2014年度(15年3月期) 決算概要 - 日本電気

2014年度 (15年3月期)
決算概要
2015年4月28日
日本電気株式会社
(http://jpn.nec.com/ir)
目 次
Ⅰ.2014年度 決算概要
Ⅱ.2015中期経営計画の進捗
(2015年度 業績予想)
l 2014年度 決算概要 (補足)
l 2015年度 業績予想 (補足)
l 2015中期経営計画の進捗 (補足)
l 参考資料 (業績データ)
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© NEC Corporation 2015
Ⅰ.2014年度 決算概要
14実績
2014年度の成果と課題
l 社会ソリューション事業への注力
成 果
• SDN、クラウド、ビッグデータ、セーフティなど注力領域での実績獲得
l グローバル成長基盤の確立
• 大型受注案件獲得、新たな事業領域への参画
l 安定的な財務基盤の確立
• NECフィールディングの完全子会社化、開発・生産拠点の再編、
業務改革推進プロジェクトへの着手
課題
l 成長戦略の具体化と加速
• 海外・注力領域での重点投資の継続、強化
l 収益性改善に向けた取り組み強化
• “業務改革推進プロジェクト”による業務効率の向上とコスト圧縮
SDN : Software-Defined Networking
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© NEC Corporation 2015
2014年度 概況サマリー
売上高
前年度比
期初計画比
△3.5%
△645億円
営業利益
前年度比
期初計画比
+219億円
+81億円
14実績
l 現事業ベースで約2%の増収
• パブリックが大幅増収、テレコムキャリアも増収
l NECビッグローブの非連結化でその他が減収
l 3期連続で会社計画を過達
• 5セグメント全てで増益、パブリックが牽引
• 携帯電話端末事業の損益改善
l 3期連続で、会社計画過達/前年度比増益
当期純利益
前年度比
期初計画比
Page 5
+236億円
+223億円
• NECフィールディングの完全子会社化に伴う
少数株主持分の取り込みも寄与
l 期末配当4円を決定
© NEC Corporation 2015
14実績
2014年度 実績サマリー
(単位:億円)
第4四半期 <1~3月>
売
14年度
実績
実績
前年
同期比
13年度
14年度
実績
実績
前年度比
1/29
予想比
高
9,596
9,335
△ 2.7%
30,431
29,355
△ 3.5%
△ 645
益
825
924
+ 100
1,062
1,281
+ 219
+ 81
8.6%
9.9%
3.5%
4.4%
637
757
692
1,121
+ 430
+ 221
6.6%
8.1%
2.3%
3.8%
488
345
337
573
+ 236
+ 223
対売上高比率 (%)
5.1%
3.7%
1.1%
2.0%
フリー・キャッシュ・フロー
1,493
1,161
552
404
営
上
13年度
通期
業
利
対売上高比率 (%)
経
常
利
益
対売上高比率 (%)
当 期 純 利 益
+ 121
△ 143
△ 332
参考 : 第4四半期 (1~3月) の売上平均為替レート (実績) 1ドル=118.78円、1ユーロ=139.75円
(14年度4Qの為替レート前提 1ドル=115円、1ユーロ=140円)
14年度年間の売上平均為替レート (実績) 1ドル=108.42円、1ユーロ=139.68円
(13年度年間の売上平均為替レート (実績) 1ドル=99.61円、1ユーロ=132.83円)
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© NEC Corporation 2015
△ 148
14実績
セグメント別 2014年度実績
(単位:億円)
売
パ
ブ
リ
ッ
ク
上
高
営 業 利 益
営業利益率 (%)
売
エンター プライズ
上
高
営 業 利 益
営業利益率 (%)
売
テレコム キャリア
上
高
営 業 利 益
営業利益率 (%)
シ
ス
テ
ム
プラット フォ ーム
売
の
高
営 業 利 益
営業利益率 (%)
売
そ
上
上
高
他
営 業 損 益
消 去 ・ 配 賦 不能
営 業 損 益
営業利益率 (%)
売
合
計
上
高
営 業 利 益
営業利益率 (%)
Page 7
第4四半期 <1~3月>
13年度
14年度
前年
同期比
実績
実績
2,710
2,959
+ 9.2%
265
371
+ 106
9.8%
12.5%
815
60
826
55
7.4%
6.7%
2,190
285
2,369
366
13.0%
15.4%
2,443
209
2,130
183
8.6%
8.6%
1,437
96
1,051
99
6.7%
9.4%
△ 91
9,596
825
△ 149
9,335
924
8.6%
9.9%
+ 1.3%
△5
+ 8.2%
+ 80
△ 12.8%
△ 26
△ 26.9%
+3
△ 58
△ 2.7%
+ 100
© NEC Corporation 2015
13年度
実績
7,384
586
通期
14年度
前年度比
実績
8,219
+ 11.3%
748
+ 162
7.9%
9.1%
2,723
65
2,705
83
2.4%
3.1%
7,258
603
7,402
620
8.3%
8.4%
7,808
307
7,289
314
3.9%
4.3%
5,259
△ 14
3,741
40
-0.3%
1.1%
△ 486
30,431
1,062
△ 524
29,355
1,281
3.5%
4.4%
1/29
予想比
+ 219
+ 18
△ 0.7%
+ 18
△ 45
△7
+ 2.0%
+ 16
△ 299
△ 40
△ 6.6%
+7
△ 461
△ 36
△ 28.9%
+ 54
△ 59
+ 30
△ 38
△ 3.5%
+ 219
+ 116
△ 645
+ 81
14実績
パブリック
(億円)
前年度比
▐ 売上高
8,219億円
(+11.3%)
r 官公向け、公共向けを中心に増加
8,219
売上高
▐ 営業利益
7,384
6,807
+11.3%
9.1%
+8.5%
営業利益率
748億円
(+162億円)
r 売上増、不採算案件の減などにより増益
7.9%
7.2%
営業
利益
748
586
490
12年度
13年度
14年度
※ カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
14実績
エンタープライズ
(億円)
前年度比
売上高
2,723
2,705
+8.2%
△0.7%
▐ 売上高
2,705億円
(△0.7%)
s 流通・サービス業向けは堅調に推移も
製造業向けが減少
2,516
営業利益率
2.2%
営業
利益
55
12年度
2.4%
▐ 営業利益
3.1%
83億円
(+18億円)
r 売上減も費用効率化や収益性改善
などにより増益
83
65
13年度
14年度
※ カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
14実績
テレコムキャリア
(億円)
前年度比
売上高
営業利益率
w 国内は横ばい
▐ 営業利益
8.3%
8.4%
603
620
