多層基板材料 高耐熱高信頼性ガラスエポキシマルチ <High Tgタイプ> コア材 (両面銅張) R-1755S プリプレグ R-1650S FR-4.0 ガラス布基材エポキシ樹脂多層基板材料 ■特長 ●低熱膨張化より、優れたスルーホール導通信頼性を実現し ました。 ●加工性は当社高Tg FR-4 (R-1766 (T) ) と同等レベルです。 ■用途 ●耐熱性に優れています。ガラス転移温度 (Tg) 185℃ (DMA) 熱分解温度50℃ UP (当社高Tg FR-4 (R-1766 (T) ) 比) ●はんだ耐熱性に優れています。鉛フリーはんだ対応 ●耐CAF性に優れています。 ●サーバ、ルータ等のネットワーク機器、計測機器、 車載機器、など ■定格 定尺寸法 (タテ×ヨコ) +3 +3 1,020 ×1,020 mm −0 −0 +3 +3 1,220 ×1,020 mm −0 −0 銅箔厚さ 公称厚さ 0.06mm 0.1mm 0.2mm 0.3mm 0.4mm 0.5mm 0.6mm 0.8mm 1.0mm 1.2mm 1.6mm 0.012mm(12μm) 0.018mm(18μm) 0.035mm(35μm) 0.070mm(70μm) 厚さ許容差 ±0.02mm ±0.03mm ±0.04mm ±0.05mm ±0.06mm ±0.07mm ±0.08mm ±0.09mm ±0.11mm ±0.11mm ±0.13mm 0.8mm未満は 銅箔厚さを除きます。 0.8mm以上は 銅箔厚さを含みます。 注)公称厚さの中間に位置する厚さ許容差は、より厚い方の厚さ許容差とします。 注)詳細寸法につきましては、別途ご相談ください。 ■性能表 ●多層用銅張積層板 試験項目 体積抵抗率 単位 MΩ・m 表面抵抗 MΩ 絶縁抵抗 MΩ 比誘電率(1MHz) − 比誘電率(1GHz) − 誘電正接(1MHz) − 誘電正接(1GHz) − 秒 はんだ耐熱性(260℃) 処理条件 C-96/20/65 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65 C-96/20/65+D-2/100 C-96/20/65 C-96/20/65+D-24/23 C-24/23/50 C-96/20/65 C-96/20/65+D-24/23 C-24/23/50 A 引き剥がし強さ 銅箔:0.012mm(12μm) A S4 銅箔:0.018mm(18μm) A S4 N/mm 銅箔:0.035mm(35μm) 銅箔:0.070mm(70μm) 耐熱性 曲げ強度(ヨコ方向) 吸水率 耐燃性(UL法) 耐アルカリ性 − N/mm2 % − − A S4 A S4 A A E-24/50+D-24/23 AおよびE-168/70 浸漬(3分) R-1755S 実測値 7 5×10 7 1×10 8 5×10 8 1×10 8 1×10 7 1×10 4.7 4.7 4.4 0.015 0.015 0.016 120以上 0.94 0.94 1.30 1.30 1.45 1.45 1.50 1.50 280℃60分ふくれなし 470 0.05 94V-0 異常なし 注) 試験片の厚さは1.6mmです。 注) 上記試験はJIS C6481に準じます。ただし、耐燃性はUL94に、比誘電率、誘電正接の1GHzはIPC TM650 2.5.5.9によります。 (試験方法につきましては130ページをご参照ください。) 注) 処理条件につきましては、130ページをご参照ください。 43 ●プリプレグ(標準値) 公称厚さ 樹脂分 (Resin Content) 樹脂流れ (Resin Flow) 硬化時間 (Gel Time) ※ 揮発分 (Volatile Content) R-1650S 0.15mm 0.10mm 49±3% 54±3% 28±7% 34±7% 150±40秒 150±40秒 1.5%以下 1.5%以下 0.20mm 52±3% 34±7% 150±40秒 1.5%以下 0.06mm 71±5% 55±7% 140±40秒 1.5%以下 ※ 170℃で測定した場合。 ■特性グラフ(参考値) ■寸法変化挙動 ■熱膨張量(厚さ方向、板厚1.6mm) ※試験方法は133ページをご参照ください。 0.1 0.06 寸法変化率 ︵%︶ 熱膨張量︵ ︶ mm 0.05 0.04 0.03 0.02 0 ヨコ方向 タテ方向 -0.1 -0.2 0.01 0 20 50 100 200 -0.3 300 常態 温 度(℃) ■動的粘弾性 二次成型後 エッチング後 ■耐CAF性 1.00E+12 10 10 2 ( 1 10 1 0.1 10 0 0.01 10 -1 10 -2 ) GPa 損失正接 10 E ´ (tanδ) 0 50 100 150 200 250 300 当社高Tg FR-4 (R-1766(T)) 1.00E+10 1.00E+09 1.00E+08 1.00E+07 1.00E+06 1.00E+05 0 50 100 150 200 250 300 350 400 時 間(h) ●試験条件 121℃ 85%RH DC50V(HAST) 温 度(℃) ●試験片 板厚 0.8mm スルーホール径 0.25mm 0.4mm ■銅箔引きはがし強さ(銅箔厚さ0.018mm) ■スルーホール導通信頼性 サイクル条件 -65℃ (30分) ⇔ 125℃ (30分) 100 2.0 ■評価サンプル 80 1.5 0.30mm / ︶ 故障率︵%︶ 接着強度 ︵ N R-1755 S 1.00E+11 3 絶縁抵抗値︵Ω︶ 100 60 1.0 mm 20∼25 μm 1.6mm 40 0.5 当社高Tg FR-4 (R-1766(T) ) 20 0 50 100 150 温 度(℃) 200 R-1755S 250 0 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 サイクル数(サイクル) 44 多層基板材料 R-1755S 多層基板材料 R-1755S ■プリプレグ特性の経時変化 (参考値) ※保管条件:すべて20℃50%RH ※試験方法は134ページをご参照ください。 ■樹脂流れ性 35 ︵ %︶ 樹脂流れ性 30 25 0 30 60 90 処理日数(日) ■硬化時間(硬化温度 170±1.5℃) 400 硬化時間︵秒︶ 300 200 100 0 30 60 90 処理日数(日) ■揮発分 揮発分 ︵%︶ 2.0 1.0 0 30 60 処理日数(日) 45 90