材料 ■特長 ■用途 ● Middle-Tg 材料 (Tg=153℃) ●車載エンジンルーム環境下における優れた信頼性を実現し ています。 ・スルーホール導通信頼性 ・耐CAF性 ●基板加工性(ドリル加工性、金型加工性)に優れています。 ●車載機器(ECU 用基板) ●高信頼性が求められる電子機器(鉛フリーはんだ使用) ■定格 定尺寸法 (タテ×ヨコ) +3 1,020+3 −0×1,020 −0 mm +3 1,020+3 −0×1,220 −0 mm 銅箔厚さ 0.018mm(18μm) 0.035mm(35μm) 0.070mm(70μm) 公称厚さ 0.10mm 0.20mm 0.30mm 0.40mm 0.50mm 0.60mm 0.80mm 1.00mm 1.20mm 1.60mm 厚さ許容差 0.8mm未満は 銅箔厚さを除きます。 0.8mm以上は 銅箔厚さを含みます。 ±0.018mm ±0.038mm ±0.050mm ±0.050mm ±0.064mm ±0.064mm ±0.100mm ±0.100mm ±0.130mm ±0.130mm 注) 公称厚さの中間に位置する厚さ許容差は、より厚い方の厚さを許容差とします。 注) 詳細寸法につきましては、別途ご相談ください。 ■性能表 ●高多層用銅張積層板 試験項目 体積抵抗率 R-1755M 単位 MΩ・m 表面抵抗 MΩ 絶縁抵抗 MΩ - 比誘電率(1GHz) - 誘電正接(1MHz) - 誘電正接(1GHz) はんだ耐熱性(260℃) 秒 引き剥がし強さ 比誘電率(1MHz) 銅箔:0.018mm(18μm) 銅箔:0.035mm(35μm) N/mm 銅箔:0.070mm(70μm) 耐熱性 曲げ強度(ヨコ方向) 吸水率 耐燃性(UL法) 耐アルカリ性 N/mm2 % - 処理条件 C-96/20/65 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65 C-96/20/65+D-2/100 C-96/20/65 C-96/20/65+D-24/23 C-24/23/50 C-96/20/65 C-96/20/65+D-24/23 C-24/23/50 A A S4 A S4 A S4 A A E-24/50+D-24/23 AおよびE-168/70 浸漬 (3分) 実測値 5×107 1×107 5×108 1×108 1×108 1×107 5.1 5.1 4.6 0.015 0.015 0.014 120以上 1.20 1.20 1.50 1.50 1.90 1.90 265℃60分ふくれなし 440 0.06 94V-0 異常なし 注) 試験片の厚さは1.6mmです。 注) 上記試験はJIS C6481に準じます。ただし、耐燃性はUL94に、比誘電率、誘電正接の1GHzはIPC TM650 2.5.5.9によります。 (試験方法につきまして、130ページをご参照ください。) 注) 処理条件につきましては、130ページをご参照ください。 49 ●プリプレグ(標準値) R-1650M 公称厚さ 樹脂分(Resin content) ※ 硬化時間(Gel time) 0.20mm 0.15mm 0.10mm 0.06mm 53±3% 53±3% 54±3% 64±3% 100±40秒 100±40秒 100±40秒 100±40秒 1%以下 1%以下 1%以下 1.5%以下 揮発分(Volatile content) ※170℃で測定した場合。 ■特性グラフ(参考値) ■重量保持率(加熱速度10℃/min窒素雰囲気中) ■熱膨張量(厚さ方向、板厚1.6mm) 0.06 100 90 重量保持率︵%︶ 熱膨張量︵ ︶ mm 0.05 0.04 0.03 0.02 80 70 60 0.01 0 20 50 100 200 300 100 200 温 度(℃) 10 3 500 10 10 2 400 1 10 1 E´ ( 損失正接 100 300 ) (tanδ) 0.1 10 0 200 0.01 10 -1 100 10 -2 0 400 ■曲げ強度(板厚1.6mm) ■動的粘弾性 GPa 300 温 度(℃) 50 100 150 200 250 300 0 50 温 度(℃) 100 150 200 250 300 温 度(℃) ■銅箔引きはがし強さ (銅箔厚さ0.018mm) ■寸法変化挙動 ※試験方法は133ページをご参照ください。 0.1 2.0 寸法変化率︵% ︶ 接着強度 ︵ / ︶ N 1.5 1.0 mm 0 ヨコ方向 タテ方向 -0.1 -0.2 0.5 0 50 100 150 温 度(℃) 200 250 -0.3 常態 エッチング後 二次成型後 50 多層基板材料 R-1755M 多層基板材料 R-1755M ■プリプレグ特性の経時変化(参考値) ■耐CAF性 ※保管条件:すべて20℃50%RH ※試験方法は134ページをご参照ください。 ■スルーホール壁間:0.3mm 1.0E+14 1.0E+13 ■樹脂流れ性 1.0E+12 ■ 耐CAF性評価条件 1.0E+10 35 R-1755M 1.0E+09 樹脂流れ性 ︵ %︶ 絶縁抵抗値︵Ω︶ 1.0E+11 1.0E+08 0.30mm , 0.60mm 1.0E+07 4層基板PCB 1.0E+06 コア材 プリプレグ 1.0E+05 スルーホール壁間 :0.30∼0.6mm 基板構成 :1.6t / 4層基板 1.0E+04 前処理 測定条件 1.0E+03 0 200 400 :0.8mm :#7628 30 25 :260℃ピークリフローx3回 :85℃ / 85RH% 100V 600 800 1000 時 間 (h) 0 30 60 90 処理日数(日) ■スルーホール導通信頼性 100 ■硬化時間(硬化温度 170±1.5℃) 当社汎用FR-4 (R-1766) R-1755C 80 R-1566 R-1755V R-1755D ■ サイクル条件 −40℃ (30min)⇔125℃ (30min) 40 ■ 評価サンプル 硬化時間 ︵ 秒︶ 故障率︵%︶ R-1755M 60 200 150 100 0.30mm 20 50 1.6mm 20∼25μm 0 500 1000 1500 2000 2500 0 3000 30 60 90 処理日数(日) サイクル数 (サイクル) ■揮発分 揮発分 ︵ %︶ 1.0 0.5 0 30 60 処理日数(日) 51 90