営業
利益
12年度
(+2.0%)
+2.0%
+2.3%
10.1%
716
7,402億円
r 海外は海洋システム、
モバイルバックホールなどで増加
7,402
7,258
7,093
▐ 売上高
13年度
620億円
(+16億円)
r 海外を中心とした売上増により増益
14年度
※ カッコ内の%は前年度比
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14実績
システムプラットフォーム
(億円)
前年度比
売上高
▐ 売上高
7,289億円
(△6.6%)
s ビジネスPCの減少により減収
7,808
7,444
7,289
▐ 営業利益
+4.9%
△6.6%
営業利益率
4.4%
3.9%
4.3%
307
314
314億円
(+7億円)
r 売上減もNECフィールディングおよび
NECプラットフォームズの統合効果
などにより増益
営業
利益
327
12年度
13年度
14年度
※ カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
14実績
その他
(億円)
前年度比
売上高
▐ 売上高
3,741億円
(△28.9%)
s NECビッグローブの株式売却に伴う
非連結化などにより減少
6,857
△23.3%
▐ 営業損益
5,259
3,741
2.5%
営業
損益
△ 0.3%
(+54億円)
r 事業の非連結化の影響があるものの、
携帯電話端末事業の改善などにより増益
△28.9%
営業利益率
40億円
1.1%
169
△14
12年度
13年度
40
14年度
※ カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
当期純利益増減
1/29
予想比
14実績
(前年度比)
関係会社株式売却益
事業構造改善費用
少数株主損益
減損損失
偶発損失引当金繰入額 +56
持分法による投資利益 +54
為替差益
+39
営業外損益改善
+211
その他
△194
+140
+2
13年度
337
営業利益改善
+219
+81
Page 13
パブリック
その他
エンタープライズ
テレコムキャリア
システムプラットフォーム
消去・配賦不能
© NEC Corporation 2015
+162
+54
+18
+16
+7
△38
△522
+135
+92
+70
14年度
573
(億円)
Ⅱ.2015中期経営計画の進捗
(2015年度 業績予想)
2015
中期経営計画
中期経営方針
(1) 社会ソリューション事業への注力
社会価値創造型企業への変革
l ICTによる社会インフラ高度化事業に経営資源を集中
l 社会課題の解決を成長機会と捉え、新たなビジネスモデルを確立
(2) アジアへの注力、現地主導型ビジネスの推進
グローバルで戦える成長基盤を確立
l アジアを中心とした新興国、発展途上国に注力
l 現地ニーズに対する感度を高め、事業スピードをアップ
(3) 安定的な財務基盤の構築
l コスト競争力の強化
l 営業利益1,500億円、FCF1,000億円を創出する収益構造の確立
l ハイブリッド・ファイナンスによる財務余力の確保
営業利益率5%、海外売上比率25%の早期実現を目指す
※ 予想値は、2013年4月26日現在
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2015
中期経営計画
2015中期経営計画のステップ
14年度
13年度
準備の年
実績の年
お客様起点の
組織体制への再編
成長領域への注力
グローバルビジネス
推進機能の強化
新事業メッセージと
7つのテーマ策化
ハイブリッド
ファイナンス
グローバル
競争力強化
企業文化の再構築
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© NEC Corporation 2015
15年度
成長の年
中期経営計画策定時からの環境変化
2015
中期経営計画
▐ 好転
l 国内の公共インフラ投資需要の拡大
• 野外通信システム、消防デジタル無線/指令システム、
マイナンバー制度関連など大型案件を獲得
▐ 課題
l キャリア向けSDN、エネルギーの市場立ち上がり遅れ
• SDN導入へのグローバルキャリアの高い関心は継続
• エネルギー市場は、電力システム改革に向けて今後拡大の見通し
l 円安に伴う資材費上昇インパクト
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© NEC Corporation 2015
15予想
業績予想サマリー
▐ 増収増益で当期純利益650億円の達成を目指す
l 15年度の業績予想を確実に達成し、
2015中期経営計画の実現にチャレンジ
(単位:億円)
通期
売
営
上
業
高
利
益
対売上高比率 (%)
経
常
利
益
対売上高比率 (%)
当 期 純 利 益
対売上高比率 (%)
13年度
14年度
15年度
実績
実績
予想
30,431
29,355
31,000
1,062
1,281
1,350
3.5%
4.4%
4.4%
692
1,121
1,200
2.3%
3.8%
3.9%
337
573
650
1.1%
2.0%
2.1%
14-15
前年度比
15年度
予想/
中計比
売
パ
+ 5.6%
+ 69
552
404
800
リ
ッ
ク
売
エ ンター プライズ
△ 150
+ 77
テレコムキャリア
O
E
4.8%
7.5%
8%
-
-
上
高
営業利益率 (%)
シ
ス
テ
ム
プラット フォーム
+ 50
売
の
上
高
営 業 利 益
営業利益率 (%)
上
高
他
営 業 損 益
消 去 ・ 配賦 不能
営 業 損 益
営業利益率 (%)
△ 200
△ 2pt
高
営 業 利 益
売
R
上
営業利益率 (%)
売
+ 396
高
営 業 利 益
売
+ 79
上
営 業 利 益
営業利益率 (%)
△ 1,000
そ
フリー・キャッシュ・フロー
ブ
合
計
上
高
営 業 利 益
営業利益率 (%)
13年度
実績
7,384
586
通期
14年度
15年度
14-15
前年度比
実績
予想
8,219
8,650
+ 5.2%
748
860
+ 112
7.9%
9.1%
9.9%
2,723
65
2,705
83
2,900
110
2.4%
3.1%
3.8%
7,258
603
7,402
620
7,800
640
8.3%
8.4%
8.2%
7,808
307
7,289
314
7,600
330
3.9%
4.3%
4.3%
5,259
△ 14
3,741
40
4,050
40
-0.3%
1.1%
1.0%
△ 486
30,431
1,062
△ 524
29,355
1,281
△ 630
31,000
1,350
3.5%
4.4%
4.4%
+ 7.2%
+ 27
+ 5.4%
+ 20
+ 4.3%
+ 16
+ 8.2%
0
△ 106
+ 5.6%
+ 69
参考 : 15年度の為替レート前提 1ドル=115円、1ユーロ=130円
※ 中計値は、2013年4月26日発表、予想値は、2015年4月28日現在、
15年度予想の 「当期純利益」 は、親会社株主に帰属する当期純利益の金額を表示
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© NEC Corporation 2015
15予想
業績の推移
売上高
《海外売上比率》
(億円)
NECエレクトロニクス
持分法適用会社化
35,831
NECモバイリング事業譲渡
スマートフォン新規開発中止
コンシューマPC
持分法適用会社化
《20%》
31,154
《15%》
26,000
25,500
NECビッグローブ事業譲渡
30,368
30,716
30,431
《16%》
《16%》
《19%》
現事業ベース売上高
29,355
31,000
《24%》
《20%》
+約6%
28,900
+約2%
27,300
26,300
前年度比
+約6%
営業利益
509
578
737
09年度
10年度
11年度
1,146
1,062
12年度
13年度
1,281
1,350
14年度
15年度
(予想)
2015中期経営計画
※ 予想値は、2015年4月28日現在
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15予想
セグメント別 実績・中期経営計画・予想
(億円)
売上高
営業損益
1,500
30,716
パブリック
エンター
プライズ
テレコム
キャリア
6,807
2,516
7,093
30,431 30,000
2,723
8,000
2,750
6,857
12年度 13年度
490
エンター
プライズ
55
テレコム
キャリア
716
7,800
7,402
7,600
7,289
3,741
14年度 14年度
(期初計画)
730
65
5,200
4,050
15年度
(中計)
15年度
(予想)
660
その他
消去・
配賦不能
△ 610
<4%>
83
<10%>
860
110
640
620
<5%>
システム
プラットフォーム 327
169
748
586
603
8,000
3,800
<営業利益率>
<8%>
90
2,900
2,705
7,808
5,259
パブリック
8,000
7,750
その他
8,650
8,219
7,258
1,281
1,062
3,000
7,700
システム
7,444
プラットフォーム
29,355
7,800
7,384
1,200
1,146
32,000 31,000
1,350
307
350
314
△ 14
10
40
△ 486
12年度 13年度
△ 640
330
<4%>
△ 524
14年度 14年度
(期初計画)
40
△ 630
15年度
(中計)
15年度
(予想)
※ 中計値は、2013年4月26日発表、予想値は、2015年4月28日現在
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15予想
パブリック
▐ 国内の安定事業基盤のもと、海外成長にも注力
l
強いアセットと市場機会を活かした
大型案件の創生
• マイナンバー制度対応、
東京オリンピック/パラリンピック関連、
顔認証システムや群衆行動解析など
各種ビッグデータ活用による
安全・安心な社会づくりへの貢献
l
(億円)
売上高
8,650
8,219
7,800
+5.2%
営業利益率
グローバル事業基盤の確立
前年度比
9.9%
9.1%
• 重要施設向け安全運転支援システム、
水マネジメント、
空港トータルソリューションなど
• 認証ソリューション、
サイバーセキュリティなど
748
8%
860
営業
利益
14年度
15年度
(中計)
15年度
(予想)
※ 中計値は、2013年4月26日発表、予想値は、2015年4月28日現在
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15予想
エンタープライズ
▐ 足もとの受注は回復傾向、収益性改善に注力
l
15年度は、製造業向け、流通・サービス向けともに
前年度比で増加を見込む
14年度
エンタープライズ受注動向
(前年同期比)
(億円)
前年度比
売上高
110%
3,000
2,900
2,705
4%
営業利益率
100%
2Q
3Q
14年度
4Q
3.8%
3.1%
83
1Q
+7.2%
110
営業
利益
15年度
(中計)
15年度
(予想)
※ 中計値は、2013年4月26日発表、予想値は、2015年4月28日現在
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15予想
テレコムキャリア
▐ SDN商用化の遅れも、ネットクラッカー社との
グローバル拡販体制強化により、案件拡大に注力
l
テレフォニカのブラジル子会社 「テレフォニカブラジル (Vivo)」 において
vCPEサービスの商用ネットワークによる大規模トライアルを4月開始
vCPE : virtualized Customer Premises Equipment
(億円)
(B$)
キャリア向け
SDN/NFV市場
売上高
8,000
7,402
+5.4%
営業利益率
7.2
前年度比
10%
実績/予想 (*2)
NFV : Network Functions Virtualization
7,800
8.4%
8.2%
620
640
4.5
中計前提 (*1)
2.3
0.5
2013
営業
利益
1
2014
2015
2016
2017
14年度
*1 NEC推定
*2 Infonetics. Market Size and Forecast : Carrier SDN and NFV Hardware and Software (October 2014)
15年度
(中計)
15年度
(予想)
※ 中計値は、2013年4月26日発表、予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
15予想
システムプラットフォーム
▐ 新たなグローバルビジネスモデル展開の遅れ、
円安への対応不足などに課題
▐ ソリューションプラットフォームの拡大に注力
l
l
l
(億円)
マイナンバー需要、
WindowsServer2003の
更新需要の取り込みに注力
売上高
8,000
7,600
7,289
営業利益率
国内SDN市場を引き続き牽引、
海外市場への横展開開始
次期中期経営計画に向けて、
IoT時代を牽引する
新たなプラットフォーム構築に注力
IoT : Internet of Things
5%
前年度比
+4.3%
4.3%
4.3%
314
330
営業
利益
14年度
15年度
(中計)
15年度
(予想)
※ 中計値は、2013年4月26日発表、予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
15予想
その他
▐ NECビッグローブの非連結化の影響
▐ エネルギー事業における市場形成・市場立ち上がり遅れ
《エネルギー事業の施策》
電力システム改革への対応
l
l
(億円)
新電力事業者向け
パッケージソフトを活用した
SI拡販
5,200
前年度比
売上高
4,050
3,741
4%
ICTとエネルギー技術を融合させた
蓄電システムの拡販
1.1%
40
• 再生可能エネルギーの
接続保留問題の解消
+8.2%
営業利益率
14年度
1.0%
営業
利益
15年度
(中計)
40
15年度
(予想)
※ 中計値は、2013年4月26日発表、予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
海外・注力領域での戦略投資の継続・強化
15予想
▐ 注力領域の成長、海外売上高比率25%の早期実現に
向けて、SDN、エネルギーなどで追加投資
GSD、海外SI強化など
GSD : Global Safety Department
セーフティ
クラウド
SDN
戦略投資
+150億円
グローバル市場開拓費など
(前年度比)
ビッグ
データ
エネルギー
サイバー
セキュリティ
前年度比で150億円増の戦略投資実行
※ 重点投資は各セグメントの業績予想に織り込み済。予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
15予想
業務改革推進プロジェクト
▐ 業務プロセス最適化に向けた全社業務改革の実行
全社業務の効率化
本社管理部門
および事業部門の
スタフ業務の大半を
NECマネジメント
パートナーに集約
不要な業務廃止や
標準プロセスの設計
間接業務量の30%削減
売上増による利益貢献
標準プロセスを
NECグループ全体
に普及・定着
直接業務への再配置・外販
波及効果
直接要員の業務効率向上
グローバルに競争力のある企業への変革を目指す
※ 予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
社会ソリューション事業への注力
2015
中期経営計画
▐ SDN
l
グローバルキャリア向け提案・実証実験による事業化加速
l
企業・官公庁・データセンター向け導入事例の拡大
▐ クラウド
l
神奈川データセンターの始動、NEC Cloud IaaS案件の獲得
▐ ビッグデータ
l
中国電力へ 「大規模プラント故障予兆監視システム」 納入
l
北米で 「漏水監視サービス」の実証実験獲得
▐ セーフティ
l
サイバーセキュリティ・ファクトリーの本格稼働
l
米国国立標準技術研究所 (NIST) の
顔認証・指紋認証技術ベンチマークテストで第1位
l
豊島区で、世界初の 「群衆行動解析技術」 を用いた総合防災システムを構築
l
インターポール・デジタル犯罪捜査支援センターの中核システム納入
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© NEC Corporation 2015
2015
中期経営計画
グローバル成長基盤の確立
▐ テレコムキャリア領域
l
海底ケーブル大型案件獲得
• 世界初の南大西洋横断光海底ケーブルの契約を締結
l
ザンビア ザムテル社からのマイクロ無線案件受注
l
スイスコム主要サービス部門へのOSS展開プロジェクトを完了
• 更に共同で次世代TOMS、MANOの適用拡大を検討
▐ 新たな事業領域への参画
OSS
: Operation Support System
TOMS : Telecom Operations & Management Solutions
MANO : Management and Network Orchestration
l
アルゼンチン ティグレ市の監視システムに顔認証を導入
l
バングラデシュ ダッカ市の交通料金システム
l
オーストラリアでのマネージド・サービス案件獲得
l
スペイン サンタンデール市のゴミ収集管理サービスの
高度化事業に参画
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© NEC Corporation 2015
まとめ
2015中期経営計画の最終年度、
2015年度は “成長の年”
4年連続で年間計画を確実に達成して
安定的な配当継続から増配を実現へ
国際財務報告基準 (IFRS) については、
2017年3月期からの任意適用に向けて準備を開始
※ 予想値は、2015年4月28日現在
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Page2011
32
© NEC Corporation
© NEC Corporation 2015
2014年度 決算概要 (補足)
14実績
セグメント別 実績 (3ヵ年推移)
(億円)
売上高
営業損益
1,281
1,146
30,716
パブリック
エンター
プライズ
6,807
2,516
30,431
7,384
8,219
2,723
7,093
その他
Page 34
7,444
490
エンター
プライズ
55
716
7,258
7,402
システム
プラットフォーム
パブリック
テレコム
キャリア
2,705
テレコム
キャリア
1,062
29,355
7,808
7,289
6,857
5,259
3,741
12年度
13年度
14年度
748
586
65
83
603
620
システム
プラットフォーム
327
その他
169
307
△ 14
314
40
消去・
配賦不能
△ 610
△ 486
△ 524
12年度
13年度
14年度
© NEC Corporation 2015
14実績
セグメント別 実績
(億円)
売上高
営業利益
その他
パブリック
13%
28%
14年度
営業利益
パブリック
748
テレコム
キャリア
1,281億円
620
エンター
プライズ
14年度
売上高
システム
プラットフォーム
9%
2兆9,355億円
314
システム
プラットフォーム
エンター
プライズ
25%
83
テレコムキャリア
25%
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© NEC Corporation 2015
その他
40
売上高増減
14実績
(前年度比)
(億円)
国内は横ばい
海外は海洋システム、
モバイルバックホールなどで増加
ビジネスPCの減少など
テレコムキャリア
+144 (+2.0%)
官公向け、
公共向けが増加
パブリック
+835
システムプラットフォーム
△519 (△6.6%)
(+11.3%)
13年度
30,431
NECビッグローブの非連結化
エンタープライズ
△18 (△0.7%)
その他
△1,518
流通・サービス業向けは堅調に推移も
製造業向けが減少
14年度
29,355
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© NEC Corporation 2015
営業利益増減
14実績
(前年度比)
売上減もNECフィールディング
およびNECプラットフォームズの
統合効果などにより増益
売上減も費用効率化や
収益性改善などにより増益
エンタープライズ
+18
事業の非連結化の影響も
携帯電話端末事業が改善
システム
プラットフォーム
+7
その他
+54
テレコムキャリア
+16
13年度
1,062
パブリック
+162
Page 37
14年度
1,281
消去・
配賦不能
△38
海外を中心とした売上増
売上増、不採算案件の減など
© NEC Corporation 2015
(億円)
戦略投資増など
14実績
海外売上高
(億円)
前年
同期比
中華圏
APAC
EMEA
米州
8.4%
6.9%
4.7%
日本
2,395
4Q
1,274
355
4Q
9ヵ月
累計
919
725
80.0%
2,464
1,366
387
+9.1%
9ヵ月
累計
1,670
1,718
979
13年度 14年度
2,023
2,039
4Q
499
545
9ヵ月
累計
1,525
1,494
+2.9%
746
13年度 14年度
13年度 14年度
第4四半期 <1~3月>
13年度
14年度
前年
同期比
実績
実績
海外売上高
売上高比率 (%)
+9.3%
1,578
1,678
16.4%
18.0%
6.3%
13年度
実績
通期
14年度
実績
5,692
5,868
18.7%
20.0%
前年度比
3.1%
※ 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。円グラフの比率は通期で計算しています。
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© NEC Corporation 2015
14実績
財政状態に関する経営指標
(単位:億円)
14/3末
14/3末比
総
資
産
25,053
26,207
+ 1,153
純
資
産
7,677
8,842
+ 1,165
有利子 負債 残高
5,752
5,208
△ 544
自
6,959
8,237
+ 1,277
27.8%
31.4%
+ 3.6pt
D/E レシ オ ( 倍)
0.83
0.63
+ 0.20pt
ネットD/Eレシ オ ( 倍)
0.53
0.41
+ 0.12pt
現金及び現金同等物の
期
末
残
高
2,066
1,811
△ 255
己
資
本
自己資本比率 (%)
Page 39
15/3末
© NEC Corporation 2015
14実績
《参考》 貸借対照表の状況 (15/3末)
総資産 2兆6,207億円
(前年度末比 +1,153億円)
前年度末比
(億円)
流動資産
1兆5,768億円
負 債
+739
△12
1兆7,365億円
売掛債権の増加
固定資産
1兆439億円
退職給付に係る資産の増加
純資産
+414
+1,165
8,842億円
当期純利益の計上
退職給付に係る調整累計額の増加
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© NEC Corporation 2015
14実績
フリー・キャッシュ・フローの状況
(億円)
営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
フリー・キャッシュ・フロー
2,000
1,500
1,000
△構造改革
+液晶特許売却
+退職給付信託
1,437
941
420
552
879
404
500
0
△ 500
△ 389
△ 1,000
△ 1,017
△ 1,500
△M&A
△ルネサス保証金
+株式売却
△M&A
△ 475
△信託受益権
△NECフィールディング
+NECビッグローブ
+株式売却
△ 2,000
12年度
Page 41
13年度
© NEC Corporation 2015
14年度
2015年度 業績予想 (補足)
15予想
セグメント別 業績予想 (3ヵ年推移)
(億円)
売上高
営業損益
1,350
1,281
30,431
パブリック
エンター
プライズ
7,384
29,355
8,219
2,723
7,258
7,402
システム
プラットフォーム
その他
7,808
1,062
748
2,705
テレコム
キャリア
31,000
8,650
586
パブリック
2,900
860
83
110
603
620
640
307
△ 14
314
40
330
40
△ 486
△ 524
△ 630
13年度
14年度
15年度
(予想)
エンター
プライズ
65
テレコム
キャリア
7,800
システム
プラットフォーム
その他
7,289
7,600
5,259
3,741
4,050
13年度
14年度
15年度
(予想)
消去・
配賦不能
※ 予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
15予想
セグメント別 業績予想
(億円)
売上高
営業利益
その他
15年度
営業利益予想
パブリック
13%
28%
パブリック
1,350億円
860
テレコム
キャリア
640
エンター
プライズ
15年度
売上高予想
9%
システム
プラットフォーム
3兆1,000億円
システム
プラットフォーム
エンター
プライズ
25%
110
330
その他
40
テレコムキャリア
25%
※ 予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
15予想
パブリック
(億円)
前年度比
8,650
8,219
売上高
7,384
+5.2%
+11.3%
営業利益率
9.9%
9.1%
748
8,650億円
(+5.2%)
r 官公向け、公共向けを中心に増加を
見込む
▐ 営業利益
860億円
(+112億円)
r 売上増、原価低減、不採算案件の減など
により増益を見込む
7.9%
営業
利益
▐ 売上高
860
586
13年度
14年度
15年度
(予想)
※ 予想値は、2015年4月28日現在、カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
15予想
エンタープライズ
(億円)
前年度比
売上高
2,723
(+7.2%)
r 製造業向け、流通・サービス業向けともに
増加を見込む
▐ 営業利益
+7.2%
△0.7%
営業
利益
2,900億円
2,900
2,705
営業利益率
2.4%
▐ 売上高
3.1%
3.8%
110億円
(+27億円)
r 売上増に加え、収益性改善などにより
増益を見込む
110
83
65
13年度
14年度
15年度
(予想)
※ 予想値は、2015年4月28日現在、カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
15予想
テレコムキャリア
(億円)
前年度比
売上高
7,258
8.4%
8.2%
620
640
営業
利益
13年度
s 国内は微減を見込む
▐ 営業利益
営業利益率
603
(+5.4%)
+5.4%
+2.0%
8.3%
7,800億円
r 海外はモバイルバックホール、TOMS、
海洋システムなどで増加を見込む
7,800
7,402
▐ 売上高
14年度
640億円
(+20億円)
r 海外を中心とした売上増により
増益を見込む
TOMS: Telecom Operations and Management Solutions
15年度
(予想)
※ 予想値は、2015年4月28日現在、カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
15予想
システムプラットフォーム
(億円)
前年度比
売上高
7,808
7,600
7,289
3.9%
△6.6%
4.3%
営業
利益
307
13年度
314
14年度
4.3%
7,600億円
(+4.3%)
r サーバやネットワーク、ソフトウェアなどの
ソリューションプラットフォームを中心に
増加を見込む
▐ 営業利益
+4.3%
営業利益率
▐ 売上高
330億円
(+16億円)
r 売上増や更なる原価低減により
増益を見込む
330
15年度
(予想)
※ 予想値は、2015年4月28日現在、カッコ内の%は前年度比
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© NEC Corporation 2015
15予想
その他
(億円)
前年度比
売上高
5,259
営業利益率
△ 0.3%
営業
損益
+8.2%
△28.9%
1.1%
1.0%
40
40
4,050億円
(+8.2%)
r 携帯電話端末事業が減少も
エネルギー事業などの増加を見込む
▐ 営業損益
4,050
3,741
▐ 売上高
40億円
(±0億円)
w エネルギーの損益が改善するものの
前年にあった知財関連の一過性の利益
計上の影響などにより前年並みを見込む
△14
13年度
14年度
15年度
(予想)
※ 予想値は、2015年4月28日現在、カッコ内の%は前年度比
Page 49
© NEC Corporation 2015
売上高増減
15予想
(前年度比)
(億円)
携帯電話端末事業が減少も
エネルギー事業などが増加
サーバやネットワーク、ソフトウェアなどの
ソリューションプラットフォームを中心に
増加を見込む
システム
プラットフォーム
+311 (+4.3%)
国内は微減を見込む
海外はモバイルバックホール、TOMS、
海洋システムなどで増加を見込む
製造業向け、流通・サービス業向け
ともに増加を見込む
その他
+309
(+8.2%)
15年度
(予想)
31,000
テレコムキャリア
+399 (+5.4%)
エンタープライズ
+195 (+7.2%)
14年度
29,335
パブリック
+431 (+5.2%)
官公向け、公共向けを中心に
増加を見込む
※ 予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
営業利益増減
15予想
(前年度比)
エネルギーの損益が改善するものの
前年にあった知財関連の一過性の
利益計上の影響などにより前年並み
売上増や更なる原価低減
により増益を見込む
(億円)
費用増など
消去・
システム
プラットフォーム その他 配賦不能
±0 △106
+16
エンタープライズ
15年度
+27
(予想)
売上増に加え、収益性改善
などにより増益を見込む
14年度
テレコム
キャリア +20
1,281
1,350
海外を中心とした売上増
により増益を見込む
パブリック
+112
売上増、原価低減、
不採算案件の減などにより
増益を見込む
※ 予想値は、2015年4月28日現在
Page 51
© NEC Corporation 2015
当期純利益増減
パブリック
エンタープライズ
テレコムキャリア
システムプラットフォーム
消去・配賦不能
14年度
+112
+27
+20
+16
△106
15予想
(前年度比)
(億円)
退職給付費用の改善 (+104)
持分法による投資利益の減少
為替差益の減少など
15年度
(予想)
営業外損益改善
+10
営業利益改善
+69
573
650
その他
△2
少数株主損益の悪化
特別損益の改善など
※ 予想値は、2015年4月28日現在、
15年度 (予想) の 「当期純利益」 は、親会社株主に帰属する当期純利益の金額を表示
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© NEC Corporation 2015
15予想
設備投資額・減価償却費・研究開発費
(億円)
前年度比
13年度
14年度
実績
実績
前年度比
15年度
前年度比
予想
設備投資額 *
408
374
△ 8.3%
500
+ 33.6%
減価償却費
452
485
+ 7.4%
500
+ 3.1%
研究開発費
1,427
1,342
△ 6.0%
1,450
+ 8.0%
売上高比率
4.7%
4.6%
4.7%
* 信託受益権の取得は含まず
設備投資額
減価償却費
500
408
374
452
485
+33.7%
研究開発費
500
1,427
1,342
+3.1%
1,450
+8.0%
売上高
比率
13年度
14年度
15年度
(予想)
13年度
14年度
15年度
(予想)
4.7%
4.6%
4.7%
13年度
14年度
15年度
(予想)
※ 予想値は、2015年4月28日現在
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© NEC Corporation 2015
2015中期経営計画の進捗 (補足)
2015
中期経営計画
社会ソリューション事業への注力
l NEXCO西日本の基幹ネットワーク、
沖縄県西原町の新庁舎ネットワークなどSDNで構築
l 国内MVNO事業者向けvMVNOソリューションが商用稼働開始
l 韓国大手通信事業者KTとSDN領域で協業
l テレコムオーストリア向けvCPEトライアルを実施
l NTTドコモのネットワーク仮想化技術開発のパートナーベンダーに選定
l NECとNetCracker、通信キャリア向け
SDN/NFV領域におけるグローバル体制強化
ビッグ
SDN
l 鴻海グループとデータセンター事業で協業
データ
l テレフォニカブラジルにおいて
仮想CPEサービスの商用ネットワーク
による大規模トライアルを開始
セーフティ
l 中国電力 島根原子力発電所2号機に
「大規模プラント故障予兆監視システム」納入
l 上水道管の漏水を早期発見する
「漏水監視サービス」 発売
l スペイン サンタンデール市における
ゴミ収集管理サービスの高度化事業に参画
l 米テキサス州立大学と水の保全管理など
社会インフラプロジェクトで提携
クラウド
l IHI運搬機械の機械式立体駐車場向け
遠隔監視保守システム基盤、
住友生命グループ会社向け共通IT基盤、
明治フレッシュネットワークの
業務システム基盤などにクラウド基盤サービス
「NEC Cloud IaaS」 を提供
l 「サイバーセキュリティ・ファクトリー」
本格稼働
l 米国国立標準技術研究所 (NIST) の
顔認証技術、指紋認証技術の
エネルギー
ベンチマークテストで第1位評価獲得
l アルゼンチン ティグレ市が街中監視システムに
n 世界トップクラスの蓄電システム事業会社
顔認証技術を導入
「NEC Energy Solutions」 設立
l テイパーズに顔認証技術を利用した
本人確認システムを提供
l イギリスの大手電力会社に欧州最大クラスの
大容量リチウムイオン蓄電システムを納入
l エボラ出血熱対策として
赤外線サーモグラフィ納入
l 東京ミッドタウンに国内最多125台の
l 豊島区で、世界初の
EV・PHV用充電インフラを導入
MVNO
vMVNO
「群衆行動解析技術」 を用いた総合防災システムを構築
vCPE
l インターポール・デジタル犯罪捜査支援センターの中核システム納入
NFV
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© NEC Corporation 2015
:
:
:
:
Mobile Virtual Network Operator
Virtualized MVNO
virtualized Customer Premises Equipment
Network Functions Virtualization
アジアへの注力、現地主導型ビジネスの推進
2015
中期経営計画
l インドで携帯電話基地局への
l 韓国大手通信事業者KTと
エネルギーマネジメントシステム導入に向けた実証実験を開始
SDN領域で協業
l インドのホテルグループLemon Tree Hotelsに
顔認証ソリューションを納入
l 日米を結ぶ太平洋横断大型光海底ケーブル
l インド Surat州政府警察にNeoFace納入
「FASTER」 を受注
l バングラデシュ国ダッカ市の
交通料金システム統合に向けたプロジェクトを開始
l ミャンマー国際コンベンションセンターの
ICTインフラを構築
l 東南アジアと米国を結ぶ光海底ケーブル
「SEA-US」 の建設請負契約を締結
l タイと香港を結ぶ光海底ケーブルシステムを受注
l タイのPBSテレビから地上デジタルテレビ放送用送信機を受注
l タイの自動車部品・工作機械メーカーに
PLMクラウドサービス 「Obbligato for SaaS」 を提供
l シンガポールSMRT社向けに
バスの運行サービス向上を支援するソリューションを提供
l シンガポール経済開発庁 (EDB) とサイバーセキュリティ、
スマートエネルギー、ヘルスケア、IoT領域でMOUを締結
l オーストラリア国防省のサーバおよびストレージの運用管理業務を受注
l オーストラリア リバプール市がパブリックセーフティ網にNECの無線伝送装置 「iPASOLINK EX」 を採用
l オーストラリア大手通信事業者オプタスから運用支援システムを受注
Page 56
© NEC Corporation 2015
グローバル事業拡大への取り組み
l EMEA
2015
中期経営計画
l 米州
• イギリスの放送インフラ事業者アキーバ社と
英国放送協会BBCの4K地上波
ライブ実験放送に向けた環境を構築
• Ymens社とルーマニア政府向け
クラウド電子政府サービスに向けた
パートナーシップを締結
• ブラジル・ナタル市の
スタジアムICTシステムを構築
• ブラジル最大手テレビ局の
4K地上波ライブ実験放送
に向けた環境を構築
• アルゼンチン ティグレ市が
街中監視システムに
NECの顔認証技術を導入
• スペイン サンタンデール市の
ゴミ収集管理サービスの
高度化事業に参画
• メキシコ宇宙庁と衛星開発で協力
• オランダのデイコムと共同で、
ルーマニアの農場で農業ICTの実証実験を実施
• 米テキサス州立大学と
社会インフラプロジェクトで提携
• ザンビアのザムテル社からマイクロ無線バックボーン/
アクセスを受注
• コロンビアの学校や公民館にICT環境を構築
• エボラ出血熱対策として
赤外線サーモグラフィを納入
Page 57
© NEC Corporation 2015
安定的な財務基盤の構築
2015
中期経営計画
▐ NECフィールディングの完全子会社化
▐ ソフトウェア、ハードウェアの開発・生産子会社の再編
l
NECソリューションイノベータ、NECプラットフォームズの発足
l
埼玉日本電気、長野日本電気の機能を2016年度末までに移管
▐ 業務改革推進プロジェクトの着手
l
Page 58
本社管理部門および事業部門のスタフ業務の大半をNECマネジメント
パートナーに集約し、同社ではグループ共通のスタフとして
全体最適の観点で制度・プロセスの標準化・業務改革を実行
© NEC Corporation 2015
参考資料 (業績データ)
全社売上高・営業損益推移
4.8%
3.3%
△ 1.2%
2.1%
△ 1.2%
△ 3.4%
9,596
9,335
9,018
8,163
売上高
+6.4%
7,220
6,315
△2.5%
+5.4%
7,430
7,261
7,004
6,401
5,987
△9.0%
+7.9%
△3.0%
△5.6%
△2.7%
6,772
△2.3%
△3.3%
+1.4%
△6.5%
924
825
営業
損益
552
428
244
2Q
3Q
4Q
1Q
141
△71
△218
△79
1Q
286
234
222
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
<4~6月> <7~9月><10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月> <1~3月>
12年度
Page 60
13年度
© NEC Corporation 2015
(億円)
前年
同期比
3.9%
3.0%
3.4%
営業利益率
9.9%
8.6%
6.8%
14年度
海外売上高推移
20.5%
18.9%
海外売上高比率
16.7%
20.9%
20.8%
21.1%
(億円)
19.7%
18.0%
16.8%
16.4%
15.4%
14.2%
1,382
1,362
海外売上高
1,578
1,523
1,211
1,284
+11.8%
1,253
1,678
+3.2%
+6.3%
3Q
4Q
△0.8%
+14.1%
+8.1%
+11.2%
1,426
+22.9%
1,208
△1.9%
974
1,511
+3.7%
+24.0%
△15.4%
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
<4~6月> <7~9月><10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月> <1~3月>
12年度
Page 61
13年度
© NEC Corporation 2015
14年度
前年
同期比
パブリック 売上高・営業利益推移
10.7%
10.1%
8.8%
12.5%
10.2%
9.8%
8.0%
前年
同期比
8.7%
5.9%
2,959
営業利益率
0.3%
0.1%
1.1%
2,710
2,545
+9.2%
+6.5%
+3.7%
1,981
1,814
1,767
1,640
1,620
1,492
売上高
1,464
1,149
371
+15.7%
258
265
+10.1%
+1.7%
203
176
158
142
143
89
1
1Q
+10.6%
+9.9%
+12.3%
営業
利益
+12.1%
+9.1%
1,266
+2.4%
16
4
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
<4~6月> <7~9月><10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月> <1~3月>
12年度
Page 62
13年度
© NEC Corporation 2015
14年度
(億円)
エンタープライズ 売上高・営業損益推移
7.4%
6.7%
4.5%
4.4%
0.3%
△ 3.3%
△ 4.1%
△ 5.3%
826
815
737
723
713
688
590
+7.2%
587
+3.7%
+18.9%
500
607
+1.3%
612
544
+0.8%
+2.8%
+17.4%
+16.1%
+1.3%
+10.7%
売上高
△7.4%
+12.1%
営業
損益
60
46
33
△27
1Q
2
2Q
3Q
4Q
1Q
△18
△2
2Q
3Q
4Q
55
40
31
△24
1Q
5
2Q
3Q
4Q
<4~6月> <7~9月><10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月> <1~3月>
12年度
Page 63
13年度
© NEC Corporation 2015
(億円)
前年
同期比
0.9%
△ 0.3%
営業利益率
6.7%
5.6%
14年度
テレコムキャリア 売上高・営業利益推移
(億円)
13.0%
11.3%
9.7%
15.4%
7.7%
営業利益率
6.8%
5.1%
10.8%
8.2%
7.2%
3.6%
2.9%
2,369
2,190
売上高
2,003
1,875
1,551
1,663
+3.3%
+10.6%
1,727
1,708
1,510
△4.0%
+0.8%
+3.8%
△1.1%
△0.7%
366
△2.0%
285
227
182
179
138
127
124
123
56
1Q
1,815
+9.4%
1,540
+6.0%
+11.7%
営業
利益
+8.2%
1,800
2Q
3Q
4Q
1Q
43
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
88
3Q
4Q
<4~6月> <7~9月><10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月> <1~3月>
12年度
Page 64
13年度
© NEC Corporation 2015
14年度
前年
同期比
システムプラットフォーム 売上高・営業損益推移
(億円)
8.6%
8.0%
6.6%
8.6%
4.3%
2.6%
4.3%
2.5%
営業利益率
3.5%
1.5%
△ 1.1%
2,443
△ 4.2%
売上高
1,631
+11.6%
営業
損益
1,931
1,673
△2.7%
+16.4%
1,857
1,669
1,577
△5.4%
+11.0%
△7.5%
84
△18
3Q
4Q
1Q
183
80
25
△66
2Q
△12.8%
△8.2%
209
42
1Q
1,705
△3.3%
168
135
1,785
+5.9%
+1.3%
+10.8%
2,130
2,099
2,041
2Q
3Q
4Q
1Q
62
2Q
44
3Q
4Q
<4~6月> <7~9月><10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月> <1~3月>
12年度
Page 65
13年度
© NEC Corporation 2015
14年度
前年
同期比
その他 売上高・営業損益推移
10.8%
9.4%
6.7%
5.4%
前年
同期比
2.3%
0.7%
△ 1.6%
営業利益率
△ 2.4%
△ 3.4%
△ 6.2%
△ 6.1%
△ 6.9%
売上高
1,938
1,801
1,634
1,484
△5.7%
1,431
+10.4%
1,437
1,218
△18.7%
△34.2%
△12.1%
△37.2%
営業
損益
933
△21.3%
△20.5%
△26.9%
△44.1%
△101
3Q
99
96
97
2Q
1,051
958
800
△34.9%
210
△36
1Q
1,173
△3.5%
4Q
△99
1Q
8
△20
2Q
3Q
△49
4Q
1Q
22
2Q
△31
3Q
4Q
<4~6月> <7~9月><10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月><1~3月> <4~6月> <7~9月> <10~12月> <1~3月>
12年度
Page 66
13年度
© NEC Corporation 2015
(億円)
14年度
為替レートの推移
(円)
150
ユーロ/円 実勢レート
為替レート前提
145
140
135
売上平均レート 139.68円
130
125
125
ドル/円 実勢レート
120
為替レート前提
115
売上平均レート 108.42円
110
105
100
95
4/1
Page 67
4/30
5/30
6/30
7/31
8/29
9/30
10/31
© NEC Corporation 2015
11/28
12/31
1/30
2/27
3/31
株価の推移
(円)
20,000
420
12/9 R&D説明会
7/30 1Q決算発表
19,500
10/30 2Q決算発表
19,000
400
18,500
380
18,000
7/2 宇宙事業説明会
17,500
360
17,000
16,500
340
4/28 決算発表
16,000
15,500
320
15,000
1/29 3Q決算発表
6/23 株主総会
14,500
NEC
14,000
日経平均
300
13,500
280
4 /1
Page 68
4 / 30
5 /3 0
6 / 30
7 /3 1
8 /2 9
9 /3 0
© NEC Corporation 2015
1 0 /3 1
1 1 /2 8
12 /3 0
1 /3 0
2 / 27
3 /3 1
<将来予想に関する注意>
本資料には日本電気株式会社および連結子会社 (以下NECと総称します。) の戦略、財務目標、技術、製品、サービス、業績等に
関する将来予想に関する記述が含まれています。将来予想は、NECが金融商品取引所や関東財務局長等の規制当局に提出する他
の資料および株主向けの報告書その他の通知に記載されている場合があります。NECは、そのような開示を行う場合、将来予想に
関するセーフハーバー (safe-harbor) ルールに準拠しています。これらの記述は、現在入手可能な仮定やデータ、方法に基づいて
いますが、そうした仮定やデータ、方法は必ずしも正しいとは限らず、NECは予想された結果を実現できない場合があります。また、こ
れら将来予想に関する記述は、あくまでNECの分析や予想を記述したものであって、将来の業績を保証するものではありません。この
ため、これらの記述を過度に信頼することは控えるようお願いします。また、これらの記述はリスクや不確定な要因を含んでおり、様々
な要因により実際の結果とは大きく異なりうることをあらかじめご了承願います。実際の結果に影響を与える要因には、(1)NECの事
業領域を取り巻く国際経済・経済全般の情勢、(2)市場におけるNECの製品、サービスに対する需要変動や競争激化による価格下
落圧力、(3)激しい競争にさらされた市場においてNECが引き続き顧客に受け入れられる製品、サービスを提供し続けていくことがで
きる能力、(4)NECが中国等の海外市場において事業を拡大していく能力、(5)NECの事業活動に関する規制の変更や不透明さ、
潜在的な法的責任、(6)市場環境の変化に応じてNECが経営構造を改革し、事業経営を適応させていく能力、(7)為替レート (特
に米ドルと円との為替レート) の変動、(8)NECが保有する上場株式の減損をもたらす株価下落など、株式市場における好ましくな
い状況や動向、(9)NECに対する規制当局による措置や法的手続による影響等があります。将来予想に関する記述は、あくまでも
公表日現在における予想です。新たなリスクや不確定要因は随時生じるものであり、その発生や影響を予測することは不可能であり
ます。また、新たな情報、将来の事象その他にかかわらず、NECがこれら将来予想に関する記述を見直すとは限りません。
本資料に含まれる経営目標は、予測や将来の業績に関する経営陣の現在の推定を表すものではなく、NECが事業戦略を遂行するこ
とにより経営陣が達成しようと努める目標を表すものです。
本資料に含まれる記述は、有価証券の募集を構成するものではありません。いかなる国・地域においても、法律上証券の登録が必要
となる場合は、有価証券の登録を行う場合または登録の免除を受ける場合を除き、有価証券の募集または売出しを行うことはできま
せん。
(注)
当社の連結財務諸表作成に関する会計基準は 「日本基準」 を採用しています。
年度表記について、2012年度は2013年3月期、2013年度は2014年3月期 (以下同様) を表しています。